JP3860998B2 - データ処理装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、メモリを用いてデータの記録再生を行う記録再生装置に適用して、メモリ上のデータ処理を行うデータ処理装置である。
【0002】
【従来の技術】
DVD(ディジタル・ビデオ・ディスク)は、CD(コンパクト・ディスク)の約7倍の容量をもつ媒体である。DVDにデータを記録可能としたものとして、DVD-RAMやDVD-R、DVD-RWがある。
【0003】
物理ディスク上のデータは数バイトのセクタ構造単位により扱われ、セクタは信号処理の段階にしたがって、“データセクタ”505、“記録セクタ”507及び“物理セクタ”508と呼ばれる。図5は、物理セクタを構成するための処理順序(エンコード処理手順)を示す。図6は、セクタ構造を示す。“データセクタ”505は、図6に示されるようにメインデータ2048バイトと、ID等のデータの識別アドレス情報12バイト及び誤り検出符号(EDC:Error Detection Code)の4バイトからなる2064バイトのデータで、172バイト×12行で構成される。セクタ情報(Data Field Information)1バイト及びセクタ番号(Data Field Number)3バイトにより構成されるID 601の4Bに対し、ID誤り検出符号IED 602が付加される。スクランブル前のデータセクタ2060バイトに付けられたチェック符号であるEDC 605は、スクランブルが正しいかどうか、エラー訂正をほどいた後で誤訂正をしていないかのチェックを行うために用いる。EDC算出後、“データセクタ”505のメインデータの2048バイトにスクランブルをかける。スクランブルは、ID固有の初期値により得られる演算系列であるため、付加するIDの値が異なる場合はスクランブル結果も異なる。更に、ECCブロックを構成する16の“データセクタ”505にわたりクロスリードソロモン誤り訂正符号が符号付加される。“記録セクタ”507は、ECC符号付加後のセクタであり、外符号パリティPO及び内符号パリティPIを付加した“データセクタ”505である。POとPIは、16の“データセクタ”505毎に形成されるECCブロック内で生成される。“物理セクタ”508は、“記録セクタ”507の91バイト毎の先頭に同期信号(SYNC符号)を加えて、8/16変換による変調の後のセクタである。
【0004】
図7は、ECCブロック図である。ECCブロックは、情報フィールドとしてスクランブルされた16の“データセクタ”505で形成される。172バイト×12行×16データセクタに等しい172バイト×192行が情報フィールドとして、外符号パリティPO 703の16バイトを172列の各列に付加してリードソロモンRS(208,192,17)の外符号を形成する。次に、内符号パリティPI 702の10バイトをPO 603を含む208行全てに付加して、RS(182,172,11)の内符号を形成する。図7で見られるECCブロックは、インターリーブを施し、変調されて光ディスク上に記録される。インターリーブ後は、外符号パリティPO 16行をデータエリア12行毎に1行づつ挿入される。行インターリーブ後のECCブロック内13行×182バイトの部分は、前述のように“記録セクタ”507と呼ばれ、行インターリーブ後のECCブロックは、16の“記録セクタ”507により構成されることを意味する。
【0005】
通常、ディスク再生時の誤り訂正や、記録時の誤り訂正符号付加は、RAMといったメモリ上において行われる。16記録セクタ507である208行×182バイトのECCブロックデータは、行インターリーブされてメモリ上の37856バイトのエリアに格納され、ある程度の容量をもつメモリ上には数個(図7中のn+1個のブロック)のECCブロックが格納できる。
【0006】
DVD記録再生装置として、データの変復調を行う手段、ECCブロックデータに対して誤り訂正や符号付加する手段、デスクランブルして外部へ出力する手段、外部から入力されたデータに対してID付加してスクランブルする手段などを有して、各手段による演算処理はメモリを介して行われる。記録及び再生処理において、各々の手段が任意のブロックデータに対して連続して処理することで一連の処理を行う。ゆえに、それぞれの処理手段におけるブロックデータへのメモリアクセス及びデータ処理を制御しなければいけない。データ処理制御は、マイコンにより制御する必要があるため、マイコンの負担が大きいという問題があった。
