JP3862836B2 - 耐疵付き性に優れた鏡面仕上げ複相組織ステンレス鋼板及びその製造方法 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、光沢度の高い鏡面が要求される各種分野で使用される鏡面仕上げステンレス鋼板及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
美麗さの指向が高まりつつある最近では、意匠性に優れた鏡面仕上げステンレス鋼が一般建材,内装材,外装材,装飾鏡等に使用されている。鏡関連用途で従来から使用されているガラスを主体にしたものでは、衝撃によって破損し易く、破損による負傷の原因にもなることから、鏡面仕上げステンレス鋼をガラスに替わる鏡類として使用することが広まっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
鏡類に使用される金属材料としては、耐発銹性に優れたオーステナイト系ステンレス鋼が知られている。しかし、従来のオーステナイト系鏡面仕上げステンレス鋼は、表面硬さがHV200以下と軟質であるため、清掃や取扱いの際に疵がつき易く、疵付きによって美観が著しく損なわれる。
本発明は、このような問題を解消すべく案出されたものであり、光沢度を高める鏡面研磨を高強度複相組織ステンレス鋼に施すことにより、長期間使用しても疵や割れが発生し難く、しかも高強度化による軽量化が可能な鏡面仕上げ製品を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明の鏡面仕上げ複相組織ステンレス鋼板は、その目的を達成するため、Cを0.01〜0.15質量%,Siを0.60質量%以下,Crを10.0〜20.0質量%,Nを0.005〜0.15質量%,Ni,Mn,Cuの1種又は2種以上を合計で0.3〜5.0質量%,Moを0.05〜1.0質量%,Alを0.005〜0.20質量%,さらに必要に応じてBを0.001〜0.05質量%含み、残部がFe及び不可避的不純物の組成で、フェライトとマルテンサイトとの混合組織をもち、硬さがHV330以上,鏡面光沢度がGs(20°)=1200〜1300であることを特徴とする。
この鏡面仕上げ複相組織ステンレス鋼板は、前掲した組成をもつ冷延鋼帯を連続焼鈍炉に導入し、フェライト+オーステナイトの二相域となる950〜1100℃の温度域に加熱した後、冷却する仕上げ熱処理を施すことにより製造される。
【0005】
【実施の形態】
従来から鏡類に使用されているオーステナイトステンレス鋼は、焼鈍組織になっているため軟質であり、清掃時や取扱い時等に疵が発生し易く、美観が損なわれる。これに対し、本発明のステンレス鋼は、軟質のフェライト相と硬質のマルテンサイト相からなる微細混合組織をもっているため両者の長所が活かされ、鏡面仕上げ後の光沢度が優れていると共に、適度な加工性及び強度を兼ね備えており、オーステナイト系に比較して耐疵付き性が良好である。また、微細混合組織であることから、たとえばカーブミラーのように曲率をもつ鏡面にあっては、塑性加工後の表面肌荒れが小さく、研磨負荷の増大も小さくなる。
【0006】
以下、本発明が対象とするステンレス鋼に含まれる合金成分,含有量等を説明する。
C:0.01〜0.15質量%
強力なオーステナイト生成元素であると共に、マルテンサイト強化能が大きいことから、950℃以上の温度に熱処理を施した後のマルテンサイト量を調整でき、強度の制御及び高強度化に有効に作用する。これらの作用は、0.01質量%以上のC含有で顕著になる。しかし、0.15質量%を超える多量のCが含まれると、熱間圧延中にマルテンサイトが過剰に生成し、熱間加工性を低下させる。また、C含有量の増加に伴って熱処理後に多量の炭化物が生成するようになり、耐食性や靭性が低下する。
【0007】
Cr:10.0〜20.0質量%
ステンレス鋼としての耐食性を維持する上で、少なくとも10.0質量%以上のCrを含ませる必要がある。しかし、20.0質量%を超える過剰のCrが含まれると、靭性が低下する。過剰なCr含有は、マルテンサイト相の生成による高強度化を図るために必要なC,Ni,Mn,Cu,N等のオーステナイト生成元素の添加量を多くし、鋼材のコストを上昇させる原因ともなる。
【0008】
Ni,Mn,Cu:1種又は2種以上を合計で0.3〜5.0質量%
