JPH117570A - Icカード読み書き装置 - Google Patents

Icカード読み書き装置

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JPH117570A
JPH117570A JP9158854A JP15885497A JPH117570A JP H117570 A JPH117570 A JP H117570A JP 9158854 A JP9158854 A JP 9158854A JP 15885497 A JP15885497 A JP 15885497A JP H117570 A JPH117570 A JP H117570A
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Tetsuji Inamitsu
哲治 稲光
Masayuki Inoue
雅之 井上
Koichi Yoneda
幸一 米田
Shigeyuki Ito
滋行 伊藤
Minoru Takami
高見  穣
Kenji Matsumoto
健司 松本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ICカード読み書き装置の中の商品販売者用
ICカードをいちいち抜き出さなくても金額情報の回収
を可能とする、商品販売者用ICカードからの金額情報
の回収が簡単・容易なICカード読み書き装置を提供す
ること。 【解決手段】 ICカード読み書き装置1のカード装着
手段5には、商品販売者用ICカード7が格納されてい
て、この商品販売者用ICカード7の金額情報を回収す
るために、商品販売者金額回収専用ICカード8を設け
る。商品購入者用ICカード9がカード装着手段6に挿
入された場合には、商品購入者用ICカード9から商品
販売者用ICカード7に金額情報が転送されるが、適正
な商品販売者金額回収専用ICカード8が挿入された場
合には、商品販売者用ICカード7から商品販売者金額
回収専用用ICカード8に金額情報を移動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ICカード読み書
き装置に係り、特に、電子マネー機能をもつICカード
を取り扱う、金額情報(電子マネー)の移動機能を有す
るICカード読み書き装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、自動販売機などに内蔵もしくは
付設して、電子マネー機能をもつICカードを取り扱う
ためのICカード読み書き装置を設け、このICカード
読み書き装置で、利用者が自動販売機で購入した商品の
代金を、ICカードによる電子マネーで徴収するように
したシステムが考えられる。
【0003】この場合、上記ICカード読み書き装置に
は、2つのカード装着部を設けて、一方のカード装着部
を、徴収用(商品販売者用)ICカード専用のカード装
着部とし、他方のカード装着部を、利用者が清算用(商
品購入者用)ICカードを抜き差しするためのカード装
着部とし、ICカード読み書き装置内に徴収用ICカー
ドを装着した状態で、利用者が装着した清算用ICカー
ドから、利用者が自動販売機で購入した商品の代金に相
当する電子マネーを、徴収用ICカードに移動させるこ
とによって、代金の徴収を行うことになる。
【0004】ところで、従来技術においては、ICカー
ド読み書き装置内の徴収用ICカードの金額情報(電子
マネー)を回収する場合には、徴収用ICカードを自動
販売機のICカード読み書き装置の中から抜き出して、
この徴収用ICカードを然るべき場所(例えば銀行等)
に設置された専用のICカード読み書き装置に装着し
て、徴収用ICカードの金額情報を、例えば自口座に移
動させるという使い方が想定されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記したように従来の
システムでは、自動販売機などの機器に設けられたIC
カード読み書き装置内の徴収用ICカードの金額情報
(電子マネー)を回収するに際しては、徴収用ICカー
ドをICカード読み書き装置の中から抜き出して、然る
べき場所(例えば銀行等)に設置された専用のICカー
ド読み書き装置に装着し、金額情報(電子マネー)を移
動させてから、徴収用ICカードを元のICカード読み
書き装置に再装着しなければならなかった。このため、
徴収用ICカードからの金額情報(電子マネー)の回収
が、面倒で手間がかかるという指摘があった。
【0006】本発明は上記の点に鑑みなされたもので、
その目的とするところは、ICカード読み書き装置の中
の徴収用ICカードをいちいち抜き出さなくても、金額
情報(電子マネー)の回収を可能とする、徴収用ICカ
ードからの金額情報の回収が簡単・容易なICカード読
み書き装置システムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ため、本発明においては、例えば、集金専用とされた集
金用(商品販売者金額回収専用)ICカードを設ける。
そして、ICカード読み書き装置内に徴収用(商品販売
者用)ICカードが装着された状態で、上記集金用IC
カードをICカード読み書き装置に装着し、装着された
集金用ICカードが、当該ICカード読み書き装置にお
いて電子マネーを回収することが許可されている集金用
ICカードであると、ICカード読み書き装置が判断す
ると、徴収用ICカードから集金用ICカードに自動的
に金額情報(電子マネー)を移動させる。斯様にするこ
とにより、ICカード読み書き装置の中の徴収用ICカ
ードを抜き出さなくても、徴収用ICカードの中の金額
情報を回収することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を用いて説明する。図1は、本発明の第1実施形態に
係るICカード読み書き装置の構成図で、本実施形態を
含め以下の各実施形態は、自動販売機に本発明によるI
Cカード読み書き装置を接続した場合への適用例であ
る。
【0009】図1において、1はICカード読み書き装
置で、自動販売機14に内蔵・接続されており、ICカ
ード読み書き装置1は、2枚のICカード間で金額情報
(電子マネー)の移動を行うことのできるものとなって
いる。また、ICカード読み書き装置1は、マイコン2
と、記憶手段3と、外部インターフェース部4と、カー
ド装着手段5と、カード装着手段6とを具備しており、
マイコン2は、予め格納された各種プログラムなどによ
って具現化される電子マネー制御部2aやID比較制御
部2bなどを用いて、電子マネー制御やID比較制御等
々を行なう。7は商品販売者用ICカード(徴収用IC
カード)で、このICカード7は、通常時にはカード装
