JP3860692B2 - サイズの異なる光フェルールを相互に接続するためのアラインメントスリーブ、及び同物品を製作する方法 - Google Patents

サイズの異なる光フェルールを相互に接続するためのアラインメントスリーブ、及び同物品を製作する方法 Download PDF

Info

Publication number
JP3860692B2
JP3860692B2 JP35402199A JP35402199A JP3860692B2 JP 3860692 B2 JP3860692 B2 JP 3860692B2 JP 35402199 A JP35402199 A JP 35402199A JP 35402199 A JP35402199 A JP 35402199A JP 3860692 B2 JP3860692 B2 JP 3860692B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ferrule
alignment sleeve
pin
diameter
land
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP35402199A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000180668A (ja
Inventor
エー. シャヒド ムハメッド
イー. シェルドン スチーヴン
エル.スチーブンソン ダニエル
Original Assignee
ルーセント テクノロジーズ インコーポレーテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ルーセント テクノロジーズ インコーポレーテッド filed Critical ルーセント テクノロジーズ インコーポレーテッド
Publication of JP2000180668A publication Critical patent/JP2000180668A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3860692B2 publication Critical patent/JP3860692B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/36Mechanical coupling means
    • G02B6/38Mechanical coupling means having fibre to fibre mating means
    • G02B6/3807Dismountable connectors, i.e. comprising plugs
    • G02B6/3873Connectors using guide surfaces for aligning ferrule ends, e.g. tubes, sleeves, V-grooves, rods, pins, balls
    • G02B6/3874Connectors using guide surfaces for aligning ferrule ends, e.g. tubes, sleeves, V-grooves, rods, pins, balls using tubes, sleeves to align ferrules

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)

Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、一般的には光ファイバーに関し、特に光フェルールの相互接続に関する。
【0002】
【従来の技術】
光ファイバーネットワークは、少なくともある程度は光ファイバーケーブルによって提供される大きな帯域幅のために、増える一方の速度で展開されている。個々の光ファイバーを他の光ファイバーや装置に接続するという必要性はいかなる光ファイバーネットワークデザインにおいても本質的に備わるものである。光ファイバーを結合するための一般的な技術として、光ファイバーをフェルールで終端させ、そのフェルールを第2のファイバーの終端の他のフェルールと接続させる方法がある。フェルールは、類似したサイズの二つのフェルールを収容し、それぞれの光コアの長さ方向の軸が同軸となるように整列させるための円筒形のスリーブによって正確に整列される。典型的にはスリーブは、それぞれの光ファイバーのプラグの覆いを一緒に確実に接続するアダプターあるいはカプラーといった構成要素である。このような接続システムの例は共にアメリカ特許4,738,507及び4,738,508に見られ、両者はパームクイストに出されたものであり、本発明の受託者に対して指定された。
【0003】
近年の進歩によって、より小さな直径のフェルールを利用したより小さな光ファイバー結合のデザインが導かれた。小さなフェルールにより光ファイバーケーブル(光ファイバーケーブルの終端に取り付けられたハードウェアの質量/重さが減少されるためにさらにしっかりと固定される)の大きさに比例して、改善された軸調整、空間効率といった利点が提供される。特に相対的に小さいコネクターは一つのネットワーク設備の表面にさらにぎっしりと装填され、より効率的な空間管理を提供する。
【0004】
小さなコネクターデザインでは直径にして1.25ミリメーター(mm)のフェルールを利用する。小さなフェルールコネクターの例はLCコネクターである。小さなフェルールコネクターの発達以前には、多くのコネクターでは直径が、小さなフェルールコネクターの2倍の直径2.5mmのフェルールを利用してきた。大きなフェルールの例はSTTM(ルーセントテクノロジー社のトレードマーク)コネクターがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
いくつかは既に述べたように小さなフェルールコネクターの利用にはたくさんの利点があるが、大きなコネクターを利用する多くの既存の光ネットワークとの互換性の点で問題がある。大きなフェルールコネクターは何年にも渡り利用されており、光ネットワークにおいて広く展開されてきた。既存の光ファイバー要素と小さなフェルールコネクターを使った新しい要素を置き換えることは、多くの場合にひどく料金が掛かる。それゆえ、新しい設備やハードウェアは小さなフェルールコネクターを利用するようにデザインされ、既存の設備やハードウェアでは大きなフェルールコネクターを利用するようにデザインされているので、設備やハードウェアのアップグレードを既存の光ネットワークに行ったり、導入する際に、技術者はいかに異なる大きさのフェルールを有する二つの光終端を接続させるかという問題に直面する。そこで最適な整合関係で二つのサイズの異なるフェルールを相互に接続するための効率が良く、かつ費用効果の高い方法に対する産業上の必要性が存在している。
【0006】
一つの提案された解決法は、導入されているネットワークのインタフェースに整合させるための大きなフェルールコネクターを一端に持ち、新しい/アップグレードされた設備に整合させるための小さなコネクターを反対側の端に持つハイブリッド光ケーブルを利用することである。そのようなハイブリッド光ケーブルは比較的わかりやすい解決策ではあるが、利用すると比較的かさばり、二つの光ファイバーを接続するための二つの接続点を必要とし(すなわち、更なる接続を必要とし、かつ望まない注意及び/あるいは損失を生じる)、比較的高価である。
【0007】
他の提案された解決法は、反対側の端まで異なったサイズの同軸上に調整され、その中間で出会う円筒状のボア(孔)を有する円筒状のスリーブからなるステップスリーブアダプターである。したがって、ステップスリーブのおよそ中間でステップスリーブの内径は、ボアによって規定されるように、第1の内径(例えば、小さいフェルールに相当する)から第2の内径(例えば、大きなフェルールに相当する)へ変化する。このデザインは正確な調整とボアの大きさ付け、及びフェルールの正確な大きさ付けを、スリーブの中に収容された二つのフェルールの正確な調整を行い、かつ保証するために必要とされる。実際にはこのような正確さは一貫して経済的には再生されない。例えばいくつかの最も正確な1.25mmフェルールはおよそ±0.7マイクロメーター(um)の外径のバラツキがあり、いくつかの最も正確な2.5mmフェルールはおよそ±0.5umの外径のバラツキを持っている。ステップスリーブを構成する金属あるいはセラミック材料はボアの内径かフェルールの外径のバラツキを受け入れるようには適合しないので、ボアの内径とフェルールの外径の通常の、望まれるバラツキは十分ではないずれを生じるかもしれず、すなわち、ボアの中でのフェルールの機械的な安定性はある種の適用に対して不適切であるかも知れない。例えば設計されたボアに対する外径より小さな外径を持つフェルールはゆるく収まり、横方向の負荷によってスリーブ中のフェルールのコアの調整を間違ったものにしてしまう。これは望まれない、制御不可能な接続損失を生じるかも知れない。
【0008】
そのようなステップスリーブは典型的には、スリーブが温度変化に対して特に敏感なものとする高い熱膨張係数を有する金属から構成される。ステップスリーブは、代わりにさらに熱膨張係数の有利なセラミックからなるかも知れないが、セラミックスリーブは製造が高価になるだろう。
【0009】
そのためにそれぞれのコアの正確な調整を伴いながら異なるサイズの光学的導体を相互に接続するための低価格のコネクターに対する産業上の満たされていない必要性がある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本件発明は、サイズの異なる光フェルールを相互に接続するためのアラインメントスリーブを提供する。本件発明に従うアラインメントスリーブは、異なるサイズの二つのフェルールを収容し、一つのフェルールから他のフェルールへ通過する光信号の接合損失を減少するために正確な整合関係を伴いながらフェルールを軸に対して調整する。本件開示の目的として、ここではサイズの異なる二つの光フェルールにたいしてなされた参照ではそれぞれの光フェルールの外径に言及している。二つのフェルールの正確な調整は、お互いに関する所定の軸関係で接触させ、かつ保持する、複数のランドによってある程度達成される。アラインメントスリーブはアラインメントスリーブに収容されたフェルールの直径のわずかなバラツキに適合する可撓性の材料からなる。それゆえ、アラインメントスリーブは、フェルールの調整ミスやフェルールの外径のわずかな違いに起因するフェルールの移動によって引き起こされる接続損失を減少させるかも知れない。
【0011】
本件発明に従うアラインメントスリーブは、比較的低コストである、射出成型技術を用いて生産されるものである。射出成型技術に用いられる鋳型は精密グラインダや旋盤を用いて製作される精密なコアピンを含む。コアピンの正確さは、アラインメントスリーブの正確なサイズを達成するために望まれるようにコアピンの選択された領域に金属の薄い層をメッキすることによって細かく調整される。本件発明にしたがう精密なコアピンを用いて製作されたアラインメントスリーブは、高度の正確さを持ちながらも安価に製作できる。
【0012】
