JP3866526B2 - 検出出力の演算装置 - Google Patents

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  • Measurement Of Current Or Voltage (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、検出手段の出力を一次関数的な入出力特性に基づいて補正するための演算装置に係わり、特に機構的な要因に基づいて補正後の演算出力が変動しやすい検出出力の演算装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
入出力特性が一次関数的な線形となる検出出力を有する検出手段としては、例えば回転式又はスライド式の可変抵抗器やホール素子等の磁気検出器など各種のものが存在する。
【0003】
そして、これらの検出手段から得られるアナログ信号出力は、A/D変換器によってディジタル信号出力に変換されてその後の処理が行われる。
【0004】
前記A/D変換器では、ディジタル変換後の値に許容範囲を越える誤差が含まれることがあるため、前記ディジタル変換後の値を補正した値を検出手段の検出出力とされるのが一般的である。
【0005】
かかる検出手段の検出出力の補正値は、例えば予め検出手段の許容最大入力に対する最大検出出力値を上限値A、許容最小入力に対する最小検出出力値を下限値Bとして記憶しておき、前記上限値Aと下限値Bとを結ぶ直線を前記検出手段の入出力特性を示す一次直線と近似した上で、以下の(数1)式より求められる。
【0006】
【数1】
Figure 0003866526
【0007】
ただし、2nはA/D変換器のビット数であり、例えば、A/D変換器が8ビットの場合には2n=256であり、10ビットの場合には2n=1024である。
【0008】
8ビットのA/D変換器では、前記上限値Aと下限値Bとの間を256(00〜FF)の分解能で割り付け、この割り付けにしたがって前記検出手段の出力を00からFFのいずれかの値に変換するというものである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、各種の検出手段には機械的な構造上の要因、例えば回転式の抵抗器などにおいては機構的な角度誤差、抵抗と摺動子との間の機械的な誤差、あるいはその他の温度変化に伴なう抵抗の変化などの影響を受けると、前記検出手段の入出力特性(一次直線)に変動が生じやすい。すなわち、記憶されている上限値A,下限値Bに基づく入出力特性と、実際の検出手段の入出力特性との間のずれが大きくなり、補正後の検出手段の検出出力値に大きな誤差が含まれるという問題がある。なお、前記誤差の範囲は、平均±10%程度生じることが確認されている。
【0010】
本発明は上記従来の課題を解決するためのものであり、検出手段の検出出力を補正する際に、最初に記憶されている上限値および下限値を随時更新できるようにして、より実際の検出手段に近づけた入出力特性(一次直線)に基づいて、検出出力に対する補正の精度を高めた検出出力の演算装置を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明の検出出力の演算装置は、検出手段から得られる1次関数のアナログ出力を所定のビット数(2n)で割り付ける演算装置において、
前記検出手段からのアナログ出力をディジタル値(Dx)に変換するA/D変換手段と、前記ディジタル値(Dx)の上限値Aと下限値Bを予め決められた値として保持する記憶手段と、以下の処理を行う制御部とを有することを特徴とするものである。
【0012】
(1)前記ディジタル値(Dx)が前記上限値Aを越えるA(a1)となったときに、前記記憶手段に記憶された上限値をA(a1)に更新する。
【0013】
