JP3865461B2 - Icカード読み書き装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ICカード読み書き装置に係り、特に、電子マネー機能をもつICカードを取り扱う、金額情報(電子マネー)の移動機能を有するICカード読み書き装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、自動販売機などに内蔵もしくは付設して、電子マネー機能をもつICカードを取り扱うためのICカード読み書き装置を設け、このICカード読み書き装置で、利用者が自動販売機で購入した商品の代金を、ICカードによる電子マネーで徴収するようにしたシステムが考えられる。
【0003】
この場合、上記ICカード読み書き装置には、2つのカード装着部を設けて、一方のカード装着部を、徴収用(商品販売者用)ICカード専用のカード装着部とし、他方のカード装着部を、利用者が清算用(商品購入者用)ICカードを抜き差しするためのカード装着部とし、ICカード読み書き装置内に徴収用ICカードを装着した状態で、利用者が装着した清算用ICカードから、利用者が自動販売機で購入した商品の代金に相当する電子マネーを、徴収用ICカードに移動させることによって、代金の徴収を行うことになる。
【0004】
ところで、従来技術においては、ICカード読み書き装置内の徴収用ICカードの金額情報(電子マネー)を回収する場合には、徴収用ICカードを自動販売機のICカード読み書き装置の中から抜き出して、この徴収用ICカードを然るべき場所(例えば銀行等)に設置された専用のICカード読み書き装置に装着して、徴収用ICカードの金額情報を、例えば自口座に移動させるという使い方が想定されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記したように従来のシステムでは、自動販売機などの機器に設けられたICカード読み書き装置内の徴収用ICカードの金額情報(電子マネー)を回収するに際しては、徴収用ICカードをICカード読み書き装置の中から抜き出して、然るべき場所(例えば銀行等)に設置された専用のICカード読み書き装置に装着し、金額情報(電子マネー)を移動させてから、徴収用ICカードを元のICカード読み書き装置に再装着しなければならなかった。このため、徴収用ICカードからの金額情報(電子マネー)の回収が、面倒で手間がかかるという指摘があった。
【0006】
本発明は上記の点に鑑みなされたもので、その目的とするところは、ICカード読み書き装置の中の徴収用ICカードをいちいち抜き出さなくても、金額情報(電子マネー)の回収を可能とする、徴収用ICカードからの金額情報の回収が簡単・容易なICカード読み書き装置システムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記した目的を達成するため、本発明においては、例えば、集金専用とされた集金用(商品販売者金額回収専用)ICカードを設ける。そして、ICカード読み書き装置内に徴収用(商品販売者用)ICカードが装着された状態で、上記集金用ICカードをICカード読み書き装置に装着し、装着された集金用ICカードが、当該ICカード読み書き装置において電子マネーを回収することが許可されている集金用ICカードであると、ICカード読み書き装置が判断すると、徴収用ICカードから集金用ICカードに自動的に金額情報(電子マネー)を移動させる。斯様にすることにより、ICカード読み書き装置の中の徴収用ICカードを抜き出さなくても、徴収用ICカードの中の金額情報を回収することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面を用いて説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係るICカード読み書き装置の構成図で、本実施形態を含め以下の各実施形態は、自動販売機に本発明によるICカード読み書き装置を接続した場合への適用例である。
【0009】
図1において、1はICカード読み書き装置で、自動販売機14に内蔵・接続されており、ICカード読み書き装置1は、2枚のICカード間で金額情報(電子マネー)の移動を行うことのできるものとなっている。また、ICカード読み書き装置1は、マイコン2と、記憶手段3と、外部インターフェース部4と、カード装着手段5と、カード装着手段6とを具備しており、マイコン2は、予め格納された各種プログラムなどによって具現化される電子マネー制御部2aやID比較制御部2bなどを用いて、電子マネー制御やID比較制御等々を行なう。7は商品販売者用ICカード(徴収用ICカード)で、このICカード7は、通常時にはカード装着手段5に装着(格納)されている。8は商品販売者金額回収専用ICカード(集金用ICカード)、9は商品購入者用ICカード(清算用ICカード)で、この2つのICカード8,9は、カード装着手段6に選択的に装着される。
【0010】
上記した構成のICカード読み書き装置1の動作を、図2のフローチャートに基づいて説明する。
ICカード読み書き装置1の一方のカード装着手段5には、商品販売者用ICカード7が格納(装着)されている。この状態で、他方のカード装着手段6にICカードが挿入(装着)されると(S2−1でYESとなると)、挿入されたICカードが、このICカード読み書き装置1で使用可能なものか否かを、ICカードからのATR(Answer To Reset )による情報で、マイコン2が判別する(S2−2)。使用可能なICカードの場合には、次に、商品購入者用ICカード9か商品販売者金額回収専用ICカード8かの判別を、マイコン2が行う(S2−3)。また、ICカードが使用可能と判断されなかった場合には、カード利用者に対して、挿入されたICカードが取引不可のものである旨を通知する(S2−8)。
【0011】
