JP3865140B2 - 車輪ロック装置 - Google Patents

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本発明は、自転車、電動アシスト自転車、原動機付き自転車、自動二輪車、車椅子等の各種車両を所有者以外の者による不正利用や盗難から防護するために使用される車輪ロック装置に関する。
固定ケースに車輪進入路を形成し、車輪進入路の両側に配置した左右一対のレバーアームを基端寄り部位において枢軸によって固定ケースに支持し、レバーアームの先端部が車輪進入路内に突出した車輪拘束位置に来るように、レバーアーム間に架設した弾性体によってレバーアーム同士を閉方向に回転付勢し、車輪が車輪拘束位置まで進入したとき、ストッパ片が前記枢軸より基端側にあるレバーアームの被制止部間に入り込むことによって、レバーアームの開方向の回転を阻止するようにした車輪ロック装置は、既に知られている(特許文献1参照)。
この車輪ロック装置では、車輪拘束状態において車輪がレバーアームの先端部及びその近傍部よりなる車輪拘束部を押圧し、レバーアームを開方向に回転させようとする力がかかっていると、枢軸に関して車輪拘束部とは反対側にある被制止部とストッパ片の当接点においては、被制止部によってストッパ片を挟み付ける力が作用することになり、被制止部とストッパ片間には大きな摩擦力が発生し、ストッパ片はロック成立位置に固縛させられることになる。
通常、レバーアームの先端部と枢軸間の距離は、被制止部と枢軸間の距離よりも長く設定されているため、前記挟み付け力は増倍され、ロック解除用ソレノイドの作動によってストッパ片をロック解除位置に押し出そうとしても出来ないことになる。
このような原因によってストッパ片がロック解除位置へ移動しなかった事実を知らない
利用者は、多少の疑問を感じながらも駐輪機の料金精算部に再度料金を投入し、ロックが解除されることを待つのであるが、車輪によるレバーアームの押圧が解消されなければ、車輪は依然としてロックされたままであり、車両を取り出すことができない。
料金再投入前に、自然の反応として利用者が車両を前後左右に少し動かして、車輪によるレバーアームの押圧を偶然解消したときには、ストッパ片の固縛状態は解除されるのであるが、ストッパ片はバネ部材によってレバーアームの被制止部間に入り込むように回転付勢されているため、依然としてストッパ片はロック成立位置に保持されており、レバーアームの開方向への回転は阻止されている。
連続通電によるソレノイドの焼き付き防止のために、ロック解除用ソレノイドへの通電は、料金精算部への所定料金の投入によって釈放許容信号を発生させてからの極めて短い時間に限定されているため、上記のように偶然的にストッパ片の固縛が解消されたとしても、ロック解除用ソレノイドのプランジャによってストッパ片をロック解除位置へ押し出すためには、再度の料金投入が必要となる。
管理責任者が常駐する駐輪場であれば、料金の再投入の代わりに、管理責任者が別途手段により釈放許容信号をロック解除用ソレノイドに送ればよいのであるが、管理責任者のいない無人化駐輪場においては、料金再投入によるトラブル問題が発生する。また、料金を再投入してもレバーアームに対する車輪の位置が変わらなければ、ロックが解除されないのは上記した通りであるから、利用者は管理責任者に連絡して駐輪場に来てもらい、別途ロック解除してもらうまで、車両を駐輪機から取り出して使用できない不都合を生じる。
特開2001-328576号公報
本発明が解決しようとする問題点は、レバーアームを介して作用する車輪からの負荷によってロックプレートがロック成立位置に固縛されることがあっても、車輪の釈放操作に支障を生じないようにすることである。
本発明の車輪ロック装置では、固定ケースに車輪進入路を形成し、車輪進入路の両側に配置した左右一対のレバーアームを基端寄り部位において第1枢軸によって固定ケースに支持し、レバーアームの先端部が車輪進入路内に突出した車輪拘束位置に来るように、レバーアーム間に架設した弾性体によってレバーアーム同士を閉方向に回転付勢し、車輪が車輪拘束位置まで進入したとき、第1枢軸より基端側にあるレバーアームの被制止部間に制止部が入り込むことによって、レバーアームの開方向の回転を阻止するロックプレートを第2枢軸によって固定ケースに支持する。
車輪が車輪拘束位置まで進入したとき駆動制御回路がオンされるロック実行用ソレノイドと、釈放許容信号が到来したとき駆動制御回路がオンされるロック解除用ソレノイドとを固定ケースに固着し、ロック実行用ソレノイドとロック解除用ソレノイドの各プランジャをスライドプレートに連結し、ロックプレートに設けた第1バネ支持軸とスライドプレートに設けた第2バネ支持軸間にトグルジョイントバネを架設し、ロック実行用ソレノイド又はロック解除用ソレノイドの作動によってスライドプレートを往復摺動させるとき、前記トグルジョイントバネを介してロックプレートをロック成立位置又はロック解除位置へと揺動回転させる。
