JP3861792B2 - 分光方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、波長分散素子を用いた分光方法に関し、詳しくは、使用環境に影響されずに、波長測定の確度を向上することができる分光方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
分光装置は、被測定光を波長分散素子によって波長ごとに異なる角度に出射して分光し、この波長分散素子が分光した被測定光を光検出器で受光し検出するものである(例えば、特許文献1参照)。例えば、複数の光信号が波長分割多重された被測定光において、各光信号の波長測定に用いられたりする。
【0003】
図3は、このような分光装置の従来例を示す構成図である。図3において、光ファイバ11は、被測定光を出射する出射口を有する伝送路である。コリメーティングレンズ12は、光ファイバ11の出射口に対向して設置され、光ファイバ11から出射された被測定光を平行光にして出射する。
【0004】
回折格子13は波長分散素子であり、コリメーティングレンズ12からの出射光を所望の角度に回折するため、コリメーティングレンズ12に対して傾けて設置してある。また、回折格子13は被測定光を波長ごと異なる角度に出射して分光する。フォーカシングレンズ14は、回折格子13からの出射光の光路上に設置され、出射光を収束して結像させる。
【0005】
光検出器15は、例えば、受光素子を複数有するフォトダイオードアレイであり、被測定光が収束し、結像する位置に設置される。また、受光素子ごとにあらかじめ波長が割り当てられている。
【0006】
このような装置の動作を説明する。光ファイバ11から出射された被測定光は、コリメーティングレンズ12で平行光となる。コリメーティングレンズ12を透過した被測定光は、回折格子13に入射する。被測定光は回折格子13によって、波長ごとに分光される。すなわち、波長ごとに回折格子13からの出射角度が異なる。そして、回折格子13によって波長ごとに分光された被測定光は、フォーカシングレンズ14によって光検出器15の受光素子それぞれで収束し、結像する。
【0007】
例えば、図3中”FP01”、”FP02”、”FP03”に位置する受光素子では、異なる波長の光が収束され、結像する。そして、図示しない出力検出部が光検出器15の各受光素子からの出力と割り当てられた波長によって、被測定光の波長を求める。
【0008】
続いて、回折格子13による被測定光の入射角度と出射角度の関係を説明する。回折格子13による被測定光の入射角度と出射角度は下記の式(1)で表される
sinθgi+sinθgo=λ/(na・d) (1)
【0009】
ここで、θgiは、回折格子13への被測定光の入射角度である。θgoは、回折格子13からの被測定光の出射角度である。λは、波長である。naは回折格子13が使用される環境の媒質(一般的には空気)の屈折率であり、dは、回折格子13の格子定数である。
【0010】
また、波長の変化と出射角度の変化の関係は式(1)より、下記の式(2)で表される。
Δλ/Δθgo=na・d・cosθgo (2)
【0011】
このように、複数の波長の光信号が重畳された被測定光であっても、回折格子13が波長ごとに異なる角度で出射し、光検出器15の受光素子の異なる位置で被測定光が収束されて結像されるので、各光信号の波長を求めることができる。
【0012】
【特許文献1】
特開2000−304613号公報
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、所望の波長を求める場合、媒質の屈折率が一定であることが必要となる。通常、分光装置が使用される環境は空気中であり、さらに、分光装置は、屋内、屋外を問わず用いられるので、気圧、気温、水蒸気圧等の異なる環境下で使用され、空気の屈折率が変動する。そのため、同じ波長の被測定光であっても、回折格子13からの出射角度が変動してしまう。
【0014】
そして、媒質の屈折率変化に対する出射角度の変化は、式(1)より、下記の式(3)で表される。
Δθgo/Δna=−λ/(na 2・d・cosθgo) (3)
【0015】
例えば、λ=1.55[μm]、d=1.111[μm]、na=1.000268、θgo=1.248[rad](71.5[deg])の場合、式(3)より、
Δθgo/Δna≒−4.42
となる。
【0016】
よって空気の屈折率naが、1.000268から1.000258へと、僅か0.00001変化(標高でいえば、0[m]から約300[m]に変化)しても、出射角度は0.0442[mrad]変化する。これは、式(2)より、波長換算で15.5[pm]に相当する。すなわち、同一の波長であっても空気の屈折率が変化すると光検出器15上の結像位置も変化してしまい、波長測定の確度を悪化させるという問題があった。
【0017】
そこで本発明の目的は、使用環境に影響されずに、波長測定の確度を向上した分光方法を実現することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、
