JP3855346B2 - Heat exchanger - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は異種流体の熱交換を行う複数の熱交換コア部を有するとともに、この複数の熱交換コア部において一体成形したフィンを用いる熱交換器に関するもので、具体的には、自動車用空調装置の凝縮器用コア部とエンジン冷却用のラジエータ用コア部とを一体化した熱交換器に用いて好適なものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、異種流体の熱交換を行う複数の熱交換コア部を一体化した熱交換器は、例えば、特開平3−177795号公報等で提案されており、この従来技術では、第1コア部側のコルゲートフィンと第2コア部側のコルゲートフィンとを一体に成形し、このコルゲートフィンを第1、第2コア部の偏平チューブにそれぞれ接合している。
【0003】
そして、コルゲートフィンにおいて、第1コア部と第2コア部との間の中間の部位に熱伝導防止用のスリットを複数設ける構成としており、これにより、第1コア部と第2コア部のうち、高温側の熱交換コア部(例えば、ラジエータ用コア部)から低温側の熱交換コア部(例えば、凝縮器用コア部)にコルゲートフィンを介して熱伝導が発生するのを防止するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、第1コア部(凝縮器用コア部)および第2コア部(ラジエータ用コア部)の熱交換性能(放熱量)については、同じ車両であっても(換言すると、熱交換器体格が同じであっても)、エンジンの種類、車格等にて異なってくる。そこで、各用途ごとに単体の熱交換器を構成する場合には、コルゲートフィンのフィンピッチをエンジンの種類や車格等に応じて変更することにより、必要性能を設定している。
【0005】
しかし、複数のコア部において一体成形した共通のフィンを用いる熱交換器では、両コア部で、それぞれ独立にフィンピッチを設定することができないので、上記の単体の熱交換器におけるフィンピッチ変更という手法を採用できない。
上記特開平3−177795号公報等の従来技術では、複数のコア部において一体成形した共通のフィンを用いる場合に、各コア部ごとに必要性能をどのように設定するか、その手法については一切開示していない。
【0006】
そこで、本発明では、上記点に鑑み、異種流体の熱交換を行う複数のコア部を有するとともに、この複数のコア部において一体成形した共通のフィンを用いる熱交換器において、各コア部ごとの必要性能を簡単に設定できる熱交換器を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
同一の熱交換器体格という条件の下では、熱交換器の伝熱性能(放熱量)を決定する上での2大要素は熱伝達率と通風抵抗であり、そして、この2大要素がフィン上に斜めに切り起こし形成されるルーバの形態により変化するという点に着目して、本発明では、第1コア部側と第2コア部側とで、一体成形した共通フィンにおけるルーバの形態を変えることにより、上記目的を達成しようとするものである。
【0008】
すなわち、請求項1記載の発明では、第1、第2コア部(2、3)のうち、必要放熱量の小さい方のコア部におけるコルゲートフィンのルーバの枚数を、必要放熱量の大きい方のコア部におけるコルゲートフィンのルーバ枚数に対して30%以上減少させ、1コア部(2)におけるコルゲートフィン(22)の外部流体流れ方向のフィン幅(LC)とルーバ(220)の枚数(Nc)との比(Nc/LC)と、第2コア部(3)におけるコルゲートフィン(32)の外部流体流れ方向のフィン幅(Lr)とルーバ(320)の枚数(Nr)との比(Nr/Lr)を、前記第1、第2コア部(2、3)のうち、必要放熱量の小さい方のコア部が小となり、必要放熱量の大きい方のコア部が大となるように設定したことを特徴としている。
【0009】
これによると、必要放熱量の小さい方のコア部では、フィン幅に対するルーバ枚数が小となり、熱伝達率が減少するが、ルーバ枚数の減少により圧損が減少するので、この圧損の減少分だけ、外部流体の流量が増加する。この結果、必要放熱量の大きい方のコア部では、外部流体の流量増加により性能(放熱量)を増加できる。
【0010】
つまり、第1コア部側と第2コア部側とで、一体成形した共通のコルゲートフィンを用いる熱交換器において、フィンピッチ変更という手法を採用することなく、各コア部の必要性能を簡単に設定できる。特に、必要放熱量の小さい方のコア部におけるコルゲートフィンのルーバの枚数を、必要放熱量の大きい方のコア部におけるコルゲートフィンのルーバの枚数に対して30%以上減少させることにより、必要放熱量の小さい方のコア部の圧損を減少させ、必要放熱量の大きいほうのコア部における放熱量を増加させることができる。
【0011】
本発明は請求項3のように、必要放熱量の小さい方のコア部では、必要放熱量の大きい方のコア部に比して、ルーバピッチを大きくすることが好ましい。
【0012】
これによると、必要放熱量の小さい方のコア部では、ルーバの枚数を減少しても、コルゲートフィンのフィン面の比較的広い範囲に対してルーバを形成することができるので、必要放熱量の小さい方のコア部における熱伝達率の低下を効果的に抑制できる。
また、本発明は請求項4のように、ルーバ(220、320)の中間部位に外部流体の流れ方向を転向する転向ルーバ(223、323)を設けるとともに、この転向ルーバ(223、323)の前後に、傾斜角が逆転している第1のルーバ群(221、321)および第2のルーバ群(222、322)を形成し、
第1、第2コア部(2、3)のうち、必要放熱量の小さい方のコア部におけるコルゲートフィンの転向ルーバに、平坦転向面(223a、323a)を形成するとともに、ルーバ(220、320)の流体入口側に平坦な流体導入部(224、324)を形成し、
必要放熱量の小さい方のコア部では、平坦転向面(223a、323a)の長さ(LT )を流体導入部(224、324)の長さ(Li )より大きくすることが好ましい。
【0013】
これによると、平坦転向面(223a、323a)の長さ(LT )を長くしたことにより、空気等の流速が平坦転向面にて回復して、平坦転向面の下流に位置する第2のルーバ群に早い速度で、流体が流入するため、第2のルーバ群での熱伝達率を第1のルーバ群に近似した値まで向上できる。この結果、必要放熱量の小さい方のコア部における熱伝達率の低下を効果的に抑制できる。
【0014】
次に、請求項5記載の発明では、第1、第2コア部(2、3)のうち、必要放熱量の小さい方のコア部では、コルゲートフィンの外部流体流れ方向のフィン幅を前記偏平チューブの断面長手方向の長さの80%以下に減少させ、偏平チューブの断面長手方向の長さよりも短くし、必要放熱量の小さい方のコア部における偏平チューブの断面長手方向の長さとルーバの枚数との比を、必要放熱量の大きい方のコア部における偏平チューブの断面長手方向の長さとルーバの枚数との比より小さくしたことを特徴としている。
【0015】
これによると、必要放熱量の小さい方のコア部では、偏平チューブの断面長手方向の長さに対するフィン幅、およびルーバ枚数がいずれも小となり、フィン放熱面積が減少するが、フィン幅およびルーバ枚数の減少により圧損が減少するので、この圧損の減少分だけ、外部流体の流量が増加する。この結果、必要放熱量の大きい方のコア部では、外部流体の流量増加により性能(放熱量)を増加できる。特に、必要放熱量の小さい方のコア部におけるフィン幅を偏平チューブの断面長手方向の長さに対して80%以下に減少することにより、圧損の減少量を十分高めることができる。
【0017】
次に、請求項6記載の発明では、第1、第2コア部(2、3)のうち、必要放熱量の小さい方のコア部におけるルーバの切れ長さを、必要放熱量の大きい方のコア部におけるルーバの切れ長さよりも50%以上小さくしたことを特徴としている。これによると、必要放熱量の小さい方のコア部では、ルーバの切れ長さを小さくすることにより、熱伝達率が減少するが、ルーバ切れ長さの減少により圧損が減少するので、この圧損の減少分だけ、外部流体の流量が増加する。この結果、必要放熱量の大きい方のコア部では、外部流体の流量増加により性能(放熱量)を増加できる。
【0019】
次に、請求項7記載の発明では、第1、第2コア部(2、3)のうち、必要放熱量の小さい方のコア部におけるルーバの傾斜角を、必要放熱量の大きい方のコア部におけるルーバの傾斜角よりも20%以上小さくしたことを特徴としている。これによると、必要放熱量の小さい方のコア部では、ルーバの傾斜角を小さくすることにより、熱伝達率が減少するが、ルーバ傾斜角の減少により圧損が減少するので、この圧損の減少分だけ、外部流体の流量が増加する。この結果、必要放熱量の大きい方のコア部では、外部流体の流量増加により性能(放熱量)を増加できる。
【0021】
また、本発明では、請求項8のように車両に搭載される熱交換器であって、第1コア部を冷凍サイクルの冷媒を凝縮させる凝縮器(1)とし、第2コア部をエンジン冷却水を冷却するラジエータ(20)とし、凝縮器(1)をラジエータ(20)よりも空気流れの上流側に配置する熱交換器に適用して好適に実施できる。
ところで、請求項1、請求項5、請求項6、および請求項7の各発明では、第1コア部側と第2コア部側の両コルゲートフィン(22、32)を、結合部(45)を介して一体に成形するとともに、この結合部(45)の幅を、偏平チューブ(21、31)相互の間隔であるフィン山高さに比して小さくし、このフィン山高さの方向において結合部(45)の両側にスリット(47)を形成している。
これによると、結合部(45)両側のスリット(47)がフィン折曲部に位置して良好に断熱作用を果たすので、第1コア部と第2コア部のうち高温側コア部から低温側コア部への熱伝導を良好に抑制できる。
【0022】
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
【0023】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
図1〜図5は本発明の第1実施形態を示すもので、本例では、自動車用空調装置の冷凍サイクルにおける凝縮器用コア部(第1コア部)2と、エンジン冷却用のラジエータ用コア部(第2コア部)3とを一体化した熱交換器1に本発明を適用した例を示している。
【0024】
通常、凝縮器用コア部2を流れる冷媒の温度(50°C程度)は、ラジエータ用コア部3を流れるエンジン冷却水の温度(90°C程度)に比べて低いので、この熱交換器1は凝縮器用コア部2をラジエータ用コア部3より空気流れ(外部流体)の上流側に直列に配置して、図示しないエンジンルームの最前部に搭載される。
【0025】
まず、最初に、本実施形態に係る熱交換器の全体構成について述べると、凝縮器用コア部2とラジエータ用コア部3は、相互間の熱伝導を遮断するために後述する両偏平チューブ21、31間に所定の隙間46を設定して空気流れ方向に直列に配置されている。凝縮器用コア部2は、偏平チューブ21と、偏平チューブ21相互の間に配置されたコルゲートフィン22とから構成されている。
【0026】
偏平チューブ21はアルミニュウムにて断面偏平形状に形成され、かつ多数の冷媒通路穴を有する形状に成形されており、その断面長手方向と直交する方向に多数並列配置される。また、コルゲートフィン22は図4に示すように多数個の折曲部22aを有するコルゲート状(波形状)にアルミニュウムにて成形されている。そして、コルゲートフィン22は偏平チューブ21の断面長手方向の外壁面にろう付けにて接合される。
【0027】
また、ラジエータ用コア部3も凝縮器用コア部2と同様な構造をしており、凝縮器側の偏平チューブ21の下流側にて平行に配置された偏平チューブ31と、この偏平チューブ31相互の間に配置されたコルゲートフィン32とから構成されている。但し、ラジエータ側の偏平チューブ31はそれ全体として1つの水通路穴を形成する形状である。
【0028】
そして、これらの偏平チューブ21、31とコルゲートフィン22、23とは交互に積層されて、それぞれろう付けされている。なお、両コルゲートフィン22、32には、熱交換を促進するためのルーバ220、320が斜めに切り起こし成形されている。
ここで、両コルゲートフィン22、32は、結合部45を介して一体に成形されるものであって、歯車状のカッターを有する成形ローラによりアルミニュウム薄肉材を成形して、ルーバ220、320付きの所定形状に成形されている。結合部45の両側には断熱用スリット47を形成して、結合部45の幅はフィン山高さ(偏平チューブ21相互間、および偏平チューブ31相互間の寸法)に比して十分小さくしてあり、これにより、高温のラジエータ用コア部3側から低温の凝縮器用コア部2側への熱伝導を抑制することができる。