(2)予め設定されていた上限値Aと下限値Bとで決まる1次関数の傾きに基づいて、前記上限値A(a1)から仮想の下限値B(a1)を演算し、前記記憶手段の下限値を前記B(a1)に更新する。
【0014】
(3)次に得られた前記ディジタル値(Dx)に対し以下の演算を行い、演算出力Dを得る。
D=(2n)×{Dx−B(a1)}/{A(a1)−B(a1)}
【0015】
例えば、図2に示すように、検出手段の検出出力Dxが、記憶手段(第1のレジスタ)に記憶されている上限値Aを上回る新たな上限値A(a1)を示す場合には、前記記憶手段に記憶されている上限値Aを新たな上限値A(a1)に書き換える更新を行う。この際、一次直線の傾きは更新後も変化しないものとして、前記新たな上限値A(a1)を通る仮想線L1−L1を想定し、前記仮想線に基づいて検出手段の下限値B(a1)を求める。そして、このようにして求めた上限値と下限値とから、検出手段から得られるディジタル出力を実際の検出手段の入出力特性に近い前記仮想線に基づいて補正することができるため、検出手段の出力(演算出力)の誤差を小さくできる。
【0016】
また、前記ディジタル値(Dx)が前記上限値A(a1)を上回る度に、新たな上限値に基づいて前記(1)(2)(3)の処理が行われるものである。
【0017】
例えば、図2に示すように、前記ディジタル値(Dx)が、前記上限値A(a1)を上回るA(a2)を示す場合には、このA(a2)を新たな上限値とする仮想線L2−L2を想定し、下限値B(a2)を求めることにより、上記同様の演算処理を行繰り返すことができる。
【0018】
さらに、ディジタル値(Dx)が前記下限値Bを下回ってB(c1)となったときに以下の処理を行うものである。
【0019】
(4)前記記憶手段に記録されていた下限値をB(c1)に更新する。
【0020】
(5)上限値と下限値ともに更新した値を用いて以下の演算を行う。
D=(2n)×{Dx−B(c1)}/{A(a1)−B(c1)}
【0021】
例えば、図3に示すように、ディジタル値(Dx)が前記下限値Bを下回ったB(c1)を示すものである場合には、B(c1)を新たな下限値B(c1)とし、上限値A(a1)と下限値B(c1)を通る仮想線L5−L5を想定し、この仮想線を検出手段の入出力特性とみなした演算処理を行う。この場合にも、前記上限値A(a1)と下限値B(c1)とから、実際の検出手段の入出力特性に近い前記仮想線に基づいて補正することができるようになる。
【0022】
また本発明の検出出力の演算装置は、検出手段から得られる1次関数のアナログ出力を所定のビット数(2n)で割り付ける演算装置において、
前記検出手段からのアナログ出力をディジタル値(Dx)に変換するA/D変換手段と、前記ディジタル値(Dx)の上限値Aと下限値Bを予め決められた値として保持する記憶手段と、以下の処理を行う制御部とを有することを特徴とするものである。
【0023】
(1)前記ディジタル値(Dx)が前記下限値Bを下回るB(b1)となったときに、前記記憶手段に記憶された下限値をB(b1)に更新する。
【0024】
(2)予め設定されていた上限値Aと下限値Bとで決まる1次関数の傾きに基づいて、前記下限値B(b1)から仮想の上限値A(b1)を演算し、前記記憶手段の上限値を前記A(b1)に更新する。
【0025】
(3)次に得られた前記ディジタル値(Dx)に対し以下の演算を行い、演算出力Dを得る。
D=(2n)×{Dx−B(b1)}/{A(b1)−B(b1)}
【0026】
例えば、図2に示すように、検出手段の検出出力Dxが、記憶手段(第2のレジスタ)に記憶されている下限値Bを下回る新たな下限値B(b1)を示すものである場合には、前記記憶手段に記憶されている下限値Bを新たな下限値B(b1)に書き換える更新を行う。この際、一次直線の傾きは更新後も変化しないものとして、前記新たな下限値B(b1)を通る仮想線L3−L3を想定し、前記仮想線に基づいて検出手段の上限値A(b1)を求める。そして、このようにして求めた上限値と下限値とから、検出手段から得られるディジタル出力を実際の検出手段の入出力特性に近い前記仮想線に基づいて補正することができるため、検出手段の出力(演算出力)の誤差を小さくできる。