【0007】
また、記録処理において記録時に何らかの欠陥やシステムエラーにより書き込みエラーが生じる場合、スキップ記録により欠陥セクタの次のセクタ(あるいは次のブロック)から記録する方法が挙げられる。その場合、欠陥セクタ以降のセクタ番号がすべてずれてしまうため、セクタデータに割り当てられているセクタ番号を含むIDを付け直す必要が生じる。スクランブルは、ID固有の初期値により得られる演算系列であるため、付加するIDを付け直した際には、再び元データにスクランブル演算を施さなければならない。よって、再スクランブルを含めた複雑なデータ処理を実現するためにもマイコンの負担を軽減した制御が必要となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上記のようにディスクへの記録再生処理においてマイコンによる制御が必要となる。そのため、マイコンの負担が増大してしまう。
【0009】
本発明は、マイコンの負担を軽減してメモリに格納されたデータの処理を行うデータ処理装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、残処理ブロック数を示すカウンタとブロックアドレスを生成するブロックカウンタにより各手段のメモリアクセスの制御を行うことで、マイコンの負担を軽減することを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施例について説明する。
【0012】
図1は、本発明の第1の実施例であるデータ処理装置をエンコード処理に適用した場合の構成を示すブロック図である。符号付加手段101は、符号付加処理許可信号が"Hi"のときのみにメモリに格納されたスクランブル処理済のデータを読み出して演算し、誤り訂正符号をメモリに書き込む。変調手段102は、変調処理許可信号が"Hi"のときのみにメモリ上の誤り訂正符号付加済みのデータを変調処理して外部へ出力する。残処理数カウンタ103は、ブロック単位の処理開始信号によりインクリメントして処理ブロック数を貯めることが出来、符号付加処理1ブロック終了によりデクリメントして残処理ブロック数をカウントするカウンタである。符号付加処理用のブロックカウンタ104、変調処理用のブロックカウンタ105は、それぞれの処理の1ブロック終了によりインクリメントするカウンタである。第1の比較手段106は、残処理数カウンタ103の値が0であるか否か比較し、第2の比較手段107は、符号付加処理用のブロックカウンタ104と変調処理用のブロックカウンタ105の値が同じであるか否かを比較する。符号付加処理用の許可信号生成手段108は、ブロック単位の処理開始信号と符号付加処理の1ブロック終了信号のタイミングにおいて第1の比較手段106の結果に基づいて許可信号を生成し、1ブロック単位の処理ブロックがある場合は"Hi"として処理を許可し、ない場合は"Low"として処理を禁止する。また、変調処理用の許可信号生成手段109は、符号付加及び変調処理の1ブロック終了信号のタイミングにおいて第2の比較手段106の結果に基づいて許可信号を生成し、1ブロック単位の処理ブロックがある場合は"Hi"として処理を許可し、ない場合は"Low"として処理を禁止する。アドレス生成手段110は、符号付加処理用のブロックカウンタ104及び変調処理用のブロックカウンタ105の値をメモリアクセス時のアドレスに変換する。
【0013】
以下、図1に示されるデータ処理装置の動作について図2のタイミング図を用いて説明する。外部より入力されたデータはスクランブル処理されてメモリに格納される。入力されたデータをすべて、エンコード処理してディスクに記録するとは限らないため、所望の記録データがある場合にブロック単位でエンコード処理開始信号の入力により制御を開始する。処理開始信号が入力された場合には残処理数カウンタ103をインクリメントして、処理ブロック数を貯めておくことができる。最初の処理開始信号入力時には、符号付加処理許可信号を"Hi"として、符号付加処理のブロック単位での処理開始を許可する。