JP3865281B2 - パーラー用の搾乳器具洗浄装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数頭の乳牛を並べて搾乳するパーラーに用いられる搾乳器具を洗浄するための、パーラー用の搾乳器具洗浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
上記パーラー内の乳牛を並べて配置する左右のピット(図示せず)には、図7に示したように、外径が3インチのステンレスパイプ製のミルクライン50が配設されている。ミルクライン50には、乳牛の乳房に装着されるティートカップユニット30が、所定間隔ずつあけて複数台(図では少数台しか描かれていない)並べて連結されている。そして、真空発生器80により、ミルクライン50内の気体を吸引することにより、乳牛の乳房に装着されたティートカップユニット30内を通して、乳牛の乳房から搾り取られたミルクが、ミルクライン50内に搬入されるように構成されている。
【0003】
このパーラー用の搾乳装置においては、同じ図7に示したように、左右のミルクライン50に沿って、後端が封じられた外径が2インチのステンレス製の洗浄液供給パイプ10が配設されている。そして、その洗浄液供給パイプ10の先端が、タンク20内に貯留された洗浄液に導入されている。洗浄液供給パイプ10には、ティートカップユニット30を装着して洗浄液供給パイプ10内から洗浄液をティートカップユニット30内に送り込むティートカップウォッシャー40が、所定間隔ずつあけて複数台(図では少数台しか描かれていない)連結されている。
洗浄液供給パイプ10、洗浄液が貯留されたタンク20、ティートカップウォッシャー40は、ティートカップユニット30内を洗浄するための搾乳器具洗浄装置を構成している。
【0004】
この搾乳器具洗浄装置においては、そのティートカップウォッシャー40にティートカップユニット30を装着して、真空発生器80によりミルクライン50内の気体を吸引することにより、ミルクライン50内にティートカップユニット30内及びティートカップウォッシャー40内を通して連通する洗浄液供給パイプ10内に負圧を発生させることができる。そして、タンク20内の洗浄液を洗浄液供給パイプ10内に吸い上げて、その洗浄液を、ティートカップウォッシャー40に装着されたティートカップユニット30内を通して、ミルクライン50内に送り込むことができる。そして、その洗浄液により、ティートカップユニット30内を洗浄できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の搾乳器具洗浄装置を用いて、左右のミルクライン50に沿って並べて連結された複数台のティートカップユニット30内を洗浄液により洗浄した場合には、その洗浄液供給パイプ10の後端側に連結されたティートカップウォッシャー40に装着されたティートカップユニット30内に、洗浄液供給パイプ10内から充分な量の洗浄液が送り込まれずに、その全てのティートカップユニット30内を洗浄液により確実かつ充分に洗浄できなかった。
【0006】
その理由は、タンク20内から洗浄液供給パイプ10内に吸い上げた洗浄液は、その洗浄液供給パイプ10の先端側に連結されたティートカップウォッシャー40に装着されたティートカップユニット30内に多量に送り込まれてしまい、洗浄液供給パイプ10の後端側には、洗浄液が充分に循環せずに、その洗浄液供給パイプ10の後端側に連結されたティートカップウォッシャー40に装着されたティートカップユニット30内には、洗浄液供給パイプ10内から送り込まれる洗浄液が少量となってしまうからである。
【0007】
このような課題を解消するためには、タンク20を大型化して、タンク20内に貯留する洗浄液の量を充分に増やしたり、又はミルクライン50内の気体を吸引する真空発生器80を大型化して、真空発生器80により吸引するミルクライン50内の気体の吸引量を増やしたりする方法がある。
【0008】
しかしながら、そうした場合は、その大型化したタンク20や真空発生器80の設備費が嵩んだり、その大型化したタンク20や真空発生器80の設置スペースが広くなって、パーラーが大型化し、パーラーの設備費が嵩んだりした。
【0009】