【0027】
上記において、前記ディジタル値(Dx)が前記下限値B(b1)を下回る度に、新たな下限値に基づいて前記(1)(2)(3)の処理が行われるものである。
【0028】
例えば、図2に示すように、前記ディジタル値(Dx)が、前記下限値B(b1)を下回るB(b2)を示すものである場合には、このB(b2)を新たな下限値とする仮想線L4−L4を想定し、上限値A(b2)を求めることにより、上記同様の演算処理を行繰り返すことができる。
【0029】
さらに、ディジタル値(Dx)が前記上限値Aを越えてA(c1)となったときに以下の処理を行うものである。
【0030】
(4)前記記憶手段に記録されていた上限値をA(c1)に更新する。
【0031】
(5)上限値と下限値ともに更新した値を用いて以下の演算を行う。
D=(2n)×{Dx−B(b1)}/{A(c1)−B(b1)}
【0032】
例えば、図4に示すように、ディジタル値(Dx)が前記上限値Aを上回ったA(c1)を示す場合には、前記A(c1)を新たな上限値A(c1)とし、下限値B(b1)と上限値A(c1)を通る仮想線L6−L6を想定し、この仮想線L6−L6を検出手段の入出力特性とみなした演算処理を行う。この場合にも、前記上限値A(c1)と下限値B(b1)とから、実際の検出手段の入出力特性に近い前記仮想線に基づいて補正することができるようになる。
【0033】
上記において、前記検出手段の動作範囲が上限のときに前記A/D変換手段から得られる実際の上限値をA0、前記検出手段が動作範囲の下限のときに前記A/D変換手段から得られる実際の下限値をB0としたときに、前記記憶手段に保持されている前記上限値Aと下限値Bは、一定の不感帯幅αを加味した値のA=A0−α、B=B0+αであり、前記上限値または下限値を更新する際も、そのときの検出値に前記不感帯幅αを減算し(上限値)、または加算し(下限値)、これを更新値とするものが好ましい。
【0034】
例えば、図5に示すように、検出手段の機構上の動作範囲の上限値A0および下限値B0から一定の不感帯幅αだけ、前記動作範囲の内側に入った位置を演算上の上限値Aおよび下限値Bに設定しておくと、上限値Aおよび下限値Bを更新しやすくすることができ、前記仮想線の精度を上げることが可能となる。よって、この仮想線に基づいて補正することが可能となるため、さらに検出手段の出力(演算出力)の誤差を小さくできるようになる。
【0035】
【発明の実施の形態】
以下、本発明について図面を参照して説明する。
【0036】
図1は本発明の検出出力の演算装置の実施の形態を示すブロック図、図2は検出出力が上限値又は下限値を越えた場合の演算処理の方法を示す概念図、図3は検出出力が上限値に加え下限値をも越えた場合の演算処理の方法を示す概念図、図4は検出出力が下限値に加え上限値をも越えた場合の演算処理の方法を示す概念図、図5は不感帯を設けた場合の演算処理の方法を示す概念図である。
【0037】
図1に示すように、本発明の検出出力の演算装置1は、検出手段2に接続されるA/D変換手段3と、主メモリ手段4と、制御部5とから構成されている。
【0038】
前記検出手段2は、例えば回転式又はスライド式の抵抗器、ホール素子や磁気抵抗効果素子などの磁気検出器、あるいはPZTなどの圧電素子などリニアな入出力特性部分を有するものであればどのようなものであってもよい。
【0039】
