JP3865449B2 - 輸液ポンプ - Google Patents
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、輸液ポンプに関するもので、輸液の流量を自動的に制御することができる輸液ポンプに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来、蠕動式の輸液ポンプにあっては、設定入力された流量とフィンガの１サイクル当りのチューブの吐出量から、モータの回転速度を求め、所定の輸液流量になるようにモータの回転速度を制御して輸液を行っている。
【０００３】
輸液バッグに収納された輸液は、可撓性輸液チューブを介して輸液ポンプによって圧送され患者への点滴が行われる。
【０００４】
しかしながら、このような輸液ポンプにあっては、可撓性の輸液チューブの剛性が輸液装置が使用される雰囲気温度により異なるため、輸液チューブを流れる輸液の流量が一定でなくなるという問題点があった。
【０００５】
そこで本発明は、雰囲気温度の影響を受けずに、輸液流量を常にほぼ一定に保つことができる蠕動式輸液ポンプを提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の輸液ポンプは、複数の蠕動フィンガが共動し輸液チューブを順次押圧して送液する輸液ポンプであって、輸液作動手段と、輸液流量、点滴滴数、輸液チューブの情報として輸液チューブメーカー名を設定入力する設定入力手段と、該輸液チューブの近傍に設けられた温度センサとを備え、該設定入力手段に入力された該輸液流量、該輸液チューブメーカー名に基づいて駆動モータの必要回転速度を演算し、さらに該温度センサにより検出された温度(ｔ℃) に基づいて記憶された温度補正テーブルから適性の補正係数を選択して該駆動モータの回転速度を制御する制御手段とを備え、
前記検出された温度 ( ｔ℃ ) が１５℃≦ｔ＜３０℃の場合、駆動モータの回転速度の補正は行なわず、基準回転速度とし、前記検出された温度 ( ｔ℃ ) が３０℃≦ｔ＜４０℃では基準回転速度の０．９５倍の回転速度で駆動モータを回転駆動させ、前記検出された温度 ( ｔ℃ ) が０℃≦ｔ＜１０℃では、基準回転速度の１．１倍の回転速度で駆動モータを回転駆動させ、１０℃≦ｔ＜１５℃では、基準回転速度の１．０５倍の回転速度で駆動モータを回転駆動させるようにすることを特徴とする蠕動式輸液ポンプである。
【０００７】
【発明の実施の形態】
以下、添付の図面を参照して本発明の実施例に基づいて説明する。
【０００８】
図１は、本発明の実施例の輸液ポンプ１０の概略の構成図である。
【０００９】
図において、１は輸液チューブであり、ポリ塩化ビニル等の可撓性の熱可塑性樹脂で形成されている。輸液チューブ１の上流側には、輸液１２が収容された輸液バッグ１３が設けられている。また、下流側には注射針(不図示)が接続されている。
【００１０】
この輸液チューブ１の途中には、点滴滴数を検出する点滴プローブ４が設けられ、蠕動式フィンガ２ａ、駆動モータ等で構成される輸液作動部（輸液作動手段）２、輸液チューブ１が閉塞されたことを検出するための閉塞検出部（閉塞検出手段）３、輸液チューブ１中の所定の大きさの気泡を検出するための気泡検出手段としての超音波センサ５が設けられている。
【００１１】
輸液作動部２は、駆動モータ(不図示)の回転軸に複数の偏心カムを取付け、この偏心カムの外周部に輸液チューブ１を押圧する複数の蠕動式フィンガ２ａを設けて形成されている。
【００１２】
本発明の超音波センサ５は、送信部、受信部が一対となって輸液チューブ１を介して対向して配設されている。
【００１３】
この超音波送信部、超音波受信部は、ＰＺＴ（ジルコン酸チタン酸鉛）またはＰＺＴを主成分とするセラミック圧電素子で形成されている。
【００１４】
この超音波センサ５では、輸液１２に混じって気泡が圧送された場合、気泡が設定された大きさ以上である場合に、気泡を検出するものである。
【００１５】
また閉塞検出部（閉塞検出手段）３は、輸液チューブ１の閉塞を検出するためのものである。
【００１６】
以下に、輸液流量の自動制御について、図２、図３に基づいて説明する。
【００１７】
図２は、本発明の実施例におけるブロック図である。
６は、ＣＰＵであり、制御部（制御手段）として輸液ポンプ１０の駆動制御を行うものである。
【００１８】
７は、設定入力部（設定入力手段）であり、使用者により使用時に、輸液流量(輸液速度)、点滴滴数、輸液チューブの情報（チューブメーカー名）等が設定入力される。
