JP3859720B2 - 簡易自動開閉型排尿装置 - Google Patents
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Description
[技術分野]
本発明は、膀胱にカテーテルを挿入して排尿を行っている患者に対して、カテーテルと採尿袋との中間に簡易に装着し、膀胱の貯尿・排尿を自動的に促進させ、膀胱の生理的機能を維持する簡易自動開閉型排尿装置に関するものである。
[背景技術]
排尿が不全または不能の患者に対しては、膀胱に尿道カテーテルを留置し、尿を体外に排出する必要がある。このときに、各種の排尿装置が用いられている。従来の多くの排尿装置は、尿管を通して膀胱に尿道カテーテルを挿入し、開閉弁をかいして採尿袋に尿を誘導していた。このような排尿装置においては、膀胱に留置したカテーテルにより常時体外に尿を流出させているので、膀胱は自然の貯尿・排尿のための膨張・収縮が行われず、膀胱は常に萎縮状態に留まっていて、長時間経過すると膀胱機能は廃絶してしまうことがある。
そこで、膀胱機能を維持するために、膀胱内の尿圧力を検出して弁を開閉する自動排尿装置がいくつか提案されてきた。しかし、これらは大規模で高価となり、患者にとっても使用しにくいという問題があった。
[発明の開示]
本発明の目的は、膀胱機能を正常に維持しつつ採尿が可能で、しかも安価で構造の簡単な簡易自動開閉型排尿装置を提供することにある。
本発明の簡易自動開閉型排尿装置は、主として、シリンダと、感圧プランジャと、弾性部材と、保護ケースと、ロック機構とからなる。シリンダは、先端に注入口を、後端にシリンダ・フランジを、中間の外周側壁に複数の抽出口をそれぞれ設けられている。感圧プランジャは、シリンダ内に滑動自在に挿入されていて、先端に液密シール部を、後端にプランジャ・フランジを、中間部に長手方向に延びかつ軸心で交差する複数のリブをそれぞれ設け、そして、該複数のリブのうちの少なくとも1つに長手方向に所定のピッチで並ぶ鋸歯状歯を設けられている。弾性部材は、シリンダの後端に設けたシリンダ・フランジとプランジャの後端に設けたプランジャ・フランジとを互いに引き寄せるように連結する。保護ケースは、シリンダの後端に固定されていて、感圧プランジャの軸方向移動を許容する。ロック機構は、プランジャのリブの鋸歯状歯に係合・離脱して、プランジャの軸方向移動を拘束・解除する。
シリンダの注入口に連通する膀胱内の尿圧力を所定値に設定し、尿圧力が所定値に達したときはシリンダの抽出口から外部の採尿袋に膀胱内の尿を全て排尿する。排尿後は、前述の動作が再び繰り返される。このようにして、膀胱は、カテーテルをかいして採尿袋に連結されているにもかかわらず、通常時と同様に貯尿・排尿のために膨張・収縮を繰り返すことができる。
また、本発明の排尿装置においては、シリンダの抽出口を軸方向にそって3箇所設け、膀胱内尿圧力を低・中・高に選択できるようにすることが好ましい。
感圧プランジャのリブは複数設ける必要があるが、製作を容易にするために。4本のリブを軸心で十字状に直交するように設けることが好ましい。
所定の1本のリブに鋸歯状歯を形成し、ロック機構を保護ケースの前端に取り付け、ロック機構を爪部材と支持部材とから形成し、該爪部材を前記ケース内で前記リブの鋸歯状歯に係合する爪部分と、該ケース外で前記支持部材に支持されていて該爪部分を半径方向に移動させるレバー部分とから形成することが好ましい。
所定の直径上の1対のリブに鋸歯状歯を形成し、ロック機構を保護ケースの前端の所定の直径上に2箇所取り付け、ロック機構を爪部材と支持部材とから形成し該爪部材を前記ケース内で前記リブの鋸歯状歯に係合する爪部分と、該ケース外で前記支持部材に支持されていて該爪部分を半径方向に移動させるレバー部分とから形成してもよい。
