JP3853733B2 - 折り畳み式携帯電話器 - Google Patents
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Description
技術分野
この発明は、本体部と回動部とがヒンジを介して回動可能に連結された折り畳み式携帯電話器に関する。
背景技術
一般に、折り畳み式携帯電話器は、送話部及び受話部(一方が本体部であり、他方が回動部である。)を備えており、送話部の一端部には収容孔が形成され、受話部の一端部には連結孔が形成されている。収容孔には、ヒンジのヒンジ本体が回動不能に挿入され、連結孔には、ヒンジのヒンジ軸の一端部が回動不能に挿入されている。そして、ヒンジ軸の他端部がヒンジ本体に回動可能に挿入されることにより、送話部と受話部とがヒンジを介して回動可能に連結されている(特開2000−110434号公報参照)。
上記従来の折り畳み式携帯電話器を組み立てる場合には、まず、ヒンジ本体を収容孔に挿入する。次に、ヒンジ軸をヒンジ本体内に設けられた付勢手段の付勢力に抗してヒンジ本体の内部側へ向かって押し、ヒンジ軸全体をヒンジ本体内に没入させる。その状態で受話部の連結孔をヒンジ軸と対向させた後、ヒンジ軸を付勢手段によってヒンジ本体から突出するように移動させる。すると、ヒンジ軸の一端部が連結孔に入り込む。これにより、送話部と受話部とがヒンジを介して回動可能に連結される。
上記従来の折り畳み式携帯電話器においては、送話部と受話部とを連結するに際し、ヒンジ軸をヒンジ本体に没入させた状態に押さえつつ、連結孔を収容孔に対向させなければならず、ヒンジ軸を連結孔に容易に挿入することができないという問題があった。また、ヒンジ軸をヒンジ本体に対して出没可能にした分だけヒンジ本体が長くなり、ヒンジが大型化するという問題があった。さらに、ヒンジ本体内に付勢手段を設けなければならず、その分だけ部品点数が増え、構造が複雑になるとともに、製造費が嵩むという問題があった。
発明の開示
この発明は、上記の問題を解決するためになされたもので、対向面どうしが互いに接触するように折り畳まれた折り畳み位置と対向面どうしが互いに離れた使用位置との間を回動し得るように、一端部どうしがヒンジを介して回動可能に連結された本体部と回動部とを備え、上記本体部と回動部との少なくとも一方が、上記対向面に沿って二分された内側部分と外側部分とを有し、上記ヒンジが、ヒンジ本体と、このヒンジ本体に一端部が回動可能に連結され、他端部がヒンジ本体から突出したヒンジ軸とを有し、上記本体部と上記回動部との他方の一端部には、上記ヒンジ本体を回動不能に収容する収容孔が形成され、上記内側部分の一端部には上記ヒンジ本体から突出した上記ヒンジ軸の他端部が回動不能に挿入される連結孔が形成された折り畳み式携帯電話器において、上記内側部分には、上記外側部分と対向する外面から上記連結孔の内周面に達する開放部を、この開放部を通して上記ヒンジ軸の他端部を上記連結孔に挿入することができるように形成し、上記外側部分の上記開放部と対向する部分には、上記開放部を覆う遮蔽部を形成したことを特徴としている。
この場合、上記遮蔽部に、先端部が上記ヒンジ軸にほぼ接するまで上記開放部に入り込む突出部を形成することが望ましい。上記突出部の先端面とこれに対向する上記連結孔の内周面とには、上記連結孔に挿入された上記ヒンジ軸の他端部に係合してヒンジ軸を位置固定する係合部が形成されていることが望ましい。上記係合部が山状又は谷状をなしていることが望ましい。
上記本体部と上記回動部とについては、いずれか一方を送話部とし、他方を受話部としてもよい。
発明を実施するための最良の形態
以下、この発明の実施の形態について図1〜図4を参照して説明する。
まず、図1〜図3に示すこの発明の第1の実施の形態を説明する。図1はこの発明に係る折り畳み式携帯電話器Tの分解斜視図であり、携帯電話器Tは、受話部(本体部)1と、送話部(回動部)2と、この受話部1及び送話部2の一端部どうしを回動可能に連結するヒンジ3,3とを備えており、受話部1と送話部2とは、図3において想像線で示すように、前面(対向面)どうしが互いに突き当たった折り畳み位置と、図3において実線で示すように、前面どうしが互いに離れた(この実施の形態では、周方向に135°程度離れた)使用位置との間を、ヒンジ3の軸線Lを中心として回動可能に連結されている。
