JP3889966B2 - リソース割当制御装置、リソース割当制御方法、及びリソース割当制御システム - Google Patents

リソース割当制御装置、リソース割当制御方法、及びリソース割当制御システム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、リソース割当制御装置、リソース割当制御方法、及びリソース割当制御システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、携帯電話等の移動通信端末と基地局間において双方向通信を実現する方式として、TDD(Time Division Duplex)方式とFDD(Frequency Division Duplex)方式が利用されている。TDD方式は、送信時と受信時とで同一の周波数帯を時分割で使用する時分割複信方式である。これに対して、FDD方式は、送信時と受信時とで異なる周波数帯を使用する周波数分割複信方式である。近年、TDD方式とFDD方式それぞれの長所を併有すべく、これら何れの通信方式によっても通信可能な移動通信端末が開発されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の移動通信端末では、各通信方式におけるリソースの使用率を考慮していなかった。すなわち、TDD方式に対応した基地局に移動通信端末が呼を送信した場合には、移動通信端末と基地局間の通信方式としてTDD方式の無線リソース(以下、「TDDリソース」と記す。)が使用されていた。反対に、FDD方式に対応した基地局に移動通信端末が呼を送信した場合には、移動通信端末と基地局間の通信方式としてFDD方式の無線リソース(以下、「FDDリソース」と記す。) が使用されていた。
【0004】
したがって、例えばFDDリソースの使用率がTDDリソースの使用率と比較して著しく高い値であるにも拘わらず、FDD方式に対応する基地局に対して移動通信端末から呼が発せられると、FDDリソースを呼に割り当てていた。TDDリソースとFDDリソースとの間における、この様な使用率の偏りは、特にトラフィックが逼迫している場合等に呼損を発生させていた。呼損の発生は、通信可能な移動通信端末の増加を抑制する一因となっていた。
【0005】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、リソースを効率的に使用するリソース割当制御装置、リソース割当制御方法、及びリソース割当制御システムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るリソース割当制御装置は、移動通信端末とTDD方式で通信を行うTDD基地局装置と、前記移動通信端末とFDD方式で通信を行うFDD基地局装置とに接続されたリソース割当制御装置であって、前記TDD基地局装置におけるTDDのリソース使用率と前記FDD基地局装置におけるFDDのリソース使用率とを取得する取得手段と、前記取得手段により取得された、前記TDDのリソース使用率と前記FDDのリソース使用率とが共に所定値以上の場合に前記移動通信端末からの呼のサービス種別を判定する判定手段と、前記判定手段により判定されたサービス種別に基づいて、前記移動通信端末からの呼に対して、TDDのリソースとFDDのリソースとのうち何れの通信方式のリソースを割り当てるかを選定する選定手段と、前記選定手段により選定された通信方式のリソースの割当てを、当該通信方式で通信を行う基地局装置に指示する指示手段とを備える。
【0007】
また、本発明に係るリソース割当制御方法は、移動通信端末とTDD方式で通信を行うTDD基地局装置と、前記移動通信端末とFDD方式で通信を行うFDD基地局装置とに接続されたリソース割当制御装置がリソースの割当てを制御するリソース割当制御方法であって、前記TDD基地局装置におけるTDDのリソース使用率と前記FDD基地局装置におけるFDDのリソース使用率とを取得する取得工程と、前記取得手段により取得された、前記TDDのリソース使用率と前記FDDのリソース使用率との差が所定値以下の場合に前記移動通信端末からの呼のサービス種別を判定する判定手段と、前記判定手段により判定されたサービス種別に基づいて、前記移動通信端末からの呼に対して、TDDのリソースとFDDのリソースとのうち何れの通信方式のリソースを割り当てるかを選定する選定工程と、前記選定工程にて選定された通信方式のリソースの割当てを、当該通信方式で通信を行う基地局装置に指示する指示工程とを含む。
【0008】
