JP3868900B2 - 弾球遊技機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パチンコ遊技装置等の弾球遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、パチンコ遊技装置の遊技盤にはランプや表示装置等が設けられ、光や動画像による種々の演出が行われている。近時、動画像による演出には趣向を凝らしたものが数多く登場しており、パチンコ遊技装置における演出の重要性は益々高まっている。その一方で、パチンコ遊技本来の面白さが失われることがないように、遊技盤上を遊技球が落下する経路を充分に確保する必要もある。
【0003】
従来のパチンコ遊技装置として、透明基板からなる遊技盤の裏面に、絵柄が形成された演出シートが設けられているパチンコ遊技装置が存在する(例えば、特許文献1参照)。また、透明基板からなる遊技盤を備えたパチンコ遊技装置であって、遊技盤に、遊技盤の背面側を視認可能とするように構成された領域と、当該遊技盤の背面側を視認不可能とするように構成された領域とを設けることによって、遊技盤の裏面に配置された機構部材の一部を視認可能とすることができるパチンコ遊技装置も存在する(例えば、特許文献2参照)。
【0004】
これらのパチンコ遊技装置によれば、表示装置を遊技盤の裏面に配置することが可能であり、遊技球が落下する経路を広く確保することができる。また、遊技球が落下する経路を広く確保することにより、入賞口や役物(以下、入賞口等ともいう)の配置の自由度を向上させることができるため、バリエーションに富んだ遊技を提供することが可能となる。さらに、遊技盤が、通常のパチンコ遊技装置に設けられた遊技盤とは異なって見えるため、遊技盤に対しても興味や関心を抱かせることもできる。
【0005】
【特許文献1】
特開2000−61047(第1−6頁)
【特許文献2】
特開2000−51464(第1−13頁)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、透明基板からなる遊技盤を備えたパチンコ遊技装置においては、入賞口等の裏側から排出される遊技球が、上方から落下してくる遊技球等と衝突し、遊技球が予期しない方向へ弾き飛ばされた結果、遊技盤や、遊技盤の裏側に設けられた表示装置等に衝突して、遊技盤や表示装置等に傷や白化が生じ、遊技盤の美観が損なわれてしまうという問題がある。
なお、入賞口等の配置によっては、このような遊技球同士の衝突を防止することも可能であると考えられるが、結局、入賞口等の設定の自由度を制限してしまうことになるため、バリエーションに富んだ遊技を提供することが困難になり、遊技盤を透明基板とすることで得られる効果を充分に享受することができないこととなる。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上述した問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、遊技盤の美観を長期間にわたって保持することができる弾球遊技機を提供することにある。
【0008】
即ち、本発明の弾球遊技機は、透明基板からなり、遊技球が通過し得る貫通孔が形成されるとともに、その裏面に遊技球が通過し得る空間を有した遊技盤と、
上記貫通孔の上方から落下する遊技球と上記貫通孔を通過する遊技球との衝突を防止するために、上記遊技盤の裏面側で、かつ、上記貫通孔の上部位置に設けられた衝突防止部材とを有することを特徴とする。
【0009】
本発明の弾球遊技機によれば、衝突防止部材が設けられているため、上記貫通孔の上方から落下する遊技球と、上記貫通孔を通過する遊技球とが衝突することがなく、遊技球同士の衝突により、予期しない方向へ弾き飛ばされた遊技球が、遊技盤や、遊技盤の裏側に設けられた可変表示部等に衝突することを防止することができる。また、上記衝突防止部材は、該衝突防止部材が遊技盤の裏面に設けられる位置や角度等を選択することにより、上記衝突防止部材に衝突した遊技球が跳ね返る方向を設定することが可能であるため、該衝突防止部材に衝突して跳ね返った遊技球が、遊技盤や、遊技盤の裏側に設けられた可変表示部等に衝突しないようにすることができる。従って、遊技球が衝突することによって遊技盤に傷や白化が生じたり、可変表示部に傷が付いたりすることを防止することができる。その結果、長期間にわたって遊技盤の美観を保持することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明の実施例について図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の弾球遊技機を模式的に示す正面図である。
なお、以下において説明する実施例においては、本発明の弾球遊技機の好適な実施例として、本発明をパチンコ遊技装置に適用した場合を示す。
【0011】
パチンコ遊技装置10には、本体枠12と、本体枠12に組み込まれた遊技盤14と、遊技盤14の前面に設けられた本体枠12の窓枠16と、窓枠16の下側で本体枠12の前面に設けられた上皿20及び下皿22と、下皿22の右側に設けられた発射ハンドル26と、が配置されている。発射ハンドル26の裏側には、遊技球を発射するための発射モータ28が設けられている。