本発明は、このような課題に鑑みてなされたもので、タンクや真空発生器を大型化せずとも、洗浄液供給パイプの後端側にも、充分な量の洗浄液を循環させて、その洗浄液供給パイプの後端側に連結されたティートカップウォッシャーに装着されたティートカップユニット内をも洗浄液により確実かつ充分に洗浄できる、パーラー用の搾乳器具洗浄装置(以下、洗浄装置という)を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明の洗浄装置は、左右のミルクラインにティートカップユニットが直接に又は計量器を介して複数台並べて連結され、前記ミルクライン内の気体を真空発生器により吸引することにより、乳牛の乳房から搾り取ったミルクを、前記ティートカップユニット内又はそれに加えて計量器内を通してミルクライン内に搬入する構造の搾乳装置に備えられたパーラー用の搾乳器具洗浄装置であって、
後端が封じられた洗浄液供給パイプが前記左右のミルクラインに並べて配設されて、その洗浄液供給パイプの先端がタンク内に貯留された洗浄液に導入され、その洗浄液供給パイプには、前記ティートカップユニットを装着して洗浄液供給パイプ内から洗浄液をティートカップユニット内に送り込むティートカップウォッシャーが複数台並べて連結されてなる搾乳器具洗浄装置において、
前記左右のミルクラインに並べて配設された洗浄液供給パイプ内の一方とその他方とをその洗浄液供給パイプ内に連なる前記タンク内に導入された洗浄液供給パイプの先端内に交互に連通させる切替え弁が付設されたことを特徴としている。
【0011】
この洗浄装置においては、左右のミルクラインに並べて配設された洗浄液供給パイプに連結されたティートカップウォッシャーに、ミルクラインに連結されたティートカップユニットを装着できる。そして、真空発生器によりミルクライン内の気体を吸引して、そのミルクライン内にティートカップユニット内とティートカップウォッシャー内又はそれに加えて計量器内を通して連通する洗浄液供給パイプ内に負圧を発生させることができる。それと共に、切替え弁を操作して、左右のミルクラインに並べて配設された洗浄液供給パイプ内の一方とその他方とを、その洗浄液供給パイプ内に連なるタンク内の洗浄液に導入された洗浄液供給パイプの先端内に交互に連通させることができる。そして、その左右のミルクラインに並べて配設された洗浄液供給パイプ内の一方とその他方とに、タンク内の洗浄液を交互に吸い込むことができる。そして、その洗浄液供給パイプ内の一方と他方に交互に吸い込んだ洗浄液を、ティートカップウォッシャー内とティートカップユニット内又はそれに加えて計量器内を通して、ミルクライン内に送り込むことができる。そして、その洗浄液により、ティートカップユニット内又はそれに加えて計量器内を洗浄できる。
【0012】
その際には、切替え弁を操作して、タンク内の洗浄液を左右のミルクラインに並べて配設された洗浄液供給パイプ内の一方とその他方とに交互に吸い込むため、左右のミルクラインに並べて配設された洗浄液供給パイプにタンク内の洗浄液を同時に吸い込んだ場合と比べて、その左右のミルクラインに並べて配設された洗浄液供給パイプ内の一方又はその他方にタンク内から吸い込む洗浄液の量を大幅に増やすことができる。そして、その一方又は他方の洗浄液供給パイプ内に大量に吸い込んだ洗浄液を、その洗浄液供給パイプ内の一方又は他方の後端側にも充分な量循環させることができる。そして、その洗浄液供給パイプの後端側に連結されたティートカップウォッシャーに装着されたティートカップユニット内又はそれに加えて計量器内にも、洗浄液供給パイプ内から充分な量の洗浄液を送り込んで、その充分な量の洗浄液によりティートカップユニット内又はそれに加えて計量器内を確実かつ充分に洗浄できる。
【0013】
また、本発明の洗浄装置においては、前記左右のミルクラインに並べて配設された洗浄液供給パイプの先端側が一本化されて、その一本化された洗浄液供給パイプの先端が前記タンク内の洗浄液に導入され、前記一本化された洗浄液供給パイプの先端側とそれに連なる左右のミルクラインに並べて配設された洗浄液供給パイプ側との結合箇所には、その左右のミルクラインに並べて配設された洗浄液供給パイプ内の一方とその他方とを一本化された洗浄液供給パイプの先端内に交互に連通させる前記切替え弁が付設された構造とすることを好適としている。
【0014】
この洗浄装置にあっては、左右のミルクラインに並べて配設された洗浄液供給パイプの先端側が一本化された分、その洗浄液供給パイプの先端側の構造を簡易化できる。
【0015】
また、その一本化された洗浄液供給パイプの先端側とそれに連なる左右のミルクラインに並べて配設された洗浄液供給パイプ側との結合箇所に、左右のミルクラインに並べて配設された洗浄液供給パイプ内の一方とその他方とを一本化された洗浄液供給パイプの先端内に交互に連通させる1個の共通の切替え弁を付設すれば良く、その切替え弁の付設数を低減できる。
【0016】
また、本発明の洗浄装置においては、洗浄液供給パイプの先端側内に外気を間欠的に送り込むエアーインジェクターが設けられた構造とすることを好適としている。