着手段5に装着(格納)されている。8は商品販売者金
額回収専用ICカード(集金用ICカード)、9は商品
購入者用ICカード(清算用ICカード)で、この2つ
のICカード8,9は、カード装着手段6に選択的に装
着される。
【0010】上記した構成のICカード読み書き装置1
の動作を、図2のフローチャートに基づいて説明する。
ICカード読み書き装置1の一方のカード装着手段5に
は、商品販売者用ICカード7が格納(装着)されてい
る。この状態で、他方のカード装着手段6にICカード
が挿入(装着)されると(S2−1でYESとなる
と)、挿入されたICカードが、このICカード読み書
き装置1で使用可能なものか否かを、ICカードからの
ATR(Answer To Reset )による情報で、マイコン2
が判別する(S2−2)。使用可能なICカードの場合
には、次に、商品購入者用ICカード9か商品販売者金
額回収専用ICカード8かの判別を、マイコン2が行う
(S2−3)。また、ICカードが使用可能と判断され
なかった場合には、カード利用者に対して、挿入された
ICカードが取引不可のものである旨を通知する(S2
−8)。
【0011】商品販売者金額回収専用カード8には、集
金用の専用ICカードであることを示す特有のカードI
Dコードの他に、特定のICカード読み書き装置1のみ
において金額情報(電子マネー)を回収することが許可
されているICカードであることを示す特有のカードI
Dコードが書き込まれている。そして、挿入されたIC
カードが商品販売者金額回収専用カード8と判別された
場合には、商品販売者用ICカード7の中に記載されて
いる、当該ICカード読み書き装置1において金額情報
(電子マネー)を回収することが許可されている(すな
わち、集金することが許可されている)ことを示すカー
ドIDを、マイコン2が読み込む(S2−4)。さら
に、挿入された商品販売者金額回収専用カード8の中に
記載されている、上記した特定のICカード読み書き装
置1のみにおいて金額情報を回収することが許可されて
いるICカードであることを示すカードIDを、マイコ
ン2が読み込む(S2−5)。そして次に、読み込んだ
2つのカードIDの比較をマイコン2が行う(S2−
6)。
【0012】また、カード装着手段6に挿入されたIC
カードが、商品販売者金額回収専用ICカード8ではな
いと、マイコン2が判定した場合には(S2−3でNO
の場合には)、挿入されたICカードが商品購入者用I
Cカード9と判断して、自動販売機14の押されたボタ
ンに対応した金額情報の移動を、商品購入者用ICカー
ド9から商品販売者用ICカード7に行う(S2−
9)。
【0013】そして、読み込んだ2つの上記したカード
IDが等しい場合には、商品販売者用ICカード7の中
の自動販売機14の売り上げの金額情報(電子マネー)
を、商品販売者金額回収専用ICカード8にマイコン2
が移動させる(S2−7)。これにより、自動販売機1
4の売り上げを、商品販売者金額回収専用ICカード8
によって回収することができる。また、読み込んだ2つ
の上記したカードIDが等しくない場合には、挿入され
た商品販売者回収専用ICカード8では、このICカー
ド読み書き装置1においては、金額情報の回収ができな
い旨を、カード利用者に対して通知する(S2−1
0)。
【0014】図3は、本発明の第2実施形態に係るIC
カード読み書き装置の構成図であり、同図において、先
に述べた実施形態と均等な構成要素には同一符号を付
し、その説明は重複を避けるため割愛する(これは、以
下の各実施形態においても同様である)。
【0015】本実施形態が先の第1実施形態と相違する
のは、前記第1実施形態においては、カード装着手段5
に格納された商品販売者用ICカード7に、前記した当
該ICカード読み書き装置1において金額情報(電子マ
ネー)を回収することが許可されていることを示すカー
ドIDを記憶させていたものを、商品販売者用ICカー
ド7ではなく、ICカード読み書き装置1の記憶手段3
に、前記した当該ICカード読み書き装置1において金
額情報を回収することが許可されていることを示すカー
ドIDを記憶させている点にある。
【0016】上記した構成のICカード読み書き装置1
の動作を、図4のフローチャートに基づいて説明する。
ICカード読み書き装置1の一方のカード装着手段5に
は、商品販売者用ICカード7が格納されている。この
状態で、他方のカード装着手段6にICカードが挿入さ
れると(S4−1でYESとなると)、挿入されたIC
カードが、このICカード読み書き装置1で使用可能な
ものか否かを、マイコン2が判別する(S4−2)。使
用可能なICカードの場合には、次に、商品購入者用I
Cカード9か商品販売者金額回収専用ICカード8かの
判別を、マイコン2が行う(S4−3)。また、ICカ
ードが使用可能と判断されなかった場合には、カード利
用者に対して、挿入されたICカードが取引不可のもの
である旨を通知する(S4−8)。
【0017】挿入されたICカードが商品販売者金額回
収専用カード8と判別された場合は、記憶手段3の中に
記載されている、前記した当該ICカード読み書き装置
1において金額情報を回収することが許可されているこ
とを示すカードIDを、マイコン2が読み込む(S4−
4)。さらに、挿入された商品販売者金額回収専用カー
ド8の中に記載されている、前記した特定のICカード
読み書き装置1のみにおいて金額情報を回収することが
許可されているICカードであることを示すカードID
を、マイコン2が読み込む(S4−5)。そして次に、
読み込んだ2つのカードIDの比較をマイコン2が行う
(S2−6)。
【0018】また、カード装着手段6に挿入されたIC
カードが、商品販売者金額回収専用ICカード8ではな
いと、マイコン2が判定した場合には(S4−3でNO
の場合には)、挿入されたICカードが商品購入者用I
Cカード9と判断して、自動販売機14の押されたボタ
ンに対応した金額情報の移動を、商品購入者用ICカー
ド9から商品販売者用ICカード7に行う(S4−
9)。
【0019】そして、読み込んだ2つの上記したカード
IDが等しい場合には、商品販売者用ICカード7の中
の自動販売機14の売り上げの金額情報を、商品販売者
金額回収専用ICカード8にマイコン2が移動させる
(S4−7)。これにより、自動販売機14の売り上げ
を、商品販売者金額回収専用ICカード8によって回収
することができる。また、読み込んだ2つの上記したカ
ードIDが等しくない場合には、挿入された商品販売者
金額回収専用ICカード8では、このICカード読み書
き装置1においては、金額情報の回収ができない旨を、
カード利用者に対して通知する(S4−10)。