【００１９】
入力された輸液流量、輸液チューブの情報に基づいて駆動モータの必要回転速度（ｐｐｓ）をＣＰＵ６で演算して、駆動モータを駆動させ、それに複数の蠕動フィンガ２ａが共働することにより、輸液が患者に所定の流量で注入される。
【００２０】
超音波センサで得られた出力は、判断手段、比較手段としての機能をも有するＣＰＵ６に入力される。
【００２１】
８は、表示部（表示手段）で、輸液流量（ｍｌ／ｈ）、輸液積算量（ｍｌ）、動作中のエラー等のエラー表示、警報等の報知を行うものである。
【００２２】
輸液が開始され、気泡検出開始の指示がＣＰＵ６からなされると超音波センサ５の超音波送信部から所定の波長の超音波が発信され、同時に超音波受信部で受信される。
【００２３】
９は、ＲＯＭで、図３に示す、温度に依存した駆動モータの回転速度(ｐｐｓ）の補正係数をテーブル化したデータ、超音波センサ５で検出されるべき輸液チューブ１中の気泡の大きさ（長さ）等を記憶する記憶手段である。
１４は、サーミスタ等で形成された温度センサである。
【００２４】
ＣＰＵ６は、輸液チューブ１の近傍に設けられた温度センサ１４の温度情報に基づいてＲＯＭ９に記憶された温度補正テーブルから適正の補正係数を選択する。
【００２５】
ＣＰＵ６は、さらに、設定入力部７に入力された輸液流量、輸液チューブの情報に基づいて回転速度（ｐｐｓ）を演算し、その演算結果に基づいて駆動モータを駆動させる。
１５は、エンコーダで形成された回転速度検出部（回転速度検出手段）で駆動モータの回転速度を検出するものである。
【００２６】
図３に基づいて説明すれば、本実施例では、補正係数は１.０を基準として、その基準に対する比で示している。
【００２７】
例えば、温度（ｔ℃）が２０℃で回転速度が１００ｐｐｓとして設定入力された場合、温度（ｔ℃）が１５℃≦ｔ＜３０℃では回転速度の補正は行わず、温度（ｔ℃）が１０℃≦ｔ＜１５℃では補正係数に基づいて駆動モータの回転速度を１０５ｐｐｓに制御し、温度（ｔ℃）が０℃≦ｔ＜１０℃では１１０ｐｐｓに制御する。また、温度（ｔ℃）が３０℃≦ｔ＜４０℃では９５ｐｐｓに制御する。
【００２８】
即ち、温度（ｔ℃）が１５℃≦ｔ＜３０℃における回転速度を基準回転速度とし、温度（ｔ℃）が１０℃≦ｔ＜１５℃ではその１．０５倍の回転速度で、温度（ｔ℃）が０℃≦ｔ＜１０℃ではその１．１倍の回転速度で、温度（ｔ℃）が３０℃≦ｔ＜４０℃ではその０．９５倍の回転速度で駆動モータを回転駆動させる。
【００２９】
なお、この基準回転速度の温度範囲は必要に応じて適宜変更することができる。
【００３０】
【発明の効果】
以上詳述した如く、本発明に従った輸液ポンプは、複数の蠕動フィンガが共動し輸液チューブを順次押圧して送液する輸液ポンプであって、輸液作動手段と、輸液流量、点滴滴数、輸液チューブの情報として輸液チューブメーカー名を設定入力する設定入力手段と、該輸液チューブの近傍に設けられた温度センサとを備え、該設定入力手段に入力された該輸液流量、該輸液チューブメーカー名に基づいて駆動モータの必要回転速度を演算し、さらに該温度センサにより検出された温度(ｔ℃) に基づいて記憶された温度補正テーブルから適性の補正係数を選択して該駆動モータの回転速度を制御する制御手段とを備え、
前記検出された温度 ( ｔ℃ ) が１５℃≦ｔ＜３０℃の場合、駆動モータの回転速度の補正は行なわず、基準回転速度とし、前記検出された温度 ( ｔ℃ ) が３０℃≦ｔ＜４０℃では基準回転速度の０．９５倍の回転速度で駆動モータを回転駆動させ、前記検出された温度 ( ｔ℃ ) が０℃≦ｔ＜１０℃では、基準回転速度の１．１倍の回転速度で駆動モータを回転駆動させ、１０℃≦ｔ＜１５℃では、基準回転速度の１．０５倍の回転速度で駆動モータを回転駆動させるようにすることを特徴とする蠕動式輸液ポンプであるので、雰囲気温度によらず常にほぼ一定の輸液流量が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図１】 本願発明に係わる輸液ポンプの外観斜視図である。
【図２】 本願発明に係わる輸液ポンプのブロック図である。
【図３】 本願発明に係わる輸液ポンプの温度補正テーブルを示す図である。
【符号の説明】
１…輸液チューブ
２…輸液作動部
３…閉塞検出部
４…点滴プローブ
５…超音波センサ
６…ＣＰＵ
７…設定入力部
８…表示部
９…ＲＯＭ
１４…温度センサ