【0012】
遊技盤14は、厚さ5mm程度のアクリル樹脂製の透明基板(図示せず)からなり、その前面には、略円環形状のガイドレール30が、遊技盤14の前方へ突出するように植設されている。遊技盤14において、このガイドレール30によって囲まれている領域が、遊技盤14上に打ち出された遊技球が通過し得る領域(以下、遊技球通過領域ともいう)である。
遊技盤14は、遊技球通過領域に相当する部分が透明であるが、遊技球通過領域以外の領域に相当する部分は、着色が施されて不透明となっている。
また、遊技球通過領域に相当する部分の一部(後述する大入賞口38が設けられている周辺部分等)にも、大入賞口38の近傍に設けられるシャッタ40の駆動に必要な電力を供給するための配線を隠すために、着色が施されて不透明となっている部分が存在する。
【0013】
遊技盤14の前面には、複数の障害釘が、遊技盤14の前方向へ突出するように植設されている。また、これらの複数の障害釘は、その先端が遊技盤14に3mm程度埋め込まれるように植設されている。なお、本明細書において、パチンコ遊技装置10と、後述するパチンコ遊技装置50とは、パチコン機をも含む概念である。また、遊技盤14の裏側には板状体100(図示せず)が設けられ、さらに、その裏側には液晶パネル32(可変表示部)が設けられている。この板状体100には、中空部(図示せず)と排出部(図示せず)とが形成されており、遊技盤14の前方から液晶パネル32を視認することができるようになっている。板状体100については、後で図面を用いて詳述することにする。
なお、図中では、液晶パネル32に、複数の六角形を配置した地模様からなる背景画像と、4匹の豚を示すキャラクタ画像と、「7」−「6」−「7」の3つの変動図柄画像と、保留された可変表示ゲームの回数に対応した4つのハートを示す画像とが表示されている様子を示している。
【0014】
また、遊技盤14の下部には、開閉動可能なシャッタ40を備えた大入賞口38が設けられており、その下側には、入賞口等に入らなかった遊技球を排出するためのアウト口39が設けられている。
遊技盤14の左中央部分と右中央部分とには、入賞口54a及び54bが設けられている。また、遊技盤14の右下部分と左下部分とには、入賞口54c及び54dが設けられている。遊技盤14の中央部分より下側には、始動口44が設けられている。所定の条件が満たされると、始動口44の左右の両側に設けられた可動片58a及び58bがソレノイドにより動作して、始動口44が所定の期間、開放状態となり、始動口44に遊技球が入りやすくなる。入賞口54a〜54d、始動口44及び大入賞口38は、透光性の樹脂製の部材を含んで構成されているため、遊技盤の後方から光が照射されることにより、これらの入賞口及び役物が光って見え、遊技盤の美観を高めることができる。
【0015】
さらに、入賞口54a及び54bの下側には、遊技球の経路を所定の方向に誘導するための転動誘導部材60a及び60bが設けられている。また、遊技盤14の外側の上左側と上右側とには装飾ランプ36a及び36bが設けられている。
【0016】
図2は、図1に示したパチンコ遊技装置のA−A線断面図である。なお、説明の便宜上、図2にはパチンコ遊技装置を構成する遊技盤のみを示している。また、図2において、図1に示した転動誘導部材60aは図示していない。
遊技盤14と液晶パネル32との間には、厚さ30mmの板状体100が設けられている。また、板状体100には、中空部101が形成されており、遊技盤14の裏側から排出される遊技球は、この中空部101内を落下するのである。
【0017】
通常、遊技球の径は11mmであるので、板状体100は、遊技球の径以上の厚さを有する。板状体100の厚さは15〜60mmであることが望ましい。15mm未満であると、中空部101に受け入れられた遊技球が液晶パネル32と衝突し易く、一方、60mmを超えると、遊技盤自体が厚くなりすぎるおそれがあるからである。
【0018】
また、入賞口54aは、その先端に鈎部354a′が形成された取付脚354aを備えており、遊技盤14に形成された貫通孔154aに取付脚354aが挿入されるとともに、鈎部354a′が遊技盤14に掛止されることにより、遊技盤14に取り付けられている。入賞口54aの下側に設けられた入賞口54cについても同様であり、遊技盤14に形成された貫通孔154cに取付脚354cが挿入されるとともに、鈎部354c′が遊技盤14に掛止されることにより、遊技盤14に取り付けられている。これにより、入賞口54aに入った遊技球は取付脚354a上を通って鈎部354a′の先端から落下するため、遊技球が遊技盤14に接触することがなく、遊技盤14に傷や白化が生じることを防止することができる。
【0019】
さらに、遊技盤14の裏面であって、遊技盤14に形成された貫通孔154cの上部に位置する箇所には、円弧板形状の衝突防止部材454cが設けられている。これにより、貫通孔154aから排出されて中空部101内を落下する遊技球と、貫通孔154cから排出される遊技球とが衝突することを防止することができる。なお、この衝突防止部材454cは、図2に示すように、貫通孔154cの後方を覆うように設けられているため、遊技球が貫通孔154cから勢いよく飛び出しても、遊技球が遊技盤14の後方に設けられた液晶パネル32に衝突することを防止することができる。