また、所定の1本のリブ、所定の直径上の1対のリブ、または4本のすべてのリブに鋸歯状歯を成形し、ロック機構を保護ケースの前端に取り付け、ロック機構を爪部材とリング状支持部材とから形成し、該リング状支持部材を前記ケースの外周上に周方向に滑動自在に取り付け、前記爪部材を前記ケース内で前記リブの鋸歯状歯に係合する爪部分と該ケース外で前記リング状支持部材に固定される保持部分とから形成してもよい。
【図面の簡単な説明】
図1は、本発明の簡易自動開閉型排尿装置の縦断面図である。
図2は、図1のII−II線からみた排尿装置の縦断面図である。
図3は、図1のIII−III線からみた排尿装置の正面図である。
図4は、図1のIV−IV線からみた排尿装置の横断面図である。
図5は、図1のV−V線からみた排尿装置の横断面図である。
図6は、図1のVI−VI線からみた排尿装置の横断面図である。
図7は、図2に示すロック機構の部分拡大図である。
図8は、図7のVIII−VIII線からみたロック機構の正面図である。
図9は、本発明の排尿装置の使用例を示す概略説明図である。
図10(A)−(D)は、図1と実質的に同様の図面であって、本発明の排尿装置の動作を示す縦断面図である。
図11(A)−(D)は、図2と実質的に同様の図面であり、かつ、図10(A)−(D)とそれぞれ対応していて、本発明の排尿装置の動作を示す縦断面図である。
図12(A)−(E)は、図6に対応する図面であって、本発明の排尿装置の各種変更例を示す。
[発明を実施するための最良の形態]
図面を参照して、本発明の簡易自動開閉型排尿装置の実施例について説明する。
図1−6に示すように、本発明の簡易自動開閉型排尿装置10は、主として、シリンダ2と、感圧プランジャ3と、弾性部材4と、保護ケース5と、ロック機構6とからなる。
シリンダ2は、プラスチック材料からなり、先端に注入口21が、後端にシリンダ・フランジ22が、中間の外周側壁に複数の注出口23がそれぞれ設けられている。注出口23の先端には着脱自在にゴム製のキャップ231が取り付けられる。図示例では、注出口23は3箇所設けれれていて、シリンダ2の先端側から例えば50mmHg、120mmHg、200mmHgの尿圧力に対応するように設定されている。
感圧プランジャ3は、プラスチック材料からなり、シリンダ2内に滑動自在に挿入されている。感圧プランジャ3の先端には液密シール部31が、その後端にはプランジャ・フランジ32が、その中間部には長手方向に延びかつ軸心で交差する複数(図示例では4本)のリブ33がそれぞれ設けられている。市販の注射器ユニットにおいては、リブ付きプランジャは通常4本のリブを有しているのでそれは安価に入手し得る。複数のリブ33のうちの少なくとも1つに、長手方向に所定のピッチで並ぶ鋸歯状歯331が設けられている。鋸歯状歯331は、後述するロック機構6の設定位置に対応して設けられる。図示例では、説明の便宜上および製作の便宜上、4本のすべてのリブ33に鋸歯状歯331が設けられている。
鋸歯状歯331は、図1、2に示すように感圧プランジャ3の先端側(図面では左側)に垂直面が形成され、プランジャ3の後端側(図面では右側)に緩い傾斜面が形成されている形状が好ましい。
弾性部材4は、シリンダ2の後端に設けたシリンダ・フランジ22とプランジャ3の後端に設けたプランジャ・フランジ32とを互いに引き寄せるように連結する。
弾性部材4は、引張コイルばね、ゴムひも等の慣用の部材で良い。
保護ケース5は、金属、プラスチック、木、紙等からなり、シリンダ2の後端に固定されていて、感圧プランジャ3の軸方向移動を許容する。
ロック機構6は、感圧プランジャ3のリブ33の鋸歯状歯331に係合・離脱して、プランジャ3の軸方向移動を拘束・解除する。
プランジャ3のリブ33が4本設けられている場合には、図12に示すように、所定の1本のリブ33に鋸歯状歯331を設けるか((A)、(C)図)、所定の直径上の1対のリブ33に鋸歯状歯331を設けるか((B)、(D)図)、または4本のすべてのリブ33に鋸歯状歯331を設ける((E)図)ことができる。