【発明の属する技術分野】
本発明は、輸液ポンプに関するもので、輸液の流量を自動的に制御することができる輸液ポンプに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来、蠕動式の輸液ポンプにあっては、設定入力された流量とフィンガの１サイクル当りのチューブの吐出量から、モータの回転速度を求め、所定の輸液流量になるようにモータの回転速度を制御して輸液を行っている。
【０００３】
輸液バッグに収納された輸液は、可撓性輸液チューブを介して輸液ポンプによって圧送され患者への点滴が行われる。
【０００４】
しかしながら、このような輸液ポンプにあっては、可撓性の輸液チューブの剛性が輸液装置が使用される雰囲気温度により異なるため、輸液チューブを流れる輸液の流量が一定でなくなるという問題点があった。
【０００５】
そこで本発明は、雰囲気温度の影響を受けずに、輸液流量を常にほぼ一定に保つことができる蠕動式輸液ポンプを提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の輸液ポンプは、複数の蠕動フィンガが共動し輸液チューブを順次押圧して送液する輸液ポンプであって、輸液作動手段と、輸液流量、点滴滴数、輸液チューブの情報として輸液チューブメーカー名を設定入力する設定入力手段と、該輸液チューブの近傍に設けられた温度センサとを備え、該設定入力手段に入力された該輸液流量、該輸液チューブメーカー名に基づいて駆動モータの必要回転速度を演算し、さらに該温度センサにより検出された温度(ｔ℃) に基づいて記憶された温度補正テーブルから適性の補正係数を選択して該駆動モータの回転速度を制御する制御手段とを備え、
前記検出された温度 ( ｔ℃ ) が１５℃≦ｔ＜３０℃の場合、駆動モータの回転速度の補正は行なわず、基準回転速度とし、前記検出された温度 ( ｔ℃ ) が３０℃≦ｔ＜４０℃では基準回転速度の０．９５倍の回転速度で駆動モータを回転駆動させ、前記検出された温度 ( ｔ℃ ) が０℃≦ｔ＜１０℃では、基準回転速度の１．１倍の回転速度で駆動モータを回転駆動させ、１０℃≦ｔ＜１５℃では、基準回転速度の１．０５倍の回転速度で駆動モータを回転駆動させるようにすることを特徴とする蠕動式輸液ポンプである。
【０００７】
【発明の実施の形態】
以下、添付の図面を参照して本発明の実施例に基づいて説明する。
【０００８】
図１は、本発明の実施例の輸液ポンプ１０の概略の構成図である。
【０００９】
図において、１は輸液チューブであり、ポリ塩化ビニル等の可撓性の熱可塑性樹脂で形成されている。輸液チューブ１の上流側には、輸液１２が収容された輸液バッグ１３が設けられている。また、下流側には注射針(不図示)が接続されている。
【００１０】
この輸液チューブ１の途中には、点滴滴数を検出する点滴プローブ４が設けられ、蠕動式フィンガ２ａ、駆動モータ等で構成される輸液作動部（輸液作動手段）２、輸液チューブ１が閉塞されたことを検出するための閉塞検出部（閉塞検出手段）３、輸液チューブ１中の所定の大きさの気泡を検出するための気泡検出手段としての超音波センサ５が設けられている。
【００１１】
輸液作動部２は、駆動モータ(不図示)の回転軸に複数の偏心カムを取付け、この偏心カムの外周部に輸液チューブ１を押圧する複数の蠕動式フィンガ２ａを設けて形成されている。
【００１２】
本発明の超音波センサ５は、送信部、受信部が一対となって輸液チューブ１を介して対向して配設されている。
【００１３】
この超音波送信部、超音波受信部は、ＰＺＴ（ジルコン酸チタン酸鉛）またはＰＺＴを主成分とするセラミック圧電素子で形成されている。
【００１４】
この超音波センサ５では、輸液１２に混じって気泡が圧送された場合、気泡が設定された大きさ以上である場合に、気泡を検出するものである。
【００１５】
また閉塞検出部（閉塞検出手段）３は、輸液チューブ１の閉塞を検出するためのものである。
【００１６】
以下に、輸液流量の自動制御について、図２、図３に基づいて説明する。
【００１７】
図２は、本発明の実施例におけるブロック図である。
６は、ＣＰＵであり、制御部（制御手段）として輸液ポンプ１０の駆動制御を行うものである。
【００１８】
７は、設定入力部（設定入力手段）であり、使用者により使用時に、輸液流量(輸液速度)、点滴滴数、輸液チューブの情報（チューブメーカー名）等が設定入力される。
【００１９】
