JP3861226B2 - 集線装置及びそのリセット管理方法 - Google Patents
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Description
本発明は、一般に、ネットワーク機器及び通信管理方法に関し、特に、集線装置及びネットワークの復旧に関する。ここで、集線装置は、リピータハブやスイッチングハブを含む概念である。リピータハブは、10BASE−Tや100BASE−TXなどに使用される基本的なハブをいう。スイッチングハブは、イーサネット端末の集線装置でスイッチング機能を持つものであり、宛先端末のMAC(Mediun Access Control)アドレスを読み取り、その端末が接続しているポートにパケットを送る機能を有するハブをいう。
技術背景
近年のLAN(Local Area Network)やWAN(Wide Area Network)の普及により、多数のパーソナルコンピュータ(以下、「PC」という。)、集線装置などのネットワーク機器がイーサネットのようなネットワークに接続され、情報の共有と伝達が頻繁に行われている。
集線装置は、リピータ機能、リンクテスト機能を含む多くの機能を有する。リピータ機能は、伝送信号の再中継を行う機能である。リンクテスト機能は、ツイストペアケーブル(又は非シールドより対線)(UTP:Unshielded Twisted Pair Cable)で接続された機器が相互にリンクテストパルスを送出し合ってUTPの断線や解放時のノイズによるハブの誤作動を防止する機能である。
集線装置にバグがあると、集線装置はかかる機能を行えずに、ネットワーク通信が広範囲に不可能になることがある。このような時、原因調査を行う前にネットワークの復旧を行うことが要求されることが多い。集線装置を交換すれば集線装置は復旧するが、交換は経済性が悪く、また、交換しなくても、経験的に、集線装置をリセットすれば復旧することが多い。このため、従来は集線装置の故障に対しては、ネットワーク管理者によるマニュアル操作でリセットを行うのが一般的であった。
マニュアル操作は、集線装置の故障が発生する頻度もそれほど高くないという事実から採用されているが、企業によってはネットワーク管理者は他の業務を兼ねている場合が多く、集線装置のリセットが遅れ、ネットワーク通信が長時間に亘って使用不能になるという不都合が発生していた。一方、集線装置のあらゆる不具合に対して集線装置をリセットするとリセット回数が頻繁になりすぎてかえってネットワーク通信の円滑化を阻害するという事態が発生する。
そこで、本発明は、このような従来の課題を解決する新規かつ有効な集線装置及びそのリセット管理方法を提供することを本発明の目的とする。
より特定的には、本発明は、ネットワーク通信の障害からの早期の復旧を簡易かつ信頼性よく確保する集線装置及びそのリセット管理方法を提供することを例示的な目的とする。
発明の開示
上記目的を達成するために、本発明の一側面としての集線装置は、複数のネットワーク機器が接続可能な集線装置であって、前記ネットワーク機器間の情報の転送処理を制御する通信管理部と、前記通信管理部から得た情報が、前記集線装置のリセットすべき条件を満足しているかどうかを判断する条件決定部と、前記条件決定部による決定に基づいて、前記通信管理部をリセットするためのリセット信号を制御するリセット制御部とを有する。かかる集線装置は、条件決定部が、リセット条件を必要な場合に制限し、リセット制御部が通信管理部を自動的にリセットする。
前記リセット制御部は、前記通信管理部の一部の回路を選択的にリセットしてもよい。これにより、他のネットワーク機器の通信を確保したまま、障害のある又は障害の可能性の高いネットワーク機器に関連する集線装置の部位をリセットすることができる。代替的に、前記リセット制御部は、前記通信管理部全体をリセットしてもよい。これは、部分的にリセットすることが新たな障害の危険性を伴う場合に有効である。
前記リセットすべき条件は時間情報を含み、前記集線装置は、前記時間情報を計測するためのタイマを含んでもよい。これにより、リセット制御部は、所定時刻になった場合や所定時間が経過した場合にリセット制御を行なうことができる。
前記条件決定部は、前記通信管理部に接続されて、前記通信管理部及び前記ネットワーク機器を含むハードウェアの状態を検出するハード状態監視部を有してもよい。前記条件決定部は、前記通信管理部に接続されて、前記通信管理部のソフトウェアの状態を検出するソフト状態監視部を有してもよい。
前記リセットすべき条件は変更可能に構成されていることが好ましい。これにより、集線装置をリセットすべき様々な事象に対して弾力的に対応することができる。前記集線装置は、前記集線装置の各部の動作を制御する制御部と、前記通信管理部がリセットされる前の前記制御部の状態を保持する不揮発性メモリを更に有することが好ましい。これにより、集線装置はリセット後も以前の状態に復旧することができる。また、前記集線装置は、前記リセットすべき条件を保持する不揮発性メモリを更に有することが好ましい。これにより、集線装置は、通信管理部の全部又は一部をリセットする動作を行うことができる。
本発明の別の側面としての、複数のネットワーク機器が接続可能な集線装置のリセットを管理する方法は、前記ネットワーク機器間の情報の転送処理を制御する通信管理部及びタイマの少なくとも一方から予め設定されたリセット条件を満足する信号が生成されたかどうかを判断するステップと、当該判断ステップが前記リセット条件が満足された旨の判断をした場合に前記通信管理部をリセットする信号を生成するステップとを有する。かかる方法も、上述した集線装置と同様の作用を奏する。
前記生成ステップは、前記通信管理部の一部の回路を選択的にリセットする信号を生成してもよい。これにより、他のネットワーク機器の通信を確保したまま、障害のある又は障害の可能性の高いネットワーク機器に関連する集線装置の部位をリセットすることができる。
前記リセット条件は、一の事象が発生又は複数の事象が同時に発生したことを含んでもよいし、複数の事象が時系列的に発生したことを含んでもよい。また、前記リセット条件は、規定時間以上、所定の動作が行われないことを含んでもよいし、規定時間以上、エラー事象が継続したことを含んでもよい。