A/D変換手段3は、所定の電圧レベルを所定の分解能、例えば256ビット(28ビット)、1024ビット(210ビット)などで割り付け、この割り付けにしたがって前記検出手段2のアナログ出力Axをディジタル出力Dxに変換する機能を有している。また、例えば検出手段2の出力の範囲が0.5Vから4.5Vであるとすると、前記A/D変換手段3の変換可能な電圧の範囲(動作範囲)は0Vから5Vであるなどのように、前記A/D変換手段3の動作範囲内に検出手段2の出力の範囲が必ず含まれるように設定されている。
【0040】
主メモリ手段4は、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)などで構成されている。
【0041】
前記制御部5はCPUを主体に構成され、内部に第1のレジスタ(記憶手段)、第2のレジスタ(記憶手段)および第3のレジスタ(記憶手段)を有している。制御部5は、前記A/D変換手段3、主メモリ手段4の処理制御および外部回路との通信制御などを行う。
【0042】
次に、上記検出出力の演算装置の動作について説明する。
図2は、前記検出手段2の一例として、操作ノブ(図示せず)を操作すると、抵抗値が変化する回転式の抵抗器の入出力特性を示すものであり、横軸が操作ノブの回転角度、縦軸が操作ノブの出力部における出力電圧を示している。すなわち、操作ノブの回転に応じて変化する抵抗値に対応して比例的に出力される電圧値を示している。なお、この検出手段2は中心部(センター)を0度に設定し、操作ノブが前記中心部を中心に−20度から+20度の範囲で回転可能とされている。そして、この検出手段2では、例えば5Vを印加した場合に、操作ノブを−20度回転させると検出手段2の出力部2aからは下限値B(例えば、0.5V)が出力され、+20度回転させると上限値A(例えば、4.5V)が出力されることを示している。
【0043】
図2に直線L0−L0で示すように、前記検出手段2の入出力特性は線形(一次直線)であり、前記操作ノブの回転角度に応じて比例するアナログ出力Axを出力する。
【0044】
前記主メモリ手段4のROMには、あらかじめ操作ノブを+20度回転させたときの検出手段2の上限値Aと、操作ノブを−20度回転させたときの検出手段2の下限値Bとがディジタル値として記憶されている。なお、前記上限値A及び下限値Bは、前記入出力特性(直線L0−L0)を通る直線であり、検出手段2の初期値として前記主メモリ手段4に記憶されている。
【0045】
前記上限値Aおよび下限値Bは、同種の複数の検出手段2を測定して得た平均値でもよく、あるいは個々の検出手段2について測定を行なって得たそれぞれの値であってもよい。
【0046】
検出手段2を有する演算装置1の本体の電源が投入されると、前記制御部5は、前記主メモリ手段4から前記上限値Aおよび下限値Bを読み出し、制御部5内の第1のレジスタおよび第2のレジスタに保持させる。
【0047】
また前記制御部5は、前記A/D変換手段3を動作させ、検出手段2の出力部2aから出力されるアナログ出力Axを出力(ディジタル値)Dxに変換させる。そして、変換後のディジタル出力Dxを制御部5内の前記第3のレジスタに保持させる。さらに制御部5は、所定のサンプリングタイムで検出手段2のアナログ出力Axをディジタル出力Dxに変換させ、第3のレジスタの内容を前記変換後のディジタル出力Dxに書き換える作業を繰り返す。そして、第1のレジスタの内容である上限値Aおよび第2のレジスタの内容である下限値Bと第3のレジスタの内容である検出手段2のディジタル出力Dxとの比較をそれぞれ行っている。
【0048】
このとき、制御部5は、検出手段2の操作ノブが操作されたか否かにかかわらず、前記比較の結果が、B≦Dx≦Aの範囲、すなわち検出手段のディジタル出力Dxが下限値B以上で上限値A以下の範囲にある場合には、以下の式(数2)に基づいた演算による補正を行い、これを検出手段2の演算出力(補正値)Dとする。
【0049】
【数2】
Figure 0003866526
ただし、nは自然数である。
【0050】