商品販売者金額回収専用カード8には、集金用の専用ICカードであることを示す特有のカードIDコードの他に、特定のICカード読み書き装置1のみにおいて金額情報(電子マネー)を回収することが許可されているICカードであることを示す特有のカードIDコードが書き込まれている。そして、挿入されたICカードが商品販売者金額回収専用カード8と判別された場合には、商品販売者用ICカード7の中に記載されている、当該ICカード読み書き装置1において金額情報(電子マネー)を回収することが許可されている(すなわち、集金することが許可されている)ことを示すカードIDを、マイコン2が読み込む(S2−4)。さらに、挿入された商品販売者金額回収専用カード8の中に記載されている、上記した特定のICカード読み書き装置1のみにおいて金額情報を回収することが許可されているICカードであることを示すカードIDを、マイコン2が読み込む(S2−5)。そして次に、読み込んだ2つのカードIDの比較をマイコン2が行う(S2−6)。
【0012】
また、カード装着手段6に挿入されたICカードが、商品販売者金額回収専用ICカード8ではないと、マイコン2が判定した場合には(S2−3でNOの場合には)、挿入されたICカードが商品購入者用ICカード9と判断して、自動販売機14の押されたボタンに対応した金額情報の移動を、商品購入者用ICカード9から商品販売者用ICカード7に行う(S2−9)。
【0013】
そして、読み込んだ2つの上記したカードIDが等しい場合には、商品販売者用ICカード7の中の自動販売機14の売り上げの金額情報(電子マネー)を、商品販売者金額回収専用ICカード8にマイコン2が移動させる(S2−7)。これにより、自動販売機14の売り上げを、商品販売者金額回収専用ICカード8によって回収することができる。また、読み込んだ2つの上記したカードIDが等しくない場合には、挿入された商品販売者回収専用ICカード8では、このICカード読み書き装置1においては、金額情報の回収ができない旨を、カード利用者に対して通知する(S2−10)。
【0014】
図3は、本発明の第2実施形態に係るICカード読み書き装置の構成図であり、同図において、先に述べた実施形態と均等な構成要素には同一符号を付し、その説明は重複を避けるため割愛する(これは、以下の各実施形態においても同様である)。
【0015】
本実施形態が先の第1実施形態と相違するのは、前記第1実施形態においては、カード装着手段5に格納された商品販売者用ICカード7に、前記した当該ICカード読み書き装置1において金額情報(電子マネー)を回収することが許可されていることを示すカードIDを記憶させていたものを、商品販売者用ICカード7ではなく、ICカード読み書き装置1の記憶手段3に、前記した当該ICカード読み書き装置1において金額情報を回収することが許可されていることを示すカードIDを記憶させている点にある。
【0016】
上記した構成のICカード読み書き装置1の動作を、図4のフローチャートに基づいて説明する。
ICカード読み書き装置1の一方のカード装着手段5には、商品販売者用ICカード7が格納されている。この状態で、他方のカード装着手段6にICカードが挿入されると(S4−1でYESとなると)、挿入されたICカードが、このICカード読み書き装置1で使用可能なものか否かを、マイコン2が判別する(S4−2)。使用可能なICカードの場合には、次に、商品購入者用ICカード9か商品販売者金額回収専用ICカード8かの判別を、マイコン2が行う(S4−3)。また、ICカードが使用可能と判断されなかった場合には、カード利用者に対して、挿入されたICカードが取引不可のものである旨を通知する(S4−8)。
【0017】
挿入されたICカードが商品販売者金額回収専用カード8と判別された場合は、記憶手段3の中に記載されている、前記した当該ICカード読み書き装置1において金額情報を回収することが許可されていることを示すカードIDを、マイコン2が読み込む(S4−4)。さらに、挿入された商品販売者金額回収専用カード8の中に記載されている、前記した特定のICカード読み書き装置1のみにおいて金額情報を回収することが許可されているICカードであることを示すカードIDを、マイコン2が読み込む(S4−5)。そして次に、読み込んだ2つのカードIDの比較をマイコン2が行う(S2−6)。
【0018】
また、カード装着手段6に挿入されたICカードが、商品販売者金額回収専用ICカード8ではないと、マイコン2が判定した場合には(S4−3でNOの場合には)、挿入されたICカードが商品購入者用ICカード9と判断して、自動販売機14の押されたボタンに対応した金額情報の移動を、商品購入者用ICカード9から商品販売者用ICカード7に行う(S4−9)。
【0019】
そして、読み込んだ2つの上記したカードIDが等しい場合には、商品販売者用ICカード7の中の自動販売機14の売り上げの金額情報を、商品販売者金額回収専用ICカード8にマイコン2が移動させる(S4−7)。これにより、自動販売機14の売り上げを、商品販売者金額回収専用ICカード8によって回収することができる。また、読み込んだ2つの上記したカードIDが等しくない場合には、挿入された商品販売者金額回収専用ICカード8では、このICカード読み書き装置1においては、金額情報の回収ができない旨を、カード利用者に対して通知する(S4−10)。
【0020】
上述した第1および第2実施形態において、ICカード読み書き装置1に付設もしくは必要に応じて接続されるキー入力装置などの入力装置によって、前記した当該ICカード読み書き装置1において金額情報を回収することが許可されていることを示すカードIDの情報を、商品販売者用ICカード7または記憶手段3に設定できるようにしても、差し支えない。あるいは、ICカード読み書き装置1に付設もしくは必要に応じて接続されるキー入力装置などの入力装置によって、前記した特定のICカード読み書き装置1のみにおいて金額情報を回収することが許可されていることを示すカードIDの情報を、商品販売者金額回収専用ICカード8に設定できるようにしても、差し支えない。
