JP3867552B2 - ペン型入力装置及びペン型入力装置制御用プログラム並びに情報入力システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、情報端末機器に情報を入力するための入力装置に係り、特に、情報端末機側で実行されているアプリケーションにおいて情報を入力する際に、その入力に関する機能設定を行うことが可能なペン型入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ペン型の入力装置には、特開2001−175404号の公報例で示されるものがある。これは、PC(Personal Computer)等の外部機器上で実行される図面作成用のCAD(Computer Aided Design)ソフト等に適用され、ペン側において描画する線種や線色などの入力に関する諸機能の設定を行うことが可能であり、その設定内容を無線、あるいは、有線によって外部機器に通知して、ペン側で設定された線種や線色等によって描画を行うことが可能なものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のペン型入力装置は、ペン側で設定を変更して、対応する外部機器に対して設定内容の反映された描画を行うことが可能となっているが、そのペン型入力機器を別の外部機器において利用する場合に、ペン側に設定内容を記憶しておく手段が無いため、改めて設定をし直す必要があり、以前の設定内容を確認して再設定をするなどの手間が生じることになる。
【0004】
そこで、本発明は、このような従来の技術の有する未解決の課題に着目してなされたものであって、装置側において、アプリケーションの情報入力に関する設定を行うことが可能であり、且つ、その設定内容を記憶する手段を備えたペン型入力装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明のペン型入力装置は、情報端末機器に所定の情報を入力するためのペン型入力装置であって、
前記情報端末機器において実行されている所定のアプリケーションの前記情報の入力に関する所定機能の設定を行うための機能設定手段と、
当該機能設定手段によって設定された設定内容および他のペン型入力装置から通知された設定内容を記憶する設定内容記憶手段と、
前記情報端末機器に前記記憶された設定内容を通知し、且つ前記他のペン型入力装置に対して前記設定内容を通知する設定内容通知手段と、
を備えることを特徴とする。
【0006】
このような構成であれば、アプリケーションの実行された情報端末機器において、機能設定手段によって、情報の入力に関する所定機能の設定をし、設定内容記憶手段によって、前記設定内容を記憶し、設定内容通知手段によって記憶された設定内容を情報端末機器に通知することができる。
従って、例えば、情報端末機器側の表示部に、画像を描画するようなときには、描画の線種や線色等を機能設定手段によって設定し、更に、その設定内容は、設定内容記憶手段によってペン型入力装置側に記憶され、なお更に、その記憶された設定内容は、設定内容通知手段によって、情報端末機器に通知されるので、情報端末機器側は、通知された設定内容に基づいて、ペン型入力装置からの情報の入力を処理することが可能となり、ペン側で機能設定が簡易に行えると共に、設定内容は記憶されているので、一度設定した内容を他の情報端末機器に利用することができ便利である。
また、設定内容通知手段は、記憶された設定内容を、他のペン型入力装置に通知し、設定内容記憶手段は、他のペン型入力装置から通知された設定内容を記憶するようにしたので、例えば、他のペン型入力装置に、設定内容を継承するようなときに便利である。
【0007】
ここで、アプリケーションとは、PCやPDA(Personal Digital Assistant)等の情報端末機器において実行される、ワープロソフト、表計算ソフト、描画用ソフト等のソフトウェアであり、これらソフトウェアを実行するための土台となるOS(Operating System)も含むものとする。
また、他の発明は、ペン型入力装置において、前記所定のアプリケーションは、描画機能を有するアプリケーションであり、前記所定機能は、描画情報入力時の描画線幅の設定機能であることを特徴としている。
【0008】
つまり、機能設定手段によって、情報端末機器に対する描画情報の入力における線幅の設定を行えるようにしたものである。これにより、情報端末機器によって画像を描画する際に、その描画情報の入力において、ペン側で簡易に線幅を設定することができるので便利である。
また、他の発明は、ペン型入力装置において、前記所定のアプリケーションは、描画機能を有するアプリケーションであり、前記所定機能は、描画情報入力時の描画線種の設定機能であることを特徴としている。
【0009】
つまり、機能設定手段によって、情報端末機器に対する描画情報の入力における線種の設定を行えるようにしたものである。これにより、情報端末機器によって画像を描画する際に、その描画情報の入力において、ペン側で簡易に線種を設定することができるので便利である。
また、他の発明は、ペン型入力装置において、前記所定のアプリケーションは、描画機能を有するアプリケーションであり、前記所定機能は、描画情報入力時の描画線色の設定機能であることを特徴としている。
【0010】