【0020】
なお、図2では、入賞口54a及び54cについて説明したが、他の入賞口54b及び54d、始動口44、並びに、大入賞口38(図1参照)も、その先端に鈎部が形成された取付脚を備え、遊技盤14に形成された貫通孔に上記取付脚が挿入されるとともに、上記鈎部が遊技盤14に掛止されることにより、遊技盤14に取り付けられている。また、遊技盤14の裏側であって、入賞口54d、始動口44、大入賞口38及びアウト口39の上部に位置する箇所には、衝突防止部材454cと同様の衝突防止部材が設けられている。
【0021】
次に、パチンコ遊技装置10の遊技盤14に植設された障害釘について図面を用いて説明する。
図3(a)は、本発明に係る遊技盤に障害釘が植設された様子を示す斜投影図であり、(b)は、遊技盤に障害釘が植設された様子を模式的に示す部分拡大断面図である。
【0022】
図3(a)及び(b)に示すように、遊技盤を構成する透明基板64には、障害釘を比較的容易に植設可能な樹脂素材(例えば、ポリ塩化ビニル樹脂等の軟質樹脂素材等)からなる基材に、障害釘66が植設された釘部材65、67が、透明基板64に形成された取付孔(図示せず)に嵌め込まれている。なお、釘部材65には3本の障害釘66が植設されている。
このようにすることにより、透明基板64に割れ等が発生することを防止することが可能であり、不良品発生率の低減を図ることができる。
【0023】
なお、遊技盤に障害釘を植設する方法としては、上述した例以外に、例えば、遊技盤となる透明基盤に、釘打ち機(例えば、エア釘打ち機等)により障害釘を植設する方法を挙げることが可能である。なお、この方法により透明基板に障害釘を植設する場合には、予め障害釘を植設する位置に下孔を形成しておくことが望ましい。透明基板に割れ等が発生することを防止して、不良品発生率を低減することができるからである。
【0024】
次に、パチンコ遊技装置10に設けられる遊技盤14、その裏側に設けられる液晶パネル32、及び、遊技盤14と液晶パネル32との間に設けられる板状体100について、図面を用いて説明する。
【0025】
図4は、遊技盤14、液晶パネル32及び板状体100を模式的に示す分解斜視図である。なお、図4において、図2に示した取付脚354a、354c、及び、衝突防止部材454cは図示していない。また、他の入賞口、始動口、及び、大入賞口に備えられている取付脚や、遊技盤の裏面に設けられた衝突防止部材等も図示していない。
遊技盤14は、アクリル樹脂製の透明基板からなるものであり、その厚さは5mm程度である。上述したように、遊技盤14の前面には、ガイドレール30が設けられるとともに、複数の障害釘が設けられている。
この遊技盤14の左右の中央部分と左右の下側とには、計4つの円形状の貫通孔154a〜154dが形成されているが、これらの貫通孔に、上述した入賞口54a〜54dが挿入されて取り付けられる。
遊技盤14の中央部分には、上から順に、貫通孔144、148、及び、アウト口39が形成されており、貫通孔144、148には、始動口44、大入賞口38が、それぞれ挿入されて取り付けられる。
【0026】
遊技盤14上に打ち出された遊技球は、入賞口54a〜54d、大入賞口38、始動口44及びアウト口39のいずれか1に入り、貫通孔154a〜154d、148、144を通り、遊技盤14の裏側へ移動すると、板状体100に形成された中空部101に受け入れられ、中空部101内を落下する。中空部101は、遊技盤14の遊技球通過領域と略同じ大きさを有するので、貫通孔154a〜154d、148、144を通過した遊技球の全てを受け入れることができる。また、中空部101は、略円形状であるため、その内部に受け入れられた遊技球は自然に中空部101の下側に集まる。なお、板状体100は、遊技盤14と別体であってもよく、接着剤等により両者が接着されていてもよい。また、遊技盤14と板状体101とが樹脂からなる場合等には、熱融着により両者が固定されていてもよく、一体成形により両者が一体的に形成されていてもよい。
また、板状体100には、上述したような中空部の下側に、排出部102が設けられており、中空部101の下側に集まった遊技球を、排出部102を介して、中空部101外へ排出することができる。なお、本発明に係るパチンコ遊技装置10において、この中空部101が遊技盤の裏側から排出される遊技球を回収するための球回収空間である。
【0027】
なお、中空部101内を落下した遊技球が板状体100に衝突すると、大きな衝突音が生じてしまい、遊技の妨げとなるおそれがあるので、板状体100の中空部101に接する面には、例えば、衝撃吸収材等が設けられていることが望ましい。また、板状体100の裏側には、液晶パネル32を備えた表示装置が設けられている。
【0028】
このように、パチンコ遊技装置10では、透明基板からなる遊技盤14の裏側に、中空部101と排出部102とが形成された板状体100が設けられ、さらに、板状体100の裏側に液晶パネル32が設けられるため、液晶パネル32に表示される各種の画像が、遊技盤14と中空部101とを介して視認可能となるのである。
