JPS638203Y2 - - Google Patents

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JPS638203Y2
JPS638203Y2 JP15427985U JP15427985U JPS638203Y2 JP S638203 Y2 JPS638203 Y2 JP S638203Y2 JP 15427985 U JP15427985 U JP 15427985U JP 15427985 U JP15427985 U JP 15427985U JP S638203 Y2 JPS638203 Y2 JP S638203Y2
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JP
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milk
pipe
releaser
moisture trap
vacuum connection
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JP15427985U
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JPS6264268U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野 本考案は、乳牛等から搾乳された乳をミルクパ
イプで集乳し、ミルクタンクに送乳する搾乳機に
おける集乳装置において、レリーザー、モイスチ
ヤートラツプ及び真空接続パイプを洗浄するため
の構造に関するものである。 従来技術 従来の集乳装置の洗浄構造としては、第4図に
示すようにミルクパイプ1を介して集乳を行なう
レリーザー2と、該レリーザー2で集められた乳
を送乳パイプ3を介してミルクタンクに送乳する
ミルクポンプ4と、真空接続パイプ5を介してレ
リーザー2と連通するモイスチヤートラツプ6と
からなり、前記モイスチヤートラツプ6とミルク
ポンプ4の吸入側とをピンチコツク7を介して連
通する洗浄液戻りパイプ12を接続したものにお
いて、送乳パイプ3とピンチコツク8介して接続
した洗浄液流入パイプ9と、該洗浄液流入パイプ
9の他端を分岐させ一つを真空接続パイプ5に他
方をレリーザー2に接続したものが知られてい
る。 尚、10,11は邪魔板である。 かかる従来の洗浄構造のものでは、集乳する場
合には、ピンチコツク7,8を閉じて図示しない
真空ポンプを作動させれば、モイスチヤートラツ
プ6、真空接続パイプ5、レリーザー2を介して
真空圧がミルクパイプ1に供給される。そして、
洗浄を行なうときには図示しない洗浄槽にミルク
パイプ1を接続し、ピンチコツク7,8を開き、
真空ポンプを作動させる。するとミルクパイプ1
を伝つて洗浄液がレリーザー2に流れ、ミルクパ
イプ1の内壁を洗浄する。レリーザー2に集めら
れた洗浄液はミルクポンプ4により洗浄液流入パ
イプ9を介してモイスチヤートラツプ6とレリー
ザー2に流出する。流出した洗浄液はそれぞれ、
邪魔板10,11と衝突し、四散してそれぞれの
装置の上側を洗浄するようになつている。 考案が解決しようとする問題点 しかしながらかかる従来の洗浄構造では、ミル
クパイプは充分に洗浄できるものの、真空接続パ
イプ全てを洗浄するわけにはいかなかつた。 真空接続パイプは、通常あまり汚れることはな
いが、テイーカツプユニツトが乳房からはずれた
時にミルクパイプを介して真空接続パイプにゴミ
等が付着する場合がある。 そこで、本考案は真空接続パイプ全てを洗浄出
来るような装置を提供することを目的とする。 問題を解決するための手段 すなわち、本考案はミルクパイプを介して集乳
を行なうレリーザーと、該レリーザーで集められ
た乳を送乳パイプを介してミルクタンクに送乳す
るミルクポンプと、逆U字形管路の真空接続パイ
プを介してレリーザーと連通するモイスチヤート
ラツプとからなり、前記モイスチヤートラツプと
ミルクポンプの吸入側とをバルブを介して接続し
たものにおいて、前記ミルクパイプの途中にエア
ーバルブを設け、送乳パイプと真空接続パイプと
をバルブを介して洗浄液流入パイプで真空接続パ
イプの最高点よりレリーザー側の低い位置に接続
した搾乳機における集乳装置の洗浄構造により本
目的を達成する。 作 用 本考案にかかる、装置ではまず集乳のときには
エアーバルブと二つのピンチコツクを閉じ真空ポ
ンプを作動させる。するとミルクパイプを介して