受話部1は、折り畳み位置に回動させたときに、前面が送話部2に突き当たる第1内側部分1Aと、この第1内側部分の背面(送話部2側と逆側を向く面)にビス等の固定手段(図示せず)によって固定された第1外側部分1Bとを有している。第1内側部分1Aの前面部には、液晶表示部11が設けられている。第1外側部分1Bには、集積回路(図示せず)等が設けられている。
送話部2は、折り畳み位置において前面が受話部1に突き当たる第2内側部分(内側部分)2Aと、その背面部にビス等の固定手段(図示せず)によって固定された第2外側部分(外側部分)2Bとを有している。第2内側部分2Aの前面部には、数字、文字、記号等の入力用の押しボタン21、その他の操作部材(図示せず)が設けられている。第2外側部分2Bには、集積回路(図示せず)等が設けられている。
第1内側部分1Aの一端部(送話部2側の端部)には、断面円形の第1連結部12が形成されている。この第1連結部12の長さは、第1内側部分1Aの幅より短くなっており、第1内側部分1Aの幅方向における中央部に配置されている。しかも、第1連結部12は、その軸線をヒンジ3の軸線Lと一致させて配置されている。第1連結部12の両端面には、軸線L上を延びる収容孔13が形成されている。収容孔13は、断面円形に形成されているが、必ずしも断面円形にする必要はなく、例えば断面四角形等の断面非円形にしてもよい。収容孔13の内周面には、キー部13aが形成されている。キー部13aに代えて、キー溝を形成してもよい。収容孔13を断面非円形に形成する場合には、キー部13a及びキー溝は不要である。
第2内側部分2Aの一端部(受話部1側の端部)には、断面円形の第2連結部22が二つ形成されている。第2連結部22,22は、その軸線を軸線Lと一致させた状態で第2内側部分2Aの幅方向の両端部に配置されている。二つの第2連結部22,22の間隔は、第1連結部12の長さとほぼ同一であり、第2連結部22,22間に第1連結部12が挿入されている。第2連結部22の第1連結部12との対向面には、軸線L上を延びる連結孔23が形成されている。この場合、連結孔23は断面長方形状に形成されているが正方形状であってもよく、他の非円形の形状であってもよい。
受話部1と送話部2とを回動可能に連結するヒンジ3は、ヒンジ本体31と、ヒンジ軸32とを有している。ヒンジ本体31は、断面円形に形成され、収容孔13に嵌合されている。しかも、ヒンジ本体31の外周面に形成されたキー溝31aにキー部13aが嵌り込むことにより、ヒンジ本体31は収容孔13に回動不能に嵌合されている。勿論、収容孔13及びヒンジ本体31を断面非円形に形成する場合には、キー部13a及びキー溝31aは不要である。
一方、ヒンジ軸32は、その軸線を軸線Lと一致させて配置されており、その一端部がヒンジ本体31に回動可能に挿入されている。ヒンジ軸32の他端部は、ヒンジ本体31から外部に突出しており、そこには嵌合部32aが形成されている。この嵌合部32aは、連結孔23とほぼ同一の断面形状を有しており、連結孔23に回動不能に嵌合されている。これにより、受話部1と送話部2とがヒンジ3,3を介して回動可能に連結されている。
図1及び図3に示すように、第2連結部22には、開放部24が形成されている。この開放部24は、連結孔23の内周面から第2外側部分2B側へ向かって延び、第2連結部22の外面まで達している。しかも、開放部24は、連結孔23とほぼ同一の長さ及び幅を有している。したがって、開放部24は、ヒンジ軸32の嵌合部32aを軸線Lと直交する方向に通り抜けさせることが可能であり、嵌合部32aは開放部24を通って連結孔23に挿入することができるようになっている。
第2外側部分2Bの第2連結部22と対向する部分には、開放部24を外部から目視することができないように遮蔽する遮蔽部25が形成されている。この遮蔽部25の開放部24との対向面には、開放部24に嵌り込む突出部26が形成されている。この突出部26は、その先端面がヒンジ軸32の嵌合部32aにほぼ接するように、その突出高さが設定されている。