つまり、機能設定手段によって、情報端末機器に対する描画情報の入力における線色の設定を行えるようにしたものである。これにより、情報端末機器によって画像を描画する際に、その描画情報の入力において、ペン側で簡易に線色を設定することができるので便利である。
【0011】
つまり、設定内容通知手段は、記憶された設定内容を、他のペン型入力装置に通知し、設定内容記憶手段は、他のペン型入力装置から通知された設定内容を記憶するようにしたので、例えば、他のペン型入力装置に、設定内容を継承するようなときに便利である。
また、他の発明は、ペン型入力装置において、前記情報端末機器側の備える端末機側表示部にペン先で直接触れることで、その接触位置に対応した画像の情報を取得する画像情報取得手段を備え、前記機能設定手段は、前記取得した画像情報に基づいて前記所定機能の設定を行うことが可能であることを特徴としている。
【0012】
また、他の発明は、ペン型入力装置において、前記情報端末機器側の備える端末機側表示部にペン先で直接触れることで、その接触位置に対応した画像の情報を取得する画像情報取得手段を備え、前記機能設定手段は、前記取得した画像情報に基づいて前記所定機能の設定を行うことが可能であることを特徴としている。
【0013】
また、他の発明は、ペン型入力装置において、前記設定内容に関する情報を表示するための設定情報表示手段を備えることを特徴としている。
つまり、例えば、情報端末機器に対する描画情報の入力において、設定された線幅、線種、線色の設定内容等を、情報表示手段によって、例えば、ペン側の表示部やLED等によって表示するようにしたので、一目で設定内容を知ることができ、便利である。
【0014】
また、他の発明は、ペン型入力装置において、前記設定内容通知手段は、前記設定内容の通知を無線通信によって行うことを特徴としている。
つまり、設定内容通知手段は、設定内容の通知を無線通信によって行うようにしたので、ケーブルによる接続をしなくても、情報端末機器やペン型入力装置への設定内容の通知等を行うことができるので便利である。
【0015】
また、他の発明は、ペン型入力装置において、前記機能設定手段は、設定内容を変更するためのスイッチを備え、当該スイッチの設定に基づいて前記設定内容を変更するようになっていることを特徴としている。
つまり、機能設定手段の備えるスイッチの設定によって、設定内容を変更できるようにしたもので、例えば、切り替えスイッチを複数用意して、そのスイッチの切り替えによって設定内容を変更したり、アナログのボリュームによって変更内容を切り替えたりすることが可能となり、ペン側で簡易に機能設定を行うのに役立つ。
【0016】
また、他の発明は、ペン型入力装置において、前記機能設定手段は、設定内容を変更するための所定のセンサを備え、当該センサの検出結果に基づいて前記設定内容を変更するようになっていることを特徴としている。
つまり、機能設定手段の備えるセンサの検出結果に基づいて、ペン側に設定する機能の変更を行うようにしたもので、ペン側で簡易に機能設定を行うのに役立つ。
【0017】
また、他の発明は、ペン型入力装置において、前記所定のセンサは、接触式センサを含むことを特徴としている。
つまり、接触式センサによって、使用者等のペンへの接触を検出し、その検出結果に基づいて機能の変更を行うようにしたもので、ペン側で簡易に機能設定を行うのに役立つ。
【0018】
また、他の発明は、ペン型入力装置において、前記機能設定手段は、音声を入力するための音声入力部と、入力された音声の内容を解析するための音声解析部と、を備え、当該音声解析部の解析結果に基づいて前記設定内容を変更するようになっていることを特徴としている。
【0019】
つまり、音声入力部によって、音声を入力し、音声解析部によって入力された音声を解析し、その解析結果に基づいて、機能の設定を行うようにしたものであり、ペン側で簡易に機能設定を行うのに役立つ。
また、他の発明は、ペン型入力装置において、前記ペン先に押下式スイッチを備え、前記情報端末機側表示部に前記ペン先が触れて前記スイッチが押下されたときに、そのペン先に対応する前記画像情報を取得するようになっていることを特徴としている。
【0020】
つまり、スイッチの押下をトリガとして、ペン先の接触位置に対応した画像の情報を取得するようにしたものである。これにより、情報の取得をタイミング良く行うことができる。
また、他の発明は、ペン型入力装置において、前記ペン先に接触式センサを備え、前記情報端末機側表示部に前記ペン先が触れたことを前記接触式センサによって検出したときに、そのペン先に対応する前記画像情報を取得するようになっていることを特徴としている。
【0021】
つまり、接触式センサによって接触が検出されたときに、そのペン先に対応する前記画像情報を取得するようにしたものである。これにより、情報の取得をタイミング良く行うことができる。
また、他の発明は、ペン型入力装置において、前記設定内容記憶手段によって記憶された設定内容を音声で出力する音声出力手段を備えることを特徴としている。
【0022】
つまり、現在の設定内容を知りたいときに、音声出力手段によって、設定内容を音声で出力するようにしたものである。これにより、手軽に設定内容を知ることが可能となるので便利である。
また、他の発明は、ペン型入力装置において、前記設定内容通知手段は、接触端子同士を接触させることでデータの通信を可能とする接触式通信部を備え、他のペン型入力装置に設定内容を通知するときに、前記接触式通信部によって設定内容を通知するようになっていることを特徴としている。