これらの発明によれば、リソースの使用率を考慮して、TDDのリソースとFDDのリソースとのうち何れの通信方式のリソースを呼に割り当てるかを選定する。例えば、TDDのリソース使用率とFDDのリソース使用率とのうち、値の低い通信方式のリソースを割り当てる。これにより、TDDリソースとFDDリソース間における使用率の偏りが緩和され、周波数の使用効率が向上する。その結果、呼損発生が減り、より多くの移動通信端末が通信可能となる。トラフィックが逼迫している場合には呼損発生の確率が高いので本発明は特に効果的である。
【0011】
これらの発明によれば、発生した呼のサービス種別を考慮して、TDDのリソースとFDDのリソースとのうち何れの通信方式のリソースを優先的に呼に割り当てるかを選定する。例えば、呼のサービス種別がWeb閲覧等のパケット呼である場合には、上り方向の通信量に比べて下り方向の通信量が大きいことが予測されるので、送信時と受信時の通信量が非対称的なTDD方式を選定する。これに対して、呼のサービス種別が音声通話等の回線交換呼である場合には、上り方向と下り方向とで通信量が同程度であることが予測されるので、送信時と受信時の通信量が対称的なFDD方式を選定する。これにより、サービス種別に適したリソースの割当てが可能となり、リソースをより効率的に使用できる。
【0014】
これらの発明によれば、呼のサービス種別を判定する条件として、TDDのリソース使用率とFDDのリソース使用率とが共に所定値以上であることを設定した。リソース使用率が共に所定値以上である場合には、TDD、FDDの何れのトラフィックも逼迫している状態にある。この様な状態では、より効率良くリソースを割り当てなければ、短時間でリソースが枯渇してしまう。そこで、リソース使用率の差のみならず、上り方向と下り方向の通信量の差を考慮に入れてリソースの割当てを行うものとした。これにより、リソースの割当ての効率性が一層向上する。
【0015】
本発明に係るリソース割当制御装置は、移動通信端末とTDD方式で通信を行うTDD基地局装置と、前記移動通信端末とFDD方式で通信を行うFDD基地局装置とに接続されたリソース割当制御装置であって、前記TDD基地局装置におけるTDDのリソース使用率と前記FDD基地局装置におけるFDDのリソース使用率とを取得する取得手段と、前記取得手段により取得された、前記TDDのリソース使用率と前記FDDのリソース使用率との差が所定値以下の場合に前記移動通信端末からの呼のサービス種別を判定する判定手段と、前記判定手段により判定されたサービス種別に基づいて、前記移動通信端末からの呼に対して、TDDのリソースとFDDのリソースとのうち何れの通信方式のリソースを割り当てるかを選定する選定手段と、前記選定手段により選定された通信方式のリソースの割当てを、当該通信方式で通信を行う基地局装置に指示する指示手段とを備える。
【0016】
本発明に係るリソース割当制御方法は、移動通信端末とTDD方式で通信を行うTDD基地局装置と、前記移動通信端末とFDD方式で通信を行うFDD基地局装置とに接続されたリソース割当制御装置がリソースの割当てを制御するリソース割当制御方法であって、前記TDD基地局装置におけるTDDのリソース使用率と前記FDD基地局装置におけるFDDのリソース使用率とを取得する取得工程と、前記取得工程にて取得された、前記TDDのリソース使用率と前記FDDのリソース使用率との差が所定値以下の場合に前記移動通信端末からの呼のサービス種別を判定する判定工程と、前記判定手段により判定されたサービス種別に基づいて、前記移動通信端末からの呼に対して、TDDのリソースとFDDのリソースとのうち何れの通信方式のリソースを割り当てるかを選定する選定工程と、前記選定工程にて選定された通信方式のリソースの割当てを、当該通信方式で通信を行う基地局装置に指示する指示工程とを含む。
【0017】
これらの発明によれば、呼のサービス種別を判定する条件として、TDDのリソース使用率とFDDのリソース使用率との差が所定値以下であることを設定した。すなわち、TDD,FDDの各リソース使用率の差が所定値以下である場合には、各リソース使用率の差が所定値より大きい場合と比べて、各通信方式間におけるリソース使用率の差は少ない。この様な場合にまで、リソース使用率の低い通信方式を選定するのは、リソース使用の効率性の観点から非効率的である。そこで、上り方向と下り方向の通信量の差を考慮に入れるべく、呼のサービス種別に基づいて、呼に割り当てるリソースの選定を行う。これにより、リソース割当ての効率性が一層向上する。
【0018】
また、本発明に係るリソース割当制御装置と、該リソース割当制御装置の指示手段により割当てを指示されたリソースを使用して通信を行うTDD基地局装置及びFDD基地局装置とにより構成され、前記リソース割当制御装置と前記TDD基地局装置と前記FDD基地局装置との間で通信を行うリソース割当制御システムとして構築・運用してもよい。