【0020】上述した第1および第2実施形態におい
て、ICカード読み書き装置1に付設もしくは必要に応
じて接続されるキー入力装置などの入力装置によって、
前記した当該ICカード読み書き装置1において金額情
報を回収することが許可されていることを示すカードI
Dの情報を、商品販売者用ICカード7または記憶手段
3に設定できるようにしても、差し支えない。あるい
は、ICカード読み書き装置1に付設もしくは必要に応
じて接続されるキー入力装置などの入力装置によって、
前記した特定のICカード読み書き装置1のみにおいて
金額情報を回収することが許可されていることを示すカ
ードIDの情報を、商品販売者金額回収専用ICカード
8に設定できるようにしても、差し支えない。
【0021】また、上述した第1および第2実施形態に
おいては、商品販売者金額回収専用ICカードであると
判定した後、この商品販売者金額回収専用ICカード
が、当該ICカード読み書き装置1において金額情報を
回収することが許可されているものであるか否かの判定
を行っているが、場合によっては、商品販売者金額回収
専用ICカードであると判定しただけで、商品販売者用
ICカード7の中の金額情報を、商品販売者金額回収専
用ICカード8に移動させるようにしてもよい。
【0022】図5は、本発明の第3実施形態に係るIC
カード読み書き装置の構成図であり、同図において、1
0はICカード読み書き装置1に付設された入力装置、
2cは暗証番号の一致/不一致を認識する暗証番号認識
部、2dは入力装置10からの入力データを適宜に処理
する入力部である。
【0023】本実施形態において使用する商品販売者用
ICカード7には、前記した当該ICカード読み書き装
置1において金額情報を回収することが許可されている
ICカードであることを示すカードIDと、当該ICカ
ード読み書き装置1において金額情報を回収することが
許可されているICカードの所持者であることを示す特
有の暗証番号とが、記載されている。また、商品販売者
金額回収専用ICカード8には、同様に、前記した特定
のICカード読み書き装置1のみにおいて金額情報を回
収することが許可されているICカードであることを示
すカードIDと、特定のICカード読み書き装置1のみ
において金額情報を回収することが許可されているIC
カードの所持者であることを示す特有の暗証番号とが、
記載されている。
【0024】上記した構成のICカード読み書き装置1
の動作を、図6のフローチャートに基づいて説明する。
ICカード読み書き装置1の一方のカード装着手段5に
は、商品販売者用のICカード7が格納されている。こ
の状態で、他方のカード装着手段6にICカードが挿入
されると(S6−1でYESとなると)、挿入されたI
Cカードが、このICカード読み書き装置1で使用可能
なものか否かを、マイコン2が判別する(S6−2)。
使用可能なICカードの場合には、次に、商品購入者用
ICカード9か商品販売者金額回収専用ICカード8か
の判別を、マイコン2が行う(S6−3)。また、IC
カードが使用可能と判断されなかった場合には、カード
利用者に対して、挿入されたICカードが取引不可のも
のである旨を通知する(S6−11)。
【0025】挿入されたICカードが商品販売者金額回
収専用カード8と判別された場合は、商品販売者用IC
カード7の中に記載されている、当該ICカード読み書
き装置1において金額情報を回収することが許可されて
いることを示すカードIDを、マイコン2が読み込む
(S6−4)。さらに、挿入された商品販売者金額回収
専用カード8の中に記載されている、特定のICカード
読み書き装置1のみにおいて金額情報を回収することが
許可されているICカードであることを示すカードID
を、マイコン2が読み込む(S6−5)。そして次に、
読み込んだ2つのカードIDの比較をマイコン2が行う
(S6−6)。また、挿入されたICカードが、商品販
売者金額回収専用ICカード8ではないと判別された場
合には、挿入されたICカードが商品購入者用ICカー
ド9と判断して、自動販売機14の押されたボタンに対
応した金額情報の移動を、商品購入者用ICカード9か
ら商品販売者用ICカード7に行う(S6−12)。
【0026】そして、読み込んだ2つの上記したカード
IDが等しい場合には、マイコン2は、カード利用者に
対して、入力装置10によって暗証番号を入力すること
を要求して、入力された暗証番号を認知する(S6−
7)とともに、商品販売者用ICカード7の中に記載さ
れている暗証番号を読み出し(S6−8)、2つの暗証
番号が一致するか否かを判定する(S6−9)。また、
読み込んだ2つの上記しカードIDが等しくない場合に
は、挿入された商品販売者回収専用ICカード8では、
このICカード読み書き装置1においては、金額情報の
回収ができない旨を、カード利用者に対して通知する
(S6−13)。
【0027】上記した2つの暗証番号が等しい場合に
は、マイコン2は、正しい暗証番号が入力されたと(適
正なICカードの所持者であると)判断して、商品販売
者用ICカード7の中の自動販売機14の売り上げの金
額情報を、商品販売者金額回収専用ICカード8に移動
させる(S6−10)。これにより、自動販売機14の
売り上げを、商品販売者金額回収専用ICカード8によ
って回収することができる。また、2つの暗証番号が等
しくない場合には、入力された暗証番号が正しくないこ
とを、カード利用者に対して通知する(S6−14)。
【0028】図7は、本発明の第4実施形態に係るIC
カード読み書き装置の構成図である。本実施形態が先の
第3実施形態と相違するのは、前記第3実施形態におい
ては、商品販売者用ICカード7に、前記した当該IC
カード読み書き装置1において金額情報を回収すること
が許可されているICカードであることを示すカードI
Dと、前記した当該ICカード読み書き装置1において
金額情報を回収することが許可されているICカードの
所持者であることを示す暗証番号とを記憶させていたも
のを、商品販売者用ICカード7ではなく、ICカード
読み書き装置1の記憶手段3に記憶させている点にあ
る。
【0029】上記した構成のICカード読み書き装置1
の動作を、図8のフローチャートに基づいて説明する。
ICカード読み書き装置1の一方のカード装着手段5に
は、商品販売者用のICカード7が格納されている。こ
の状態で、他方のカード装着手段6にICカードが挿入
されると(S8−1でYESとなると)、挿入されたI
Cカードが、このICカード読み書き装置1で使用可能
なものか否かを、マイコン2が判別する(S8−2)。
使用可能なICカードの場合には、次に、商品購入者用
ICカード9か商品販売者金額回収専用ICカード8か