【0017】
この洗浄装置にあっては、エアーインジェクターを動作させて、洗浄液供給パイプの先端側内に外気を間欠的に送り込むことができる。そして、その外気により、タンク内から洗浄液供給パイプの先端側内に吸い込んだ洗浄液を、切替え弁により洗浄液供給パイプの先端内と連通させた状態にある洗浄液供給パイプ内の一方又はその他方に繰り返し強制的に押し込むことができる。そして、その洗浄液を、洗浄液供給パイプ内の一方又はその他方の全体に亙って確実かつ迅速に強制循環させることができる。そして、その洗浄液を、洗浄液供給パイプの一方又はその他方に連結されたティートカップウォッシャーに装着されたティートカップユニット内又はそれに加えて計量器内に確実かつ迅速に強制循環させることができる。そして、その洗浄液により、ティートカップユニット内又はそれに加えて計量器内を確実かつ迅速に洗浄できる。
【0018】
また、洗浄液供給パイプの先端側が一本化された洗浄装置にあっては、その一本化された洗浄液供給パイプの先端側内に外気を間欠的に送り込む共通の1個のエアーインジェクタを付設すれば良く、そのエアーインジェクターの付設数を低減できる。
【0019】
また、本発明の洗浄装置においては、前記左右のミルクラインの後端部間が第1継合ラインを介して連結されると共に、前記左右のミルクラインの先端部間が第2継合ラインを介して連結され、その第2継合ラインの中途部には、レシーバージャーが介装されて、前記左右のミルクライン内と第1継合ライン内と第2継合ライン内とレシーバージャー内とが一連にループ状に連通され、レシーバージャーには、該レシーバージャー内を通して前記ミルクライン内の気体を吸引する真空発生器が連結されると共に、該レシーバージャー内に溜まった洗浄水を前記タンク内に戻す洗浄液循環ポンプが付設された洗浄液循環パイプが連結され、前記レシーバージャーの一方の側に連結された第2継合ラインの中途部には、主洗浄液供給パイプの後端が連結されて、その主洗浄液供給パイプの先端が前記タンク内の洗浄液に導入され、その主洗浄液供給パイプには、該主洗浄液供給パイプ内を開閉する主開閉弁と、該主洗浄液供給パイプ内に外気を間欠的に送り込む主エアーインジェクターとが付設され、前記主洗浄液供給パイプの後端が連結された第2継合ラインの中途部に連なるレシーバージャー側の第2継合ライン部分には、該第2継合ライン部分内を開閉する開閉弁が付設され、さらに、主エアーインジェクターの動作中には、前記エアーインジェクターの動作を停止させる制御手段が備えられた構造とすることを好適としている。
【0020】
この洗浄装置にあっては、ミルクライン内を洗浄する場合に、主開閉弁を操作して、主洗浄液供給パイプ内を開放させることができる。それと共に、開閉弁を操作して、主洗浄液供給パイプの後端が連結された第2継合ラインの中途部とレシーバージャーとを繋いでいる第2継合ライン部分内を閉じることができる。次いで、真空発生器により、レシーバージャー内及び第2継合ライン内を通してミルクライン内の気体を吸引して、ミルクライン内及びそのミルクライン内に第2継合ライン内を通して連通する主洗浄液供給パイプ内に負圧を発生させることができる。そして、タンク内の洗浄液を、主洗浄液供給パイプ内に吸い込むことができる。そして、その洗浄液を、主洗浄液供給パイプ内に連通する開閉弁により閉じられた側とは反対側の第2継合ライン部分内とミルクライン内と第1継合ライン内と第2継合ライン部分内を通して、レシーバージャー内に強制循環させることができる。そして、その洗浄液により、ミルクライン内を洗浄できる。
【0021】
また、ティートカップユニット内を洗浄する場合には、主開閉弁を操作して、主洗浄液供給パイプ内を閉じることができる。それと共に、開閉弁を操作して、主洗浄液供給パイプの後端が連結された第2継合ラインの中途部とレシーバージャーとを繋いでいる第2継合ライン部分内を開くことができる。次いで、真空発生器により、レシーバージャー内及び第2継合ライン内を通してミルクライン内の気体を吸引して、ミルクライン内にティートカップユニット内等を通して連通する洗浄液供給パイプ内に負圧を発生させることができる。そして、タンク内の洗浄液を、洗浄液供給パイプ内に吸い込むことができる。そして、その洗浄液を、ティートカップユニット内等を通してミルクライン内に循環させることができる。そして、その洗浄液により、ティートカップユニット内を洗浄できる。その際には、主洗浄液供給パイプ内が主開閉弁により閉じられているため、その主洗浄液供給パイプ内にタンク内の洗浄液が吸い込まれるのを防止できる。
【0022】