【0019】
【発明の実施の形態】
(第1の実施の形態)
以下、添付図面を参照して本発明の第1の実施の形態を詳細に説明する。
まず、構成を説明する。図1は、本発明に係るリソース割当制御システムの全体構成例を示す概念図である。図1に示す様に、リソース割当制御システム100は、無線制御装置1(リソース割当制御装置に対応)と、TDD基地局B1(TDD基地局装置に対応)と、FDD基地局B2(FDD基地局装置に対応)と、携帯電話21(移動通信端末に対応)とにより構成されている。
【0020】
詳細な説明は後述するが、無線制御装置1は、TDD基地局B1とFDD基地局B2とに有線接続され、これら各基地局と携帯電話21間における無線通信を統括的に制御する。TDD基地局B1は、TDD基地局B1からの電波の到達範囲(以下、「TDDセルA1」と記す。)内に在圏する携帯電話とTDD方式で無線交信を行う公衆基地局である。FDD基地局B2は、FDD基地局B2からの電波の到達範囲(以下、「FDDセルA2」と記す。)内に在圏する携帯電話とFDD方式で無線交信を行う公衆基地局である。
【0021】
携帯電話21は、TDD方式とFDD方式の何れの通信方式によっても通信可能な携帯電話である。図1に示す様に、TDDセルA1とFDDセルA2とが地理的に重なり合う領域に携帯電話21が位置している場合には、携帯電話21は、TDD基地局B1とFDD基地局B2とのうち何れの基地局とも通信可能である。携帯電話21とTDD基地局B1間における無線通信方式は、周知のIMT-2000 CDMA TDD方式である。IMT-2000 CDMA TDD方式は、ITU(International Telecommunication Union)によって標準化されたIMT-2000に準拠した通信チャネルの多重化方式である。IMT-2000 CDMA TDD方式は、CDMA及びTDDを使用しており、通信チャネルは、拡散符号と時間とによって分割される。一方、携帯電話21とFDD基地局B2間における無線通信方式は、周知のIMT-2000 CDMA FDD方式である。IMT-2000 CDMA FDD方式は、IMT-2000に準拠した通信チャネルの多重化方式である。IMT-2000 CDMA FDD方式は、CDMA及びFDDを使用しており、通信チャネルは、拡散符号と周波数とによって分割される。
【0022】
図2は、本実施の形態における無線制御装置1の機能的構成を示す模式図である。図2に示す様に、無線制御装置1は、TDDリソース割当管理部11(指示手段に対応)と、TDDリソース情報管理部12と、FDDリソース割当管理部13(指示手段に対応)と、FDDリソース情報管理部14と、通信方式制御部15(取得手段、及び選定手段に対応)と、リソース使用率管理部16と、リソース使用率記憶部17とにより概略構成されている。各部は相互に信号の送受信が可能な様にバスを介して有線接続されている。
【0023】
TDDリソース割当管理部11は、TDD基地局B1が携帯電話21から呼を受信すると、TDD基地局B1からの要求により、後述する通信方式制御部15にリソース割当要求を出力する。TDDリソース情報管理部12は、後述するリソース使用率管理部16にTDDリソース使用情報を出力する。TDDリソース使用情報は、TDD基地局B1において現在割り当てられているTDDリソースの量(以下、「使用TDDリソース量」と記す。)を通知するためのデータである。
【0024】
FDDリソース割当管理部13は、FDD基地局B2が携帯電話21から呼を受信すると、FDD基地局B2からの要求により、後述する通信方式制御部15にリソース割当要求を出力する。FDDリソース情報管理部14は、後述するリソース使用率管理部16にFDDリソース使用情報を出力する。FDDリソース使用情報は、FDD基地局B2において現在割り当てられているFDDリソースの量(以下、「使用FDDリソース量」と記す。)を通知するためのデータである。
【0025】
通信方式制御部15は、TDDリソース割当管理部11又はFDDリソース割当管理部13からのリソース割当要求の入力に伴い、後述するリソース使用率管理部16に対して各リソース使用情報の取得を指示する。また、通信方式制御部15は、リソース使用率記憶部17からリソース使用率を取得する。更に、通信方式制御部15は、取得したリソース使用率に基づいて、TDDリソースとFDDリソースとのうち何れの通信方式のリソースを呼に割り当てるかを選定し、TDDリソース割当管理部11とFDDリソース割当管理部13とに通知する。
【0026】