【0029】
ところで、23、33は凝縮器用コア部2およびラジエータ用コア部3の補強部材をなすサイドプレートで、これらは図2に示すように、両コア部2、3の上下両端に配置されている。これらのサイドプレート23、33は、図1に示すように、その断面形状を略コの字状として、1枚のアルミニウム板から一体形成されている。そして、両サイドプレート23、33の長手方向の両端には、サイドプレート23とサイドプレート33とをそれぞれ結合する連結部4が設けられている。
【0030】
この連結部4は、サイドプレート23のZ状の曲げ部41とサイドプレート33のZ状の曲げ部42とがその先端薄肉部43で一体に結合されている。この連結部4の幅は、サイドプレート23または33の長手方向寸法に比べて十分小さくなるように設定して、両サイドプレート23、33間の熱伝導を抑制している。また、この連結部4の先端薄肉部43は、連結部4の板厚を薄くした切り欠き形状になっている。
【0031】
また、図2に示すように、ラジエータ用コア部3において、サイドプレート33が配置されていない左右の側面のうち、一方(左側)には、冷却水を各偏平チューブ31に分配する第1ヘッダータンク34が配置されており、この第1ヘッダータンク34に各偏平チューブ31の一端部が開口した状態でろう付けされている。この第1ヘッダータンク34の正面形状は略三角形であり、その略三角形の上部側の幅の広い部分に冷却水の入口パイプ35がろう付けされている。
【0032】
また、ラジエータ用コア部3の左右の側面の他方(右側)には、、熱交換を終えた冷却水を集合させる第2ヘッダータンク36が配置されており、この第2ヘッダータンク36に各偏平チューブ31の他端部が開口した状態でろう付けされている。この第2ヘッダータンク36は第1ヘッダータンク34と同様な形状をしている。そして、冷却水を排出する出口パイプ37が第2ヘッダータンク36の底辺側にろう付けされている。
【0033】
また、図2、3において、24は凝縮器用コア部2の各偏平チューブ21に冷媒を分配する第1ヘッダータンクであり、この第1ヘッダータンク24の本体は、円筒状に形成されており、各偏平チューブ21の一端部が開口した状態でろう付けされている。また、この第1ヘッダータンク24の本体は、ラジエータ用コア部3の第2ヘッダータンク36と所定の空隙を開けて配置されている。また、26は図示しない冷媒配管を接続するための冷媒入口ジョイントで、この入口ジョイント26は、第1ヘッダータンク24の本体に対して、その本体内部と連通するようにして、ろう付けされている。
【0034】
また、凝縮器用コア部2の第1ヘッダータンク24の対辺側には、熱交換を終えた冷媒を集合する第2ヘッダータンク25が、ラジエータ用コア部3の第1ヘッダータンク34と所定の空隙を開けて配置されている。この第2ヘッダータンク25の本体は円筒状に形成されており、この本体には、図示しない冷媒配管を接続するための冷媒出口ジョイント27がろう付けされている。
【0035】
次に、本発明の要部をなすコルゲートフィン22、32の具体的形態を図5について詳述すると、本例では、両コルゲートフィン22、32のフィン幅LC 、Lr が偏平チューブ21、31の断面長手方向の寸法(チューブ幅)と同一にしてある。ここで、フィン幅LC 、Lr とは、偏平チューブ21、31の断面長手方向(空気流れ方向)に沿った寸法を言う。
【0036】
凝縮器用コア部2側のコルゲートフィン22のルーバ220は、第1のルーバ群221と第2のルーバ群222と、この両ルーバ群221、222の間に位置して空気流れ方向を転向する転向ルーバ223とから構成されている。第1のルーバ群221と第2のルーバ群222とではルーバ傾斜角が逆方向となっている。
【0037】
ラジエータ用コア部3側のコルゲートフィン32においても同様に、第1のルーバ群321と第2のルーバ群322と、転向ルーバ323とから構成されるルーバ320が設けられている。
但し、本第1実施形態では、ラジエータ用コア部3側の伝熱性能(放熱量)を高めるために、両ルーバ220、320の具体的形態を以下のように設定している。すなわち、凝縮器側コルゲートフィン22のルーバ220では、第1、第2のルーバ群221、222におけるルーバ枚数を3枚づつとし、これに対し、ラジエータ側コルゲートフィン32のルーバ320では、第1、第2のルーバ群321、322におけるルーバ枚数を5枚づつとしている。
【0038】
ここで、ルーバ枚数とは、各ルーバ群においてフィンの表裏両面にわたって切り起こし成形されたルーバ片の枚数であって、転向ルーバ323のようにフィン面の片側のみに切り起こし成形された部分は枚数に含めない。
凝縮器側コルゲートフィン22の合計ルーバ枚数Nc =6であるのに対し、ラジエータ側コルゲートフィン32の合計ルーバ枚数Nr =10となる。
【0039】
従って、本第1実施形態では、凝縮器側コルゲートフィン22におけるNc とLC との比(Nc /LC )と、ラジエータ側コルゲートフィン32におけるNr とLr との比(Nr /Lr )との大小関係は次のようになる。
すなわち、(Nc /LC )<(Nr /Lr )の関係が成り立つ。
ところで、凝縮器側コルゲートフィン22においては、フィン幅LC に対する本来設置可能なルーバ枚数(=10枚)を意図的に6枚まで減少しているから、ルーバ220の前後に形成される平坦面からなる空気導入部(流体導入部)224、225の領域がルーバ220の形成領域に対して増加することになる。
【0040】
従って、凝縮器側コルゲートフィン22における空気導入部224、225の空気流れ方向長さの合計(L1 +L2 )とルーバ220の形成領域の空気流れ方向長さL3 との比〔(L1 +L2 )/L3 〕と、ラジエータ側コルゲートフィン32における空気導入部324、325の空気流れ方向長さの合計(L4 +L5 )とルーバ320の形成領域の空気流れ方向長さL6 との比〔(L4 +L5 )/L6 〕との大小関係は次のようになる。
【0041】
すなわち、〔(L1 +L2 )/L3 〕>〔(L4 +L5 )/L6 〕の関係が成り立つ。
次に、上記構成において作動を説明する。いま、ラジエータ用コア部3の空気下流側に配設された冷却ファン(図示せず)を作動させると、冷却空気が図1、3に示すように、凝縮器用コア部2を通過してからラジエータ用コア部3を通過する。
【0042】
一方、凝縮器用コア部2において、図示しない冷凍サイクルの圧縮機から吐出された冷媒ガスが冷媒入口ジョイント26から第1ヘッダータンク24内に流入し、ここから冷媒は凝縮器用コア部2の偏平チューブ21を図2、3の右側から左側へと流れ、この間にコルゲートフィン22を介して冷却空気中に放熱して、凝縮する。凝縮した液冷媒は第2ヘッダータンク25に集合され、冷媒出口ジョイント27から凝縮器用コア部2の外部へ流出する。
【0043】
また、ラジエータ用コア部3においては図示しないエンジンからの高温の冷却水が入口パイプ35から第1ヘッダータンク34内に流入し、ここから冷却水は偏平チューブ31を図2、3の左側から右側へと流れ、この間にコルゲートフィン32を介して冷却空気中に放熱することにより、冷却水が冷却される。この冷却後の冷却水は第2ヘッダータンク36内で集合し、出口パイプ37から外部へ流出してエンジンに戻る。
【0044】
ところで、上記した凝縮器用コア部2およびラジエータ用コア部3における熱交換性能(放熱量)は、同一の熱交換器体格という条件の下では、熱伝達率と通風抵抗という2大要素によって決定される。そして、この2大要素はルーバ220、320の形態により変化する。すなわち、ルーバ220、320の枚数の減少により熱伝達率が低下するが、その一方、圧損(通風抵抗)も低下する。
【0045】
本実施形態では、上記点に注目して、凝縮器側コルゲートフィン22ではルーバ枚数Nc を本来成形可能な10枚から6枚に減少し、これに対し、ラジエータ側コルゲートフィン32ではルーバ枚数Nr を本来成形可能な10枚のままとしている。
この結果、凝縮器用コア部2ではルーバ枚数Nc の減少による熱伝達率の低下が起こり、熱交換性能の低下が生じる。一方、ラジエータ用コア部3では凝縮器用コア部2でのルーバ枚数Nc の減少による圧損低下によって風量が増加し、熱交換性能が向上することになる。
【0046】
(第2実施形態)
図6は第2実施形態を示すもので、第1実施形態とは逆に、ラジエータ用コア部3におけるルーバ枚数を本来成形可能な10枚から6枚に減少したものである。従って、第2実施形態では、(Nc /LC )>(Nr /Lr )の関係が成り立つことになり、これにより、ラジエータ用コア部3の放熱量が減少し、その代わりに凝縮器用コア部2では風量増加により放熱量を増加できる。
【0047】
図7は本発明者の検討によるルーバ枚数減少率と各コア部2、3の性能比との関係を、コア部への送風空気の風速=一定の条件下で示すものである。ここで、ルーバ枚数減少率とは、所定のフィン幅LC 、Lr における本来成形可能なルーバ枚数に対する減少ルーバ枚数の比率であり、図5の第1実施形態では凝縮器側コルゲートフィン22では、本来成形可能な10枚から6枚に減少しているので、ルーバ枚数減少率は40%であり、同様に図6の第2実施形態ではラジエータ側コルゲートフィン32におけるルーバ枚数減少率は40%である。
【0048】
図7のグラフから理解されるように、例えば、凝縮器用コア部2またはラジエータ用コア部3のいずれか一方においてルーバ枚数減少率を50%に設定すると、ルーバ枚数を減少したコア部では放熱量が約10%減少し、圧損は約30%減少する。この圧損の約30%減少による風量増加によって、他方のコア部では放熱量を約5%増加できる。
【0049】
図7の検討結果から、圧損の減少率を少なくとも20%程度確保するためにはルーバ枚数減少率を30%以上に設定することが必要である。
(第3実施形態)
図8は第3実施形態を示すもので、第1実施形態を変形したものであり、ラジエータ用コア部3におけるコルゲートフィン32において、空気流れ上流側の端部(凝縮器用コア部2に対向する端部)に、偏平チューブ31の端部より空気流れ上流側へ突出する突出部326を形成して、第1実施形態よりもラジエータ側コルゲートフィン32におけるルーバ枚数Nr を増加させている。
【0050】
具体的には、図8の例ではラジエータ側コルゲートフィン32のルーバ枚数Nr を12枚としている。これにより、第3実施形態では、凝縮器用コア部2とラジエータ用コア部3との放熱量の差をさらに拡大できる。
(第4実施形態)
図9は第4実施形態を示すもので、第1実施形態の別の変形例であり、ルーバ枚数Nc を本来成形可能な10枚から6枚に減少している凝縮器側コルゲートフィン22において、このルーバ枚数Nc の減少に伴って、凝縮器側ルーバ220のルーバピッチLpcをラジエータ側ルーバ320のルーバピッチLprよりも拡大したものである。ここで、ルーバピッチLpc、Lprとは、各ルーバ片相互間の間隔であり、この間隔は各ルーバ片の空気流れ方向の長さと一致する。
【0051】
このように、ルーバ枚数Nc の減少に伴って、凝縮器側ルーバ220のルーバピッチLpcを拡大することにより、凝縮器側コルゲートフィン22において空気導入部224、225の領域(L1 +L2 )を図5の第1実施形態よりも減少させることができる。
第1実施形態のごとく、ルーバ220の形成領域(L3 )をフィン面の中央部に集中させると、ルーバ220の傾斜角に沿う斜めの空気流れがフィン幅LC の中央部に偏って、熱伝達率の低下度合いが大きくなる場合がある。このような場合には、第4実施形態のごとく、ルーバ枚数Nc の減少に伴って、凝縮器側ルーバ220のルーバピッチLpcを拡大することにより、フィン幅LC に対する斜め空気流れの範囲を拡大して、熱伝達率の低下度合いを小さくできる。
【0052】
(第5実施形態)
図10は第5実施形態を示すもので、凝縮器側コルゲートフィン22におけるフィン幅LC を偏平チューブ21の断面長手方向の寸法であるチューブ幅Ltcより短くしてある。
一方、ラジエータ側コルゲートフィン32では、フィン幅Lr =チューブ幅Ltrになっている。また、図10の例では、凝縮器側チューブ幅Ltc=ラジエータ側チューブ幅Ltrになっている。
【0053】
従って、凝縮器側コルゲートフィン22のルーバ枚数Nc (図10の例では、6枚)と、凝縮器側チューブ幅Ltcとの比(Nc /Ltc)と、
ラジエータ側コルゲートフィン32のルーバ枚数Nr (図10の例では、10枚)とラジエータ側チューブ幅Ltrとの比(Nr /Ltr)との大小関係は次のようになる。
【0054】
