JP3866980B2 - 無線回線制御装置、移動通信システム、無線回線制御方法 - Google Patents
無線回線制御装置、移動通信システム、無線回線制御方法 Download PDFInfo
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、制御信号を送信する制御チャネルとデータを送信する通信チャネルとによって移動端末との通信を行う無線回線制御装置、移動通信システム、及び無線回線制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、携帯電話などの移動通信システムにおいては、制御信号を送信する制御チャネルとデータを送信する通信チャネルとによって移動端末と基地局との間で通信が行われ、この通信は基地局に接続された無線回線制御装置によって制御されている。
【0003】
このような移動通信システムにおいて通信を開始する場合(通信回線設定時)には、まず移動端末から無線回線制御装置に通信の要求信号(通信要求)を制御チャネルによって送信し、通信要求を受信した無線回線制御装置は当該基地局において無線回線のリソースを確保すると共に、有線ネットワーク内の伝送路リソースを確保する。その後、無線回線制御装置は、移動端末に対して無線回線情報を制御チャネルによって送信し、移動端末は無線回線情報に基づいて、制御チャネルから通信チャネルへの切り替えを行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述した移動通信システムでは、移動端末が制御チャネルから通信チャネルへの切り替えを行うタイミングに関する情報が、無線回線制御装置から移動端末に送信される無線回線情報に含まれており、移動端末は受信した無線回線情報に基づいて、通信チャネルによる通信を開始していた。無線回線情報に含まれるタイミングに関する情報は移動端末が通信を開始するまでの時間、いわゆる「Activation Time」によって規定される。このActivation Timeは、1)無線回線情報のメッセージを作成するのに必要な情報を取り出してメッセージを生成する時間、2)メッセージを移動端末に送信する時間、3)移動端末が無線回線情報のメッセージを受信して指定された通信チャネルを監視するまでの時間、を考慮して定められるが、従来のシステムではActivation Timeは固定的に設定されるのが一般的であった。
【0005】
しかしながら、移動通信技術の発達に伴って、最近では一のチャネルを用いた通信だけでなく、例えば、音声とデータの通信を二つのチャネルを用いて同時に行うなどの通信方法が開発されている。このような通信方法では、無線回線制御装置から移動端末に送信する制御信号(無線回線情報)のメッセージ長が異なるので、固定的に通信開始タイミングを決定すると、無線回線設定時の品質が低下するという問題が懸念される。以下、この点について図7A及び図7Bを参照しながら説明する。通常、Activation Timeは、図7Aに示すように制御信号を再送できる程度の余裕を持って設定される。しかし、図7Aがシングルコールの場合の通信開始タイミングを示しているとすると、制御信号のメッセージが長いマルチコールの場合には、シングルコールの制御信号より送信に時間がかかるので、図7Bに示すように制御信号を再送するだけの時間がなくなってしまう。これにより、例えば、1回の送信失敗によって制御信号を送信できないことになり、通信品質の低下を招くことになる。
【0006】
そこで、本発明は上記課題を解決し、通信回線設定時における通信品質を保つことができる無線回線制御装置、移動通信システム、及び無線回線制御方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る無線回線制御装置は、制御信号を送信する制御チャネルとデータを送信する通信チャネルとによって移動端末との通信を行う無線回線制御装置であって、移動端末から送信される、サービス種別に関する情報を含む通信要求を受信する通信要求受信手段と、通信要求受信手段によって受信した通信要求に含まれるサービス種別に関する情報に基づいて、通信チャネルによる通信開始タイミングを決定する通信開始タイミング決定手段と、通信開始タイミング決定手段によって決定された通信開始タイミングの情報を含む制御信号を生成する制御信号生成手段と、制御信号生成手段によって生成された制御信号を制御チャネルによって移動端末に送信する制御信号送信手段と、を備えることを特徴とする。
【0008】