例えば、前記リセット条件は、ある実施形態では、前記ネットワーク機器間のコリジョンが発生したこと、及び、前記集線装置と前記ネットワーク機器との通信可能状態を表すリンクオン状態がオフ状態に変化したことを含む。また、別の実施形態では、前記リセット条件は、前記ネットワーク機器が接続された一のポートを介してパケットが受信されている状態を表す通信実行状態が開始したこと、及び、前記ポートで受信したパケット数が一定期間更新されないことを含む。また、前記リセット条件は、別の実施形態では、前記ネットワーク機器が接続された一のポートを介してパケットが送信されている状態を表す通信実行状態が開始したこと、及び、前記ポートで送信したパケット数が一定期間更新されないことを含む。前記リセット条件は、別の実施形態では、前記ネットワーク機器が接続された一のポートを介してパケットが送信されている状態を表す通信実行状態が開始したこと、前記ポートで受信したパケット数が一定期間内に更新されること、及び、前記ポートで送信したパケット数が一定期間更新されないことを含む。
前記リセット条件は、更に別の実施形態では、前記ネットワーク機器が接続された一のポートがパケットの送信の停止を要求するポーズ・パケット信号が一定期間以上送信していることを含む。前記リセット条件は、別の実施形態では、前記ネットワーク機器が接続された一のポートが受信したパケット数が一定期間以内に更新されていること、及び、前記パケットを一時的に保持するバッファの解放又は割付が一定期間内に行なわれていないことを含む。
本発明の別の側面としての集線装置は、ローカルエリアネットワークで使用され、通信ポートを複数備え、通信状態を監視する機能を備えた集線装置において、特定のトリガー条件が発生した場合に電源投入時のリセットとは別の特定リセット機能が動作し、特定のトリガー条件が発生した場合に前記特定リセット機能が動作するか否かをあらかじめ決定する特定リセット有効無効指定手段と、一又は複数のさまざまな特定のトリガー条件をあらかじめ指定及び変更することができる手段と、前記特定リセット機能が動作した時の制御部の指定された状態を保持する不揮発記憶部とを備え、当該不揮発記憶部は前記特定リセット機能の動作及び電源投入時のリセット動作によって記憶内容が消去されないことを特徴とする、障害発生時の自動復旧機能を有する。かかる集線装置は、特定のトリガー条件が満足された場合に自動的に復旧する。
前記特定のトリガー条件は、同一タイミングにおける一事象の発生あるいは複数事象の同時発生を条件として指定可能であり、あるいは時系列的に複数タイミングにおいて各タイミング毎に一事象の発生あるいは複数事象の同時発生を条件として指定可能であり、時系列的な各発生事象は各タイミング毎に同一あるいは異なる事象として指定可能であり、かつ、時系列事象相互間の条件も指定可能であるようなプログラマブルな指定ができることが好ましい。これにより、集線装置をリセットすべき様々な事象に対して弾力的に対応することができる。
前記特定リセット機能は、装置の通信機能の全てを同時にリセットする場合と、装置の一部の通信制御機能をリセットする場合とが指定可能であって、これらの動作は前記特定のトリガー条件の設定に従って行われてもよい。また、前記特定リセット機能は、前記特定のトリガー条件が発生した一又は複数個の通信ポートに係る通信制御機能をリセットできることが好ましい。これにより、他のネットワーク機器の通信を確保したまま、障害のある又は障害の可能性の高いネットワーク機器に関連する集線装置の部位をリセットしたり、部分的にリセットすることが新たな障害の危険性を伴う場合に通信制御機能全体をリセットしたりすることができる。
ある実施形態においては、通信状態を監視した結果、指定された規定時間以上の時間受信動作又は送信動作を行っていない場合、当該受信ポートあるいは当該送信ポートの通信制御機能を、あるいは装置の通信機能の全てを同時にリセットすることが、前記特定のトリガー条件の設定により可能である。また、別の実施形態においては、前記特定のトリガー条件として制御エラーの種類を指定し、あらかじめ指定された時間を超える指定期間にわたり前記制御エラーが発生継続したことを前記特定のトリガー条件として指定し、前記指定期間にわたって前記制御エラーが発生した場合に前記特定リセット機能が動作する。
本発明の他の目的及び更なる特徴は、以下添付図面を参照して説明される好ましい実施形態によって明らかにされるであろう。
発明を実施するための最良の形態
以下、第1図及び第2図を参照して、本発明の一実施形態としてのネットワーク10について説明する。ここで、第1図は、ネットワーク10の構成例を示す図である。第2図は、第1図に適用される本発明の集線装置100の概略ブロック図である。
第1図に示すように、ネットワーク10は、集線装置100と、これに接続されたネットワーク機器210乃至250(なお、ネットワーク機器200はこれらを総括するものとする。)からなるイーサネットとして構成されている。
集線装置100は、本実施形態では100Mbpsのスイッチングハブとして具体化されている。集線装置100は、第2図に示すように、ポート101乃至105と、PHY(Physical Layer Device)106乃至110と、スイッチング制御回路120と、ハードトリガー選択回路130と、ハードトリガーレジスター132と、リセット制御回路140と、CPU150と、書込選択制御部160と、EEPROM162と、フラッシュメモリ164と、外部電源300に接続された電源制御部166と、リセットボタン168とを有する。
ポート101乃至105には、第1図に示すようにそれぞれ、例えば、UTPが接続される。また、ポート101乃至105には、PHY106乃至110がそれぞれ接続されている。UTPを介して、ポート101乃至105には、ネットワーク機器210乃至250が接続されている。本実施形態では、ネットワーク機器210、230及び240はPCから構成され、ネットワーク機器220及び250はハブから構成されている。ネットワーク機器220には、PC212、214及び216が接続され、ネットワーク機器250にはPC252及び254が接続されている。但し、これらのネットワーク機器は単なる例示であり、ネットワーク機器200には、ハブ、スイッチ、ルーター、その他のコンセントレータ、リピータ、ブリッジ、ゲートウェイ装置、PC、サーバー、無線中継機(例えば、無線LANの中継装置であるアクセスポイント)などのネットワーク機器を広く適用することができる。