そして、ロック実行用ソレノイドの作動によってロックプレートの制止部をレバーアームの被制止部間に入り込ませたとき、第1バネ支持軸が第2バネ支持軸と第2枢軸とを結ぶ作用力反転基準線を前記制止部側に越えた位置にあって、ロックプレートをロック成立位置へと回転付勢する一方、
ロック解除用ソレノイドの作動によってロックプレートの制止部をレバーアームの被制止部間から脱出させたとき、第1バネ支持軸が第2バネ支持軸と第2枢軸を結ぶ作用力反転基準線を前記制止部とは反対側に越えた位置にあって、ロックプレートをロック解除位置へと回転付勢する。
本発明の車輪用ロック装置では、スライドプレートとロックプレートはトグルジョイントバネレバーを介して連動するものであるから、レバーアームを介して作用する車輪からの負荷によってロックプレートがロック成立位置に固縛されていても、ロック解除用ソレノイドを作動させることができ、この作動に伴うスライドプレートの変移によって、前記トッグルジョイントバネの作用方向をロック解除位置方向へと予め反転させて置くことができる。
そのため、利用者が車両を少し動かせてレバーアームに対する車輪からの負荷を除去し、ロックプレートの固縛状態を解消させると、ロックプレートは即時にロック解除位置に回転し、一対のレバーアームの開方向への回転を可能にする。これによって、車両の取り出しは即時に簡単かつ的確に行なえ、料金再投入に係るトラブル問題が発生せず、利用者が駐車場の管理責任者に連絡しなければ駐輪機から車両を取り出せないといった事態がなくなる。
図1から図4は、本発明の実施の形態の一例を示す。
駐輪ロック装置の固定ケース1は、駐輪機や駐輪場床面(いずれも図示していない)に装着設置されるものであり、車輪進入路2は中央部に上下に貫通して形成され、固定ケース1は平面視において略U型に形成されている。固定ケース1はベース部材1Aとカバー部材1Bによって構成され、カバー部材1Bの車輪進入路2を画定する左右内壁板4の先端部側には、レバーアーム3の先端部が出入りする開口部5が形成されている。レバーアーム3の先端部には、ローラ6が装備されており、ローラ6の周面に車輪7(タイヤとリム)が当ることによって、一対のレバーアーム3,3は第1枢軸8を中心に開閉回転させられる。
レバーアーム3の各第1枢軸8の下端は、ベース部材1Aに固着されている。第1枢軸8の上端はカバー部材1Bに固着した軸受筒49に嵌められている。レバーアーム3は断面横向きU字状に形成され、下側板部分に形成された被制止部9は、前記枢軸8より斜めに張り出して形成されている。一対のレバーアーム3,3を閉方向に回転付勢する弾性体10は引張りコイルバネによって構成されており、弾性体10の各末端10a,10bは、前記下側板部分の透孔11に引っ掛けられている。各透孔11は、前記枢軸8よりも先端部ローラ6側に位置をずらせて設けてある。レバーアーム3の主体部分は、弾性体10の作用によってカバー部材1Bの前記内壁板4に引き付けられている。
ロック解除用ソレノイド12とロック実行用ソレノイド13は、互いに向かい合わせて固定ケース1のベース部材1Aに固着されており、ロック解除用ソレノイド12のプランジャ14とロック実行用ソレノイド13のプランジャ15は、車輪進入路2の延長線と直角に配置されている。各プランジャ14,15の先端割溝部16,17にはスライドプレート18が嵌め込まれ、連結ピン19,20によって連結されている。スライドプレート18の適所に形成されたガイドスロット21には、ベース部材1Aに固着したガイドピン22の上端部が嵌挿されており、座金23とナット24によってスライドプレート18の浮き上がりが阻止されている。
固定ケース1のベース部材1Aには、車輪進入路内に車輪7が進入して来たことを検出するために、発光ユニット25と受光ユニット26とからなるフォトカプラがレバーアーム3の下側空間に設置されている。さらにまた、ベース部材1Aには、ロック実行用ソレノイド13が作動したことを検出するためにマイクロスイッチ27が設置されており、このスイッチ27にアクチュエータレバー28は、スライドプレート18の肩部29によって押圧操作されるようになっている。発光ユニット25、受光ユニット26、マイクロスイッチ27は、ロック解除用ソレノイド12とロック実行用ソレノイド13の駆動制御回路に接続されている。