通信を開始する際に無線回線制御装置から移動端末に送信される制御信号(無線回線情報)は、通信要求に含まれたサービス種別によって異なる。本発明に係る無線回線制御装置では、あらかじめサービス種別ごとの制御信号のメッセージ長から制御信号の送信時間を予測し、その送信時間に基づいて、制御信号を確実に送信できるような通信開始タイミングを定めておく。具体的には、通信開始タイミングは無線回線の状態などを考慮して決められるが、例えば、少なくとも1回は制御信号を再送できるようなタイミングに決めることができる。そして、通信開始タイミング決定手段は通信要求に含まれるサービス種別に基づいて、通信開始タイミングを選択して決定する。これにより、サービス種別ごとに適切な通信開始タイミングを決定し、制御信号のメッセージ長によらず、制御信号を確実に送信できるようにして、通信開始時における通信品質を保つことができる。ここで「通信要求」には、発着信時に移動端末から送信される通信接続の要求のほか、通信速度を変更する要求や、通信チャネルを追加する呼追加要求なども含まれ、このような要求に応じて通信を開始する場合も本発明の対象に含まれる。また、「サービス種別」とは、通信を行うチャネル数によって決まるシングルコール、マルチコールなどの種別や、またそれらが音声通信であるか、データ通信であるかなどの種別がある。
【0009】
また、通信チャネルによる通信速度もサービス種別に含まれる。通信チャネル通信速度の情報も制御信号に含められるため、通信速度の情報が変化することによって制御信号のメッセージ長が変化する。従って、通信チャネルの通信速度に基づいて通信開始タイミングを決定することがさらに好ましい。
【0010】
また、本発明に係る無線回線制御装置は、制御信号を送信する制御チャネルとデータを送信する通信チャネルとによって移動端末との通信を行う無線回線制御装置であって、移動端末の通信チャネルによる通信開始タイミングの情報を含む制御信号を生成する制御信号生成手段と、制御信号生成手段によって生成された制御信号を制御チャネルによって移動端末に送信する制御信号送信手段と、を備え、制御信号生成手段によって生成される制御信号に含まれる通信開始タイミングの情報は、当該制御信号の長さに基づいて決定されることを特徴とする。
【0011】
制御信号の送信時間はその制御信号の長さによって変化するので、制御信号に含まれる通信開始タイミングの情報を制御信号生成手段によって生成される制御信号の長さに基づいて決定することにより、制御信号を確実に送信できるような通信開始タイミングを決めることができる。具体的には、通信開始タイミングは無線回線の状態などを考慮して決められるが、例えば、少なくとも1回は制御信号を再送できるようなタイミングに決めることができる。これにより、制御信号のメッセージ長によらず、無線回線制御装置から移動端末に送信される制御信号の通信品質を保つことができる。制御信号生成手段によって制御信号を生成する際に、制御信号の長さに基づく通信開始タイミングの情報を制御信号に含めるためには、通信開始タイミングの情報の長さをあらかじめ定めておき、制御信号の他の部分のメッセージ長と通信開始タイミングの情報の長さを加えて制御信号全体のメッセージ長を算出し、制御信号全体のメッセージ長から通信開始タイミングを算出して制御信号に含めることとすればよい。なお、本発明によれば、無線回線制御装置側から通信速度を変更する場合や通信チャネルを追加する場合に生成される制御信号に含まれる通信開始タイミングの情報も、制御信号のメッセージ長に基づいて決定することができる。
【0012】
上記無線回線制御装置は、移動端末から送信される通信要求を受信する通信要求受信手段をさらに備え、前記制御信号生成手段は、前記通信要求受信手段によって受信した通信要求に基づいて制御信号を生成することを特徴としても良い。
【0013】
移動端末から送信された通信要求に基づいて、通信要求に含まれるサービス種別などの情報に応じた制御信号を生成することが好ましい。
【0014】
本発明に係る移動通信システムは、制御信号を送信する制御チャネルとデータを送信する通信チャネルとによって通信する移動通信システムであって、上記無線回線制御装置と、制御チャネルによって無線回線制御装置から送信される制御信号に含まれる通信開始タイミングの情報に従って、制御チャネルから通信チャネルに切り替えて通信を開始する移動端末と、を備えることを特徴とする。
【0015】
無線回線制御装置は、サービス種別又は制御信号のメッセージ長に基づいて通信開始タイミングを決定しているので、無線回線制御装置から送信された制御信号に含まれる通信タイミングの情報に従って通信を開始することにより、制御信号の内容や長さによらず、当該制御信号の通信の品質を保った移動通信システムを実現することができる。