【0021】
また、上述した第1および第2実施形態においては、商品販売者金額回収専用ICカードであると判定した後、この商品販売者金額回収専用ICカードが、当該ICカード読み書き装置1において金額情報を回収することが許可されているものであるか否かの判定を行っているが、場合によっては、商品販売者金額回収専用ICカードであると判定しただけで、商品販売者用ICカード7の中の金額情報を、商品販売者金額回収専用ICカード8に移動させるようにしてもよい。
【0022】
図5は、本発明の第3実施形態に係るICカード読み書き装置の構成図であり、同図において、10はICカード読み書き装置1に付設された入力装置、2cは暗証番号の一致/不一致を認識する暗証番号認識部、2dは入力装置10からの入力データを適宜に処理する入力部である。
【0023】
本実施形態において使用する商品販売者用ICカード7には、前記した当該ICカード読み書き装置1において金額情報を回収することが許可されているICカードであることを示すカードIDと、当該ICカード読み書き装置1において金額情報を回収することが許可されているICカードの所持者であることを示す特有の暗証番号とが、記載されている。また、商品販売者金額回収専用ICカード8には、同様に、前記した特定のICカード読み書き装置1のみにおいて金額情報を回収することが許可されているICカードであることを示すカードIDと、特定のICカード読み書き装置1のみにおいて金額情報を回収することが許可されているICカードの所持者であることを示す特有の暗証番号とが、記載されている。
【0024】
上記した構成のICカード読み書き装置1の動作を、図6のフローチャートに基づいて説明する。
ICカード読み書き装置1の一方のカード装着手段5には、商品販売者用のICカード7が格納されている。この状態で、他方のカード装着手段6にICカードが挿入されると(S6−1でYESとなると)、挿入されたICカードが、このICカード読み書き装置1で使用可能なものか否かを、マイコン2が判別する(S6−2)。使用可能なICカードの場合には、次に、商品購入者用ICカード9か商品販売者金額回収専用ICカード8かの判別を、マイコン2が行う(S6−3)。また、ICカードが使用可能と判断されなかった場合には、カード利用者に対して、挿入されたICカードが取引不可のものである旨を通知する(S6−11)。
【0025】
挿入されたICカードが商品販売者金額回収専用カード8と判別された場合は、商品販売者用ICカード7の中に記載されている、当該ICカード読み書き装置1において金額情報を回収することが許可されていることを示すカードIDを、マイコン2が読み込む(S6−4)。さらに、挿入された商品販売者金額回収専用カード8の中に記載されている、特定のICカード読み書き装置1のみにおいて金額情報を回収することが許可されているICカードであることを示すカードIDを、マイコン2が読み込む(S6−5)。そして次に、読み込んだ2つのカードIDの比較をマイコン2が行う(S6−6)。また、挿入されたICカードが、商品販売者金額回収専用ICカード8ではないと判別された場合には、挿入されたICカードが商品購入者用ICカード9と判断して、自動販売機14の押されたボタンに対応した金額情報の移動を、商品購入者用ICカード9から商品販売者用ICカード7に行う(S6−12)。
【0026】
そして、読み込んだ2つの上記したカードIDが等しい場合には、マイコン2は、カード利用者に対して、入力装置10によって暗証番号を入力することを要求して、入力された暗証番号を認知する(S6−7)とともに、商品販売者用ICカード7の中に記載されている暗証番号を読み出し(S6−8)、2つの暗証番号が一致するか否かを判定する(S6−9)。また、読み込んだ2つの上記しカードIDが等しくない場合には、挿入された商品販売者回収専用ICカード8では、このICカード読み書き装置1においては、金額情報の回収ができない旨を、カード利用者に対して通知する(S6−13)。
【0027】
上記した2つの暗証番号が等しい場合には、マイコン2は、正しい暗証番号が入力されたと(適正なICカードの所持者であると)判断して、商品販売者用ICカード7の中の自動販売機14の売り上げの金額情報を、商品販売者金額回収専用ICカード8に移動させる(S6−10)。これにより、自動販売機14の売り上げを、商品販売者金額回収専用ICカード8によって回収することができる。また、2つの暗証番号が等しくない場合には、入力された暗証番号が正しくないことを、カード利用者に対して通知する(S6−14)。
【0028】
図7は、本発明の第4実施形態に係るICカード読み書き装置の構成図である。本実施形態が先の第3実施形態と相違するのは、前記第3実施形態においては、商品販売者用ICカード7に、前記した当該ICカード読み書き装置1において金額情報を回収することが許可されているICカードであることを示すカードIDと、前記した当該ICカード読み書き装置1において金額情報を回収することが許可されているICカードの所持者であることを示す暗証番号とを記憶させていたものを、商品販売者用ICカード7ではなく、ICカード読み書き装置1の記憶手段3に記憶させている点にある。
【0029】
上記した構成のICカード読み書き装置1の動作を、図8のフローチャートに基づいて説明する。
ICカード読み書き装置1の一方のカード装着手段5には、商品販売者用のICカード7が格納されている。この状態で、他方のカード装着手段6にICカードが挿入されると(S8−1でYESとなると)、挿入されたICカードが、このICカード読み書き装置1で使用可能なものか否かを、マイコン2が判別する(S8−2)。使用可能なICカードの場合には、次に、商品購入者用ICカード9か商品販売者金額回収専用ICカード8かの判別を、マイコン2が行う(S8−3)。また、ICカードが使用可能と判断されなかった場合には、カード利用者に対して、挿入されたICカードが取引不可のものである旨を通知する(S8−11)。