被測定光を回折格子によって波長ごとに異なる角度に出射して分光し、この回折格子が分光した被測定光を光検出器で受光し検出する分光方法において、
前記被測定光が光検出器で受光されるまでの光路上に設けられ、気圧、水蒸気圧の変化によって変動する媒質の屈折率に基づいて、第一面に入射した被測定光を偏向させて第二面から出射するプリズムの第一面と第二面とでなす頂角αが、下記の関係式を満たし、
ただし、n a は、前記媒質の屈折率であり、n g は、プリズムの屈折率であり、θ gi は、回折格子への被測定光の入射角度であり、θ go は、回折格子からの被測定光の出射角度であり、λは波長であり、dは、回折格子の格子定数であることを特徴とするものである。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下図面を用いて本発明の実施の形態を説明する。
[第1の実施例]
図1は本発明の第1の実施例を示す構成図である。ここで、図3と同一のものは同一符号を付し、説明を省略する。図1において、屈折率補償手段であるプリズム16が新たに設けられる。プリズム16は、回折格子13の設けられる媒質の屈折率の変化により、回折格子13が被測定光を出射する角度の変動を補償するものであり、回折格子13と密着して一体化されている。また、プリズム16の材質は、例えば、硝子である。
【0024】
第一面16aにコリメーティングレンズ12からの被測定光がほぼ垂直に入射され、第二面16bが回折格子13の回折面と密着し、第三面16cから回折格子13で分光された被測定光がほぼ垂直に出射する。また、第二面16bと回折格子13は、例えば接着剤によって固定されている。
【0025】
このような装置の動作を説明する。光ファイバ11から出射された被測定光は、コリメーティングレンズ12で平行光となる。コリメーティングレンズ12を透過した被測定光は、プリズム16の第一面16aにほぼ垂直に入射する。そして、第二面16bと密着する回折格子13によって、被測定光が波長ごとに分光される。すなわち、波長ごとに回折格子13からの出射角が異なる。そして、回折格子13によって波長ごとに分光された被測定光は、プリズム16の第三面16cをほぼ垂直に出射して、フォーカシングレンズ14によって光検出器15の受光素子のそれぞれに収束し結像する。
【0026】
例えば、図3中”FP01”、”FP02”、”FP03”に位置する受光素子では、異なる波長の光が収束される。そして、図示しない出力検出部が光検出器の各受光素子からの出力によって、被測定光の波長を求める。
【0027】
回折格子13とプリズム16は密着して設置され、回折格子13の回折面が接する媒質はプリズム16の硝子材となり、空気の屈折率が変動しても、回折面からの出射角度に変化は生じない。また、プリズムの第一面に対して、被測定光が垂直に入射して通過するので、空気の屈折率の変化による光路の変動はない。
【0028】
また、プリズムの第三面から被測定光が出射する時には、波長ごとに第三面に対して、わずかに角度をもって通過するがほとんど影響は生じない。すなわち、回折格子13からの被測定光がプリズムの第三面に対する入射角度と出射角度の関係は下記の式(4)で表される。
【0029】
ng・sinθ2i=na・sinθ2o (4)
【0030】
ただし、θ2iは入射角度であり、θ2oは出射角度であり、ngはプリズムに使われている硝子材の屈折率、naは空気の屈折率である。
【0031】
そして、空気の屈折率の変化に対する出射角度の変化は、下記の式(5)で表される。
Δθ2o/Δna=−tanθ2o/na (5)
【0032】
θ2o≒5[deg]程度であるとすれば、Δθ2o/Δna≒0.1程度であり、特にプリズムの第三面16cに対して垂直に通過する波長の光に対しては、Δθ2o/Δna=0.0となる。よって、空気の屈折率が変化しても、光検出器15上の被測定光の結像位置はほとんど変化しない。
【0033】
このように、回折格子13と密着されたプリズム16の第一面にほぼ垂直に被測定光が入射し、回折格子13からの出射光がプリズム16の第二面からほぼ垂直に被測定が出射されるので、使用環境が異なり媒質(空気)の屈折率が変化しても、被測定光が光検出器15のほぼ同じ位置で結像する。これにより、使用環境に影響されずに、波長測定の確度を向上することができる。
【0034】
[第2の実施例]
図3は本発明の第2の実施例を示す構成図である。ここで、図1と同一のものは同一符号を付し、説明を省略する。図2において、プリズム16の代わりに、プリズム17が、コリメーティングレンズ12と回折格子13の間に設けられ、コリメーティングレンズ12からの被測定光を偏向して回折格子13の出射する。プリズム17の頂角αは、被測定光が入射する面と出射する面によって形成される角度である。また、プリズム17の材質は、例えば硝子である。
【0035】
このような装置の動作を説明する。コリメーティングレンズ12によって平行光となった被測定光がプリズム17に入射される。そして、プリズム17が被測定光を偏向し、回折格子13に出射する。さらに、回折格子13が被測定光を波長ごとに異なる角度に出射して分光する
