JP3852357B2 - トイレ設備機器用通電遮断装置 - Google Patents

トイレ設備機器用通電遮断装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は通信機能を持つトイレ・洗面所に設置された設備機器をネットワーク接続して、電源遮断前にその設備機器が本来有している機能を保持するために停止前に所定の処理を実施させてから、節電のために電源を遮断することで、陶器の防臭や清潔さを保ちつつ節電することの可能なトイレ設備機器用通電遮断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来トイレ・洗面所に設置された設備機器は、例えば大・小便器洗浄装置では、本来の使用時における便器洗浄の機能の他に、陶器表面が乾燥することで汚れ易くなることを防ぐ保護目的の洗浄を行ったり、あるいは配管や陶器内のトラップに滞留して排水配管からの防臭を果たしている封水を汚水の含まれた水から清潔な水あるいは電解水・酸性水・アルカリ性水・磁化水・石鹸水・洗剤含有水のような特殊な機能水に置換させることで、防臭・防汚・除菌・ぬめり除去・尿石除去を行なう、清潔さを保つための洗浄処理を使用後や非使用時に定期的に行う機能を有しているものがある。
また、温水洗浄装置では、本来の局部洗浄や便座暖房の機能の他に、ノズルの洗浄や装置内の滞留水の排水が必要な場合に実施する機能を有しているものもあり、電気温水器では、長期間貯湯槽に滞留している湯水を排水する機能を有しているものもある。
【0003】
さらに、動作に必要な情報を実際の動作状態から学習して、それらの情報を動作に反映させていることもあり、機能水を生成する条件も設置場所の水質に応じて変化し、設置場所での水圧に影響される情報も多い。
また、使用された湯温・暖房温度やノズル位置情報を記憶していることも多くある。
これらのトイレに設置された機器の機能は動作に必要な電源が遮断されると、当然のことながら全く機能しないし、また情報も失われてしまうことがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、大きくは地球環境問題からの省エネルギー・節電の要望から、非使用時にも電気を消費しているトイレ・洗面所内に設置された設備機器を、使用する頻度の極めて低い夜間や休日などには、電源の配電元の分電盤において、通電を遮断することで、節電が行われていることが多く見られる。
【0005】
このため、トイレ・洗面所の設備機器が持っている機能が節電停止中に動作しないことで、機器や陶器に滞留している不潔な水での細菌の繁殖、尿石の析出、悪臭の発生、汚れの付着等様々な悪影響をトイレに及ぼすとともに、その清潔さを回復するために新たな労力を必要とさせることになる。
【0006】
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、本発明の目的は、従来からトイレ・洗面所にある様々な各設備機器が一定時間停止する場合に実施しておくことが好ましい種々の処理を適宜実施してから設備機器の電源通電を遮断する手段を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1は、通信ネットワークを介して、トイレ内に設置された機器およびこの機器への電源からの通電路を開閉する遮断手段との通信を行なう通信手段と、電源遮断指示信号に基づいて、前記トイレ内に設置された機器への所定の動作信号を前記通信手段へ出力する停止前処理要求手段と、前記トイレ内に設置された機器から、前記停止前処理要求手段からの出力に基づく動作の完了信号を受け取ると、前記遮断手段に通電の遮断指示信号を出力する停止前処理確認手段と、からなることを特徴とする。