【0016】
本発明に係る無線回線制御方法は、制御信号を送信する制御チャネルとデータを送信する通信チャネルとによって移動端末と無線回線制御装置との間で通信を行う移動通信システムにおいて、通信チャネルによる通信を開始させる無線回線制御方法であって、移動端末から無線回線制御装置にサービス種別に関する情報を含む通信要求を送信する通信要求送信ステップと、通信要求送信ステップにおいて送信された通信要求に含まれるサービス種別に関する情報に基づいて、通信チャネルによる通信開始タイミングを決定する通信開始タイミング決定ステップと、通信開始タイミング決定ステップにおいて決定された通信開始タイミングの情報を含む制御信号を生成する制御信号生成ステップと、制御信号生成ステップにおいて生成された制御信号を制御チャネルによって無線回線制御装置から移動端末に送信する制御信号送信ステップと、制御信号送信ステップにおいて送信された制御信号に含まれる通信開始タイミングの情報に従って、移動端末のチャネルを制御チャネルから通信チャネルに切り替えるチャネル切替ステップと、を有することを特徴とする。
【0017】
通信を開始する際に無線回線制御装置から移動端末に送信される制御信号(無線回線情報)は、通信要求に含まれたサービス種別によって異なる。本発明に係る無線回線制御方法では、あらかじめサービス種別ごとの制御信号のメッセージ長から制御信号の送信時間を予測し、その送信時間に基づいて、制御信号を確実に送信できるような通信開始タイミングを定めておく。具体的には、通信開始タイミングは無線回線の状態などを考慮して決められるが、例えば、少なくとも1回は制御信号を再送できるようなタイミングに決めることができる。そして、通信開始タイミング決定ステップは通信要求に含まれるサービス種別に基づいて通信開始タイミングを選択して決定する。これにより、サービス種別ごとに適切な通信開始タイミングを決定し、制御信号のメッセージ長によらず、制御信号を確実に送信できるようにして、通信開始時における通信品質を保つことができる。ここで「通信要求」には、発着信時に移動端末から送信される通信接続の要求のほか、通信速度を変更する要求や、通信チャネルを追加する呼追加要求なども含まれ、このような要求に応じて通信を開始する場合も本発明の対象に含まれる。
【0018】
また、上記無線回線制御方法において、サービス種別に関する情報には、通信チャネルによる通信速度に関する情報が含まれる。
【0019】
通信チャネル通信速度の情報も制御信号に含められるため、通信速度の情報が変化することによって制御信号のメッセージ長が変化する。従って、通信チャネルの通信速度に基づいて通信開始タイミングを決定することがさらに好ましい。
【0020】
本発明に係る無線回線制御方法は、制御信号を送信する制御チャネルとデータを送信する通信チャネルとによって移動端末と無線回線制御装置との間で通信を行う移動通信システムにおいて、通信チャネルによる通信を開始させる無線回線制御方法であって、移動端末の通信チャネルによる通信開始タイミングの情報を含む制御信号を生成する制御信号生成ステップと、制御信号生成ステップにおいて生成された制御信号を制御チャネルによって無線回線制御装置から移動端末に送信する制御信号送信ステップと、制御信号送信ステップにおいて送信された制御信号に含まれる通信開始タイミングの情報に従って、移動端末のチャネルを制御チャネルから通信チャネルに切り替えるチャネル切替ステップと、を有し、制御信号生成手段によって生成される制御信号に含まれる通信開始タイミングは、当該制御信号の長さに基づいて決定されることを特徴とする。
【0021】
制御信号の送信時間はその制御信号の長さによって変化するので、制御信号に含まれる通信開始タイミングの情報を生成される制御信号の長さに基づいて決定することにより、制御信号を確実に送信できるような通信開始タイミングを決めることができる。具体的には、通信開始タイミングは無線回線の状態などを考慮して決められるが、例えば、少なくとも1回は制御信号を再送できるようなタイミングに決めることができる。これにより、制御信号のメッセージ長によらず、無線回線制御装置から移動端末に送信される制御信号の通信品質を保つことができる。制御信号生成ステップにおいて制御信号を生成する際に、制御信号の長さに基づく通信開始タイミングの情報を制御信号に含めるためには、通信開始タイミングの情報の長さをあらかじめ定めておき、制御信号の他の部分のメッセージ長と通信開始タイミングの情報の長さを加えて制御信号全体のメッセージ長を算出し、制御信号全体のメッセージ長から通信開始タイミングを算出して制御信号に含めることとすればよい。なお、本発明によれば、無線回線制御装置側から通信速度を変更する場合や通信チャネルを追加する場合に生成される制御信号に含まれる通信開始タイミングの情報も、制御信号のメッセージ長に基づいて決定することができる。