リソース使用率管理部16は、通信方式制御部15からの指示に従って、TDDリソース情報管理部12からTDDリソース使用情報を取得し、FDDリソース情報管理部14からFDDリソース使用情報を取得する。リソース使用率管理部16は、取得したリソース使用情報と割当て可能なリソースの総量(以下、「許容リソース量」と記す。)とに基づいて各リソースの使用率を逐次算出する。リソース使用率記憶部17は、リソース使用率管理部16による算出結果をリソース使用率として更新可能に記憶する。
【0027】
次に、動作を説明する。図2において、同一のステップ番号は、当該ステップ番号で示す複数の処理が並行して実行されることを示す。但し、括弧付のステップ番号は、当該ステップ番号で示す処理と同一のステップ番号で示す処理のうち何れか一方の処理が単独で実行されることを示す。
【0028】
まずS1では、携帯電話21が新規に発生した呼をTDD基地局B1又はFDD基地局B2が受信すると、TDDリソース割当管理部11又はFDDリソース割当管理部13は、TDD基地局B1又はFDD基地局B2から割り当て要求を受信する。S2では、TDDリソース割当管理部11又はFDDリソース割当管理部13は、携帯電話21からの呼に対するリソースの割当てを通信方式制御部15に要求する。次のS3では、通信方式制御部15は、リソース使用率管理部16にリソース使用情報の取得を指示する。
【0029】
S4では、リソース使用率管理部16は、通信方式制御部15からの指示に従って、TDDリソース情報管理部12からTDD基地局B1のTDDリソース使用情報を取得する。同時に、FDDリソース情報管理部14からFDD基地局B2のFDDリソース使用情報を取得する。S5では、リソース使用率管理部16は、S4で取得したリソース使用情報と、TDD基地局B1、FDD基地局B2それぞれの許容リソース量とに基づいて各リソースの使用率を逐次算出する。リソース使用率管理部16は、算出結果をTDDリソース使用率とFDDリソース使用率とに分けて、リソース使用率記憶部17内の所定の領域に記憶させる。
【0030】
S6以降では、本発明を実現する為の主要な処理を実行する。まずS6では、通信方式制御部15は、リソース使用率記憶部17からTDDリソース使用率とFDDリソース使用率を取得する。通信方式制御部15は、取得したリソース使用率に基づいて、TDDのリソースとFDDのリソースとのうち何れの通信方式のリソースを呼に割り当てるかを選定する。
【0031】
通信方式の選定は、例えば以下の様に行う。すなわち、通信方式制御部15は、TDDリソース使用率とFDDリソース使用率とのうち、値の低いリソース使用率に対応する通信方式のリソースを、呼に割り当てるリソースとして選定する。これにより、TDDリソースとFDDリソース間における使用率の偏りが緩和され、周波数の使用効率が向上する。その結果、呼損発生が減り、より多くの携帯電話が通信可能となる。
【0032】
以下、通信方式の選定方法について、図3を参照してより具体的に説明する。図3は、携帯電話21が在圏するセル内のトラフィック状況を示す図である。図3において、横軸は時刻t(単位はs)を表す。縦軸はTDDリソースの使用率T(t)(単位は%)及びFDDリソースの使用率F(t)(単位は%)を表す。図3に示す様に、各リソース使用率は経時的に変化しているので、携帯電話21からの呼が発生する時刻によって、T(t)とF(t)との高低関係は異なる。
【0033】
例えば、時刻tcにおいてはT(tc)>F(tc)であり、TDDリソース使用率はFDDリソース使用率と比較して高くトラフィックは逼迫している。したがって、通信方式制御部15は、時刻tcに発生した呼に割り当てるリソースとして、この時点でリソース使用率の低いFDD方式のリソースを選定する。これに対して、時刻tbにおいてはT(tb)<F(tb)であり、FDDリソース使用率はTDDリソース使用率よりも高くトラフィックは逼迫している。したがって、通信方式制御部15は、時刻tbに発生した呼に割り当てるリソースとして、TDD方式のリソースを選定する。
【0034】
図2に戻り、S7では、通信方式制御部15は、S6で選定した通信方式のリソースを呼に割り当てるために、TDDリソース割当管理部11とFDDリソース割当管理部13とに、選定した通信方式を通知する。選定した通信方式の通知は、常に双方のリソース割当管理部に対して行われるものとしてもよいが、所定の場合を除いて、一方のリソース割当管理部に対してのみ行われるものとしてもよい。所定の場合とは、例えば、呼に基づくリソース割当要求を受信したリソース割当管理部と、選定された通信方式のリソース割当管理部とが異なる場合である。この場合には、呼に基づくリソース割当要求を受信したリソース割当管理部は、リソースを割り当てる指示の待機状態にあるにも拘わらずリソースの割当て指示を受けない。このため、その待機状態を解除する必要がある。したがって、リソースの割当てを行わないリソース割当管理部に対しても、選定された通信方式を通知する。