符号付加処理が許可された符号付加手段101により、スクランブル処理された1ブロック単位のデータに対して誤り訂正符号付加処理を行う。図中のA〜Eは、ブロック単位のスクランブル済みのデータである。1ブロック単位の符号付加処理が終了した場合、符号付加処理終了信号により残処理数カウンタ103のデクリメントと符号付加処理用のブロックカウンタ104のインクリメントを行う。符号付加処理終了のタイミングにおいて、残処理数カウンタ103が"0"であるか比較する第1の比較手段106の結果に基づき、残処理数が"0"でない場合は符号付加処理許可信号を"Hi"のまま処理許可を継続し、残処理数が"0"の場合は許可信号を"Low"として処理を停止する。また、符号付加処理終了のタイミングでは、1ブロック単位の誤り訂正符号付加済みのデータが存在するために、変調処理用の許可信号を"Hi"として変調処理のブロック単位の処理開始を許可する。処理が許可された変調手段102により、誤り訂正符号付加された1ブロック単位のデータに対して変調処理を施して出力し、データのディスクへの記録を行う。変調処理が1ブロック単位で終了した場合、変調処理用のブロックカウンタ105のインクリメントを行う。また、変調処理終了のタイミングにおいて、符号付加及び変調処理用のブロックカウンタ104,105の値が同じかどうか比較する第2の比較手段107の結果に基づき、カウンタ値が異なる場合は許可信号を"Hi"のまま処理を継続し、カウンタ値が同じ場合は処理が追いついたことを意味するため許可信号を"Low"として変調処理を停止する。ブロックデータは、各ブロックカウンタ104,105の値により制御し、アドレス生成手段110によりメモリ上のブロックアドレスを生成する。これにより、マイコンによる処理開始信号の入力を行うだけで、複数ブロックの処理を連続して自動的に行うことが出来る。この場合、各処理動作のブロック単位の開始タイミングまで制御する必要がないため、マイコンの負担が軽減することができる。
【0014】
図3は、本発明の第2の実施例であるデータ処理装置をエンコード処理に適用した場合の構成を示すブロック図である。図1の構成に加えて、先頭検出手段301と符号付加処理切り替え手段302を追加したものである。先頭検出手段301は、ディスクへの記録の際にブロック単位の先頭を検出して出力し、同時に前ブロックのディスク記録時における記録エラーの有無を出力するものである。符号付加処理切り替え手段302は、符号付加処理を行うブロックデータを切り替える。
【0015】
以下、図3に示されるデータ処理装置の動作について図4のタイミング図を用いて説明する。図中のA〜Dはスクランブル済みのデータで、かっこ内の番号(n:自然数)は付加したIDとする。メモリに格納されたスクランブル済みのデータに対して、エンコード処理を行うデータがある場合、処理開始信号を入力する。処理開始信号が入力されると、残処理数カウンタ103を入力回数分だけインクリメントして処理するブロック数を貯めることが出来る。同時に、符号付加処理許可信号を"Hi"として、符号付加手段101の処理開始を許可する。符号付加処理1ブロック終了のタイミングにおいて、符号付加処理用ブロックカウンタ104のインクリメント、残処理数カウンタ103のデクリメントを行う。更に、符号付加処理終了信号により変調処理許可信号を"Hi"として、変調手段102における変調処理開始を許可する。ここで、変調処理の1ブロック単位の処理開始時には、符号付加処理許可信号を再び"Hi"として処理を許可し、符号付加処理切り替え信号を"Hi"とする。符号付加処理切り替え信号は、符号付加処理1ブロック終了時に"Hi"から"Low"になるもので、"Hi"の場合は変調処理中のデータ(図中A)に対して、IDを付替えて(n→n+1)再スクランブルを施したデータに符号付加処理を行う。逆に"Low"の場合は、次出力データ(図中B)の符号付加処理を行う。符号付加切り替え信号を用いることで、変調1ブロック出力中に符号付加処理は2ブロックに対して処理を許可し、符号付加処理2ブロック終了時(符号付加切り替え信号が"Low"の時のみ)に残処理数カウンタ103のデクリメントと符号付加処理用ブロックカウンタ104のインクリメントを行う。