の判別を、マイコン2が行う(S8−3)。また、IC
カードが使用可能と判断されなかった場合には、カード
利用者に対して、挿入されたICカードが取引不可のも
のである旨を通知する(S8−11)。
【0030】挿入されたICカードが商品販売者金額回
収専用カード8と判別された場合は、記憶手段3の中に
記載されている、当該ICカード読み書き装置1におい
て金額情報を回収することが許可されていることを示す
カードIDを、マイコン2が読み込む(S8−4)。さ
らに、挿入された商品販売者金額回収専用カード8の中
に記載されている、特定のICカード読み書き装置1の
みにおいて金額情報を回収することが許可されているI
Cカードであることを示すカードIDを、マイコン2が
読み込む(S8−5)。そして次に、読み込んだ2つの
カードIDの比較をマイコン2が行う(S8−6)。ま
た、挿入されたICカードが、商品販売者金額回収専用
ICカード8ではないと判別された場合には、挿入され
たICカードが商品購入者用ICカード9と判断して、
自動販売機14の押されたボタンに対応した金額情報の
移動を、商品購入者用ICカード9から商品販売者用I
Cカード7に行う(S8−12)。
【0031】そして、読み込んだ2つの上記したカード
IDが等しい場合には、マイコン2は、カード利用者に
対して、入力装置10によって暗証番号を入力すること
を要求して、入力された暗証番号を認知する(S8−
7)とともに、記憶手段3の中に記載されている暗証番
号を読み出し(S8−8)、2つの暗証番号が一致する
か否かを判定する(S8−9)。また、読み込んだ2つ
の上記したカードIDが等しくない場合には、挿入され
た商品販売者回収専用ICカード8では、このICカー
ド読み書き装置1においては、金額情報の回収ができな
い旨を、カード利用者に対して通知する(S8−1
3)。
【0032】上記した2つの暗証番号が等しい場合に
は、マイコン2は、正しい暗証番号が入力されたと(適
正なICカードの所持者であると)判断して、商品販売
者用ICカード7の中の自動販売機14の売り上げの金
額情報を、商品販売者金額回収専用ICカード8に移動
させる(S8−10)。これにより、自動販売機14の
売り上げを、商品販売者金額回収専用ICカード8によ
って回収することができる。また、2つの暗証番号が等
しくない場合には、入力された暗証番号が正しくないこ
とを、カード利用者に対して通知する(S8−14)。
【0033】上述した第3および第4実施形態におい
て、ICカード読み書き装置1に付設されている入力装
置10によって、前記した当該ICカード読み書き装置
1において金額情報を回収することが許可されているこ
とを示すカードIDの情報、および/または、前記した
当該ICカード読み書き装置1において金額情報を回収
することが許可されているICカードの所持者であるこ
とを示す暗証番号の情報を、商品販売者用ICカード7
または記憶手段3に設定できるようにしても、差し支え
ない。あるいは、ICカード読み書き装置1に付設され
ている入力装置10によって、前記した特定のICカー
ド読み書き装置1のみにおいて金額情報を回収すること
が許可されていることを示すカードIDの情報、および
/または、前記した特定のICカード読み書き装置1の
みにおいて金額情報を回収することが許可されているI
Cカードの所持者であることを示す暗証番号の情報を、
商品販売者金額回収専用ICカード8に設定できるよう
にしても、差し支えない。
【0034】また、上述した第3および第4実施形態に
おいては、前記の暗証番号を商品販売者金額回収専用I
Cカード8に書き込んでいるが、場合によっては、暗証
番号は、商品販売者金額回収専用ICカード8に記載し
ないようにしても、差し支えない。
【0035】また、上述した第3および第4実施形態に
おいては、商品販売者金額回収専用ICカードであると
判定した後、この商品販売者金額回収専用ICカード
が、当該ICカード読み書き装置1において金額情報を
回収することが許可されているICカードである否かの
判定をカードIDの比較で行い、さらに、ICカードの
所持者が適正か否かの判定を暗証番号の比較で行ってい
るが、場合によっては、商品販売者金額回収専用ICカ
ードであると判定した後、暗証番号が一致するという条
件だけで、商品販売者用ICカード7の中の金額情報
を、商品販売者金額回収専用ICカード8に移動させる
ようにしてもよい。
【0036】図9は、本発明の第5実施形態に係るIC
カード読み書き装置の構成図であり、同図において、1
1は、ICカード読み書き装置1に付設され公衆回線に
接続されたモデム等の通信手段、12は公衆回線、13
は公衆回線に接続されたホストマシン(ホストコンピュ
ータ)、2eは残高情報の比較を行う残高比較制御部、
2fは通信手段11を介して外部と通信を行うための通
信制御部である。
【0037】また、本実施形態におけるICカード読み
書き装置1の記憶手段3には、商品販売者用ICカード
7中の金額情報との比較を行うための指定残高情報と、
売り上げの回収先の情報、すなわち、ホストマシン13
のアクセス先情報とが、記載されている。
【0038】上記した構成のICカード読み書き装置1
の動作を、図10のフローチャートに基づいて説明す
る。ICカード読み書き装置1の一方のカード装着手段
5には、商品販売者用のICカード7が格納されてい
る。この状態で、他方のカード装着手段6にICカード
が挿入されると(S10−1でYESとなると)、挿入
されたICカードが、ICカード読み書き装置1で使用
可能なもので、かつ、商品購入者用ICカード9である
か否かを、マイコン2が判別する(S10−2)。挿入
されたICカードが、ICカード読み書き装置1で使用
可能でない場合、もしくは、商品購入者用ICカード9
でない場合には、カード利用者に対して、挿入されたI
Cカードが取引不可のものである旨を通知する(S10
−10)。
【0039】挿入されたICカードが、ICカード読み
書き装置1で使用可能な商品購入者用ICカード9であ
る場合には、自動販売機14の押されたボタンに対応し
た金額情報の移動を、商品購入者用ICカード9から商
品販売者用ICカード7に行う(S10−3)。その
後、マイコン2は、商品販売者用ICカード7の残高を
読み出す(S10−4)とともに、記憶手段3に設定さ
れている指定残高を取得して(S10−5)、ICカー
ド7の残高(金額情報)と指定残高とを比較する(S1
0−6)。そして、ICカード7の残高(金額情報)≧
設定残高となっている場合には、マイコン2は、公衆回
線12に接続されたホストマシン13のアクセス先を記
憶手段3から読み出し(S10−7)、公衆回線12を
利用してホストシステム13に接続する(S10−