ミルクライン内やティートカップユニット内を洗浄し終えてレシーバージャー内に溜まった洗浄水は、洗浄液循環ポンプを動作させて、洗浄液循環パイプ内を通して、タンク内に戻すことができる。そして、その洗浄液を、ミルクライン内やティートカップユニット内を洗浄する洗浄液に再利用できる。
【0023】
また、ミルクライン内を洗浄する場合には、主エアーインジェクターを動作させて、外気を主洗浄液供給パイプ内に間欠的に送り込むことができる。そして、その外気により、主洗浄液供給パイプ内に吸い込んだ洗浄液を、スラグ流(弾丸流)として、ミルクライン内に送り込むことができる。そして、そのスラグ流とした洗浄液により、ミルクラインの内周壁全体を余すところなく確実に洗浄できる。
【0024】
また、主エアーインジェクターの動作中には、制御手段により、洗浄液供給パイプの先端側に付設されたエアーインジェクターの動作を停止させることができる。そして、主エアーインジェクターとエアーインジェクターとが同時に動作して、主洗浄液供給パイプ内と洗浄液供給パイプ内とに外気が同時に送り込まれるのを防ぐことができる。そして、その主洗浄液供給パイプ内と洗浄液供給パイプ内とに第2継合ライン内やティートカップユニット内等を通して連通するミルクライン内が大気圧に近い状態となって、そのミルクライン内にレシーバージャー内を通して真空発生器から気体の吸引力が働かなくなるのを防ぐことができる。そして、タンク内の洗浄液を、主洗浄液供給パイプ内を通してミルクライン内に吸い込んだり、洗浄液供給パイプ内とティートカップユニット内等を通してミルクライン内に吸い込んだりできなくなるのを防ぐことができる。
【0025】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態を図面に従い説明する。
図1又は図2は本発明の洗浄装置の好適な実施の形態を示し、図1又は図2はその概略構造説明図である。以下に、この洗浄装置を説明する。
【0026】
図1の洗浄装置では、ティートカップユニット30が、ミルクライン50に直接に連結されている。そして、乳房から搾り取られたミルクが、ティートカップユニット30内を通して、ミルクライン50内に直接に搬入されるように構成されている。
図2の洗浄装置では、ティートカップユニット30が、搾乳量を計測する計量器60を介して、洗浄液供給パイプ10に連結されている。そして、乳房から搾り取られたミルクが、ティートカップユニット30内と計量器60内とを通して、ミルクライン50内に搬入されるように構成されている。
【0027】
左右のミルクライン50に並べて配設された洗浄液供給パイプ10の先端側には、切替え弁100がそれぞれ付設されている。そして、その切替え弁100を操作することにより、左右のミルクライン50に並べて配設された洗浄液供給パイプ10内の一方とその他方とを、その洗浄液供給パイプ10内に連なるタンク20内の洗浄液に導入された洗浄液供給パイプ10の先端内に交互に連通させることができるように構成されている。
【0028】
具体的には、左右のミルクライン50に沿って洗浄液供給パイプ10が1本ずつ配設されて、その2本の洗浄液供給パイプ10の先端が、タンク20内の洗浄液に共に導入されている。また、その2本の洗浄液供給パイプ10の先端側には、二方弁からなる切替え弁100がそれぞれ付設されている。そして、その2個の切り替え弁100を交互に閉じたり開いたりすることにより、左右のミルクライン50に並べて配設された洗浄液供給パイプ10内の一方とその他方とを、その洗浄液供給パイプ10内に連なるタンク20内の洗浄液に導入された洗浄液供給パイプ10の先端内に交互に連通させることができるように構成されている。
【0029】
その他は、図7に示した前述の洗浄装置と同様に構成されていて、この洗浄装置においては、左右のミルクライン50に並べて配設された洗浄液供給パイプ10に連結されたティートカップウォッシャー40に、ティートカップユニット30を装着できる。また、真空発生器80により、左右のミルクライン50内の気体を吸引して、その左右のミルクライン50内にティートカップユニット30内とティートカップウォッシャー40内又はそれに加えて計量器60内を通して連通する洗浄液供給パイプ10内に負圧を発生させることができる。それと共に、切替え弁100を操作して、左右のミルクライン50に並べて配設された洗浄液供給パイプ10内の一方とその他方とを、その洗浄液供給パイプ10内に連なるタンク20内の洗浄液に導入された洗浄液供給パイプ10の先端内に交互に連通させることができる。そして、その左右のミルクライン50に並べて配設された洗浄液供給パイプ10内の一方とその他方とに、タンク20内に貯留された洗浄液を交互に吸い込むことができる。そして、その洗浄液供給パイプ10内の一方とその他方とに交互に吸い込んだ洗浄液を、その洗浄液供給パイプ10に連結されたティートカップウォッシャー40に装着されたティートカップユニット30内、又はそれに加えて計量器60内を通して、ミルクライン50内に送り込むことができる。そして、その洗浄液により、ティートカップユニット30内又はそれに加えて計量器60内を洗浄できる。