【0035】
最後のS8では、選定された通信方式に対応するリソース割当管理部(11又は13)が、基地局にリソースの割当てを指示する。リソースの割当てを指示された基地局は、呼に対してリソースの割当てを行う。
【0036】
例えば、S7で通知された通信方式がTDD方式の場合には、TDDリソース割当管理部11はリソースを割り当て、FDDリソース割当管理部13はリソースを割り当てない。これに対して、S7で通知された通信方式がFDD方式の場合には、TDDリソース割当管理部11はリソースを割り当てず、FDDリソース割当管理部13はリソースを割り当てる。
【0037】
以上説明したように、本実施形態における無線制御装置1によれば、通信方式制御部15は、TDDリソース使用率とFDDリソース使用率とのうち、値の低いリソース使用率に対応する通信方式のリソースを、呼に割り当てるリソースとして選定する。これにより、TDDリソースとFDDリソース間における使用率の偏りが緩和され、周波数の使用効率が向上する。その結果、呼損発生が減り、より多くの携帯電話が通信可能となる。
【0038】
(第2の実施の形態)
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。まず、構成を説明する。本実施の形態におけるリソース割当制御システムの基本的構成は、第1の実施の形態におけるリソース割当制御システム100の構成と同様であるので、各構成要素には同一の符合を付し重複する説明は省略すると共に、第1の実施の形態との相違点について詳述する。
【0039】
図4は、本実施の形態における無線制御装置1の機能的構成を示す模式図である。図4に示す様に、本実施の形態における無線制御装置1は、第1の実施の形態における無線制御装置1に呼識別部18と呼識別情報記憶部19とを追加したものである。各部の追加に伴い通信方式制御部15(判定手段に対応)の機能も異なっている。各部は相互に信号の送受信が可能な様にバスを介して有線接続されている。
【0040】
呼識別部18は、TDDリソース割当管理部11とFDDリソース割当管理部13との何れか一方から入力されたリソース割り当て要求に基づいて呼のサービス種別を識別する。呼のサービス種別とは、呼の発生に応じて移動通信端末で利用可能なサービスが、パケット通信サービスと回線交換サービスとのうち何れのサービスであるかを識別するための情報である。
【0041】
呼識別情報記憶部19は、呼識別部18による識別結果を呼識別情報として更新可能に記憶する。
【0042】
次いで動作を説明する。図4において、T1〜T5の各処理は、第1の実施の形態において詳述したS1〜S5の各処理(図2参照)とそれぞれ同一であるので、第1の実施の形態とは異なるT6〜T10の処理について説明する。
【0043】
すなわちT6では、呼識別部18は、TDDリソース割当管理部11とFDDリソース割当管理部13との何れか一方からリソース割り当て要求を取得する。T7では、呼識別部18は、取得したリソース割り当て要求に含まれるヘッダ情報に基づいて呼のサービス種別を識別する。呼識別部18は、識別結果を呼識別情報として呼識別情報記憶部19に記憶させる。呼識別情報は、呼を発生した携帯電話の識別情報と対応付けて記憶される。
【0044】
T8では、通信方式制御部15は、呼に対応する呼識別情報を呼識別情報記憶部19から取得する。同時に、通信方式制御部15は、リソース使用率記憶部17からTDDリソース使用率とFDDリソース使用率とを取得する。
【0045】
通信方式制御部15は、T8で取得した呼識別情報と各通信方式のリソース使用率とに基づいて、TDDのリソースとFDDのリソースとのうち何れの通信方式のリソースを呼に割り当てるかを選定する。通信方式の選定は、例えば以下の様に行う。すなわち、通信方式制御部15は、T8で取得したTDDリソース使用率とFDDリソース使用率とが共に所定値(例えば70%)以上であれば、呼識別情報を参照して呼のサービス種別を判定する。
【0046】
当該判定の結果、呼のサービス種別がWeb閲覧等のパケット呼である場合には、上り方向の通信量に比べて下り方向の通信量が大きいことが予測されるので、送信時と受信時の通信量が非対称的なTDD方式を選定する。これに対して、呼のサービス種別が音声通話等の回線交換呼である場合には、上り方向と下り方向とで通信量が同程度であることが予測されるので、送信時と受信時の通信量が対称的なFDD方式を選定する。これにより、サービス種別に適したリソースの割当てが可能となり、リソースをより効率的に使用できる。
【0047】