ロック機構6は、図2、7、8に示すように、保護ケース5の前端に取り付けられる。ロック機構6は、爪部材61と支持部材62とから構成される。爪部材61は、保護ケース5内でリブ33の鋸歯状歯331に係合する爪部分611と、保護ケース5外で支持部材62に支持されていて爪部分611を半径方向に移動させるレバー部分612とから形成される。
図7に示すように、爪部材61のレバー部分612を指等で押すと、レバー部分612は二点鎖線で示すように移動する。この移動により、爪部材611とリブ33の鋸歯状歯331との係合が解除される。レバー部分612から指の力を抜くと、レバー部分612は図7で実線で示す位置に復帰する。
このようなレバー式のロック機構6の場合には、図12において、保護ケース5の円周上に1箇所(図(A))またはその円周上でかつ直径上に対向して2箇所(図(B))設けることが好ましい。
図12の(C)、(D)、(E)に示すように、ロック機構6を爪部材61とリング状支持部材62aとから構成してもよい。この場合、リング状支持部材62aを保護ケース5の外周上に周方向に滑動自在に取り付け、爪部材61を保護ケース5内でリブ33の鋸歯状歯331に係合する爪部分611とケース5外でリング状支持部材62aに固定される保持部分63とから形成する。
このようなリング式のロック機構6の場合には、図12において、保護ケース5の円周上の1箇所(図(C))、またはその円周上でかつ直径上に対向して2箇所(図(D))もしくは直交する2つの直径上にそれぞれ2箇所(合計で4箇所、図(E))設けることが好ましい。
このリング式のロック機構6においては、リング状支持部材62aを保護ケース5上で円周方向に所定角度(例えば、45度)回転させることによって、複数の爪部材61を一斉に回転させることができる。
爪部材61の少なくとも爪部分611は弾性を有していることが好ましい。
ロック機構6は、上述の構成の他に、突起と凹部との組合せ、磁石の組合せ、ボールとスプリングとの組合せ等の慣用のロック機構を用いることができる。
次に図9−11を参照して、本発明の簡易自動開閉型排尿装置の実施例の動作について説明する。
図9に示すように、本発明の排尿装置10のシリンダ2の先端に設けた注入口21は慣用のカテーテル11をかいして人体内の膀胱12に連通され、また、シリンダ2の中間外周側壁に設けた複数の注出口23のうちの1つを選択して、それが導管13をかいして採尿袋14に連通される。残りの注出口23はキャップ231によって閉塞されている。
図示例では、シリンダ2の注出口23はシリンダ2の軸方向にそって3箇所設けられ、膀胱内尿圧力を低、中、高に選択できるようにしてある。例えばシリンダ2の先端側から50mmHg、120mmHg、200mmHgに対応するように設定してある。この各注出口23の位置は、弾性部材4が発生する抵抗力によって定まる。
通常、人の膀胱の容量は最大300−400mlであり、排尿圧力は最大50−400mmHgである。しかし、性別、年令、病状等により個人差があるので、大まかに3段階に分け、各人の事情に合せて、排出口23を選択することが好ましい。
いま、図9に示す設定状態において、膀胱12内に尿が溜り、尿圧力が、例えば120mmHgに達したとき、感圧プランジャ3がシリンダ2から保護ケース5内に押し出される。プランジャ3の液密シール部31が選定した注出口23(中央の120mmHg注出口)を通過したとき,注出口23から採尿袋14への排尿が開始される。排尿に伴い、シリンダ2内の尿圧力は低下するが、ロック機構6(図2参照)が感圧プランジャ3をロックしてプランジャ3の後退(注入口21方向への移動)を阻止する。
排尿が完了した後、ロック機構6を解除すれば、感圧プランジャ3は弾性部材4の復元力によって元の位置に復帰する。
排尿後は、前述の動作が再び繰り返される。このようにして、膀胱12はカテーテル11をかいして採尿袋14に連通されているにもかかわらず、通常時と同様に貯尿・排尿のために膨張・収縮を繰り返すことができる。