【0030】
その際には、切替え弁100を操作して、タンク20内の洗浄液を左右のミルクライン50に並べて配設された洗浄液供給パイプ10内の一方とその他方とに交互に吸い込むようにして、その洗浄液供給パイプ10内の一方又は他方にタンク20内から吸い込む洗浄液の量を充分に増やすことができる。そして、その洗浄液を、その洗浄液供給パイプ10内の一方又はその他方の後端側にも充分な量循環させることができる。そして、その洗浄液供給パイプ10内の一方又はその他方の後端側に連結されたティートカップウォッシャー40に装着されたティートカップユニット30内、又はそれに加えて計量器60内にも、洗浄液供給パイプ10内から充分な量の洗浄液を送り込んで、そのティートカップユニット30内又はそれに加えて計量器90内を充分な量の洗浄液により確実かつ充分に洗浄できる。
【0031】
図3は本発明の洗浄装置の他の好適な実施の形態を示し、図3はその概略構造説明図である。以下に、この洗浄装置を説明する。
【0032】
図の洗浄装置では、洗浄液供給パイプ10の先端側に、洗浄液供給パイプ10内に外気を間欠的に送り込むエアーインジェクター200が付設されている。
具体的には、左右のミルクライン50に並べて配設された2本の洗浄液供給パイプ10の先端側に、エアーインジェクター200がそれぞれ付設されている。エアーインジェクター200は、電磁弁等により構成されている。
【0033】
その他は、図1に示した前述の洗浄装置と同様に構成されていて、この洗浄装置においては、エアーインジェクター200を動作させて、洗浄液供給パイプ10の先端側内に外気を間欠的に送り込むことができる。そして、その外気により、タンク20内から洗浄液供給パイプ10内に吸い込んだ洗浄液を、切替え弁100により連通させた状態にある左右のミルクライン50に並べて配設された洗浄液供給パイプ10内の一方又はその他方に繰り返し強制的に押し込むことができる。そして、その洗浄液を、左右のミルクライン50に並べて配設された洗浄液供給パイプ10内の一方又はその他方の全体に亙って確実かつ迅速に強制循環させることができる。そして、その洗浄液を、洗浄液供給パイプ10の一方又はその他方に連結されたティートカップウォッシャー40に装着されたティートカップユニット30内を通して、ミルクライン50内に確実かつ迅速に送り込むことができる。そして、その洗浄液により、ティートカップユニット30内を確実かつ迅速に洗浄できる。
【0034】
このエアーインジェクタ200を備えた洗浄装置は、図2に示したティートカップユニット30が計量器60を介してミルクライン50に連結された構造の洗浄装置にも、利用可能である。その場合も、エアーインジェクタ200により洗浄液供給パイプ10の先端側内に間欠的に送り込む外気により、左右のミルクライン50に並べて配設された洗浄液供給パイプ10内の一方又はその他方の全体に亙って洗浄液を確実かつ迅速に強制循環させることができる。そして、その洗浄液により、ティートカップユニット30内に加えて、ティートカップユニット30内に連なる計量器60内をも、確実かつ迅速に洗浄できる。
【0035】
図4は本発明の洗浄装置のもう一つの好適な実施の形態を示し、図4はその概略構造説明図である。以下に、この洗浄装置を説明する。
【0036】
この洗浄装置では、左右のミルクライン50に並べて配設された2本の洗浄液供給パイプ10の先端側が一本化されている。そして、その一本化された洗浄液供給パイプ10の先端が、タンク20内の洗浄液に導入されている。
一本化された洗浄液供給パイプ10の先端側とそれに連なる左右のミルクライン50に並べて配設された2本の洗浄液供給パイプ10側との結合箇所12には、その2本の洗浄液供給パイプ10内の一方とその他方とを、その洗浄供給パイプ10内に連なる一本化された洗浄液供給パイプ10の先端内に交互に連通させる切替え弁100が付設されている。切替え弁100には、三方弁が用いられていて、該三方弁を操作することにより、その2本の洗浄液供給パイプ10内の一方又はその他方と一本化された洗浄液供給パイプ10の先端内とを交互に連通させることができるように構成されている。
【0037】
