JP3855408B2 - Transparent plate with resin frame - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、樹脂枠体付き透明板状体に関するものであり、よりくわしくは、軽量化を図ると同時に周縁部に容易に樹脂枠体と補強部材とを取り付けうるようにした樹脂枠体付き透明板状体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
たとえば、自動車などの車両には、サンルーフを設けた仕様のものがある。図3はサンルーフ車の概略斜視図、図4はサンルーフなどの透明板状体の底面図、図5は図4のV−V矢視図である。上記サンルーフは、車両1の天井部分2に形成した開口部3に、開閉可能に透明板状体4を取り付けたものである。
【0003】
上記透明板状体4は、一般に、ガラスによって構成されており、図4・図5に示すように、周縁部にはシールのための樹脂枠体5が取り付けられている。また、内面の周縁部分には、補強および前記天井部分2の開口部3に対して取り付ける治具を設置するための金属枠状の補強部材6が取り付けられている。そして、透明板状体4の周縁部に対する、樹脂枠体5や補強部材6の取り付けは、従来、以下のようにして行っている。
【0004】
図6は、透明板状体の製造工程を示す部分拡大側方断面図である。まず、下型7の所定の位置へ金属製の補強部材6を装着するとともに、補強部材6の先端に形成した屈曲部8に樹脂製の中空部材9の切込み部10をはめるようにして中空部材9を下型7の所定の位置へ取り付ける。さらに、ガラス製の透明板状体4を下型7の所定の位置へ装着し、最後に、上型11によってこれらを挟持する。
【0005】
そして、上型11と透明板状体4と中空部材9と補強部材6と下型7との間に形成されるキャビティー空間12へ樹脂を注入することにより、中空部材9と樹脂を一体化して樹脂枠体5を形成するとともに、注入された樹脂によって透明板状体4と樹脂枠体5と補強部材6とを一体に固着する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の樹脂枠体付き透明板状体には、以下のような問題があった。
すなわち、透明板状体4は、従来、ガラスで構成されていたので、重量が大きくなるという問題があり、車両のサンルーフとして適用した場合には、車両の軽量化や軽量化に伴う低燃費化などを図ることができない。
【0007】
また、ガラス製の透明板状体4は、ガラスの特性から、均一厚さの板状体として製造されるため、周縁部分に樹脂枠体5と補強部材6を取り付けるのに、透明板状体4と中空部材9と補強部材6を上型1と下型7との間に入れ、キャビティー空間12へ樹脂を注入するなどしなければならず、手間がかかる。
【0008】
さらに、キャビティー空間12への樹脂の注入により、透明板状体4の周縁部に対して樹脂枠体5と補強部材6を一体に固着させるようにしているため、樹脂が、透明板状体4の外面よりも盛り上がって、樹脂枠体5と透明板状体4との間に比較的大きな段差ができた状態となってしまい、外観が優れたものとはならなかった。
【0009】
本発明は、上述の実情に鑑み、軽量化を図ると同時に周縁部に容易に樹脂枠体と補強部材を取り付けうるようにした樹脂枠体付き透明板状体を提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、樹脂製の透明板状体の少なくとも外面にハードコート層を有するフィルムが積層され、内面に枠状の補強部材が設けられ、周縁部に樹脂枠体が設けられてなる樹脂枠体付き透明板状体であって、前記透明板状体の外面側周縁部には凹部が形成され、該凹部に、樹脂枠体に形成された凸部が嵌入固定されるとともに、透明板状体外面の凹部とフィルムの縁部との間にできるフィルム未積層部が、樹脂枠体に形成されたフィン部で覆われており、透明板状体の内面側周縁部に凸部が形成され、該凸部に、前記補強部材に形成した凹部が当接固定されたことを特徴とする樹脂枠体付き透明板状体にかかるものである。
この場合において、補強部材に、透明板状体の熱膨張収縮方向へ延びる長孔が形成され、補強部材が、長孔を通して透明板状体へ嵌入される有頭ピンによって固定されても良い。
【0011】
上記手段によれば、以下のような作用が得られる。
まず、透明板状体の素材を、樹脂に変更したことにより、重量を軽くすることができるので、車両などの軽量化および軽量化に伴う低燃費化などを図ることが可能となる。
また、透明樹脂は、成形性がよいので、ガラスのように均一厚さの板状体とする必要がなく、周縁部に様々な形状の加工を施すことが可能となる。
【0012】