【0029】
なお、液晶パネル32の表面には、略透明な保護層が設けられていることが望ましい。予測外の動きをした遊技球が衝突することにより、液晶パネル32が損傷を受けたり、液晶パネル32の表面に傷が発生して、表示される画像が見にくくなってしまったりすることを防止することができるからである。上記保護層としては、例えば、略透明な樹脂製のフィルムや保護板等を挙げることができ、また、これらのものとしては、従来公知のものを用いることができる。
【0030】
次に、遊技盤の裏面に設けられた衝突防止部材、及び、上述した入賞口や始動口に入った遊技球を検知する方法について、図面を用いて説明する。
図5は、遊技盤14と板状体100とを模式的に示した正面図である。
なお、説明の便宜上、板状体100の裏側に設けられた液晶パネル32は図示しておらず、遊技盤14上に設けられた複数の障害釘、始動口144及び入賞口54a〜54d、並びに、大入賞口38等についても、図示していない。
【0031】
遊技盤14には、上述したように、貫通孔154a〜154d、144及び148が形成されており、これらに入った遊技球は、遊技盤14の裏側に設けられた板状体100の中空部101に受け入れられることになる。
【0032】
図5に示すように、遊技盤14の裏面であって、上述した貫通孔154a〜154d、144及び148のうち、貫通孔154c及び154d、並びに、148の上部に位置する箇所には、円弧板形状の衝突防止部材454c及び454d、並びに、248が設けられている。さらに、アウト口39の上部に位置する箇所にも、衝突防止部材239が設けられている。これらの衝突防止部材は、それぞれ貫通孔の側方を覆うように設けられており、これにより、上方から斜めに落下してくる遊技球が、貫通孔から排出される遊技球と衝突することを防止することができる。また、これらの衝突防止部材は、図2において説明したように、上記対応する貫通孔の後方をも覆うように設けられている。
なお、貫通孔154a及び154bの上部に位置する箇所には、その上方から落下してくる遊技球が存在しないため、衝突防止部材が設けられていない。
【0033】
衝突防止部材454cは、貫通孔154cの上部の中央よりも右側にずれた位置に設けられており、貫通孔154aから落下してくる遊技球が衝突すると、左方向へ跳ね返って落下するように構成されているため、衝突防止部材454cに衝突して跳ね返った遊技球と、衝突防止部材248に衝突して跳ね返った遊技球とが衝突してしまうことを防止することができる。
また、衝突防止部材454dは、貫通孔154dの上部の中央よりも左側にずれた位置に設けられており、貫通孔154bから落下してくる遊技球が衝突すると、右方向に跳ね返って落下するように構成されている。
【0034】
また、貫通孔148の上部に位置する箇所に設けられた衝突防止部材248は、アウト口39の上部に位置する箇所に設けられた衝突防止部材239の幅よりも広い幅を有している。このようにすることにより、衝突防止部材248に衝突して跳ね返った遊技球と、衝突防止部材239に衝突して跳ね返った遊技球とが衝突することを防止することができる。
【0035】
上述したように、衝突防止部材454c及び454d、248、並びに、239が構成されることにより、衝突防止部材454c及び454d、248、並びに、239のうち、一の衝突防止部材に衝突して跳ね返った一の遊技球は、他の衝突防止部材に衝突した他の遊技球と衝突することがなくなるため、遊技盤14や液晶パネル32に傷や白化が生じることをより確実に防止することができる。
なお、図示はしていないが、衝突防止部材454c及び454d、248、並びに、239には、後述する発光部260〜271から発せられる赤外線が通過するための貫通孔が形成されている。
【0036】
また、図5に示すように、板状体100の中空部101に隣接する面(以下、隣接面ともいう)には、図5に示すように、12個の発光部260〜271と、12個の受光部280〜291とがそれぞれ対向するように設けられている。発光部260〜265、及び、受光部286〜291は中空部101の左側の隣接面に設けられているのに対して、発光部266〜271、及び、受光部280〜285は中空部101の右側の隣接面に設けられている。各発光部から発せられる赤外線が、対応する受光部によって受光されるように構成されている。受光部280〜291は、発光部260〜271から発せられる赤外線の受光が中断されたとき、検知信号をパチンコ遊技装置10内に備えられた制御部(図示せず)に送信する。
図中、発光部260〜271から発せられる赤外線は、2点鎖線の矢印により示している。また、説明の便宜上、発光部260〜271と受光部280〜291とが隣接面上に露出して設けられているように示しているが、遊技球との衝突を防止するため、板状体100内の埋設されるように設けられることが望ましい。
【0037】
なお、発光部260〜265及び受光部280〜291は、発光部266〜271及び受光部286〜291より手前側に設けられており、そのため、図中において、発光部260〜265から発せられる赤外線と、発光部266〜271から発せられる赤外線とが交差しているように示されているが、厳密には交差せず、発光部260〜265から発せられる赤外線は、発光部266〜271から発せられる赤外線の手前側を通過するのである。