その他は、図1に示した前述の洗浄装置と同様に構成されていて、この洗浄装置においては、左右のミルクライン50に並べて配設された2本の洗浄液供給パイプ10の先端側が一本化された分、その一本化された洗浄液供給パイプ10の先端側の構造を簡易化できる。
【0038】
また、その一本化された洗浄液供給パイプ10の先端側とそれに連なる左右のミルクライン50に並べて配設された2本の洗浄液供給パイプ10側との結合箇所12に1個の共通の切替え弁100を付設するだけで良く、切替え弁100の付設数を低減できる。
【0039】
図4の洗浄液供給パイプ10の先端側が一本化された洗浄装置は、図2又は図3に示した洗浄装置にも利用可能であり、その場合も、図4に示した洗浄装置とほぼ同様な作用を持つ洗浄装置を提供できる。
【0040】
図5は本発明の洗浄装置のもう一つの好適な実施の形態を示し、図5はその概略構造説明図である。以下に、この洗浄装置を説明する。
【0041】
この洗浄装置では、図4に示した洗浄装置の一本化された洗浄液供給パイプ10の先端側に、洗浄液供給パイプ10内に外気を間欠的に送り込むエアーインジェクター200が設けられている。エアーインジェクター200は、電磁弁等により構成されている。
【0042】
その他は、図4に示した洗浄装置と同様に構成されていて、この洗浄装置においては、洗浄液供給パイプ10の先端側内に外気を送り込んで、その外気により洗浄液供給パイプ10の先端側内と連通した状態にある洗浄液供給パイプ10内の一方又はその他方に洗浄液を繰り返し強制的に押し込む1個の共通のエアーインジェクタ200を一本化された洗浄液供給パイプ10の先端側に付設すれば良く、そのエアーインジェクター200の付設数を低減できる。
図5の洗浄装置のその他の作用は、図3に示した洗浄装置と同様である。
【0043】
図6は本発明の洗浄装置のもう1つの好適な実施の形態を示し、図6はその概略構造説明図である。以下に、この洗浄装置を説明する。
【0044】
この洗浄装置では、左右のミルクライン50の後端部間が第1継合ライン52を介して連結されていると共に、左右のミルクライン50の先端部間が第2継合ライン54を介して連結されている。第2継合ライン54の中途部には、レシーバージャー70が介装されている。そして、左右のミルクライン50内と第1継合ライン52内と第2継合ライン54内とレシーバージャー70内とが一連にループ状に連通されている。
【0045】
レシーバージャー70には、該レシーバージャー内を通してミルクライン50内の気体を吸引する真空発生器80が連結されていると共に、レシーバージャー70内に溜まった洗浄水をタンク20内に戻す洗浄液循環ポンプ92が付設された洗浄液循環パイプ90が連結されている。
【0046】
レシーバージャー70の一方の側に連結された第2継合ライン54の中途部には、主洗浄液供給パイプ300の後端が連結されて、その主洗浄液供給パイプ300の先端がタンク20内の洗浄液に導入されている。主洗浄液供給パイプ300には、該主洗浄液供給パイプ内を開閉する二方弁からなる主開閉弁302と、該主洗浄液供給パイプ内に外気を間欠的に送り込む主エアーインジェクター304とが付設されている。主洗浄液供給パイプ300の後端が連結された第2継合ライン54の中途部に連なるレシーバージャー70側の第2継合ライン54部分には、該第2継合ライン部分内を開閉する二方弁からなる開閉弁306が付設されている。
【0047】
主エアーインジェクター304と洗浄液供給パイプ10の先端側に付設されたエアーインジェクター200とに亙っては、制御手段400が備えられている。そして、その制御手段400により、主エアーインジェクター304の動作中には、エアーインジェクター200の動作を停止させることができるように構成されている。
【0048】
その他は、図3に示した洗浄装置と同様に構成されていて、この洗浄装置においては、ミルクライン50内を洗浄する場合に、主開閉弁302を操作して、主洗浄液供給パイプ300内を開くことができる。それと共に、開閉弁306を操作して、主洗浄液供給パイプ300の後端が連結された第2継合ライン54の中途部とレシーバージャー70とを繋いでいる第2継合ライン54部分内を閉じることができる。次いで、真空発生器80により、レシーバージャー70内の気体を吸引して、ミルクライン50内とそれに第2継合ライン54内を通して連通する主洗浄液供給パイプ300内とに負圧を発生させることができる。そして、タンク20内の洗浄液を、主洗浄液供給パイプ300内に吸い込むことができる。そして、その洗浄液を、開閉弁306により閉じられた側とは反対側の第2継合ライン54部分内、ミルクライン50内、第1継合ライン52内、第2継合ライン54部分内を通して、レシーバージャー70内に強制循環させることができる。そして、その洗浄液により、ミルクライン50内を洗浄できる。