【0023】
つまり、接触式通信部の接触端子を、他のペン型入力装置の接触式通信部における接触端子と接触させることによって設定内容を通知するようにしたもので、これにより、ペン同士を接触させるだけで手軽に設定内容を通知できるので便利である。
また、他の発明は、ペン型入力装置において、前記設定内容記憶手段は、複数の設定内容を記憶することが可能であり、前記機能設定手段は、前記記憶された複数の設定内容の中から任意のものを選択して設定することが可能となっていることを特徴としている。
【0024】
つまり、設定内容記憶手段に、複数の情報の入力に関する機能の設定内容を記憶しておき、その設定内容の中から任意のものを選択して設定し、情報端末機器にその設定で情報の入力を行えるようにしたものである。これによって、良く使用する機能の設定を複数記憶させておくことによって、利用状況に合わせて簡易に設定の変更を行うことができ便利である。
【0025】
また、他の発明は、請求項6乃至請求項17のいずれかに記載のペン型入力装置において、前記画像情報取得手段によって複数取得される画像の色情報に対して、それらの色を混合して別の色を生成する描画色混合手段を備えることを特徴としている。
つまり、画像情報取得手段によって取得される複数の色情報に対して、それらの色を混合して別の色を生成することができるようにしたもので、CG(Computer Graphics)などの描画用アプリケーションにおいて役立つ。
【0026】
また、本発明のペン型入力装置制御用プログラムは、情報端末機器に所定の情報を入力するためのペン型入力装置を制御するためのペン型入力装置制御用プログラムであって、
前記情報端末機器において実行されている所定のアプリケーションの前記情報の入力に関する所定機能の設定を行うための機能設定ステップと、
当該機能設定ステップにおいて設定された設定内容を自装置の備える所定の記憶媒体に記憶するための設定内容記憶ステップと、
前記情報端末機器に前記記憶された設定内容を通知するための設定内容通知ステップと、を備えることを特徴としている。
【0038】
また、本発明の情報入力システムは、ペン型入力装置と、情報端末機器と、を備え、
前記ペン型入力装置によって、前記情報端末機器において実行される所定のアプリケーションの情報入力に関する所定機能の設定を行い、その設定内容に基づいて前記アプリケーションに所定の情報を入力することを特徴としている。
【0039】
つまり、請求項1乃至請求項18記載のペン型入力装置を利用したシステムであり、ペン型入力装置側で情報端末機器上で実行されるアプリケーションへの情報入力に関する所定機能の設定を行い、設定内容に基づいてアプリケーションに情報入力を行うものである。その効果は、請求項1乃至請求項18記載のペン型入力装置と重複するので記載を省略する。
【0040】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1乃至図7は、本発明に係るペン型入力装置の実施の形態を示す図である。
まず、本発明に係るペン型入力装置の構成を図1に基づいて説明する。図1(a)は、本発明に係るペン型入力装置の外部構成の一例を示す図であり、図1(b)は、ペン型入力装置の内部構成の一例を示す図である。
【0041】
ペン型入力装置1の外部構成は、図1(a)に示すように、グリップ100と、スピーカ101と、アナログボリューム102と、接触端子103と、マイク104と、押下式ボタン105と、電源用LED106と、ペン先部111と、液晶表示部112と、を備えた構成となっている。
更に、図1(b)に示すように、ペン型入力装置1の内部構成は、押下式のペン先スイッチ107と、センサIC108と、CPU109と、バッテリ110と、メモリIC114と、無線通信用IC115と、を備え、各ICは内部基板113上にマウントされた構成となっている。
【0042】
グリップ100は、後述するセンサIC108の検出部を兼ねており、人の手などによる接触の有無を判断する。そして、本実施の形態においては、グリップ100への接触の有無などによって後述する情報入力におけるアプリケーションソフトの情報入力に関する機能設定等を行う。
スピーカ101は、メモリIC114に記憶された設定内容等を音声によって使用者に伝えるためのものである。
【0043】
アナログボリューム102は、これを手動で回転させることで内蔵された可変抵抗の値が回転量に応じて変化し、その抵抗値の変化を電圧値として検出して、例えば、描画用アプリケーションソフトにおける描画時の線色の色相を電圧値と対応させて段階的に変化させるといったことを可能とするものである。
接触端子103は、同様な接触端子とお互いを接触させることで、接触部を通じてデータの通信を行うもので、本実施の形態においては、ペン型入力装置同士でデータの送受信を行うために用いられる。
【0044】
マイク104は、後述する情報入力時のアプリケーションソフトの機能設定を音声で行うために、音声情報を取得するためのものである。
押下式ボタン105は、ペン型入力装置1の電源のオン、オフを行うためのもので、押下する度に電源のオン、オフが切り替わる仕組みとなっている。
電源用LED106は、押下式スイッチ105と連動して電源がオンの場合に点灯し、オフの場合には消灯するもので、使用者に電源のオンオフを視覚的に知らせるためのものである。
【0045】