【0022】
上記無線回線制御方法は、移動端末から無線回線制御装置に通信要求を送信する通信要求送信ステップをさらに有し、制御信号生成ステップは、通信要求送信ステップにおいて送信された通信要求に基づいて制御信号を生成することを特徴としても良い。
【0023】
移動端末から送信された通信要求に基づいて、通信要求に含まれるサービス種別などの情報に応じた制御信号を生成することが好ましい。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、図面と共に本発明に係る移動通信システムの好適な実施形態について詳細に説明する。なお、図面の説明においては同一要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
【0025】
図1は、本発明の第1実施形態に係る移動通信システム1の構成を示すブロック図である。移動通信システム1は、移動端末30と、移動端末30と通信する基地局40と、基地局40に接続された無線回線制御装置10と、交換機41とを有している。
【0026】
無線回線制御装置10は、基地局40を通じて移動端末30から送信される通信要求を受信する通信要求受信手段11と、通信要求に応じて有線及び無線のリソースを予約するリソース予約手段12と、通信開始タイミングを決定する通信開始タイミング決定手段13と、通信開始時の無線回線情報の制御信号を生成する制御信号生成手段16と、制御信号生成手段16によって生成された制御信号を送信する制御信号送信手段17と、を有している。
【0027】
通信要求受信手段11は、移動端末30から送信される通信要求を受信する機能を有する。ここで、通信要求には移動端末30が要求するサービス種別の情報が含まれている。サービス種別は移動端末30と基地局40との間の通信に関する情報であり、例えばマルチコールかシングルコールかの情報や通信速度の情報などが含まれる。
【0028】
リソース予約手段12は、通信要求受信手段11が通信要求を受信した場合に、有線伝送路のリソースと、無線回線のリソースを予約する機能を有する。有線及び無線のリソースを予約できた場合には通信開始タイミング決定手段13を介して制御信号生成手段16に通知し、リソースを予約できなかった場合には制御信号生成手段16にその旨を通知する。
【0029】
通信開始タイミング決定手段13はサービス種別判定手段14と、タイミングテーブル15とを有している。サービス種別判定手段14は、通信要求受信手段11によって受信した通信要求に含まれるサービス種別を見て、移動端末30が要求している通信が一の通信チャネルによって通信するシングルコールか、あるいは二以上の通信チャネルによって通信するマルチコールかを判定する。タイミングテーブル15は、サービス種別に応じたActivation Timeのデータを格納している。通信開始タイミングの情報としてActivationTimeを格納しているのは、通信開始タイミングは通信を開始するまでの時間、すなわちActivation Timeによって規定することができるからである。また、サービス種別とActivation Timeとを対応づけているのは、サービス種別によって制御信号のメッセージ長が概ね決まるが、制御信号のメッセージ長によって通信開始タイミングを決定することが制御信号の通信品質を保つ上で好ましいからである。図2は、タイミングテーブル15に格納されたデータの例を示す図である。図2に示されるように、本実施形態においては、サービス種別がシングルコールの場合にはActivation TimeはA(ms)、サービス種別がマルチコールの場合にはActivationTimeはA+α(ms)である。通信開始タイミング決定手段13は、サービス種別判定手段14によるサービス種別の判定の結果に基づいてActivation Timeを決定する機能を有する。
【0030】
制御信号生成手段16は、通信開始タイミング決定手段13から通知された通信開始タイミングの情報を含めた制御信号を生成する機能を有する。制御信号に含まれる他の情報としては、通信速度の情報や通信に用いる通信チャネルの拡散コードの情報などがある。なお、リソース予約手段12によってリソースを予約できなかった場合には、制御信号生成手段16は、通信不可能であることを示す制御信号を生成する機能を有する。