例えばn=8、すなわち8ビットのA/D変換器である場合には、前記上限値Aと下限値Bとの間を256(00〜FF)の分解能で割り付け、この割り付けにしたがって前記検出手段2の出力を00からFFのいずれかの値に変換する。
【0051】
前記演算出力Dは、検出手段2の最終的な出力値としてバスラインを通じて各種の外部回路に出力される。
【0052】
前記検出出力の演算装置1では、前記検出手段2の操作ノブが操作され、検出手段2のディジタル出力Dxが前記上限値Aを上回った場合(A<Dx)、または前記ディジタル出力Dxが前記下限値Bを下回った場合(Dx>B)と判断したときには以下の処理を行う。
【0053】
(1)A<Dxの場合
i)上限値Aを越えるディジタル出力Dxが入力された場合
例えば、図2に示すように、操作ノブを+20度回転させたときにディジタル出力Dxが、これまでの上限値Aを上回る値(A(a1))である場合(A<Dx=A(a1))には、制御部5は第1のレジスタの内容(上限値A)を前記上限値Aを超えたディジタル出力Dxの値A(a1)に書き換え更新し、これを新たな上限値A(a1)とする。さらに、制御部5は、前記新たな上限値A(a1)を通る一次直線を仮想線L1−L1として想定する。このときの仮想線L1−L1の傾きは、前記検出手段2の初期の入出力特性の直線L0−L0の傾きと同じである。
【0054】
そして、制御部5は、前記仮想線L1−L1から前記操作ノブを−20度回転させたときに相当する下限値B(a1)を算出し、前記第2のレジスタの内容(下限値B)を前記新たな下限値B(a1)に書き換え更新する。前記制御部5は、書き換えられた新たな上限値A及び下限値Bと上記(数2)式に基づいて、次に検出手段2から出力されるディジタル出力Dxの補正を行なう。
【0055】
さらに操作ノブの操作が行われ、ディジタル出力Dxが前記新たな上限値A(a1)を上回る値A(a2)を出力したときには、制御部5は前記A(a2)を新たな上限値A(a2)として上記同様の操作を行なう。
【0056】
すなわち、制御部5は新たな上限値A(a2)とこれを通る仮想線L2−L2から、新たな下限値B(a2)を求め、第1および第2のレジスタの内容を前記新たな上限値A(a2)および下限値B(a2)に書き換え更新する。そして、制御部5は、これら新たに書き換えられた上限値A(a2)および下限値B(a2)と上記(数2)式とに基づいて、さらに次に検出手段2から出力されるディジタル出力Dxの補正を行う。
【0057】
以上のような更新は、第1および第2のレジスタに保持されている上限値Aを上回るディジタル出力Dxが入力するたびに繰り返し行われる。よって、前記検出出力の演算装置1では、現実の検出手段2の有する入出力特性である新たな仮想線に基づいた補正を行うことができるため、演算出力Dの精度を高めることができる。
【0058】
ii)下限値Bを下回るディジタル出力Dxが入力される場合
図3に示すように、制御部5が、第1のレジスタの内容が新たな上限値A(a1)、第2のレジスタの内容が新たな下限値B(a1)に書き換えられている状態(仮想線L1−L1)にある場合において、第2のレジスタの内容(下限値B(a1))を、下回るディジタル出力Dx(=B(c1))が入力された場合には以下のような制御が行われる。
【0059】
制御部5は、第2のレジスタの内容を新たな下限値B(c1)に書き換える。そして、一次直線を上限値A(a1)と新たな下限値B(c1)とを通る仮想線L6−L6を想定し、この新たな一次直線を検出手段2の入出力特性とみなす補正を行う。つまり、新たな上限値A(a1)と新たな下限値B(c1)と上記(数2)式とに基づいて、検出手段2のディジタル出力Dxの補正が行われる。そして、このときの演算出力Dが、検出手段2の最終的な出力としてバスラインを通じて各種の外部回路に出力される。
【0060】
