JP3863490B2 - コイン類の計数選別装置 - Google Patents

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Description

発明の属する技術分野
本発明は、通貨としての硬貨や各種ゲーム機器に使用するコイン型メダル等のコイン類の種類(例えば金種)を混合して供給すると、その種類(金種)毎に選別可能で、且つ前記選別したコイン類の総数や種類(例えば金種)毎の数(枚数)を計数する通常計数モードと、予め設定された枚数または金額の計数設定値になると選別作業を一旦停止できるバッチ処理モードとを備えて、この両モードを切替えて実行できるコイン類の計数選別装置の構成に関するものである。
背景技術
この種の硬貨の計数選別装置として、例えば、米国特許第5992602号公報では、金種が異なる混合された硬貨を供給する回転盤と、硬貨の直径の違いを選別孔にて選別する円周状の選別通路とそれに対峙して硬貨を押えて搬送する上面の弾性のフィンガーを備えた第2選別盤とを隣接させて配置し、前記選別通路には、硬貨の直径に応じて搬送下流側のものほど大きくなる複数の選別孔が穿設されており、選別通路おける外周壁面(ガイド部材)に硬貨の外周面を摺接させながら給送して選別する構成が示せされており、前記選別通路の搬送上流側には、インダクションコイルからなり、硬貨の材質にて正規(有効)の硬貨か否かを検知するセンサを設け、その下流側の前記外周壁面には片面にノッチ付きの丸棒が軸線回りに回動可能に設けられ、非正規(無効)の硬貨であると判別されたときには、前記丸棒の円周部分が選別通路の内径方向に向かうように回動し、この丸棒の外周凸曲面に衝突した非正規(無効)の硬貨は、前記選別孔より上流側に穿設された落とし孔方向に強制移動されて、排除できる構成が開示されている。
他方、特表平9−512927号公報(国際公開番号WO95/23387)に開示されている構成は、駆動モータにより回転し、その上方の供給部から供給した多金種混合硬貨を載置する回転盤と、この回転盤の上側にて対峙する静止した選別ヘッドとを有し、選別ヘッドの下面には、種々の金種の硬貨を前記回転盤の外周縁に沿って設けられた種々の出口位置に向けて案内するため複数の出口チャネルが形成されている。そして、分路機構が前記1乃至複数の出口チャネルに配置され、または、1あるいはそれ以上の前記出口チャネルに隣接して前記回転盤の外周縁の外側に配置され、有効な硬貨と無効な硬貨とを識別する目的または1つの収納部に予め定められた数の硬貨を集める目的で前記分路機構を使用して硬貨を2あるいはそれ以上の収納部に分ける構成が開示されている。
発明が解決しようとする課題
しかしながら、前記米国特許に開示された構成では、回転盤の外周または出口チャネルに分路機構が設けられたものであるため、装置として大型になるという問題があった。また、予め定められた枚数の硬貨を収納部に収納した後の、後続する硬貨は、一旦別の収納部に排除されるから、これらの硬貨を再度供給部に戻す手間が掛かり迅速なバッチ処理(予め定められた枚数の硬貨を収納部に収納する処理)を実行できないという問題もあった。
前記米国特許第5992602号公報におけるインダクションコイルによる検出値のしきい値を大小変更調節可能とし、バッチ処理したい金種の硬貨のみ通過させ、その他の金種の硬貨は前記落とし孔に導いて排除することを考えられるが、このように構成したとしても、別の金種の硬貨をバッチ処理するには、前記排除したものを再度供給部に戻すという作業を必要とし、手間が掛かるのであった。
また、通常の計数選別作業を実行しながら、予め設定した特定の金種のコイン類についてのみ、バッチ処理する装置も従来は無かった。
本発明は、前記従来の技術的問題を解決し、通常の計数選別作業と、バッチ処理作業とが切替え可能であり、且つコンパクトで作業も簡単にできるコイン類の計数選別装置を提供することを目的とするものである。
発明の開示
本発明の第1の局面は、供給されたコイン類が上面に載るようにし、且つ手動もしくは駆動手段により回転する1つの回転盤と、該回転盤の外周からのコイン類の1つの取り入れ口を有して回転盤の外周に沿って配置されたほぼ円弧状のコイン類搬送経路と、コイン類搬送経路中に穿設され、搬送上流から搬送下流に行くに従って、直径の小さいコイン類から直径の大きいコイン類までを順次選別落下可能とする複数の選別孔と、前記各選別孔の下方に、選別されたコイン類を回収して収納するための、着脱可能な回収収納手段と、前記回転盤の外周上方に配置されて当該回転盤の回転に同期して回転し、前記コイン類搬送経路面に向かってコイン類を押圧しながら搬送する平面視円環状の搬送ベルトと、コイン類の前記取り入れ口と前記搬送方向の最も上流側の選別孔との間のコイン類搬送経路中に配置されてコイン類の通過数及び直径を判別するためのコイン類判別手段と、前記コイン類判別手段による計測結果を演算する制御手段と、前記通過したコイン類の種類ごとの数量及び全数量等の計数結果を表示する表示部とを備えたコイン類の計数選別装置において、前記回転盤上の全ての金種の前記通過するコイン類についての総合計や前記通過する金種毎の枚数または金額を計数する通常計数モードと、予め設定するコイン類の通過数または金額の計数設定値を変更可能で、且つ該計数設定値に到達すると前記選別孔へのコイン類の搬送を一時的に中断するバッチ処理モードとに切り替えるスイッチ手段を備え、前記制御手段は、前記スイッチ手段の切替えに応じて、前記通常計数モードまたはバッチ処理モードを実行する一方、前記回収収納手段は、前記各選別孔箇所毎の下方に配置された上面開放状の取付け箱と、この取付け箱の底板に下向きに連結した支持台と、前記取付け箱に配置され、前記選別孔と前記支持台上に着脱可能に支持された収納筒の上端とに連通する滑り台とにより構成され、前記収納筒は前記予め設定された計数設定値のコイン類を収納するように構成されているものである。
このように、本発明によれば、供給される多種類の混合コイン類が載るただ一つの回転盤の外周側に、取り入れ口を設け、ここから放出されたコイン類を搬送すべきコイン類搬送経路が円弧状に配置されていることと、その円弧部の上面にて平面状に回転する搬送ベルトが配置とにより、コイン類計数選別装置を従来のものに比べて平面視でも、高さ方向でも小型化できるという顕著な効果を奏する。また、前記回転盤及び搬送ベルトは1つで済むからその伝動機構も簡単になるという効果も奏する。