そこで、樹脂製の透明板状体の周縁部外面側に凹部を形成するようにしている。
そして、樹脂枠体を透明板状体に当接させるとともに、樹脂枠体に形成した凸部を透明板状体の前記凹部へ嵌合させ、さらに、必要に応じて、透明板状体の周縁部と樹脂枠体との間に設けられた両面テープで両者を接着することにより、樹脂注入などの手段を用いずに、簡単に透明板状体の周縁部に樹脂枠体を取り付けることが可能となる。なお、従来と同様に、樹脂注入などの手段を用いて樹脂枠体を取り付けるようにすることも可能ではある。
しかも、透明板状体に対する樹脂枠体の取り付け強度は、前記凸部と凹部との嵌合によって得られるので、透明板状体と樹脂枠体との間の段差を小さくし、ほぼ面一にして、外観を良くすることが可能となる。
【0013】
そして、樹脂製の透明板状体の外面に、ハードコート層を有するフィルムを積層することにより、透明板状体に傷が付きにくくすることができる。一方で、フィルムの縁部が透明板状体の前記凹部にかかると樹脂枠体の取り付けがうまく行かなくなることがあり、また、フィルムの裁断に寸法誤差が生ずる場合がある。そのため、フィルムを僅かに小さめに裁断することが求められる。この結果、透明板状体外面の凹部とフィルムの縁部との間にはフィルム未積層部ができてしまう。
そこで、樹脂枠体の上部にフィン部を形成してフィルム未積層部を覆わせるようにすることにより、フィルム未積層部を保護して、フィルム未積層部の剥がれなどを防止することが可能となる。
【0014】
ところで、透明板状体がガラス板でなく透明樹脂板にすると以下のような不都合が生ずる。すなわち、一般に透明樹脂製の板はガラス製に比べてたわみ剛性に弱い。特に、サンルーフに透明樹脂板を用いる場合、車の走行時の車外側の圧力が車内側の圧力に比べて小さくなるため、透明樹脂板が車外に向けて大きくたわむ傾向にある。そのため、透明樹脂板のたわみ剛性を上げるために、枠状の補強部材を透明樹脂板の内面に設けられる。この場合、透明樹脂の成形性を利用して、透明板状体の周縁部内面側に、凸部を形成するようにする。
そして、金属枠状の補強部材の対応する位置に凹部を形成し、透明板状体の凸部に補強部材の凹部を当接係止させて固定させるようにする。
透明板状体の周縁部内面と金属枠状の補強部材との間を、接着剤で接着するようにする。
あるいは、透明板状体の周縁部内面と金属枠状の補強部材との間を、有頭ピンで固定する。この際、補強部材の側に、透明板状体の熱膨張収縮方向へ延びる長孔を形成し、該長孔に有頭ピンを通して有頭ピンの脚部を透明板状体に形成した取り付け孔へきつく嵌入することにより、有頭ピンの頭部で補強部材を透明板状体に対して押えさせるようにする。
このようにすることにより、簡単に透明板状体に対して金属枠状の補強部材を取り付けることが可能となる。
【0015】
また、透明板状体に、有頭ピンを用いて金属枠状の補強部材を取り付ける場合には、補強部材に長孔を形成しておくことにより、外気温の変化で透明板状体が熱膨張したり収縮したりした場合でも、補強部材と透明板状体との熱膨張差を吸収させることが可能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図示例とともに説明する。
ここで、図1は本発明の実施の形態の一例にかかる部分拡大側方断面図、図2は図1を底面から見た概略図であり、以下、車両のサンルーフに適用する場合について説明する。
【0017】
本発明では、まず、透明板状体13の素材を、ガラスから、ポリカーボネートやアクリルなどの透明樹脂に変更する。
【0018】
そして、ポリカーボネートやアクリルなどの樹脂製の透明板状体13の外面側周縁部には、樹脂枠体14を係止するための凹部15が形成されている。
これに対応して、樹脂枠体14を構成する中空部16の上部と下部とに透明板状体13の上内面を挟持可能な挟持部17,18を一体に形成するとともに、上部の挟持部17に、前記凹部15へ嵌合可能な凸部19を一体的に形成する。
【0019】
なお、ポリカーボネートやアクリルなどの樹脂製の透明板状体13の外面には、シリコン系やアクリル系のハードコート層20が形成されたフィルム21が積層されている。
これに対応して、透明板状体13外面の、凹部15とフィルム21の縁部との間にできるフィルム未積層部22を覆うフィン部23が、樹脂枠体14の上部の挟持部17に形成されている。
24は透明板状体13の周縁部と樹脂枠体14の中空部16の中間部との間に設けられた、両者を接着するための両面テープである。
【0020】
また、ポリカーボネートやアクリルなどの樹脂製の透明板状体13の内面側周縁部には、金属枠状の補強部材25を当接係止するための凸部26が形成されている。