ペン先カバー部111は、図示しないペン先用LEDによって光るようになっており、ペン先用LEDは、ペン先カバー部111の内側にペン先からペン後部に向かって、赤色、緑色、青色の3色のLEDが組合わさって1つとなった構成のものが複数個(例えば3つ)、直列に配設され、本実施の形態においては、例えば、描画用のアプリケーションソフトにおいて、描画時の線色及び線幅の設定内容に応じた色や数のLEDがペン先の方から順番に点灯する仕組みとなっている。
【0046】
更に、図1(b)に示すように、ペン先スイッチ107は、先端部107aと、スイッチ部107bとから構成されており、先端部107aが何かに接触して力を受けると、図示しないバネが縮み、先端部107aに対して通常はバネを介して一定の隙間を空けて内部基板113に配設されたスイッチ部107bが、先端部107aに押されて力を受け、これにより押下される仕組みとなっており、更に、押下されることによって、後述する、表示画面から描画情報を取得する際の処理実行時のトリガ信号を発生するようになっている。
【0047】
センサIC108は、本実施の形態において、静電容量感知型のセンサであり、検出される静電容量の変化に基づいてグリップ100への人の接触の有無を判断するようになっている。
CPU109は、各部の処理を行うための制御用プログラムを実行するためのものであり、センサやスイッチにからの各検出値や信号は、この制御用プログラムによって処理されるようになっている。
【0048】
バッテリ110は、ペン型入力装置1に駆動電力を供給するための電源である。
メモリIC114は、設定された情報を記憶するためのもので、電源をオフしても記憶内容が消えないようにフラッシュメモリ等の不揮発性メモリによって構成されている。
【0049】
無線通信用IC115は、PC(Personal Computer)やPDA(Personal Digital Assistant)等の外部機器との間で無線によるデータの送受信を行うための無線送受信制御用ICである。本実施の形態においては、無線通信によって、PCやPDAの表示部に表示された描画情報を取得したり、ペン型入力装置の設定内容をPCやPDAに送信したりするようになっている。
【0050】
なお、図示しないが、ペン型入力装置1は、上記した制御用プログラムを記憶するためのROMと、プログラム実行時に必要なデータを一時記憶するためのRAMとを備えている。
次に、ペン型入力装置1を情報端末機器への情報の入力に用いる情報入力システムに適用した場合の具体的な動作を図2乃至図7に基づいて説明する。なお、前提条件として、情報端末機器をタッチパネルを搭載したPDAとし、PDAでは、ペン型入力装置に対応した描画用のアプリケーションソフトが起動していることとし、更に、PDAにはペン型入力装置1との間でデータの送受信を可能とする無線送受信機能が搭載されていることとする。
【0051】
まず、表示画面からの設定情報の取得手段の一例を図2に基づいて説明する。図2は、PDAの表示画面から設定情報を取得する取得手段の一例を示す図である。
最初に使用者は、押下式ボタン105を押すことで、ペン型入力装置1の電源をオンにする。すると、図示しない電源供給用の回路にバッテリ110から電気が供給され、これによって各ICへの電源の供給及び制御プログラムが実行されペン型入力装置1が使用可能な状態となる。そして、ペン型入力装置1の操作によってPDAの表示部から情報を取得するモードに設定をする。
【0052】
そして、図2に示すように、第1のPDA200の表示部である第1の表示部200aに描画された第1の画像200b上にペン型入力装置1のペン先部107を接触させることで、先端部107aがその力を受けて、押下スイッチ107bを押下し、これによりトリガ信号が発生し、接触部の下にある画像の描画情報のうち、ここでは、色情報及び線幅情報をPDA200からの無線通信によって取得する。このとき、第1のPDA200側は、ペン型入力装置1に対応した描画用のアプリケーションソフトの動作によって、発生したトリガ信号に応じて、その接触位置の座標を読み取り、その座標に対応した描画情報の中から色情報及び線幅情報を抽出し、それを無線通信によってペン型入力装置1に伝送する処理を行うようになっている。
【0053】
そして、ペン型入力装置1は、色情報及び線幅情報を取得すると、それを描画時における設定内容としてメモリIC114に記憶すると共に、ペン先部111の内側にあるLEDを、取得した色情報及び線幅情報に応じて点灯させる。
また、ペン型入力装置1は、その操作によって描画時の色や線幅を変更することができ、更に、その設定内容をメモリIC114に記憶することができるので、図2に示すように、第2のPDA201に対して、第1のPDA200において取得した色で、且つ、ペン型入力装置1側の操作によって設定した線幅によって、その表示部である第2の表示部201aに描画を行うといったことが可能となっている。
【0054】
更に、描画時のメモリIC114に記憶された設定内容は、上記したように、色情報及び線幅情報を取得したときと同様に無線通信によって行われ、ペン型入力装置1から第2のPDA201へと設定内容が伝送され、第2のPDA201において実行されたアプリケーションソフトによってその設定内容が解析され、且つ、処理されるようになっている。
【0055】
更に、使用者に設定内容を知らせる手段の一例を図3に基づいて説明する。図3(a)、(b)は、ペン型入力装置1の設定情報の通知手段の一例を示す図である。