トグルジョイントバネ30は、中間部に複数巻きのコイル部31を有し、該コイル部31から繰り出した2本の直線部32,33の末端に環曲部34,35を形成したバネ材によって構成されている。トグルジョイントバネ30の一方の環曲部34が嵌められる第1バネ支持軸37は、ロックプレート36の基端部に設けられている。ロックプレート36の第2枢軸38はベース部材1Aに固着されている。第1バネ支持軸37は、ロックプレート36の枢軸38に関して、一方のレバーアーム3の枢軸8の反対側にある。トグルジョイントバネ30の他方の環曲部35が嵌められる第2バネ支持軸39は、スライドプレート18の側面突出部40に設けられている。制止部41は、ロックプレート26の先端部に立ち上げられている。
このように構成された実施例の駐輪ロック装置では、未使用状態では、ロック実行用ソレノイド13のプランジャ15はソレノイド本体側より一定長さ突出した状態にある一方、ロック解除用ソレノイド12のプランジャ14はソレノイド本体に一定長さ吸引された状態にあり、ロックプレート36はロック実行用ソレノイド13側に揺動回転した位置にあって、ロックプレート36の制止部41は、一対のレバーアーム3の被制止部9,9の間から外側に退避したロック解除位置にある(図3の鎖線位置)。
このとき、第1バネ支持軸37は、第2バネ支持軸39と第2枢軸38を結ぶ作用力反転基準線を制止部41とは反対側に越えた位置にある。そのため、トグルジョイントバネ30は、ロックプレート36をロック解除位置に保持するように働いている。すなわち、トグルジョイントバネ30による回転付勢は、図3において時計回り方向となっている。
利用者が駐輪しようとする車両、例えば自転車の前方車輪7を駐輪機のガイドレール(図示していない)に沿って固定ベース1の車輪進入路2に進入させ、車輪7のゴムタイヤ部分にてローラ6の周面を押すと、一対のレバーアーム3,3は弾性体10の作用に抗して開方向に回転し、先端部及びローラ6がカバー部材1B内に没入することによって、車輪7の更なる進入を許容する。
車輪7が車輪進入路2の奥部の正規位置まで入り込んだとき、前記フォトカプラからの検出信号がソレノイドの駆動制御回路48に送られ、ロック実行用ソレノイド13に駆動電流が通電される。
これによってロック実行用ソレノイド13のプランジャ15がソレノイド本体側に吸引されるため、ロックプレート36は、スライドプレート18及びトグルジョイントバネ30を介して第2枢軸38を中心として図3において反時計回り方向に揺動回転し、制止部41が一対のレバーアーム3の被制止部9,9間に入り込む。
これによって、一対のレバーアーム3,3の開方向の回転は制止され、車輪7のリム部分がレバーアーム3のローラ6をいくら押しても、被制止部9,9がロックプレート36の制止部41を挟圧するだけである。
なお、ロック解除用ソレノイド12のプランジャ14は、スライドプレート18によってロック実行用ソレノイド13のプランジャ15に連結されているため、ロック実行用ソレノイド13のプランジャ15が吸引されるとき、追随してソレノイド本体側から引き出される。
ロック実行用ソレノイド13への遮断は、スライドプレート18が前記マイクロスイッチ27を操作することによって、直ちに遮断される。
このようにロックプレート36の制止部41がレバーアーム3,3の被制止部9,9間に入り込んだときには、第1バネ支持軸37は、第2バネ支持軸39と第2枢軸38とを結ぶ作用力反転基準線を制止部41側に越えた位置にある。そのため、トグルジョイントバネ30は、ロックプレート36をロック成立位置に保持するように働いている。すなわち、トグルジョイントバネ30による回転付勢は、図3において反時計回り方向となっている。
利用者が駐輪場に戻り、管理センター又は個別の駐輪機に設置された料金精算部に所定の料金を投入するか、カードによって料金を支払うと、釈放許容信号が料金精算部からソレノイドの駆動制御回路48に送られ、前記フォトカプラからの検出信号がソレノイドの駆動制御回路に送られ、ロック解除用ソレノイド12に駆動電流が通電される。
これによってロック解除用ソレノイド12のプランジャ14がソレノイド本体側に吸引されるため、ロックプレート36は、スライドプレート18及びトグルジョイントバネ30を介して第2枢軸38を中心として図3において時計回り方向に回転し、制止部41が一対のレバーアーム3の被制止部9,9間から脱出する。
このとき、第1バネ支持軸37は、第2バネ支持軸39と第2枢軸38を結ぶ作用力反転基準線を制止部41とは反対側に越えた位置にある。そのため、トグルジョイントバネ30は、ロックプレート36をロック解除位置に保持するように働いている。すなわち、トグルジョイントバネ30による回転付勢は、図3において時計回り方向となっている。
そして、利用者が車輪7を車輪進入路2から引き出すために、車輪7のリム部分でローラ6の周面を押すと、一対のレバーアーム3,3は第1枢軸7を中心に開方向に回転し、車両が駐輪機から取り出される。