何れもオーステナイト生成元素として作用し、高温でフェライト+オーステナイトの組織を得るために必要な合金元素である。高温におけるフェライト+オーステナイトの組織は冷却後の常温でフェライト+マルテンサイトの混合組織になるが、Ni,Mn及び/又はCuの含有量増加に応じてマルテンサイト量が多くなり、硬さ(強度)が上昇する。このような作用は、Ni,Mn,Cuの1種又は2種以上を合計で0.3質量%以上含ませたときに顕著になる。
しかし、5.0質量%を超える過剰なNi,Mn及び/又はCuを含有させると、高温でのオーステナイト量が多くなりすぎ、熱間加工性が低下する。
【0009】
本発明が対象とするステンレス鋼は、以上の合金成分の外に、必要強度を低下させない範囲で耐食性を一層向上させるために0.05〜1.0質量%のMo,耐酸化性の向上に有効な0.01〜0.20質量%のYやREM(希土類金属),強度の向上に有効な0.005〜0.15質量%のN,靭性の向上に有効な0.001〜0.05質量%のB,耐酸化性の向上に有効な0.005〜0.20質量%のV,脱酸に有効な0.005〜0.20質量%のAl等を含むことができる。
【0010】
本発明では、ステンレス鋼に含まれる各種合金成分の含有量を以上のように規制すると共に、高温でフェライト+オーステナイトの2相,常温でフェライト+マルテンサイトの複相組織が得られるように各合金成分を相互に調整している。常温で得られる複相組織としては、実質的に約15〜35体積%の軟質微細なフェライト相及び約65〜85体積%の硬質微細なマルテンサイト相からなる組織が好ましい。
【0011】
このように合金設計されたステンレス鋼を常法に従って溶製した後、熱延,焼鈍,酸洗,冷延の各工程を経て冷延鋼帯を製造する。得られた冷延鋼帯を連続焼鈍炉に導入し、950〜1100℃の温度域に加熱する仕上げ熱処理を施す。950〜1100℃の温度域は、仕上げ熱処理時の材料温度について本発明者等が種々調査・研究した結果見い出されたものであり、高強度化に有効なマルテンサイト量を適正に確保する上で重要な要件である。950℃に達しない加熱温度では、オーステナイト相にCが十分に固溶しきれず、一部のCが炭化物としてマトリックスに残存する。残存炭化物は、研磨仕上げ後の耐疵付き性に悪影響を及ぼす。しかし、1100℃を超える高温に加熱すると、材質が軟化すると共に、仕上げ熱処理時に過剰の熱源を消費することから製造コストの上昇を招く。
【0012】
ステンレス鋼は、950〜1100℃の温度域に加熱された後、オーステナイト相からマルテンサイト相への変態に十分な冷却速度、具体的には5〜1000度/秒の範囲の冷却速度で冷却される。この仕上げ熱処理によって、フェライト相約15〜35体積%及びマルテンサイト相約65〜85体積%からなる微細混合組織が得られ、表面硬さがHV330以上で耐疵付き性に優れ、強度が高く、しかも光沢度Gs(20°)=1200〜1300をもつ鏡類用材料となる。
仕上げ熱処理されたステンレス鋼は、粗研磨仕上げ,中仕上げ研磨,最終鏡面研磨仕上げが施され、鏡面をもつ製品となる。このようにして得られた製品は、ガラス製の鏡のような衝撃による破損がないため、破損による負傷等のトラブルが防止される。また、表面硬度が高いことから、清掃時や取扱い時等に発生しがちな表面疵も軽減される。したがって、自動車,二輪車,各種車両等の交通運輸関連や航空機関連、住宅,ビル,店舗,道路付帯設備等の建築・土木関連、光学,医療等の化学機器関連、機械,電気,電子等の各種機器関連、一般家庭用器具、事務機器関連等の広範な分野に適した鏡面材となる。
【0013】
【実施例】
実施例1:
表1に示した組成をもつステンレス鋼A〜Cを溶製し、熱間圧延により板厚4.5mmの熱延鋼帯にした。次いで、熱延鋼帯に780℃×均熱6時間→炉冷の熱延板焼鈍を施し、板厚1.0mmに冷間圧延した。得られた冷延鋼板を連続焼鈍炉に導入し、仕上げ熱処理として1000℃に1分間加熱後急冷する連続複相化処理を施し、フェライト+マルテンサイトの複相組織をもつステンレス鋼帯を製造した。
【0014】
【0015】
各複相組織ステンレス鋼帯から試験片を切り出し、粗研磨→中研磨→最終研磨を施した。粗研磨では#320粗研磨仕上げ、中研磨では#600中仕上げ研磨、最終研磨では表2に示す各種研磨条件で鏡面研磨を施した。鏡面研磨した各試験片について、JIS Z8741の鏡面光沢度測定法に準拠して光沢度を測定した。
測定結果を示す表2から明らかなように、砥石研磨1回の鏡面光沢度がGs(20°)=1245,砥石研磨3回,バフ研磨3回を施した試験片ではGs(20°)=1257の鏡面光沢度であった。このことから、何れのステンレス鋼板も、高い光沢度が要求される鏡面製品として十分使用できることが判った。