【0030】
挿入されたICカードが商品販売者金額回収専用カード8と判別された場合は、記憶手段3の中に記載されている、当該ICカード読み書き装置1において金額情報を回収することが許可されていることを示すカードIDを、マイコン2が読み込む(S8−4)。さらに、挿入された商品販売者金額回収専用カード8の中に記載されている、特定のICカード読み書き装置1のみにおいて金額情報を回収することが許可されているICカードであることを示すカードIDを、マイコン2が読み込む(S8−5)。そして次に、読み込んだ2つのカードIDの比較をマイコン2が行う(S8−6)。また、挿入されたICカードが、商品販売者金額回収専用ICカード8ではないと判別された場合には、挿入されたICカードが商品購入者用ICカード9と判断して、自動販売機14の押されたボタンに対応した金額情報の移動を、商品購入者用ICカード9から商品販売者用ICカード7に行う(S8−12)。
【0031】
そして、読み込んだ2つの上記したカードIDが等しい場合には、マイコン2は、カード利用者に対して、入力装置10によって暗証番号を入力することを要求して、入力された暗証番号を認知する(S8−7)とともに、記憶手段3の中に記載されている暗証番号を読み出し(S8−8)、2つの暗証番号が一致するか否かを判定する(S8−9)。また、読み込んだ2つの上記したカードIDが等しくない場合には、挿入された商品販売者回収専用ICカード8では、このICカード読み書き装置1においては、金額情報の回収ができない旨を、カード利用者に対して通知する(S8−13)。
【0032】
上記した2つの暗証番号が等しい場合には、マイコン2は、正しい暗証番号が入力されたと(適正なICカードの所持者であると)判断して、商品販売者用ICカード7の中の自動販売機14の売り上げの金額情報を、商品販売者金額回収専用ICカード8に移動させる(S8−10)。これにより、自動販売機14の売り上げを、商品販売者金額回収専用ICカード8によって回収することができる。また、2つの暗証番号が等しくない場合には、入力された暗証番号が正しくないことを、カード利用者に対して通知する(S8−14)。
【0033】
上述した第3および第4実施形態において、ICカード読み書き装置1に付設されている入力装置10によって、前記した当該ICカード読み書き装置1において金額情報を回収することが許可されていることを示すカードIDの情報、および/または、前記した当該ICカード読み書き装置1において金額情報を回収することが許可されているICカードの所持者であることを示す暗証番号の情報を、商品販売者用ICカード7または記憶手段3に設定できるようにしても、差し支えない。あるいは、ICカード読み書き装置1に付設されている入力装置10によって、前記した特定のICカード読み書き装置1のみにおいて金額情報を回収することが許可されていることを示すカードIDの情報、および/または、前記した特定のICカード読み書き装置1のみにおいて金額情報を回収することが許可されているICカードの所持者であることを示す暗証番号の情報を、商品販売者金額回収専用ICカード8に設定できるようにしても、差し支えない。
【0034】
また、上述した第3および第4実施形態においては、前記の暗証番号を商品販売者金額回収専用ICカード8に書き込んでいるが、場合によっては、暗証番号は、商品販売者金額回収専用ICカード8に記載しないようにしても、差し支えない。
【0035】
また、上述した第3および第4実施形態においては、商品販売者金額回収専用ICカードであると判定した後、この商品販売者金額回収専用ICカードが、当該ICカード読み書き装置1において金額情報を回収することが許可されているICカードである否かの判定をカードIDの比較で行い、さらに、ICカードの所持者が適正か否かの判定を暗証番号の比較で行っているが、場合によっては、商品販売者金額回収専用ICカードであると判定した後、暗証番号が一致するという条件だけで、商品販売者用ICカード7の中の金額情報を、商品販売者金額回収専用ICカード8に移動させるようにしてもよい。
【0036】
図9は、本発明の第5実施形態に係るICカード読み書き装置の構成図であり、同図において、11は、ICカード読み書き装置1に付設され公衆回線に接続されたモデム等の通信手段、12は公衆回線、13は公衆回線に接続されたホストマシン(ホストコンピュータ)、2eは残高情報の比較を行う残高比較制御部、2fは通信手段11を介して外部と通信を行うための通信制御部である。
【0037】
また、本実施形態におけるICカード読み書き装置1の記憶手段3には、商品販売者用ICカード7中の金額情報との比較を行うための指定残高情報と、売り上げの回収先の情報、すなわち、ホストマシン13のアクセス先情報とが、記載されている。
【0038】
上記した構成のICカード読み書き装置1の動作を、図10のフローチャートに基づいて説明する。
ICカード読み書き装置1の一方のカード装着手段5には、商品販売者用のICカード7が格納されている。この状態で、他方のカード装着手段6にICカードが挿入されると(S10−1でYESとなると)、挿入されたICカードが、ICカード読み書き装置1で使用可能なもので、かつ、商品購入者用ICカード9であるか否かを、マイコン2が判別する(S10−2)。挿入されたICカードが、ICカード読み書き装置1で使用可能でない場合、もしくは、商品購入者用ICカード9でない場合には、カード利用者に対して、挿入されたICカードが取引不可のものである旨を通知する(S10−10)。
【0039】