符号付加処理許可信号は、1ブロック終了時には一旦"Low"として処理を禁止し、残処理数が"0"であるか否かを比較する第1の比較手段106の結果に基づいて、"0"でない場合には再び"Hi"として処理を許可することにする。一方、変調処理1ブロック終了時には、変調処理用ブロックカウンタ105のインクリメントを行うと同時に、変調処理許可信号を一旦"Low"として処理を停止し、符号付加カウンタ104と変調カウンタ105の値を比較する第2の比較手段107の結果に基づき、値が異なる場合に先頭検出手段301による先頭検出信号出力タイミングで再び"Hi"として、処理を継続する。ただし、先頭検出手段301はブロックの先頭検出信号出力時に同時に前処理ブロックにおける記録エラーの有無を出力することが出来る。そのため、前ブロックにおいてエラーが起こった場合(図中のID=n+1でBデータ出力時)は、残処理数カウンタ103のインクリメント、符号付加及び変調ブロックカウンタ104,105のデクリメントを行い、自動的に1ブロックの処理追加を行う。エラー無しの場合(Aデータ出力終了時)は、続けて次ブロックデータ(B)の符号付加済みデータに対して変調出力処理を行う。しかし、エラーありの場合は、エラー発生ブロック(B)に続けて、同じデータでIDを付け直した(n+1→n+2)データに対して符号付加済みデータの変調出力処理を行う。エラー発生後の符号付加処理は、変調処理中のデータのみではなくて、次処理ブロックデータに対してもIDを付替えて再スクランブル処理したデータに対して行う。よって、エラー発生後のデータも入力時に付加したIDに対してエラー発生ブロック数分だけシフトしてIDを付加したデータを出力することが出来る。よって、変調処理1ブロック出力時のエラーの有無により次処理データを切り替えることで、連続したIDを持つデータを出力することが出来る。残処理数カウンタ103が"0"になった時に、全てのデータの符号付加及び変調処理をエラーなく終えることになり、スキップ処理によりディスクの連続したエリアに記録することが出来る。本発明のデータ処理装置を用いることで、記録エラーが起こった場合でも自動的に処理数を追加することが出来、マイコンによりエラーの有無により処理を追加することがないため、マイコンの負担を軽減することが出来る。
【0016】
図8は、本発明の第3の実施例であるデータ処理装置をエンコード処理に適用した場合の構成を示すブロック図である。図1の構成において、2個の残処理数カウンタ801,802を設け、符号付加処理許可信号生成だけではなくて、変調処理許可信号生成においても残処理数カウンタ802により制御する。
【0017】
以下、図8に示されるデータ処理装置の動作について図9のタイミング図を用いて説明する。メモリに格納されたスクランブル済みのデータに対して、エンコード処理を行うデータがある場合、処理開始信号を入力する。処理開始信号が入力された場合には符号付加処理用の残処理数カウンタ801をインクリメントして、処理ブロック数を貯めておくことが出来る。最初の処理開始信号入力時には、符号付加処理許可信号を"Hi"として、符号付加処理のブロック単位の処理開始を許可する。符号付加処理が許可された符号付加手段101により、スクランブル処理された1ブロック単位のデータに対して誤り訂正符号付加処理を行う。1ブロック単位の符号付加処理が終了した場合、符号付加処理終了信号により符号付加処理用の残処理数カウンタ801のデクリメントと符号付加処理用のブロックカウンタ104のインクリメントを行う。符号付加処理終了のタイミングにおいて、符号付加処理用の残処理数カウンタ801が"0"であるか比較する第1の比較手段106の結果に基づき、残処理数が"0"でない場合は符号付加処理許可信号を"Hi"のまま処理許可を継続し、残処理数が"0"の場合は許可信号"Low"として処理を停止する。また、符号付加処理終了のタイミングでは、1ブロック単位の誤り訂正済みのデータが存在するために、変調処理用の残処理数カウンタ802をインクリメントして、変調処理ブロック数を貯めておく。同時に、変調処理用の許可信号を"Hi"として、変調処理のブロック単位の処理開始を許可する。処理が許可された変調手段102により、誤り訂正符号付加された1ブロック単位のデータに対して変調処理を施して出力し、データのディスクへの記録を行う。変調処理が1ブロック単位で終了した場合、変調処理用のブロックカウンタ105のインクリメント、変調処理用の残処理数カウンタ802のデクリメントを行う。