そして、通常計数モードにおける動作及び構成に加えて、バッチ処理モードにおいて、円弧状のコイン類搬送経路の上面に対峙して配置された円環状の搬送ベルトへの動力伝達を一時的に中断させるものであるから、従来のバッチ処理のための構成に比べて必要な部品点数が少なく、且つコイン類搬送経路より半径外側に余分の部品が必要ないので、コンパクトなコイン類の計数選別装置にすることができるという顕著な効果を奏する。
さらに、バッチ処理モードを実行すれば、予め設定された計数設定値に到達すると、それ以上のコイン類の収納回収手段への収納が阻止できるから、複数金種のコイン類を所定計数設定値毎に取り扱う作業が至極容易になるという効果も奏する。
さらにまた、前記回収収納手段は、前記各選別孔箇所毎の下方に配置された上面開放状の取付け箱と、この取付け箱の底板に下向きに連結した支持台と、前記取付け箱に配置され、前記選別孔と前記支持台上に着脱可能に支持された収納筒の上端とに連通する滑り台とにより構成され、前記収納筒は前記予め設定された計数設定値のコイン類を収納するように構成されているものであるから、収納筒の交換作業が容易になり、且つ金種のコイン類を所定の大きさの収納筒に収納する処理を迅速にできるという効果を奏する。
本発明の第2の局面は、前記回転盤をモータにより回転駆動させると共に、前記回転盤と、前記搬送ベルトとの間に動力伝達機構を配置し、前記制御手段は、前記バッチ処理モードにおいて、前記コイン類判別手段がコイン類の通過により計数設定値に到達したと検知したのちコイン類の所定距離移動後、前記回転盤及び搬送ベルトの回転を停止すべく、前記モータを停止させるように制御するものである。
このように構成すれば、モータの駆動及び停止という簡単な制御で、バッチ処理を実行できるから制御が至極簡単となるという効果を奏する。
本発明の第3の局面は、前記各コイン類の計数選別装置において、前記バッチ処理モードにおいては、複数種類のコイン類について、計数設定値が等しくなるように予め設定したものであるから、バッチ処理モータにおける制御が一層簡単になり、且つ全ての金種のコイン類を所定の大きさの収納回収手段に収納する処理を迅速にできるという効果を奏する。
本発明の第4の局面は、前記各コイン類の計数選別装置において、下ケースに回転盤及びコイン類搬送経路を備え、前記下ケースに対して開閉可能な上ケースには、前記搬送ベルトが取付けられた回転輪を、回転自在に装着し、前記回転輪の半径内側に回転盤へのコイン類投入口を形成し、前記回転輪には、下ケース側に配置した前記動力伝動機構にて回転駆動する動力伝達部を備えたものであるから、上ケースを開くことにより、回転輪と共に搬送ベルトをコイン類搬送経路上から大きく引き離すことが簡単にできて、コイン類搬送経路中に異物が嵌まり込んだ場合の除去作業が至極簡単になると共に、下ケースに対して上ケースを閉じるだけで、回転盤から回転輪への動力伝達も可能となるという効果を奏する。
図面の簡単な説明
図1は本発明に係るコイン類の計数選別装置の全体斜視図である。
図2はコイン類の計数選別装置の後部部分斜視図である。
図3は上ケースの平面図である。
図4は図3のIV−IV線矢視拡大一部切欠き断面図である。
図5は下ケースの平面図である。
図6は上仕切り板及び収納部の平面図である。
図7は図1のVII −VII 線矢視拡大一部切欠き側断面図である。
図8は図5の VIII −VIII線矢視拡大一部切欠き側断面図である。
図9は搬送ベルトの側断面図である。
図10(a)は回転輪の一部平面図、図10(b)は図10(a)のXb−Xb線矢視拡大断面図、図10(c)は図10(a)のXc−Xc線矢視拡大断面図である。
図11は取り入れ口及びコイン類判別手段の箇所の平面図である。
図12は図11のXII −XII 線矢視拡大断面図である。
図13は図12のXIII−XIII線矢視断面図である。
図14は検知孔の部分拡大平面図である。
図15は収納部の一部切欠き正面図である。
図16は収納部における取付け箱体及び滑り台の斜視図である。
図17は収納部における収納筒と支持台と中継筒の斜視図である。
図18は回転盤及び搬送ベルトを電動モータにより駆動する実施例の要部断面図である。
図19は操作部としての表示部やスイッチ類の配置部を示す図である。
図20は制御装置のブロック図である。
発明の実施の形態
本発明は、各種の変形例及び代替例にて実施可能であるが、図面には一例としてその特別な実施形態が示してあり、以下、本発明を具体化した実施形態について図面を参照しながら説明する。
しかしながら、これは本発明を特別の実施形態に限定することを意図するものではなく、本発明は特許請求の範囲に記載された本発明の精神及び範囲に属する全ての変形例及び代替例を包含するものであると理解すべきである。
図1〜7に示すごとく、本発明に係るコイン類計数判別装置1 における合成樹脂製の下ケース2と上ケース3とは、後端部の蝶番4の箇所にて開閉可能に連結されている。なお、下ケース2に対して上ケース3を着脱可能に装着しても良い。そして、下ケース2は図1に示すごとく複数本の支柱28aと円盤状の台28bとからなるスタンド28にて支持され、下ケース2の外周に対して着脱可能な後述する回収収納手段としての収納部19の出し入れに際して邪魔にならないように構成されている。
下ケース2の後面側には図2に示すように、乾電池等の携帯用電源を収納するための電池ボックスのための蓋5が開閉可能に装着され、また、商用のAC電源から所定の直流電源に変換するACアダプタの出力部を接続するコネクタ6を備える。上ケース3の上面後部には、後述するコイン類判別手段により検知された結果によりコイン類11の金種ごとの枚数、金額及び、計数されたコイン類全体の枚数及び金額等を表示するための液晶等の表示部7と表示切替スイッチ8a、電源スイッチ8b、スタート/ストップスイッチ8c、バッチ処理時の計数設定値の増減設定スイッチ8d,8e、クリアスイッチ8f等のスイッチ部9を備える。また、上ケース3のほぼ中央部位には、後述する回転盤10の上面に対してコイン類11を供給するための上下に貫通された、回転盤10の直径とほぼ等しい直径のコイン類投入口12が形成されている。