挿入されたICカードが、ICカード読み書き装置1で使用可能な商品購入者用ICカード9である場合には、自動販売機14の押されたボタンに対応した金額情報の移動を、商品購入者用ICカード9から商品販売者用ICカード7に行う(S10−3)。その後、マイコン2は、商品販売者用ICカード7の残高を読み出す(S10−4)とともに、記憶手段3に設定されている指定残高を取得して(S10−5)、ICカード7の残高(金額情報)と指定残高とを比較する(S10−6)。そして、ICカード7の残高(金額情報)≧設定残高となっている場合には、マイコン2は、公衆回線12に接続されたホストマシン13のアクセス先を記憶手段3から読み出し(S10−7)、公衆回線12を利用してホストシステム13に接続する(S10−8)。この接続終了後、商品販売者用ICカード7の中の自動販売機14の売り上げの金額情報を、ホストマシン13にマイコン2が移動させる(S10−9)。これにより、自動販売機14の売り上げを、ホストマシン13において回収することができる。
【0040】
図11は、本発明の第6実施形態に係るICカード読み書き装置の構成図であり、同図において、15はICカード読み書き装置1中の時刻設定手段、2gは設定された時刻を認知し所定の制御を行う指定時刻認知制御部である。
また、本実施形態におけるICカード読み書き装置1の記憶手段3には、売り上げの回収先の情報、すなわち、ホストマシン13のアクセス先情報が記載されている。
【0041】
上記した構成のICカード読み書き装置1の動作を、図12のフローチャートに基づいて説明する。
ここでも、自動販売機14内のICカード読み書き装置1の一方のカード装着手段5には、商品販売者用のICカード7が格納されている。この状態で、いま、商品販売者が、ホストマシン13に金額情報の転送を行いたい(売り上げの回収をさせたい)、任意の時刻を時刻設定手段15にセットする(S12−1)と、マイコン2は、イベント発生待ちの状態となり、イベントが発生するまで待機している(S12−2)。
【0042】
その後、発生したイベントが、カード装着手段6への商品購入者用ICカード9の挿入である場合には、挿入された商品購入者用ICカード9が、このICカード読み書き装置1で使用可能なものか否かを、マイコン2が判別する(S12−3)。使用可能な商品購入者用ICカード9の場合には、マイコン2は、自動販売機14の押されたボタンに対応した金額情報の移動を、商品購入者用ICカード9から商品販売者用ICカード7に行う(S12−4)。また、商品購入者用ICカード9が使用不能と判断された場合には、カード利用者に対して、挿入された商品購入者用ICカード9が取引不可のものである旨を通知する(S12−8)。
【0043】
一方、予め指定された時刻になって、指定時刻認知制御部2gから指定時刻通知のイベントが発生した場合には、マイコン2は、公衆回線12に接続されたホストマシン13のアクセス先を記憶手段3から読み出し(S12−5)、公衆回線12を利用してホストシステム13に接続する(S12−6)。この接続終了後、商品販売者用ICカード7の中の自動販売機14の売り上げの金額情報を、ホストマシン13にマイコン2が移動させる(S10−9)。これにより、自動販売機14の売り上げを、ホストマシン13において回収することができる。
【0044】
図13は、本発明の第7実施形態に係るICカード読み書き装置の構成図であり、同図において、16はICカード読み書き装置1中の携帯端末接続手段、17はICカード読み書き装置1に接続可能な携帯端末である。
また、本実施形態において使用する商品販売者用ICカード7には、当該ICカード読み書き装置1において金額情報を回収することが許可されている携帯端末であることを示す特有な端末IDと、当該ICカード読み書き装置1において金額情報を回収することが許可されている携帯端末の所持者であることを示す特有の暗証番号とが、記載されている。また、携帯端末17には、特定のICカード読み書き装置1のみにおいて金額情報を回収することが許可されている携帯端末であることを示す特有な端末IDと、特定のICカード読み書き装置1のみにおいて金額情報を回収することが許可されている携帯端末の所持者であることを示す特有の暗証番号とが、記載されている。
【0045】
上記した構成のICカード読み書き装置1の動作を、図14のフローチャートに基づいて説明する。
ICカード読み書き装置1の一方のカード装着手段5には、商品販売者用のICカード7が格納されている。この状態で、携帯端末17をICカード読み書き装置1の携帯端末接続手段16に接続する(S14−1)と、この接続された携帯端末17が、ICカード読み書き装置1で使用可能なものか否かを、マイコン2が判別する(S14−2)。
【0046】
使用可能な携帯端末17であると判断された場合には、マイコン2は、商品販売者用ICカード7の中に記載されている、前記した当該ICカード読み書き装置1において金額情報を回収することが許可されている携帯端末であることを示す特有な端末IDを読み込む(S14−3)。さらに、接続された端末装置17の適宜メモリ手段に記載されている、前記した特定のICカード読み書き装置1のみにおいて金額情報を回収することが許可されている携帯端末であることを示す端末IDを、マイコン2が読み込む(S14−4)。そして次に、読み込んだ2つの端末IDの比較を、マイコン2が行う(S14−5)。また、このICカード読み書き装置1で使用できない携帯端末17であると判断された場合には、マイコン2は、接続された携帯端末17が使用不可である旨を通知する(S14−12)。
【0047】
そして、読み込んだ2つの上記した端末IDが等しい場合には、マイコン2は、携帯端末17の使用者に対して、暗証番号を入力することを要求して、入力された暗証番号を認知する(S14−6)とともに、商品販売者用ICカード7の中に記載されている暗証番号を読み出し(S14−7)、2つの暗証番号が一致するか否かを判定する(S14−8)。また、読み込んだ2つの上記した端末IDが等しくない場合には、接続された携帯端末17では、このICカード読み書き装置1においては金額情報の回収ができない旨を、携帯端末17の使用者に対して通知する(S14−10)。