8)。この接続終了後、商品販売者用ICカード7の中
の自動販売機14の売り上げの金額情報を、ホストマシ
ン13にマイコン2が移動させる(S10−9)。これ
により、自動販売機14の売り上げを、ホストマシン1
3において回収することができる。
【0040】図11は、本発明の第6実施形態に係るI
Cカード読み書き装置の構成図であり、同図において、
15はICカード読み書き装置1中の時刻設定手段、2
gは設定された時刻を認知し所定の制御を行う指定時刻
認知制御部である。また、本実施形態におけるICカー
ド読み書き装置1の記憶手段3には、売り上げの回収先
の情報、すなわち、ホストマシン13のアクセス先情報
が記載されている。
【0041】上記した構成のICカード読み書き装置1
の動作を、図12のフローチャートに基づいて説明す
る。ここでも、自動販売機14内のICカード読み書き
装置1の一方のカード装着手段5には、商品販売者用の
ICカード7が格納されている。この状態で、いま、商
品販売者が、ホストマシン13に金額情報の転送を行い
たい(売り上げの回収をさせたい)、任意の時刻を時刻
設定手段15にセットする(S12−1)と、マイコン
2は、イベント発生待ちの状態となり、イベントが発生
するまで待機している(S12−2)。
【0042】その後、発生したイベントが、カード装着
手段6への商品購入者用ICカード9の挿入である場合
には、挿入された商品購入者用ICカード9が、このI
Cカード読み書き装置1で使用可能なものか否かを、マ
イコン2が判別する(S12−3)。使用可能な商品購
入者用ICカード9の場合には、マイコン2は、自動販
売機14の押されたボタンに対応した金額情報の移動
を、商品購入者用ICカード9から商品販売者用ICカ
ード7に行う(S12−4)。また、商品購入者用IC
カード9が使用不能と判断された場合には、カード利用
者に対して、挿入された商品購入者用ICカード9が取
引不可のものである旨を通知する(S12−8)。
【0043】一方、予め指定された時刻になって、指定
時刻認知制御部2gから指定時刻通知のイベントが発生
した場合には、マイコン2は、公衆回線12に接続され
たホストマシン13のアクセス先を記憶手段3から読み
出し(S12−5)、公衆回線12を利用してホストシ
ステム13に接続する(S12−6)。この接続終了
後、商品販売者用ICカード7の中の自動販売機14の
売り上げの金額情報を、ホストマシン13にマイコン2
が移動させる(S10−9)。これにより、自動販売機
14の売り上げを、ホストマシン13において回収する
ことができる。
【0044】図13は、本発明の第7実施形態に係るI
Cカード読み書き装置の構成図であり、同図において、
16はICカード読み書き装置1中の携帯端末接続手
段、17はICカード読み書き装置1に接続可能な携帯
端末である。また、本実施形態において使用する商品販
売者用ICカード7には、当該ICカード読み書き装置
1において金額情報を回収することが許可されている携
帯端末であることを示す特有な端末IDと、当該ICカ
ード読み書き装置1において金額情報を回収することが
許可されている携帯端末の所持者であることを示す特有
の暗証番号とが、記載されている。また、携帯端末17
には、特定のICカード読み書き装置1のみにおいて金
額情報を回収することが許可されている携帯端末である
ことを示す特有な端末IDと、特定のICカード読み書
き装置1のみにおいて金額情報を回収することが許可さ
れている携帯端末の所持者であることを示す特有の暗証
番号とが、記載されている。
【0045】上記した構成のICカード読み書き装置1
の動作を、図14のフローチャートに基づいて説明す
る。ICカード読み書き装置1の一方のカード装着手段
5には、商品販売者用のICカード7が格納されてい
る。この状態で、携帯端末17をICカード読み書き装
置1の携帯端末接続手段16に接続する(S14−1)
と、この接続された携帯端末17が、ICカード読み書
き装置1で使用可能なものか否かを、マイコン2が判別
する(S14−2)。
【0046】使用可能な携帯端末17であると判断され
た場合には、マイコン2は、商品販売者用ICカード7
の中に記載されている、前記した当該ICカード読み書
き装置1において金額情報を回収することが許可されて
いる携帯端末であることを示す特有な端末IDを読み込
む(S14−3)。さらに、接続された端末装置17の
適宜メモリ手段に記載されている、前記した特定のIC
カード読み書き装置1のみにおいて金額情報を回収する
ことが許可されている携帯端末であることを示す端末I
Dを、マイコン2が読み込む(S14−4)。そして次
に、読み込んだ2つの端末IDの比較を、マイコン2が
行う(S14−5)。また、このICカード読み書き装
置1で使用できない携帯端末17であると判断された場
合には、マイコン2は、接続された携帯端末17が使用
不可である旨を通知する(S14−12)。
【0047】そして、読み込んだ2つの上記した端末I
Dが等しい場合には、マイコン2は、携帯端末17の使
用者に対して、暗証番号を入力することを要求して、入
力された暗証番号を認知する(S14−6)とともに、
商品販売者用ICカード7の中に記載されている暗証番
号を読み出し(S14−7)、2つの暗証番号が一致す
るか否かを判定する(S14−8)。また、読み込んだ
2つの上記した端末IDが等しくない場合には、接続さ
れた携帯端末17では、このICカード読み書き装置1
においては金額情報の回収ができない旨を、携帯端末1
7の使用者に対して通知する(S14−10)。
【0048】上記2つの暗証番号が等しい場合には、マ
イコン2は、正しい暗証番号が入力されたと(適正な携
帯端末の保持者(使用者)であると)判断して、商品販
売者用ICカード7の中の自動販売機14の売り上げの
金額情報を、携帯端末17に移動させる(S14−
9)。これにより、自動販売機14の売り上げを、携帯
端末17によって回収することができる。また、2つの
暗証番号が等しくない場合には、入力された暗証番号が
正しくないことを、携帯端末17の使用者に対して通知
する(S14−11)。
【0049】図15は、本発明の第8実施形態に係るI
Cカード読み書き装置の構成図である。本実施形態が先
の第7実施形態と相違するのは、前記第7実施形態にお
いては、商品販売者用ICカード7に、当該ICカード
読み書き装置1において金額情報を回収することが許可
されている携帯端末であることを示す特有な端末ID
と、当該ICカード読み書き装置1において金額情報を
回収することが許可されている携帯端末の所持者である
ことを示す特有の暗証番号とを記憶させていたものを、
商品販売者用ICカード7ではなく、ICカード読み書