また、変調処理終了のタイミングにおいて、変調処理用の残処理数カウンタ802が"0"であるか比較する第2の比較手段107の結果に基づき、残処理数が"0"でない場合は変調処理許可信号を"Hi"のまま処理許可を継続し、残処理数が"0"の場合は許可信号"Low"として処理を停止する。これにより、マイコンによる処理開始信号の入力を行うだけで、複数ブロックの処理を連続して自動的に行うことが出来る。この場合、各処理動作のブロック単位の開始タイミングまで制御する必要がないため、マイコンの負担が軽減することができる。
【0018】
図10は、本発明の第4の実施例であるデータ処理装置をエンコード処理に適用した場合の構成を示すブロック図である。図8の構成に加えて、入力されたデータに対してスクランブル処理及びID付加等を行いメモリに格納する入力手段1001と入力処理用のブロックカウンタ1002を追加したものである。マイコンにより入力手段1001へのブロック単位の入力を指示し、入力手段1001におけるブロック単位の処理終了をもってエンコード処理開始のタイミングに代替したものである。これにより、入力データと連動して入力した全てのデータをエンコード処理してディスクへ記録するデータ処理装置として構成できる。
【0019】
以下、図10に示されるデータ処理装置の動作について説明する。マイコンの指示によりホストからデータが入力され、入力手段1001においてID等を付加してスクランブル処理を施し、メモリに格納される。ブロック単位での入力処理終了により、符号付加用の残処理数カウンタ801のインクリメント及び入力処理用のブロックカウンタ1002のインクリメントを行う。入力手段1001によるブロック単位の処理終了信号を符号付加処理の処理開始信号として用いることで、図8の構成における処理と同様に符号付加及び変調処理の許可信号を生成し、データ入力時の処理開始のみにより複数のブロックの処理を連続して自動的に行うことが出来る。この場合、各処理動作のブロック単位の開始タイミングまで制御する必要がないため、マイコンの負担が軽減することができる。
【0020】
【発明の効果】
以上、残処理数カウンタと各手段のブロックカウンタを組み合わせて制御することで、各データ処理を自動的に行うことが出来、マイコンの負担を軽減することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例であるデータ処理装置の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施例であるデータ処理装置の動作を示すタイミングチャート図である。
【図3】本発明の第2の実施例であるデータ処理装置の構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の第2の実施例であるデータ処理装置の動作を示すタイミングチャート図である。
【図5】エンコード処理手順を示す図である。
【図6】 1データセクタを示すフォーマット図である。
【図7】 1 ECCブロックデータを示すフォーマット図である。
【図8】本発明の第3の実施例であるデータ処理装置の構成を示すブロック図である。
【図9】本発明の第3の実施例であるデータ処理装置の動作を示すタイミングチャート図である。
【図10】本発明の第4の実施例であるデータ処理装置の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
101…符号付加手段、102…変調手段、103…残処理数カウンタ、104…符号付加処理用ブロックカウンタ、105…変調処理用ブロックカウンタ、106…第1の比較手段、107…第2の比較手段、108…符号付加処理許可信号生成手段、109…変調処理許可信号生成手段、301…先頭検出手段、302…符号付加処理切り替え手段、501…IDデータ、502…ID + IED、503…ID + IED + RSV + メインデータ、504…スクランブル前のデータセクタ、505…スクランブル後のデータセクタ、506…スクランブル後の16データセクタ、507…16記録セクタ、508…物理セクタ、601…ID、602…IED、603…RSV、604…メインデータ、605…EDC、701…セクタデータ、702…PI、703…PO、704…メモリ、801…残処理数カウンタ1、802…残処理数カウンタ2、1001…入力手段、1002…入力処理用ブロックカウンタ。