上述した動作において、図10、11を参照して、さらに詳細に説明する。図10(A)−(D)は、図1と実質的に同様の図面であって、本発明の排尿装置の動作を示す縦断面図である。図11(A)−(D)は、図2と実質的に同様の図面であり、かつ、図10(A)−(D)とそれぞれ対応していて、本発明の排尿装置の動作を示す縦断面図である。
図10(A)、図11(A)に示すように、シリンダ2の中央の注出口23が選定され、キャップ231が外される。他のキャップ231はそのまま注出口23に取り付けられている。注入口21から膀胱からの排尿が注入される。
図10(B)、図11(B)に示すように、尿圧力により、感圧プランジャ3は弾性部材4の弾性抵抗に抗して図面で右側に押し出される。押し出された感圧プランジャ3の端部は保護ケース5によって保護される。ロック機構6の爪部材61の爪部分611はプランジャ3のリブ33の鋸歯状歯331の緩い傾斜面に乗り上げて弾性変形する。
図10(C)、図11(C)に示すように、感圧プランジャ3の液密シール部31が中央の注出口23を通過したとき、注出口23が開口し、注入口21と連通する。その結果注出口23から採尿袋14への排尿が開始される。排尿に伴い、シリンダ2内の尿圧力は低下するが、ロック機構6の爪部材61の爪部分611が感圧プランジャ3のリブ33の鋸歯状歯331の垂直面に係合し、プランジャ3が弾性部材4によって後退することを阻止する。
排尿が完了したことを確認した後、図10(D)、図11(D)に示すように、ロック機構6の爪部材61のレバー部分612を指で押し付けると、爪部分611が上昇し、歯331垂直面との係合が外れ、ロック機構6は解除される。その結果、感圧プランジャ3は弾性部材4の復元力によって元の位置に復帰される。
[産業上の利用可能性]
本発明は、排尿装置として利用されているが、体内に薬を注入する場合にも利用できる。さらには、医療機器の外に、一般の流体機器にも応用できる。
本発明は、膀胱にカテーテルを挿入して排尿を行っている患者に対して、カテーテルと採尿袋との中間に簡易に装着し、膀胱の貯尿・排尿を自動的に促進させ、膀胱の生理的機能を維持する簡易自動開閉型排尿装置に関するものである。
[背景技術]
排尿が不全または不能の患者に対しては、膀胱に尿道カテーテルを留置し、尿を体外に排出する必要がある。このときに、各種の排尿装置が用いられている。従来の多くの排尿装置は、尿管を通して膀胱に尿道カテーテルを挿入し、開閉弁をかいして採尿袋に尿を誘導していた。このような排尿装置においては、膀胱に留置したカテーテルにより常時体外に尿を流出させているので、膀胱は自然の貯尿・排尿のための膨張・収縮が行われず、膀胱は常に萎縮状態に留まっていて、長時間経過すると膀胱機能は廃絶してしまうことがある。
そこで、膀胱機能を維持するために、膀胱内の尿圧力を検出して弁を開閉する自動排尿装置がいくつか提案されてきた。しかし、これらは大規模で高価となり、患者にとっても使用しにくいという問題があった。
[発明の開示]
本発明の目的は、膀胱機能を正常に維持しつつ採尿が可能で、しかも安価で構造の簡単な簡易自動開閉型排尿装置を提供することにある。
本発明の簡易自動開閉型排尿装置は、主として、シリンダと、感圧プランジャと、弾性部材と、保護ケースと、ロック機構とからなる。シリンダは、先端に注入口を、後端にシリンダ・フランジを、中間の外周側壁に複数の抽出口をそれぞれ設けられている。感圧プランジャは、シリンダ内に滑動自在に挿入されていて、先端に液密シール部を、後端にプランジャ・フランジを、中間部に長手方向に延びかつ軸心で交差する複数のリブをそれぞれ設け、そして、該複数のリブのうちの少なくとも1つに長手方向に所定のピッチで並ぶ鋸歯状歯を設けられている。弾性部材は、シリンダの後端に設けたシリンダ・フランジとプランジャの後端に設けたプランジャ・フランジとを互いに引き寄せるように連結する。保護ケースは、シリンダの後端に固定されていて、感圧プランジャの軸方向移動を許容する。ロック機構は、プランジャのリブの鋸歯状歯に係合・離脱して、プランジャの軸方向移動を拘束・解除する。