【0048】
上記2つの暗証番号が等しい場合には、マイコン2は、正しい暗証番号が入力されたと(適正な携帯端末の保持者(使用者)であると)判断して、商品販売者用ICカード7の中の自動販売機14の売り上げの金額情報を、携帯端末17に移動させる(S14−9)。これにより、自動販売機14の売り上げを、携帯端末17によって回収することができる。また、2つの暗証番号が等しくない場合には、入力された暗証番号が正しくないことを、携帯端末17の使用者に対して通知する(S14−11)。
【0049】
図15は、本発明の第8実施形態に係るICカード読み書き装置の構成図である。本実施形態が先の第7実施形態と相違するのは、前記第7実施形態においては、商品販売者用ICカード7に、当該ICカード読み書き装置1において金額情報を回収することが許可されている携帯端末であることを示す特有な端末IDと、当該ICカード読み書き装置1において金額情報を回収することが許可されている携帯端末の所持者であることを示す特有の暗証番号とを記憶させていたものを、商品販売者用ICカード7ではなく、ICカード読み書き装置1の記憶手段3に記憶させている点にある。
【0050】
上記した構成のICカード読み書き装置1の動作を、図16のフローチャートに基づいて説明する。
ICカード読み書き装置1の一方のカード装着手段5には、商品販売者用のICカード7が格納されている。この状態で、携帯端末17をICカード読み書き装置1の携帯端末接続手段16に接続する(S16−1)と、この接続された携帯端末17が、ICカード読み書き装置1で使用可能なものか否かを、マイコン2が判別する(S16−2)。
【0051】
使用可能な携帯端末17であると判断された場合には、マイコン2は、記憶手段3の中に記載されている、前記した当該ICカード読み書き装置1において金額情報を回収することが許可されている携帯端末であることを示す特有な端末IDを読み込む(S16−3)。さらに、接続された端末装置17の適宜メモリ手段に記載されている、前記した特定のICカード読み書き装置1のみにおいて金額情報を回収することが許可されている携帯端末であることを示す端末IDを、マイコン2が読み込む(S16−4)。そして次に、読み込んだ2つの端末IDの比較を、マイコン2が行う(S16−5)。また、このICカード読み書き装置1で使用できない携帯端末17であると判断された場合には、マイコン2は、接続された携帯端末17が使用不可である旨を、携帯端末17の使用者に対して通知する(S16−12)。
【0052】
そして、読み込んだ2つの上記した端末IDが等しい場合には、マイコン2は、携帯端末17の使用者に対して、暗証番号を入力することを要求して、入力された暗証番号を認知する(S16−6)とともに、記憶手段3の中に記載されている暗証番号を読み出し(S16−7)、2つの暗証番号が一致するか否かを判定する(S16−8)。また、読み込んだ2つの上記した端末IDが等しくない場合には、接続された携帯端末17では、このICカード読み書き装置1においては金額情報の回収ができないことを、携帯端末17の使用者に対して通知する(S16−10)。
【0053】
上記2つの暗証番号が等しい場合には、マイコン2は、正しい暗証番号が入力されたと(適正な携帯端末の保持者(使用者)であると)判断して、商品販売者用ICカード7の中の自動販売機14の売り上げの金額情報を、携帯端末17に移動させる(S16−9)。これにより、自動販売機14の売り上げを、携帯端末17によって回収することができる。また、2つの暗証番号が等しくない場合には、入力された暗証番号が正しくないことを、携帯端末17の使用者に対して通知する(S16−11)。
【0054】
上述した第7および第8実施形態において、ICカード読み書き装置1に付設もしくは必要に応じて接続されるキー入力装置などの入力装置によって、前記した当該ICカード読み書き装置1において金額情報を回収することが許可されていることを示す端末IDの情報、および/または、前記した当該ICカード読み書き装置1において金額情報を回収することが許可されている携帯端末の所持者であることを示す暗証番号の情報を、商品販売者用ICカード7または記憶手段3に設定できるようにしても、差し支えない。
【0055】
また、上述した第7および第8実施形態においては、前記の暗証番号を携帯端末17に書き込んでいるが、場合によっては、暗証番号は、携帯端末17に記憶させないようにしても、差し支えない。
【0056】
また、上述した第7および第8実施形態においては、接続された携帯端末が、当該ICカード読み書き装置1において金額情報を回収することが許可されている携帯端末である否かの判定を端末IDの比較で行い、さらに、携帯端末の所持者が適正か否かの判定を暗証番号の比較で行っているが、場合によっては、端末IDが一致するという条件だけ、もしくは、暗証番号が一致するという条件だけで、商品販売者用ICカード7の中の金額情報を、携帯端末17に移動させるようにしてもよい。
【0057】
なおまた、上述した第1〜第8実施形態において、回収する金額情報の量を、回収する側の操作者が適宜に選択できるようにしてもよい。
【0058】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、ICカード読み書き装置の中の徴収用ICカードをICカード読み書き装置から外さなくても、ICカード読み書き装置の中の徴収用ICカードから金額情報を回収できるので、売り上げの回収操作が簡単・容易なものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るICカード読み書き装置の構成図である。