また、次に検出された検出手段2のディジタル出力Dxが、さらに前回書き換えられた新たな上限値A(a1)又は新たな下限値B(c1)をさらに上回る又は下回る場合には、さらに新たな上限値A(a2)及び新たな下限値B(c2)に書き換え更新し、これら上限値A(a2)及び下限値B(c2)を通る仮想線に基づいて上記同様の処理が施される。
【0061】
(2)Dx<Bの場合
i)下限値Bを越えるディジタル出力Dxが入力された場合
一方、制御部5は、操作ノブを−20度回転させたときにディジタル出力Dxが、これまでの下限値Bを下回る値(B(b1))である場合(B<Dx=B(b1))には、上記同様の処理が下限値B側を中心に行われる。すなわち、制御部5は、第2のレジスタの内容(下限値B)を新たな下限値B(b1)に書き換える。さらに制御部5は、新たな下限値B(b1)を通る仮想線L4−L4を想定し(図2参照)、この仮想線L4−L4に基き、操作ノブを+20度回転させた場合の上限値A(b1)を算出する。そして、制御部5は、前記第1および第2のレジスタの内容を、前記新たな上限値A(b1)および下限値B(b2)にそれぞれ書き換え、新たに書き換えられた上限値A(b1)および下限値B(b2)と上記(数2)式とに基づいて、次に入力されるディジタル出力Dxの補正を行う。
【0062】
さらに検出手段2が、操作ノブの操作中に、前記新たな下限値B(b1)を下回るB(b2)をディジタル出力Dxとして出力した場合には、上記同様の操作が繰り返され、新たな仮想線L5−L5を想定するとともに、これに基づく新たな上限値A(b2)が求められ、そして、第1及び第2のレジスタの内容が、上限値A(b2)及び下限値B(b2)に書き換え更新される。
【0063】
以上のような更新は、第1および第2のレジスタに保持されている下限値Bを下回るディジタル出力Dxが入力するたびに繰り返し行われる。
【0064】
ii)下限値Bを下回るディジタル出力Dxが入力された場合
図4に示すように、第1のレジスタの内容が下限値B(b1)、第2のレジスタの内容が上限値A(b1)に書き換えられている状態(仮想線L3−L3)にある場合において、第1のレジスタの内容(上限値A(b1))を、上回るディジタル出力Dx(=A(c1))が入力された場合には以下のような制御が行われる。
【0065】
制御部5は、第1のレジスタの内容を新たな上限値A(c1)に書き換える。そして、一次直線を新たな上限値A(c1)と新たな下限値B(b1)とを通る一次直線(仮想線L6−L6)を想定し、この新たな仮想線L6−L6を検出手段2の入出力特性とみなした補正を行う。つまり、新たな上限値A(c1)と新たな下限値B(b1)と上記(数2)式とに基づいて、検出手段2のディジタル出力Dxの補正が行われる。そして、このときの演算出力Dが、検出手段2の最終的な出力としてバスラインを通じて各種の外部回路に出力される。
【0066】
また、検出手段2のディジタル出力Dxが、さらに前回書き換えられた上限値A(c1)又は下限値B(b1)をさらに上回る又は下回る場合には、制御部5はさらに新たな上限値A(c2)及び新たな下限値A(b2)に書き換え更新し、新たに想定した仮想線L7−L7等に基づいて上記同様の処理が施される。
【0067】
以上のように、上記検出出力の演算装置1を使用すると、より実際の検出手段2が有する入出力特性(一次直線)に基づいた補正を行うことが可能となる。このため、下限値Aと上限値Bとの間で行われる検出手段2のディジタル出力Dxを演算補正した演算出力(補正値)Dの精度を高めることができる。
【0068】
特に、長期の使用により検出手段2に摩耗等が生じ、内部の機械的特性が変動すると、主メモリ手段4内部に記憶されている上限値A及び下限値Bの初期値と、変動後の検出手段2の上限値A及び下限値Bとが大きく異なる場合が生じ得る。しかし、このような場合であっても、更新後の新たな上限値Aと新たな下限値Bに基づいて上記(数2)の演算処理を行うことにより、前記新たな上限値Aと下限値Bとを基準とする比例配分で、検出手段2の入力操作(操作ノブの操作)に対する演算出力Dを得ることができる。