本実施形態では、計数し、選別すべきコイン類11は、EC通貨同盟によるユーロ硬貨(単位:ユーロ)であって、直径の小さい順に列挙すると、0.01ユーロ( 直径:16.25mm) 、0.02ユーロ( 直径:18.75mm) 、0.05ユーロ( 直径:21.25mm) 、0.10ユーロ( 直径:19.75mm) 、0.20ユーロ( 直径:22.25mm) 、0.50ユーロ( 直径:24.25mm) 、1ユーロ( 直径:23.25mm) 、2ユーロ( 直径:25.75mm) の8金種である。ちなみに、日本国の硬貨の場合は、直径の小さい順に列挙すると、1円、50円、5円、100円、10円、500円の6金種となる。コイン類11はゲーム機に使用する円板状の金属製のメダルであっても良い。
本発明のコイン類の計数選別装置1は、上面に多種類の金種の(異なる直径の)コイン類11を混合したものが載るようにし、且つ手動もしくは駆動手段により回転する回転盤10と、該回転盤10の外周からのコイン類の取り入れ口24を有して回転盤10の外周に沿って配置されたほぼ円弧状のコイン類搬送経路23と、コイン類搬送経路23中に穿設され、搬送上流から搬送下流に行くに従って、直径の小さいコイン類11から直径の大きいコイン類11までを順次選別落下可能とする複数の選別孔25と、前記回転盤10の外周上方に配置されて当該回転盤の回転に同期して回転し、前記コイン類搬送経路面23に向かってコイン類11を押圧しながら搬送する搬送ベルト30と、コイン類の取り入れ口24と前記搬送方向の最も上流側の選別孔25との間のコイン類搬送経路23中に配置されてコイン類の通過数及び直径を判別するためのコイン類判別手段31と、前記コイン類判別手段31による計測結果演算したり、後述するバッチ処理モード時の制御を実行するための制御手段としてのマイクロコンピュータ式等の電子式の制御装置65とを備え、該制御装置65にて計測された結果、即ち、前記通過したコイン類11の種類(金種)ごとの数量及び全数量等の計数結果等を前記表示部7にて表示するものである。
図1、図5、図7及び図8に示す本実施形態の回転盤10は手動により駆動するものであって、回転盤10の表面(上面)中央部から上向きに突出したボス部10aには支軸14を立設し、この支軸14の下部は、下ケース2における上面を仕切る上仕切り板13の中央部筒体13aに設けられた軸受15a,15bに回転自在に軸支され、また、回転盤10の下面外周寄り部位を、下ケース2における上仕切り板13の段部に配置された複数箇所の支持コロ16により水平回転可能に支持している。前記支軸14の上端には、ハンドル17をピンを介して起伏回動可能に連結されている。ハンドル17の握り部17aを上向きにした状態では(図1及び図8の状態参照)、オペレータが手で回すことができ、使用しないときには、握り部17aを下向きに折り畳んで、装置全体の高さを低くできるようにしている。
前記下ケース2の上仕切り板13には、平面視で略矩形状の大きい通過孔18を、円周に沿って一定間隔にて(実施形態では8箇所を例示)穿設し、その下方に落下して来るコイン類11を回収して収納するための収納部19を着脱可能に配置する。この収納部19は、図1、図7、図15〜図17に示すように、下ケース2の外周の空所2aに対して着脱自在に配置される合成樹脂製等の平面視略三角形状の取付け箱部20と、該取付け箱部20内に配置する滑り台21と、該滑り台21の下端の通孔筒21aの下端に連接する中継筒75と、前記取付け箱部20の底板20aに下向きに連結した支持台74とから構成されており、前記滑り台21の下端の支持板21bは取付け箱部20の底板20aにネジ76にて固定されている(図7及び図16参照)。前記支持台74の上端板74aから上向きに突出するボス77を底板20aから下向きに突設した支持筒78に嵌め入れた状態でネジ79止め固定する。
また、取付け箱部20の中央側に穿設した係止孔80に対しては、前記下ケース2もしくは上仕切り板13の中央部筒体13aから放射状に突出する弾性的な係合鉤片22が係合して(図17参照)、取付け箱部20が不用意に下ケース2から飛び出さないように構成されている。
前記支持台74における上端板74aの中央には、平面視円弧状の切欠き溝81を介して一対の円弧状の抱持爪82が形成されており、この一対の抱持爪82、82にて前記中継筒75の外周を弾性的に抱持する。中継筒75に収納筒73の上端部を嵌め入れた状態で、該収納筒73の下端を前記支持台74の下端板74bにて支持する。収納筒73はコイン類11を金種毎に一定枚数例えば50枚ずつ収納できるもので、合成樹脂製または紙製で底付きの筒体である。なお、紙製の収納筒73の場合、前記滑り台21における通孔筒21aの上端側から下に落とし込んで、中継筒75に支持されるように構成しても良い。前記収納筒73の少なくとも内径寸法は、従って外径寸法も同様に、コイン類11の金種毎の直径に合わせて形成されているが、取付け箱部20、滑り台21及び通孔筒21aは前記金種に拘らず共通(同一)寸法にて形成し、その代わり中継筒75の下端側の内径寸法を金種毎のコイン類11の直径に合致したものを準備することにより、その対応する直径の収納筒73に所定の金種のコイン類11をきっちりと積層させることができる。
前記上仕切り板13の上面には、前記回転盤10の外周からコイン類11が乗り移る取り入れ口24(図5参照)を有して、回転盤10の外周に沿って配置されるほぼ円弧状のコイン類搬送経路23と、該コイン類搬送経路23中に穿設され、搬送上流から搬送下流に行くに従って、直径の小さいコイン類11から直径の大きいコイン類までを順次選別落下可能とする複数(実施形態ではユーロ硬貨の8金種を選別するための8箇所を例示する)の選別孔25とを設ける。即ち、搬送の最上流側の選別孔25の幅寸法が最も小さく、搬送最下流側に配置する選別孔25の幅寸法が最も大きくなる。
この実施形態としては、コイン類搬送経路23の底板を構成するための耐摩耗性を有する金属板等の耐摩板26に平面視略矩形状の選別孔25を穿設し、前記上仕切り板13の上面に突出する平面視円弧状のリブ27は、コイン類搬送経路23の外周側壁を構成し、前記耐摩板26の上面に、前記回転盤10の外周より外側にてカシメ止めあるいはビス止めした平面視にて略円弧状の基準ガイド板29の外側縁29aは、コイン類搬送経路23の内周側壁を構成するものである。
そして、基準ガイド板29の厚さは、選別されるべきコイン類11の最小厚さより若干薄く形成され、実施形態では厚さ1mmとする。基準ガイド板29はその外側縁29a(コイン類搬送経路23の内周側壁に相当する)は、前記取り入れ口24側で回転盤10の外周縁に近く、搬送下流に行くに従って回転盤10の外周縁から離間する(遠ざかる)ように形成されている。