100BASE−Tにおいては、使用するメディア(ケーブル)によって符号化方式が異なる。そのため、符号化機能を各PHYで持っている。PHY106乃至110は、符号化を行うPHYであり、スイッチング制御回路120との接続インターフェースがMII(Media Independent Interface)である。MII制御部124a乃至124eは、本実施形態ではスイッチング制御回路120に組み込まれている。
PHY106乃至110は、より具体的にはイーサネットの物理層の制御を行う部分であり、ポート毎に別々に設けられて制御される。各PHYは、衝突(コリジョン:Collision)検出機能、シリアル・パラレル変換機能を有する。衝突検出機能とは、PHYが送出したパケットがコリジョンを発生させた場合、送信端末にコリジョンが発生したことを知らせる機能である。コリジョンは、例えば、ネットワーク機器210及び100が半二重通信状態で同時に送信した場合に発生する。シリアル・パラレル変換機能とは、ノードから送信されるパラレル信号とケーブル上のシリアル信号を変換する機能である。
スイッチング制御回路120は、スイッチングハブの動作を制御する部分であり、ネットワーク機器210乃至250間の情報(パケット)を転送する処理を制御する。転送処理制御においては、スイッチング制御回路120は、宛先端末のMAC(Media Access Control)アドレスを読み取り、その端末が接続しているポートにパケットを送信する。スイッチング制御回路120は、スイッチングエンジン122と、MII制御部124a乃至124eと、パケットバッファ制御部126と、パケットバッファ128とを有する。
スイッチングエンジン122は主としてパケットの転送制御やパケットのエラー制御を行う。スイッチングエンジン122は、上述のMII制御部124a乃至124eを備え、ステイタスレジスタ122aと、受信カウンタ(RCV CNT)122bと、送信カウンタ(XMT CNT)122cとを有する。
ステイタスレジスタ122aは、リンク状態と通信実行表示とを表示する。リンクがONの状態は、2つの端末が物理的にも論理的にも接続されて通信可能な状態をいう。リンクがOFFの状態とは、一方の端末からUTPが抜けたり断線したり、UTPは正常であるが何らかの原因で通信が不能となる状態をいう。通信実行状態(Activate信号ON)とはパケットが実際に伝送路上を送受信されている状態をいう。
受信カウンタ122bは、あるポートで受信したパケット数をカウントし、パケットを受信するたびにカウントアップする。一方、送信カウンタ122cは、そのポートで送信したパケット数をカウントし、パケットを送信するたびにカウントアップする。受信カウンタ122b及び送信カウンタ122cの情報は、SNMPに従って、CPU150が収集する。
パケットバッファ制御部126は、バッファ割付制御部126aと、バッファ解放制御部126bと、バッファFull検出部126cとを有する。バッファ割付制御部126aは、パケットを格納するバッファを順次割り付ける。バッファ解放制御部126bは、次回の使用に備えて使用後のバッファを開放して使用できるようにする。バッファFull検出部126cは、パケットを受信しているポートで割付けて使用しているパケットバッファ128の容量がない状態を検出したり、あるいは、規定値以上のパケットを格納した状態を検出したりして、後述するように、ポーズ・パケット信号を相手方に送信するトリガーに使用される信号を生成する。
パケットバッファ128は、受信したパケットを一時的に保持しておくメモリである。一時的に蓄えられたパケットは、その後、スイッチングエンジン122の決定する行き先に転送される。
ハードトリガー選択回路130は、スイッチング制御回路120に接続され、CPU150によって予め複数定義されたハードウェア(即ち、スイッチング制御回路120、PHY106乃至110、及び、ネットワーク機器210乃至250)の状態信号120a乃至120dを選択的に取得し、かかる信号レベルが所定の閾値を満足したと判断した場合にハード信号130aを生成してハードトリガーレジスター132に送信する機能を有する。本実施形態では、ハード信号は、コリジョン発生信号、リンク状態(Link)信号、通信実行表示(Activate)信号等を含むが、これらはコンソール310によって任意に変更可能である。より具体的には、ハードトリガー選択回路130は、コリジョン発生信号をPHY106乃至110から取得する。また、ハードトリガー選択回路130は、リンク状態情報と通信実行状態情報を、スイッチングエンジン122内のステイタスレジスタ122aから取得する。
ハードトリガーレジスター132は、ハードトリガー選択回路130からハード信号を受信すると、トリガー1信号132aをリセット制御回路140に供給する。トリガー1信号132aは、リセット制御回路140のリセット動作を開始させる条件信号の一つになる。
リセット制御回路140は、スイッチング制御回路120に供給されるリセット信号を制御する。即ち、リセット制御回路140は、トリガー1信号132aとトリガー2信号156aが発生すると、選択リセット149a乃至149cの中から予め指定されて不揮発性メモリ143に格納されたリセット信号が動作し、該当する範囲がリセットされる。選択リセット149a乃至149cが動作するか否かについては、CPU150の命令実行制御部152から供給される有効無効制御信号152aによって決定される。選択リセット信号149a乃至149cによるリセット動作は、例えば、特定のポート、MII制御部又はPHYのみをリセットすることができる。また、電源投入時リセット信号149dは、スイッチングエンジン122と全ポートのPHY106乃至110をリセットすることができる。リセット制御回路140は、リセット信号149a乃至149dを生成した場合に、書込トリガー信号149eを書込選択制御部160に送信する。
リセット制御回路140は、スイッチング制御回路120と、ハードトリガーレジスター132と、CPU150と、電源制御部166と、リセットボタン168に接続されている。リセット制御回路140は、タイマ142と、不揮発性メモリ143と、シーケンス制御部144とを有する。
タイマ142は、予め設定された時間又は経過時間を測定する。タイマ142は、必ずしもリセット制御回路140に設けられる必要はない。リセット制御回路140は、タイマ142が所定時間に到達したかどうか、あるいは、所定時間の経過を計時したかどうかを判断する、図示しない比較器その他の論理回路を備えている。