き装置1の記憶手段3に記憶させている点にある。
【0050】上記した構成のICカード読み書き装置1
の動作を、図16のフローチャートに基づいて説明す
る。ICカード読み書き装置1の一方のカード装着手段
5には、商品販売者用のICカード7が格納されてい
る。この状態で、携帯端末17をICカード読み書き装
置1の携帯端末接続手段16に接続する(S16−1)
と、この接続された携帯端末17が、ICカード読み書
き装置1で使用可能なものか否かを、マイコン2が判別
する(S16−2)。
【0051】使用可能な携帯端末17であると判断され
た場合には、マイコン2は、記憶手段3の中に記載され
ている、前記した当該ICカード読み書き装置1におい
て金額情報を回収することが許可されている携帯端末で
あることを示す特有な端末IDを読み込む(S16−
3)。さらに、接続された端末装置17の適宜メモリ手
段に記載されている、前記した特定のICカード読み書
き装置1のみにおいて金額情報を回収することが許可さ
れている携帯端末であることを示す端末IDを、マイコ
ン2が読み込む(S16−4)。そして次に、読み込ん
だ2つの端末IDの比較を、マイコン2が行う(S16
−5)。また、このICカード読み書き装置1で使用で
きない携帯端末17であると判断された場合には、マイ
コン2は、接続された携帯端末17が使用不可である旨
を、携帯端末17の使用者に対して通知する(S16−
12)。
【0052】そして、読み込んだ2つの上記した端末I
Dが等しい場合には、マイコン2は、携帯端末17の使
用者に対して、暗証番号を入力することを要求して、入
力された暗証番号を認知する(S16−6)とともに、
記憶手段3の中に記載されている暗証番号を読み出し
(S16−7)、2つの暗証番号が一致するか否かを判
定する(S16−8)。また、読み込んだ2つの上記し
た端末IDが等しくない場合には、接続された携帯端末
17では、このICカード読み書き装置1においては金
額情報の回収ができないことを、携帯端末17の使用者
に対して通知する(S16−10)。
【0053】上記2つの暗証番号が等しい場合には、マ
イコン2は、正しい暗証番号が入力されたと(適正な携
帯端末の保持者(使用者)であると)判断して、商品販
売者用ICカード7の中の自動販売機14の売り上げの
金額情報を、携帯端末17に移動させる(S16−
9)。これにより、自動販売機14の売り上げを、携帯
端末17によって回収することができる。また、2つの
暗証番号が等しくない場合には、入力された暗証番号が
正しくないことを、携帯端末17の使用者に対して通知
する(S16−11)。
【0054】上述した第7および第8実施形態におい
て、ICカード読み書き装置1に付設もしくは必要に応
じて接続されるキー入力装置などの入力装置によって、
前記した当該ICカード読み書き装置1において金額情
報を回収することが許可されていることを示す端末ID
の情報、および/または、前記した当該ICカード読み
書き装置1において金額情報を回収することが許可され
ている携帯端末の所持者であることを示す暗証番号の情
報を、商品販売者用ICカード7または記憶手段3に設
定できるようにしても、差し支えない。
【0055】また、上述した第7および第8実施形態に
おいては、前記の暗証番号を携帯端末17に書き込んで
いるが、場合によっては、暗証番号は、携帯端末17に
記憶させないようにしても、差し支えない。
【0056】また、上述した第7および第8実施形態に
おいては、接続された携帯端末が、当該ICカード読み
書き装置1において金額情報を回収することが許可され
ている携帯端末である否かの判定を端末IDの比較で行
い、さらに、携帯端末の所持者が適正か否かの判定を暗
証番号の比較で行っているが、場合によっては、端末I
Dが一致するという条件だけ、もしくは、暗証番号が一
致するという条件だけで、商品販売者用ICカード7の
中の金額情報を、携帯端末17に移動させるようにして
もよい。
【0057】なおまた、上述した第1〜第8実施形態に
おいて、回収する金額情報の量を、回収する側の操作者
が適宜に選択できるようにしてもよい。
【0058】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ICカー
ド読み書き装置の中の徴収用ICカードをICカード読
み書き装置から外さなくても、ICカード読み書き装置
の中の徴収用ICカードから金額情報を回収できるの
で、売り上げの回収操作が簡単・容易なものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るICカード読み書
き装置の構成図である。
【図2】本発明の第1実施形態に係るICカード読み書
き装置の動作を示すフローチャート図である。
【図3】本発明の第2実施形態に係るICカード読み書
き装置の構成図である。
【図4】本発明の第2実施形態に係るICカード読み書
き装置の動作を示すフローチャート図である。
【図5】本発明の第3実施形態に係るICカード読み書
き装置の構成図である。
【図6】本発明の第3実施形態に係るICカード読み書
き装置の動作を示すフローチャート図である。
【図7】本発明の第4実施形態に係るICカード読み書
き装置の構成図である。
【図8】本発明の第4実施形態に係るICカード読み書
き装置の動作を示すフローチャート図である。
【図9】本発明の第5実施形態に係るICカード読み書
き装置の構成図である。
【図10】本発明の第5実施形態に係るICカード読み
書き装置の動作を示すフローチャート図である。
【図11】本発明の第6実施形態に係るICカード読み
書き装置の構成図である。
【図12】本発明の第6実施形態に係るICカード読み
書き装置の動作を示すフローチャート図である。
【図13】本発明の第7実施形態に係るICカード読み
書き装置の構成図である。
【図14】本発明の第7実施形態に係るICカード読み
書き装置の動作を示すフローチャート図である。
【図15】本発明の第8実施形態に係るICカード読み
書き装置の構成図である。
【図16】本発明の第8実施形態に係るICカード読み
書き装置の動作を示すフローチャート図である。
【符号の説明】
1 ICカード読み書き装置 2 マイコン 3 記憶手段 4 外部インターフェース部 5 カード装着手段 6 カード装着手段 7 商品販売者用ICカード 8 商品販売者金額回収専用ICカード 9 商品購入者用ICカード 10 入力装置 11 通信手段 12 公衆回線 13 ホストマシン 14 自動販売機 15 時刻設定手段 16 携帯端末接続手段 17 携帯端末