【図2】本発明の第1実施形態に係るICカード読み書き装置の動作を示すフローチャート図である。
【図3】本発明の第2実施形態に係るICカード読み書き装置の構成図である。
【図4】本発明の第2実施形態に係るICカード読み書き装置の動作を示すフローチャート図である。
【図5】本発明の第3実施形態に係るICカード読み書き装置の構成図である。
【図6】本発明の第3実施形態に係るICカード読み書き装置の動作を示すフローチャート図である。
【図7】本発明の第4実施形態に係るICカード読み書き装置の構成図である。
【図8】本発明の第4実施形態に係るICカード読み書き装置の動作を示すフローチャート図である。
【図9】本発明の第5実施形態に係るICカード読み書き装置の構成図である。
【図10】本発明の第5実施形態に係るICカード読み書き装置の動作を示すフローチャート図である。
【図11】本発明の第6実施形態に係るICカード読み書き装置の構成図である。
【図12】本発明の第6実施形態に係るICカード読み書き装置の動作を示すフローチャート図である。
【図13】本発明の第7実施形態に係るICカード読み書き装置の構成図である。
【図14】本発明の第7実施形態に係るICカード読み書き装置の動作を示すフローチャート図である。
【図15】本発明の第8実施形態に係るICカード読み書き装置の構成図である。
【図16】本発明の第8実施形態に係るICカード読み書き装置の動作を示すフローチャート図である。
【符号の説明】
1 ICカード読み書き装置
2 マイコン
3 記憶手段
4 外部インターフェース部
5 カード装着手段
6 カード装着手段
7 商品販売者用ICカード
8 商品販売者金額回収専用ICカード
9 商品購入者用ICカード
10 入力装置
11 通信手段
12 公衆回線
13 ホストマシン
14 自動販売機
15 時刻設定手段
16 携帯端末接続手段
17 携帯端末
Claims (21)
- 物品及びサービスの代金清算を電子マネーで行う清算用ICカードと、物品及びサービスの代金徴収を電子マネーで行う徴収用ICカードと、物品及びサービスの代金の回収を電子マネーで行う集金用ICカードとを、取り扱い可能で、上記徴収用ICカードを装着した状態で、上記清算用ICカードまたは上記集金用ICカードが選択的に装着可能とされ、代金清算のために上記清算用ICカードが装着されると、上記清算用ICカードから上記徴収用ICカードに金額情報の移動を行う機能を有するICカード読み書き装置であって、
当該ICカード読み書き装置において電子マネーを回収することが許可されている上記集金用ICカードが装着されたとき、自動的に上記徴収用ICカードから上記集金用ICカードへ金額情報を移動させることを特徴とするICカード読み書き装置。 - 請求項1記載において、
前記集金用ICカードには、特定のICカード読み書き装置において電子マネーを回収することが許可されている集金用カードであることを示す特有なカードIDコードが書き込まれていることを特徴とするICカード読み書き装置。 - 請求項1または2記載において、
前記徴収用ICカード中には、当該ICカード読み書き装置において電子マネーを回収することが許可されている集金用カードであることを示す特有なカードIDコードが書き込まれていることを特徴とするICカード読み書き装置。 - 請求項1または2記載において、
前記ICカード読み書き装置には、当該ICカード読み書き装置において電子マネーを回収することが許可されている集金用カードであることを示す特有なカードIDコードが書き込まれていることを特徴とするICカード読み書き装置。 - 請求項3または4記載において、
前記した当該ICカード読み書き装置において電子マネーを回収することが許可されている集金用カードであることを示す前記カードIDコードを、入力手段を介して前記ICカード読み書き装置が設定できる機能をもつことを特徴とするICカード読み書き装置。 - 物品及びサービスの代金清算を電子マネーで行う清算用ICカードと、物品及びサービスの代金徴収を電子マネーで行う徴収用ICカードと、物品及びサービスの代金の回収を電子マネーで行う集金用ICカードとを、取り扱い可能で、上記徴収用ICカードを装着した状態で、上記清算用ICカードまたは上記集金用ICカードが選択的に装着可能とされ、代金清算のために上記清算用ICカードが装着されると、上記清算用ICカードから上記徴収用ICカードに金額情報の移動を行う機能を有するICカード読み書き装置であって、
上記集金用ICカードが装着されたとき、自動的に暗証番号データの入力要求を行い、入力された暗証番号データが、当該ICカード読み書き装置において電子マネーを回収することが許可されている暗証番号データである場合、自動的に上記徴収用ICカードから上記集金用ICカードへ電子マネー情報を移動させることを特徴とするICカード読み書き装置。 - 請求項6記載において、
前記徴収用ICカード中には、前記した当該ICカード読み書き装置において電子マネーを回収することが許可されている前記暗証番号データが書き込まれていることを特徴とするICカード読み書き装置。 - 請求項6記載において、
前記ICカード読み書き装置には、前記した当該ICカード読み書き装置において電子マネーを回収することが許可されている前記暗証番号データが書き込まれていることを特徴とするICカード読み書き装置。 - 請求項7または8記載において、
前記した当該ICカード読み書き装置において電子マネーを回収することが許可されている前記暗証番号データを、入力手段を介して前記ICカード読み書き装置が設定できる機能をもつことを特徴とするICカード読み書き装置。 - 請求項6記載において、