トイレ内に設置された機器と、その通電を遮断する遮断手段と、各々とネットワークを介して接続された通電遮断装置とを別々に設置して、節電のため使用頻度の低い時間帯に、トイレ内に設置された機器の電源を遮断する時には、その通電遮断を遅延させ、先ずその各設備機器にそれぞれ適宜最適な処理を停止前処理として実施させるように、当該の動作信号を発信することで動作させて、その処理動作完了信号の受信を待ってから、通電を遮断手段に遮断させる。
このようにネットワークで接続された通信手段を経由して各装置を連携させる方法を提供できる。
【0008】
また、請求項2は、通信ネットワークを介して、トイレ内に設置された機器およびこの機器への電源からの通電路を開閉する遮断手段との通信を行なう通信手段と、電源遮断指示信号に基づいて、前記トイレ内に設置された機器への所定の動作信号を前記通信手段へ出力する停止前処理要求手段と、前記停止前処理要求手段からの出力から所定時間経過すると、前記遮断手段に通電の遮断指示信号を出力する停止前処理確認手段と、からなることを特徴とする。
前記のように、動作の完了信号を待つのではなく、トイレ内に設置された各機器が、停止前に実施させる動作は、個別ではあるが機器固有であるため、おおよその処理時間は推定できることから、各設備機器の動作終了を通信等で確認しなくとも時間経過により確実に実施することが可能であることから、より簡易に実現できる手段として、停止前処理の動作を実施するに充分な時間だけカウントするタイマを有することで所定時間待機してから、遅延させた通電を遮断させることが可能となる。
【0009】
また、請求項3は、請求項1の遮断手段を含んだトイレ設備機器用通電遮断装置を提供し、請求項4は、請求項2の遮断手段を含んだトイレ設備機器用通電遮断装置を提供する。
【0010】
請求項5は、通常使用頻度が低い時間帯での節電のための電源の接続・遮断の通電パターンはある程度限定されて決まることから、人間が常に毎日スイッチで直接電源を入り切りする手段の他に、人間が電源の入り切りを実施せずとも自動的にスケジュール管理されてトイレの停止前処理の実施と電源の接続・遮断を行うための信号を発生させる手段を入力手段として提供する。
【0011】
請求項6または7は、電源の通電再開に際しては、特に処理は必要ないため、遅延させることなく速やかに電源の遮断を解除してトイレ内の各設備機器へ通電させることを可能とする。
なお、請求項6では、通信手段を介して遮断手段へ伝えられる。
【0012】
また、請求項8または9は、安全性から緊急時には速やかに遅延することなく手動操作で電源を遮断する必要性もあることから、直ちに電源を遮断する手段を提供する。
【0013】
請求項10は、ネットワークを介して接続しているトイレ設備機器用通電遮断装置に応じて、遠隔操作可能な通信手段を有したトイレ内に設置される設備機器を効率的なシステムの実現のために、動作の完了を送信する手段を提供する。
【0014】
さらに、請求項11は、トイレ内に設置された各設備機器が電源遮断前に既に停止前処理と同様の動作を行っていて、特に再度実施して不必要に水を消費すること無く、無駄を省く手段を提供する。
【0015】
また、請求項12は、トイレ内に設置された各設備機器が利用していて継続して利用することが望ましい情報を、電源の遮断で失うことで無駄な動作を行わないように記憶し、通電再開時に継続して利用できる手段を提供する。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明の内容を、より理解しやすくするため、以下に実施例を用いて詳説する。
トイレ設備機器用通電遮断装置における管理室集中制御の概略例を示す構成図を図1に、分電盤個別制御の概略例を示す構成図を図3に、設備機器の概略例を示す構成図を図4に、設備機器の機能例を示す構成図を図4に示し、電源遮断時の概略の動作フロー例を図5から図8に、緊急電源遮断時の概略の動作フロー例を図9に、電源接続時の概略の動作フロー例を図10と図11に示す。
【0017】