シリンダの注入口に連通する膀胱内の尿圧力を所定値に設定し、尿圧力が所定値に達したときはシリンダの抽出口から外部の採尿袋に膀胱内の尿を全て排尿する。排尿後は、前述の動作が再び繰り返される。このようにして、膀胱は、カテーテルをかいして採尿袋に連結されているにもかかわらず、通常時と同様に貯尿・排尿のために膨張・収縮を繰り返すことができる。
また、本発明の排尿装置においては、シリンダの抽出口を軸方向にそって3箇所設け、膀胱内尿圧力を低・中・高に選択できるようにすることが好ましい。
感圧プランジャのリブは複数設ける必要があるが、製作を容易にするために。4本のリブを軸心で十字状に直交するように設けることが好ましい。
所定の1本のリブに鋸歯状歯を形成し、ロック機構を保護ケースの前端に取り付け、ロック機構を爪部材と支持部材とから形成し、該爪部材を前記ケース内で前記リブの鋸歯状歯に係合する爪部分と、該ケース外で前記支持部材に支持されていて該爪部分を半径方向に移動させるレバー部分とから形成することが好ましい。
所定の直径上の1対のリブに鋸歯状歯を形成し、ロック機構を保護ケースの前端の所定の直径上に2箇所取り付け、ロック機構を爪部材と支持部材とから形成し該爪部材を前記ケース内で前記リブの鋸歯状歯に係合する爪部分と、該ケース外で前記支持部材に支持されていて該爪部分を半径方向に移動させるレバー部分とから形成してもよい。
また、所定の1本のリブ、所定の直径上の1対のリブ、または4本のすべてのリブに鋸歯状歯を成形し、ロック機構を保護ケースの前端に取り付け、ロック機構を爪部材とリング状支持部材とから形成し、該リング状支持部材を前記ケースの外周上に周方向に滑動自在に取り付け、前記爪部材を前記ケース内で前記リブの鋸歯状歯に係合する爪部分と該ケース外で前記リング状支持部材に固定される保持部分とから形成してもよい。
【図面の簡単な説明】
図1は、本発明の簡易自動開閉型排尿装置の縦断面図である。
図2は、図1のII−II線からみた排尿装置の縦断面図である。
図3は、図1のIII−III線からみた排尿装置の正面図である。
図4は、図1のIV−IV線からみた排尿装置の横断面図である。
図5は、図1のV−V線からみた排尿装置の横断面図である。
図6は、図1のVI−VI線からみた排尿装置の横断面図である。
図7は、図2に示すロック機構の部分拡大図である。
図8は、図7のVIII−VIII線からみたロック機構の正面図である。
図9は、本発明の排尿装置の使用例を示す概略説明図である。
図10(A)−(D)は、図1と実質的に同様の図面であって、本発明の排尿装置の動作を示す縦断面図である。
図11(A)−(D)は、図2と実質的に同様の図面であり、かつ、図10(A)−(D)とそれぞれ対応していて、本発明の排尿装置の動作を示す縦断面図である。
図12(A)−(E)は、図6に対応する図面であって、本発明の排尿装置の各種変更例を示す。
[発明を実施するための最良の形態]
図面を参照して、本発明の簡易自動開閉型排尿装置の実施例について説明する。
図1−6に示すように、本発明の簡易自動開閉型排尿装置10は、主として、シリンダ2と、感圧プランジャ3と、弾性部材4と、保護ケース5と、ロック機構6とからなる。
シリンダ2は、プラスチック材料からなり、先端に注入口21が、後端にシリンダ・フランジ22が、中間の外周側壁に複数の注出口23がそれぞれ設けられている。注出口23の先端には着脱自在にゴム製のキャップ231が取り付けられる。図示例では、注出口23は3箇所設けれれていて、シリンダ2の先端側から例えば50mmHg、120mmHg、200mmHgの尿圧力に対応するように設定されている。