図3(a)に示すように第1のPDA200には、第1の表示部200aに第1の画像200bが表示されている。また、ペン型入力装置1は、現在の設定内容を液晶表示部112に表示すると共に、スピーカ101からの音声として出力する。ここで、本実施の形態においては、設定の変更時に、使用者に音声によって設定内容を知らせるようになっていることとする。従って、図3(b)に示すように、第1の画像200bから色情報及び線幅情報を取得することによって、液晶表示部112の表示内容が「白、細」から「黒、太」に変更され、且つ、変更内容が音声によって、スピーカ101から出力されることになる。これらの処理は、ペン型入力装置1側の制御用プログラムをCPU109が実行することによって行われる。
【0056】
更に、ペン先部111における設定内容の表示手段の一例を、図4に基づいて説明する。図4(a)〜(e)は、描画線の幅及び線種の明示手段の一例を示す図である。
まず、描画線幅の明示手段の一例として、図4(a)〜(c)に示すように、描画線幅はペン先部111の内部に複数個が直列に配設されたLEDの点灯によって明示されるようになっている。つまり、例えば、LEDが3つ直列に配設されている場合は、線幅が細いときは、図4(a)に示すようにペン先端部側のLEDを1つだけ点灯し、線幅が太くなるほど、図4(b)、(c)に示すようにペンの後部側に向かって順番に点灯するLEDの数を2つ、3つと増やすようにする。なお、LEDは、上記したように、赤色、緑色、青色のものが組合わさった構成のものを1つとし、それが3つ直列に配設されているものとする。
【0057】
次に、点線の種類の明示手段の一例として、図4(d)に示すように、LEDの点滅によって、点線であることを明示し、点滅速度によって、点線の点となる線の長さを明示するようにする。つまり、例えば、点滅速度が速いほど点となる線の長さが短いことを示し、点滅速度が遅いほど線の長さが長いことを示すようになっている。
【0058】
更に、線の種類の明示手段の一例として、図4(e)に示すように、段階的な明滅及び明滅速度の組み合わせによって線の種類を明示するようになっている。更に、ペン型入力装置1側による、描画色及び線種の設定手段の一例を図5に基づいて説明する。図5(a)〜(d)は、線幅及び輝度の設定手段の一例を示す図である。但し、この場合のペン型入力装置1は、ペン型入力装置1の傾き状態を検出可能な図示しない傾斜センサと、ペン型入力装置1を上下に強く振るなど強い振動を与える度にオンオフが切り替わる図示しない振動スイッチとを備えていることとする。
【0059】
まず、線幅の設定手段の一例として、本実施の形態においては、接触式センサが接触を検出しているときに、図5(a)に示すように、ペン先部111を下に向けた状態でペン型入力装置1を上下に強く振ることによって描画線の幅を振る度に段々と細くすることができ、図5(b)に示すように、ペン先部111を上に向けた状態でペン型入力装置1を上下に強く振ることによって描画線の幅を振る度に段々と太くすることができる。
【0060】
一方、接触式センサが接触を検出していないときに、図5(c)に示すように、ペン先部111を下に向けた状態でペン型入力装置1を上下に強く振った場合は、振る度に描画線色の輝度が明るくなる方向に変化し、図5(d)に示すように、ペン先部111を上に向けた状態でペン型入力装置1を上下に強く振ることによって振る度に描画線色の輝度が暗くなる方向に変化するようになっている。
【0061】
また、本実施の形態においては、描画線色の色相はアナログボリューム102を回転操作することによって360°変化させることが可能となっている。
更に、ペン型入力装置1による混色手段の一例を図6に基づいて説明する。図6(a)、(b)は、ペン型入力装置1による混色手段の一例を示す図である。図6(a)に示すように、まず、ペン型入力装置1によって、第1のPDA200の第1の表示部200aに表示された第1の画像301上にペン先を接触させ、ペン先スイッチ107を押下することで、その第1の画像301の接触部の色情報を取得する。次に、その色情報を取得したペン型入力装置1によって、第1の表示部200aに表示されている第2の画像302上にペン先を接触させ、ペン型スイッチ107を押下することで、その第2の画像302の接触部の色情報を取得する。このとき、ペン型入力装置1側の設定で、混色モードに設定しておくことで、図6(b)に示すように、取得した2色は混色処理されて、例えば、第1の画像301から取得した色が青色で、第2の画像302から取得した色が赤色であれば、描画線色は青色と赤色とを混ぜ合わせた、その中間色である紫色に変化する。このとき、先端部のLEDは、混色後の紫色に応じて、上記した3色のうち赤色と青色の2色のみが点灯する状態となる。
【0062】
上記同様に、紫色が設定されたペン型入力装置1によって表示部200aに表示された第1の画像301から青色を取得して混色することによって、描画線色は青色と紫色の中間の色に変化することになる。本実施の形態においては、これらの色情報は、メモリIC114に何種類かを登録しておくことが可能であり、ペン型入力装置1側の操作によって、いつでも登録した色を選択して利用することが可能となっている。
【0063】
更に、ペン型入力装置同士による設定情報の伝送手段の一例を図7に基づいて説明する。図7は、ペン型入力装置同士による設定情報の伝送手段の一例を示す図である。