図1は、例えば、ビルのような建物全体を管理する管理室12で集中的に制御する場合を示し、複数のトイレ設備機器50,51を有するトイレルーム10が建屋の各所に存在しており、各々のトイレルーム10に電源の供給を個別に管理する複数の分電盤11がトイレルーム10の近くに存在している。
【0018】
分電盤11には、通常の電源遮断器のスイッチと同様の緊急遮断手段5によって電源20から供給される電源ライン21を遮断・接続させることが可能であり、本トイレ設備機器用通電遮断装置の動作とは独立して入り切りすることができ、ここが遮断されている場合は自動的に復帰させることはできないようにすることで緊急時の安全性を保たせる。
【0019】
緊急遮断手段5を経た電源ライン21は、さらに遮断手段4のリレー、電子リレー、光リレーを介してトイレルーム10に設置されている設備機器50、51へ接続されて電源を供給している。
【0020】
緊急遮断手段5や遮断手段4は一般にトイレルーム10の分電盤11に敷設されることが多く、この組み合わせが例えば1つのビル内の各階など複数点散在していることになり、遮断手段4が本トイレ設備機器遮断処理装置の供給電源ラインを入り切りする部位である。
【0021】
遮断手段4は、停止前処理確認手段3が発信する停止前処理完了信号33を受けると、直ちに前記リレー等を切って電源ライン21を切り離し、入力手段1が発信する電源接続信号31を受けると、直ちに前記リレー等を入れて電源ライン21を接続する。
【0022】
入力手段1は、例えばスイッチのような人の直接操作する形態の場合は、押しボタンスイッチでは押される度に、切り替えスイッチでは切り替える度に、電源遮断信号30と電源接続信号31を交互に発信する。つまり電源通電中は電源遮断信号30を発信し、電源遮断中は電源接続信号31を発信する。その区別は例えばLEDランプのような表示で赤色ランプ点灯時は電源遮断中で、緑色ランプ点灯中は電源通電時とすることで、操作する人間に知らせる。尚、電源遮断が停止前処理のための遅延で実際にはまだ電源通電している場合も先行状態表示で前もって電源遮断中の表示状態に変化させることによって操作者に操作を受け付けて信号が発信されたことをわかりやすくする。
入力手段1は、通電遮断装置とは一体でも別置でも可能であることから、このようなスイッチのような入力手段1の場合は、遮断手段4と同じ場所や近い場所あるいはトイレルーム10の出入り口付近などに敷設されることが多い。
【0023】
入力手段1が入力設定されている動作スケジュール等に沿ってタイマ・時計のように、その時刻になると自動的に該当する電源遮断信号30や電源接続信号31を発信する場合は、タイマ装置やコンピュータで構成される。
このような場合は遮断処理4とは離れた管理室12等に敷設されることが多く、例えばビル全体の複数の遮断手段4の操作を1つの入力手段1で兼用することが多いが、個別に存在させる場合やスイッチのように複数の入力手段1と併せて存在して、通常はビル全体をコンピュータ型入力手段1が自動で行い、個別に人間がスイッチ型入力手段1でも操作できる。もちろん入力手段1はいずれか1つだけの場合もある。
【0024】
図2は、例えば、小規模な店舗やそれらの集合したような建物で一ヶ所で全体を管理するよりも、トイレルーム10毎に個別的に制御する場合を示し、複数のトイレ設備機器50,51を有するトイレルーム10が建屋の各所に存在しいても1ヶ所でも、各々のトイレルーム10に電源の供給を個別に管理する分電盤11に入力手段1から遮断手段4まで図1では分かれて存在していた手段を一括して分電盤11に存在している。
【0025】
停止前処理要求手段2はいづれかの入力手段1の発信した電源遮断信30号を受けるとトイレルーム10の各設備機器50,51等に種々の停止前処理を行わせるために停止前処理開始信号32を発信する。
【0026】
停止前処理確認手段3は、トイレルーム10の各設備機器50,51に制止前処理をさせるためにの時間を確保するために、電源遮断信号30が発信されてから実際に電源遮断するまで遅延を行う。