これに対応して、金属枠状の補強部材25に、凸部26へ当接可能な凹部27が形成されている。
なお、図1では、透明板状体13の周縁部内面側の凸部26は2条となっており、金属枠状の補強部材25の凹部27はW字状となっているが、これに限るものではない。
【0021】
そして、透明板状体13の周縁部内面と金属枠状の補強部材25との間を、接着剤で接着するようにする。あるいは、透明板状体13の周縁部内面と金属枠状の補強部材25との間を、有頭ピン28で固定する。有頭ピン28で固定する際には、図2に示すように、補強部材25の側に、透明板状体13の熱膨張収縮方向へ延びる長孔29を形成し、該長孔29に有頭ピン28を通して有頭ピン28の脚部を透明板状体13に形成した取り付け孔30へきつく嵌入することにより、有頭ピン28の頭部で補強部材25を透明板状体13に対して押えさせるようにする。
【0022】
つぎに、作動について説明する。
まず、透明板状体13の素材を、ポリカーボネートやアクリルなどの透明樹脂に変更したことにより、重量を軽くすることができるので、車両の軽量化および軽量化に伴う低燃費化などを図ることが可能となる。
また、ポリカーボネートやアクリルなどの透明樹脂は、成形性がよいので、ガラスのように均一厚さの板状体とする必要がなく、周縁部に様々な形状の加工を施すことが可能となる。この場合、所定の形状を得るための成形型内に、透明樹脂材料を注入することにより、以下に示すような凹部15や凸部26を透明板状体の周縁部に形成できる。さらに、成形型内にハードコート層20を有するフィルム21をあらかじめ備えつけておくことにより、透明板状体13の少なくとも外面にハードコート層20を積層できる。
【0023】
本発明において、ポリカーボネートやアクリルなどの樹脂製の透明板状体13の周縁部外面側に凹部15を形成するようにしている。
そして、中空部16の上部と下部に挟持部17,18を一体に有するとともに、上部の挟持部17に、凸部19を一体的に有する樹脂枠体14を設けて、上部と下部の挟持部17,18で透明板状体13の上内面を挟持させるとともに、上部の挟持部17に形成した凸部19を透明板状体13の前記凹部15へ嵌合させる。必要に応じて、透明板状体13の周縁部と樹脂枠体14の中空部16との間に設けられた両面テープ24で両者を接着することにより、樹脂注入などの手段を用いずに、簡単に透明板状体13の周縁部に樹脂枠体14を取り付けることが可能となる。なお、本発明の場合でも、従来と同様に、樹脂注入などの手段を用いて樹脂枠体14を取り付けるようにすることも可能ではある。
しかも、透明板状体13に対する樹脂枠体14の取り付け強度は、前記凸部19と凹部15との嵌合によって得られるので、上部の挟持部17を薄肉として、透明板状体13と樹脂枠体14の上部の挟持部17との間の段差を小さくし、ほぼ面一にして、外観を良くすることが可能となる。
【0024】
そして、ポリカーボネートやアクリルなどの樹脂製の透明板状体13の外面に、シリコン系やアクリル系のハードコート層20を形成されたフィルム21を貼り付けることにより、透明板状体13に傷が付きにくくすることができる。この際、フィルム21の縁部が透明板状体13の前記凹部15にかかると樹脂枠体14の取り付けがうまく行かない場合がある。また、前述のように透明板状体13の成形型内にあらかじめハードコート層20を有するフィルム21を備えておく際に、フィルム21の裁断時の寸法誤差による成形型内でのシワの発生の防止のため、フィルム21は僅かに小さめに裁断することが求められる。そのため、透明板状体13外面の凹部15とフィルム21の縁部との間にはフィルム未積層部22ができてしまうことがある。
そこで、樹脂枠体14の上部の挟持部17にフィン部23を形成してフィルム未積層部22を覆わせるようにすることにより、フィルム未積層部22を保護して、フィルム未積層部22の剥がれなどを防止することが可能となる。
【0025】
また、ポリカーボネートやアクリルなどの透明樹脂の成形性を利用して、透明板状体13の周縁部内面側に、凸部26を形成するようにする。
そして、金属枠状の補強部材25の対応する位置に凹部27を形成し、透明板状体13の凸部26に補強部材25の凹部27を当接係止させて固定させるようにする。
なお、図1では、透明板状体13の周縁部内面側の凸部26は2条となっており、金属枠状の補強部材25の凹部27はW字状となっている。このように複数の凸部26、特に凹部27がW字状となるように、凹部27に対応する凸部26を形成することは、樹脂製の透明板状体13のたわみ剛性を増加できるので好ましい。
【0026】
そして、透明板状体13の周縁部内面と金属枠状の補強部材25との間を、接着剤で接着するようにする。