【0049】
また、ティートカップユニット30内を洗浄する場合には、主開閉弁302を操作して、主洗浄液供給パイプ300内を閉じることができる。それと共に、開閉弁306を操作して、主洗浄液供給パイプ300の後端が連結された第2継合ライン54の中途部とレシーバージャー70とを繋いでいる第2継合ライン54部分内を開くことができる。次いで、真空発生器80により、レシーバージャー70内及び第2継合ライン54内を通してミルクライン50内の気体を吸引して、ミルクライン50内にティートカップユニット30内等を通して連通する洗浄液供給パイプ10内に負圧を発生させることができる。そして、タンク20内の洗浄液を、洗浄液供給パイプ10内に吸い込むことができる。そして、その洗浄液を、ティートカップユニット30内等を通してミルクライン50内に循環させることができる。そして、その洗浄液により、ティートカップユニット30内を洗浄できる。その際には、主洗浄液供給パイプ300内が主開閉弁302により閉じられているため、その主洗浄液供給パイプ300内にタンク20内の洗浄液が吸い込まれるのを防止できる。
【0050】
ミルクライン50内やティートカップユニット30内を洗浄し終えてレシーバージャー70内に溜まった洗浄水は、洗浄液循環ポンプ92を動作させて、洗浄液循環パイプ90内を通して、タンク20内に戻すことができる。そして、その洗浄液を、ミルクライン50内やティートカップユニット30内を洗浄する洗浄液に再利用できる。
【0051】
また、ミルクライン50内を洗浄する場合には、主エアーインジェクター304を動作させて、その主エアーインジェクター304から外気を主洗浄液供給パイプ300内に間欠的に送り込むことができる。そして、その外気により、主洗浄液供給パイプ300内を通してミルクライン50内に送り込む洗浄液を、スラグ流(弾丸流)とすることができる。そして、そのスラグ流とした洗浄液により、ミルクライン50の内周壁の全体を余すところなく確実に洗浄できる。
【0052】
また、主エアーインジェクター304の動作中には、制御手段400により、洗浄液供給パイプ10の先端側に付設されたエアーインジェクター200の動作を停止させることができる。そして、主エアーインジェクター304とエアーインジェクター200とが同時に動作して、主洗浄液供給パイプ300内と洗浄液供給パイプ10内とに外気が同時に送り込まれるのを防ぐことができる。そして、その主洗浄液供給パイプ300内と洗浄液供給パイプ10内とに第2継合ライン54内やティートカップユニット30内等を通して連通するミルクライン50内が大気圧に近い状態となって、そのミルクライン50内にレシーバージャー70内を通して真空発生器80から気体の吸引力が働かなくなるのを防ぐことができる。そして、タンク20内の洗浄液を、主洗浄液供給パイプ300内を通してミルクライン50内に吸い込んだり、洗浄液供給パイプ10内とティートカップユニット30内等を通してミルクライン50内に吸い込んだりできなくなるのを防ぐことができる。
【0053】
図1ないし図6に示した洗浄装置は、左右のミルクライン50に洗浄液供給パイプ10が2本以上ずつ並べて配設された構造のパーラー用の搾乳装置にも、利用可能である。その場合も、図1ないし図6に示した洗浄装置と同様にして、その左右のミルクライン50に沿って2本以上ずつ並べて配設された洗浄液供給パイプ10の後端側にも、充分な量の洗浄液を確実に強制循環させることができる。そして、その洗浄液により、洗浄液供給パイプ10の後端側に連結されたティートカップウォッシャー40に装着されたティートカップユニット30内又はそれに加えて計量器60内をも確実かつ充分に洗浄できる。
【0054】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の洗浄装置によれば、タンクを大型化して、タンク内に溜める洗浄液の量を増やしたり、真空発生器を大型化して、その真空発生器により吸引するミルクライン内の気体の吸引量を増やしたりせずとも、左右のミルクラインに並べて配設された洗浄液供給パイプの後端側にも、充分な量の洗浄液を循環させることができる。そして、その洗浄液供給パイプの後端側に連結されたティートカップウォッシャーに装着されたティートカップユニット内又はそれに連なる計量器内にも、充分な量の洗浄液を強制的に送り込むことができる。そして、その洗浄液により、ティートカップユニット内又はそれに連なる計量器内を余すところなく確実に充分に洗浄できる。
【0055】