【0031】
制御信号送信手段17は、制御信号生成手段16によって生成された制御信号を基地局40に送信する機能と、制御信号生成手段16によって生成された制御信号を制御チャネルによって移動端末30に送信する機能を有する。
【0032】
次に、第1実施形態に係る移動通信システム1の動作について説明し、併せて本発明の実施形態に係る無線回線制御方法について説明する。図3は、移動通信システム1の動作を示すフローチャートである。
【0033】
まず、移動端末30が、無線回線制御装置10に基地局40を通じて通信要求を送信する(S10)。通信要求には、サービス種別に関する情報が含まれている。無線回線制御装置10は、移動端末30から送信された通信要求を受信する(S12)と、リソース予約手段12によって基地局40に対して無線回線の設定要求を送信し(S14)、基地局40は無線回線制御装置10から送信される無線回線設定要求を受信して無線回線を設定する(S16)。また、無線回線制御装置10のリソース予約手段12は、基地局40及び交換機41に対して有線回線の設定要求を送信し(S18)、基地局40及び交換機41は無線回線制御装置10から送信される有線回線設定要求を受信して有線回線を設定する(S20)。図3に示すフローチャートでは、無線回線及び有線回線のリソースを予約できた場合についてのみ説明しているが、無線回線及び有線回線のリソースが予約できなかった場合には、無線回線制御装置10は回線ビジーの制御信号を生成して移動端末30に送信する。
【0034】
次に、無線回線制御装置10は、サービス種別判定手段14によって、通信要求に含まれているサービス種別を判定する(S22)。そして、通信開始タイミング決定手段13は、サービス種別判定手段14によって判定された結果に基づいて通信開始タイミングを決定する。通信開始タイミング決定手段13は、決定された通信開始タイミングを制御信号生成手段16に通知する。
【0035】
続いて、制御信号生成手段16は、移動端末30に送信する無線回線情報の制御信号を生成する。この際に、通信開始タイミング決定手段13から通知された通信開始タイミングの情報を含んだ制御信号を生成する。図2に示すタイミングテーブル15を参照すると、サービス種別がシングルコールの場合には通信開始タイミングとしてActivation TimeがA(ms)という情報を含んだ制御信号が生成され(S24)、サービス種別がマルチコールの場合には通信開始タイミングとしてActivation TimeがA+α(ms)という情報を含んだ制御信号が生成される(S26)。
【0036】
次に、無線回線制御装置10の制御信号送信手段17は、生成された制御信号を基地局40に送信する(S34)。基地局40は無線回線制御装置10から送信された制御信号を受信すると、受信した制御信号に基づいて通信チャネルを設定し(S36)、通信開始タイミングの情報に基づいて、チャネルを制御チャネルから通信チャネルに切り替える。
【0037】
続いて、無線回線制御装置10の制御信号送信手段17は、生成された制御信号を移動端末30に送信する(S38)。移動端末30は無線回線制御装置10から送信された制御信号を受信すると、受信した制御信号に基づいて通信チャネルを設定し(S40)、通信開始タイミングの情報に基づいて、受信チャネルを制御チャネルから通信チャネルに切り替える。
【0038】
最後に、無線回線制御装置10は通信チャネルによってデータを送信し(S42)、移動端末30は無線回線制御装置10から送信されたデータを受信する(S44)。
【0039】
第1実施形態に係る移動通信システム1は、無線回線制御装置10が通信開始タイミング決定手段13を有し、通信開始タイミング決定手段13がサービス種別に基づいて適切な通信開始タイミングを決定する。メッセージ長はサービス種別によって概ね決まるので、サービス種別を判定するという簡易な手段によって制御信号のメッセージ長にあった通信開始タイミングを決定し、これにより制御信号の再送時間を確保して通信開始時の通信品質を高めることができる。
【0040】
また、第1実施形態に係る無線回線制御方法は、サービス種別に基づいて通信開始タイミングを決定し、決定された通信開始タイミングの情報を含んだ制御信号を送信しているので、上記と同様に、サービス種別を判定するという簡易な方法によって制御信号のメッセージ長にあった通信開始タイミングを決定し、これにより制御信号の再送時間を確保して通信開始時の通信品質を高めることができる。