また、呼のサービス種別を判定する条件として、各リソース使用率が共に所定値以上の場合を設定したのは以下の理由による。すなわち、リソース使用率が共に所定値以上である場合には、トラフィックが逼迫している状態にある。この様な状態では、より効率良くリソースを割り当てなければ、短時間でリソースが枯渇してしまう。そこで、リソース使用率の差のみならず、サービス種別を考慮に入れてリソースの割当てを行うものとした。
【0048】
一方、通信方式制御部15は、T8で取得したTDDリソース使用率とFDDリソース使用率とのうち、少なくとも一方が所定値未満であれば、第1の実施の形態におけるS6の処理と同様に通信方式の選定を行う。すなわち、通信方式制御部15は、TDDリソース使用率とFDDリソース使用率とのうち、値の低いリソース使用率に対応する通信方式のリソースを選定する。なお、各リソース使用率が同一の値の場合には、TDD方式を選定する。
【0049】
以下、所定値をS、呼のサービス種別をパケット呼である場合を想定し、通信方式の選定方法について図5を参照して詳説する。図5は、携帯電話21が在圏するセル内のトラフィック状況を示す図である。図5において、例えば、時刻tcにおいてはT(tc)とF(tc)とが共に所定値S以上である。また、呼のサービス種別はパケット呼である。したがって、通信方式制御部15は、携帯電話21からの呼に割り当てるリソースとして、パケット呼に適したTDD方式のリソースを選定する。
【0050】
これに対して、時刻tdにおいてはF(td)は所定値S以上であるが、T(td)は所定値S未満である。すなわち、T(td)とF(td)とのうち少なくとも一方が所定値S未満の場合に該当する。したがって、通信方式制御部15は、T(td)とF(td)とを比較する。比較の結果、T(td)<F(td)であるので、呼に割り当てるリソースとして、リソース使用率の低いTDD方式のリソースを選定する。
【0051】
以上、呼のサービス種別をパケット呼である場合を想定し、通信方式の選定方法について説明したが、回線交換呼である場合には以下の様になる。すなわち、時刻tcにおいてはT(tc)とF(tc)とが共に所定値S以上であるので、通信方式制御部15は、携帯電話21からの呼に割り当てるリソースとして、回線交換呼に適したFDD方式のリソースを選定する。反対に、時刻tdにおいてはF(td)は所定値S以上であるがT(td)は所定値S未満であるので、通信方式制御部15は、T(td)とF(td)とを比較する。比較の結果、T(td)<F(td)であるので、呼に割り当てるリソースとして、リソース使用率の低いTDD方式のリソースを選定する。
【0052】
図4に戻り、T9では、通信方式制御部15は、T8で選定した通信方式のリソースを呼に割り当てるために、TDDリソース割当管理部11とFDDリソース割当管理部13とに、選定した通信方式を通知する。最後のT10では、選定された通信方式に対応するリソース割当管理部(11又は13)が、基地局にリソースの割当てを指示する。リソースの割当てを指示された基地局は、呼に対してリソースの割当てを行う。
【0053】
以上説明したように、本実施形態における無線制御装置1によれば、呼のサービス種別がパケット呼である場合にはTDD方式のリソースを優先的に呼に割り当てる。これに対して、呼のサービス種別が回線交換呼である場合にはFDD方式のリソースを優先的に呼に割り当てる。この様に、サービス種別に基づいて、何れの通信方式のリソースを呼に割り当てるかを選定する。これにより、サービス種別に適したリソースの割当てが可能となり、リソースをより効率的に使用できる。
【0054】
なお、上記各実施の形態に記載の態様は、本発明に係るリソース割当制御システムの好適な一例であり、これに限定されるものではない。
【0055】
上記実施の形態では、呼のサービス種別を判定する条件として、各リソース使用率が共に所定値以上の場合を設定したが、各リソース使用率の差が所定値以下の場合を設定してもよい。以下、所定値Uが20%、呼のサービス種別をパケット呼である場合を想定し、この様な通信方式の選定方法について図6を参照して詳説する。図6は、携帯電話21が在圏するセル内のトラフィック状況を示す図である。図6において、例えば時刻teにおいては、T(te)が85%、F(te)が75%であり、T(te)とF(te)との差は10%である。すなわち、T(te)とF(te)との差は所定値U以下である。また、呼のサービス種別はパケット呼である。したがって、通信方式制御部15は、携帯電話21からの呼に割り当てるリソースとして、パケット呼に適したTDD方式のリソースを選定する。
【0056】