前記各選別孔25の内側辺部25a及び外側辺部25bは、前記基準ガイド板29の外側縁29aと平行状であり、基準ガイド板29の外側縁29aから前記外側辺部25bまでの距離が、その箇所[但し、最終位置(搬送最下流)のものを除く]で選別されるコイン類11の直径に等しくなるようにし、且つ基準ガイド板29の外側縁29aから前記内側辺部25aまでの距離は、選別及び通過するコイン類11の一側縁が外側縁29aに摺接した状態で載置されるように略1mm程度に設定されている。そして、搬送下流側のもの(選別孔25)程、基準ガイド板29の外側縁29aから前記外側辺部25bまでの距離を大きく設定する。例えば、搬送方向の最も上流側の選別孔25では、基準ガイド板29の外側縁29aから前記外側辺部25bまでの距離が、最も直径の小さい0.01ユーロ硬貨の直径より若干大きく且つそれより直径の大きい他のユーロ硬貨の直径より小さく設定し、基準ガイド板29の外側縁29aに摺接しながら搬送される硬貨(コイン類11)のうち、0.01ユーロ硬貨のみが前記最も上流側の選別孔25の前記外側辺部25b内に落ち込み、それより直径の大きい硬貨(コイン類11)は選別孔25上を通過するようになっている。
このようにして、搬送方向の最上流側の選別孔25から最下流側の選別孔25まで順に0.01ユーロ硬貨、0.02ユーロ硬貨、0.10ユーロ硬貨、0.05ユーロ硬貨、0.20ユーロ硬貨、1ユーロ硬貨、0.50ユーロ硬貨、2ユーロ硬貨の8金種がそれぞれの選別孔25に落ち込んで、それぞれの選別箇所の収納部19にて同一金種のコイン類を集めるように選別できるのである。
なお、最終位置(搬送最下流)の選別孔25より搬送下流側にコイン類11を搬送させないようにするため、最も大きい直径のコイン類11等が最終位置(搬送最下流)の選別孔25の箇所にて落下できるものであり、且つ収納部19内に収納させるものである。
前記上ケース3の下面側には、回転盤10の外周上方に配置された、平面視リング状(環状)の搬送ベルト30を回転自在に設け、この搬送ベルト30は前記回転盤10と同期して回転するものであり、且つ搬送ベルト30の下面の後述する鰭体37にてコイン類搬送経路23としての耐摩板26上面にコイン類11を押しつけながら、搬送下流に向かって選別すべきコイン類11を搬送させる。その実施形態としては、図3〜図5に示すように、合成樹脂製の回転輪33の内周側には、複数箇所(実施形態では6箇所)の水平ベアリング36が取付けられており、各水平ベアリング36が、上ケース3におけるコイン類投入口12の下部を構成する合成樹脂製の筒体34の外面に凹み形成されたリング状のレール部35に対して摺接し、回転輪33は脱落不能且つ回転自在に支持されている。
リング状(無端帯状)の搬送ベルト30は、その上端のリング状の嵌合溝部30aが前記回転輪33の下面のリング状の係合凸部33aに弾性的に嵌合されて脱落不能となっている(図4及び図10(a)参照)。そして、搬送ベルト30の下面には、その円周方向に沿って一定間隔にて多数の弾性的な鰭体37が下向きに突出形成されている。また、各鰭体37は図9に示すように、その下端に行くに従って、コイン類の搬送上流側に向かうように下向き後傾している。図9では、時計方向に回転させる場合の搬送ベルト30を示し、図9の左半分は、側面視で搬送ベルト30の外周側を見た図であり、図9の右半分は側面視で搬送ベルト30の内周側を見た図である。
さらに、コイン類搬送経路23(耐摩板26)上面にコイン類11が存在しない場合には、各鰭体37の下端面は耐摩板26に極めて接近しているが摺接しないし、基準ガイド板29にも摺接しない。他方、コイン類搬送経路23(耐摩板26)上面にコイン類11が存在する場合には、鰭体37の下端部が弾性的に変形して、耐摩板26の上面にコイン類11を押圧しながら搬送下流側に移動させることができるようになっている。
搬送ベルト30における各鰭体37のうち半径内側の下端角部は、前記回転盤10から取り入れ口24に放出されたコイン類11が耐摩板26との間で誘い込まれ易くなるように、アール状もしくは傾斜角状の切欠き部37aとなっている。
回転盤10及び前記搬送ベルト30を同期させて手動にて回転させる構成は、図8に示す動力伝達機構としての歯車伝動手段及び動力伝達部を介して実行する。即ち、前記回転盤10の外周のギヤの歯39に噛み合う第1中間ギヤ40は上仕切り板13に回転自在に軸支する。第1中間ギヤ40に噛み合う第2中間ギヤ41は、その下方に固定配置したアクチュエータとしての電磁ソレノイド83における上下進退動する支軸84に回転のみ自在に装着され、支軸84にに遊嵌したコイルバネ85により常時上向き付勢されている。そして、第2中間ギヤ41に噛み合う第3中間ギヤ42の支軸46を上仕切り板13の上面を覆うカバー体43上に突出させる。該カバー体43上の支軸46にワンウエイクラッチ44を介して伝動歯車45を取付けする。この伝動歯車45に前記回転輪33の外周に形成されたギヤの歯38を噛み合わせることにより、回転盤10と回転輪33ひいては搬送ベルト30を同期させて回転駆動させるのであり、前記ギヤ40から伝動歯車45までが動力伝達機構(歯車伝動手段)を構成するものであり、回転輪33の外周の歯38が動力伝達部を構成する。
そして、後述するバッチ処理モードにおける搬送ベルト30の一時的な駆動停止(中断)のための構成は、前記した電磁ソレノイド83のOFF時には、支軸84が突出状態であり、前記コイルバネ85により上向き付勢された第2中間ギヤ41が、前記第1中間ギヤ40及び第3中間ギヤ42と各々噛み合い、回転盤10側からの回転力を搬送ベルト30に伝達できる。他方、電磁ソレノイド83がONのときには、前記支軸84が後退(下降)状態となり、コイルバネ85の付勢力に抗して第1中間ギヤ40が下降し、前記第1中間ギヤ40及び第3中間ギヤ42との噛み合いが解除され、搬送ベルト30に動力伝達されない。
前記第3中間ギヤ42と一体的に回転する支軸46には上仕切り板13より下方においてロータリエンコーダ用の被検出用の歯車状円盤86を一体的に回転するように固着し、前記上仕切り板13の下方には、前記歯車状円盤86の歯車部を挟んでホトインタラプタ87を配置し、搬送ベルト30の移動量、ひいては後述のホトセンサ部52を通過したコイン類11の移動距離を演算するのに利用される。搬送ベルト30の移動量の検出のためには、その歯部38に対峙させて固定した非接触型の近接センサにより実行するようにしても良い。