上記構成の折り畳み式携帯電話器Tにおいて、受話部1と送話部2とをヒンジ3を介して連結する場合には、予め第2内側部分2Aと第2外側部分2Bとを分離させておく。第1内側部分1Aと第1外側部分1Bとについては、予め固定しておいてもよく、あるいは連結後に固定してもよい。その後、まず各ヒンジ3のヒンジ本体31を収容孔13にそれぞれ挿入する。次に、ヒンジ軸32の嵌合部32aを軸線Lと直交する方向に移動させて開放部24に挿入することができるように、受話部1及び第1内側部分1Aの姿勢及び位置を調節する。この実施の形態の場合、受話部1と第2内側部分2Aとのなす角度を、使用位置における両者の角度とほぼ同一にすると、嵌合部32aを開放部24に挿入することができるようになっている。勿論、他の角度にしたときに挿入することができるようにしてもよい。次に、嵌合部32aを開放部24に挿入し、さらに開放部24から連結孔23に挿入する。その後、第2内側部分2Aの背面に第2外側部分2Bを固定する。すると、遮蔽部25が開放部24を外部から目視されないように遮蔽する。しかも、突出部26が開放部24に入り込み、嵌合部32aにほぼ接する。これにより、嵌合部32aが連結孔23と開放部24とを結ぶ方向に移動するのを阻止し、ひいては受話部1と送話部2とが同方向へガタツクのを阻止する。
このように、この折り畳み式携帯電話器Tによれば、ヒンジ軸32の嵌合部32aを連結孔23に嵌合させるに際しては、ヒンジ軸32をその軸線Lと直交する方向へ単に移動させるだけで開放部24から連結孔23に挿入することができる。したがって、ヒンジ軸32をヒンジ本体31に没入させる必要がなく、ヒンジ軸32の嵌合部32aを連結孔23に容易に挿入することができる。また、ヒンジ軸32をヒンジ本体31に没入する必要がないので、その分だけヒンジ本体31の長さを短くし、ヒンジ3全体を小型化することができる。さらに、ヒンジ軸32をヒンジ本体31から突出する方向へ付勢する付勢手段が不要であるので、その分だけ部品点数を減らすことができ、ヒンジの構造を簡単にすることができるとともに、その製造費を低減することができる。また、送話部2は、従来の携帯電話器においても第2内側部分と第2外側部分とに二分されている。したがって、従来の携帯電話器に対しても、開放部24及び突出部26を形成するだけの簡単な設計変更でこの発明を容易に適用することができる。
次に、図4に示すこの発明の第2の実施の形態を説明する。この実施の形態においては、嵌合部32aの開放部24に臨む辺部及びこれと対向する辺部に2つの傾斜面からなる山部(係合部)32b,32bがそれぞれ形成されている。山部32b,32bは、その頂点どうしを結ぶ対角線が軸線Lと直交するように配置形成されており、当該対角線に関して左右対称に、しかも軸線Lに関して点対称に形成されている。一方の山部32bと対向する連結孔23の辺部には、山部32bと同形状の谷部(係合部)23aが形成されており、他方の山部32bと対向する突出部26の先端面にも山部32bと同形状の谷部(係合部)26aが形成されている。嵌合部32aを連結孔23に挿入した後、開放部24に突出部26を嵌め込むと、谷部23a,26aが山部32b,32bを挟持するようになっている。この結果、谷部23a,26aが山部32b,32bとそれぞれ係合し、嵌合部32aが山部32b,32bを結ぶ方向及びこれと直交する方向に対して移動不能に押えられ、連結孔23にガタなく収容される。山部32bと谷部23a,26aとは、互いに係合することにより、突出部26を連結孔23にガタなく収容させることができるものであるならば、他の形状、構造であってもよい。また、嵌合部32aに谷部(係合部)を形成し、連結孔23及び突出部26に山部(係合部)を形成してもよい。
なお、この発明は上記の実施の形態に限定されるものでなく、適宜変更可能である。
例えば、上記の実施の形態においては、受話部1を本体部とし、送話部2を回動部としているが、これとは逆に受話部1を回動部とし、送話部2を本体部としてもよい。