入力された輸液流量、輸液チューブの情報に基づいて駆動モータの必要回転速度（ｐｐｓ）をＣＰＵ６で演算して、駆動モータを駆動させ、それに複数の蠕動フィンガ２ａが共働することにより、輸液が患者に所定の流量で注入される。
【００２０】
超音波センサで得られた出力は、判断手段、比較手段としての機能をも有するＣＰＵ６に入力される。
【００２１】
８は、表示部（表示手段）で、輸液流量（ｍｌ／ｈ）、輸液積算量（ｍｌ）、動作中のエラー等のエラー表示、警報等の報知を行うものである。
【００２２】
輸液が開始され、気泡検出開始の指示がＣＰＵ６からなされると超音波センサ５の超音波送信部から所定の波長の超音波が発信され、同時に超音波受信部で受信される。
【００２３】
９は、ＲＯＭで、図３に示す、温度に依存した駆動モータの回転速度(ｐｐｓ）の補正係数をテーブル化したデータ、超音波センサ５で検出されるべき輸液チューブ１中の気泡の大きさ（長さ）等を記憶する記憶手段である。
１４は、サーミスタ等で形成された温度センサである。
【００２４】
ＣＰＵ６は、輸液チューブ１の近傍に設けられた温度センサ１４の温度情報に基づいてＲＯＭ９に記憶された温度補正テーブルから適正の補正係数を選択する。
【００２５】
ＣＰＵ６は、さらに、設定入力部７に入力された輸液流量、輸液チューブの情報に基づいて回転速度（ｐｐｓ）を演算し、その演算結果に基づいて駆動モータを駆動させる。
１５は、エンコーダで形成された回転速度検出部（回転速度検出手段）で駆動モータの回転速度を検出するものである。
【００２６】
図３に基づいて説明すれば、本実施例では、補正係数は１.０を基準として、その基準に対する比で示している。
【００２７】
例えば、温度（ｔ℃）が２０℃で回転速度が１００ｐｐｓとして設定入力された場合、温度（ｔ℃）が１５℃≦ｔ＜３０℃では回転速度の補正は行わず、温度（ｔ℃）が１０℃≦ｔ＜１５℃では補正係数に基づいて駆動モータの回転速度を１０５ｐｐｓに制御し、温度（ｔ℃）が０℃≦ｔ＜１０℃では１１０ｐｐｓに制御する。また、温度（ｔ℃）が３０℃≦ｔ＜４０℃では９５ｐｐｓに制御する。
【００２８】
即ち、温度（ｔ℃）が１５℃≦ｔ＜３０℃における回転速度を基準回転速度とし、温度（ｔ℃）が１０℃≦ｔ＜１５℃ではその１．０５倍の回転速度で、温度（ｔ℃）が０℃≦ｔ＜１０℃ではその１．１倍の回転速度で、温度（ｔ℃）が３０℃≦ｔ＜４０℃ではその０．９５倍の回転速度で駆動モータを回転駆動させる。
【００２９】
なお、この基準回転速度の温度範囲は必要に応じて適宜変更することができる。
【００３０】
【発明の効果】
以上詳述した如く、本発明に従った輸液ポンプは、複数の蠕動フィンガが共動し輸液チューブを順次押圧して送液する輸液ポンプであって、輸液作動手段と、輸液流量、点滴滴数、輸液チューブの情報として輸液チューブメーカー名を設定入力する設定入力手段と、該輸液チューブの近傍に設けられた温度センサとを備え、該設定入力手段に入力された該輸液流量、該輸液チューブメーカー名に基づいて駆動モータの必要回転速度を演算し、さらに該温度センサにより検出された温度(ｔ℃) に基づいて記憶された温度補正テーブルから適性の補正係数を選択して該駆動モータの回転速度を制御する制御手段とを備え、
前記検出された温度 ( ｔ℃ ) が１５℃≦ｔ＜３０℃の場合、駆動モータの回転速度の補正は行なわず、基準回転速度とし、前記検出された温度 ( ｔ℃ ) が３０℃≦ｔ＜４０℃では基準回転速度の０．９５倍の回転速度で駆動モータを回転駆動させ、前記検出された温度 ( ｔ℃ ) が０℃≦ｔ＜１０℃では、基準回転速度の１．１倍の回転速度で駆動モータを回転駆動させ、１０℃≦ｔ＜１５℃では、基準回転速度の１．０５倍の回転速度で駆動モータを回転駆動させるようにすることを特徴とする蠕動式輸液ポンプであるので、雰囲気温度によらず常にほぼ一定の輸液流量が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図１】 本願発明に係わる輸液ポンプの外観斜視図である。
【図２】 本願発明に係わる輸液ポンプのブロック図である。
【図３】 本願発明に係わる輸液ポンプの温度補正テーブルを示す図である。
【符号の説明】
１…輸液チューブ
２…輸液作動部
３…閉塞検出部
４…点滴プローブ
５…超音波センサ
６…ＣＰＵ
７…設定入力部
８…表示部
９…ＲＯＭ
１４…温度センサ
Claims (1)