そのため、停止前処理確認手段3は停止前処理開始信号32を受け取ってから所定の時間をタイマカウントしてから遮断手段4に電源遮断を実際にさせるための停止前処理確認信号33を発信させる。この時間待ちの所定時間が停止前処理を行うに充分な時間として推定した時間で、電源遮断の遅延時間である。トイレルーム10の設備機器50,51が少数であれば停止前処理確認手段3は時間経過ではなく通信により各設備機器50,51の停止前処理の終了を確認することも可能である。
停止前処理要求手段2や停止前処理確認手段3は、管理室12に例えばビルに統合して敷設される場合が多く。個別におくこともできる。
【0027】
トイレルーム10の設備機器50,51は、小便器洗浄装置、大便器洗浄装置、温水洗浄装置等の種々様々な機器が複数設置されており、図3は、その設備機器50,51が本来有している設備機器機能実施手段8に加えて本発明に必要な通信手段6と停止前処理実施手段7を有する。
【0028】
図4は、設備機器50,51が固有に有する機能を表し、新しい水による洗浄や、電解水・酸性水・アルカリ水・磁化水・石鹸水のような様々な機能水による洗浄や、滞留水の排水やノズルの洗浄のように、さまざまな機能が存在している。
【0029】
停止前処理実施手段7は停止前処理要求手段2の発信した停止前処理開始信号32を受け取ると設備機器機能実施手段8に停止前処理実施信号34を発して、例えばその設備機器50の固有の停止前処理を実施させる。このとき同様の処理を直近に実施している場合は処理の無駄な重複を避けて洗浄水などの節水をはかるために停止前処理を省略させることも停止前処理実施手段7は行える。
【0030】
本発明のトイレ設備機器用通電遮断装置と複数の設備機器50,51はネットワーク40により通信手段6を介して接続されており、各信号を伝達する。
【0031】
また、本発明のトイレ設備機器用通電遮断装置は1つの筐体内にすべての手段を格納することも、各手段が複数に分散して存在することも可能である。各手段の信号の伝達は直接あるいは通信手段6を介したネットワーク40によって行われる。
【0032】
設備機器50,51の複数存在するトイレルーム10は対応する分電盤11とともにビル等では各階等に複数存在して、その間をネットワーク40で接続されている。
【0033】
トイレルーム10の各設備機器50,51の停止前処理は、様々であるが、例えば大・小便器洗浄装置の場合は、陶器表面を乾燥から防ぐために湿らせるだけの量の水で便器洗浄したり、便器下部で封水のため滞留している水を殺菌洗浄力の高い機能水あるいは清潔な水等で置換するだけの量の水で便器洗浄したりする。これらの停止前処理は必ずしも決まった動作ではない。
【0034】
また、停止前処理を実施中に通電再開後も継続して利用したい情報を記憶させておくこともできる。この情報は電源遮断中の停電時にも保持されて、電源復帰時に記憶から読み出されて再継続利用される。この情報は例えば水質に最適な条件で殺菌洗浄力の高い機能水を生成している場合にその学習した最適条件を継続利用するのに有益となる。
【0035】
【発明の効果】
本発明は上記構成により次の効果を発揮する。
請求項1から4または10では、電源遮断の遅延により、トイレ内に設置された設備機器が電源を遮断される前に必要な処理を実施することが可能となることから、節電による電源遮断によりトイレの各設備機器の機能が停止していても悪臭・細菌・尿石を発生したり汚れを付着させる機会を押さえて、清潔なトイレ環境を保つことができる。
【0036】
また、ビル等の実際のトイレルームや設備機器の数・配置等に適応して効率的に手段を自由に構成できる。
【0037】
請求項5では、前記の動作を節電のための電源遮断を含めて自動的に行わせることができる、とともに入力手段は通電遮断装置とは一体でも別置でも可能とする。
【0038】
請求項6から9では、トイレの各設備機器への通電再開あるいは緊急停止に関しては通常の電源遮断の遅延を発生させずに使用できることで、操作に違和感を与えずに利用させることができる。