すなわち、(Nc /Ltc)<(Nr /Ltr)の関係が成り立つ。
なお、図10において、LF は両コルゲートフィン22、32の全体のフィン幅であり、また、Lは両偏平チューブ21、31の空気流れ方向の両端間の寸法、すなわち、熱交換器全体の幅である。
図10の第5実施形態によると、凝縮器用コア部2では、ラジエータ用コア部3に比して、チューブ幅Ltcに対するフィン幅LC が小さいため、凝縮器側での放熱面積減少による放熱量の低下が起こるが、その代わりに、フィン幅LC の減少により、凝縮器側のフィン放熱面積とルーバ枚数Nc が両方ともラジエータ側より減少する。その結果、凝縮器用コア部2での圧損(通風抵抗)が低下し、風量が増加されるので、ラジエータ用コア部3の性能(放熱量)を増加できる。
【0055】
(第6実施形態)
図11は第6実施形態を示すもので、上記第5実施形態とは逆に、ラジエータ用コア部3におけるフィン幅Lr を偏平チューブ31の断面長手方向の寸法であるチューブ幅Ltrより短くしてある。
一方、凝縮器用コア部2では、フィン幅Lc =チューブ幅Ltcになっている。また、図11の例では、凝縮器側チューブ幅Ltc=ラジエータ側チューブ幅Ltrになっている。
【0056】
従って、凝縮器側コルゲートフィン22のルーバ枚数Nc (図10の例では、10枚)と、凝縮器側チューブ幅Ltcとの比(Nc /Ltc)と、
ラジエータ側コルゲートフィン32のルーバ枚数Nr (図10の例では、6枚)とラジエータ側チューブ幅Ltrとの比(Nr /Ltr)との大小関係は次のようになる。
【0057】
すなわち、(Nc /Ltc)>(Nr /Ltr)の関係が成り立つ。
そして、第6実施形態によると、ラジエータ用コア部3の性能(放熱量)が低下するが、その代わりに、ラジエータ用コア部3における圧損(通風抵抗)が低下し、風量が増加されるので、凝縮器用コア部2の性能(放熱量)を増加できる。
【0058】
図12は本発明者の検討結果を示すもので、第5、第6実施形態において、チューブ幅Ltc、Ltrに対するフィン幅LC 、Lr の比(LC /Ltc、Lr /Ltr)と、凝縮器用コア部2およびラジエータ用コア部3の性能比との関係を示すものであり、図示の特性は、コア部への送風空気の風速=一定の条件下での関係を示す。
【0059】
図12のグラフから理解されるように、フィン幅LC 、Lr を例えば、チューブ幅Ltc、Ltrの80%まで減少すると、フィン幅を減少した方のコア部では放熱量が約10%減少するが、圧損を約20%減少できる。これにより、フィン幅を減少しない方のコア部では放熱量を約3%増加できる。図12の検討から、圧損を約20%以上減少させるためには、フィン幅LC 、Lr をチューブ幅Ltc、Ltrの80%以下に減少させる必要がある。
【0060】
(第7実施形態)
図13は第7実施形態を示すもので、前述の第1、第2実施形態のように、凝縮器側コルゲートフィン22のルーバ枚数Nc またはラジエータ側コルゲートフィン32のルーバ枚数Nr を減少させて、圧損を減少させる場合において、ルーバ枚数Nc またはNr を減少させた方のコルゲートフィン22または32における熱伝達率の低下を抑制するためのものである。
【0061】
図14は第7実施形態に対する比較例であり、ルーバ枚数Nc またはNr を減少させた方のコルゲートフィン22(32)を有するコア部2(3)を示す。この図14の比較例は図15の比較例から単純にルーバ枚数Nc (Nr )を減少させただけのものである。
本発明者が図14の比較例について、実際にコルゲートフィン22(32)におけるルーバ枚数Nc (Nr )とコア部2(3)の性能比との関係を実験検討したところ、ルーバ220(320)において、ルーバ枚数Nc (Nr )を空気流れの前後両側から単純に減少させると、図16に示すように、圧損と熱伝達率がともに比例的に低下することが分かった。
【0062】
そこで、本発明者は、ルーバ220(320)において、ルーバ傾斜角が逆方向となっている第1のルーバ群221(321)と第2のルーバ群222(322)との間に位置して空気流れ方向を転向する転向ルーバ223(323)の存在に注目して、この転向ルーバ223(323)の平坦転向面223a(323a)の長さLT (図13参照)とコア部2(3)の性能比との関係について検討した。
【0063】
図17は上記平坦転向面223a(323a)の長さLT とコア部2(3)の性能比との関係をコア部への送風空気の風速=一定の条件下で示すものである。図17の横軸の平坦転向面長さLT はルーバピッチLp に対する倍数である。図17のグラフから理解されるように、平坦転向面長さLT が大きくなるにつれてフィンの熱伝達率および圧損がともに上昇することが分かる。
【0064】
ここで、フィンの熱伝達率および圧損の上昇は、ルーバピッチLp の3倍付近から飽和する傾向にあるので、平坦転向面長さLT はルーバピッチLp の3倍以上に設定するのが好ましい。
上記のように、平坦転向面の長さLT の増大によって、フィンの熱伝達率が上昇するのは以下の理由からである。
【0065】
すなわち、本発明者が行ったコルゲートフィン22(32)における空気流れの解析結果によると、平坦転向面の長さLT の増大によって、転向ルーバ223(323)の後流に位置する第2のルーバ群222(322)を通過する空気の流速が回復して、早い速度でもって空気が第2のルーバ群222(322)を通過するためであると考えられる。
【0066】
図13は上記の考え方に基づいて転向ルーバ223(323)の平坦転向面223a(323a)の長さLT をルーバピッチLp の3倍以上の大きさに増大した、第7実施形態のルーバ形状例である。なお、図13のルーバ形状例では、平坦転向面の長さLT をルーバピッチLp の約5.5倍に設定している。
図18(a)は横軸に図14(b)に示す比較例のフィン断面形状の空気流れ方向の部位をとり、図18(b)は横軸に図13(b)に示す第7実施形態のフィン断面形状の空気流れ方向の部位をとっている。
【0067】
比較例のものでは、転向ルーバ223(323)がV形状であり、平坦転向面を持っていないので、転向ルーバ223(323)の後流に位置する第2のルーバ群222(322)を通過する空気の流速が回復せず、低下したままとなる。その結果、図18(a)の▲1▼に示すように、転向ルーバ223(323)の後流に位置する第2のルーバ群222(322)での熱伝達率が第1のルーバ群221(321)に比してかなり低下する。
【0068】
これに対し、第7実施形態のルーバ形状によると、平坦転向面223a(323a)がルーバピッチLp の約5.5倍に設定した十分の長さLT を持っているので、この平坦転向面223a(323a)の平坦面に沿って空気が流れる間に流速が回復し、早い速度でもって空気が第2のルーバ群222(322)を通過するため、図18(b)の▲2▼に示すように、転向ルーバ223(323)の後流に位置する第2のルーバ群222(322)での熱伝達率が第1のルーバ群221(321)のそれと近似したレベルまで向上している。
【0069】
従って、第7実施形態のルーバ形状を、図5の第1実施形態においてルーバ枚数Ncを減少した方の凝縮器側コルゲートフィン22、あるいは、図6の第2実施形態においてルーバ枚数Nr を減少した方のラジエータ側コルゲートフィン32に適用することにより、圧損の低下を図るとともに、ルーバ枚数Nc、Nr の減少による熱伝達率の低下を抑制できる。
【0070】
本発明者の検討によると、ルーバ枚数を減少した方のコルゲートフィンにおける平坦転向面223a(323a)の長さLT は、ルーバ220(320)の前後に形成される平坦な空気導入部224(324)、225(325)のうち、入口側の空気導入部224(324)の長さLi との比較において、この空気導入部長さLi より大きくすることが、第2のルーバ群222(322)通過空気の流速の回復のために有効であることが分かった。
【0071】
(第8実施形態)
図19は第8実施形態を示すもので、各コア部での熱交換性能(放熱量)を決定する、熱伝達率と通風抵抗という2大要素がルーバ220、320の切れ長さ(空気流れ方向と直交する方向での切断長さ)Ec、Erにより変化することに着目して、凝縮器側ルーバ220とラジエータ側ルーバ320とで、その切れ長さEc、Erを変えている。
【0072】
すなわち、ルーバ220、320の切れ長さEc、Erを減少させると、熱伝達率が低下するが、その一方、通風抵抗(圧損)も低下する。
そこで、第8実施形態では、上記点に着目して、ラジエータ用コア部3の性能向上を図るために、凝縮器側ルーバ220の切れ長さEcをラジエータ側ルーバ320の切れ長さErより短くしている。
【0073】
これにより、凝縮器用コア部2ではルーバ切れ長さEcの減少により熱伝達率が低下して性能低下が起きるが、その代わりに、凝縮器側のルーバ切れ長さEcの減少により圧損が低下し、熱交換器全体としての通風抵抗が低下し、風量が増加するので、ラジエータ用コア部3の性能を向上できる。
具体的な設計例としては、コルゲートフィン22、32におけるフィン山高さHf(=偏平チューブ間の間隔)が8mmの場合、ラジエータ側ルーバ320の切れ長さEr=7mm(フィン山高さHfに対する本来の切れ長さである)、凝縮器側ルーバ220の切れ長さEc=5mmである。
【0074】
(第9実施形態)
図20は第9実施形態を示すもので、第8実施形態とは逆に、凝縮器用コア部2の性能向上を図るために、ラジエータ側ルーバ320の切れ長さErを凝縮器側のルーバ切れ長さEcより短くしたものである。他の点はすべて第8実施形態と同じである。
【0075】
(第10実施形態)
図21は第10実施形態を示すもので、第8実施形態の変形例であり、図8において説明した突出部326をラジエータ側コルゲートフィン32に設けるとともに、凝縮器側コルゲートフィン22にもこの突出部326に対向する突出部327を設けて、凝縮器側ルーバ220における第2ルーバ群222のルーバ枚数、およびラジエータ側ルーバ320における第1ルーバ群322のルーバ枚数をともに増加している。
【0076】
そして、このようなルーバ構成をもつコルゲートフィン22、32において、凝縮器側ルーバ220の切れ長さEcをラジエータ側ルーバ320の切れ長さErより短くしたものである。他の点は第8実施形態と同じである。
図22は上記第8〜第10実施形態によるルーバ切れ長さと性能との関係をコア部への空気流の風速=一定という条件下で示すもので、横軸のルーバ切れ長さ比は、フィン山高さHfに対する本来のルーバ切れ長さ(例えば、図18の第8実施形態では、ラジエータ側ルーバ320の切れ長さEr)と、フィン山高さHfに対して意図的に短くしたルーバ切れ長さ(例えば、図18の第8実施形態では、凝縮器側のルーバ切れ長さEc)との比である。
【0077】
すなわち、ルーバ切れ長さ比とは、
意図的に短くしたルーバ切れ長さ/本来のルーバ切れ長さである。
図22から理解されるように、意図的に短くする片側のルーバ切れ長さを例えば半減すると、ルーバ切れ長さを半減したコア部での放熱量が約10%減少するが、圧損は約30%減少する。この圧損の約30%減少により、本来のルーバ切れ長さを持った他の片側のコア部の性能(放熱量)を約5%向上できる。
【0078】
(第11実施形態)
図23は第11実施形態を示すもので、各コア部での熱交換性能(放熱量)を決定する、熱伝達率と通風抵抗という2大要素がルーバ220、320の傾斜角θc 、θr により変化することに着目して、凝縮器側ルーバ220とラジエータ側ルーバ320とで、その傾斜角θc 、θr を変えている。
【0079】
すなわち、ルーバ220、320の傾斜角θc 、θr を減少させると、ルーバ220、320の各ルーバ片相互間を通過する空気の風速が低下して、熱伝達率が低下するが、その一方、通風抵抗(圧損)も低下する。
そこで、第11実施形態では、上記点に着目して、ラジエータ用コア部3の性能向上を図るために、凝縮器側ルーバ220の傾斜角θc をラジエータ側ルーバ320の傾斜角(高熱伝達率を得るための本来の傾斜角)θr より意図的に低下させている。
【0080】
すなわち、凝縮器側のルーバ傾斜角θc <ラジエータ側のルーバ傾斜角θr としている。
これにより、凝縮器用コア部2ではルーバ傾斜角θc の低下により熱伝達率が低下して性能低下が起きるが、その代わりに、凝縮器側のルーバ傾斜角θc の減少により圧損が低下し、熱交換器全体としての通風抵抗が低下し、風量が増加するので、ラジエータ用コア部3の性能を向上できる。
【0081】
具体的な設計例としては、凝縮器側のルーバ傾斜角θc =18°、ラジエータ側のルーバ傾斜角θr =25°である。
(第12実施形態)