あるいは、透明板状体13の周縁部内面と金属枠状の補強部材25との間を、有頭ピン28で固定する。この際、図2に示すように、補強部材25の側に、透明板状体13の熱膨張収縮方向へ延びる長孔29を形成し、該長孔29に有頭ピン28を通して有頭ピン28の脚部を透明板状体13に形成した取り付け孔30へきつく嵌入することにより、有頭ピン28の頭部で補強部材25を透明板状体13に対して押えさせるようにする。
このようにすることにより、簡単に透明板状体13に対して金属枠状の補強部材25を取り付けることが可能となる。
【0027】
また、透明板状体13に、有頭ピン28を用いて金属枠状の補強部材25を取り付ける場合には、補強部材25に長孔29を形成しておくことにより、外気温の変化で透明板状体13が熱膨張したり収縮したりした場合でも、補強部材25と透明板状体13との熱膨張差を吸収させることが可能となる。
【0028】
なお、本発明は、上述の実施の形態にのみ限定されるものではなく、本発明にかかる透明板状体は、車両以外にも、建築物などの窓開口部にも適用可能であること、その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加えうることは勿論である。
【0029】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の樹脂枠体付き透明板状体によれば、軽量化を図ると同時に周縁部に容易に樹脂枠体と補強部材を取り付けることができ、更に、樹脂枠体にフィルム未積層部を覆うフィン部を形成したので、フィルム未積層部を保護し、且つフィルムの剥がれを防止できるという優れた効果を奏しうる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例の部分拡大側方断面図である。
【図2】図1を底面から見た概略図である。
【図3】サンルーフ車の概略斜視図である。
【図4】サンルーフなどの透明板状体の底面図である。
【図5】図4のV−V矢視図である。
【図6】透明板状体の製造工程を示す部分拡大側方断面図である。
【符号の説明】
13 透明板状体
14 樹脂枠体
15 凹部
19 凸部
20 ハードコート層
21 フィルム
22 フィルム未積層部
23 フィン部
25 補強部材
27 凹部
28 有頭ピン
29 長孔[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
TECHNICAL FIELD The present invention relates to a transparent plate-like body with a resin frame, and more specifically, a transparent with a resin frame that allows a resin frame and a reinforcing member to be easily attached to a peripheral portion while reducing weight. It relates to a plate-like body.
[0002]
[Prior art]
For example, some vehicles such as automobiles have specifications with a sunroof. FIG. 3 is a schematic perspective view of a sunroof vehicle, FIG. 4 is a bottom view of a transparent plate-like body such as a sunroof, and FIG. 5 is a view taken along line VV in FIG. In the sunroof, a transparent plate-
[0003]
The transparent plate-
[0004]
FIG. 6 is a partially enlarged side cross-sectional view showing the manufacturing process of the transparent plate-like body. First, the
[0005]
Then, the
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
However, the above conventional transparent plate with a resin frame has the following problems.