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 米田 幸一 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立画像情報システム内 (72)発明者 伊藤 滋行 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所マルチメディアシステム 開発本部内 (72)発明者 高見 穣 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所マルチメディアシステム 開発本部内 (72)発明者 松本 健司 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所マルチメディアシステム 開発本部内

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物品及びサービスの代金清算を電子マネ
    ーで行う清算用ICカードと、物品及びサービスの代金
    徴収を電子マネーで行う徴収用ICカードと、物品及び
    サービスの代金の回収を電子マネーで行う集金用ICカ
    ードとを、取り扱い可能で、上記徴収用ICカードを装
    着した状態で、上記清算用ICカードまたは上記集金用
    ICカードが選択的に装着可能とされ、代金清算のため
    に上記清算用ICカードが装着されると、上記清算用I
    Cカードから上記徴収用ICカードに金額情報の移動を
    行う機能を有するICカード読み書き装置であって、 当該ICカード読み書き装置において電子マネーを回収
    することが許可されている上記集金用ICカードが装着
    されたとき、自動的に上記徴収用ICカードから上記集
    金用ICカードへ金額情報を移動させることを特徴とす
    るICカード読み書き装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載において、 前記集金用ICカードには、特定のICカード読み書き
    装置において電子マネーを回収することが許可されてい
    る集金用カードであることを示す特有なカードIDコー
    ドが書き込まれていることを特徴とするICカード読み
    書き装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載において、 前記徴収用ICカード中には、当該ICカード読み書き
    装置において電子マネーを回収することが許可されてい
    る集金用カードであることを示す特有なカードIDコー
    ドが書き込まれていることを特徴とするICカード読み
    書き装置。
  4. 【請求項4】 請求項1または2記載において、 前記ICカード読み書き装置には、当該ICカード読み
    書き装置において電子マネーを回収することが許可され
    ている集金用カードであることを示す特有なカードID
    コードが書き込まれていることを特徴とするICカード
    読み書き装置。
  5. 【請求項5】 請求項3または4記載において、 前記した当該ICカード読み書き装置において電子マネ
    ーを回収することが許可されている集金用カードである
    ことを示す前記カードIDコードを、入力手段を介して
    前記ICカード読み書き装置が設定できる機能をもつこ
    とを特徴とするICカード読み書き装置。
  6. 【請求項6】 物品及びサービスの代金清算を電子マネ
    ーで行う清算用ICカードと、物品及びサービスの代金
    徴収を電子マネーで行う徴収用ICカードと、物品及び
    サービスの代金の回収を電子マネーで行う集金用ICカ
    ードとを、取り扱い可能で、上記徴収用ICカードを装
    着した状態で、上記清算用ICカードまたは上記集金用
    ICカードが選択的に装着可能とされ、代金清算のため
    に上記清算用ICカードが装着されると、上記清算用I
    Cカードから上記徴収用ICカードに金額情報の移動を
    行う機能を有するICカード読み書き装置であって、 上記集金用ICカードが装着されたとき、自動的に暗証
    番号データの入力要求を行い、入力された暗証番号デー
    タが、当該ICカード読み書き装置において電子マネー
    を回収することが許可されている暗証番号データである
    場合、自動的に上記徴収用ICカードから上記集金用I
    Cカードへ電子マネー情報を移動させることを特徴とす
    るICカード読み書き装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載において、 前記徴収用ICカード中には、前記した当該ICカード
    読み書き装置において電子マネーを回収することが許可
    されている前記暗証番号データが書き込まれていること
    を特徴とするICカード読み書き装置。
  8. 【請求項8】 請求項6記載において、 前記ICカード読み書き装置には、前記した当該ICカ
    ード読み書き装置において電子マネーを回収することが
    許可されている前記暗証番号データが書き込まれている
    ことを特徴とするICカード読み書き装置。
  9. 【請求項9】 請求項7または8記載において、 前記した当該ICカード読み書き装置において電子マネ
    ーを回収することが許可されている前記暗証番号データ
    を、入力手段を介して前記ICカード読み書き装置が設
    定できる機能をもつことを特徴とするICカード読み書
    き装置。
  10. 【請求項10】 請求項6記載において、 前記した暗証番号データの入力要求を行う前に、装着さ
    れた前記集金用ICカード中に、当該ICカード読み書
    き装置において電子マネーを回収することが許可されて
    いる集金用カードであることを示す特有なカードIDコ
    ードが書き込まれている否かの確認を行い、書き込まれ
    ている場合のみ前記した暗証番号データの入力要求を行
    うことを特徴とするICカード読み書き装置。
  11. 【請求項11】 物品及びサービスの代金清算を電子マ
    ネーで行う清算用ICカードと、物品及びサービスの代
    金徴収を電子マネーで行う徴収用ICカードとを、取り
    扱い可能で、上記徴収用ICカードを装着した状態で、
    代金清算のために上記清算用ICカードが装着される
    と、上記清算用ICカードから上記徴収用ICカードに
    金額情報の移動を行う機能を有するとともに、通信回線
    を介してホストマシンと接続可能な通信手段をもつIC
    カード読み書き装置であって、 上記徴収用ICカードにある指定された量の金額情報が