本件発明の側面にしたがって、軸方向に並べられたフェルールのためのアラインメントスリーブは、そこを通す本質的な中心のボアを規定する支持部材を有している。ボアは第1の部分と第2の部分を含み、そこで第1の部分と第2の部分は長さ方向に調節されて、お互いに近接して配置される。支持部材は、すくなくとも部分的には第1の部分を規定する第1の内壁を含み、そこで第1の内壁はその内壁の周に間隔をあけて存在する複数の第1のランドを含み、第1の直径の第1のフェルールを収容するための大きさにされる。支持部材は、少なくとも第2の部分を規定する第2の内壁を含み、そこで第2の内壁はその周に間隔をあけて存在する第2のランドを含み、第1の直径と異なる第2の直径の第2のフェルールを収容するための大きさにされる。
【0013】
第1の部分と第2の部分のランドの特定のデザインによって、第1の部分で収容される第1のフェルールと第2の部分で収容される第2のフェルールは同軸上に並べられ、あるいは軸方向に所定の距離のオフセットが存在するかも知れない。支持部材は、それぞれのフェルールのサイズにおけるわずかなバラツキに適合するように、プラスチックのような可撓性の材料から構成される。特に、支持部材はそこに収容されたフェルールに適合するように放射状に広がるかも知れない。
【0014】
本件発明の他の面によると、軸方向にフェルールを調整するためのアラインメントスリーブは、そこを通す本質的な中心のボアを規定する支持部材を有している。ボアは、計画通りの第1の直径の第1のフェルールを収容するための大きさの第1の部分と第1の直径と異なる計画通りの第2の直径の第2のフェルールを収容するための大きさの第2の部分を含んでいる。第1の部分と第2の部分は長さ方向に並べられ、お互いに近接している。支持部材は少なくとも部分的には第1の部分を規定する可撓性の第1の壁を含み、そこで第1の壁は第1の直径のわずかなバラツキに適合するように変形し得る。支持部材は少なくとも部分的に第2の部分を規定する可撓性の第2の壁を含み、そこで第2の壁は変形し、第2の直径のわずかなバラツキに適合する。
【0015】
第1の壁は複数の第1のランドを有する第1の内壁表面を含み、第2の壁は複数の第2のランドを有する第2の内壁表面を含むかも知れない。第1及び第2のランドの設計によって、第1の部分に収容された第1のフェルールと第2の部分に収容された第2のフェルールは同軸に並べられ、あるいは軸方向に所定の距離を持つかも知れない。
【0016】
本件発明の他の面によれば、射出成型工程によるフェルールアラインメントスリーブ製作に利用する精密なコアピンを形成するための方法は、第1の直径の第1のピンの部分と第1の直径と異なる第2の直径の第2のピンの部分を形成するステップとそれぞれの第1及び第2のピンの部分上に複数のフラットを形成するステップを含む。コアピンは、射出成型工程の間のコアピンの取り外しを容易にするように、コアピンの長さにわたって長さ方向のテーパーを含むかも知れない。好ましくは、それぞれ第1及び第2のピンの部分に3つの等角に隔てられたフラットが存在し、ここでフラットはコアのピンの中心軸に平行である。好ましくは、第1のピンの部分上のそれぞれのフラットが第2のピン部分の平行なフラットに対応する。
【0017】
本件発明の他の面によれば、サイズの異なるフェルールを軸方向に並べるためのアラインメントスリーブを作成するための方法は、第1の直径の第1のピンの部分と第1の直径とは異なる第2の直径の第2のピンの部分とを有する精密なコアピンを含む、鋳型を提供するステップを含んでいる。さらに、コアピンはそれぞれ第1及び第2のピンの部分上に複数のフラットを含む。他のステップでは鋳型を用いてコアピンのまわりにアラインメントスリーブを製作するステップを含み、ここでアラインメントスリーブは、第1の直径の第1のフェルールを収容するための第1のボアと第2の直径の第2のフェルールを収容するための軸方向に第1のボアと一列に並べられた第2のボアとを含んでいる。第1のフェルールと第2のフェルールの軸調節は同軸上にあるか、所定の距離の軸方向のオフセットを持つかも知れない。アラインメントスリーブは、好ましくはポリエチルイミドからなる材料から製作される。
【0018】
コアピンの第1のピンの部分及び第2のピンの部分は、それぞれのボアの内径を増加するために薄い金属層によって選択的にメッキされるかも知れない。さらに、その方法は、アラインメントスリーブへのフェルールの挿入力や取り外す力のどちらかを測定する、質制御ステップを含むかも知れない。質制御ステップからの情報は後に成型されるスリーブが必要とする挿入力のための成型パラメーターを調整するための使われるかも知れない。
【0019】
本件発明の他の特徴と利点は、続く図及び詳細な説明を検討することにより当業者には明らかとなるだろう。添付の特許請求の範囲によって規定されるように、全ての特徴と利点が本件発明の範囲は含まれる。
【0020】
【実施例】
本件発明は続く図を参照することによってさらに理解される。ここでは図の要素に対してスケールを記載する必要はなく、代わりに本発明の原理をはっきりと示すように強調された。さらにいくつかの図を通じて対応する部分に同じ参照数字が指定された。
【0021】
ここで本件発明の好ましい実施例が示された付随する図を参照しながら、本件発明は、この後より詳しく説明される。しかしながら本件発明は多くの異なった形態で実施され、ここに記載された実施例に制限するように解釈すべきではない;むしろ、これらの実施例は、本件開示によって当業者に徹底的かつ完全に本発明の範囲を伝えるために提供されている。
【0022】
図1には、本件発明の実施例に従うアラインメントスリーブ10が図示されている。アラインメントスリーブ10は、軸方向にならべられお互いに近接した比較的大きなフェルール部分12と比較的小さなフェルール部分14を含んでいる。保持リング16は、大きいフェルール部分12と小さなフェルール部分14の境界面に配置されている。保持リングは複数のラッチングアームと共同して動作し、完全に公開されている参照としてその開示が組み込まれるよう本件発明の受託者に指示された、「クローズドアラインメントスリーブ」のタイトルのアメリカ特許第5,621,834号に詳しく述べられているように、アラインメントスリーブ10はラッチングアームに装填されるバネによって結合され、離れないように押され適合する。代わりに当業者には良く知られているように、アラインメントスリーブは従来のコネクターの結合に適合する大きさにされた、本質的に円筒状の外側表面を持っている。
【0023】
アラインメントスリーブ10は、STTM(ルーセントテクノロジー社のトレードマーク)コネクターの2.5ミリメータ(mm)フェルールのような比較的大きい直径のフェルールを大きなフェルール部分12へ収納するために大きなフェルールアパーチャー18を有している。小さなフェルールアパーチャー20は、LCコネクターの1.25mmフェルールのような比較的小さな直径のフェルールを小さなフェルール部分14へ収納するために大きなフェルールアパーチャー18の反対側に配置されている。
【0024】
図2を参照すると、大きなフェルールアパーチャー18と小さなフェルールアパーチャー20は、第1の内径の大きなフェルールのボア24と第1の内径より小さな第2の内径の小さなフェルールのボア26からなる中心のボア22によって相互に結合されている。大きなフェルールのボア24と小さなフェルールのボア26は境界領域28によって相互に接続されている。大きなフェルールのボア24は、複数のランド38を含む内部表面37を有する壁36によって規定されている。好ましい実施例では3つのランド38がある。良く知られたように円筒状フェルールはランド38によって提供される3つの接触線によって正確に配置される。ここでは平らな表面のように図示されているが、ランド38はアラインメントスリーブ10によって収容されるフェルールの正確な調整を提供する適した、突出あるいはパイプのような、ほかの形を取ることもあり得る。