レリーザーに乳が流れ込み、該レリーザーと接続
されたミルクポンプの作動により送乳パイプを介
してミルクタンクに送られる。 また洗浄するときには、エアーバルブを開き、
ピンチコツクを開く。すると洗浄液はミルクパイ
プを介してレリーザーに流れ込む。このときエア
ーバルブから空気がミルクパイプに混入するので
レリーザー内の真空圧は低くなる。一方ミルクポ
ンプから押し出された洗浄液は洗浄液流入パイプ
を介して真空接続パイプに流入する。このときレ
リーザーよりモイスチヤートラツプの真空圧が高
いので、洗浄液はレリーザー側には流れず、真空
接続パイプを伝つてモイスチヤートラツプ側に流
れていく。そしてモイスチヤートラツプ内の邪魔
板に衝突して、四散しモイスチヤートラツプの上
壁を洗浄し、洗浄液戻りパイプを介してミルクポ
ンプに戻つていく。 次にエアーバルブを閉じる、するとミルクパイ
プ内に空気が混入しないため、レリーザー内の真
空圧はモイスチヤートラツプ内の真空圧とほぼ等
しくなる。するといままでモイスチヤートラツプ
側に流れていた洗浄液は、圧力差がないために自
重でレリーザー側に落ちていく。そしてレリーザ
ー側の邪魔板と衝突して洗浄液は四散し、レリー
ザーの上側を洗浄する。 従つて、エアーバルブの開閉により真空圧接続
パイプの全てを洗浄することができる。 実施例 以下に本考案を第1図から第3図に示された一
実施例に従つて詳細に説明する。 第1図から第3図において、ミルクパイプ1、
レリーザー2、ミルク送乳パイプ3、ミルクポン
プ4、真空接続パイプ5、モイスチヤートラツプ
6、モイスチヤートラツプ6とミルクポンプ4と
をピンチコツク7を介して連通させる洗浄液戻り
パイプ12とは前述の従来技術と同じ為説明を省
略する。エアーバルブ13が、ミルクパイプ1の
中途に接続されている。尚真空接続パイプ5はレ
リーザー2の上部とモイスチヤートラツプ6の上
部と接続しており逆U字形の管路よりなる。この
真空接続パイプ5の最高点より少し下がつたレリ
ーザー側にピンチコツク14を介して一方がミル
ク送乳パイプ3と接続された洗浄液流入パイプ1
5が接続されている。16はレリーザー2内で真
空接続パイプ5の下方に装着された邪魔板であ
り、17は、モイスチヤートラツプ6内の真空接
続パイプ5の下方に装着された邪魔板である。 上記の構成において、本考案にかかる洗浄構造
のものでは、搾乳する場合はエアーバルブ13を
閉じ、さらにピンチコツク7,14を閉じる。す
ると第1図に示すように、ミルクはミルクパイプ
1を介してレリーザー2に流れ込み、さらにミル
クポンプ4、ミルク送乳パイプ3を介して図示し
ないミルクタンクへ送られる。 次に洗浄する場合は、第2図に示すようにエア
ーバルブ13を開き、且つピンチコツク7,14
を開くと、洗浄液はミルクパイプ1を介してレリ
ーザー2に流れる。このときミルクパイプ1内に
エアーバルブ13から空気が混入する。従つてレ
リーザー2内の真空圧はP1に、またモイスチヤ
ートラツプ6内の真空圧はP2となる(但しP2
P1)。 従つて洗浄液流入パイプ15から送り出された
洗浄液が、真空接続パイプ5内に流入した際に圧
力差によりモイスチヤートラツプ6側に吸引され
る。そして吸引された洗浄液は邪魔板17と衝突
し、モイスチヤートラツプ6の上方へ四散し、上
方が洗浄される。 次にレリーザー2を洗浄する場合は、エアーバ
ルブ13を閉じる。するとミルクパイプ1内に空
気が混入しなくなる。従つてレリーザー2内の真
空圧は、モイスチヤートラツプ6内の真空圧とほ
ぼ等しい状態になる。そのため、さきほどまで洗
浄液流入パイプ15から真空接続パイプ5内に流
入した洗浄液は吸い上げられていたが、レリーザ
ー2の方に自重で落下するようになる。そして落
下した洗浄液は邪魔板16と衝突し、レリーザー
2の上方へ四散し、その上方を洗浄する。 以上のように、本考案にかかる装置の実施例で
は、以下に示す表に示すようにエアーバルブ13
の開閉等を行うことにより、真空接続パイプ5の
全てを洗浄液でもつて洗浄することが可能とな
る。
【表】 尚本実施例では、エアーバルブ13の装着位置
をミルクパイプ1の中途にしたが、これに限定さ
れるものではなく、レリーザー2とモイスチヤー
トラツプ6内の真空圧に差が生じる位置(例えば
レリーザー2に装着)ならどこに設置してもよい
ことは云うまでもない。 また、エアーバルブの開閉において洗浄時に常
時開放する方式を採用したが、単にレリーザーと
モイスチヤートラツプ内の真空圧に差が生じれば