また、上記のように、タンクを大型化したり、真空発生器を大型化したりする必要がないため、そのタンクや真空発生器の設備コストを少なく抑えたり、そのそのタンクや真空発生器の設置スペースを少なく抑えて、パーラーを小型化し、パーラーの設備費を少なく抑えたりできる。
それと共に、タンク内に貯留する洗浄水の量を少なく抑えて、洗浄水を節約できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の洗浄装置の概略構造説明図である。
【図2】本発明の洗浄装置の概略構造説明図である。
【図3】本発明の洗浄装置の概略構造説明図である。
【図4】本発明の洗浄装置の概略構造説明図である。
【図5】本発明の洗浄装置の概略構造説明図である。
【図6】本発明の洗浄装置の概略構造説明図である。
【図7】従来の洗浄装置の概略構造説明図である。
【符号の説明】
10 洗浄液供給パイプ
20 タンク
30 ティートカップユニット
40 ティートカップウォッシャー
50 ミルクライン
52 第1継合ライン
54 第2継合ライン
60 計量器
70 レシーバージャー
80 真空発生器
90 洗浄液循環パイプ
92 洗浄液循環ポンプ
100 切替え弁
200 エアーインジェクター
300 主洗浄液供給パイプ
302 主開閉弁
304 主エアーインジェクター
306 開閉弁
400 制御手段

Claims (4)

  1. 左右のミルクラインにティートカップユニットが直接に又は計量器を介して複数台並べて連結され、前記ミルクライン内の気体を真空発生器により吸引することにより、乳牛の乳房から搾り取ったミルクを、前記ティートカップユニット内又はそれに加えて計量器内を通してミルクライン内に搬入する構造の搾乳装置に備えられたパーラー用の搾乳器具洗浄装置であって、
    後端が封じられた洗浄液供給パイプが前記左右のミルクラインに並べて配設されて、その洗浄液供給パイプの先端がタンク内に貯留された洗浄液に導入され、その洗浄液供給パイプには、前記ティートカップユニットを装着して洗浄液供給パイプ内から洗浄液をティートカップユニット内に送り込むティートカップウォッシャーが複数台並べて連結されてなる搾乳器具洗浄装置において、
    前記左右のミルクラインに並べて配設された洗浄液供給パイプ内の一方とその他方とをその洗浄液供給パイプ内に連なる前記タンク内の洗浄液に導入された洗浄液供給パイプの先端内に交互に連通させる切替え弁が付設されたことを特徴とするパーラー用の搾乳器具洗浄装置。
  2. 前記左右のミルクラインに並べて配設された洗浄液供給パイプの先端側が一本化されて、その一本化された洗浄液供給パイプの先端が前記タンク内の洗浄液に導入され、前記一本化された洗浄液供給パイプの先端側とそれに連なる左右のミルクラインに並べて配設された洗浄液供給パイプ側との結合箇所には、その左右のミルクラインに並べて配設された洗浄液供給パイプ内の一方とその他方とを前記一本化された洗浄液供給パイプの先端内に交互に連通させる前記切替え弁が付設された請求項1記載のパーラー用の搾乳器具洗浄装置。
  3. 前記洗浄液供給パイプの先端側内に外気を間欠的に送り込むエアーインジェクターが設けられた請求項1又は2記載のパーラー用の搾乳器具洗浄装置。
  4. 前記左右のミルクラインの後端部間が第1継合ラインを介して連結されると共に、前記左右のミルクラインの先端部間が第2継合ラインを介して連結され、その第2継合ラインの中途部には、レシーバージャーが介装されて、前記左右のミルクライン内と第1継合ライン内と第2継合ライン内とレシーバージャー内とが一連にループ状に連通され、レシーバージャーには、該レシーバージャー内を通して前記ミルクライン内の気体を吸引する真空発生器が連結されると共に、該レシーバージャー内に溜まった洗浄水を前記タンク内に戻す洗浄液循環ポンプが付設された洗浄液循環パイプが連結され、前記レシーバージャーの一方の側に連結された第2継合ラインの中途部には、主洗浄液供給パイプの後端が連結されて、その主洗浄液供給パイプの先端が前記タンク内の洗浄液に導入され、その主洗浄液供給パイプには、該主洗浄液供給パイプ内を開閉する主開閉弁と、該主洗浄液供給パイプ内に外気を間欠的に送り込む主エアーインジェクターとが付設され、前記主洗浄液供給パイプの後端が連結された第2継合ラインの中途部に連なるレシーバージャー側の第2継合ライン部分には、該第2継合ライン部分内を開閉する開閉弁が付設され、さらに、主エアーインジェクターの動作中には、前記エアーインジェクターの動作を停止させる制御手段が備えられた請求項3記載のパーラー用の搾乳器具洗浄装置。
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