【0025】
図3に示されたように、ランド38は内部表面37に等しい角度でお互いに隔てられ、それぞれのランド38の中心は他のランド38の中心からおよそ120度離れている。ランド38で大きなフェルール部分12の内部半径R1はおよそ1.247mm(2.494mmの内径を規定している)で、一方内部表面37で半径R2はおよそ1.255mm(2.51mmの内径を規定している)である。壁36の厚さ39はおよそ0.51mmである。
【0026】
有利なことに本件発明のデザインでは、独立したランド38のサイズは大きなフェルール部分12のなかでフェルールを正確に配置するように選択的に制御される。例えば3つのランド38が、大きなフェルールのボア24の中心軸からそれぞれのランド38の中心までの半径が等しいような同じサイズに作ることによって、大きなフェルール部分12のなかに収容されたフェルールは実質的に大きなフェルールのボア24と同軸上に調整される。しかしながらもしランド38の中の二つが、大きなフェルールのボア24の中心軸からの第1の半径となるような第1のサイズであり、第3のランドが大きなフェルールのボア24の中心軸から異なった半径となるような第2のサイズを持ち、かつ3つのランド38の内径が未だに2.494mm(前述のように)であるなら、より大きなフェルール部分12のなかに収容されるフェルールは大きなフェルールのボア24に関して軸方向にオフセットを持つだろう。このように本件発明は、以下に説明されるように、光減衰器あるいはオフセットランチ状態のような、所望の機能を実行するための、アラインメントスリーブのデザインにおける、柔軟性を提供する。
【0027】
したがって、図4の端面図に示されるように、アラインメントフェルール10の大きなフェルール部分12に収容される2.5mmフェルールは、大きなフェルール部分12にランド38で接触され、わずかな隙間42がフェルール40と内部表面37の間に残される。ランドはフェルール40より小さな半径をもつように設計されているので、ランドのとの接触は保証される。3つのランドのデザインは、ランド間が最大角度の距離にしてアラインメントスリーブ10のなかで正確にフェルールを位置づけるようにする。ランド38間の距離を最大にすることによってランド38間の壁36の柔軟性が増加し、アラインメントスリーブ10がそこに収容されたフェルールの直径のより大きなバラツキに適合することを可能とする。
【0028】
図2に戻って、小さなフェルールのボア26は複数のランド52を含む内部表面51を有する壁50によって規定されている。ランド38のように、ランド52は、正確な同軸調整や小さなフェルールのボア26の中心軸に関して小さなフェルール部分12のなかに収容されたフェルールの軸オフセット調整のような所望の機能を与えるように独立にデザインされる。リブ53が壁50の外側に配置され、詳細は以下に説明されるように射出成型工程の間に小さなフェルール部分14の材料の流れを促進する。
【0029】
大きなフェルールアパーチャー18と小さいフェルールアパーチャー20の斜表面56は、それぞれのフェルールアパーチャー18、20でのアラインメントスリーブ10へのフェルールの挿入を促進する。境界面28は大きなフェルールのボア24に収容されたフェルールをアラインメントスリーブ10のなかで停止させる停止面60を含んでいる。停止面60は、STTMコネクターのような大きなフェルールコネクター及びLCコネクターのような小さなフェルールコネクターによって与えられる不釣り合いな軸方向の負荷を補償する。
【0030】
以下にさらに詳細が述べられるように、アラインメントスリーブ10を製作するために用いられる射出成型工程において利用される精密なコアピンの取り外しを促進するために中心のボア22は、大きなフェルールアパーチャー18から小さなフェルールアパーチャー20まで所定の角度でなだらかなテーパーをもつことが目的を明確にするために記載された。ランド38、52はこのテーパーを含まないので、中心ボア22の中心軸54の長さ方向の長さを通じて平行である。したがって、得られる視覚的な効果は、少なくとも図2に示されたように、ランド38、52がテーパーを持つように見えることである。
【0031】
図5を参照すると、小さなフェルールの部分14の断面図が等間隔のランド52を示し、それぞれのランド52の中心は他のランド52の中心から120度離れている。ランド52での小さなフェルールの部分14の半径R3はおよそ0.6231mm(内径は1.246mmを形成し)で、一方内部表面51のR4はおよそ0.627mm(内径は1.255mm)である。したがって1.25mmの直径のフェルールはランド52でより小さなフェルールの部分14と接触し、フェルールと内壁51の間にわずかな隙間が残る。
【0032】
本件発明を例示するために選択された実施例では、壁50の厚み66はおよそ0.30mmである。この小さな壁の厚みのために、射出成型製作技術を用いた際に材料の流れと共に問題が生じるかも知れない。したがって、出願人は壁50の周囲にリブ53を与えて、射出成型工程の間の材料の流れを促進した。リブ53は小さなフェルールの部分14の柔軟性には影響しない。リブ53の外側のエッジで小さなフェルールの部分14の半径R5はおよそ2.46mmである。リブ53の幅は図5に図示されたように0.44mmか0.5mmのどちらかである。リブ53の配置がアラインメントスリーブ10の特定の応用にしたがって変わり得ることには注意が必要だ。
【0033】
本件発明の好ましい実施例ではアラインメントスリーブ10はプラスチックのような可撓性の材料からなり、それぞれのフェルールの部分12、14はアラインメントスリーブ10のなかに収容されたフェルールの外径のわずかなバラツキに適合される。可撓性の材料は、フェルールのサイズのバラツキを適合させ、かつ挿入工程の間及びコネクターの寿命の間にフェルールを保持し、かつ調整するのに十分に堅固でなければならない。好ましい可撓性の材料は着色剤を伴わないポリエチルイミドである。ポリエチルイミドは3,300Mpaの曲げ係数、0.000056m/m−degreeCの熱膨張係数を持っている。
【0034】
したがって本件発明に従うアラインメントスリーブはそれぞれのフェルールの部分12、14に対する所定の挿入力(引き出す力に言及しても)を与えるようにデザインされる。好ましい実施例においては、大きなフェルールの部分12はおよそ4.45N(454グラム重)の挿入力を与えるようにデザインされ、小さなフェルールの部分14はおよそ1.96N(200)グラム重の挿入力を与えるようにデザインされた。それぞれのフェルールの部分12、14に対する挿入力は、例えば本件発明の実施例の2.5mmと1.25mmコネクターといったアラインメントスリーブがデザインされたそれぞれのフェルールのサイズに対するコネクターの軸方向の負荷より小さいようにデザインされた。それゆえ、0.907kg(2lb)の軸方向負荷を持つ2.5mmフェルールコネクターは、大きなフェルールの部分12に2.5mmフェルールを完全に挿入するために十分な力を持つだろう。同じように0.499kg(1.1lb)の軸方向負荷を持つ1.25mmフェルールコネクターは、1.25mmフェルールを小さいフェルールの部分14に完全に挿入するために十分な力を持つだろう。わずかな量の挿入力の存在によって、アラインメントスリーブの中に収容された二つのフェルールの結合を弱める逆方向の負荷の可能性を減少させる。しかしながら図6に示したように、挿入力は、アラインメントスリーブのなかでフェルールが接合関係を持つことを保証するためにそれぞれのフェルールコネクターの軸方向負荷より小さくするべきである。このようにフェルール部分に対する挿入力はゼロより大きく、挿入されたフェルールの典型的な軸方向負荷より小さくすべきである。フェルールの部分12、14に対するそれぞれの挿入力は、それぞれランド38、52によって内径が規定される、壁36、50の厚さとアラインメントスリーブを構成する材料のコンプライアンスのデザインによって制御される。以下に説明されるように、挿入力は、アラインメントスリーブを製作するために利用された鋳型の精密なコアピンに薄い金属層をメッキすることや、射出成型パラメーター(例えば成型温度、射出圧)を調節することによって細かく調整できる。