これに対して、時刻tfにおいては、T(tf)が50%、F(tf)が90%であり、T(tf)とF(tf)との差は40%である。すなわち、T(tf) とF(tf)との差は所定値Uより大きく、T(tf)とF(tf)との差は所定値U以下である場合に該当しない。したがって、通信方式制御部15は、T(tf)とF(tf)とを比較する。比較の結果、T(tf)<F(tf)であるので、呼に割り当てるリソースとして、リソース使用率の低いTDD方式のリソースを選定する。
【0057】
以上、呼のサービス種別をパケット呼である場合を想定し、通信方式の選定方法について説明したが、回線交換呼である場合には以下の様になる。すなわち、時刻teにおいてはT(te)とF(te)との差は10%であり所定値U以下である。したがって、通信方式制御部15は、携帯電話21からの呼に割り当てるリソースとして、回線交換呼に適したFDD方式のリソースを選定する。反対に、時刻tfにおいてはF(tf) とF(tf)との差は40%であり所定値Uより大きい値である。したがって、通信方式制御部15は、T(tf)とF(tf)とを比較する。比較の結果、T(tf)<F(tf)であるので、呼に割り当てるリソースとして、リソース使用率の低いTDD方式のリソースを選定する。
【0058】
以上説明した様に、TDDのリソース使用率とFDDのリソース使用率との差が所定値以下の場合に携帯電話21からの呼のサービス種別を判定するのは、以下の理由による。すなわち、TDD,FDDの各リソース使用率の差が所定値以下である場合には、各リソース使用率の差が所定値より大きい場合と比べて、各通信方式間におけるリソース使用率の差は少ない。この様な場合にまで、リソース使用率の低い通信方式を選定するのは、リソース使用の効率性の観点から非効率的である。したがって、上り方向と下り方向の通信量の差を考慮に入れるべく、呼のサービス種別に基づいて、呼に割り当てるリソースの選定を行う。これにより、リソース割当ての効率性が一層向上する。
【0059】
また、上記実施の形態では、通信方式の選定基準として、リソース使用率の高低、呼のサービス種別(呼種)を使用したが、呼の発生により送受信されるデータ容量を使用してもよい。例えば、画像データ等の様に容量の大きいデータを送受信する場合にはTDD方式のリソースを優先的に使用し、テキストデータ等の様に比較的容量の小さいデータを送受信する場合にはFDD方式のリソースを使用する。
【0060】
更に、上記各実施の形態では、無線制御装置1(リソース割当制御装置の例示)、TDD基地局B1(TDD基地局装置の例示)、及びFDD基地局B2(FDD基地局装置の例示)は、それぞれ物理的に別体の構成とした。しかしながら、本発明はこの様な構成に限定されるものではない。例えば、TDD基地局装置とFDD基地局装置とが1台の基地局に内蔵され、当該基地局と無線制御装置とが別体として構成されているものとしてもよい。更には、リソース割当制御装置とTDD基地局装置とFDD基地局装置とが1台の基地局に内蔵されているものとしてもよい。
【0061】
また、上記各実施形態では、移動通信端末を携帯電話として説明したが、例えばPHS(Personal Handyphone System)の様に無線通信機能を備えた情報機器であればよい。
【0062】
【発明の効果】
本発明によれば、リソースの使用率を考慮して、TDDのリソースとFDDのリソースとのうち何れの通信方式のリソースを呼に割り当てるかを選定する。例えば、TDDのリソース使用率とFDDのリソース使用率とのうち、値の低い通信方式のリソースを割り当てる。これにより、TDDリソースとFDDリソース間における使用率の偏りが緩和され、周波数の使用効率が向上する。その結果、呼損発生が減り、より多くの移動通信端末が通信可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るリソース割当制御システムの全体構成例を示す概念図である。
【図2】第1の実施の形態における無線制御装置の機能的構成及び動作を示すブロック図である。
【図3】第1の実施の形態において携帯電話が在圏するセル内のトラフィック状況を示す図である。
【図4】第2の実施の形態における無線制御装置の機能的構成及び動作を示すブロック図である。
【図5】第2の実施の形態において携帯電話が在圏するセル内のトラフィック状況を示す図である。
【図6】更に別の実施の形態において携帯電話が在圏するセル内のトラフィック状況を示す図である。
【符号の説明】
1…無線制御装置、11…TDDリソース割当管理部、12…TDDリソース情報管理部、13…FDDリソース割当管理部、14…FDDリソース情報管理部、15…通信方式制御部、16…リソース使用率管理部、17…リソース使用率記憶部、18…呼識別部、19…呼識別情報記憶部、21…携帯電話、100…リソース割当制御システム、B1…TDD基地局、B2…FDD基地局