図24は第12実施形態を示すもので、第11実施形態とは逆に、凝縮器用コア部2の性能向上を図るために、ラジエータ側ルーバ320の傾斜角θr を凝縮器側ルーバ220の傾斜角θc より意図的に減少させている。
【0082】
すなわち、凝縮器側のルーバ傾斜角θc >ラジエータ側のルーバ傾斜角θr としている。他の点はすべて第11実施形態と同じである。
(第13実施形態)
図25は第13実施形態を示すもので、図23の第11実施形態に対して、図21の第13実施形態における突出部326、327を両コルゲートフィン22、32に設けたものである。
【0083】
すなわち、ラジエータ側コルゲートフィン32に突出部326を設けるとともに、凝縮器側コルゲートフィン22にもこの突出部326に対向する突出部327を設けて、凝縮器側ルーバ220における第2ルーバ群222のルーバ枚数、およひラジエータ側ルーバ320における第1ルーバ群322のルーバ枚数をともに増加している。
【0084】
そして、このようなルーバ構成をもつコルゲートフィン22、32において、凝縮器側のルーバ傾斜角θc <ラジエータ側のルーバ傾斜角θr を関係を設定している。
図26は上記した図23〜図25の第11〜第13実施形態によるルーバ傾斜角の低下とコア部の性能との関係をコア部への空気流の風速=一定という条件下で示すものである。横軸のルーバ傾斜角低下率は、高熱伝達率を得るための本来のルーバ傾斜角と、この本来のルーバ傾斜角から意図的に低下させたルーバ傾斜角との比である。
【0085】
すなわち、ルーバ傾斜角低下率とは、
(意図的に低下させたルーバ傾斜角/本来のルーバ傾斜角)×100である。図26から理解されるように、意図的に短くする片側のルーバ傾斜角の低下率を例えば20%にすると、このルーバ傾斜角を低下した方のコア部では放熱量が約10%減少するが、圧損は約25%減少する。この圧損の約25%減少により、本来のルーバ傾斜角を持った他の片側のコア部の性能(放熱量)を約4%向上できる。
【0086】
(他の実施形態)
なお、上述の各実施形態では、自動車用空調装置の凝縮器用コア部2とエンジン冷却用のラジエータ用コア部3とを一体化した熱交換器に本発明を適用した場合について説明したが、本発明は、2種類の流体を熱交換する2つの熱交換用コア部を一体化した熱交換器であれば、どのような用途の熱交換器に対しても同様に実施できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用する、凝縮器用コア部とラジエータ用コア部との一体化熱交換器構造を示す部分斜視図である。
【図2】図1に示す熱交換器の正面図である。
【図3】図2のC矢視上面図である。
【図4】図1に示すコルゲートフィン単体の斜視図である。
【図5】(a)は本発明の第1実施形態によるコルゲートフィンと偏平チューブとの組付状態を示す部分正面図、(b)は(a)のA−A断面図である。
【図6】(a)は本発明の第2実施形態によるコルゲートフィンと偏平チューブとの組付状態を示す部分正面図、(b)は(a)のA−A断面図である。
【図7】コルゲートフィンのルーバ枚数減少率と性能との関係を示すグラフである。
【図8】(a)は本発明の第3実施形態によるコルゲートフィンと偏平チューブとの組付状態を示す部分正面図、(b)は(a)のA−A断面図である。
【図9】(a)は本発明の第4実施形態によるコルゲートフィンと偏平チューブとの組付状態を示す部分正面図、(b)は(a)のA−A断面図である。
【図10】(a)は本発明の第5実施形態によるコルゲートフィンと偏平チューブとの組付状態を示す部分正面図、(b)は(a)のA−A断面図である。
【図11】(a)は本発明の第6実施形態によるコルゲートフィンと偏平チューブとの組付状態を示す部分正面図、(b)は(a)のA−A断面図である。
【図12】コルゲートフィンのフィン幅と性能との関係を示すグラフである。
【図13】(a)は本発明の第7実施形態によるコルゲートフィンと偏平チューブとの組付状態を示す部分正面図、(b)は(a)のA−A断面図である。
【図14】(a)は第7実施形態の比較例におけるコルゲートフィンと偏平チューブとの組付状態を示す部分正面図、(b)は(a)のA−A断面図である。
【図15】(a)は第7実施形態の別の比較例におけるコルゲートフィンと偏平チューブとの組付状態を示す部分正面図、(b)は(a)のA−A断面図である。
【図16】コルゲートフィンのルーバ枚数と性能との関係を示すグラフである。
【図17】コルゲートフィンのルーバ部の平坦転向面長さと性能との関係を示すグラフである。
【図18】コルゲートフィンの空気流れ方向に沿った各部の熱伝達率の変化を示すグラフである。
【図19】(a)は本発明の第8実施形態によるコルゲートフィンと偏平チューブとの組付状態を示す部分正面図、(b)は(a)のA−A断面図である。
【図20】(a)は本発明の第9実施形態によるコルゲートフィンと偏平チューブとの組付状態を示す部分正面図、(b)は(a)のA−A断面図である。
【図21】(a)は本発明の第10実施形態によるコルゲートフィンと偏平チューブとの組付状態を示す部分正面図、(b)は(a)のA−A断面図である。
【図22】コルゲートフィンのルーバ切れ長さ比と性能との関係を示すグラフである。
【図23】(a)は本発明の第11実施形態によるコルゲートフィンと偏平チューブとの組付状態を示す部分正面図、(b)は(a)のA−A断面図である。
【図24】(a)は本発明の第12実施形態によるコルゲートフィンと偏平チューブとの組付状態を示す部分正面図、(b)は(a)のA−A断面図である。
【図25】(a)は本発明の第13実施形態によるコルゲートフィンと偏平チューブとの組付状態を示す部分正面図、(b)は(a)のA−A断面図である。
【図26】コルゲートフィンのルーバ傾斜角低下率と性能との関係を示すグラフである。
【符号の説明】
2…凝縮器用コア部、3…ラジエータ用コア部、21、31…偏平チューブ、
22、32…コルゲートフィン、220、320…ルーバ、
221、321…第1のルーバ群、222、322…第2のルーバ群、
223、323…転向ルーバ、223a、323a…平坦転向面。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a heat exchanger having a plurality of heat exchange core portions for performing heat exchange of different fluids and using fins integrally formed in the plurality of heat exchange core portions. It is suitable for use in a heat exchanger in which the condenser core part and the engine cooling radiator core part are integrated.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, a heat exchanger in which a plurality of heat exchange core parts that perform heat exchange of different fluids are integrated has been proposed in, for example, Japanese Patent Application Laid-Open No. 3-17795. In this prior art, the first core part side is proposed. The corrugated fin and the corrugated fin on the second core portion side are integrally formed, and the corrugated fin is joined to the flat tubes of the first and second core portions, respectively.
[0003]
And in a corrugated fin, it is set as the structure which provides multiple slits for heat conduction prevention in the intermediate | middle site | part between a 1st core part and a 2nd core part, Thereby, among 1st core parts and 2nd core parts In order to prevent heat conduction from the high temperature side heat exchange core part (for example, the core part for radiator) to the low temperature side heat exchange core part (for example, the core part for condenser) through the corrugated fin, Yes.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, about the heat exchange performance (heat dissipation) of the first core part (condenser core part) and the second core part (radiator core part), even if they are the same vehicle (in other words, the heat exchanger size is the same). Even so, it depends on the type of engine, vehicle type, etc. Therefore, when a single heat exchanger is configured for each application, the required performance is set by changing the fin pitch of the corrugated fins according to the type of engine, vehicle grade, and the like.
[0005]
However, in a heat exchanger using a common fin integrally molded in a plurality of core portions, the fin pitch cannot be set independently in both core portions, so the fin pitch change in the above single heat exchanger is called The method cannot be adopted.
In the conventional technology such as the above-mentioned JP-A-3-17795, when using a common fin integrally molded in a plurality of core parts, how to set the required performance for each core part, and the method is not at all Not disclosed.
[0006]
Therefore, in the present invention, in view of the above points, in the heat exchanger using a plurality of core portions that perform heat exchange of different fluids and using a common fin integrally formed in the plurality of core portions, It aims at providing the heat exchanger which can set required performance easily.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