【0041】
次に、本発明の第2実施形態に係る移動通信システム2について説明する。図4は、第2実施形態に係る移動通信システム2の構成を示すブロック図である。第2実施形態に係る移動通信システム2は、第1実施形態に係る移動通信システム1と基本的な構成は同じであるが、第2実施形態に係る移動通信システム2は、無線回線制御装置20の構成が若干異なる。
【0042】
第2実施形態に係る無線回線制御装置20は、通信要求受信手段11と、リソース予約手段12と、制御信号生成手段21と、制御信号送信手段17とを有し、通信開始タイミング決定手段22は制御信号生成手段21に含まれている。通信要求受信手段11、リソース予約手段12、制御信号送信手段17は、第1実施形態における通信要求受信手段11、リソース予約手段12、制御信号送信手段17のそれぞれと同じ機能を有する。
【0043】
制御信号生成手段21は、前述のように通信開始タイミング決定手段22を含んでいる。通信開始タイミング決定手段22は、制御信号生成手段21によって生成される制御信号のメッセージ長に基づいて通信開始タイミングを決定する機能を有する。ここで、制御信号生成手段21によって通信開始タイミングの情報を含んだ制御信号を生成する方法を図5A及び図5Bを参照して説明する。図5A及び図5Bは、生成される制御信号の例を示す図である。通信開始タイミングは基本的には制御信号のメッセージ長に基づいて決定されるが、図5A及び図5Bに示されるように制御信号の長さは一定ではないので、制御信号が生成されるまで通信開始タイミングは決定することはできない。そこで、最初に制御信号内に通信開始タイミング情報を入れる領域(ここでは2バイト)を確保する。そして、制御信号生成手段21は、通信要求に基づいて通信チャネルや通信速度の情報を決定して制御信号を生成し、それらの情報のメッセージ長に通信開始タイミング情報のための2バイトを加えて、制御信号全体のメッセージ長を算出する。そして、算出されたメッセージ長に基づいて通信開始タイミングを決定し、通信開始タイミング情報として制御信号内に確保された領域に挿入する。なお、図5A及び図5Bに示す例では、説明の便宜上、通信チャネル情報と通信速度情報とが制御信号に含まれる情報として記載しているが、実際には制御信号には他の情報が含まれている。
【0044】
次に、第2実施形態に係る移動通信システム2の動作について説明し、併せて第2実施形態に係る無線回線制御方法について説明する。図6は、第2実施形態に係る移動通信システム2の動作を示すフローチャートである。
【0045】
まず、移動端末30が、無線回線制御装置10に基地局40を通じて通信要求を送信する(S10)。無線回線制御装置20は、移動端末30から送信された通信要求を受信する(S12)と、リソース予約手段12によって基地局40に対して無線回線の設定要求を送信し(S14)、基地局40は無線回線制御装置20から送信される無線回線設定要求を受信して無線回線を設定する(S16)。また、無線回線制御装置20のリソース予約手段12は、基地局40及び交換機41に対して有線回線の設定要求を送信し(S18)、基地局40及び交換機41は無線回線制御装置20から送信される有線回線設定要求を受信して有線回線を設定する(S20)。図6に示すフローチャートでは、無線回線及び有線回線のリソースを予約できた場合についてのみ説明しているが、無線回線及び有線回線のリソースが予約できなかった場合には、無線回線制御装置20は回線ビジーの制御信号を生成して移動端末30に送信する。
【0046】
次に、無線回線制御装置20の制御信号生成手段21は、通信要求に含まれる情報などに基づいて制御信号を生成する(S28)。この際、通信開始タイミングの情報については、その情報を格納する領域のみを制御信号の中に確保する。そして、通信開始タイミング決定手段22は、制御信号生成手段21によって生成された制御信号のメッセージ長に基づいて、通信開始タイミングを決定する(S30)。具体的には、制御信号生成手段21によって生成された制御信号に、通信開始タイミングの情報を格納する領域分のバイト数を加えて、制御信号全体のメッセージ長を算出し、算出された制御信号のメッセージ長に基づいて当該制御信号を送信するための通信時間等から通信開始タイミングを決定する。続いて、制御信号生成手段21は、通信開始タイミング決定手段22によって決定された通信開始タイミングの情報を制御信号に確保された領域に制御信号を完成させ(S32)、生成された制御信号を制御信号送信手段17に入力する。
【0047】