感圧プランジャ3は、プラスチック材料からなり、シリンダ2内に滑動自在に挿入されている。感圧プランジャ3の先端には液密シール部31が、その後端にはプランジャ・フランジ32が、その中間部には長手方向に延びかつ軸心で交差する複数(図示例では4本)のリブ33がそれぞれ設けられている。市販の注射器ユニットにおいては、リブ付きプランジャは通常4本のリブを有しているのでそれは安価に入手し得る。複数のリブ33のうちの少なくとも1つに、長手方向に所定のピッチで並ぶ鋸歯状歯331が設けられている。鋸歯状歯331は、後述するロック機構6の設定位置に対応して設けられる。図示例では、説明の便宜上および製作の便宜上、4本のすべてのリブ33に鋸歯状歯331が設けられている。
鋸歯状歯331は、図1、2に示すように感圧プランジャ3の先端側(図面では左側)に垂直面が形成され、プランジャ3の後端側(図面では右側)に緩い傾斜面が形成されている形状が好ましい。
弾性部材4は、シリンダ2の後端に設けたシリンダ・フランジ22とプランジャ3の後端に設けたプランジャ・フランジ32とを互いに引き寄せるように連結する。
弾性部材4は、引張コイルばね、ゴムひも等の慣用の部材で良い。
保護ケース5は、金属、プラスチック、木、紙等からなり、シリンダ2の後端に固定されていて、感圧プランジャ3の軸方向移動を許容する。
ロック機構6は、感圧プランジャ3のリブ33の鋸歯状歯331に係合・離脱して、プランジャ3の軸方向移動を拘束・解除する。
プランジャ3のリブ33が4本設けられている場合には、図12に示すように、所定の1本のリブ33に鋸歯状歯331を設けるか((A)、(C)図)、所定の直径上の1対のリブ33に鋸歯状歯331を設けるか((B)、(D)図)、または4本のすべてのリブ33に鋸歯状歯331を設ける((E)図)ことができる。
ロック機構6は、図2、7、8に示すように、保護ケース5の前端に取り付けられる。ロック機構6は、爪部材61と支持部材62とから構成される。爪部材61は、保護ケース5内でリブ33の鋸歯状歯331に係合する爪部分611と、保護ケース5外で支持部材62に支持されていて爪部分611を半径方向に移動させるレバー部分612とから形成される。
図7に示すように、爪部材61のレバー部分612を指等で押すと、レバー部分612は二点鎖線で示すように移動する。この移動により、爪部材611とリブ33の鋸歯状歯331との係合が解除される。レバー部分612から指の力を抜くと、レバー部分612は図7で実線で示す位置に復帰する。
このようなレバー式のロック機構6の場合には、図12において、保護ケース5の円周上に1箇所(図(A))またはその円周上でかつ直径上に対向して2箇所(図(B))設けることが好ましい。
図12の(C)、(D)、(E)に示すように、ロック機構6を爪部材61とリング状支持部材62aとから構成してもよい。この場合、リング状支持部材62aを保護ケース5の外周上に周方向に滑動自在に取り付け、爪部材61を保護ケース5内でリブ33の鋸歯状歯331に係合する爪部分611とケース5外でリング状支持部材62aに固定される保持部分63とから形成する。
このようなリング式のロック機構6の場合には、図12において、保護ケース5の円周上の1箇所(図(C))、またはその円周上でかつ直径上に対向して2箇所(図(D))もしくは直交する2つの直径上にそれぞれ2箇所(合計で4箇所、図(E))設けることが好ましい。
このリング式のロック機構6においては、リング状支持部材62aを保護ケース5上で円周方向に所定角度(例えば、45度)回転させることによって、複数の爪部材61を一斉に回転させることができる。
爪部材61の少なくとも爪部分611は弾性を有していることが好ましい。
ロック機構6は、上述の構成の他に、突起と凹部との組合せ、磁石の組合せ、ボールとスプリングとの組合せ等の慣用のロック機構を用いることができる。
次に図9−11を参照して、本発明の簡易自動開閉型排尿装置の実施例の動作について説明する。