【0036】
すなわち、空気の屈折率が変化すると、プリズム17が被測定光を偏向する角度が変動し、プリズム17から回折格子13への入射角度も変動するが、このプリズム17の変動分は、回折格子13が被測定光を出射する角度の変動分を相殺する。
【0037】
ここで、プリズム17によって被測定光が偏向される角度(以下、偏向角と略す)の具体例を説明する
【0038】
プリズム17の頂角αと偏向角の関係は以下の式(6)で表される。
ng・sinα=na・sin(α+θp) (6)
ここで、θp偏向角である。
【0039】
また、空気の屈折率の変化と偏向角θpの変化の関係は、式(6)より下記の式(7)で表される。
【0040】
【数1】
【0041】
一方、回折格子13における被測定光の入射角度の変化と出射角度の変化の関係は、以下の式(8)で表される。
Δθgo/Δθgi=−cosθgi/cosθgo (8)
【0042】
従って、式(3)式(7)、式(8)より、Δθp=Δθgiとなるように符合をとることにより、満たすべき条件は下記の式(9)となる。
【0043】
【数2】
【0044】
式(9)より、例えば、以下の条件において頂角αを設定することにより、空気の屈折率が変化しても、光検出器15上の被測定光の結像位置は変化しない。
空気の屈折率na:1.000268。
プリズム17の屈折率ng:1.5。
回折格子13への被測定光の入射角度θgi:0.463[rad](26.5[deg])。
回折格子13からの被測定光の出射角度θgo:1.250[rad](71.6[deg])。
波長λ:1.55[μm]。
回折格子13の格子定数d:1.111[μm]。
プリズム17の頂角α:0.595[rad](34.1[deg])。
【0045】
また、プリズム17がコリメーティングレンズ12からの被測定光を偏向し、回折格子13に出射して、回折格子13が被測定光を分光する以外の動作は、図1に示す装置と同様なので説明を省略する。
【0046】
このように、空気の屈折率変化によって生ずる回折格子13からの出射角度の変動分を、頂角αを有するプリズム17がコリメーティングレンズ12からの被測定光を偏向させて相殺するので、使用環境が異なり媒質(空気)の屈折率が変化しても、被測定光が光検出器15のほぼ同じ位置で結像する。これにより、使用環境に影響されずに、波長測定の確度を向上することができる。
【0047】
なお、本発明はこれに限定されるものではなく、以下のようなものでもよい。出力検出部が光検出器15からの出力によって被測定光の波長を求める構成を示したが、出力検出部を設けずに、光検出器15からの出力を外部の機器に出力する構成としてもよい。
【0048】
図2に示す装置において、プリズム17は、コリメーティングレンズ12と回折格子13の間に設ける構成を示したが、プリズム17は、光検出器15で被測定光が受光されるまでの光路に設ければよい。例えば、光ファイバ11とコリメーティングレンズ12の間、回折格子13とフォーカシングレンズ14の間フォーカシングレンズ14と光検出器15の間のいずれかに設けてもよい。
【0049】
【発明の効果】
本発明によれば、以下のような効果がある。
請求項1によれば、プリズムが、媒質の屈折率の変化により波長分散素子が被測定光を出射する角度の変動を補償するので、使用環境が異なり媒質の屈折率が変化しても、被測定光が光検出器のほぼ同じ位置で結像する。これにより、使用環境に影響されずに、波長測定の確度を向上することができる。
【0051】
請求項1によれば、媒質の屈折率の変化によって生ずる波長分散素子からの出射角度の変動分を、プリズムが被測定光を偏向させて相殺するので、使用環境が異なり媒質の屈折率が変化しても、被測定光が光検出器のほぼ同じ位置で結像する。これにより、使用環境に影響されずに、波長測定の確度を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示した構成図である。
【図2】本発明の第2の実施例を示した構成図である。
【図3】従来の分光装置の構成図である。
【符号の説明】
13 回折格子(波長分散素子)
15 光検出器
16、17 プリズム(屈折率補償手段)
Claims (1)
- 被測定光を回折格子によって波長ごとに異なる角度に出射して分光し、この回折格子が分光した被測定光を光検出器で受光し検出する分光方法において、
前記被測定光が光検出器で受光されるまでの光路上に設けられ、気圧、水蒸気圧の変化によって変動する媒質の屈折率に基づいて、第一面に入射した被測定光を偏向させて第二面から出射するプリズムの第一面と第二面とでなす頂角αが、下記の関係式を満たし、
ただし、naは、前記媒質の屈折率であり、ngは、プリズムの屈折率であり、θgiは、回折格子への被測定光の入射角度であり、θgoは、回折格子からの被測定光の出射角度であり、λは波長であり、dは、回折格子の格子定数であることを特徴とする分光方法。
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