不揮発性メモリ143は、トリガー条件とそれに基づいて生成される選択リセット149a乃至149c及び電源投入時リセット信号149dの組み合わせの表を格納している。
シーケンス制御部144は、選択リセットを発生されるハード条件、通信状態管理情報の条件、そして、発生タイミング条件を指定することができる。トリガー1、トリガー2、経過時間条件のうちの一又は複数が発生した場合(複数の場合には同時に発生した場合でも同時でない場合でも)に選択リセットを動作させることができる。
例えば、トリガー1信号132aが発生したタイミング1で選択リセットは動作させずにトリガー1が発生したことを覚えておく。その後、トリガー2信号156aが発生したタイミング2の時(トリガー1がこのときにOFFでも)選択リセットを動作させることができる。この場合、選択トリガー発生条件は、トリガー1信号132aの発生及びトリガー1条件発生後にトリガー2信号156aの発生ということである。複数タイミングで異なるトリガー条件をプログラミングすることが可能である。このシーケンス制御のプログラムは予めコンソール310から指定することができる。
CPU150は、ファームウェアの命令を実行する。ファームウェアはスイッチングハブを制御したり、SNMP(Simple Network Management Protocol)に従ってスイッチングハブの内部にある各種の通信状態管理情報を定期的に読み込んで通信管理を行ったりする。CPU150は、命令実行制御部152と、通信状態管理情報部154と、選択部156とを有する。
命令実行制御部152は、CPU150内のファームウェアを実行する。命令実行制御部152は、選択リセット149a乃至149c及び電源投入時リセット信号149dが動作するか否かを決定する有効無効制御信号152aをリセット制御回路140に供給する。有効無効制御信号152aは、コンソール310によって予め設定された値に基づき、ファームウェアが制御する。
通信状態管理情報部154は、本実施形態では、スイッチングエンジン122内の受信カウンタ122bと送信カウンタ122cからそれぞれの更新状態を表す情報を取得する。通信状態管理情報部154は、集線装置100の状態を表す各種の通信状態管理情報が定義している。これらには、例えば、受信パケット数、送信パケット数、各種のエラー発生有無、通信速度、Full Duplex(全二重)/Half Duplex(半二重)などがポート毎に決められている。これらの情報は装置内部にある図示しないレジスターに一時的にセットされていてCPU150のファームウェアの処理によってこれらの情報がCPU150内の通信状態管理情報として読み込まれる。通信状態管理情報部154が監視するのはスイッチング制御回路140の動作状態であり、リセット動作を行わせるために必要な監視対象はコンソール310によって任意に変更可能である。
選択部156は、これらの通信状態管理情報の中から予め指定された情報を選択し、トリガー2信号156aをリセット制御回路140に供給する。トリガー2信号156aは、リセット制御回路140のリセット動作を開始させる条件信号の一つになる。
書込選択制御部160は、選択リセットが動作した時、書込トリガー信号149eがONになって書込選択制御部160を動作させてスイッチング制御回路120からの必要な書込情報120eをEEPROM162に書き込み保存しておく。書込情報120eは、予め指定しておくことが可能である。この情報は電源がOFFになっても保存されているので後で異常を調査する時に読み出して活用することができる。
EEPROM162は、コンソール310から指定された各種設定情報や選択リセット条件が発生した時の保持情報が保存されている。また、選択トリガー条件も保存されている。
フラッシュメモリ164は、CPU150を動作させるためのファームウェアを格納する。ファームウェアは装置の電源が投入されるとCPU150によってフラッシュメモリ164から読み込まれる。
電源制御部166は、外部電源300からの電源投入時のリセット信号をリセット制御回路140を介してスイッチング制御回路120に供給するが、それ以外の部分(例えば、CPU150)には図示しない電源投入時のリセット信号が供給される。
リセットボタン168は、マニュアル操作で集線装置100をリセットするのに使用される。リセットボタン168が押されると、リセット制御回路140は、電源投入時リセット信号149dを生成する。
なお、集線装置100は、図示しない表示部を含み、当該表示部は通信状態を視覚的に表示する複数のLEDを含む。例えば、表示部は、Full Duplex(全二重)のリンクとHalf Duplex(半二重)のリンク、100BASE−TXのリンクと10BASE−Tのリンク、システムの異常、電源供給の異常などを検出及び識別する。
外部電源300は、電源制御部166に接続され、集線装置100に電源を供給する。
コンソール310は、PCなどコンピュータ又はコンピュータに取り付けられた端末であり、集線装置100の動作モード、動作条件、選択トリガー条件を設定する。
以下、第3図から第6図を参照して、集線装置100の動作について説明する。本実施形態によるリセット制御動作では、リセットすべき条件を設定して、ある事象がかかる条件を満足しているかどうかを判断して、満足している場合に、スイッチング制御回路120の一部又は全部をリセットしている。この結果、集線装置100は、自動的に回路をリセットして復旧するので、マニュアル操作のようにネットワークの復旧に時間がかかるということはなくなる。また、リセット条件を予め制限しているのでリセットが不要な一時的な集線装置100の不具合に対してリセットがされることを防止することができる。これにより、無駄な通信のやり直しなどを防止することができる。更に、スイッチング制御回路120の一部をリセットすることは、他のネットワーク機器の通信を確保したまま、障害のある又は障害の可能性の高いネットワーク機器に関連する集線装置の回路をリセットし、早急に復旧することができる。
まず、第3図を参照して、本発明の第1の実施形態の集線装置100のリセット制御回路140が行うリセット動作について説明する。本実施形態では、リセット制御回路140は、コリジョン発生とリンクがOFFになった時点で該当ポートの選択リセット信号を生成する。これは、コリジョンが発生してリンク信号がOFFになった場合に集線装置がハングアップして集線装置をリセットしたらハングアップが解消したケースの障害経験に基づくものである。