次に、無線回線制御装置20の制御信号送信手段17は、生成された制御信号を基地局40に送信する(S34)。基地局40は無線回線制御装置20から送信された制御信号を受信すると、受信した制御信号に基づいて通信チャネルを設定し(S36)、通信開始タイミングの情報に基づいて、チャネルを制御チャネルから通信チャネルに切り替える。
【0048】
続いて、無線回線制御装置20の制御信号送信手段17は、生成された制御信号を移動端末30に送信する(S38)。移動端末30は無線回線制御装置20から送信された制御信号を受信する(S40)と、受信した制御信号に基づいて通信チャネルを設定し、通信開始タイミングの情報に基づいて、受信チャネルを制御チャネルから通信チャネルに切り替える。
【0049】
最後に、無線回線制御装置20は通信チャネルによってデータを送信し(S42)、移動端末30は無線回線制御装置20から送信されたデータを受信する(S44)。
【0050】
第2実施形態に係る移動通信システム2は、制御信号のメッセージ長に基づいて通信開始タイミングを決定する無線回線制御装置20を有し、制御信号の再送時間を確保できるように、制御信号のメッセージ長に基づいて通信開始タイミングを決定することで、通信開始時の通信品質を高めることができる。
【0051】
また、第2実施形態に係る無線回線制御方法も、制御信号のメッセージ長に基づいて通信開始タイミングを決定するので、制御信号の再送時間を確保できるように、制御信号のメッセージ長に基づいて通信開始タイミングを決定することで、通信開始時の通信品質を高めることができる。
【0052】
以上、本発明に係る無線回線制御装置、移動通信システム及び無線回線制御方法について、実施形態を用いて詳細に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。
【0053】
上記第1実施形態において、タイミングテーブル15は、シングルコールかマルチコールかの種別に対応してActivation Timeを定義しているが、用いる通信チャネルの本数に対応してActivation Timeを定義することとしてもよい。また、他のサービス種別の情報、例えば、通信速度に対応してActivation Timeを定義することとしても良い。
【0054】
【発明の効果】
本発明によれば、あらかじめサービス種別ごとの制御信号のメッセージ長から制御信号の送信時間を予測し、その送信時間に基づいて、制御信号を少なくとも1回は再送できるような通信開始タイミングを定めておくなどしておく。そして、通信開始タイミング決定手段は通信要求に含まれるサービス種別に基づいて通信開始タイミングを選択して決定する。これにより、サービス種別ごとに適切な通信開始タイミングを決定し、制御信号のメッセージ長によらず、制御信号を確実に送信できるようにして、通信開始時における通信品質を保つことができる。
【0055】
また、本発明によれば、制御信号に含まれる通信開始タイミングの情報を生成される制御信号の長さに基づいて決定することにより、制御信号を確実に送信できるように通信開始タイミングを決定できる。これにより、制御信号のメッセージ長によらず、無線回線制御装置から移動端末に送信される制御信号の通信品質を保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係る移動通信システムの構成を示すブロック図である。
【図2】タイミングテーブルに格納されたデータの例を示す図である。
【図3】第1実施形態に係る移動通信システムの動作を示すフローチャートである。
【図4】第2実施形態に係る移動通信システムの構成を示すブロック図である。
【図5】制御信号生成手段によって生成される制御信号の例を示す図である。
【図6】第2実施形態に係る移動通信システムの動作を示すフローチャートである。
【図7】通信開始タイミングについて説明するための図である。
【符号の説明】
1、2…移動通信システム、10…無線回線制御装置、11…通信要求受信手段、12…リソース予約手段、13…通信開始タイミング決定手段、14…サービス種別判定手段、15…タイミングテーブル、16…制御信号生成手段、17…制御信号送信手段、20…無線回線制御装置、21…制御信号生成手段、22…通信開始タイミング決定手段、30…移動端末、40…基地局、41…交換機。
Claims (9)
- 制御信号を送信する制御チャネルとデータを送信する通信チャネルとによって移動端末との通信を行う無線回線制御装置であって、
移動端末から送信される、サービス種別に関する情報を含む通信要求を受信する通信要求受信手段と、