【0039】
請求項11では、特に必要のない場合にはトイレの各設備機器で停止前処理を個別に省略することで、無駄な動作を省いて節水をはかることができる。
【0040】
請求項12では、例えば殺菌性のある機能水を便器洗浄に用いる場合には、その使用する水質により機能水を生成する最適条件が異なるため、動作しながらその最適条件を求めているが、そのような必要な情報が電源の遮断によって失われることを防ぐために、電源遮断前に必要な情報を記憶しておき、再通電時にはまた再利用することで、無駄な動作を省くことができる。
【0041】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の管理室集中制御における実施形態の概略を示す構成図
【図2】本発明の分電盤個別制御における実施形態の概略を示す構成図
【図3】本発明の実施形態の設備機器の概略例を示す構成図
【図4】本発明の実施形態の設備機器の機能の概略例を示す構成図
【図5】本発明の実施形態の管理室集中制御における返信待ちの電源遮断時の動作フロー図
【図6】本発明の実施形態の管理室集中制御における時間待ちの電源遮断時の動作フロー図
【図7】本発明の実施形態の分電盤個別制御における返信待ちの電源遮断時の動作フロー図
【図8】本発明の実施形態の分電盤個別制御における時間待ちの電源遮断時の動作フロー図
【図9】本発明の実施形態の緊急電源遮断時の動作フロー図
【図10】本発明の実施形態の管理室集中制御における電源接続時の動作フロー図
【図11】本発明の実施形態の分電盤個別制御における電源接続時の動作フロー図
【符号の説明】
1…入力手段、
2…停止前処理要求手段、
3…停止前処理確認手段、
4…遮断手段、
5…緊急遮断手段、
6…通信手段、
7…停止前処理実施手段、
8…設備機器機能実施手段、
10…トイレルーム、
11…分電盤、
12…管理室、
20…電源、
21…電源ライン、
30…電源遮断信号、
31…電源接続信号、
32…停止前処理開始信号、
33…停止前処理完了信号、
34…停止前処理実施信号、
40…ネットワーク、
50…設備機器(小便器洗浄装置)、
51…設備機器(大便器洗浄装置)

Claims (12)

  1. 通信ネットワークを介して、トイレ内に設置された機器およびこの機器への電源からの通電路を開閉する遮断手段との通信を行なう通信手段と、電源遮断指示信号に基づいて、前記トイレ内に設置された機器への所定の動作信号を前記通信手段へ出力する停止前処理要求手段と、前記トイレ内に設置された機器から、前記停止前処理要求手段からの出力に基づく動作の完了信号を受け取ると、前記遮断手段への通電の遮断指示信号を前記通信手段へ出力する停止前処理確認手段と、からなることを特徴とするトイレ設備機器用通電遮断装置。
  2. 通信ネットワークを介して、トイレ内に設置された機器およびこの機器への電源からの通電路を開閉する遮断手段との通信を行なう通信手段と、電源遮断指示信号に基づいて、前記トイレ内に設置された機器への所定の動作信号を前記通信手段へ出力する停止前処理要求手段と、前記停止前処理要求手段からの出力から所定時間経過すると、前記遮断手段への通電の遮断指示信号を前記通信手段へ出力する停止前処理確認手段と、からなることを特徴とするトイレ設備機器用通電遮断装置。
  3. 通信ネットワークを介して、トイレ内に設置された機器との通信を行なう通信手段と、前記トイレ内に設置された機器への電源からの通電路を開閉する遮断手段と、電源遮断指示信号に基づいて、前記トイレ内に設置された機器への所定の動作信号を前記通信手段へ出力する停止前処理要求手段と、前記トイレ内に設置された機器から、前記停止前処理要求手段からの出力に基づく動作の完了信号を受け取ると、前記遮断手段によって通電路を遮断する停止前処理確認手段と、からなることを特徴とするトイレ設備機器用通電遮断装置。