具体的には、シーケンス制御部144は、コリジョン発生を表すトリガー1信号132aを受信したかどうかを判断し(ステップ1002)、リンク信号がOFFになったことを表すトリガー1信号132aを受信したかどうかを判断し(ステップ1004)、両者がYESの場合にのみ選択リセット動作を開始して(ステップ1006)、該当するポートに対応する回路をリセットするように選択リセット信号を生成する。
上述したように、コリジョンの発生を表すトリガー1信号132aは、まず、PHY106乃至110がコリジョンを検出し、かかる検出結果をハードトリガー選択回路130が取得してハードトリガーレジスター132に通知することによってハードトリガーレジスター132によって生成される。コリジョンは、2つの端末が同時に通信しようとする場合に発生する。リンク信号は、UTPがネットワーク機器から抜け落ちたり断線したりする場合やUTPの故障はないがなんらかの原因で通信不能となる場合にOFFとなり、特に、UTPの異常のない場合には集線装置100の異常が考えられる。リンク信号のOFFを表すトリガー1信号132aは、まず、スイッチングエンジン122のステイタスレジスタ122aがリンク信号OFFを検出し、かかる検出結果をハードトリガー選択回路130が取得してハードトリガーレジスター132に通知することによってハードトリガーレジスター132によって生成される。
またこの時、CPU150がリセット信号149a乃至149dを有効にする制御信号152aを供給している。リセット信号生成後に、リセット制御回路140は書込トリガー信号149eを書込選択制御部160に送信し、かかる書込トリガー信号149eに応答して書込選択制御部160は、スイッチング制御回路120からの書込情報120eをEEPROM162に書き込む。
次に、第4図を参照して、本発明の第2の実施形態の集線装置100のリセット制御回路140が行うリセット動作について説明する。本実施形態では、リセット制御回路140は、Activate信号がONになっている状態で受信カウンタ122bが更新されず、タイマ142が所定時間経過を計時した時点で該当ポートの選択リセット信号を生成する。これは、かかる場合にスイッチングエンジンがハングアップするなど何らかの理由で受信動作が長時間不能となり、集線装置をリセットしたら受信動作が復旧したケースが多いという経験に基づくものである。
具体的には、シーケンス制御部144は、Activate信号がONを表すトリガー1信号132aを受信したかどうかを判断し(ステップ1102)、受信カウンタ122bが更新されないことを表すトリガー2信号156aを受信したかどうかを判断し(ステップ1104)、タイマ142が一定時間の経過を計時したかどうかを判断し(ステップ1108)、これらの条件が満足される場合に選択リセット動作を開始して(ステップ1110)、該当するポートに対応する回路をリセットするように選択リセット信号を生成する。タイマ142が計時する「一定時間」はネットワーク10に依存し、コンソール310を介して設定することができる。例えば、「一定時間」は、ネットワークの規模、時間帯(午前中と午後、昼夜、曜日)などによって変更することができる。受信カウンタ122bが更新されるたびにタイマ142はリセットされる(ステップ1106)。
上述したように、Activate信号がONを表すトリガー1信号132aは、まず、スイッチングエンジン122のステイタスレジスタ122aがActivate信号ONを検出し、かかる検出結果をハードトリガー選択回路130が取得してハードトリガーレジスター132に通知することによってハードトリガーレジスター132によって生成される。Activate信号は、パケットが実際にあるポートで受信されている場合にONになる。
受信カウンタ122bの更新状態は、CPU150の通信状態管理情報部154が監視し、かかる監視結果を選択部156に通知することによって選択部156によって生成される。パケットの受信が正しく行なわれれば、受信カウンタ122bは更新されていくはずであるが、集線装置100に異常があれば更新されない状態が続くことになる。
またこの時、CPU150がリセット信号149a乃至149dを有効にする制御信号152aを供給している。リセット信号生成後に、リセット制御回路140は書込トリガー信号149eを書込選択制御部160に送信し、かかる書込トリガー信号149eに応答して書込選択制御部160は、スイッチング制御回路120からの書込情報120eをEEPROM162に書き込む。
次に、第5図を参照して、本発明の第3の実施形態の集線装置100のリセット制御回路140が行うリセット動作について説明する。本実施形態では、リセット制御回路140は、Activate信号がONになっている状態で送信カウンタ122cが更新されず、タイマ142が所定時間経過を計時した時点で該当ポートの選択リセット信号を生成する。これは、かかる場合にどのポートからも送信されないという通信不能となり、集線装置をリセットしたら送信動作が復旧したケースが多いという経験に基づくものである。
具体的には、シーケンス制御部144は、Activate信号がONを表すトリガー1信号132aを受信したかどうかを判断し(ステップ1202)、送信カウンタ122cが更新されないことを表すトリガー2信号156aを受信したかどうかを判断し(ステップ1204)、タイマ142が一定時間の経過を計時したかどうかを判断し(ステップ1208)、これらの条件が満足される場合に選択リセット動作を開始して(ステップ1210)、全てのポートに対応する回路をリセットするように選択リセット信号を生成する。タイマ142が計時する「一定時間」はネットワーク10に依存し、コンソール310を介して設定することができる。例えば、「一定時間」は、ネットワークの規模、時間帯(午前中と午後、昼夜、曜日)などによって変更することができる。送信カウンタ122cが更新されるたびにタイマ142はリセットされる(ステップ1206)。
上述したように、Activate信号がONを表すトリガー1信号132aは、まず、スイッチングエンジン122のステイタスレジスタ122aがActivate信号ONを検出し、かかる検出結果をハードトリガー選択回路130が取得してハードトリガーレジスター132に通知することによってハードトリガーレジスター132によって生成される。Activate信号は、パケットが実際にあるポートから送信されている場合にONになる。