That is, since the transparent plate-
[0007]
Moreover, since the glass-made transparent plate-
[0008]
Further, since the
[0009]
SUMMARY OF THE INVENTION The present invention has been made in view of the above circumstances, and an object thereof is to provide a transparent plate-like body with a resin frame in which a resin frame and a reinforcing member can be easily attached to the peripheral portion while reducing the weight. It is.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
The present invention relates to a resin frame in which a film having a hard coat layer is laminated on at least an outer surface of a resin-made transparent plate-like body, a frame-shaped reinforcing member is provided on the inner surface, and a resin frame is provided on a peripheral portion. A transparent plate-like body, wherein a concave portion is formed on the outer peripheral edge of the transparent plate-like body, and a convex portion formed in the resin frame is fitted and fixed in the concave portion, and the transparent plate-like body The film non-laminated portion formed between the concave portion on the outer surface and the edge portion of the film is covered with the fin portion formed on the resin frame, and the convex portion is formed on the inner peripheral side peripheral portion of the transparent plate-shaped body, The concave portion formed in the reinforcing member is abutted and fixed to the convex portion, and the transparent plate-like body with a resin frame is provided.
In this case, a long hole extending in the direction of thermal expansion and contraction of the transparent plate-like body may be formed in the reinforcing member, and the reinforcing member may be fixed by a headed pin fitted into the transparent plate-like body through the long hole.
[0011]
According to the above means, the following operation can be obtained.
First, since the weight of the transparent plate-like body can be reduced by changing the material to resin, it is possible to reduce the weight of the vehicle and the like and to reduce the fuel consumption associated with the weight reduction.
In addition, since the transparent resin has good moldability, it is not necessary to form a plate-like body having a uniform thickness like glass, and processing of various shapes can be performed on the peripheral portion.
[0012]
Therefore, a concave portion is formed on the outer peripheral side of the peripheral portion of the resin transparent plate-like body.
And while making a resin frame contact | abut to a transparent plate-shaped body, the convex part formed in the resin frame was fitted to the said recessed part of a transparent plate-shaped body, and also the periphery of a transparent plate-shaped body as needed By adhering both with a double-sided tape provided between the part and the resin frame, it is possible to easily attach the resin frame to the periphery of the transparent plate-like body without using resin injection or other means It becomes. As in the prior art, it is also possible to attach the resin frame using means such as resin injection.
Moreover, since the strength of the resin frame attached to the transparent plate-like body is obtained by fitting the convex portion and the concave portion, the step between the transparent plate-like body and the resin frame body is made small and substantially flush. Thus, the appearance can be improved.
[0013]
And a transparent plate-shaped body can be made hard to be damaged by laminating | stacking the film which has a hard-coat layer on the outer surface of a resin-made transparent plate-shaped body. On the other hand, when the edge portion of the film hits the concave portion of the transparent plate-like body, the resin frame may not be attached properly, and a dimensional error may occur in the cutting of the film. Therefore, it is required to cut the film slightly smaller. As a result, a film non-laminated portion is formed between the recess on the outer surface of the transparent plate-like body and the edge of the film.
Therefore, by forming a fin part on the upper part of the resin frame to cover the film non-laminated part, it is possible to protect the film non-laminated part and prevent peeling of the film non-laminated part. Become.
[0014]
By the way, when the transparent plate-like body is not a glass plate but a transparent resin plate, the following disadvantages occur. That is, in general, a transparent resin plate is weaker in flexural rigidity than glass. In particular, when a transparent resin plate is used for the sunroof, the pressure on the outside of the vehicle when the vehicle is traveling is smaller than the pressure on the inside of the vehicle, and therefore the transparent resin plate tends to bend greatly toward the outside of the vehicle. Therefore, in order to increase the deflection rigidity of the transparent resin plate, a frame-shaped reinforcing member is provided on the inner surface of the transparent resin plate. In this case, a convex part is formed on the inner surface side of the peripheral part of the transparent plate-like body by utilizing the moldability of the transparent resin.
And a recessed part is formed in the position corresponding to a reinforcement member of a metal frame shape, and the recessed part of a reinforcing member is made to contact and latch to the convex part of a transparent plate-shaped body, and it is made to fix.