図5において、ハンドル17を時計回り方向に回転させて、回転盤10を矢印A方向(時計回り方向)に回転させると、搬送ベルト30も同方向に回転する。このときの回転盤10外周の周速度と搬送ベルト30の周速度はほぼ等しいか、搬送ベルト30の周速度を若干低めに設定することが好ましい。搬送ベルト30の周速度を余り高くすると、当該搬送ベルト30にて捕捉したコイン類11に対する遠心力が大きくなって、搬送されるコイン類11が基準ガイド板29の外側縁29aから離れ易くなり選別誤差が発生し易くなるからである。
なお、前記取り入れ口24近傍等でコイン類11が詰まったときには、前記ハンドル17を反時計回り方向に回転させるが、前記ワンウエイクラッチ44の働きにより、搬送ベルト30は停止したままの状態を保持する。
そして、図5に示すように、平面視にて、前記コイン類搬送経路23の内周側壁を構成する基準ガイド板29の外側縁29aは、コイン類の取り入れ口24側で回転盤10の外周に近く、搬送下流側に行くに従って回転盤10の外周から離間するように滑らかに、凸湾曲形成されており、且つコイン類の取り入れ口24からコイン類判別手段31までの間にて、搬送ベルト30の内周に向かって接近するように基準ガイド板29を、平面視において、凸湾曲形状に形成するものである。
他方、前記平面視でリング状の搬送ベルト30は、コイン類搬送経路23の上方に配置され、コイン類の取り入れ口24側でコイン類搬送経路23の外周側壁47に近く、搬送下流側に行くに従って、前記基準ガイド板29の外側縁29aに近接するように配置されている。
従って、図5において時計回り方向に回転する回転盤10上のコイン類11が遠心力にて取り入れ口24方向に放出されると、同期して時計回り方向に回転する搬送ベルト30の鰭体37の内周側の下端にて、前記コイン類11が捕まり、その搬送ベルト30の回転につれて、鰭体37の下端側が搬送上流側に向かって一層傾斜するように、弾性的に変形しながらコイン類11を耐摩板26(コイン類搬送経路23)の上面に対して押圧しつつ連れ回りさせて搬送する。
この搬送されるコイン類11がコイン類判別手段31の箇所に到達するまでに、当該コイン類11の縁が基準ガイド板29の外側縁29aに押しつけられるようにして摺接しながら搬送下流側に移動するので、後述するように検知部位を設定しておけば、コイン類判別手段31の箇所では、前記外側縁29aからの距離にて、コイン類11の直径を検知することが正確に実行できるのである。
この場合、図示の実施形態では、搬送ベルト30と回転盤10とは同心状に配置されているが、回転盤10に対して搬送ベルト30を、平面視で、偏芯させて配置しても良い。
他方、コイン類搬送経路23の外周側壁47のうち、取り入れ口24からコイン類判別手段31が配置されている箇所までの間の導入ガイド壁47a(図5及び図11参照)と前記基準ガイド板29の外側縁29aとの対峙距離は、コイン類判別手段31に近づくに従って狭まるように形成することが好ましく、その対峙距離は選別すべきコイン類11のうちの最大直径に等しいか、若干大きい程度がより好ましい。このように構成すれば、万一、搬送ベルト30に捕捉された大径のコイン類11が、当該搬送ベルト11の外周側にはみ出しても、導入ガイド壁47aに沿って案内されたコイン類11は前記基準ガイド板29の外側縁29aに接近するように誘導され、コイン類11の直径の検知誤差を無くすることができる。
前記実施形態における鰭体37は回転輪33の半径方向に延びる偏平なものであったが、他の態様として、鰭体は、丸棒状や角棒状にしても良いし、回転輪33の平面視においてリング状であって、半径方向の厚さの薄い鰭体を前記同心状に複数列(2列乃至4列)下向きに突出するように形成しても良い。
また、前記回転輪33の下面には、前記取り入れ口24でのコイン類11を捌くためのゴム製等の補助弾性体49を下向き突設させる。その第1の実施形態は、図10(a)、図10(b)、図10(c)及び図11に示すごとく、前記搬送ベルト30の配置位置より内径側であって、基準ガイド板29における前記取り入れ口24側の突端部29bよりやや半径外周側を通過するように配置するもので、前記回転輪33の内周側に取付け孔部50を上下に貫通するように形成し、該取付け孔部50の上部側には、下方から差し込んだ棒状の弾性を有するゴム製の補助弾性体49の上部を抜け不能にする係合突起部50a,50bを備えている。
また、前記補助弾性体49の下端面は、コイン類11の厚さより薄い厚さの基準ガイド板29上面に摺接しないような高さに保持され(図12参照)、且つ、前記取り入れ口24側で、基準ガイド板29における前記突端部29bに衝突して回転盤10の半径外側方向にも半径内側方向にも移動しないように不動になったコイン類11の上面を、前記回転輪33の回転と共に移動する前記補助弾性体49の下端面にて摺接して、当該コイン類11をなるべく前記半径外側方向に弾くように捌くものである。実施形態では回転輪33の直径方向(中心角度略180度)の位置に合計2箇所設置している。
コイン類判別手段31は、前記コイン類搬送経路23のうち、コイン類の取り入れ口24から搬送最上流位置の選別孔25(最小のコイン類11の選別孔25の箇所)までの間に配置されている。コイン類判別手段31は、計数すべきコイン類11の通過数を検知するための磁気センサ51と、コイン類11の直径を検知するための光ファイバーからなる光伝送ケーブル53を備えたフォトセンサ部52とを備える。磁気センサ51ではコイン類11が銅、黄銅、白銅、アルミ、ニッケル、鋼等の金属製の場合、検知できるものである。磁気センサ51は基準ガイド板29の外側縁29aに近い位置の下ケースの上仕切り板13の取付け孔54に下方から脱落不能に取付けられ、耐摩板26に穿設された孔55に臨ませる(図12参照)。