送信カウンタ122cの更新状態は、CPU150の通信状態管理情報部154が監視し、かかる監視結果を選択部156に通知することによって選択部156によって生成される。パケットの送信が正しく行なわれれば、送信カウンタ122cは更新されていくはずであるが、集線装置100に異常があれば更新されない状態が続くことになる。
またこの時、CPU150がリセット信号149a乃至149dを有効にする制御信号152aを供給している。リセット信号生成後に、リセット制御回路140は書込トリガー信号149eを書込選択制御部160に送信し、かかる書込トリガー信号149eに応答して書込選択制御部160は、スイッチング制御回路120からの書込情報120eをEEPROM162に書き込む。
次に、第6図を参照して、本発明の第4の実施形態の集線装置100のリセット制御回路140が行うリセット動作について説明する。本実施形態では、リセット制御回路140は、Activate信号がONになっている状態で受信カウンタ122bは更新されるが、全ポートの送信カウンタ122cが更新されず、タイマ142が所定時間経過を計時した時点で該当ポートの選択リセット信号を生成する。これは、かかる場合に、受信動作は行うがどのポートからも送信が行われないという通信不能となり、集線装置をリセットしたら通信動作が復旧したという経験に基づくものである。
具体的には、シーケンス制御部144は、Activate信号がONを表すトリガー1信号132aを受信したかどうかを判断し(ステップ1302)、受信カウンタ(RCV CNT)122bが更新されていることを表すトリガー2信号156aを受信したかどうかを判断し(ステップ1304)、送信カウンタ(XMT CNT)122cが更新されないことを表すトリガー2信号156aを受信したかどうかを判断し(ステップ1306)、タイマ142が一定時間の経過を計時したかどうかを判断し(ステップ1310)、これらの条件が満足される場合に選択リセット動作を開始して(ステップ1312)、該当するポートに対応する回路をリセットするように選択リセット信号を生成する。タイマ142が計時する「一定時間」はネットワーク10に依存し、コンソール310を介して設定することができる。例えば、「一定時間」は、ネットワークの規模、時間帯(午前中と午後、昼夜、曜日)などによって変更することができる。送信カウンタ122cが更新されるたびにタイマ142はリセットされる(ステップ1308)。
上述したように、Activate信号がONを表すトリガー1信号132aは、まず、スイッチングエンジン122のステイタスレジスタ122aがActivate信号ONを検出し、かかる検出結果をハードトリガー選択回路130が取得してハードトリガーレジスター132に通知することによってハードトリガーレジスター132によって生成される。Activate信号は、パケットが実際にあるポートで送信又は受信されている場合にONになる。
受信カウンタ122bの更新状態は、CPU150の通信状態管理情報部154が監視し、かかる監視結果を選択部156に通知することによって選択部156によって生成される。受信カウンタ122bが更新されていることはパケットの受信が正しく行なわれていることを意味する。
送信カウンタ122cの更新状態は、CPU150の通信状態管理情報部154が監視し、かかる監視結果を選択部156に通知することによって選択部156によって生成される。本実施形態では、CPU150の通信状態管理情報部154は、全ての送信カウンタ122cをチェックして送信がなされていないことを確認する。パケットの送信が正しく行なわれれば、送信カウンタ122cは更新されていくはずであるが、集線装置100に異常があれば更新されない状態が続くことになる。
またこの時、CPU150がリセット信号149a乃至149dを有効にする制御信号152aを供給している。リセット信号生成後に、リセット制御回路140は書込トリガー信号149eを書込選択制御部160に送信し、かかる書込トリガー信号149eに応答して書込選択制御部160は、スイッチング制御回路120からの書込情報120eをEEPROM162に書き込む。
次に、第7図を参照して、本発明の第5の実施形態の集線装置100のリセット制御回路140が行うリセット動作について説明する。本実施形態では、リセット制御回路140は、あるポートの受信パケットバッファ128が一定時間経過してもFull状態を継続した場合に該当ポートの選択リセット信号を生成する。これは、IEEE802.3に規定されているポーズ・パケット(Pause Packet)が送信継続状態となるような通信不能が発生し、集線装置をリセットしたら問題が解消したという経験に基づくものである。ここで、「ポーズ・パケット」とは自分の処理能力を超えるパケットを相手方から受信した場合に相手方が送信するパケットの送信停止を要求するパケットである。
具体的には、シーケンス制御部144は、受信パケットバッファ128がFull状態であることをハードトリガー選択回路130が取得してハードトリガーレジスター132に通知することによってハードトリガーレジスター132によって生成される。これは、トリガー1信号132aで判断し(ステップ1402)、タイマ142が一定時間の経過を計時したかどうかを判断し(ステップ1406)、これらの条件が満足される場合に選択リセット動作を開始して(ステップ1408)、該当するポートに対応する回路をリセットするように選択リセット信号を生成する。タイマ142が計時する「一定時間」はネットワーク10に依存し、コンソール310を介して設定することができる。例えば、「一定時間」は、ネットワークの規模、時間帯(午前中と午後、昼夜、曜日)などによって変更することができる。受信パケットバッファのFullが検出されなくなるたびにタイマ142はリセットされる(ステップ1404)。
上述したように、受信パケットバッファ128がFullであることはパケットバッファ制御部126のバッファFull検出部126cによって検出されたか、これに応答してポーズ・パケット信号が送信されたかをCPU150の通信状態管理情報部154が監視し、かかる監視結果を選択部156に通知することによって選択部156によって生成される。所定時間が経過すれば、受信側のネットワーク機器はポーズ・パケット信号を解除するはずであるが、集線装置100に異常があれば受信パケットバッファがFullの状態が継続する。