図7に示すように、まず、第1のPDA200の表示部200aに表示された画像200b上にペン型入力装置1のペン先スイッチ107を接触させて、その接触部の位置にある画像の情報を取得する。次に、ペン型入力装置1の接触端子103を、別のペン型入力装置700の接触端子と接触させることによってその接触部を通じて、この場合は、ペン型入力装置1の設定情報が別のペン型入力装置700に伝送されることになる。
【0064】
なお更に、ペン型入力装置1から設定情報を取得した別のペン型入力装置700は、その設定情報を内蔵されたメモリに記録すると共に、その設定情報が現在の設定状態となるように処理が行われる。また、図7に示すように、別のペン型入力装置700を第2のPDA201に利用するときに、別のペン型入力装置700側で取得した設定内容を変更することも可能である。
【0065】
更に、本実施の形態においては、ペン型入力装置1の備えるマイク104によって、音声による線色や線幅等の設定等、PDAで起動している描画用アプリケーションソフトの機能設定がペン型入力装置1側で可能となっている。つまり、使用者の声をマイクによって取得し、CPU109によって実行された制御プログラムにより、音声認識処理を行い、この処理結果に基づいて入力された音声情報に対する処理を行う。
【0066】
以上、ペン型入力装置1側で、PCやPDA等で起動しているアプリケーションソフトの操作環境等の設定を行い、その設定内容をペン側入力装置1側で記憶し、別のPCやPDAなどで、同様のアプリケーションソフトが起動している場合に、記憶されている設定内容を適用することが可能となるので、アプリケーションソフトの動作環境等を再設定することなく、簡易に、ペン型入力装置1に記憶してある、普段から使い慣れた設定内容等でアプリケーションソフトを利用することが可能となる。
【0067】
更に、アプリケーションソフトが描画用のアプリケーションソフトである場合に、ペン型入力装置側で、描画線の幅、色、線種等を変更できるようにし、且つ、LEDの点灯によってその設定状態を明示するようにしたので、使用者はLEDの点灯状態を見るだけで視覚的に線色、線種等の情報を知ることができる。
更に、液晶表示部への表示及び音声出力によって、設定内容を通知するようにしたので、簡易に設定内容を知ることが可能となっている。
【0068】
更に、音声認識により、音声入力によって線色や線幅等の設定をできるようにしたので、簡易に音声による設定が行えるので便利である。
ここで、図1(a)に示す液晶表示部112は、請求項7記載の設定情報表示手段に対応し、アナログボリューム102は、請求項9記載の機能設定手段におけるスイッチに対応し、スピーカ101による音声出力機能は、請求項15記載の音声出力手段に対応し、接触端子103による通信機能は、請求項16記載の設定内容通知手段の備える接触式通信部に対応し、マイク104による音声入力及び制御用プログラムによる音声認識機能は、請求項12記載の機能設定手段の備える音声入力部及び音声解析部による設定機能に対応し、グリップ100及び図1(b)に示すセンサIC108による接触有無を判別する機能は、請求項10及び請求項11記載のセンサに対応し、図1(b)に示す、ペン先スイッチ107は、請求項13記載の押下式スイッチに対応し、メモリIC114を用いた設定内容の記憶機能は請求項1、5、15、17記載の設定内容記憶手段に対応し、無線通信用IC115による無線通信機能は、請求項1、5、8、16記載の設定内容通知手段に対応し、図6に示す、制御用プログラムによる描画色の混合処理機能は、請求項18記載の描画色混合手段に対応し、図4に示す、LEDによる線色、線幅、線種の明示機能は、請求項7記載の設定情報表示手段に対応し、本文中に記載された各制御プログラムは、請求項19乃至請求項36記載のペン型入力装置制御用プログラムに対応する。
【0069】
なお、上記実施の形態においては、ペン型入力装置1を、PDAにおいて実行されているペン型入力装置1に対応した描画用のアプリケーションソフトにおいて適用しているが、これに限らず、その他、ペン型入力装置1に対応したものであれば、どのようなアプリケーションソフトに適用しても良い。
【0070】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る請求項1記載のペン型入力装置によれば、機能設定手段によって、情報端末機器において実行されているアプリケーションの所定機能を設定し、その設定内容を、設定内容記憶手段によってペン型入力装置側に記憶し、更に、その記憶された設定内容は、設定内容通知手段によって、情報端末機器に通知されるようにしたので、情報端末機器側は、通知された設定内容に基づいて、ペン型入力装置からの情報の入力を処理することが可能となり、ペン側で機能設定が簡易に行えると共に、一度設定した内容を、他の情報端末機器に利用することができ、便利である。
【0071】
また、請求項2乃至請求項4記載のペン型入力装置によれば、請求項1の前記効果に加え、機能設定手段によって、情報端末機器に対する描画情報の入力におけるそれぞれ線幅、線種、線色の設定を行えるようにしたので、情報端末機器によって画像を描画する際に、その描画情報の入力において、ペン側で簡易に線幅、線種、線色を設定することができるので便利である。
【0072】