図9に示すように、本発明の排尿装置10のシリンダ2の先端に設けた注入口21は慣用のカテーテル11をかいして人体内の膀胱12に連通され、また、シリンダ2の中間外周側壁に設けた複数の注出口23のうちの1つを選択して、それが導管13をかいして採尿袋14に連通される。残りの注出口23はキャップ231によって閉塞されている。
図示例では、シリンダ2の注出口23はシリンダ2の軸方向にそって3箇所設けられ、膀胱内尿圧力を低、中、高に選択できるようにしてある。例えばシリンダ2の先端側から50mmHg、120mmHg、200mmHgに対応するように設定してある。この各注出口23の位置は、弾性部材4が発生する抵抗力によって定まる。
通常、人の膀胱の容量は最大300−400mlであり、排尿圧力は最大50−400mmHgである。しかし、性別、年令、病状等により個人差があるので、大まかに3段階に分け、各人の事情に合せて、排出口23を選択することが好ましい。
いま、図9に示す設定状態において、膀胱12内に尿が溜り、尿圧力が、例えば120mmHgに達したとき、感圧プランジャ3がシリンダ2から保護ケース5内に押し出される。プランジャ3の液密シール部31が選定した注出口23(中央の120mmHg注出口)を通過したとき,注出口23から採尿袋14への排尿が開始される。排尿に伴い、シリンダ2内の尿圧力は低下するが、ロック機構6(図2参照)が感圧プランジャ3をロックしてプランジャ3の後退(注入口21方向への移動)を阻止する。
排尿が完了した後、ロック機構6を解除すれば、感圧プランジャ3は弾性部材4の復元力によって元の位置に復帰する。
排尿後は、前述の動作が再び繰り返される。このようにして、膀胱12はカテーテル11をかいして採尿袋14に連通されているにもかかわらず、通常時と同様に貯尿・排尿のために膨張・収縮を繰り返すことができる。
上述した動作において、図10、11を参照して、さらに詳細に説明する。図10(A)−(D)は、図1と実質的に同様の図面であって、本発明の排尿装置の動作を示す縦断面図である。図11(A)−(D)は、図2と実質的に同様の図面であり、かつ、図10(A)−(D)とそれぞれ対応していて、本発明の排尿装置の動作を示す縦断面図である。
図10(A)、図11(A)に示すように、シリンダ2の中央の注出口23が選定され、キャップ231が外される。他のキャップ231はそのまま注出口23に取り付けられている。注入口21から膀胱からの排尿が注入される。
図10(B)、図11(B)に示すように、尿圧力により、感圧プランジャ3は弾性部材4の弾性抵抗に抗して図面で右側に押し出される。押し出された感圧プランジャ3の端部は保護ケース5によって保護される。ロック機構6の爪部材61の爪部分611はプランジャ3のリブ33の鋸歯状歯331の緩い傾斜面に乗り上げて弾性変形する。
図10(C)、図11(C)に示すように、感圧プランジャ3の液密シール部31が中央の注出口23を通過したとき、注出口23が開口し、注入口21と連通する。その結果注出口23から採尿袋14への排尿が開始される。排尿に伴い、シリンダ2内の尿圧力は低下するが、ロック機構6の爪部材61の爪部分611が感圧プランジャ3のリブ33の鋸歯状歯331の垂直面に係合し、プランジャ3が弾性部材4によって後退することを阻止する。
排尿が完了したことを確認した後、図10(D)、図11(D)に示すように、ロック機構6の爪部材61のレバー部分612を指で押し付けると、爪部分611が上昇し、歯331垂直面との係合が外れ、ロック機構6は解除される。その結果、感圧プランジャ3は弾性部材4の復元力によって元の位置に復帰される。
[産業上の利用可能性]
本発明は、排尿装置として利用されているが、体内に薬を注入する場合にも利用できる。さらには、医療機器の外に、一般の流体機器にも応用できる。
Claims (9)
- 先端に注入口を、後端にシリンダ・フランジを、中間の外周側壁に複数の抽出口をそれぞれ設けたシリシダと、