【0035】
図6を参照すると、2.5mmフェルールのような、大きなフェルール70がアラインメントスリーブ10の大きいフェルールの部分12に挿入されることが示されている。大きいフェルール70は、停止面60に対してフェルール70の端面72を位置づける軸方向負荷によってアラインメントスリーブ10のなかに押し留められる。1.25mmフェルールのような、小さいフェルール74が小さいフェルールの部分14に挿入されることが示されている。小さいフェルール72は、その端面76がフェルール70の端面72に整合関係で衝合するまで軸方向負荷によって小さいフェルールの部分14のなかに完全に押し込まれる。大きいフェルール70は正確にランド38によって大きいフェルールの部分12のなかに調整され、そして小さいフェルールの部分74は正確にランド52によって小さなフェルールの部分14の中に調整される(図6には示されていない)。フェルール70、74の正確な整列の結果として、光ファイバーのコアがマウントされるボアや通路80、あるいは光ファイバーのコアがマウントされるボアや通路82が、図6に示されるように中心コア22の中心軸84に沿って同軸に整列される。サイズの異なるフェルール70、74の正確な同軸調整は接合損失を減少し、アラインメントスリーブ10を構成する材料のコンプライアンスはフェルール70、74の直径のバラツキに適合される。
【0036】
減衰器の実施例
当業者には良く知られているように、二つの光ファイバーを光ファイバー接続において整合する際に、光ファイバーのコアの整合のオフセットによって、伝送側光ファイバーから受信側光ファイバーへの光信号の不完全な転送が引き起こされるだろう。そのような不完全な転送における信号の損失量は、それぞれのコアの相対的な直径を含む様々なパラメーターに依存しているが、コアの整合オフセットと挿入損失の間の関係が存在することは良く受け入れられる。コアのオフセットによる損失は望まないものではあるが、そのような損失が正確に制御されるならば光減衰器のような様々な応用に有益でありえるというような事態が起こる。
【0037】
光ファイバー通信ネットワークデザインにおいて、産業上良く知られているように光減衰器は光信号の出力レベルを減少させるために利用される。しかしながら今日まで出願人は3dBより少ない次元の低い損失レベルを正確に、かつ高い信頼性で与えることのできる減衰器を知らない。信号モードのファイバーにおけるコアのオフセットのための損失についてしばしば文書で提供されてきたが(マーカス、Dの「シングルモードファイバー結合の損失の分析」BSTC、56、No.5(5月−6月、1977)、ページ703ー718を参照されたい)、好ましい、3dBより小さいレベルで所定の損失を与えるために必要とされる正確さを伴うオフセットの量を正確に、かつ絶え間なく制御できるようなデバイスを出願人は知らない。例えば、1dBの損失を達成するために横方向のオフセットはシングルモードファイバーにおいてはおよそ2μmにすべきである。そのようなオフセットを正確かつ絶え間なく与えることのできるデバイスはこれまで商業的に利用できなかった。
【0038】
図7を参照すると、本件発明に従うアラインメントスリーブ100は、その中に収容されたフェルールのコアの軸方向にオフセットが与えられている。図示したように、大きなフェルール170は大きなフェルールの部分112の中に収容され、小さなフェルール174は小さなフェルールの部分114に収容されている。上述したように、大きなフェルールの部分112のランド、及び/あるいは小さなフェルールの部分114のランドのデザインによってフェルール170、174は軸方向に、大きなフェルール170の中心軸186が小さなフェルール174の中心軸188からY方向に所定の距離Δ1のオフセットがあるというような正確なオフセットを持ち得る。実際のオフセットΔ1は、正確さと信頼性を伴いながらも低い接合損失を与える光減衰器としてアラインメントスリーブ100が動作するように、フェルール170と174の間の光信号通過に所定の損失を加えるように正確に規定されるかも知れない。
【0039】
オフセットランチの実施例
帯域幅、スキュー/ジッタおよび損失における接合性能は、もしシングルモードのファイバーからの光信号が部分的にマルチモードの光ファイバーの光学モードを満たすようにマルチモードのファイバーに送り出されたならば、改善されるかもしれないことが理解されている。改善された接合性能を達成するための一つの方法は、シングルモードとマルチモードのファイバーの中心が所定のオフセットをもって誤って一列に並べられるようにマルチモードファイバーの入力側に接合する光伝送モジュールのシングルモードファイバーのピグテールを利用することである。マルチモードファイバーの中でかなり大きくは減少しないで伝搬し、コアの中心とコア/クラッド界面領域の両方から離れ、マルチモードファイバーをある程度満たし、利用可能なモードの一部のみを励起するオフセットランチ条件についてここで言及する。しかしながら、マルチモード光ファイバーの帯域幅の性能を高めるためのオフセットランチ条件は、所望のランチ条件を絶え間なく作り出すために再生され得る正確なオフセットを提供することができないので、達成することは困難であった。
【0040】
例えば、図8を参照すると、マルチモードの光ファイバー190はクラッド193に囲まれたコア192を含んでいる。好ましくはマルチモードコア192はおよそ31.25μmの半径を持っている。このようにマルチモードファイバーコア192の所望のオフセットランチ領域194は、マルチモードファイバーのコア192の中心からの距離およそ13μm(R6)からおよそ27μm(R7)まで延長した環状の領域によって規定される。オフセットランチ領域194に光信号を送出するためにシングルモードファイバー(直径8−9μmを仮定する)に対するコアのオフセットはおよそ17μmから23μmの間であるべきである。コアの半径が25μmであるマルチモードファイバーの場合、マルチモードファイバーの所望のランチ領域194は、シングルモードファイバーに対して(直径8−9μmを仮定)およそ10μmから16μmまでの間のコアのオフセットに変換される、マルチモードファイバーの中心からおよそ6μm(R6)からおよそ20μmまで延長されるだろう。図示目的のために、送出(あるいは伝送)シングルモード光ファイバー196のコアが、マルチモードファイバー190へのオフセットランチに対する位置に示された。このように、光信号が送出され、伝送(すなわち、送出)シングルモードファイバーが位置すべき、マルチモードファイバーのコア192のオフセットランチ領域194がある。
【0041】
したがって、図9を参照すると、本件発明の実施例に従うオフセットランチアラインメントスリーブ200は、マルチモード光ファイバーのコアで第二のフェルール270の中にマウントされる、通路280あるいはボアの所望のランチ領域の中で第一のフェルール274とともにシングルモード光ファイバーのコアがマウントされる、通路282あるいはボアを位置付けるオフセットを提供する。図示したように、通路282の中心軸288は、コア270の中心軸286に関するY方向において所定の距離Δ2のオフセットがある。そのオフセットがXあるいはY方向、又はそれらの何らかの結合となるかも知れないことに注意が必要である。上述したように、オフセットランチに対する正確な所定のオフセットの距離Δ2は、大きなフェルールの部分212と小さなフェルールの部分214のランドのサイズを独立に制御することによって達成できる。