フォトセンサ部52における赤外線の発光部56は、前記耐摩板26に穿設されたコイン類11の搬送方向と直角方向に細長い透孔57の下方にてその透孔57の長手方向に沿うように略一列状に配置されて上向きに光照射する赤外線の発光ダイオード等の発光素子58にて構成されている。他方、フォトセンサ部52における受光部60は、前記耐摩板26を挟んで前記透孔57と対峙するように固定されたセンサ部ケース59に穿設された複数個(実施形態では7個を例示)の検知孔61a〜61gと、この検知孔61から離れた位置のセンサ部ケース59に固定された前記検知孔61の数に対応する数の受光素子62a〜62gと、その間を連絡するための対応する数の光伝送ケーブル53とからなる。各光伝送ケーブル53の一端(入光端)は前記検知孔61a〜61gに差し込んで固定され、各光伝送ケーブル53の他端(出光端)は前記受光素子62a〜62gの受光部に対峙して穿設された孔63に差し込んで固定されている。そして、前記センサ部ケース59の上側をカバー板64に覆い、前記検知孔61a〜61g、各光伝送ケーブル53及び各孔63に上(外部)からの不必要な光が入らないようにするのである。
磁気センサ51の箇所を金属製のコイン類11が通過するとき、パルス状(略矩形状)の検知信号を出す。それとほぼ同時にコイン類11の直径に応じて前記受光素子62a〜62gの箇所を通過することより、直径判別のためのパルス状(略矩形状)の直径信号を出す。これらの信号は、インターフェイス(図示せず)を介して、マイクロコンピュータ等の電子制御の制御装置65(図20参照)であるCPU66に入力されて、CPU66にて各金種毎のコイン類11の通過数及び通過したコイン類11の総数を演算すると共に、RAM(随時読み書き可能メモリ)にてこれらの計測結果(計数した各金種毎のコイン類11の枚数と小計(金額)、並びに計数したコイン類の総枚数及び総計(総金額))を記憶し、前記表示切替スイッチ8aの操作にて対応する数値を表示部7に表示させることができる。なお、ROM(読み出し専用メモリ)は上記の制御アルゴリズムや、後述のバッチ処理モード、特定金種バッチ処理モードの制御プログラムを記憶させておくものである。制御部65は下ケース2もしくは上ケース3の適宜箇所に収納する。
前記検知孔61a〜61gの配置位置は、図14に示すごとく、検知すべきコイン類11の直径の小さいものから順次検知できるように配置されている。即ち、通過するコイン類11が磁気センサ51にて感知(検知)されたときは、最小の直径(=16.25mm )である0.01ユーロと判断する。同様にして、磁気センサ51にて検知し、且つ検知孔61aにてコイン類11の通過を検知すれば、0.02ユーロ( 直径:18.75mm) と判断する。そして、磁気センサ51にて検知し、且つ検知孔61a及び61bにてコイン類11の通過を検知すれば、0.10ユーロ( 直径:19.75mm) と判断する。以下同様にして、磁気センサ51の検知に加えて、検知孔61a、61b及び61cにより検知した場合は0.05ユーロ( 直径:21.25mm) 、検知孔61a、61b、61c及び61dの検知では0.20ユーロ( 直径:22.25mm) 、検知孔61a、61b、61c、61d及び61eの検知では1ユーロ( 直径:23.25mm) 、検知孔61a、61b、61c、61d、61e及び61fの検知では0.50ユーロ( 直径:24.25mm) 、検知孔61a、61b、61c、61d、61e、61f及び61gの検知では2ユーロ( 直径:25.75mm) と判断するのである。
なお、上述のように、直径の違いが1.0mmd乃至1.5mm 程度の段階的なものであって、硬貨のように、各金種毎の直径の製作誤差が微小であるものを判別する場合には、各検知孔61の直径を小さくすることにより多段階の判別が正確できる。また、その各検知孔61から離れた箇所に受光素子62を配置し、その間を光伝送ケーブル53(実施形態では、直径0.5mm の 1本の光フアィバーからなるが、より小さい直径の光フアィバーの束により構成しても良い)にて信号伝達することにより、受光素子62自体を超小型にする必要がなく、汎用部品を使用できて製造コストを低減できる。この場合の受光素子62は光導電素子、ホトダイオードD、ホトトランジスタ、ホトサイリスタ等を使用することができる。また、センサ部ケース59に前記所定数の検知孔61と受光素子62とを予め組み込むことにより、製作精度、ひいては検知精度を向上させつつ製造コストを低減させることがてきるという効果を奏する。
他の実施形態として、コイン類の直径を検知するための光センサ(受光素子)として、ライン型撮像素子(CCD(直線型画素素子))や、太陽電池等の光電変換素子を使用することもできる。
前記下ケース2の前端から上向きに突出させたロック片71は、上ケース3の前端の係合孔72に対して係脱でき、上下ケース2,3を閉じた状態に保持できるものである(図1、図3及び図5参照)。
なお、回転盤10を動力にて回転駆動する場合には、図18に示すように、回転盤10のハンドル17を除去する一方、回転盤10の下面側に形成された外周歯車の歯39に噛合う第1中間歯車40が固定された支軸90の下端を下ケース2の下面に固定するブラケット92に回転可能に軸支し、該支軸90と一体的に回転する伝動歯車91は、電動モータ88のピニオン歯車93に噛み合わせる。また、電動モータ88には、その回転数を検知できるロータリエンコーダ89が内蔵されている。その他の第1中間歯車40から搬送ベルト30への伝動機構は手動の場合と略同じであるので同じ符号を付して詳細説明は省略する。なお、ロータリエンコーダ89を電動モータ88と一体的に設ける代わりに、手動の場合と同じく第3中間ギヤ42の支軸46と一体的に回転する歯車状円盤とホトインタラプタ87とにより構成しても良い。
次に、本発明にかかる計測モード(通常計数モードとバッチ処理モードと特定金種バッチ処理モード)の切替えと、その各モードにおける計数制御の態様について詳述する。図19は上述した表示部7及びスイッチ部9の詳細図であり、図20は制御装置65の機能ブロック図である。CPU66には、入力インターフェイスを介して入力手段としての電源スイッチ8b、表示切替スイッチ8a、スタート/ストップスイッチ8c、バッチ処理時の計数設定値の増設定(+S)スイッチ8d、減設定(−S)スイッチ8e、クリアスイッチ8f、受光素子62a〜62g、磁気センサ51及びホトインタラプタ87、特定金種バッチ処理スイッチ95が接続されている。また、出力インターフェイスを介してCPU66には、出力手段としてのLED表示部7、金種の種類(実施例では0.01〜2 ユーロまでの8金種)を示す金種表示部7a、発光素子58a〜58gと、手動により回転盤10を回動するときには、後述するように、前記ホトインタラプタ87にてタイミングを検知してバッチ処理モード時のコイン類の搬送を一時中断するための作動手段である電磁ソレノイド83が接続されている。なお、電動モータ88により回転盤10を回動するときには、バッチ処理モード時または特定金種バッチ処理モード時における所定のコイン類の搬送を一時中断するときには、ロータリエンコーダ89によりタイミングを検知して電動モータ88を停止させるものである。