【0069】
また検出手段2を連続使用すると、検出手段2のディジタル出力Dxが上限値Aおよび/または下限値Bを越える機会が増えるため、演算出力Dの精度を高めることが可能である。また、補正の演算処理は、操作者が気付かないうちに、すなわち操作者が適当に操作ノブを使用しているうちに、演算装置1の内部処理で自動的に行うことができるため、操作者に負担をかけることもない。
【0070】
上記検出手段2の入出力特性(一次直線)の精度は、上限値Aおよび下限値Bとの間の横軸方向の間隔が広くなれば広くなるほど良くなるため、検出手段2の補正の精度も高くなる。このため、予め主メモリ手段4に記憶しておく上限値Aおよび下限値Bの初期値を、上述のように検出手段2の動作範囲の上限側の限界値(例えば+20度のときのディジタル出力Dx)、および動作範囲の下限側の限界値(−20度のときのディジタル出力Dx)としがちである。
【0071】
しかし、前記上限値Aおよび下限値Bをそれぞれ検出手段2の動作範囲の限界値(上限値及び下限値)とすると、特に検出手段2が新品の場合にはディジタル出力Dxが前記動作範囲の限界値を越え難くなる。このため、演算装置1での更新が十分に行われず、演算出力Dの補正の精度を高め難くなる。
【0072】
そこで、図5に示すように、検出手段2の動作範囲が上限のときに前記A/D変換手段3から得られる実際の上限値をA0、前記検出手段が動作範囲の下限のときに前記A/D変換手段から得られる実際の下限値をB0とし、前記上限値A0の下限側に一定幅の定数からなる不感帯αを設け、且つ前記下限値B0の上限側にも一定幅の定数からなる不感帯αを設けることが好ましい。
【0073】
この場合には、上記(数2)式を不感帯αを加味した下記の(数3)式に置き換えることにより、上記同様に精度の高い演算出力Dを得ることができる。
【0074】
【数3】
Figure 0003866526
ただし、nは自然数である。
【0075】
すなわち、前記実際の上限値A0の下限側および前記実際の下限値B0の上限側にそれぞれ不感帯αを設け、上限値A=A0−α、下限値B=B0−αとすれば、検出手段2の前記実際の上限値A0と下限値B0の内側に上限値Aおよび下限値Bを設定することができ、ディジタル出力Dxが前記上限値Aおよび下限値Bを更新する機会を増やすことができるようになる。そして、前記上限値Aまたは下限値Bを更新する際には、そのときの検出値に前記不感帯幅αを減算した上限値、または加算した下限値を更新値とするようにすればよい。
【0076】
【発明の効果】
以上詳述した本発明によれば、検出手段が機構的な誤差を含む場合であっても入出力特性(一次直線)に基づいて精度の高い出力値に補正することができる。
【0077】
特に、A/D変換後のディジタル出力Dxが上限値Aおよび/または下限値Bを越える場合には、前記ディジタル出力Dxを新たな上限値A及び新たな下限値Bに更新することができるため、前記新たな上限値A及び新たな下限値Bに基づく入出力特性(一次直線)から精度の高い演算出力を求めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の検出出力の演算装置の実施の形態を示すブロック図、
【図2】検出出力が上限値又は下限値を越えた場合の演算処理の方法を示す概念図、
【図3】検出出力が上限値に加え下限値をも越えた場合の演算処理の方法を示す概念図、
【図4】検出出力が下限値に加え上限値をも越えた場合の演算処理の方法を示す概念図、
【図5】不感帯を設けた場合の演算処理の方法を示す概念図、
【符号の説明】
1 演算装置
2 検出手段
3 A/D変換手段
4 主メモリ手段
5 制御部
Ax 検出手段のアナログ出力
Dx 検出手段のディジタル出力
D 演算出力(補正後の検出手段のディジタル出力)
A 上限値
B 下限値
α 不感帯