この時、CPU150がリセット信号149a乃至149dを有効にする制御信号152aを供給している。リセット信号生成後に、リセット制御回路140は書込トリガー信号149eを書込選択制御部160に送信し、かかる書込トリガー信号149eに応答して書込選択制御部160は、スイッチング制御回路120からの書込情報120eをEEPROM162に書き込む。
次に、第8図を参照して、本発明の第6の実施形態の集線装置100のリセット制御回路140が行うリセット動作について説明する。本実施形態では、異常パケット(例えば、CRC(Cyclic Redundancy Check:巡回冗長検査)エラーなどのエラーパケット)の送信継続が一定時間継続した場合に該当ポートの選択リセット信号を生成する。これは、本発明者が、送信カウンタ122cが更新しているにも拘らず、送信に係わっているパケットバッファ128の解放や割付が一定時間行なわれていない場合に通信が異状となり、集線装置をリセットしたら異状通信が解消した経験に基づくものである。
なお、CRCは、データ伝送の途中で発生するビット誤りを検出する検査方式である。検査対象のデータ伝送ブロックとしての2進データを生成多項式という計算式で処理して、一定のビット数の検査用データを作成して実際のデータに付けて送る(その結果、データは、例えば、プリアンブル、ヘッダ、データ、CRCの順で並ぶフォーマットになる)。そして、受信側では実際のデータと送られてきた検査用データを送信側と同じ生成多項式で処理してビット誤りの有無を検出する。CRCエラーのあるパケットを送信側ネットワーク機器が送信することは異常な状態である。
本実施形態では、具体的には、シーケンス制御部144は、送信カウンタ122cが更新されたことを表すトリガー2信号156aを受信したかどうかを判断し(ステップ1502)、送信パケットバッファ128の解放又は割付がなされていないことを表すトリガー2信号156aを受信したかどうかを判断し(ステップ1504)、タイマ142が一定時間の経過を計時したかどうかを判断し(ステップ1508)、これらの条件が満足される場合に選択リセット動作を開始して(ステップ1510)、該当するポートに対応する回路をリセットするように選択リセット信号を生成する。タイマ142が計時する「一定時間」はネットワーク10に依存し、コンソール310を介して設定することができる。例えば、「一定時間」は、ネットワークの規模、時間帯(午前中と午後、昼夜、曜日)などによって変更することができる。送信パケットバッファ128の解放又は割付が検出されるたびにタイマ142はリセットされる(ステップ1506)。
送信カウンタ122cの更新状態は、CPU150の通信状態管理情報部154が監視し、かかる監視結果を選択部156に通知することによって選択部156によって生成される。送信カウンタ122cが更新されていればパケットの送信が正しく行なわれていることを表している。
送信パケットバッファ128の割付又は解放は、パケットバッファ制御部126のバッファ割付制御部126a又はバッファ解放制御部126bによって検出され、これをCPU150の通信状態管理情報部154が監視し、かかる監視結果を選択部156に通知することによって選択部156によって生成される。所定時間が経過すれば、送信側のネットワーク機器はバッファ128の割付又は解放を行うはずであるが、集線装置100に異常があれば異常パケット(例えば、上述のCRCエラーのパケット)の送信が継続する。
この時、CPU150がリセット信号149a乃至149dを有効にする制御信号152aを供給している。リセット信号生成後に、リセット制御回路140は書込トリガー信号149eを書込選択制御部160に送信し、かかる書込トリガー信号149eに応答して書込選択制御部160は、スイッチング制御回路120からの書込情報120eをEEPROM162に書き込む。
以上、本発明の好ましい実施形態を説明したが、本発明はこれらに限定されずその要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
産業上の利用の可能性
本発明の集線装置及びそのリセット管理方法によれば、自動的に集線装置がリセットされると共にリセットの条件を予め必要な場合にのみ限定しているのでネットワーク通信の障害からの早期の復旧を簡易かつ信頼性よく確保することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施形態としてのネットワークの構成例を示す図である。
第2図は、第1図に示す本発明の集線装置の概略ブロック図である。
第3図は、本発明の第1の実施形態の集線装置100のリセット動作を説明するためのフローチャートである。
第4図は、本発明の第2の実施形態の集線装置100のリセット動作を説明するためのフローチャートである。
第5図は、本発明の第3の実施形態の集線装置100のリセット動作を説明するためのフローチャートである。
第6図は、本発明の第4の実施形態の集線装置100のリセット動作を説明するためのフローチャートである。
第7図は、本発明の第5の実施形態の集線装置100のリセット動作を説明するためのフローチャートである。
第8図は、本発明の第6の実施形態の集線装置100のリセット動作を説明するためのフローチャートである。
Claims (9)
- 複数のネットワーク機器が接続可能な集線装置のリセットを管理する方法であって、
前記ネットワーク機器間の情報の転送処理を制御する通信管理部及びタイマの少なくとも一方から予め設定されたリセット条件を満足する信号が生成されたかどうかを判断するステップと、
当該判断ステップが前記リセット条件が満足された旨の判断をした場合に前記通信管理部をリセットする信号を生成するステップとを有し、
前記リセット条件は、前記ネットワーク機器間のコリジョンが発生したこと、及び、前記集線装置と前記ネットワーク機器との通信可能状態を表すリンクオン状態がオフ状態に変化したことを含むことを特徴とする方法。 - 複数のネットワーク機器が接続可能な集線装置のリセットを管理する方法であって、
前記ネットワーク機器間の情報の転送処理を制御する通信管理部及びタイマの少なくとも一方から予め設定されたリセット条件を満足する信号が生成されたかどうかを判断するステップと、
当該判断ステップが前記リセット条件が満足された旨の判断をした場合に前記通信管理部をリセットする信号を生成するステップとを有し、