Under the condition of the same heat exchanger size, the two major factors in determining the heat transfer performance (heat dissipation) of the heat exchanger are the heat transfer coefficient and the ventilation resistance. Paying attention to the fact that the shape changes depending on the shape of the louver that is formed by being cut and raised on the upper side, in the present invention, the shape of the louver in the integrally formed common fin on the first core portion side and the second core portion side is changed. By changing, the above-mentioned purpose is achieved.
[0008]
That is, in the invention according to
[0009]
According to this, in the core part with the smaller required heat dissipation, the number of louvers with respect to the fin width becomes smaller and the heat transfer coefficient decreases, but the pressure loss decreases due to the decrease in the number of louvers. The flow rate of external fluid increases. As a result, in the core portion having the larger required heat dissipation amount, the performance (heat dissipation amount) can be increased by increasing the flow rate of the external fluid.
[0010]
That is, in a heat exchanger that uses a common corrugated fin integrally formed on the first core portion side and the second core portion side, the required performance of each core portion can be easily achieved without adopting a technique of fin pitch change. Can be set. In particular, by reducing the number of corrugated fin louvers in the core portion with the smaller required heat dissipation by 30% or more than the number of corrugated fin louvers in the core portion with the larger required heat dissipation, the required heat dissipation The pressure loss of the smaller core part can be reduced, and the heat dissipation in the core part with the larger required heat dissipation can be increased..
[0011]
BookAccording to the third aspect of the present invention, it is preferable that the louver pitch is made larger in the core portion having the smaller required heat dissipation amount than in the core portion having the larger required heat dissipation amount.
[0012]
According to this, the louver can be formed in a relatively wide range of the fin face of the corrugated fin even if the number of louvers is reduced in the core portion having the smaller required heat dissipation amount. A decrease in heat transfer coefficient in the smaller core portion can be effectively suppressed.
Further, according to the present invention, a turning louver (223, 323) for turning the flow direction of the external fluid is provided at an intermediate portion of the louver (220, 320), and the turning louver (223, 323) is provided. Before and after forming a first louver group (221, 321) and a second louver group (222, 322) whose inclination angles are reversed,
A flat turning surface (223a, 323a) is formed on the turning louver of the corrugated fin in the core portion of the first and second core portions (2, 3) having the smaller required heat dissipation, and the louvers (220, 320). ) On the fluid inlet side of the flat fluid inlet (224, 324),
In the core portion with the smaller required heat dissipation amount, the length (L of the flat turning surface (223a, 323a))T) Of the fluid introduction part (224, 324) (Li) Is preferably larger.
[0013]
According to this, the length (L of the flat turning surface (223a, 323a)T), The flow velocity of air or the like is recovered at the flat turning surface, and the fluid flows into the second louver group located downstream of the flat turning surface at a high speed. Can be improved to a value approximating that of the first louver group. As a result, it is possible to effectively suppress a decrease in heat transfer coefficient in the core portion having the smaller required heat dissipation amount.
[0014]
Next, in the invention according to claim 5, the fin width of the corrugated fin in the direction of the external fluid flow is set in the core portion with the smaller required heat dissipation amount out of the first and second core portions (2, 3).Reduce to 80% or less of the length in the cross-sectional longitudinal direction of the flat tube,The ratio of the length in the cross-sectional longitudinal direction of the flat tube and the number of louvers in the core portion with the smaller required heat dissipation is shorter than the length in the cross-sectional longitudinal direction of the flat tube. It is characterized in that it is smaller than the ratio of the length in the longitudinal direction of the flat tube and the number of louvers.
[0015]
According to this, in the core part with the smaller required heat dissipation amount, the fin width and the number of louvers with respect to the length in the cross-sectional longitudinal direction of the flat tube are both small, and the fin heat dissipation area decreases, but the fin width and the number of louvers Since the pressure loss is reduced by the decrease in the flow rate, the flow rate of the external fluid is increased by the reduction in the pressure loss. As a result, in the core portion having the larger required heat dissipation amount, the performance (heat dissipation amount) can be increased by increasing the flow rate of the external fluid.In particular, the amount of reduction in pressure loss can be sufficiently increased by reducing the fin width in the core portion with the smaller required heat dissipation amount to 80% or less with respect to the length in the longitudinal direction of the cross section of the flat tube.