ただし、説明の便宜上、図中において、発光部260〜265から発せられる赤外線と、発光部266〜271から発せられる赤外線とが交差しているように示されている箇所を、交点ともいうことにする。
【0038】
上述した発光部260〜271と、受光部280〜291とは、貫通孔154a〜154d、148、144の裏側に上記交点が生じるように配置されている。従って、入賞口54a〜54d、始動口44及び大入賞口38に遊技球が入ったときには、交点を形成する2本の赤外線のうち、手前側の赤外線が遊技球により遮断され、一定期間後、奥側の赤外線が遮断されるのである。このように、上記制御部が時間差をあけて検出信号を受信したとき、入賞口54a〜54d、始動口44及び大入賞口38に遊技球が入ったと判断するのである。
【0039】
このように、パチンコ遊技装置10では、発光部260〜271と受光部280〜291とにより、入賞口54a〜54d、始動口44及び大入賞口38に入った遊技球を検知するため、遊技球の検知に係る機器や装置(例えば、磁気近接式センサ、機械式センサ等)が遊技盤に設けられることがなく、また、そのような機器や装置に接続される配線が、遊技盤の裏側に設けられるということもない。従って、液晶パネル32に表示される画像が、これらの機器や装置、配線等によって隠れてしまうということがなく、明確に液晶パネル32に表示される画像を視認することができるので、遊技者は演出画像にのめり込んで遊技を楽しむことができる。
【0040】
上述した例においては、パチンコ遊技装置10を構成する板状体100に形成された中空部101が、遊技盤の裏側から排出された遊技球を回収するための球回収空間であるが、本発明の弾球遊技機においては、上記球回収空間を形成する方法としては特に限定されるものではなく、例えば、スペーサ等の部材が遊技盤と可変表示部との間に介装され、遊技球の径以上の間隔があけられることにより球回収空間を形成してもよいし、弾球遊技機の本体枠に取り付けられた遊技盤と該本体枠との間に形成された空間を球回収空間としてもよい。
以下、スペーサ等の部材により球回収空間が形成された本発明の弾球遊技機の一例について、図面を用いて説明する。
【0041】
図6(a)は、本発明の弾球遊技機に係る遊技盤及び可変表示部の構成の一例を模式的に示した正面図であり、(b)は、そのB−B線断面図である。
図6(a)に示すように、遊技盤214には、その中央部分の左右の両側に、入賞口254a及び254bが設けられている。また、入賞口254a、254bの下側には、それぞれ入賞口254c及び254dが設けられている。
さらに、入賞口254c及び254dの間には、始動口242が設けられており、その下側には、大入賞口238が設けられ、さらに、その下側には、アウト口238が設けられている。
なお、図中、始動口242と大入賞口238とについては、遊技盤214に形成される貫通孔のみを示している。また、遊技盤214上に設けられるガイドレールや障害釘等は図示していない。
【0042】
遊技盤214の裏面には、この遊技盤214に対向するように、液晶パネル232が設けられており(図6(b)参照)、液晶パネル232の両側には、板状部材220が固定されている。
また、遊技盤214と板状部材220との間には、遊技盤214の裏面の右側に、上下方向に並ぶように、4本のスペーサ215が固定配置され、遊技盤214の裏面の左側にも同様に、上下方向に並ぶように、4本のスペーサ215が固定配置されている。スペーサ215は四角柱形状を有しており、遊技球の径より長いものである(図6(b)参照)。
【0043】
なお、本発明においては、図6に示した液晶パネル232の裏面に、アクリル樹脂等の透明な樹脂製の支持基板233を設けるとともに、支持基板233の側方に光源(図中、冷陰極蛍光管234a及び234b)を設置して、支持基板233の側面から中央部分へ向けて光を照射し得る構造とすることができる(図7参照)。このようにすることにより、バックライトを有さない液晶表示装置を使用することが可能となる。
このとき、支持基板233の裏面(液晶パネル232が設けられていない側の面)には、図7に示すように、光を反射することが可能な反射層237が設けられていることが望ましい。光源から照射される光を効率よく液晶パネル232へ供給することができるため、液晶パネル232において画像を明るく表示させることができるからである。
なお、図6及び図7に示した方法以外に、例えば、略円環状形状の枠となる部材を遊技盤と可変表示部との間に設けることにより、球回収空間を形成してもよく、複数の棒状体を遊技盤と可変表示部との間に設けることにより球回収空間を形成してもよい。
【0044】
本発明の弾球遊技機に設けられる衝突防止部材としては、上述した例の他に、例えば、図8〜図11に示す衝突防止部材等を挙げることができる。
図8(a)は、本発明の弾球遊技機の遊技盤に設けられた衝突防止部材の別の一例を模式的に示す拡大背面図であり、(b)は、そのD−D線断面図である。なお、図中、2点鎖線の矢印は、遊技球の軌道を示す。
【0045】