Claims (11)

  1. 記憶手段に複数の処理ブロックデータを格納して、該記憶手段のブロック単位のデータを処理するデータ処理装置であって、
    前記記憶手段からデータを読み出して任意のブロックデータに対して符号付加処理を行う第1の処理手段と、
    前記記憶手段からデータを読み出して任意のブロックデータに対して変調処理を行う第2の処理手段と、
    処理開始信号入力によりインクリメントして処理するブロック数を貯めるとともに、前記第1の処理手段が1ブロック処理する毎にデクリメントして残処理ブロック数をカウントする残処理数カウンタと、
    前記第1の処理手段が1ブロック処理する毎にインクリメントする第1のブロックカウンタと、
    前記第2の処理手段が1ブロック処理する毎にインクリメントする第2のブロックカウンタと、
    前記残処理数カウンタの値が0であるか否か比較する第1の比較手段と、
    前記第1および第2のブロックカウンタの値を比較する第2の比較手段と、
    前記第1の比較手段の結果に基づいて符号付加処理を許可する第1の処理許可信号を生成する第1の処理許可信号生成手段と、
    前記第2の比較手段の結果に基づいて変調処理を許可する第2の処理許可信号を生成する第2の処理許可信号生成手段と、を有し、
    設定した処理ブロック数を連続して処理することを特徴とするデータ処理装置。
  2. 請求項1に記載のデータ処理装置において、
    前記第1の処理許可信号生成手段は、前記処理開始信号入力時に許可信号を有効として出力し、前記第1の処理手段の1ブロック処理終了時に前記第1の比較手段において、前記残処理数カウンタの値が0の場合に許可信号を無効として出力し、カウンタ値が0でない場合には許可信号を有効として出力し、
    前記第1の処理手段は、前記許可信号が有効の場合のみ処理を開始することを特徴とするデータ処理装置。
  3. 請求項1に記載のデータ処理装置において、
    前記第2の処理許可信号生成手段は、前記第1の処理手段の1ブロック処理終了時に許可信号を有効として出力し、前記第2の処理手段の1ブロック処理終了時に前記第2の比較手段において第1および第2のブロックカウンタの値が同じ場合に許可信号を無効として出力し、両カウンタ値の差が所定の値の場合には許可信号を有効として出力し、
    前記第2の処理手段は、前記許可信号が有効の場合のみ処理を開始することを特徴とするデータ処理装置。
  4. 請求項1に記載のデータ処理装置において、
    さらに、前記第1の処理手段の対象データを切り替える信号を生成する第1の処理切り替え手段と、
    前記第2の処理手段による出力データのブロック単位でのデータ処理を開始するタイミングを生成する先頭検出手段と、を有することを特徴とするデータ処理装置。
  5. 請求項4に記載のデータ処理装置において、
    前記第1の処理切り替え手段は、前記第2の処理手段のブロック単位での開始のタイミングにおいて処理切り替え信号が1にセットされて、第1の処理手段の1ブロック終了タイミングで0にリセットされることを特徴とするデータ処理装置。
  6. 請求項4に記載のデータ処理装置において、
    前記第2の処理手段は、前記記憶手段から読み出されたデータを処理して外部へ出力する手段を有し、
    前記先頭検出手段は、前記第2の処理手段におけるブロック単位のデータ処理を開始するタイミングを示す先頭検出信号を生成するとともに、前記第2の処理手段による出力データの出力中にエラーがあるかどうか判断し、次ブロックの先頭検出信号出力時に同時に前ブロック処理時のエラーの有無を出力することを特徴とするデータ処理装置。
  7. 請求項4に記載のデータ処理装置において、
    前記先頭検出手段は、前記第2の処理手段によるデータ出力中のエラーの有無を出力することができ、エラーありを出力した場合、前記残処理数カウンタをインクリメントし、第1と第2のブロックカウンタをデクリメントして、1ブロック分の処理を追加することを特徴とするデータ処理装置。
  8. 請求項4に記載のデータ処理装置において、