[0017]
Next, the claim6In the described invention, the cut length of the louver in the core portion with the smaller required heat dissipation amount of the first and second core portions (2, 3), and the cut length of the louver in the core portion with the larger required heat dissipation amount.More than 50%It is characterized by being made smaller. According to this, in the core part with the smaller required heat dissipation, the heat transfer coefficient is reduced by reducing the louver cut length, but the pressure loss is reduced by reducing the louver cut length. Only the flow rate of the external fluid increases. As a result, in the core portion having the larger required heat dissipation amount, the performance (heat dissipation amount) can be increased by increasing the flow rate of the external fluid.
[0019]
Next, the claim7In the described invention, the inclination angle of the louver in the core portion with the smaller required heat dissipation amount of the first and second core portions (2, 3) is set as the inclination angle of the louver in the core portion with the larger required heat dissipation amount. Than20% or moreIt is characterized by being made smaller. According to this, the heat transfer coefficient is reduced by reducing the louver inclination angle in the core portion with the smaller required heat dissipation, but the pressure loss is reduced by reducing the louver inclination angle. Only the flow rate of the external fluid increases. As a result, in the core portion having the larger required heat dissipation amount, the performance (heat dissipation amount) can be increased by increasing the flow rate of the external fluid.
[0021]
In the present invention, the claims8The heat exchanger mounted on the vehicle as described above, wherein the first core portion is a condenser (1) that condenses the refrigerant of the refrigeration cycle, and the second core portion is a radiator (20) that cools the engine coolant. The condenser (1) can be suitably implemented by applying it to a heat exchanger arranged upstream of the radiator (20) in the air flow.
By the way,
According to this, since the slits (47) on both sides of the coupling part (45) are located in the fin bent part and perform a good heat insulating action, the high temperature side core part to the low temperature side of the first core part and the second core part. Heat conduction to the core portion can be satisfactorily suppressed.
[0022]
In addition, the code | symbol in the bracket | parenthesis of each said means shows a corresponding relationship with the specific means of embodiment description later mentioned.
[0023]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
(First embodiment)
1 to 5 show a first embodiment of the present invention. In this example, a condenser core portion (first core portion) 2 in a refrigeration cycle of an automotive air conditioner and a radiator core for engine cooling are shown. The example which applied this invention to the
[0024]
Usually, the temperature of the refrigerant flowing through the condenser core portion 2 (about 50 ° C.) is lower than the temperature of the engine cooling water flowing through the radiator core portion 3 (about 90 ° C.). The
[0025]
First, the overall configuration of the heat exchanger according to the present embodiment will be described. The
[0026]
The
[0027]
Further, the
[0028]
These
Here, both the
[0029]
By the way, 23 and 33 are side plates which form reinforcing members of the
[0030]
In the connecting
[0031]
Further, as shown in FIG. 2, in the
[0032]
A
[0033]
2 and 3,
[0034]
Further, on the opposite side of the
[0035]
Next, a specific form of the
[0036]
The
[0037]
Similarly, in the
However, in the first embodiment, the specific form of both
[0038]
Here, the number of louvers is the number of louver pieces cut and raised on both front and back surfaces of the fin in each louver group, and the number of louver pieces cut and raised only on one side of the fin surface, such as turning
Total louver number N of condenser side corrugated
[0039]
Therefore, in the first embodiment, N in the condenser-side
That is, (Nc/ LC) <(Nr/ Lr).
By the way, in the condenser side corrugated
[0040]
Therefore, the total of the lengths in the air flow direction of the
[0041]
That is, [(L1+ L2) / LThree]> [(LFour+ LFive) / L6] Is established.
Next, the operation in the above configuration will be described. Now, when a cooling fan (not shown) disposed on the air downstream side of the
[0042]
On the other hand, in the
[0043]
In the
[0044]
By the way, the heat exchange performance (heat radiation amount) in the
[0045]
In the present embodiment, paying attention to the above points, the condenser side corrugated
As a result, in the
[0046]
(Second Embodiment)
FIG. 6 shows the second embodiment. In contrast to the first embodiment, the number of louvers in the
[0047]
FIG. 7 shows the relationship between the reduction rate of the number of louvers and the performance ratio of the
[0048]
As can be understood from the graph of FIG. 7, for example, when the louver number reduction rate is set to 50% in either the
[0049]
From the examination result of FIG. 7, it is necessary to set the louver number reduction rate to 30% or more in order to secure the pressure loss reduction rate of at least about 20%.
(Third embodiment)
FIG. 8 shows the third embodiment, which is a modification of the first embodiment. In the
[0050]
Specifically, in the example of FIG. 8, the number of louvers N of the radiator side corrugated
(Fourth embodiment)
FIG. 9 shows the fourth embodiment, which is another modification of the first embodiment, and shows the number of louvers N.cIn the condenser-side
[0051]
Thus, the number of louvers NcWith the decrease in the louver pitch L of the condenser-side louver 220.pcBy enlarging the area of the
As in the first embodiment, the formation region (LThree) Is concentrated at the center of the fin surface, an oblique air flow along the inclination angle of the
[0052]
(Fifth embodiment)
FIG. 10 shows a fifth embodiment, and the fin width L of the condenser-side
On the other hand, in the radiator side corrugated
[0053]
Therefore, the number of louvers N of the condenser side corrugated fin 22c(6 in the example of FIG. 10) and condenser side tube width LtcRatio to (Nc/ Ltc)When,
Number of louvers on radiator side corrugated fin 32r(10 in the example of FIG. 10) and radiator side tube width LtrRatio to (Nr/ Ltr) Is as follows.
[0054]
That is, (Nc/ Ltc) <(Nr/ Ltr).
In FIG. 10, LFIs the overall fin width of both
According to the fifth embodiment of FIG. 10, the
[0055]
(Sixth embodiment)
FIG. 11 shows the sixth embodiment. Contrary to the fifth embodiment, the fin width L in the
On the other hand, in the
[0056]
Therefore, the number of louvers N of the condenser side corrugated fin 22c(10 in the example of FIG. 10) and the condenser side tube width LtcRatio to (Nc/ Ltc)When,
Number of louvers on radiator side corrugated fin 32r(In the example of FIG. 10, 6 pieces) and the radiator side tube width LtrRatio to (Nr/ Ltr) Is as follows.
[0057]
That is, (Nc/ Ltc)> (Nr/ Ltr).
And according to 6th Embodiment, although the performance (radiation amount) of the
[0058]
FIG. 12 shows the results of investigation by the present inventors. In the fifth and sixth embodiments, the tube width Ltc, LtrFin width L againstC, LrRatio (LC/ Ltc, Lr/ Ltr) And the performance ratio of the
[0059]
As can be understood from the graph of FIG.C, LrFor example, tube width Ltc, LtrIn the core portion where the fin width is reduced, the heat radiation amount is reduced by about 10%, but the pressure loss can be reduced by about 20%. As a result, the heat radiation amount can be increased by about 3% in the core portion where the fin width is not reduced. From the study of FIG. 12, in order to reduce the pressure loss by about 20% or more, the fin width LC, LrThe tube width Ltc, LtrIt is necessary to reduce it to 80% or less.
[0060]
(Seventh embodiment)
FIG. 13 shows a seventh embodiment. As in the first and second embodiments described above, the number N of louvers in the condenser-side
[0061]
FIG. 14 is a comparative example for the seventh embodiment, and the number of louvers NcOr NrThe core part 2 (3) which has the corrugated fin 22 (32) of the direction which decreased is shown. The comparative example of FIG. 14 is simply the number of louvers N from the comparative example of FIG.c(Nr).
The inventor actually uses the louver number N in the corrugated fins 22 (32) for the comparative example of FIG.c(Nr) And the performance ratio of the core portion 2 (3) were experimentally examined. In the louver 220 (320), the number of louvers Nc(Nr) Was simply decreased from both the front and rear sides of the air flow, it was found that both the pressure loss and the heat transfer coefficient decreased proportionally as shown in FIG.
[0062]
Therefore, the present inventor is located in the louver 220 (320) between the first louver group 221 (321) and the second louver group 222 (322) whose louver inclination angle is opposite. Paying attention to the presence of the turning louver 223 (323) turning in the air flow direction, the length L of the
[0063]
FIG. 17 shows the length L of the
[0064]
Here, the increase in the heat transfer coefficient and pressure loss of the fins is caused by the louver pitch LpThe flat turning surface length LTIs the louver pitch LpIt is preferable to set it to 3 times or more.
As described above, the length L of the flat turning surfaceTThe increase in the heat transfer coefficient of the fins due to the increase in the reason is as follows.
[0065]
That is, according to the analysis result of the air flow in the corrugated fin 22 (32) performed by the present inventor, the length L of the flat turning surfaceTIs increased, the flow velocity of the air passing through the second louver group 222 (322) located in the wake of the turning louver 223 (323) is restored, and the air is returned to the second louver group 222 (322) at a high speed. ).
[0066]
FIG. 13 shows the length L of the
FIG. 18A shows the portion of the fin cross-sectional shape of the comparative example shown in FIG. 14B in the air flow direction on the horizontal axis, and FIG. 18B shows the seventh embodiment shown in FIG. 13B on the horizontal axis. The part of the air flow direction of the fin cross-sectional shape of the form is taken.