前記リセット条件は、前記ネットワーク機器が接続された一のポートを介してパケットが受信されている状態を表す通信実行状態が開始したこと、及び、前記ポートで受信したパケット数が一定期間更新されないことを含むことを特徴とする方法。 - 複数のネットワーク機器が接続可能な集線装置のリセットを管理する方法であって、
前記ネットワーク機器間の情報の転送処理を制御する通信管理部及びタイマの少なくとも一方から予め設定されたリセット条件を満足する信号が生成されたかどうかを判断するステップと、
当該判断ステップが前記リセット条件が満足された旨の判断をした場合に前記通信管理部をリセットする信号を生成するステップとを有し、
前記リセット条件は、前記ネットワーク機器が接続された一のポートを介してパケットが送信されている状態を表す通信実行状態が開始したこと、及び、前記ポートで送信したパケット数が一定期間更新されないことを含むことを特徴とする方法。 - 複数のネットワーク機器が接続可能な集線装置のリセットを管理する方法であって、
前記ネットワーク機器間の情報の転送処理を制御する通信管理部及びタイマの少なくとも一方から予め設定されたリセット条件を満足する信号が生成されたかどうかを判断するステップと、
当該判断ステップが前記リセット条件が満足された旨の判断をした場合に前記通信管理部をリセットする信号を生成するステップとを有し、
前記リセット条件は、前記ネットワーク機器が接続された一のポートを介してパケットが送信されている状態を表す通信実行状態が開始したこと、前記ポートで受信したパケット数が一定期間内に更新されること、及び、前記ポートで送信したパケット数が一定期間更新されないことを含むことを特徴とする方法。 - 複数のネットワーク機器が接続可能な集線装置のリセットを管理する方法であって、
前記ネットワーク機器間の情報の転送処理を制御する通信管理部及びタイマの少なくとも一方から予め設定されたリセット条件を満足する信号が生成されたかどうかを判断するステップと、
当該判断ステップが前記リセット条件が満足された旨の判断をした場合に前記通信管理部をリセットする信号を生成するステップとを有し、
前記リセット条件は、前記ネットワーク機器が接続された一のポートがパケットの送信の停止を要求するポーズ・パケット信号が一定期間以上送信していることを含むことを特徴とする方法。 - 複数のネットワーク機器が接続可能な集線装置のリセットを管理する方法であって、
前記ネットワーク機器間の情報の転送処理を制御する通信管理部及びタイマの少なくとも一方から予め設定されたリセット条件を満足する信号が生成されたかどうかを判断するステップと、
当該判断ステップが前記リセット条件が満足された旨の判断をした場合に前記通信管理部をリセットする信号を生成するステップとを有し、
前記リセット条件は、前記ネットワーク機器が接続された一のポートが受信したパケット数が一定期間以内に更新されていること、及び、前記パケットを一時的に保持するバッファの解放又は割付が一定期間内に行なわれていないことを含むことを特徴とする方法。 - ローカルエリアネットワークで使用され、通信ポートを複数備え、通信状態を監視する機能を備えた集線装置において、
特定のトリガー条件が発生した場合に電源投入時のリセットとは別の特定リセット機能が動作し、特定のトリガー条件が発生した場合に前記特定リセット機能が動作するか否かをあらかじめ決定する特定リセット有効無効指定手段と、
一又は複数のさまざまな特定のトリガー条件をあらかじめ指定及び変更することができる手段と、
前記特定リセット機能が動作した時の制御部の指定された状態を保持する不揮発記憶部とを備え、
当該不揮発記憶部は前記特定リセット機能の動作及び電源投入時のリセット動作によって記憶内容が消去されず、
前記特定のトリガー条件は、同一タイミングにおける一事象の発生あるいは複数事象の同時発生を条件として指定可能であり、あるいは時系列的に複数タイミングにおいて各タイミング毎に一事象の発生あるいは複数事象の同時発生を条件として指定可能であり、時系列的な各発生事象は各タイミング毎に同一あるいは異なる事象として指定可能であり、かつ、時系列事象相互間の条件も指定可能であるようなプログラマブルな指定ができることを特徴とする、障害発生時の自動復旧機能を有する集線装置。 - ローカルエリアネットワークで使用され、通信ポートを複数備え、通信状態を監視する機能を備えた集線装置において、
特定のトリガー条件が発生した場合に電源投入時のリセットとは別の特定リセット機能が動作し、特定のトリガー条件が発生した場合に前記特定リセット機能が動作するか否かをあらかじめ決定する特定リセット有効無効指定手段と、
一又は複数のさまざまな特定のトリガー条件をあらかじめ指定及び変更することができる手段と、
前記特定リセット機能が動作した時の制御部の指定された状態を保持する不揮発記憶部とを備え、
当該不揮発記憶部は前記特定リセット機能の動作及び電源投入時のリセット動作によって記憶内容が消去されず、
前記特定リセット機能は、装置の通信機能の全てを同時にリセットする場合と、装置の一部の通信制御機能をリセットする場合とが指定可能であって、これらの動作は前記特定のトリガー条件の設定に従って行われることを特徴とする、障害発生時の自動復旧機能を有する集線装置。 - ローカルエリアネットワークで使用され、通信ポートを複数備え、通信状態を監視する機能を備えた集線装置において、
特定のトリガー条件が発生した場合に電源投入時のリセットとは別の特定リセット機能が動作し、特定のトリガー条件が発生した場合に前記特定リセット機能が動作するか否かをあらかじめ決定する特定リセット有効無効指定手段と、
一又は複数のさまざまな特定のトリガー条件をあらかじめ指定及び変更することができる手段と、
前記特定リセット機能が動作した時の制御部の指定された状態を保持する不揮発記憶部とを備え、
当該不揮発記憶部は前記特定リセット機能の動作及び電源投入時のリセット動作によって記憶内容が消去されず、
通信状態を監視した結果、指定された規定時間以上の時間受信動作又は送信動作を行っていない場合、当該受信ポートあるいは当該送信ポートの通信制御機能を、あるいは装置の通信機能の全てを同時にリセットすることが、前記特定のトリガー条件の設定により可能であることを特徴とする、障害発生時の自動復旧機能を有する集線装置。
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