Claims (5)

  1. 移動通信端末とTDD方式で通信を行うTDD基地局装置と、前記移動通信端末とFDD方式で通信を行うFDD基地局装置とに接続されたリソース割当制御装置であって、
    前記TDD基地局装置におけるTDDのリソース使用率と前記FDD基地局装置におけるFDDのリソース使用率とを取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された、前記TDDのリソース使用率と前記FDDのリソース使用率とが共に所定値以上の場合に前記移動通信端末からの呼のサービス種別を判定する判定手段と、
    前記判定手段により判定されたサービス種別に基づいて、前記移動通信端末からの呼に対して、TDDのリソースとFDDのリソースとのうち何れの通信方式のリソースを割り当てるかを選定する選定手段と、
    前記選定手段により選定された通信方式のリソースの割当てを、当該通信方式で通信を行う基地局装置に指示する指示手段と
    を備えることを特徴とするリソース割当制御装置。
  2. 移動通信端末とTDD方式で通信を行うTDD基地局装置と、前記移動通信端末とFDD方式で通信を行うFDD基地局装置とに接続されたリソース割当制御装置であって、
    前記TDD基地局装置におけるTDDのリソース使用率と前記FDD基地局装置におけるFDDのリソース使用率とを取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された、前記TDDのリソース使用率と前記FDDのリソース使用率との差が所定値以下の場合に前記移動通信端末からの呼のサービス種別を判定する判定手段と、
    前記判定手段により判定されたサービス種別に基づいて、前記移動通信端末からの呼に対して、TDDのリソースとFDDのリソースとのうち何れの通信方式のリソースを割り当てるかを選定する選定手段と、
    前記選定手段により選定された通信方式のリソースの割当てを、当該通信方式で通信を行う基地局装置に指示する指示手段と
    を備えることを特徴とするリソース割当制御装置。
  3. 移動通信端末とTDD方式で通信を行うTDD基地局装置と、前記移動通信端末とFDD方式で通信を行うFDD基地局装置とに接続されたリソース割当制御装置がリソースの割当てを制御するリソース割当制御方法であって、
    前記TDD基地局装置におけるTDDのリソース使用率と前記FDD基地局装置におけるFDDのリソース使用率とを取得する取得工程と、
    前記取得工程にて取得された、前記TDDのリソース使用率と前記FDDのリソース使用率とが共に所定値以上の場合に前記移動通信端末からの呼のサービス種別を判定する判定工程と、
    前記判定工程にて判定されたサービス種別に基づいて、前記移動通信端末からの呼に対して、TDDのリソースとFDDのリソースとのうち何れの通信方式のリソースを割り当てるかを選定する選定工程と、
    前記選定工程にて選定された通信方式のリソースの割当てを、当該通信方式で通信を行う基地局装置に指示する指示工程と
    を含むことを特徴とするリソース割当制御方法。
  4. 移動通信端末とTDD方式で通信を行うTDD基地局装置と、前記移動通信端末とFDD方式で通信を行うFDD基地局装置とに接続されたリソース割当制御装置がリソースの割当てを制御するリソース割当制御方法であって、
    前記TDD基地局装置におけるTDDのリソース使用率と前記FDD基地局装置におけるFDDのリソース使用率とを取得する取得工程と、
    前記取得工程にて取得された、前記TDDのリソース使用率と前記FDDのリソース使用率との差が所定値以下の場合に前記移動通信端末からの呼のサービス種別を判定する判定工程と、
    前記判定工程にて判定されたサービス種別に基づいて、前記移動通信端末からの呼に対して、TDDのリソースとFDDのリソースとのうち何れの通信方式のリソースを割り当てるかを選定する選定工程と、
    前記選定工程にて選定された通信方式のリソースの割当てを、当該通信方式で通信を行う基地局装置に指示する指示工程と
    を含むことを特徴とするリソース割当制御方法。
  5. 請求項1又は2に記載のリソース割当制御装置と、該リソース割当制御装置の指示手段により割当てを指示されたリソースを使用して通信を行うTDD基地局装置及びFDD基地局装置とにより構成され、前記リソース割当制御装置と前記TDD基地局装置と前記FDD基地局装置との間で通信を行うことを特徴とするリソース割当制御システム。
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