また、請求項5記載のペン型入力装置によれば、設定内容通知手段は、記憶された設定内容を、他のペン型入力装置に通知し、設定内容記憶手段は、他のペン型入力装置から通知された設定内容を記憶するようにしたので、例えば、他のペン型入力装置に、設定内容を継承するようなときに便利である。
また、請求項6記載のペン型入力装置によれば、画像情報取得手段によって、情報端末機器側の表示部における、ペン先で触れた部分に対応した画像の情報を取得できるようにし、更に、機能設定手段は、その取得情報に基づいた設定を行えるようにしたので、例えば、取得した情報が画像の色情報や描かれた画像の線種情報等であれば、それらを描画時の設定とすることが可能となっているので、表示された画像や文字等の利用したい設定情報を簡易に取得でき、且つ、設定できるので便利である。
【0073】
また、請求項7記載のペン型入力装置によれば、例えば、情報端末機器に対する描画情報の入力において、設定された線幅、線種、線色の設定内容等を、情報表示手段によって、例えば、ペン側の表示部やLED等によって表示するようにしたので、一目で設定内容を知ることができ、便利である。
また、請求項8記載のペン型入力装置によれば、設定内容通知手段は、設定内容の通知を無線通信によって行うようにしたので、ケーブルによる接続をしなくても、情報端末機器やペン型入力装置への設定内容の通知等を行うことができるので便利である。
【0074】
また、請求項9記載のペン型入力装置によれば、機能設定手段の備えるスイッチの設定によって、設定内容を変更できるようにしたもので、例えば、切り替えスイッチを複数用意して、そのスイッチの切り替えによって設定内容を変更したり、アナログのボリュームによって変更内容を切り替えたりすることが可能となり、ペン側で簡易に機能設定を行うのに役立つ。
【0075】
また、請求項10及び請求項11記載のペン型入力装置によれば、機能設定手段の備えるセンサの検出結果に基づいて、ペン側に設定する機能の変更を行うようにしたもので、ペン側で簡易に機能設定を行うのに役立つ。
また、請求項12記載のペン型入力装置によれば、音声入力部によって、音声を入力し、音声解析部によって入力された音声を解析し、その解析結果に基づいて、機能の設定を行うようにしたものであり、ペン側で簡易に機能設定を行うのに役立つ。
【0076】
また、請求項13記載のペン型入力装置によれば、スイッチの押下をトリガとして、ペン先の接触位置に対応した画像の情報を取得するようにしたので、情報の取得をタイミング良く行うことができる。
また、請求項14記載のペン型入力装置によれば、接触式センサによって接触が検出されたときに、そのペン先に対応する前記画像情報を取得するようにしたので、情報の取得をタイミング良く行うことができる。
【0077】
また、請求項15記載のペン型入力装置によれば、音声出力手段によって、設定内容を音声で出力するようにしたので、手軽に設定内容を知ることが可能となり便利である。
また、請求項16記載のペン型入力装置によれば、接触式通信部の接触端子を、他のペン型入力装置の接触式通信部における接触端子と接触させることによって設定内容を通知するようにしたもので、これにより、ペン同士を接触させるだけで手軽に設定内容を通知できるので便利である。
【0078】
また、請求項17記載のペン型入力装置によれば、設定内容記憶手段に、複数の情報の入力に関する機能の設定内容を記憶しておき、その設定内容の中から任意のものを選択して設定し、情報端末機器にその設定で情報の入力を行えるようにしたので、例えば、良く使用する機能の設定を複数記憶させておくことによって、利用状況に合わせて簡易に設定の変更を行うことができ便利である。
【0079】
また、ペン型入力装置によれば、画像情報取得手段によって取得される複数の色情報に対して、それらの色を混合して別の色を生成することができるようにしたので、CG(Computer Graphics)などの描画用アプリケーションにおいて役立つ。
【0080】
また、情報入力システムによれば、ペン型入力装置を利用したシステムであり、ペン型入力装置側で情報端末機器上で実行されるアプリケーションへの情報入力に関する所定機能の設定を行い、設定内容に基づいてアプリケーションに情報入力を行うもので、その効果は、ペン型入力装置と重複するので記載を省略する。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は、本発明に係るペン型入力装置の外部構成の一例を示す図であり、(b)は、ペン型入力装置の内部構成の一例を示す図である。
【図2】PDAの表示画面から設定情報を取得する取得手段の一例を示す図である。
【図3】(a)、(b)は、ペン型入力装置1の設定情報の通知手段の一例を示す図である。
【図4】(a)〜(e)は、描画線の幅、線種の明示手段の一例を示す図である。
【図5】(a)〜(d)は、線幅及び輝度の設定手段の一例を示す図である。
【図6】(a)、(b)は、ペン型入力装置1による混色手段の一例を示す図である。
【図7】ペン型入力装置同士による設定情報の伝送手段の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 ペン型入力装置
100 グリップ
101 スピーカ
102 アナログボリューム
103 接触端子
104 マイク
107 ペン先スイッチ
108 センサIC
109 CPU
112 液晶表示部
114 メモリIC
115 無線通信用IC
200 第1のPDA
200a 第1の表示部
201 第2のPDA
201a 第2の表示部