前記した暗証番号データの入力要求を行う前に、装着された前記集金用ICカード中に、当該ICカード読み書き装置において電子マネーを回収することが許可されている集金用カードであることを示す特有なカードIDコードが書き込まれている否かの確認を行い、書き込まれている場合のみ前記した暗証番号データの入力要求を行うことを特徴とするICカード読み書き装置。 - 物品及びサービスの代金清算を電子マネーで行う清算用ICカードと、物品及びサービスの代金徴収を電子マネーで行う徴収用ICカードとを、取り扱い可能で、上記徴収用ICカードを装着した状態で、代金清算のために上記清算用ICカードが装着されると、上記清算用ICカードから上記徴収用ICカードに金額情報の移動を行う機能を有するとともに、通信回線を介してホストマシンと接続可能な通信手段をもつICカード読み書き装置であって、
上記徴収用ICカードにある指定された量の金額情報が蓄積されると、上記通信手段により上記通信回線を介して、上記徴収用ICカードから金額情報を回収する機能を持つ上記ホストマシンへ金額情報を移動させることを特徴とするICカード読み書き装置。 - 物品及びサービスの代金清算を電子マネーで行う清算用ICカードと、物品及びサービスの代金徴収を電子マネーで行う徴収用ICカードとを、取り扱い可能で、上記徴収用ICカードを装着した状態で、代金清算のために上記清算用ICカードが装着されると、上記清算用ICカードから上記徴収用ICカードに金額情報の移動を行う機能を有するとともに、通信回線を介してホストマシンと接続可能な通信手段をもつICカード読み書き装置であって、
ある指定された時間になると、上記通信手段により上記通信回線を介して、上記徴収用ICカードから金額情報を回収する機能を持つ上記ホストマシンへ金額情報を移動させることを特徴とするICカード読み書き装置。 - 物品及びサービスの代金清算を電子マネーで行う清算用ICカードと、物品及びサービスの代金徴収を電子マネーで行う徴収用ICカードとを、取り扱い可能で、上記徴収用ICカードを装着した状態で、代金清算のために上記清算用ICカードが装着されると、上記清算用ICカードから上記徴収用ICカードに金額情報の移動を行う機能を有するICカード読み書き装置であって、
当該ICカード読み書き装置において電子マネーを回収することが許可されている集金用携帯端末が接続されたとき、自動的に上記徴収用ICカードから上記集金用携帯端末へ金額情報を移動させることを特徴とするICカード読み書き装置。 - 請求項13記載において、
前記集金用携帯端末には、特定のICカード読み書き装置において電子マネーを回収することが許可されている集金用携帯端末であることを示す特有な端末IDコードが書き込まれており、前記徴収用ICカード中には、当該ICカード読み書き装置において電子マネーを回収することが許可されている集金用携帯端末であることを示す特有な端末IDコードが書き込まれていることを特徴とするICカード読み書き装置。 - 請求項13記載において、
前記集金用携帯端末には、特定のICカード読み書き装置において電子マネーを回収することが許可されている集金用携帯端末であることを示す特有な端末IDコードが書き込まれており、前記ICカード読み書き装置には、当該ICカード読み書き装置において電子マネーを回収することが許可されている集金用携帯端末であることを示す特有な端末IDコードが書き込まれていることを特徴とするICカード読み書き装置。 - 物品及びサービスの代金清算を電子マネーで行う清算用ICカードと、物品及びサービスの代金徴収を電子マネーで行う徴収用ICカードとを、取り扱い可能で、上記徴収用ICカードを装着した状態で、代金清算のために上記清算用ICカードが装着されると、上記清算用ICカードから上記徴収用ICカードに金額情報の移動を行う機能を有するICカード読み書き装置であって、
集金用携帯端末が装着されたとき、自動的に暗証番号データの入力要求を行い、入力された暗証番号データが、当該ICカード読み書き装置において電子マネーを回収することが許可されている暗証番号データである場合、自動的に上記徴収用ICカードから上記集金用携帯端末へ金額情報を移動させることを特徴とするICカード読み書き装置。 - 請求項16記載において、
前記徴収用ICカード中には、前記した当該ICカード読み書き装置において電子マネーを回収することが許可されている前記暗証番号データが書き込まれていることを特徴とするICカード読み書き装置。 - 請求項16記載において、
前記ICカード読み書き装置には、前記した当該ICカード読み書き装置において電子マネーを回収することが許可されている前記暗証番号データが書き込まれていることを特徴とするICカード読み書き装置。 - 請求項16記載において、
前記した暗証番号データの入力要求を行う前に、接続された前記集金用携帯端末中に、当該ICカード読み書き装置において電子マネーを回収することが許可されている集金用携帯端末であることを示す特有な端末IDコードが書き込まれている否かの確認を行い、書き込まれている場合のみ前記した暗証番号データの入力要求を行うことを特徴とするICカード読み書き装置。 - 請求項1乃至19の何れか1つに記載において、
回収する金額情報量を、回収者が選択できる機能を付加したことを特徴とするICカード読み書き装置。 - 物品及びサービスの代金清算を電子マネーで行う清算用ICカードと、物品及びサービスの代金徴収を電子マネーで行う徴収用ICカードと、物品及びサービスの代金の回収を電子マネーで行う集金用ICカードとを、取り扱い可能で、上記徴収用ICカードを装着した状態で、上記清算用ICカードまたは上記集金用ICカードが選択的に装着可能とされ、代金清算のために上記清算用ICカードが装着されると、上記清算用ICカードから上記徴収用ICカードに金額情報の移動を行う機能を有するICカード読み書き装置であって、上記集金用ICカードが装着されたとき、自動的に上記徴収用ICカードから上記集金用ICカードへ金額情報を移動させることを特徴とするICカード読み書き装置。
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