    前記第1の処理許可信号生成手段は、前記処理開始信号入力時に許可信号を有効として出力し、前記第1の処理手段の1ブロック処理終了時に許可信号を無効にするものであって、前記第2の処理手段による処理開始時に再び許可信号を有効として出力し、前記第1の処理切り替え手段における処理切り替え信号が0にリセットされて、且つ、前記第1の処理手段の1ブロック終了時に前記第1の比較手段において前記残処理数カウンタの値が0の場合に許可信号を無効として出力し、カウンタ値が0でない場合には許可信号を有効として出力し、前記第1の処理手段は前記許可信号が有効の場合のみ処理を開始することを特徴とするデータ処理装置。
  9. 請求項4に記載のデータ処理装置において、
    前記第2の処理許可信号生成手段は、前記第1の処理手段の1ブロック処理終了時に許可信号を有効として出力し、前記第2の処理手段の1ブロック処理終了時には許可信号を無効として出力するものであって、前記先頭検出手段による先頭検出信号出力時に前記第2の比較手段において第1および第2のブロックカウンタの値が同じ場合に許可信号を無効として出力し、両カウンタ値の差が所定の値の場合には許可信号を有効として出力し、前記第2の処理手段は前記許可信号が有効の場合のみ処理を開始することを特徴とするデータ処理装置。
  10. 記憶手段に複数の処理ブロックデータを格納して、該記憶手段のブロック単位のデータを処理するデータ処理装置であって、
    前記記憶手段からデータを読み出して任意のブロックデータに対して符号付加処理を行う第1の処理手段と、
    前記記憶手段からデータを読み出して任意のブロックデータに対して変調処理を行う第2の処理手段と、
    処理開始信号入力によりインクリメントして処理するブロック数を貯めるとともに、前記第1の処理手段が1ブロック処理する毎にデクリメントして残処理ブロック数をカウントする第1の残処理数カウンタと、
    前記第1の処理手段が1ブロック処理する毎にインクリメントし、前記第2の処理手段が1ブロック処理する毎にデクリメントして第2の処理の残処理ブロック数をカウントする第2の残処理数カウンタと、
    前記第1の残処理数カウンタ値が0であるか否か比較する第1の比較手段と、
    前記第2の残処理数カウンタ値が0であるか否か比較する第2の比較手段と、
    前記第1の比較手段の結果に基づいて符号付加処理を許可する第1の処理許可信号を生成する第1の処理許可信号生成手段と、
    前記第2の比較手段の結果に基づいて変調処理を許可する第2の処理許可信号を生成する第2の処理許可信号生成手段と、を有し、
    設定した処理ブロック数を連続して処理することを特徴とするデータ処理装置。
  11. 記憶手段に複数の処理ブロックデータを格納して、該記憶手段のブロック単位のデータを処理するデータ処理装置であって、
    外部から入力されたデータを前記記憶手段に記録する入力手段と
    前記記憶手段からデータを読み出して任意のブロックデータに対して符号付加処理を行う第1の処理手段と、
    前記記憶手段からデータを読み出して任意のブロックデータに対して変調処理を行う第2の処理手段と、
    前記入力手段が1ブロック処理する毎にインクリメントし、前記第1の処理手段が1ブロック処理する毎にデクリメントして第1の処理の残処理数をカウントする第1の残処理数カウンタと、
    前記第1の処理手段が1ブロック処理する毎にインクリメントし、前記第2の処理手段が1ブロック処理する毎にデクリメントして第2の処理の残処理数をカウントする第2の残処理数カウンタと、
    前記第1の残処理数カウンタ値が0であるか否か比較する第1の比較手段と、
    前記第2の残処理数カウンタ値が0であるか否か比較する第2の比較手段と、
    前記第1の比較手段の結果に基づいて符号付加処理を許可する第1の処理許可信号を生成する第1の処理許可信号生成手段と、
    前記第2の比較手段の結果に基づいて変調処理を許可する第2の処理許可信号を生成する第1の処理許可信号生成手段を有し、
    設定した処理ブロック数を連続して処理することを特徴とするデータ処理装置。
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