The inner surface of the peripheral edge of the transparent plate-shaped body and the metal frame-shaped reinforcing member are bonded with an adhesive.
Or between the peripheral part inner surface of a transparent plate-shaped body and a metal frame-shaped reinforcement member is fixed with a headed pin. At this time, a long hole extending in the direction of thermal expansion and contraction of the transparent plate-like body is formed on the reinforcing member side, and a mounting hole in which the leg of the headed pin is formed in the transparent plate-like body through the headed pin in the long hole. The reinforcing member is pressed against the transparent plate by the head of the headed pin by tightly fitting.
By doing in this way, it becomes possible to attach a metal frame-shaped reinforcement member with respect to a transparent plate-shaped body easily.
[0015]
In addition, when attaching a metal frame-shaped reinforcing member to the transparent plate using a headed pin, by forming a long hole in the reinforcing member, the transparent plate can be heated by changes in the outside air temperature. Even when it expands or contracts, it becomes possible to absorb the difference in thermal expansion between the reinforcing member and the transparent plate-like body.
[0016]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
Here, FIG. 1 is a partially enlarged side sectional view according to an example of an embodiment of the present invention, FIG. 2 is a schematic view of FIG. 1 viewed from the bottom, and a case where it is applied to a sunroof of a vehicle will be described below. .
[0017]
In the present invention, first, the material of the
[0018]
A
Correspondingly, sandwiching
[0019]
A
Correspondingly, the
[0020]
A convex portion 26 for abutting and locking the metal frame-shaped reinforcing
Correspondingly, the metal frame-shaped reinforcing
In addition, in FIG. 1, the convex part 26 of the peripheral part inner surface side of the transparent plate-shaped
[0021]
Then, the inner surface of the peripheral portion of the transparent plate-
[0022]
Next, the operation will be described.
First, since the weight of the
In addition, since a transparent resin such as polycarbonate and acrylic has good moldability, it is not necessary to form a plate-like body having a uniform thickness like glass, and processing of various shapes can be performed on the peripheral portion. In this case, by injecting a transparent resin material into a mold for obtaining a predetermined shape, the following
[0023]
In the present invention, the
The upper and
Moreover, since the strength of attaching the
[0024]
And the transparent plate-shaped
Therefore, the film
[0025]
Further, the convex portion 26 is formed on the inner surface side of the peripheral edge of the
And the recessed
In addition, in FIG. 1, the convex part 26 of the peripheral part inner surface side of the transparent plate-shaped
[0026]
Then, the inner surface of the peripheral portion of the transparent plate-
Alternatively, the headed
In this way, the metal frame-shaped reinforcing
[0027]
Further, in the case where the metal frame-shaped reinforcing
[0028]
In addition, this invention is not limited only to the above-mentioned embodiment, The transparent plate-shaped body concerning this invention is applicable also to window opening parts, such as a building other than a vehicle, In addition, it goes without saying that various modifications can be made without departing from the scope of the present invention.
[0029]
【The invention's effect】
As described above, according to the resin framed transparent plate-shaped object of the present invention, weight reduction when it is possible to easily attach the resin frame and the reinforcing member to the peripheral edge at the same time, further, the resin frame since the formation of the fin portion for covering the film non-laminated portion, to protect the film non-laminated portion can and an excellent effect of Ru prevents peeling of the film.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a partially enlarged side sectional view of an example of an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a schematic view of FIG. 1 viewed from the bottom.
FIG. 3 is a schematic perspective view of a sunroof vehicle.
FIG. 4 is a bottom view of a transparent plate-like body such as a sunroof.
5 is a VV arrow view of FIG. 4;
FIG. 6 is a partially enlarged side sectional view showing a manufacturing process of a transparent plate-like body.
[Explanation of symbols]
13
Claims (2)
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JP32819597A JP3855408B2 (en) | 1997-11-28 | 1997-11-28 | Transparent plate with resin frame |
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JP32819597A JP3855408B2 (en) | 1997-11-28 | 1997-11-28 | Transparent plate with resin frame |
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JPH11156973A JPH11156973A (en) | 1999-06-15 |
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1997
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