前記通信要求受信手段によって受信した通信要求に含まれるサービス種別に関する情報に基づいて、通信チャネルによる通信開始タイミングを決定する通信開始タイミング決定手段と、
前記通信開始タイミング決定手段によって決定された通信開始タイミングの情報を含む制御信号を生成する制御信号生成手段と、
前記制御信号生成手段によって生成された制御信号を制御チャネルによって前記移動端末に送信する制御信号送信手段と、
を備えることを特徴とする無線回線制御装置。 - 前記サービス種別に関する情報には、通信チャネルによる通信速度に関する情報が含まれることを特徴とする請求項1に記載の無線回線制御装置。
- 制御信号を送信する制御チャネルとデータを送信する通信チャネルとによって移動端末との通信を行う無線回線制御装置であって、
前記移動端末の通信チャネルによる通信開始タイミングの情報を含む制御信号を生成する制御信号生成手段と、
前記制御信号生成手段によって生成された制御信号を制御チャネルによって前記移動端末に送信する制御信号送信手段と、
を備え、
前記制御信号生成手段によって生成される制御信号に含まれる通信開始タイミングの情報は、当該制御信号の長さに基づいて決定されることを特徴とする無線回線制御装置。 - 前記移動端末から送信される通信要求を受信する通信要求受信手段をさらに備え、
前記制御信号生成手段は、前記通信要求受信手段によって受信した通信要求に基づいて制御信号を生成することを特徴とする請求項3に記載の無線回線制御装置。 - 制御信号を送信する制御チャネルとデータを送信する通信チャネルとによって通信する移動通信システムであって、
請求項1〜4のいずれか1項に記載の無線回線制御装置と、
制御チャネルによって前記無線回線制御装置から送信される制御信号に含まれる通信開始タイミングの情報に従って、制御チャネルから通信チャネルに切り替えて通信を開始する移動端末と、
を備えることを特徴とする移動通信システム。 - 制御信号を送信する制御チャネルとデータを送信する通信チャネルとによって移動端末と無線回線制御装置との間で通信を行う移動通信システムにおいて、通信チャネルによる通信を開始させる無線回線制御方法であって、
前記移動端末から前記無線回線制御装置にサービス種別に関する情報を含む通信要求を送信する通信要求送信ステップと、
前記通信要求送信ステップにおいて送信された通信要求に含まれるサービス種別に関する情報に基づいて、通信チャネルによる通信開始タイミングを決定する通信開始タイミング決定ステップと、
前記通信開始タイミング決定ステップにおいて決定された通信開始タイミングの情報を含む制御信号を生成する制御信号生成ステップと、
前記制御信号生成ステップにおいて生成された制御信号を制御チャネルによって前記無線回線制御装置から前記移動端末に送信する制御信号送信ステップと、
前記制御信号送信ステップにおいて送信された制御信号に含まれる通信開始タイミングの情報に従って、前記移動端末のチャネルを制御チャネルから通信チャネルに切り替えるチャネル切替ステップと、
を有することを特徴とする無線回線制御方法。 - 前記サービス種別に関する情報には、通信チャネルによる通信速度に関する情報が含まれることを特徴とする請求項6に記載の無線回線制御方法。
- 制御信号を送信する制御チャネルとデータを送信する通信チャネルとによって移動端末と無線回線制御装置との間で通信を行う移動通信システムにおいて、通信チャネルによる通信を開始させる無線回線制御方法であって、
前記移動端末の通信チャネルによる通信開始タイミングの情報を含む制御信号を生成する制御信号生成ステップと、
前記制御信号生成ステップにおいて生成された制御信号を制御チャネルによって前記無線回線制御装置から前記移動端末に送信する制御信号送信ステップと、
前記制御信号送信ステップにおいて送信された制御信号に含まれる通信開始タイミングの情報に従って、前記移動端末のチャネルを制御チャネルから通信チャネルに切り替えるチャネル切替ステップと、
を有し、
前記制御信号生成手段によって生成される制御信号に含まれる通信開始タイミングは、当該制御信号の長さに基づいて決定されることを特徴とする無線回線制御方法。 - 前記移動端末から前記無線回線制御装置に通信要求を送信する通信要求送信ステップをさらに有し、
前記制御信号生成ステップは、前記通信要求送信ステップにおいて送信された通信要求に基づいて制御信号を生成することを特徴とする請求項8に記載の無線回線制御方法。
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