次にメインのフローを説明すると、まず、スイッチ部9における電源スイッチ8bを押下するごとに、ONとOFFとに交互に動作する。電源スイッチ8bののみのONでは、通常計数モードとなる。通常計数モードでは、回転盤10上の混合した金種のコイン類11の総合計(金額)や金種毎の枚数または金額を計測できるモードである。電源スイッチ8bと表示切替スイッチ8aとを同時に、適宜秒数間(実施例では1秒)押下すると、全ての金種のコイン類について所定の枚数のものが選別孔25を通過すると、それ以上はコイン類搬送経路23上でコイン類11を搬送するのを一時中断する処理であるバッチ処理モードとなる。
なお、電源スイッチ8bのONの状態で、特定金種バッチ処理スイッチ95が押下されると、後述の特定金種バッチ処理モードとなる。
通常計数モードにセットされた最初の段階では、表示部7は零表示である。この状態で、または予め、コイン類投入口12から計数すべき金種の混合したコイン類11を入れ、手動の場合は前記ハンドル17を回して上述のようにして金種毎に収納部19に入れる。なお、通常計数の場合には、前記滑り台21等の備えていない平面視三角状の収納箱に回収収納するものとする。そして、全てのコイン類11が計測された後に、表示切替スイッチ8aを押下する毎に前記計数された値を金種と枚数とに表示が切り替わるように設定するものである。例えば、金種に設定されると、図19の上のLEDランプ90が点灯し、枚数に設定されると、図19の下のLEDランプ91が点灯する。そして、+Sスイッチ8dを押下する毎に、金種表示部7aで0.01ユーロ→2ユーロの8箇所のうち1つずつ、及び総合計が順次指定され、その箇所の金額または枚数に対する計数結果が表示部7に表示される。クリアスイッチ8fを押下すると、計数結果(記憶値)が初期化される。
バッチ処理モードになると、予め設定するコイン類11が前記検出部(検知孔部61及び磁気センサ51の配置箇所)を通過する通過数(または金額)の計数設定値が初期設定されている。実施例では、枚数であり、全ての金種(実施例では、0.01ユーロ→2ユーロの8金種)について一律に同じ値とし、初期値は50枚とし、前記表示部7に「50」と表示される。この計数設定値を変更するには、前記バッチ処理時の計数設定値の増設定(+S)スイッチ8dを押下するごとに所定値に増大し、減設定(−S)スイッチ8eを押下するごとに所定値に減少する。所定値とは、実施例におて20、25、30、40、50、100、500、1000である。ここで、クリアスイッチ8fを押下すると、初期値に戻る。
次いで、この状態で、または予め、コイン類投入口12から計数すべき金種の混合したコイン類11を入れ、手動の場合は前記ハンドル17を回して上述のようにして金種毎に、前記検出部(検知孔部61及び磁気センサ51の配置箇所)を通過する通過数を計測する。各金種のコイン類11は所定の選別孔25の箇所で落下し、収納部19の滑り台21で受け止められ、滑り落ちて、通孔筒21a及び中継筒75を介して収納筒73に積層状に収納される。
そして、任意の金種のコイン類11が前記計数設定値に到達したとき、対応する所定のバッチ処理信号がCPU66に入力される。このバッチ処理信号をトリガーとして、前記歯車状回転盤86の歯数を検知するホトインタラプタ87にて、前記検出部から所定の(前記計数設定値に到達した)金種のコイン類11が進行する距離を演算する。前記検出部からその金種のコイン類11が選別される選別孔25の搬送方向の中央位置(落下位置)までの距離に等しくなると、電磁ソレノイド83がONし、第2中間ギヤ41が、図8の二点鎖線に示すように、下降して、第1中間ギヤ40及び第3中間ギヤ42との噛み合いが解除される。これにより、計数設定値に到達した金種のコイン類11は、所定の選別孔25の箇所で落下し、前記収納筒73に積層状に収納回収される。例えば、直径が小さい順に0.01ユーロ硬貨と0.10ユーロ硬貨と0.05ユーロ硬貨とが、前記検出部の箇所を通過したとき、前記の順番で計数設定値に到達したとすると、0.01ユーロ硬貨用の選別孔25が前記検出部に最も近い位置にあるから、0.01ユーロ硬貨が所定の選別孔25の搬送方向の略中央部に来ると、この硬貨は落下する一方、前記バッチ処理信号に応じて前記電磁ソレノイド83がONするから、搬送ベルト30によるコイン類11の搬送動作が一時中断され、後続する0.10ユーロ硬貨と0.05ユーロ硬貨はコイン類搬送経路23中で進行が停止される。作業者はハンドル17を回しても回転盤10が回転するのみで搬送ベルト30が停止している状態が認識できるから、前記計数設定値に到達した0.01ユーロ硬貨用の収納筒73を除去して、空の収納筒73を中継筒75の下に再度セットする。
そして、再度スタート・ストップスイッチ8cを押下すると、電磁ソレノイド83はOFFに切り替わり、第2中間ギヤ41が図8の実線状態に復帰して搬送ベルト30への動力伝達が可能となる。そこで、ハンドル17を再度回し、次に0.10ユーロ硬貨が所定の選別孔25の所定の箇所(落下位置)に来たことをバッチ処理信号にて検知し、電磁ソレノイド83がONし、前記搬送ベルト30への動力伝達が中断され、この0.10ユーロ硬貨は所定の収納筒73に収納されるから、前記と同様に空の収納筒73と入れ替えるというようにして、全ての金種のコイン類11を所定の計数設定値毎にバッチ処理できるのである。なお、このようなバッチ処理は、前記検出部を通過するコイン類の直径がその搬送順に大小まちまちであっても処理できることは、上記の説明から容易に理解できるであろう。また、所定量だけ収納する収納筒73に代えて、通常の三角箱状の箱体の収納部にてバッチ処理された枚数のコイン類11を受けるようにしても良い。
駆動モータ88により回転盤10と搬送ベルト30とを同期して回転駆動する態様においては、前記バッチ処理信号が検知されたのち、前記所定の選別孔25間での所定の金種のコイン類11の進行距離はロータリエンコーダ89にて検知し、CPU66にて演算し、所定のタイミングにて駆動モータ88を一時停止させるように制御すれば良いのである。