車輪7が車輪進入路2の奥部の正規位置まで入り込んでおらず、車輪7がローラ6又は
レバーアーム3の先端近傍部を押圧しているときには、ロックプレート36の制止部41はレバーアーム3,3の被制止部9,9によって強圧されて固縛状態にある。
しかしながら、ロックプレート36とスライドプレート18はトグルジョイントバネ30によって連繋させられているだけであるから、ロック解除用ソレノイド12は、ロックプレート36の固縛状態とは関係なしに作動することができる。
そのため、前記釈放許容信号が到来したとき、ロック解除用ソレノイド12は的確に作動し、第1バネ支持軸37は、第2バネ支持軸39と第2枢軸38を結ぶ作用力反転基準線を制止部41とは反対側に越えた位置に来る。そのため、トグルジョイントバネ30は、ロックプレート36をロック解除位置の方向に回転付勢している。
利用者が車輪7を車輪進入路2から引き出そうとして、車両を少し動かしたときにロックプレート36の前記固縛状態が解消されるのであるが、その瞬間にロックプレート36はロック解除位置に向かって回転することによって、一対のレバーアーム3,3の回転制止が解除される。
電気系統の障害が発生した場合の、非常解除手段として、固定ベース1のカバー部材1Bの外壁板42には、例えば軸方向ピンタンブラ錠等といった錠前ユニット43が装備されており、錠前ユニット43のロータ44の内端部にはカム板45が固着されている。所定のキー(図示していない)を錠前ユニット43に挿入してロータ44を所定角度回すと、カム板45がロックプレート36の基端部に立ち上げ形成した受動板部46を押すことによって、ロックプレート36はロック解除位置に回転させられる。錠前ユニット43には防水キャップ47が装着されている。駆動制御回路48のプリント配線板は、ベース部材1Aに設けた取付ボス50に固着されている。
本発明の一実施例に係る車輪ロック装置の斜視図である。 図1の車輪ロック装置の左側面図である。 図1の車輪ロック装置の水平断面図である。 図1の車輪ロック装置の中央縦断面図である。
符号の説明
1 固定ケース
1A 固定ケースのベース部材
1B 固定ケースのカバー部材
2 車輪進入路
3 レバーアーム
4 車輪進入路の内壁板
5 開口部
6 ローラ
7 車輪
8 第1枢軸
9 被制止部
10 弾性体
11 透孔
12 ロック解除用ソレノイド
13 ロック実行用ソレノイド
14 ロック解除用ソレノイドのプランジャ
15 ロック実行用ソレノイドのプランジャ
18 スライドプレート
25 発光ユニット
26 受光ユニット
27 マイクロスイッチ
30 トグルジョイントバネ
36 ロックプレート
37 第1バネ支持軸
38 第2枢軸
39 第2バネ支持軸
41 制止部

Claims (1)

  1. 固定ケースに車輪進入路を形成し、車輪進入路の両側に配置した左右一対のレバーアームを基端寄り部位において第1枢軸によって固定ケースに支持し、レバーアームの先端部が車輪進入路内に突出した車輪拘束位置に来るように、レバーアーム間に架設した弾性体によってレバーアーム同士を閉方向に回転付勢し、車輪が車輪拘束位置まで進入したとき、第1枢軸より基端側にあるレバーアームの被制止部間に制止部が入り込むことによって、レバーアームの開方向の回転を阻止するロックプレートを第2枢軸によって固定ケースに支持し、車輪が車輪拘束位置まで進入したとき駆動制御回路がオンされるロック実行用ソレノイドと、釈放許容信号が到来したとき駆動制御回路がオンされるロック解除用ソレノイドとを固定ケースに固着し、ロック実行用ソレノイドとロック解除用ソレノイドの各プランジャをスライドプレートに連結し、ロックプレートに設けた第1バネ支持軸とスライドプレートに設けた第2バネ支持軸間にトグルジョイントバネを架設し、ロック実行用ソレノイド又はロック解除用ソレノイドの作動によってスライドプレートを往復摺動させるとき、前記トグルジョイントバネを介してロックプレートをロック成立位置又はロック解除位置へと揺動回転させ、
    ロック実行用ソレノイドの作動によってロックプレートの制止部をレバーアームの被制止部間に入り込ませたとき、第1バネ支持軸が第2バネ支持軸と第2枢軸とを結ぶ作用力反転基準線を前記制止部側に越えた位置にあって、ロックプレートをロック成立位置へと回転付勢する一方、
    ロック解除用ソレノイドの作動によってロックプレートの制止部をレバーアームの被制止部間から脱出させたとき、第1バネ支持軸が第2バネ支持軸と第2枢軸を結ぶ作用力反転基準線を前記制止部とは反対側に越えた位置にあって、ロックプレートをロック解除位置へと回転付勢する車輪ロック装置。
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