図8(a)及び(b)に示すように、透明基板からなる遊技盤124の裏面であって、遊技盤124に形成された円形状の貫通孔125の上部に位置する箇所には、衝突防止部材120が設けられている。遊技盤124上に設けられた入賞口121に入った遊技球1は、貫通孔125を通過して、遊技盤124の裏側から排出される。
衝突防止部材120は、円弧板形状を有しており、その幅は、貫通孔125の直径と略同じ大きさである。また、衝突防止部材120は、遊技盤124に形成された取付孔(図示せず)に嵌め込まれることにより、取り付けられている。
なお、図中に示すように、貫通孔125の上方から落下してくる遊技球2は、衝突防止部材120に衝突して右方向に跳ね返され、そのまま落下する。これにより、上方から落下する遊技球2と、貫通孔125から排出される遊技球1とが衝突することを防止することができる。
【0046】
図9(a)は、本発明の弾球遊技機の遊技盤に設けられた衝突防止部材の別の一例を模式的に示す部分拡大背面図であり、(b)は、そのE−E線断面図である。なお、図中、2点鎖線の矢印は、遊技球の軌道を示す。
【0047】
図9(a)及び(b)に示すように、透明基板からなる遊技盤124の裏面であって、遊技盤124に形成された円形状の貫通孔125の上部に位置する箇所には、入賞口130と一体となった衝突防止部材130aが設けられている。遊技盤214上に設けられた入賞口130に入った遊技球1は、貫通孔125を通過して、遊技盤124の裏側から排出される。
衝突防止部材130aは、図9(a)に示すように、三角屋根形状を有しており、貫通孔125の上方と側方とを覆うように設けられている。また、衝突防止部材130aは、入賞口130を、遊技盤の前面から差し込むことにより、遊技盤124の裏側に設けることができる。これにより、入賞口130の取り付けと同時に衝突防止部材130aを設けることができるため、弾球遊技機の製造を簡略化することが可能となる。
なお、図中には、貫通孔125の上方から落下した遊技球2が、衝突防止部材130aに衝突して右方向に跳ね返され、そのまま落下する様子が示されている。これにより、上方から落下する遊技球2と、貫通孔125から排出される遊技球1とが衝突することを防止することができる。また、貫通孔125の側方も衝突防止部材130aにより覆われているため、上方から斜めに落下してくる遊技球と、貫通孔125から排出される遊技球とが衝突することも防止することができる。
【0048】
図10(a)は、本発明の弾球遊技機の遊技盤に設けられた衝突防止部材の別の一例を模式的に示す拡大背面図であり、(b)は、そのF−F線断面図である。なお、図中、2点鎖線の矢印は、遊技球の軌道を示す。
【0049】
図10(a)及び(b)に示すように、透明基板からなる遊技盤124の裏面であって、遊技盤124に形成された円形状の貫通孔125の上部に位置する箇所には、3本の細い棒状の衝突防止部材170a〜170cが、それぞれ三角形の頂点を形成するように設けられている。遊技盤214上に設けられた入賞口121に入った遊技球1は、貫通孔125を通過して遊技盤124の裏側から排出される。
なお、図中に示すように、衝突防止部材170aと170bとの間隔、及び、衝突防止部材170bと170cとの間隔は、共に遊技球の径よりも狭いため、上方から落下してくる遊技球2は、衝突防止部材170a〜170cのいずれか1により跳ね返され、そのまま落下する。これにより、上方から落下する遊技球2と、貫通孔125から排出される遊技球1とが衝突することを防止することができる。また、遊技盤上に植設される障害釘を用いて衝突防止部材とすることも可能であり、そのようにすることにより、弾球遊技機の製造に必要な部品点数を減らすことができるようになる。
【0050】
上述したような細い棒状の衝突防止部材を用いる場合、該衝突防止部材を植設する位置及び個数は特に限定されるものではない。例えば、上述した例以外に、上記衝突防止部材同士の間隔を狭くし、貫通孔の上部の左側から右側に向かって、下側に傾斜するように上記衝突防止部材を複数個並べて植設してもよい。このようにすることにより、上記衝突防止部材に衝突した遊技球が常に右方向に跳ね返されるようにすることができるようになる。
【0051】
次に、遊技盤の裏面から所定間隔離間して可変表示部が設けられ、衝突防止部材の遊技盤の裏面に対する垂直方向の長さが上記所定間隔である弾球遊技機について説明することとする。
図11は、本発明の弾球遊技機の遊技盤に設けられた衝突防止部材の別の一例を模式的に示す拡大背面図であり、(b)は、そのG−G線断面図である。
なお、図中2点鎖線の矢印は、遊技球の軌道を示す。
【0052】
図11(a)及び(b)に示すように、透明基板からなる遊技盤124の裏面であって、遊技盤124に形成された円形状の貫通孔125の上部に位置する箇所には、衝突防止部材180が設けられている。遊技盤124上に設けられた入賞口121に入った遊技球1は、貫通孔125を通過して、遊技盤124の裏側から排出される。
衝突防止部材180は、円弧板形状を有しており、貫通孔125の上方及び側方を覆うように設けられている。また、貫通孔125の後方も衝突防止部材180により覆われている。さらに、衝突防止部材180は、遊技盤124に形成された取付孔(図示せず)に嵌め込まれることにより、取り付けられている。