L0−L0 入出力特性の初期値

Claims (7)

  1. 検出手段から得られる1次関数のアナログ出力を所定のビット数(2n)で割り付ける演算装置において、
    前記検出手段からのアナログ出力をディジタル値(Dx)に変換するA/D変換手段と、前記ディジタル値(Dx)の上限値Aと下限値Bを予め決められた値として保持する記憶手段と、以下の処理を行う制御部とを有することを特徴とする検出出力の演算装置。
    (1)前記ディジタル値(Dx)が前記上限値Aを越えるA(a1)となったときに、前記記憶手段に記憶された上限値をA(a1)に更新する。
    (2)予め設定されていた上限値Aと下限値Bとで決まる1次関数の傾きに基づいて、前記上限値A(a1)から仮想の下限値B(a1)を演算し、前記記憶手段の下限値を前記B(a1)に更新する。
    (3)次に得られた前記ディジタル値(Dx)に対し以下の演算を行い、演算出力Dを得る。
    D=(2n)×{Dx−B(a1)}/{A(a1)−B(a1)}
  2. 前記ディジタル値(Dx)が前記上限値A(a1)を越える度に、新たな上限値に基づいて前記(1)(2)(3)の処理が行われる請求項1記載の検出出力の演算装置。
  3. ディジタル値(Dx)が前記下限値Bを下回ってB(c1)となったときに以下の処理を行う請求項1または2記載の検出出力の演算装置。
    (4)前記記憶手段に記録されていた下限値をB(c1)に更新する。
    (5)上限値と下限値ともに更新した値を用いて以下の演算を行う。
    D=(2n)×{Dx−B(c1)}/{A(a1)−B(c1)}
  4. 検出手段から得られる1次関数のアナログ出力を所定のビット数(2n)で割り付ける演算装置において、
    前記検出手段からのアナログ出力をディジタル値(Dx)に変換するA/D変換手段と、前記ディジタル値(Dx)の上限値Aと下限値Bを予め決められた値として保持する記憶手段と、以下の処理を行う制御部とを有することを特徴とする検出出力の演算装置。
    (1)前記ディジタル値(Dx)が前記下限値Bを下回るB(b1)となったときに、前記記憶手段に記憶された下限値をB(b1)に更新する。
    (2)予め設定されていた上限値Aと下限値Bとで決まる1次関数の傾きに基づいて、前記下限値B(b1)から仮想の上限値A(b1)を演算し、前記記憶手段の上限値を前記A(b1)に更新する。
    (3)次に得られた前記ディジタル値(Dx)に対し以下の演算を行い、演算出力Dを得る。
    D=(2n)×{Dx−B(b1)}/{A(b1)−B(b1)}
  5. 前記ディジタル値(Dx)が前記下限値B(b1)を下回る度に、新たな下限値に基づいて前記(1)(2)(3)の処理が行われる請求項4記載の検出出力の演算装置。
  6. ディジタル値(Dx)が前記上限値Aを越えてA(c1)となったときに以下の処理を行う請求項4または5記載の検出出力の演算装置。
    (4)前記記憶手段に記録されていた上限値をA(c1)に更新する。
    (5)上限値と下限値ともに更新した値を用いて以下の演算を行う。
    D=(2n)×{Dx−B(b1)}/{A(c1)−B(b1)}
  7. 前記検出手段の動作範囲が上限のときに前記A/D変換手段から得られる実際の上限値をA0、前記検出手段が動作範囲の下限のときに前記A/D変換手段から得られる実際の下限値をB0としたときに、前記記憶手段に保持されている前記上限値Aと下限値Bは、一定の不感帯幅αを加味した値のA=A0−α、B=B0+αであり、前記上限値または下限値を更新する際も、そのときの検出値に前記不感帯幅αを減算し(上限値)、または加算し(下限値)、これを更新値とする請求項1ないし6のいずれかに記載の検出出力の演算装置。
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