また、受話部1に収容孔13を形成し、送話部2に連結孔23を形成しているが、受話部1に連結孔23を形成し、送話部2に収容孔13を形成してもよい。また、収容孔13が形成された受話部1については、必ずしも内側部分1Aと外側部分1Bとに分ける必要はない。したがって、収容孔13を送話部2に形成する場合には、送話部2を内側部分2Aと、外側部分2Bとに分けることなく、全体を一体に形成してもよい。
さらに、連結孔23と開放部24とを結ぶ方向への受話部1と送話部2とのガタツキについては、必ずしも突出部26によって抑えることなく、他の部材によって抑えるようにしてもよい。その場合には、突出部26が不要である。
産業上の利用の可能性
この発明は、送話部と受話部とがヒンジを介して回動可能に連結された折り畳み式携帯電話機において、送話部と受話部とを容易に連結することができる。
【図面の簡単な説明】
図1は、この発明の第1の実施の形態を示す分解斜視図である。
図2は、同実施の形態の要部を示す図であって、図3のY−Y線に沿う断面図である。
図3は、図2のX−X線に沿う拡大断面図である。
図4は、この発明の第2の実施の形態を示す図3と同様の断面図である。
この発明は、本体部と回動部とがヒンジを介して回動可能に連結された折り畳み式携帯電話器に関する。
背景技術
一般に、折り畳み式携帯電話器は、送話部及び受話部(一方が本体部であり、他方が回動部である。)を備えており、送話部の一端部には収容孔が形成され、受話部の一端部には連結孔が形成されている。収容孔には、ヒンジのヒンジ本体が回動不能に挿入され、連結孔には、ヒンジのヒンジ軸の一端部が回動不能に挿入されている。そして、ヒンジ軸の他端部がヒンジ本体に回動可能に挿入されることにより、送話部と受話部とがヒンジを介して回動可能に連結されている(特開2000−110434号公報参照)。
上記従来の折り畳み式携帯電話器を組み立てる場合には、まず、ヒンジ本体を収容孔に挿入する。次に、ヒンジ軸をヒンジ本体内に設けられた付勢手段の付勢力に抗してヒンジ本体の内部側へ向かって押し、ヒンジ軸全体をヒンジ本体内に没入させる。その状態で受話部の連結孔をヒンジ軸と対向させた後、ヒンジ軸を付勢手段によってヒンジ本体から突出するように移動させる。すると、ヒンジ軸の一端部が連結孔に入り込む。これにより、送話部と受話部とがヒンジを介して回動可能に連結される。
上記従来の折り畳み式携帯電話器においては、送話部と受話部とを連結するに際し、ヒンジ軸をヒンジ本体に没入させた状態に押さえつつ、連結孔を収容孔に対向させなければならず、ヒンジ軸を連結孔に容易に挿入することができないという問題があった。また、ヒンジ軸をヒンジ本体に対して出没可能にした分だけヒンジ本体が長くなり、ヒンジが大型化するという問題があった。さらに、ヒンジ本体内に付勢手段を設けなければならず、その分だけ部品点数が増え、構造が複雑になるとともに、製造費が嵩むという問題があった。
発明の開示
この発明は、上記の問題を解決するためになされたもので、対向面どうしが互いに接触するように折り畳まれた折り畳み位置と対向面どうしが互いに離れた使用位置との間を回動し得るように、一端部どうしがヒンジを介して回動可能に連結された本体部と回動部とを備え、上記本体部と回動部との少なくとも一方が、上記対向面に沿って二分された内側部分と外側部分とを有し、上記ヒンジが、ヒンジ本体と、このヒンジ本体に一端部が回動可能に連結され、他端部がヒンジ本体から突出したヒンジ軸とを有し、上記本体部と上記回動部との他方の一端部には、上記ヒンジ本体を回動不能に収容する収容孔が形成され、上記内側部分の一端部には上記ヒンジ本体から突出した上記ヒンジ軸の他端部が回動不能に挿入される連結孔が形成された折り畳み式携帯電話器において、上記内側部分には、上記外側部分と対向する外面から上記連結孔の内周面に達する開放部を、この開放部を通して上記ヒンジ軸の他端部を上記連結孔に挿入することができるように形成し、上記外側部分の上記開放部と対向する部分には、上記開放部を覆う遮蔽部を形成したことを特徴としている。