該シリンダ内に滑動自在に挿入されていて、先端に液密シール部を、後端にプランジャ・フランジを、中間部に長手方向に延びかつ軸心で交差する複数のリブをそれぞれ設け、そして、該複数のリブのうちの少なくとも1つに長手方向に所定のピッチで並ぶ鋸歯状歯を設けた感圧プランジャと、
前記シリンダの後端に設けたシリンダ・フランジと前記プランジャの後端に設けたプランジャ・フランジとを互いに引き寄せるように連結する弾性部材と、
前記シリンダの後端に固定されていて、前記感圧プランジャの軸方向移動を許容する保護ケースと、
前記プランジャのリブの鋸歯状歯に係合・離脱して、該プランジャの軸方向移動を拘束・解除するロック機構とからなり、
前記シリンダの注入口に連通する膀胱内の尿圧力を所定値に設定し、尿圧力が該所定値に達したときは該シリンダの抽出口から外部の採尿袋に膀胱内の尿をすべて排尿することを特徴とした簡易自動開閉型排尿装置。 - 前記シリンダの抽出口を軸方向にそって3箇所設け、膀胱内尿圧力を低・中・高に選択できるようにしたことを特徴とする請求項1記載の排尿装置。
- 前記感圧プランジャのリブを軸心で十字状に直交するように4本設け、所定の1本のリブに鋸歯状歯を成形し、前記ロック機構を前記保護ケースの前端に取り付け、該ロック機構を爪部材と支持部材とから形成し、該爪部材を前記ケース内で前記リブの鋸歯状歯に係合する爪部分と、該ケース外で前記支持部材に支持されていて該爪部分を半径方向に移動させるレバー部分とから形成したことを特徴とした請求項1記載の排尿装置。
- 前記感圧プランジャのリブを軸心で十字状に直交するように4本設け、所定の直径上の1対のリブに鋸歯状歯を成形し、前記ロック機構を前記保護ケースの前端の所定の直径上に2箇所取り付け、該ロック機構を爪部材と支持部材とから形成し、該爪部材を前記ケース内で前記リブの鋸歯状歯に係合する爪部分と、該ケース外で前記支持部材に支持されていて該爪部分を半径方向に移動させるレバー部分とから形成したことを特徴とする請求項1記載の排尿装置。
- 前記シリンダの抽出口を軸方向にそって3箇所設け、膀胱内尿圧力を低・中・高に選択できるようにしたことを特徴とする請求項3また4記載の排尿装置。
- 前記感圧プランジャのリブを軸心で十字状に直交するように4本設け、所定の1本のリブに鋸歯状歯を成形し、前記ロック機構を前記保護ケースの前端に取り付け、該ロック機構を爪部材とリング状支持部材とから形成し、該リング状支持部材を前記ケースの外周上に周方向に滑動自在に取り付け、前記爪部材を前記ケース内で前記リブの鋸歯状歯に係合する爪部分と該ケース外で前記リング状支持部材に固定される保持部分とから形成したことを特徴とする請求項1記載の排尿装置。
- 前記感圧プランジャのリブを軸心で十字状に直交するように4本設け、所定の直径上の1対のリブに鋸歯状歯を成形し、前記ロック機構を前記保護ケースの前端に取り付け、該ロック機構を爪部材とリング状支持部材とから形成し、該リング状支持部材を前記ケースの外周上に周方向に滑動自在に取り付け、前記爪部材を前記ケース内で前記リブの鋸歯状歯に係合する爪部分と該ケース外で前記リング状支持部材に固定される保持部分とから形成したことを特徴とする請求項1記載の排尿装置。
- 前記感圧プランジャのリブを軸心で十字状に直交するように4本設け、該4本のすべてのリブに鋸歯状歯を成形し、前記ロック機構を前記保護ケースの前端に取り付け、該ロック機構を爪部材とリング状支持部材とから形成し、該リング状支持部材を前記ケースの外周上に周方向に滑動自在に取り付け、前記爪部材を前記ケース内で前記リブの鋸歯状歯に係合する爪部分と該ケース外で前記リング状支持部材に固定される保持部分とから形成したことを特徴とした請求項1記載の排尿装置。
- 前記シリンダの抽出口を軸方向にそって3箇所設け、膀胱内尿圧力を低・中・高に選択できるようにしたことを特徴とする請求項6、7また8記載の排尿装置。
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