よく、エアーバルブから断続的に空気をミルクパ
イプ内に入れるようにしてもよい。 さらに本実施例では、洗浄液流入パイプ及び洗
浄液戻りパイプの開閉にピンチコツクを用いた
が、これに限定されるものではなく、パイプ等を
開閉できる手段(例えばバルブ)ならなんでも良
い。 効 果 以上のべたように本考案にかかる装置は、従来
のものに比較してさほど部品点数を多くせずに、
従来洗浄出来なかつた真空接続パイプの全てを簡
単に洗浄することができる。 さらに、従来の装置では洗浄液を分流させて洗
浄していたが、本考案にかる装置は、洗浄液の流
れを反転させる方式を採用しているので洗浄効果
がより増す。
【図面の簡単な説明】
第1図から第3図は本考案にかかる装置の一実
施例を示すもので、第1図はミルク集乳時を示す
装置の断面図、第2図はモイスチヤートラツプ側
の洗浄をしている場合の断面図、第3図はレリー
ザー側の洗浄状態を示す装置の断面図及び第4図
は従来技術を示す装置の断面図である。 1……ミルクパイプ、2……レリーザー、3…
…ミルク送乳パイプ、4……ミルクポンプ、5…
…真空接続パイプ、6……モイスチヤートラツ
プ、7,8,14……ピンチコツク、9……洗浄
液流入パイプ、10,11,16,17……邪魔
板、12……洗浄液戻りパイプ、13……エアー
バルブ、15……洗浄液流入パイプ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ミルクパイプを介して集乳を行なうレリーザ
    ーと、該レリーザーで集められた乳を送乳パイ
    プを介してミルクタンクに送乳するミルクポン
    プと、逆U字形管路の真空接続パイプを介して
    レリーザーと連通するモイスチヤートラツプと
    からなり、前記モイスチヤートラツプとミルク
    ポンプの吸入側とをバルブを介して接続したも
    のにおいて、前記ミルクパイプの途中にエアー
    バルブを設け、送乳パイプと真空接続パイプと
    をバルブを介して洗浄液流入パイプで真空接続
    パイプの最高点よりレリーザー側の低い位置に
    接続したことを特徴とする搾乳機における集乳
    装置の洗浄構造。 (2) 真空接続パイプの両端のモイスチヤートラツ
    プとレリーザー内に邪魔板を設けたことを特徴
    とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の搾
    乳機における集乳装置の洗浄構造。
JP15427985U 1985-10-08 1985-10-08 Expired JPS638203Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15427985U JPS638203Y2 (ja) 1985-10-08 1985-10-08

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15427985U JPS638203Y2 (ja) 1985-10-08 1985-10-08

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6264268U JPS6264268U (ja) 1987-04-21
JPS638203Y2 true JPS638203Y2 (ja) 1988-03-11

Family

ID=31073927

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JP15427985U Expired JPS638203Y2 (ja) 1985-10-08 1985-10-08

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8117989B2 (en) * 2008-06-27 2012-02-21 Gea Farm Technologies, Inc. Milk tube dome with flow controller
JP5327527B2 (ja) * 2008-05-12 2013-10-30 オリオン機械株式会社 搾乳用バケット洗浄装置及び接続構造

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JPS6264268U (ja) 1987-04-21

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