【0042】
アラインメントスリーブの製作
本件発明の低コストのアラインメントスリーブを製作するために、アラインメントスリーブは射出成型技術を用いて形作られるかも知れない。しかしながら、アラインメントスリーブは許容誤差内にフェルールのコアを正確に整列するために非常な正確さを持って製作されなければならない。プラスチック射出成型のための鋳型作成のための技術の詳細な説明は、「プラスチック産業社会のプラスチック工学ハンドブック」マイケル L.バロン編集、ファン ノーストランド レインホールド、ニューヨーク、1991の本の中に見つけることができる。
【0043】
そこに収容されるフェルールの正確な調整を生み出し、中心ボア22の特徴の正確さを達成するために、図10に図示したように精密なコアピン300が利用されるかも知れない。コアピン300は、射出成型工程において用いられる鋳型の中心要素として動作する。特にコアピン300は、リブ53及び保持リング16のようなアラインメントスリーブの外側の特徴を規定する外側の鋳型の中で縦に配置される。アラインメントスリーブが製作される原料の液体プラスチック材料が、リングゲートを通すか、あるいは両端からのように異なる多様な方法によって鋳型に注入される。
【0044】
コアピン300は好ましくは、S7ツールスチールのような、精密グラインダや旋盤を用いて機械加工される超硬合金である。コアピン300は、遷移部分328によって相互に接続された大きなピンの部分312と小さなピンの部分314を含んでいる。大きなピンの部分312と小さなピンの部分314は、二つのピンの部分の同軸上の整列を保証するために好ましくは同時に製作される。遷移部分328は、アラインメントスリーブ10の停止面60に対応する停止壁360を含む。コアピン300は大きなピンの部分312から小さなピンの部分314までテーパーを含んでいる。好ましくはテーパーは、コアピン300の長さに沿って続き、そして好ましくは5度より小さい。好ましい実施例ではテーパーはおよそθ=0.5°である。テーパーは成型されたアラインメントスリーブから、例えば矢印398の方向にコアピン300の取り外しを容易にするように与えられる。テーパーは、アラインメントスリーブの内部表面37、51に対応する表面337および351に与えられる。内部表面37、51はアラインメントスリーブ10の動作に関しては何の機能も持たない(すなわち、内部表面37、51はアラインメントスリーブに挿入されたフェルールと接触しない)。
【0045】
コアピン300に切り込まれたフラット338、352はアラインメントスリーブ10のランド38、52を形成する。ランド38、52のサイズは対応するフラット338、352の切り込みの深さによって独立に制御される。それぞれのフラット338の各一つが平面352の一つに対応し、対応するフラットがコアピン300に同時に切り込まれ、フラットと結果のランドが調整される。フラット338、352は好ましくはコアピン300の中心軸354に平行で、すなわち中心軸354から平面338、352の中心までの半径は本質的にその平面338、352の長さを通じて同じである。平面338、352はテーパーを持っていないので平面338、352は図10のテーパーの外観を見せる。
【0046】
一度コアピン300が製作されると、そこから形成されるアラインメントスリーブの正確な寸法は金属の薄い層でコアピンの一部を選択的にメッキすることによって細かく調整され、コアピンのメッキされた領域のサイズと、そして対応する領域のアラインメントスリーブの中心のボアのサイズが増加する。クロムのような他に適した金属も利用できるかも知れないが、好ましい実施例ではコアピン300にメッキされた金属は窒化チタンである。例えば、本件発明にしたがうコアピンを用いて製作されたアラインメントスリーブへのフェルールの挿入力が所望のものより大きいならば、ランドによって規定される内径を増加するためにコアピンは選択的にメッキされる。商業的なメッキ材料を通して利用できる知られた技術を用いて、メッキはおよそ0.050μmの厚さに制御性良くメッキすることができる。
【0047】
アラインメントスリーブの物理的なサイズは、たとえば成型温度、射出圧のような成型パラメーターを変化させることによって細かく調整される。スリーブへのフェルールの挿入力を監視することによって、成型パラメーターは許容されるスリーブを提供するために調整される。挿入力の監視から許容できない適合が示されたとき、成型パラメーターは、プラスチックスリーブのサイズを修正することによって挿入力を変化するために調整される。
【0048】
本件発明の先行する記載及び関連する図に提案された教示が有益である当業者には、本件発明の多くの修正及び他の実施例が頭に浮かぶであろう。それゆえ、本件発明が開示された特定の実施例に制限されずに、かつ修正や他の実施例が添付の特許請求の範囲に含まれることは理解されるであろう。ここでは特定の用語が用いられているが、それらは総称的、説明的な意味で用いられているにすぎず、制限する目的はない。
【0049】
【発明の効果】
本件発明によれば、異なるサイズの光フェルールを相互に接続し、かつ正確な整合関係で軸調整することによって一つのフェルールからもう一つへ通過する光信号の損失を減少する、あるいは意図的に光信号の損失を制御することのできるアライメントスリーブが提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に従うアラインメントスリーブの斜視図である。
【図2】図1のアラインメントスリーブの中心ボアの2’−2’に沿った断面図である。
【図3】図2のアラインメントスリーブの大きなフェルールの部分の3’−3’に沿った断面図である。
【図4】アラインメントスリーブの大きなフェルールの部分の中にフェルールが収容されている、本件発明の実施例に従うアラインメントスリーブの大きなフェルールの部分の端面図である。
【図5】図2のアラインメントスリーブの小さなフェルールの部分の5’−5’に沿った断面図である。
【図6】フェルールを正確に同軸に整列するためのアラインメントスリーブのなかに二つのフェルールが収容され、その間に光結合が形成されている、本件発明の実施例に従うアラインメントスリーブの断面図である。
【図7】コアに所定の軸オフセットを作成するためのフェルールを正確に整列するアラインメントスリーブのなかに二つのフェルールが収容されている、本件発明の実施例に従うアラインメントスリーブの断面図である。
【図8】オフセットランチ条件のためのマルチモード光ファイバーのランチ領域の略図である。
【図9】オフセットランチ条件を形成するためにフェルールのコアに所定の軸オフセットを形成するために正確にフェルールを整列するためのアラインメントスリーブに二つのフェルールが収容されている、本件発明の実施例に従うアラインメントスリーブの断面図である。
【図10】本件発明の実施例に従う精密コアピンの斜視図である。
【符号の説明】
10、100 アラインメントスリーブ
12、14、112、114、212、214 フェルールの部分
16 保持リング
18、20 アパーチャー
22、24、26 ボア
28 境界面
36、50 壁
38、52 ランド
37、51 内部表面
42 隙間
53 リブ
56 斜表面
60、360 停止面
66 厚み
70、74、170、174 フェルール
72 端面
80、82、280、282 通路
84、186、188、288、354 中心軸
190 マルチモード光ファイバー
192、270 コア
194 オフセットランチ領域
196 シングルモード光ファイバーコア
200 オフセットランチアラインメントスリーブ
312、314 ピンの部分
328 遷移部分
337、351 表面
352、338 フラット
398 矢印