この場合、上記遮蔽部に、先端部が上記ヒンジ軸にほぼ接するまで上記開放部に入り込む突出部を形成することが望ましい。上記突出部の先端面とこれに対向する上記連結孔の内周面とには、上記連結孔に挿入された上記ヒンジ軸の他端部に係合してヒンジ軸を位置固定する係合部が形成されていることが望ましい。上記係合部が山状又は谷状をなしていることが望ましい。
上記本体部と上記回動部とについては、いずれか一方を送話部とし、他方を受話部としてもよい。
発明を実施するための最良の形態
以下、この発明の実施の形態について図1〜図4を参照して説明する。
まず、図1〜図3に示すこの発明の第1の実施の形態を説明する。図1はこの発明に係る折り畳み式携帯電話器Tの分解斜視図であり、携帯電話器Tは、受話部(本体部)1と、送話部(回動部)2と、この受話部1及び送話部2の一端部どうしを回動可能に連結するヒンジ3,3とを備えており、受話部1と送話部2とは、図3において想像線で示すように、前面(対向面)どうしが互いに突き当たった折り畳み位置と、図3において実線で示すように、前面どうしが互いに離れた(この実施の形態では、周方向に135°程度離れた)使用位置との間を、ヒンジ3の軸線Lを中心として回動可能に連結されている。
受話部1は、折り畳み位置に回動させたときに、前面が送話部2に突き当たる第1内側部分1Aと、この第1内側部分の背面(送話部2側と逆側を向く面)にビス等の固定手段(図示せず)によって固定された第1外側部分1Bとを有している。第1内側部分1Aの前面部には、液晶表示部11が設けられている。第1外側部分1Bには、集積回路(図示せず)等が設けられている。
送話部2は、折り畳み位置において前面が受話部1に突き当たる第2内側部分(内側部分)2Aと、その背面部にビス等の固定手段(図示せず)によって固定された第2外側部分(外側部分)2Bとを有している。第2内側部分2Aの前面部には、数字、文字、記号等の入力用の押しボタン21、その他の操作部材(図示せず)が設けられている。第2外側部分2Bには、集積回路(図示せず)等が設けられている。
第1内側部分1Aの一端部(送話部2側の端部)には、断面円形の第1連結部12が形成されている。この第1連結部12の長さは、第1内側部分1Aの幅より短くなっており、第1内側部分1Aの幅方向における中央部に配置されている。しかも、第1連結部12は、その軸線をヒンジ3の軸線Lと一致させて配置されている。第1連結部12の両端面には、軸線L上を延びる収容孔13が形成されている。収容孔13は、断面円形に形成されているが、必ずしも断面円形にする必要はなく、例えば断面四角形等の断面非円形にしてもよい。収容孔13の内周面には、キー部13aが形成されている。キー部13aに代えて、キー溝を形成してもよい。収容孔13を断面非円形に形成する場合には、キー部13a及びキー溝は不要である。
第2内側部分2Aの一端部(受話部1側の端部)には、断面円形の第2連結部22が二つ形成されている。第2連結部22,22は、その軸線を軸線Lと一致させた状態で第2内側部分2Aの幅方向の両端部に配置されている。二つの第2連結部22,22の間隔は、第1連結部12の長さとほぼ同一であり、第2連結部22,22間に第1連結部12が挿入されている。第2連結部22の第1連結部12との対向面には、軸線L上を延びる連結孔23が形成されている。この場合、連結孔23は断面長方形状に形成されているが正方形状であってもよく、他の非円形の形状であってもよい。
受話部1と送話部2とを回動可能に連結するヒンジ3は、ヒンジ本体31と、ヒンジ軸32とを有している。ヒンジ本体31は、断面円形に形成され、収容孔13に嵌合されている。しかも、ヒンジ本体31の外周面に形成されたキー溝31aにキー部13aが嵌り込むことにより、ヒンジ本体31は収容孔13に回動不能に嵌合されている。勿論、収容孔13及びヒンジ本体31を断面非円形に形成する場合には、キー部13a及びキー溝31aは不要である。
一方、ヒンジ軸32は、その軸線を軸線Lと一致させて配置されており、その一端部がヒンジ本体31に回動可能に挿入されている。ヒンジ軸32の他端部は、ヒンジ本体31から外部に突出しており、そこには嵌合部32aが形成されている。この嵌合部32aは、連結孔23とほぼ同一の断面形状を有しており、連結孔23に回動不能に嵌合されている。これにより、受話部1と送話部2とがヒンジ3,3を介して回動可能に連結されている。