- 複数の蠕動フィンガが共動し輸液チューブを順次押圧して送液する輸液ポンプであって、輸液作動手段と、輸液流量、点滴滴数、輸液チューブの情報として輸液チューブメーカー名を設定入力する設定入力手段と、該輸液チューブの近傍に設けられた温度センサとを備え、該設定入力手段に入力された該輸液流量、該輸液チューブメーカー名に基づいて駆動モータの必要回転速度を演算し、さらに該温度センサにより検出された温度(ｔ℃) に基づいて記憶された温度補正テーブルから適性の補正係数を選択して該駆動モータの回転速度を制御する制御手段とを備え、
前記検出された温度 ( ｔ℃ ) が１５℃≦ｔ＜３０℃の場合、駆動モータの回転速度の補正は行なわず、基準回転速度とし、前記検出された温度 ( ｔ℃ ) が３０℃≦ｔ＜４０℃では基準回転速度の０．９５倍の回転速度で駆動モータを回転駆動させ、前記検出された温度 ( ｔ℃ ) が０℃≦ｔ＜１０℃では、基準回転速度の１．１倍の回転速度で駆動モータを回転駆動させ、１０℃≦ｔ＜１５℃では、基準回転速度の１．０５倍の回転速度で駆動モータを回転駆動させるようにすることを特徴とする蠕動式輸液ポンプ。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP02083297A JP3865449B2 (ja) | 1997-02-03 | 1997-02-03 | 輸液ポンプ |
| TW087101218A TW340046B (en) | 1997-02-03 | 1998-02-02 | Infusion pump the invention relates to a sort of infusion pump |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP02083297A JP3865449B2 (ja) | 1997-02-03 | 1997-02-03 | 輸液ポンプ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10216226A JPH10216226A (ja) | 1998-08-18 |
| JP3865449B2 true JP3865449B2 (ja) | 2007-01-10 |
Family
ID=12038043
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP02083297A Expired - Fee Related JP3865449B2 (ja) | 1997-02-03 | 1997-02-03 | 輸液ポンプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3865449B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2014045328A1 (ja) * | 2012-09-24 | 2014-03-27 | テルモ株式会社 | 輸液ポンプ |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9056166B2 (en) * | 2013-01-21 | 2015-06-16 | Baxter International Inc. | Infusion pump and method to enhance long term medication delivery accuracy |
-
1997
- 1997-02-03 JP JP02083297A patent/JP3865449B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2014045328A1 (ja) * | 2012-09-24 | 2014-03-27 | テルモ株式会社 | 輸液ポンプ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH10216226A (ja) | 1998-08-18 |
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Legal Events
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| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
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