Claims (21)

  1. 軸方向に異なるサイズのフェルールを整列させるためのアラインメントスリーブにおいて、:
    第一の部分及び第二の部分を含む本質的に貫通した中心孔を規定する支持部材であって、前記中心孔が、およそ5度より小さい所定の角度で漸次、テーパーされており、前記第一の部分及び前記第二の部分が長方向に整列され、かつお互いに近接している支持部材を含み、
    前記支持部材は前記第一の部分の少なくとも一部を規定する第一の内壁を含み、前記第一の内壁はその内周に等間隔で隔てられた複数の第一のランドを含み、前記第一のランドは第一の直径の第一のフェルールを収容する大きさであり、さらに前記第一のランドは前記支持部材の前記第一の部分に収容されるフェルールの正確な整合を与えるために適した形状をしており、そして、
    前記支持部材は前記第二の部分の少なくとも一部を規定する第二の内壁を含み、前記第二の内壁はその内周に等間隔で隔てられた複数の第二のランドを含み、前記第二のランドは前記第一の直径と異なる第二の直径の第二のフェルールを収容する大きさであり、さらに、前記第二のランドは前記支持部材の前記第二の部分に収容されるフェルールの正確な整合を与えるために適した形状をしていることを特徴とするアラインメントスリーブ。
  2. 請求項1記載のアラインメントスリーブにおいて、前記第一のランド及び前記第二のランドが、前記第一の部分に収容された第一のフェルールの中心軸と、前記第二の部分に収容された第二のフェルールの中心軸とを同軸上に整列させることを特徴とするアラインメントスリーブ。
  3. 請求項1記載のアラインメントスリーブにおいて、前記第一のランド及び前記第二のランドが、前記第一の部分に収容された第一のフェルールの中心軸を前記第二の部分に収容された第二のフェルールの中心軸に対し所定の距離でオフセットをもたらすことを特徴とするアラインメントスリーブ。
  4. 請求項1記載のアラインメントスリーブにおいて、前記第一の部分及び前記第二の部分が同軸上に整列され、かつ前記第一の部分のランドの1つが前記第一の部分のランドののものと異なる大きさのアラインメントスリーブであって、前記第一の部分に収容された第一のフェルールが前記第一の部分と非同心的に並べられ、前記第一の部分に収容された前記第一のフェルールの中心軸及び前記第二の部分に収容された第二のフェルールの中心軸がオフセットを有することを特徴とするアラインメントスリーブ。
  5. 請求項1記載のアラインメントスリーブにおいて、前記孔が前記第一の部分に隣接した第一の端及び前記第二の部分に隣接した第二の端を含み、前記第一の端及び前記第二の端が前記孔へのフェルールの挿入を助けるための傾斜した内側のへりを含むことを特徴とするアラインメントスリーブ。
  6. 請求項1記載のアラインメントスリーブにおいて、前記第一の部分が3つの第一のランドを含み、かつ前記第二の部分が3つの第二のランドを含むことを特徴とするアラインメントスリーブ。
  7. 請求項1記載のアラインメントスリーブにおいて、前記支持部材がポリエチルイミドからなることを特徴とするアラインメントスリーブ。
  8. 請求項1記載のアラインメントスリーブにおいて、前記第一の部分に第一のフェルールが収容された際に前記第一の内壁が中心軸から外側に放射状に伸張する可撓性の材料からなり、かつ前記第二の部分に第二のフェルールが収容された際に前記第二の内壁が放射状に伸張する可撓性の材料からなることを特徴とするアラインメントスリーブ。
  9. 軸方向に異なるサイズのフェルールを同軸上に穴が整列するためのアラインメントスリーブにおいて、:
    第一の公称直径の第一のフェルールを収容するための大きさの第一の部分及び前記第一の直径と異なる第二の公称直径の第二のフェルールを収容するための大きさの第二の部分を含み、前記第一の部分及び前記第二の部分を貫通する中心孔を規定する支持部材であって、前記中心孔が、およそ5度より小さい所定の角度で漸次、テーパーされており、前記第一の部分及び前記第二の部分が長さ方向に整列され、かつお互いに近接している支持部材を含み、
    前記支持部材は、前記第一の部分を少なくとも部分的に規定する可撓性の第一の壁を含み、前記第一の壁は前記第一の公称直径のわずかなバラツキに適応するために変形可能であり、そして
    前記支持部材は、前記第二の部分を少なくとも部分的に規定する可撓性の第二の壁を含み、前記第二の壁は前記第二の公称直径のわずかなバラツキに適応するために変形可能であり、
    ここで前記第一の壁は等間隔で隔てられた複数の第一のランドを有する第一の内側表面を含み、前記第二の壁は等間隔で隔てられた複数の第二のランドを有する第二の内側表面を含み、前記第一のランドは前記支持部材の前記第一の部分に収容されるフェルールの正確なアライメントを提供するために適した形状であり、前記第二のランドは前記支持部材の前記第二の部分に収容されるフェルールの正確なアライメントを提供するために適した形状をしていることを特徴とするアラインメントスリーブ。
  10. 請求項記載のアラインメントスリーブにおいて、前記第一のランド及び前記第二のランドが、前記第一の部分に収容された第一のフェルール及び前記第二の部分に収容された第二のフェルールに同軸上に整列されることを特徴とするアラインメントスリーブ。
  11. 請求項記載のアラインメントスリーブにおいて、前記第一のランド及び前記第二のランドが、前記第一の部分に収容された第一のフェルールの中心軸と、前記第二の部分に収容された第二のフェルールの中心軸に対し所定の距離で軸方向にオフセットをもたらすことを特徴とするアラインメントスリーブ。
  12. 請求項記載のアラインメントスリーブにおいて、前記第一の部分及び前記第二の部分が同軸上に整列され、かつ前記第一の部分のランドの1つが前記第一の部分のランドののものと異なる大きさのアラインメントスリーブであって、前記第一の部分に収容された第一のフェルールが、前記第一の部分と非同心的に整列され、前記第一の部分に収容された前記第一のフェルールの中心軸及び前記第二の部分に収容された第二のフェルールの中心軸が軸方向にオフセットを有することを特徴とするアラインメントスリーブ。
  13. 請求項記載のアラインメントスリーブにおいて、前記支持部材がポリエチルイミドからなることを特徴とするアラインメントスリーブ。
  14. 射出成型工程によるフェルールアラインメントスリーブの製作に利用するコアピンであって、:
    第一の直径の第一のピンの部分及び前記第一の直径とは異なる第二の直径の第二のピンの部分と、
    それぞれ前記第一及び前記第二のピンの部分の上に等間隔で隔てられた複数のフラットを含み、そして
    前記コアピンは、前記射出成型工程における前記コアピンの取り外しを促進するための前記コアピンの長さにわたって長さ方向に形成され、およそ5度より小さい所定の角度で漸次傾斜したテーパーを含むことを特徴とするコアピン。
  15. 請求項14記載のコアピンにおいて、前記コアピンが中心軸を含み、前記フラットが前記コアピンの中心軸に平行で、少なくとも三つのフラットを前記第一のピンの部分の上に含むコアピン。
  16. 請求項14記載のコアピンにおいて、前記コアピンの前記第一のピンの部分に第一のフラットを、及び前記コアピンの前記第二のピンの部分に第二のフラットを含み、前記第一のフラットの各々が対応する第二のフラットに平行であることを特徴とするコアピン。
  17. サイズの異なるフェルールを軸方向に整列するためのアラインメントスリーブを製作するための方法において、:
    第一の直径をもつ第一ピン部分と前記第一の直径とは異なる第二の直径をもつ第二ピン部分を有する精密なコアピンからなる鋳型を提供するステップであって、前記コアピンが複数のフラットを各前記第一及び前記第二ピン部分の上に含む、コアピンを提供するステップ(以下、コアピン提供ステップと呼ぶ)と、
    前記鋳型を使って前記コアピンの周りにアラインメントスリーブを製作するステップであって、前記アラインメントスリーブは前記アライメントスリーブの中心を貫通する孔を含み、前記孔は第一の直径をもつ第一のフェルールを収容するための第一孔部分及び前記第一の直径と異なる第二の直径をもつ第二のフェルールを収容するためのものであって、前記第一の孔の軸方向に整列された第二孔部分とからなるようなアライメントスリーブを製作するためのステップ(以下、アラインメントスリーブ製作ステップと呼ぶ)とを含み、
    前記アライメントスリーブ製作ステップが前記コアピンの前記第一のピンの部分に対応する前記第一の孔の部分と前記コアピンの前記第二のピンの部分に対応する前記第二の孔の部分、前記貫通する穴が前記第一の孔部分から前記第二の孔部分に至るまでにおよそ5度より小さい所定の角度で漸次傾斜するようにして形成するステップを含み、さらに前記孔の部分の各々が前記コアピンの前記第一および第二のピン部分の前記フラットによって規定される複数の等間隔で隔てられたランドを含むことを特徴とするアラインメントスリーブ製作方法。
  18. 請求項17記載の方法において、前記アラインメントスリーブ製作ステップがポリイミドからなる材料で前記アラインメントスリーブを製作するステップを含むことを特徴とする方法。
  19. 請求項17記載の方法において、前記コアピンの前記第一ピン部分及び前記第二ピン部分の少なくとも一つを金属層でメッキし、前記第一孔部分又は前記第二孔部分の内径を増大するステップをさらに含むことを特徴とする方法。
  20. 請求項17記載の方法において、前記アラインメントスリーブへの前記第一または/および前記第二のフェルールの挿入力及び取り外し力のうち一つを測定するステップをさらに含むことを特徴とする方法。
  21. 請求項17記載の方法において、前記アラインメントスリーブ製作ステップが、第一又は第のフェルールがそれぞれ前記第一及び第二孔部分のひとつに収容された際に、その中心軸から外側に放射状に伸張する可撓性の材料で前記アラインメントスリーブを形成するステップを含むことを特徴とする方法。
JP35402199A 1998-12-14 1999-12-14 サイズの異なる光フェルールを相互に接続するためのアラインメントスリーブ、及び同物品を製作する方法 Expired - Lifetime JP3860692B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US09/211117 1998-12-14
US09/211,117 US6273619B1 (en) 1998-12-14 1998-12-14 Alignment sleeves for interconnecting optical ferrules of dissimilar size, and methods for making same