  4. 通信ネットワークを介して、トイレ内に設置された機器との通信を行なう通信手段と、前記トイレ内に設置された機器への電源からの通電路を開閉する遮断手段と、電源遮断指示信号に基づいて、前記トイレ内に設置された機器への所定の動作信号を前記通信手段へ出力する停止前処理要求手段と、前記停止前処理要求手段からの出力から所定時間経過すると、前記遮断手段によって通電路を遮断する停止前処理確認手段と、からなることを特徴とするトイレ設備機器用通電遮断装置。
  5. 前記電源遮断指示信号は入力手段より前記トイレ設備機器用通電遮断装置に出力されるものであり、この入力手段はスイッチのような人間の操作に基づいて、もしくはタイマのようなトイレ内の機器の起動あるいは停止の時刻をあらかじめ設定した動作スケジュール情報に基づいて、前記電源遮断指示信号及び電源接続指示信号を出力する、ことを特徴とする請求項1から4何れか一項記載のトイレ設備機器用通電遮断装置。
  6. 前記トイレ設備機器用通電遮断装置は、電源遮断指示信号においては、前記停止前処理要求手段へ出力するが、電源接続指示信号においては、前記停止前処理要求手段と前記停止前処理確認手段を機能させずに、直ちに前記通信手段より通電の接続指示信号を前記遮断手段へ出力させて、すみやかに前記トイレ内に設置された機器への電源からの通電路を接続させる、ことを特徴とする請求項1または2記載のトイレ設備機器用通電遮断装置。
  7. 前記トイレ設備機器用通電遮断装置は、電源遮断指示信号においては、前記停止前処理要求手段へ出力するが、電源接続指示信号においては、前記停止前処理要求手段と前記停止前処理確認手段を機能させずに、直ちに前記遮断手段によって、すみやかに前記トイレ内に設置された機器への電源からの通電路を接続させる、ことを特徴とする請求項3または4記載のトイレ設備機器用通電遮断装置。
  8. 前記遮断手段は、手動操作により優先的に通電路の遮断を行なう緊急遮断手段を有するとともに、それとは別に、通信ネットワークを介して、通電の遮断指示信号あるいは接続指示信号を受け取る通信手段を有し、受け取った前記指示信号に応じて、トイレ内に設置された機器への電源からの通電路を開閉する、ことを特徴とする請求項1または2記載のトイレ設備機器用通電遮断装置。
  9. 前記トイレ設備機器用通電遮断装置において、緊急時には停止前処理を実施すること無しに、前記トイレ内に設置された機器への電源からの通電路を直ちに遮断する、緊急遮断手段も有した、ことを特徴とする請求項3または4記載のトイレ設備機器用通電遮断装置。
  10. 前記請求項1または3のトイレ設備機器用通電遮断装置と通信ネットワークを介して通信を行なうトイレ内に設置された機器は、通信手段を有して前記停止前処理要求手段からの動作信号を受け取り、停止前処理実施手段において当該の動作を機能させ、動作終了後に前記通信手段から前記停止前処理確認手段へ動作の終了を知らせる前記完了信号を出力する、ことを特徴とするトイレ設備機器装置。
  11. 前記請求項1から4何れか一項記載のトイレ設備機器用通電遮断装置と通信ネットワークを介して通信を行なうトイレ内に設置された機器は、前記トイレ設備機器用通電遮断装置からの停止前処理の動作信号を受け取った時に、通常の動作によって既に停止前処理に類似の処理を実施してまもなく、特に停止前処理を実施する必要性が無い場合には、停止前処理実施手段は停止前処理を何も行なわない、ことを特徴とするトイレ設備機器装置。
  12. 前記請求項1から4何れか一項記載のトイレ設備機器用通電遮断装置と通信ネットワークを介して通信を行なうトイレ内に設置された機器は、電源の通電再開時に継続して利用したい情報が電源の遮断により失われることを防ぐために、停止前処理中に停止前処理実施手段は、必要な情報を記憶手段に記憶・保持すると共に、通電再開時に再利用することを特徴とするトイレ設備機器装置。
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