なお、図中には、貫通孔125の上方から落下した遊技球2が、衝突防止部材180に衝突して右方向に跳ね返され、そのまま落下する様子が示されている。これにより、上方から落下する遊技球2と、貫通孔125から排出される遊技球1とが、衝突することを防止することができる。また、貫通孔125の側方も衝突防止部材180により覆われているため、上方から斜めに落下してくる遊技球と、貫通孔125から排出される遊技球とが衝突することも防止することができる。また、貫通孔125の後方も衝突防止部材180により覆われており、遊技球が、貫通孔125から勢いよく飛び出しても、衝突防止部材180に衝突し、そこから略真下に落下する(図11(b)参照)ため、遊技球が遊技盤124の後方に設けられた液晶パネル132に衝突することを防止することができる。さらに、遊技盤124と液晶パネル132との間に、所定間隔(遊技球の直径よりもやや大きく、遊技球が落下することが可能である程度の間隔)があけられており、また、衝突防止部材180は、遊技盤124の裏面に対する垂直方向の長さが上記所定間隔であって、貫通孔125の後方を覆っている部分が液晶パネル132と接しているため、球回収空間を形成するためのスペーサ等の部材が不用となり、弾球遊技機の製造に必要な部品点数を減らすことができるようになる。
【0053】
本発明の弾球遊技機において、上記衝突防止部材は、透光性を有する樹脂製の部材からなることが望ましい。上記衝突防止部材が遊技盤の前方から視認されることを防止することができ、それにより、遊技盤の美観が損なわれることをより確実に防止することができるからである。なお、透光性とは、遊技盤の裏側を、上記衝突防止部材を介してはっきり視認できる程度に、上記衝突防止部材が光を透過する性質を有することをいう。
【0054】
さらに、透光性を有する樹脂としては、特に限定されるものではないが、透光性の軟質樹脂であることが望ましい。上記衝突防止部材に遊技球が衝突する衝撃を吸収することができるため、上記衝突防止部材に衝突した遊技球が、大きく跳ね返されることにより、上記板状体に傷や白化が生じたり、上記可変表示部に傷が付いたりすることを防止することができるからである。
透光性を有する軟質樹脂としては、例えば、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリエチレン樹脂等を挙げることができる。
【0055】
上記衝突防止部材の形状としては特に限定されるものではないが、図5、図8及び図11に示したような円弧板形状であることが望ましい。上記衝突防止部材を設ける位置を左右にずらすことにより、上記衝突防止部材に衝突した遊技球が跳ね返る方向を選択することが可能であるため、上記衝突防止部材に衝突した一の遊技球が、他の遊技球と衝突することを防止することができるからである。
また、上記衝突防止部材は、図9に示したような三角屋根形状であることも望ましく、図10に示したような細い棒状の衝突防止部材を複数個用いたものも望ましい。上述した円弧盤形状の衝突防止部材と同様に、衝突防止部材に衝突した遊技球が跳ね返る方向を選択することが可能であるため、上記衝突防止部材に衝突した一の遊技球が、他の遊技球と衝突することを防止することができるからである。さらに、上記衝突防止部材の上面は、平滑であることが望ましい。遊技球が衝突防止部材に衝突した位置によらず、遊技球を一定の方向へ跳ね返すことができるからである。
【0056】
また、上記衝突防止部材は、図5、図9及び図11に示したように、貫通孔の側方が覆われていることが望ましい。上記貫通孔の上方から、斜めに落下してくる遊技球が、上記貫通孔から排出される遊技球と衝突することを防止することができるからである。
【0057】
さらに、上記衝突防止部材は、図5及び図11において説明したように、貫通孔の後方が覆われていることが望ましい。遊技球が上記貫通孔から勢いよく飛び出しても、上記衝突防止部材に衝突して、そこから略真下に落下するため、遊技球が遊技盤の後方の可変表示部等に衝突することを防止することができるからである。
【0058】
また、図11において説明したように、遊技盤の裏面から所定間隔離間して可変表示部が設けられ、上記衝突防止部材の遊技盤の裏面に対する垂直方向の長さが上記所定間隔であることが望ましい。球回収空間を形成するためのスペーサ等の部材が不要となり、弾球遊技機の製造に必要な部品点数を減らすことができるようになるからである。
【0059】
また、可変表示部と接している衝突防止部材の数としては特に限定されるものではないが、3以上の衝突防止部材が可変表示部と接していることが望ましい。遊技盤と可変表示部との平行を保持することができるからである。例えば、図1〜図5において説明したパチンコ遊技装置10においては、衝突防止部材454c及び454d、並びに、239が液晶パネル32と接していることにより、遊技盤14と液晶パネル32との間に所定間隔があけられ、且つ、遊技盤14と液晶パネル32との平行を保持することができるようになる。
【0060】
上記衝突防止部材を遊技盤に取り付ける方法としては特に限定されるものではなく、遊技盤に嵌め込むことにより取り付けてもよいし、透明接着剤等を用いて、遊技盤の裏面に張付することにより取り付けてもよいが、上記衝突防止部材には頻繁に遊技球が衝突するため、両者を併用することにより堅固に取り付けることが望ましい。