次に、特定金種バッチ処理モードについて説明する。このモードでは、金種が異なるコイン類11を混合して回転盤10に供給し、予め特定した金種のコイン類11のみをバッチ処理すると共に、その他の金種のコイン類11については通常の計数・選別作業を実行するものである。バッチ処理すべき1つの金種を特定(設定)する方法は、例えば、前記特定金種バッチ処理モードに切り替えた後、なにも入れて入れていない状態のコイン類計数選別装置1に、バッチ処理したい金種のコイン類11を1枚だけ供給して、手動または駆動モータ88により、回転盤10を回転させて、前記検出部でその金種を判別させ、この信号をRAM69に記憶させて、特定金種を特定(決定)するのである。なお、この実施例に代えて、図示しないが、金種特定スイッチを選択的に押下して、1乃至3程度の複数の金種を特定(決定)しても良い。計数設定値を設定、変更する方法、手段は前記バッチ処理モードにおけると同様であるので詳細説明は省略する。
次いで、金種の混合したコイン類11をコイン類投入口12から回転盤10上に供給し、手動または駆動モータ88により、回転盤10を回転させて、前記検出部でその金種を判別させながら、コイン類搬送経路23に沿って搬送し、各選別孔25の箇所で対応する金種のコイン類11を選別し、その下方の収納部19に回収する。前記検出部における金種毎の通過枚数をCPU66にて演算し、記憶するのは、通常計数モードの場合と同じである。そして、前記特定金種のコイン類11については、所定の計数設定値に到達すると、対応する選別孔25の中央部位までの距離(または対応する時間)だけ搬送ベルト30によるコイン類11の搬送を許容し、前記特定金種のコイン類11が収納部19に落下した時点で、当該搬送ベルト30への動力伝達が前述のようにして遮断されるから、前記バッチ処理モード時と同様にして収納筒73を交換すれば良い。なお、前記特定金種以外のコイン類11を回収収納する収納部19は、通常の三角箱状の箱体にすれば良い。このように、特定金種バッチ処理モードでは、多数の金種のコイン類11について通常の計数選別作業を実行しながら、特定の金種のコイン類11については予め設定された計数設定値(枚数または金額)のコイン類11が所定の収納部19に溜まると、コイン類11の搬送を一時中断するので、コイン類の管理が一層便利になるのである。
なお、通常計数モード、バッチ処理モード及び特定金種バッチ処理モードのいずれにおいても、スタート・ストップスイッチ8cの交互の押下により、電動モータ88の駆動・停止が交互に実行できる。
なお、前記通常計数モードの実行により、同種類の金種のコイン類を一旦集め、この同種のコイン類11をバッチ処理モードにて処理することも可能である。

Claims (4)

  1. 供給されたコイン類が上面に載るようにし、且つ手動もしくは駆動手段により回転する1つの回転盤と、
    該回転盤の外周からのコイン類の1つの取り入れ口を有して回転盤の外周に沿って配置されたほぼ円弧状のコイン類搬送経路と、
    コイン類搬送経路中に穿設され、搬送上流から搬送下流に行くに従って、直径の小さいコイン類から直径の大きいコイン類までを順次選別落下可能とする複数の選別孔と、
    前記各選別孔の下方に、選別されたコイン類を回収して収納するための、着脱可能な回収収納手段と、
    前記回転盤の外周上方に配置されて当該回転盤の回転に同期して回転し、前記コイン類搬送経路面に向かってコイン類を押圧しながら搬送する平面視円環状の搬送ベルトと、
    コイン類の前記取り入れ口と前記搬送方向の最も上流側の選別孔との間のコイン類搬送経路中に配置されてコイン類の通過数及び直径を判別するためのコイン類判別手段と、
    前記コイン類判別手段による計測結果を演算する制御手段と、
    前記通過したコイン類の種類ごとの数量及び全数量等の計数結果を表示する表示部とを備えたコイン類の計数選別装置において、
    前記回転盤上の全ての金種の前記通過するコイン類についての総合計や前記通過する金種毎の枚数または金額を計数する通常計数モードと、予め設定するコイン類の通過数または金額の計数設定値を変更可能で、且つ該計数設定値に到達すると前記選別孔へのコイン類の搬送を一時的に中断するバッチ処理モードとに切り替えるスイッチ手段を備え、
    前記制御手段は、前記スイッチ手段の切替えに応じて、前記通常計数モードまたはバッチ処理モードを実行する一方、
    前記回収収納手段は、前記各選別孔箇所毎の下方に配置された上面開放状の取付け箱と、この取付け箱の底板に下向きに連結した支持台と、前記取付け箱に配置され、前記選別孔と前記支持台上に着脱可能に支持された収納筒の上端とに連通する滑り台とにより構成され、前記収納筒は前記予め設定された計数設定値のコイン類を収納するように構成されていることを特徴とするコイン類の計数選別装置。
  2. 前記回転盤をモータにより回転駆動させると共に、前記回転盤と、前記搬送ベルトとの間に動力伝達機構を配置し、前記制御手段は、前記バッチ処理モードにおいて、前記コイン類判別手段がコイン類の通過により計数設定値に到達したと検知したのちコイン類の所定距離移動後、前記回転盤及び搬送ベルトの回転を停止すべく、前記モータを停止させるように制御することを特徴とする請求項1に記載のコイン類の計数選別装置。
  3. 前記バッチ処理モードにおいては、複数種類のコイン類について、計数設定値が等しくなるように予め設定することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のコイン類の計数選別装置。
  4. 下ケースに回転盤及びコイン類搬送経路を備え、前記下ケースに対して開閉可能な上ケースには、前記搬送ベルトが取付けられた回転輪を、回転自在に装着し、前記回転輪の半径内側に回転盤へのコイン類投入口を形成し、前記回転輪には、下ケース側に配置した前記動力伝達機構にて回転駆動する動力伝達部を備え、さらに、前記下ケースに対して前記取付け箱を着脱可能に装着したことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のコイン類の計数選別装置。
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