[0067]
In the comparative example, since the turning louver 223 (323) is V-shaped and does not have a flat turning surface, it passes through the second louver group 222 (322) located downstream of the turning louver 223 (323). The flow rate of the air to be recovered does not recover and remains lowered. As a result, as shown in (1) of FIG. 18A, the heat transfer coefficient in the second louver group 222 (322) located downstream of the turning louver 223 (323) is the
[0068]
On the other hand, according to the louver shape of the seventh embodiment, the
[0069]
Therefore, the louver shape of the seventh embodiment is the same as that of the condenser side corrugated
[0070]
According to the study by the present inventor, the length L of the
[0071]
(Eighth embodiment)
FIG. 19 shows an eighth embodiment. The two major elements, which determine the heat exchange performance (heat radiation amount) in each core part, are the heat transfer coefficient and the ventilation resistance. The cut length of the
[0072]
That is, when the cut lengths Ec and Er of the
Therefore, in the eighth embodiment, focusing on the above points, in order to improve the performance of the
[0073]
As a result, in the
As a specific design example, when the fin crest height Hf (= interval between flat tubes) in the
[0074]
(Ninth embodiment)
FIG. 20 shows the ninth embodiment. Contrary to the eighth embodiment, in order to improve the performance of the
[0075]
(10th Embodiment)
FIG. 21 shows the tenth embodiment, which is a modification of the eighth embodiment. The protruding
[0076]
In the
FIG. 22 shows the relationship between the louver cut length and the performance according to the eighth to tenth embodiments under the condition that the air flow velocity to the core portion is constant. The louver cut length ratio on the horizontal axis is the fin peak height. The original louver cut length with respect to Hf (for example, the cut length Er of the radiator-
[0077]
In other words, the louver cut length ratio is
Intentionally shortened louver cut length / original louver cut length.
As can be seen from FIG. 22, when the louver cut length on one side which is intentionally shortened is halved, for example, the heat radiation amount in the core part where the louver cut length is halved is reduced by about 10%, but the pressure loss is reduced by about 30%. To do. By reducing the pressure loss by about 30%, the performance (heat radiation amount) of the core portion on the other side having the original length of louver can be improved by about 5%.
[0078]
(Eleventh embodiment)
FIG. 23 shows the eleventh embodiment, and the two main elements that determine the heat exchange performance (heat radiation amount) in each core part are the heat transfer coefficient and the ventilation resistance.c, ΘrNote that the inclination angle θ between the condenser-
[0079]
That is, the inclination angle θ of the
Therefore, in the eleventh embodiment, focusing on the above points, the inclination angle θ of the condenser-
[0080]
That is, the louver inclination angle θ on the condenser sidec<Radiator side louver inclination angle θrIt is said.
Thereby, in
[0081]
As a specific design example, the louver inclination angle θ on the condenser sidec= 18 °, radiator louver inclination angle θr= 25 °.
(Twelfth embodiment)
FIG. 24 shows the twelfth embodiment. Contrary to the eleventh embodiment, the inclination angle θ of the radiator-
[0082]
That is, the louver inclination angle θ on the condenser sidec> Radiator side louver inclination angle θrIt is said. All other points are the same as in the eleventh embodiment.
(13th Embodiment)
FIG. 25 shows a thirteenth embodiment. In this embodiment,
[0083]
That is, the radiator-side
[0084]
And in the
FIG. 26 shows the relationship between the lowering of the louver inclination angle and the performance of the core portion according to the 11th to 13th embodiments of FIGS. is there. The louver inclination angle reduction rate on the horizontal axis is a ratio of an original louver inclination angle for obtaining a high heat transfer coefficient and a louver inclination angle intentionally reduced from the original louver inclination angle.
[0085]
That is, the louver inclination angle reduction rate is
(Intentionally lowered louver inclination angle / original louver inclination angle) × 100. As can be understood from FIG. 26, when the rate of decrease of the louver inclination angle on one side that is intentionally shortened is 20%, for example, the heat radiation amount is reduced by about 10% in the core portion where the louver inclination angle is decreased. The pressure loss is reduced by about 25%. By reducing the pressure loss by about 25%, the performance (heat radiation amount) of the core portion on the other side having the original louver inclination angle can be improved by about 4%.
[0086]
(Other embodiments)
In each of the above-described embodiments, the case where the present invention is applied to a heat exchanger in which the
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a partial perspective view showing an integrated heat exchanger structure of a condenser core part and a radiator core part to which the present invention is applied.
FIG. 2 is a front view of the heat exchanger shown in FIG.
FIG. 3 is a top view taken along arrow C in FIG. 2;
4 is a perspective view of a single corrugated fin shown in FIG. 1. FIG.
5A is a partial front view showing an assembled state of the corrugated fin and the flat tube according to the first embodiment of the present invention, and FIG. 5B is a cross-sectional view taken along line AA of FIG.
6A is a partial front view showing an assembled state of a corrugated fin and a flat tube according to a second embodiment of the present invention, and FIG. 6B is a cross-sectional view taken along line AA in FIG.
FIG. 7 is a graph showing a relationship between a reduction rate of the number of louvers of corrugated fins and performance.
FIG. 8A is a partial front view showing an assembled state of a corrugated fin and a flat tube according to a third embodiment of the present invention, and FIG. 8B is a cross-sectional view taken along line AA of FIG.
FIG. 9A is a partial front view showing an assembled state of a corrugated fin and a flat tube according to a fourth embodiment of the present invention, and FIG. 9B is a cross-sectional view taken along line AA of FIG.
10A is a partial front view showing an assembled state of a corrugated fin and a flat tube according to a fifth embodiment of the present invention, and FIG. 10B is a cross-sectional view taken along line AA in FIG.
11A is a partial front view showing an assembled state of a corrugated fin and a flat tube according to a sixth embodiment of the present invention, and FIG. 11B is a cross-sectional view taken along line AA of FIG.
FIG. 12 is a graph showing the relationship between fin width and performance of corrugated fins.
13A is a partial front view showing an assembled state of a corrugated fin and a flat tube according to a seventh embodiment of the present invention, and FIG. 13B is a cross-sectional view taken along line AA in FIG.
14A is a partial front view showing an assembled state of a corrugated fin and a flat tube in a comparative example of the seventh embodiment, and FIG. 14B is a sectional view taken along line AA of FIG.
15A is a partial front view showing an assembled state of a corrugated fin and a flat tube in another comparative example of the seventh embodiment, and FIG. 15B is a cross-sectional view taken along line AA of FIG.
FIG. 16 is a graph showing the relationship between the number of corrugated fin louvers and the performance.
FIG. 17 is a graph showing the relationship between the flat turning surface length of the louver portion of the corrugated fin and the performance.
FIG. 18 is a graph showing a change in heat transfer coefficient of each part along the air flow direction of the corrugated fin.
19A is a partial front view showing an assembled state of a corrugated fin and a flat tube according to an eighth embodiment of the present invention, and FIG. 19B is a sectional view taken along line AA in FIG.
20A is a partial front view showing an assembled state of a corrugated fin and a flat tube according to a ninth embodiment of the present invention, and FIG. 20B is a cross-sectional view taken along line AA of FIG.
FIG. 21 (a) is a partial front view showing an assembled state of a corrugated fin and a flat tube according to a tenth embodiment of the present invention, and FIG. 21 (b) is a sectional view taken along line AA in FIG.
FIG. 22 is a graph showing a relationship between a louver cut length ratio of corrugated fins and performance.
FIG. 23A is a partial front view showing an assembled state of a corrugated fin and a flat tube according to an eleventh embodiment of the present invention, and FIG. 23B is a cross-sectional view taken along line AA of FIG.
24A is a partial front view showing an assembled state of a corrugated fin and a flat tube according to a twelfth embodiment of the present invention, and FIG. 24B is a cross-sectional view taken along line AA of FIG.
FIG. 25A is a partial front view showing an assembled state of a corrugated fin and a flat tube according to a thirteenth embodiment of the present invention, and FIG. 25B is a sectional view taken along line AA of FIG.
FIG. 26 is a graph showing the relationship between the louver inclination angle reduction rate of corrugated fins and performance.
[Explanation of symbols]
2 ... Condenser core, 3 ... Radiator core, 21, 31 ... Flat tube,
22, 32 ... corrugated fins, 220, 320 ... louvers,
221, 321 ... first louver group, 222, 322 ... second louver group,
223, 323 ... turning louvers, 223a, 323a ... flat turning surfaces.
Claims (7)
第2流体と外部流体との間で熱交換を行う第2コア部(3)とを備え、
前記両コア部(2、3)を前記外部流体の流れ方向に所定間隙(46)を介して直列に配列し、
前記第1コア部(2)を、並列配置され前記第1流体が流通する多数の偏平チューブ(21)と、この偏平チューブ(21)相互の間に配置されたコルゲートフィン(22)とにより構成し、
前記第2コア部(3)を、並列配置され前記第2流体が流通する多数の偏平チューブ(31)と、この偏平チューブ(31)相互の間に配置されたコルゲートフィン(32)とにより構成し、
前記両コルゲートフィン(22、32)は、結合部(45)を介して一体に成形されており、
前記結合部(45)の幅は、前記偏平チューブ(21、31)相互の間隔であるフィン山高さに比して小さくなっており、このフィン山高さの方向において前記結合部(45)の両側にスリット(47)が形成され、
前記両コルゲートフィン(22、32)にはそれぞれルーバ(220、320)が備えられており、
前記第1、第2コア部(2、3)のうち、必要放熱量の小さい方のコア部におけるコルゲートフィンのルーバの枚数を、必要放熱量の大きい方のコア部におけるコルゲートフィンのルーバ枚数に対して30%以上減少させ、
さらに、前記第1コア部(2)におけるコルゲートフィン(22)の外部流体流れ方向のフィン幅(LC)と前記ルーバ(220)の枚数(Nc)との比(Nc/LC)と、
前記第2コア部(3)におけるコルゲートフィン(32)の外部流体流れ方向のフィン幅(Lr)と前記ルーバ(320)の枚数(Nr)との比(Nr/Lr)を、前記必要放熱量の小さい方のコア部が小となり、前記必要放熱量の大きい方のコア部が大となるように設定したことを特徴とする熱交換器。A first core part (2) for exchanging heat between the first fluid and the external fluid;
A second core part (3) for exchanging heat between the second fluid and the external fluid,
The core parts (2, 3) are arranged in series via a predetermined gap (46) in the flow direction of the external fluid,
The first core portion (2) includes a plurality of flat tubes (21) arranged in parallel and through which the first fluid flows, and corrugated fins (22) arranged between the flat tubes (21). And
The second core portion (3) includes a plurality of flat tubes (31) arranged in parallel and through which the second fluid flows, and corrugated fins (32) disposed between the flat tubes (31). And
Both the corrugated fins (22, 32) are integrally formed through a coupling portion (45),
The width of the coupling portion (45) is smaller than the height of the fin crest, which is the distance between the flat tubes (21, 31), and both sides of the coupling portion (45) in the direction of the fin crest height. A slit (47) is formed in the
The corrugated fins (22, 32) are provided with louvers (220, 320),
Of the first and second core parts (2, 3), the number of corrugated fin louvers in the core part with the smaller required heat dissipation is set to the number of corrugated fin louvers in the core part with the larger required heat dissipation. Reduce by more than 30%,
Furthermore, the ratio (Nc / LC) of the fin width (LC) of the corrugated fin (22) in the external fluid flow direction in the first core part (2) and the number (Nc) of the louvers (220),
The ratio (Nr / Lr) between the fin width (Lr) of the corrugated fin (32) in the second core portion (3) in the direction of the external fluid flow and the number (Nr) of the louvers (320) is calculated as the required heat dissipation amount. The heat exchanger is characterized in that the smaller core portion is set to be small and the core portion having the larger required heat dissipation amount is set to be large.