【0016】
【0017】
実施例2:
表3に示した組成をもつ各種ステンレス鋼を溶製し、スラブに連続鋳造した後、板厚4.5mmの熱延鋼帯とし、実施例1と同様にして板厚1.0mmの冷延鋼帯を製造した。鋼種1〜5は、本発明に従って温度960〜1050℃の仕上げ熱処理を施した鏡面仕上げステンレス鋼板である。鋼種a,bは従来から鏡面仕上げステンレス鋼として使用されているSUS304に相当し、鋼種c,dは同じくSUS430に相当する。また、熱処理温度による影響を調査するため、鋼種1の組成をもつステンレス鋼板に850〜920℃及び1150℃の仕上げ熱処理を施した。
【0018】
【0019】
各鏡面仕上げステンレス鋼板について、実施例1と同様に鏡面光沢度を測定すると共に、表面硬さを測定した。また、摺動試験機を用いて100gの重りを載せて10往復させる試験をした後、表面疵発生の有無を調査した。調査結果を表4及び図1に示す。表4では、鋼種a〜dについても同様に調査した結果を従来例として示す。
表4及び図1から明らかなように、960〜1050℃の温度域で仕上げ熱処理を施した後で鏡面仕上げした本発明のステンレス鋼板は、何れもHV340以上の高い表面硬さをもち、摺動試験後に表面疵が検出されなかった。鏡面光沢度もGs(20°)=1245〜1257の高い値を示し、良好な表面状態をもつ鏡面材であった。
これに対し、本発明で規定した組成をもつ鋼種であっても、950℃未満の温度で仕上げ熱処理した比較例20〜23では、本発明例に比較して表面硬さが低く、炭化物起因とみられる疵が摺動試験後の試験片表面に観察された。逆に1100℃を超える温度で仕上げ熱処理した比較例24も、材質の軟化に由来して表面硬さが低く、摺動試験後に表面疵の発生が観察された。従来から鏡面材として使用されているオーステナイト系ステンレス鋼板を用いた従来例25〜28も、同様に表面硬さが低く、摺動試験後に表面疵の発生が観察された。
【0020】
【0021】
【発明の効果】
以上に説明したように、本発明の複相組織ステンレス鋼板は、フェライト+マルテンサイトの混合組織をもっていることからHV330以上の高い表面硬さを示し、表面疵の付き難い各種鏡面製品として使用される。また、鏡面仕上げした複相組織ステンレス鋼板は、SUS304に代表されるオーステナイト系ステンレス鋼板やSUS430に代表されるフェライト系ステンレス鋼板では表面疵が発生し難いために使用不可能であった分野においても鏡面材として使用される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 表面硬さ及び摺動試験後の表面疵発生の有無に及ぼす熱処理温度の影響を表したグラフ
Claims (3)
- Cを0.01〜0.15質量%,Siを0.60質量%以下,Crを10.0〜20.0質量%,Nを0.005〜0.15質量%,Ni,Mn,Cuの1種又は2種以上を合計で0.3〜5.0質量%,Moを0.05〜1.0質量%,Alを0.005〜0.20質量%含み、残部がFe及び不可避的不純物の組成で、フェライトとマルテンサイトとの混合組織をもち、硬さがHV330以上,鏡面光沢度がGs(20°)=1200〜1300である耐疵付き性に優れた鏡面仕上げ複相組織ステンレス鋼板。
- Cを0.01〜0.15質量%,Siを0.60質量%以下,Crを10.0〜20.0質量%,Nを0.005〜0.15質量%,Ni,Mn,Cuの1種又は2種以上を合計で0.3〜5.0質量%,Moを0.05〜1.0質量%,Alを0.005〜0.20質量%,Bを0.001〜0.05質量%含み、残部がFe及び不可避的不純物の組成で、フェライトとマルテンサイトとの混合組織をもち、硬さがHV330以上,鏡面光沢度がGs(20°)=1200〜1300である耐疵付き性に優れた鏡面仕上げ複相組織ステンレス鋼板。
- 請求項1又は2に記載の組成をもつ冷延鋼帯を連続焼鈍炉に導入し、フェライト+オーステナイトの二相域となる950〜1100℃の温度域に加熱した後、冷却する仕上げ熱処理を施すことを特徴とする耐疵付き性に優れた鏡面仕上げ複相組織ステンレス鋼板の製造方法。
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JPH11152550A JPH11152550A (ja) | 1999-06-08 |
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