    蓄積されると、上記通信手段により上記通信回線を介し
    て、上記徴収用ICカードから金額情報を回収する機能
    を持つ上記ホストマシンへ金額情報を移動させることを
    特徴とするICカード読み書き装置。
  12. 【請求項12】 物品及びサービスの代金清算を電子マ
    ネーで行う清算用ICカードと、物品及びサービスの代
    金徴収を電子マネーで行う徴収用ICカードとを、取り
    扱い可能で、上記徴収用ICカードを装着した状態で、
    代金清算のために上記清算用ICカードが装着される
    と、上記清算用ICカードから上記徴収用ICカードに
    金額情報の移動を行う機能を有するとともに、通信回線
    を介してホストマシンと接続可能な通信手段をもつIC
    カード読み書き装置であって、 ある指定された時間になると、上記通信手段により上記
    通信回線を介して、上記徴収用ICカードから金額情報
    を回収する機能を持つ上記ホストマシンへ金額情報を移
    動させることを特徴とするICカード読み書き装置。
  13. 【請求項13】 物品及びサービスの代金清算を電子マ
    ネーで行う清算用ICカードと、物品及びサービスの代
    金徴収を電子マネーで行う徴収用ICカードとを、取り
    扱い可能で、上記徴収用ICカードを装着した状態で、
    代金清算のために上記清算用ICカードが装着される
    と、上記清算用ICカードから上記徴収用ICカードに
    金額情報の移動を行う機能を有するICカード読み書き
    装置であって、 当該ICカード読み書き装置において電子マネーを回収
    することが許可されている集金用携帯端末が接続された
    とき、自動的に上記徴収用ICカードから上記集金用携
    帯端末へ金額情報を移動させることを特徴とするICカ
    ード読み書き装置。
  14. 【請求項14】 請求項13記載において、 前記集金用携帯端末には、特定のICカード読み書き装
    置において電子マネーを回収することが許可されている
    集金用携帯端末であることを示す特有な端末IDコード
    が書き込まれており、前記徴収用ICカード中には、当
    該ICカード読み書き装置において電子マネーを回収す
    ることが許可されている集金用携帯端末であることを示
    す特有な端末IDコードが書き込まれていることを特徴
    とするICカード読み書き装置。
  15. 【請求項15】 請求項13記載において、 前記集金用携帯端末には、特定のICカード読み書き装
    置において電子マネーを回収することが許可されている
    集金用携帯端末であることを示す特有な端末IDコード
    が書き込まれており、前記ICカード読み書き装置に
    は、当該ICカード読み書き装置において電子マネーを
    回収することが許可されている集金用携帯端末であるこ
    とを示す特有な端末IDコードが書き込まれていること
    を特徴とするICカード読み書き装置。
  16. 【請求項16】 物品及びサービスの代金清算を電子マ
    ネーで行う清算用ICカードと、物品及びサービスの代
    金徴収を電子マネーで行う徴収用ICカードとを、取り
    扱い可能で、上記徴収用ICカードを装着した状態で、
    代金清算のために上記清算用ICカードが装着される
    と、上記清算用ICカードから上記徴収用ICカードに
    金額情報の移動を行う機能を有するICカード読み書き
    装置であって、 集金用携帯端末が装着されたとき、自動的に暗証番号デ
    ータの入力要求を行い、入力された暗証番号データが、
    当該ICカード読み書き装置において電子マネーを回収
    することが許可されている暗証番号データである場合、
    自動的に上記徴収用ICカードから上記集金用携帯端末
    へ金額情報を移動させることを特徴とするICカード読
    み書き装置。
  17. 【請求項17】 請求項16記載において、 前記徴収用ICカード中には、前記した当該ICカード
    読み書き装置において電子マネーを回収することが許可
    されている前記暗証番号データが書き込まれていること
    を特徴とするICカード読み書き装置。
  18. 【請求項18】 請求項16記載において、 前記ICカード読み書き装置には、前記した当該ICカ
    ード読み書き装置において電子マネーを回収することが
    許可されている前記暗証番号データが書き込まれている
    ことを特徴とするICカード読み書き装置。
  19. 【請求項19】 請求項16記載において、 前記した暗証番号データの入力要求を行う前に、接続さ
    れた前記集金用携帯端末中に、当該ICカード読み書き
    装置において電子マネーを回収することが許可されてい
    る集金用携帯端末であることを示す特有な端末IDコー
    ドが書き込まれている否かの確認を行い、書き込まれて
    いる場合のみ前記した暗証番号データの入力要求を行う
    ことを特徴とするICカード読み書き装置。
  20. 【請求項20】 請求項1乃至19の何れか1つに記載
    において、 回収する金額情報量を、回収者が選択できる機能を付加
    したことを特徴とするICカード読み書き装置。
  21. 【請求項21】 物品及びサービスの代金清算を電子マ
    ネーで行う清算用ICカードと、物品及びサービスの代
    金徴収を電子マネーで行う徴収用ICカードと、物品及
    びサービスの代金の回収を電子マネーで行う集金用IC
    カードとを、取り扱い可能で、上記徴収用ICカードを
    装着した状態で、上記清算用ICカードまたは上記集金
    用ICカードが選択的に装着可能とされ、代金清算のた
    めに上記清算用ICカードが装着されると、上記清算用
    ICカードから上記徴収用ICカードに金額情報の移動
    を行う機能を有するICカード読み書き装置であって、 上記集金用ICカードが装着されたとき、自動的に上記
    徴収用ICカードから上記集金用ICカードへ金額情報
    を移動させることを特徴とするICカード読み書き装
    置。
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US7651699B2 (en) 2001-01-08 2010-01-26 Pathway Intermediates Limited Autoinducer compounds and their uses

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