この転向ルーバ(223、323)の前後に、傾斜角が逆転している第1のルーバ群(221、321)および第2のルーバ群(222、322)を形成し、
さらに、前記第1、第2コア部(2、3)のうち、必要放熱量の小さい方のコア部では、前記転向ルーバ(223、323)に平坦転向面(223a、323a)を形成するとともに、前記ルーバ(220、320)の流体入口側に平坦な流体導入部(224、324)を形成し、
前記必要放熱量の小さい方のコア部では、前記平坦転向面(223a、323a)の長さ(LT)を前記流体導入部(224、324)の長さ(Li)より大きくしたことを特徴とする請求項1または2に記載の熱交換器。A turning louver (223, 323) for turning the flow direction of the external fluid is formed at an intermediate portion of the louver (220, 320),
Before and after the turning louvers (223, 323), a first louver group (221, 321) and a second louver group (222, 322) whose inclination angles are reversed are formed,
Further, of the first and second core portions (2, 3), the core portion with the smaller required heat dissipation amount forms flat turning surfaces (223a, 323a) on the turning louvers (223, 323). Forming a flat fluid introduction part (224, 324) on the fluid inlet side of the louver (220, 320),
In the core portion having the smaller required heat dissipation amount, the length (LT) of the flat turning surface (223a, 323a) is made larger than the length (Li) of the fluid introduction portion (224, 324). The heat exchanger according to claim 1 or 2 .
第2流体と外部流体との間で熱交換を行う第2コア部(3)とを備え、
前記両コア部(2、3)を前記外部流体の流れ方向に所定間隙(46)を介して直列に配列し、
前記第1コア部(2)を、並列配置され前記第1流体が流通する多数の偏平チューブ(21)と、この偏平チューブ(21)相互の間に配置されたコルゲートフィン(22)とにより構成し、
前記第2コア部(3)を、並列配置され前記第2流体が流通する多数の偏平チューブ(31)と、この偏平チューブ(31)相互の間に配置されたコルゲートフィン(32)とにより構成し、
前記両コルゲートフィン(22、32)は、結合部(45)を介して一体に成形されており、
前記結合部(45)の幅は、前記偏平チューブ(21、31)相互の間隔であるフィン山高さに比して小さくなっており、このフィン山高さの方向において前記結合部(45)の両側にスリット(47)が形成され、
前記両コルゲートフィン(22、32)にはそれぞれルーバ(220、320)が備えられており、
さらに、前記第1、第2コア部(2、3)のうち、必要放熱量の小さい方のコア部では、前記コルゲートフィンの外部流体流れ方向のフィン幅を、前記偏平チューブの断面長手方向の長さの80%以下に減少させ、
前記必要放熱量の小さい方のコア部における前記偏平チューブの断面長手方向の長さと前記ルーバの枚数との比を、
前記必要放熱量の大きい方のコア部における前記偏平チューブの断面長手方向の長さと前記ルーバの枚数との比より小さくしたことを特徴とする熱交換器。A first core part (2) for exchanging heat between the first fluid and the external fluid;
A second core part (3) for exchanging heat between the second fluid and the external fluid,
The core parts (2, 3) are arranged in series via a predetermined gap (46) in the flow direction of the external fluid,
The first core portion (2) includes a plurality of flat tubes (21) arranged in parallel and through which the first fluid flows, and corrugated fins (22) arranged between the flat tubes (21). And
The second core portion (3) includes a plurality of flat tubes (31) arranged in parallel and through which the second fluid flows, and corrugated fins (32) disposed between the flat tubes (31). And
Both the corrugated fins (22, 32) are integrally formed through a coupling portion (45),
The width of the coupling portion (45) is smaller than the height of the fin crest, which is the distance between the flat tubes (21, 31), and both sides of the coupling portion (45) in the direction of the fin crest height. A slit (47) is formed in the
The corrugated fins (22, 32) are provided with louvers (220, 320),
Further, of the first and second core parts (2, 3), the core part with the smaller required heat dissipation amount has a fin width in the direction of external fluid flow of the corrugated fins in the longitudinal direction of the cross section of the flat tube. Reduced to less than 80% of the length,
The ratio of the length in the cross-sectional longitudinal direction of the flat tube and the number of louvers in the core portion with the smaller required heat dissipation amount,
A heat exchanger characterized in that it is smaller than the ratio of the length of the flat tube in the longitudinal direction of the cross section in the core portion with the larger required heat dissipation amount to the number of louvers.
第2流体と外部流体との間で熱交換を行う第2コア部(3)とを備え、
前記両コア部(2、3)を前記外部流体の流れ方向に所定間隙(46)を介して直列に配列し、
前記第1コア部(2)を、並列配置され前記第1流体が流通する多数の偏平チューブ(21)と、この偏平チューブ(21)相互の間に配置されたコルゲートフィン(22)とにより構成し、
前記第2コア部(3)を、並列配置され前記第2流体が流通する多数の偏平チューブ(31)と、この偏平チューブ(31)相互の間に配置されたコルゲートフィン(32)とにより構成し、
前記両コルゲートフィン(22、32)は、結合部(45)を介して一体に成形されており、
前記両コルゲートフィン(22、32)にはそれぞれルーバ(220、320)が備えられており、
さらに、前記第1、第2コア部(2、3)のうち、必要放熱量の小さい方のコア部における前記ルーバの切れ長さを、必要放熱量の大きい方のコア部における前記ルーバの切れ長さよりよりも50%以上小さくしたことを特徴とする熱交換器。A first core part (2) for exchanging heat between the first fluid and the external fluid;
A second core part (3) for exchanging heat between the second fluid and the external fluid,
The core parts (2, 3) are arranged in series via a predetermined gap (46) in the flow direction of the external fluid,
The first core portion (2) includes a plurality of flat tubes (21) arranged in parallel and through which the first fluid flows, and corrugated fins (22) arranged between the flat tubes (21). And
The second core portion (3) includes a plurality of flat tubes (31) arranged in parallel and through which the second fluid flows, and corrugated fins (32) disposed between the flat tubes (31). And
Both the corrugated fins (22, 32) are integrally formed through a coupling portion (45),
The corrugated fins (22, 32) are provided with louvers (220, 320),
Further, of the first and second core parts (2, 3), the cut length of the louver in the core part with the smaller required heat dissipation amount is greater than the cut length of the louver in the core part with the larger required heat dissipation amount. A heat exchanger characterized by being 50% smaller than the above.
第2流体と外部流体との間で熱交換を行う第2コア部(3)とを備え、
前記両コア部(2、3)を前記外部流体の流れ方向に所定間隙(46)を介して直列に配列し、
前記第1コア部(2)を、並列配置され前記第1流体が流通する多数の偏平チューブ(21)と、この偏平チューブ(21)相互の間に配置されたコルゲートフィン(22)とにより構成し、
前記第2コア部(3)を、並列配置され前記第2流体が流通する多数の偏平チューブ(31)と、この偏平チューブ(31)相互の間に配置されたコルゲートフィン(32)とにより構成し、
前記両コルゲートフィン(22、32)は、結合部(45)を介して一体に成形されており、
前記両コルゲートフィン(22、32)にはそれぞれルーバ(220、320)が備えられており、
さらに、前記第1、第2コア部(2、3)のうち、必要放熱量の小さい方のコア部における前記ルーバの傾斜角を、必要放熱量の大きい方のコア部における前記ルーバの傾斜角よりも20%以上小さくしたことを特徴とする熱交換器。A first core part (2) for exchanging heat between the first fluid and the external fluid;
A second core part (3) for exchanging heat between the second fluid and the external fluid,
The core parts (2, 3) are arranged in series via a predetermined gap (46) in the flow direction of the external fluid,
The first core portion (2) includes a plurality of flat tubes (21) arranged in parallel and through which the first fluid flows, and corrugated fins (22) arranged between the flat tubes (21). And
The second core portion (3) includes a plurality of flat tubes (31) arranged in parallel and through which the second fluid flows, and corrugated fins (32) disposed between the flat tubes (31). And
Both the corrugated fins (22, 32) are integrally formed through a coupling portion (45),
The corrugated fins (22, 32) are provided with louvers (220, 320),
Furthermore, among the first and second core portions (2, 3), the inclination angle of the louver in the core portion having the smaller required heat dissipation amount is set to the inclination angle of the louver in the core portion having the larger required heat dissipation amount. A heat exchanger characterized by being 20% or more smaller than the above.
前記凝縮器用コア部(2)は前記ラジエータ用コア部(3)よりも空気流れの上流側に配置されていることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1つに記載の熱交換器。A heat exchanger mounted on a vehicle, wherein the first core part is a condenser core part (2) for condensing refrigerant of a refrigeration cycle, and the second core part is a radiator for cooling engine cooling water. Core portion (3), and the external fluid is outside air,
The heat exchanger according to any one of claims 1 to 6 , wherein the condenser core part (2) is arranged upstream of the radiator core part (3) in the air flow. .
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