図1及び図3に示すように、第2連結部22には、開放部24が形成されている。この開放部24は、連結孔23の内周面から第2外側部分2B側へ向かって延び、第2連結部22の外面まで達している。しかも、開放部24は、連結孔23とほぼ同一の長さ及び幅を有している。したがって、開放部24は、ヒンジ軸32の嵌合部32aを軸線Lと直交する方向に通り抜けさせることが可能であり、嵌合部32aは開放部24を通って連結孔23に挿入することができるようになっている。
第2外側部分2Bの第2連結部22と対向する部分には、開放部24を外部から目視することができないように遮蔽する遮蔽部25が形成されている。この遮蔽部25の開放部24との対向面には、開放部24に嵌り込む突出部26が形成されている。この突出部26は、その先端面がヒンジ軸32の嵌合部32aにほぼ接するように、その突出高さが設定されている。
上記構成の折り畳み式携帯電話器Tにおいて、受話部1と送話部2とをヒンジ3を介して連結する場合には、予め第2内側部分2Aと第2外側部分2Bとを分離させておく。第1内側部分1Aと第1外側部分1Bとについては、予め固定しておいてもよく、あるいは連結後に固定してもよい。その後、まず各ヒンジ3のヒンジ本体31を収容孔13にそれぞれ挿入する。次に、ヒンジ軸32の嵌合部32aを軸線Lと直交する方向に移動させて開放部24に挿入することができるように、受話部1及び第1内側部分1Aの姿勢及び位置を調節する。この実施の形態の場合、受話部1と第2内側部分2Aとのなす角度を、使用位置における両者の角度とほぼ同一にすると、嵌合部32aを開放部24に挿入することができるようになっている。勿論、他の角度にしたときに挿入することができるようにしてもよい。次に、嵌合部32aを開放部24に挿入し、さらに開放部24から連結孔23に挿入する。その後、第2内側部分2Aの背面に第2外側部分2Bを固定する。すると、遮蔽部25が開放部24を外部から目視されないように遮蔽する。しかも、突出部26が開放部24に入り込み、嵌合部32aにほぼ接する。これにより、嵌合部32aが連結孔23と開放部24とを結ぶ方向に移動するのを阻止し、ひいては受話部1と送話部2とが同方向へガタツクのを阻止する。
このように、この折り畳み式携帯電話器Tによれば、ヒンジ軸32の嵌合部32aを連結孔23に嵌合させるに際しては、ヒンジ軸32をその軸線Lと直交する方向へ単に移動させるだけで開放部24から連結孔23に挿入することができる。したがって、ヒンジ軸32をヒンジ本体31に没入させる必要がなく、ヒンジ軸32の嵌合部32aを連結孔23に容易に挿入することができる。また、ヒンジ軸32をヒンジ本体31に没入する必要がないので、その分だけヒンジ本体31の長さを短くし、ヒンジ3全体を小型化することができる。さらに、ヒンジ軸32をヒンジ本体31から突出する方向へ付勢する付勢手段が不要であるので、その分だけ部品点数を減らすことができ、ヒンジの構造を簡単にすることができるとともに、その製造費を低減することができる。また、送話部2は、従来の携帯電話器においても第2内側部分と第2外側部分とに二分されている。したがって、従来の携帯電話器に対しても、開放部24及び突出部26を形成するだけの簡単な設計変更でこの発明を容易に適用することができる。
次に、図4に示すこの発明の第2の実施の形態を説明する。この実施の形態においては、嵌合部32aの開放部24に臨む辺部及びこれと対向する辺部に2つの傾斜面からなる山部(係合部)32b,32bがそれぞれ形成されている。山部32b,32bは、その頂点どうしを結ぶ対角線が軸線Lと直交するように配置形成されており、当該対角線に関して左右対称に、しかも軸線Lに関して点対称に形成されている。一方の山部32bと対向する連結孔23の辺部には、山部32bと同形状の谷部(係合部)23aが形成されており、他方の山部32bと対向する突出部26の先端面にも山部32bと同形状の谷部(係合部)26aが形成されている。