Claims (18)

  1. 情報端末機器に所定の情報を入力するためのペン型入力装置であって、
    前記情報端末機器において実行されている所定のアプリケーションの前記情報の入力に関する所定機能の設定を行うための機能設定手段と、
    当該機能設定手段によって設定された設定内容および他のペン型入力装置から通知された設定内容を記憶する設定内容記憶手段と、
    前記情報端末機器に前記記憶された設定内容を通知し、且つ前記他のペン型入力装置に対して前記設定内容を通知する設定内容通知手段と、
    を備えることを特徴とするペン型入力装置。
  2. 前記所定のアプリケーションは、描画機能を有するアプリケーションであり、前記所定機能は、描画情報入力時の描画線幅の設定機能であることを特徴とする請求項1記載のペン型入力装置。
  3. 前記所定のアプリケーションは、描画機能を有するアプリケーションであり、前記所定機能は、描画情報入力時の描画線種の設定機能であることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のペン型入力装置。
  4. 前記所定のアプリケーションは、描画機能を有するアプリケーションであり、前記所定機能は、描画情報入力時の描画線色の設定機能であることを特徴とする
    請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のペン型入力装置。
  5. 前記情報端末機器側の備える端末機側表示部にペン先で直接触れることで、その接触位置に対応した画像の情報を取得する画像情報取得手段を備え、前記機能設定手段は、前記取得した画像情報に基づいて前記所定機能の設定を行うことが可能であることを特徴とする請求項2乃至請求項4のいずれかに記載のペン型入力装置。
  6. 前記設定内容に関する情報を表示するための設定情報表示手段を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載のペン型入力装置。
  7. 前記設定内容通知手段は、前記設定内容の通知を無線通信によって行うことを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載のペン型入力装置。
  8. 前記機能設定手段は、設定内容を変更するためのスイッチを備え、当該スイッチの設定に基づいて前記設定内容を変更することを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれかに記載のペン型入力装置。
  9. 前記機能設定手段は、設定内容を変更するための所定のセンサを備え、当該センサの検出結果に基づいて前記設定内容を変更することを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれかに記載のペン型入力装置。
  10. 前記所定のセンサは、接触式センサを含むことを特徴とする請求項9記載のペン型入力装置。
  11. 前記機能設定手段は、音声を入力するための音声入力部と、入力された音声の内容を解析するための音声解析部と、を備え、当該音声解析部の解析結果に基づいて前記設定内容を変更することを特徴とする請求項1乃至請求項10のいずれかに記載のペン型入力装置。
  12. 前記ペン先に押下式スイッチを備え、前記情報端末機側表示部に前記ペン先が触れて前記スイッチが押下されたときに、そのペン先に対応する前記画像情報を取得することを特徴とする請求項5乃至請求項11のいずれかに記載のペン型入力装置。
  13. 前記ペン先に接触式センサを備え、前記情報端末機側表示部に前記ペン先が触れたことを前記接触式センサによって検出したときに、そのペン先に対応する前記画像情報を取得することを特徴とする請求項5乃至請求項12のいずれかに記載のペン型入力装置。
  14. 前記設定内容記憶手段によって記憶された設定内容を音声で出力する音声出力手段を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項13のいずれかに記載のペン型入力装置。
  15. 前記設定内容通知手段は、接触端子同士を接触させることでデータの通信を可能とする接触式通信部を備え、他のペン型入力装置に設定内容を通知するときに、前記接触式通信部によって設定内容を通知することを特徴とする請求項1乃至請求項14のいずれかに記載のペン型入力装置。
  16. 前記設定内容記憶手段は、複数の設定内容を記憶することが可能であり、前記機能設定手段は、前記記憶された複数の設定内容の中から任意のものを選択して設定することが可能とすることを特徴とする請求項1乃至請求項15のいずれかに記載のペン型入力装置。
  17. 前記画像情報取得手段によって複数取得される画像の色情報に対して、それらの色を混合して別の色を生成する描画色混合手段を備えることを特徴とする請求項5乃至請求項16のいずれかに記載のペン型入力装置。
  18. 請求項1乃至請求項17のいずれかに記載のペン型入力装置と、情報端末機器と、を備え、
    前記ペン型入力装置によって、前記情報端末機器において実行される所定のアプリケーションの情報入力に関する所定機能の設定を行い、その設定内容に基づいて前記アプリケーションに所定の情報を入力することを特徴とする情報入力システム。
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