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000180668A JP2000180668A (ja) 2000-06-30
JP3860692B2 true JP3860692B2 (ja) 2006-12-20

Family

ID=22785643

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35402199A Expired - Lifetime JP3860692B2 (ja) 1998-12-14 1999-12-14 サイズの異なる光フェルールを相互に接続するためのアラインメントスリーブ、及び同物品を製作する方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US6273619B1 (ja)
EP (1) EP1010998B1 (ja)
JP (1) JP3860692B2 (ja)
DE (1) DE69906230T2 (ja)

Families Citing this family (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19929176C2 (de) * 1999-06-25 2001-09-06 Siemens Ag Verfahren zum Bereitstellen und Verbindungsbauteil zum Verbinden konfektionierter Lichtwellenleiterstücke sowie Lichtwellenleitertrommel
JP2001074982A (ja) * 1999-09-08 2001-03-23 Nec Corp 光モジュールの光結合装置及びその光結合方法
US6503422B2 (en) * 2001-03-15 2003-01-07 Nuvisions International Method of fabricating holding devices for fiber optic connector ferrules
US20040247254A1 (en) * 2001-08-22 2004-12-09 Setsuo Shouji Ferrule molding die and ferrule
US7352937B2 (en) * 2002-12-17 2008-04-01 Finisar Corporation Devices, systems and methods for connecting a single mode fiber to a legacy multi-mode fiber
JP3800606B2 (ja) * 2002-12-27 2006-07-26 日本航空電子工業株式会社 光コネクタアダプタ
DE102004049697A1 (de) * 2004-10-12 2006-04-20 Adc Gmbh Hybrid-Adapter
DE102005000925A1 (de) * 2005-01-07 2006-07-20 Infineon Technologies Fiber Optics Gmbh Bauteil und Verfahren zur exzentrischen Ausrichtung eines ersten und eines zweiten Stifts, die jeweils eine Lichtleitfaser zentrisch enthalten, sowie Modulvorsatz und Steckerkopplung mit meinem solchen Bauteil
US20070201798A1 (en) * 2005-10-11 2007-08-30 Adc Gmbh Hybrid adapter
JP2010523285A (ja) * 2007-04-11 2010-07-15 ジョン, ジェイ. デイヴィス, 経鼻気管内チューブ用の非外傷性導入器およびその使用法
WO2009017589A2 (en) * 2007-07-26 2009-02-05 Lightwire, Inc. Offset launch mode from nanotaper waveguide into multimode fiber
US7773844B2 (en) * 2008-05-16 2010-08-10 International Business Machines Corporation Method for reducing bandwidth loss in data center applications with multiple fiber type connectivity
EP2194357A1 (de) * 2008-12-03 2010-06-09 Leica Geosystems AG Optisches Sensorelement für eine Messmaschine, und messmaschinenseitiges Kupplungselement hierfür
TW201239434A (en) * 2011-03-24 2012-10-01 Netgami System Llc Multi-diameter optical fiber link for transmitting unidirectional signals and eliminating signal deterioration
JP2013125209A (ja) * 2011-12-15 2013-06-24 Tyco Electronics Japan Kk 光コネクタアダプタ、光コネクタ副組立体、及び光コネクタ組立体
SG11201405020TA (en) 2012-02-20 2014-09-26 Adc Telecommunications Inc Fiber optic connector, fiber optic connector and cable assembly, and methods for manufacturing
CN107111071A (zh) * 2015-01-22 2017-08-29 京瓷株式会社 光插座、光通信用收发模块以及光插座的制造方法
CN105974949A (zh) * 2016-06-28 2016-09-28 成都启源电子信息技术有限公司 光纤连接器生产过程控制系统

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58129408A (ja) 1982-01-28 1983-08-02 Matsushita Electric Works Ltd 光コネクタ
JPS60229004A (ja) 1984-04-27 1985-11-14 Nec Corp 光アダプタ
US5315684A (en) * 1991-06-12 1994-05-24 John Mezzalingua Assoc. Inc. Fiber optic cable end connector
US5179607A (en) 1991-07-15 1993-01-12 Forss, Inc. Fluted, high efficiency fiber optic adapter
US5263106A (en) 1992-06-16 1993-11-16 Siecor Corporation Fiber optic attenuator for use with ferrules
US5388174A (en) 1993-02-22 1995-02-07 At&T Corp. Optical fiber connector techniques
US5287426A (en) 1993-02-22 1994-02-15 At&T Bell Laboratories Methods for making optical fiber connectors
US5621834A (en) 1994-12-22 1997-04-15 Lucent Technologies Inc. Closed alignment sleeve for optical connectors
US5632908A (en) 1995-02-01 1997-05-27 Lucent Technologies Inc. Method for making aligned features
US5639387A (en) 1995-03-23 1997-06-17 Lucent Technologies Inc. Method for etching crystalline bodies
US5633969A (en) * 1995-09-27 1997-05-27 General Motors Corporation Automotive fiber optic cable splice

Also Published As

Publication number Publication date
EP1010998A3 (en) 2001-02-14
DE69906230D1 (de) 2003-04-30
DE69906230T2 (de) 2003-12-11
JP2000180668A (ja) 2000-06-30
EP1010998A2 (en) 2000-06-21
EP1010998B1 (en) 2003-03-26
US6273619B1 (en) 2001-08-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3860692B2 (ja) サイズの異なる光フェルールを相互に接続するためのアラインメントスリーブ、及び同物品を製作する方法
US4515434A (en) Fiber optic connector
US4056305A (en) Single optical fiber connector utilizing elastomeric alignment device
CA1324278C (en) Optical fiber connector and methods of making
US4781431A (en) Lensed optical connector
US5633970A (en) Device with internal asymmetrical features for rotational alignment of non-symmetrical articles
EP0482673B1 (en) Optical connector
WO1987004262A1 (en) Fiber optic connector
JP3273490B2 (ja) 多芯マイクロキャピラリとこれを用いた光導波回路と光ファイバとの接続方法
US11327229B2 (en) Elastomeric optical fiber alignment and coupling device
JP3374333B2 (ja) 光コネクタフェルールの製造方法
EP0381513A2 (en) Mechanical connection for polarization-maintaining optical fiber and methods of making
JPS6042448B2 (ja) 光フアイバコネクタの成形方法
US6402390B1 (en) V-groove adapters for interconnecting optical conductors
EP0506003B1 (en) Ferrule for optical fibers
US20240036267A1 (en) Method for making a low-loss fiber optic connector
EP1039321A2 (en) Optical fiber ferrule apparatus
EP1223445A1 (en) Apparatus and method for interconnecting multi-dimensional optical fiber arrays
TWM605933U (zh) 雙工光纖適配器
AU657023B2 (en) Optical connection arrangement
JP2001004862A (ja) 光コネクタ用フェルール及びその製造方法並びにそれを用いた光コネクタ
AU755885B2 (en) Massive parallel optical interconnect system
Wagner et al. SC-DC/SC-QC fiber optic connector
CN117555084A (zh) 一种多芯光纤非标连接器及其制作方法
Miller Optical Fiber Splicing

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040204

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20040319

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20040409

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060802

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060922

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3860692

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100929

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110929

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120929

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130929

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term