【0061】
また、上記衝突防止部材は、該衝突防止部材が遊技盤の裏側に突出した部分が、上方又は下方に傾斜することなく水平に設けられることが望ましい。衝突防止部材が遊技盤の後方に向かって上方に傾斜して設けられていると、上記衝突防止部材に衝突して前方に跳ね返った遊技球が、遊技盤の裏面に衝突するおそれがあり、一方、衝突防止部材が遊技盤の後方に向かって下方に傾斜して設けられていると、上記衝突防止部材に衝突して後方に跳ね返った遊技球が、遊技盤の裏側に設けられた可変表示部に衝突してしまうおそれがあるからである。
【0062】
【発明の効果】
本発明の弾球遊技機によれば、上記衝突防止部材により、上記貫通孔の上方から落下する遊技球と、上記貫通孔を通過する遊技球との衝突を防止することができるため、遊技球同士の衝突により、予期しない方向へ弾き飛ばされた遊技球が、遊技盤や、遊技盤の裏側に設けられた可変表示部等に衝突することを防止することができる。従って、遊技球が衝突することによって遊技盤に傷や白化が生じたり、可変表示部に傷が付いたりすることを防止することができ、長期間にわたって遊技盤の美観を保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るパチンコ遊技装置の一例を模式的に示す正面図である。
【図2】 図1に示したパチンコ遊技装置のA−A線断面図である。
【図3】 (a)は、本発明に係る遊技盤となる透明基板に釘部材が嵌め込まれた様子を模式的に示す斜投影図であり、(b)は、透明基板に釘部材が嵌め込まれた様子を模式的に示す部分拡大断面図である。
【図4】 図1に示したパチンコ遊技装置の遊技盤、可変表示部(液晶パネル)及び板状体を模式的に示す分解斜視図である。
【図5】 図1に示したパチンコ遊技装置の遊技盤及び板状体を模式的に示す正面図である。
【図6】 (a)は、本発明の弾球遊技機に係る遊技盤及び可変表示部の構成の一例を模式的に示した正面図であり、(b)は、そのB−B線断面図である。
【図7】 本発明の弾球遊技機に係る遊技盤及び可変表示部の構成の別の一例を模式的に示した縦断面図である。
【図8】 (a)は、本発明の弾球遊技機の遊技盤に設けられた衝突防止部材の別の一例を模式的に示す部分拡大背面図であり、(b)は、そのD−D線断面図である。
【図9】 (a)は、本発明の弾球遊技機の遊技盤に設けられた衝突防止部材の別の一例を模式的に示す部分拡大背面図であり、(b)は、そのE−E線断面図である。
【図10】 (a)は、本発明の弾球遊技機の遊技盤に設けられた衝突防止部材の別の一例を模式的に示す部分拡大背面図であり、(b)は、そのF−F線断面図である。
【図11】 (a)は、本発明の弾球遊技機の遊技盤に設けられた衝突防止部材の別の一例を模式的に示す部分拡大背面図であり、(b)は、そのG−G線断面図である。
【符号の説明】
10、50 パチンコ遊技装置
14、64、124、214 遊技盤
32、132、232 液晶パネル(可変表示部)
38 大入賞口
39 アウト口
44、130 始動口
54a〜54d、160、254a〜254d 入賞口
65、67 釘部材
66 障害釘
100 板状体
101 中空部(球回収空間)
102 排出部
120、130、160、248、239、454c、454d 衝突防止部材144、148、154a〜154d 貫通孔
260〜271 発光部
280〜291 受光部
215 スペーサ
254a〜254d 入賞口

Claims (5)

  1. 透明基板からなり、遊技球が通過し得る貫通孔が形成されるとともに、その裏面に遊技球が通過し得る空間を有した遊技盤と、
    前記貫通孔の上方から落下する遊技球と前記貫通孔を通過する遊技球との衝突を防止するために、前記遊技盤の裏面側で、かつ、前記貫通孔の上部位置に設けられた衝突防止部材とを有し、
    前記遊技盤には、少なくとも、鉛直方向に並ぶ2つの前記貫通孔が形成され、
    上側の貫通孔の上部位置に設けられた衝突防止部材は、下側の貫通孔の上部位置に設けられた衝突防止部材より、その幅を広くしたことを特徴とする弾球遊技機。
  2. 前記衝突防止部材は、前記貫通孔の側方を覆う形状を有していることを特徴とする請求項1に記載の弾球遊技機。
  3. 前記衝突防止部材は、前記貫通孔の後方を覆う形状を有していることを特徴とする請求項1又は2に記載の弾球遊技機。
  4. 前記貫通孔には、取付脚を備えた入賞口が、前記取付脚が前記貫通孔に挿入されることにより、取り付けられており、
    前記入賞口は、受け入れた遊技球が前記取付脚上を転がることによって前記貫通孔を通過して前記空間に落下するように構成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1に記載の弾球遊技機。
  5. 前記衝突防止部材は、前記貫通孔に取り付けられる入賞口と一体成形され、前記入賞口とともに、前記遊技盤の前面側から取り付けられることを特徴とする請求項1又は2に記載の弾球遊技機。
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