嵌合部32aを連結孔23に挿入した後、開放部24に突出部26を嵌め込むと、谷部23a,26aが山部32b,32bを挟持するようになっている。この結果、谷部23a,26aが山部32b,32bとそれぞれ係合し、嵌合部32aが山部32b,32bを結ぶ方向及びこれと直交する方向に対して移動不能に押えられ、連結孔23にガタなく収容される。山部32bと谷部23a,26aとは、互いに係合することにより、突出部26を連結孔23にガタなく収容させることができるものであるならば、他の形状、構造であってもよい。また、嵌合部32aに谷部(係合部)を形成し、連結孔23及び突出部26に山部(係合部)を形成してもよい。
なお、この発明は上記の実施の形態に限定されるものでなく、適宜変更可能である。
例えば、上記の実施の形態においては、受話部1を本体部とし、送話部2を回動部としているが、これとは逆に受話部1を回動部とし、送話部2を本体部としてもよい。
また、受話部1に収容孔13を形成し、送話部2に連結孔23を形成しているが、受話部1に連結孔23を形成し、送話部2に収容孔13を形成してもよい。また、収容孔13が形成された受話部1については、必ずしも内側部分1Aと外側部分1Bとに分ける必要はない。したがって、収容孔13を送話部2に形成する場合には、送話部2を内側部分2Aと、外側部分2Bとに分けることなく、全体を一体に形成してもよい。
さらに、連結孔23と開放部24とを結ぶ方向への受話部1と送話部2とのガタツキについては、必ずしも突出部26によって抑えることなく、他の部材によって抑えるようにしてもよい。その場合には、突出部26が不要である。
産業上の利用の可能性
この発明は、送話部と受話部とがヒンジを介して回動可能に連結された折り畳み式携帯電話機において、送話部と受話部とを容易に連結することができる。
【図面の簡単な説明】
図1は、この発明の第1の実施の形態を示す分解斜視図である。
図2は、同実施の形態の要部を示す図であって、図3のY−Y線に沿う断面図である。
図3は、図2のX−X線に沿う拡大断面図である。
図4は、この発明の第2の実施の形態を示す図3と同様の断面図である。
Claims (5)
- 対向面どうしが互いに接触するように折り畳まれた折り畳み位置と対向面どうしが互いに離れた使用位置との間を回動し得るように、一端部どうしがヒンジを介して回動可能に連結された本体部と回動部とを備え、上記本体部と回動部との少なくとも一方が、上記対向面に沿って二分された内側部分と外側部分とを有し、上記ヒンジが、ヒンジ本体と、このヒンジ本体に一端部が回動可能に連結され、他端部がヒンジ本体から突出したヒンジ軸とを有し、上記本体部と上記回動部との他方の一端部には、上記ヒンジ本体を回動不能に収容する収容孔が形成され、上記内側部分の一端部には上記ヒンジ本体から突出した上記ヒンジ軸の他端部が回動不能に挿入される連結孔が形成された折り畳み式携帯電話器において、 上記内側部分には、上記外側部分と対向する外面から上記連結孔の内周面に達する開放部を、この開放部を通して上記ヒンジ軸の他端部を上記連結孔に挿入することができるように形成し、上記外側部分の上記開放部と対向する部分には、上記開放部を覆う遮蔽部を形成したことを特徴とする折り畳み式携帯電話器。
- 上記遮蔽部に、先端部が上記ヒンジ軸にほぼ接するまで上記開放部に入り込む突出部を形成したことを特徴とする請求項1に記載の折り畳み式携帯電話器。
- 上記突出部の先端面とこれに対向する上記連結孔の内周面とに、上記連結孔に挿入された上記ヒンジ軸の他端部に係合してヒンジ軸を位置固定する係合部が形成されていることを特徴とする請求項2に記載の折り畳み式携帯電話器。
- 上記係合部が山状又は谷状をなしていることを特徴とする請求項3に記載の折り畳み式携帯電話器。
- 上記本体部と上記回動部との一方が送話部であり、他方が受話部であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の折り畳み式携帯電話器。
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