JP3850422B2 - 自動設定のモジュール式保管ライブラリ - Google Patents

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Description

本発明は、大量の情報を保管、管理するデータ保管システムに関する。
大量の情報を格納するためにデータ保管システムが用いられている。保管する必要がある情報の量がかつてないほどの速さで増え続けているとき、将来の保管の必要性を予測し、保管の基盤設備のコストを管理することは難しい問題である。したがって、データ保管システムは、システム休止時間を削減しながら、データの容量、処理能力および利用価値を定期的に拡大する種々の技術を用いている。
いくつかのデータ保管システムは、1つあるいは複数の引出し内にあるスロットに複数のデータカートリッジを格納している。そのようなデータ保管システムは、コントローラからのコマンドに応答してカートリッジリーダ内のデータカートリッジを自動的に変更するための媒体保管システムあるいはオートチェンジャを備え、各カートリッジをリーダ内に手作業で配置することなく、多数のデータカートリッジにアクセスできるようにしている。オートチェンジャは、種々のサイズおよび形状のカートリッジを保持できる、1つあるいは複数の異なるタイプのカートリッジ収容装置を備えることができる。
これらの媒体データ保管システムは、引出し、列あるいは他の構造になっていて、データカートリッジの保管場所を提供する、1つあるいは複数の保管ラックあるいはマガジンを備えている。データ保管システムは一般的に、カートリッジ上のデータにアクセスして、カートリッジ上にデータを格納するための、1つあるいは複数のカートリッジ読出し/書込み装置を備えている。種々の動作モードが実現可能であるが、システムは一般的に、ある固定された場所に読出し/書込み装置を有し、可動式のカートリッジピッカアセンブリを用いて、保管ラックあるいはマガジンとカートリッジ読出し/書込み装置との間でデータカートリッジを移送している。カートリッジピッカは、ラックあるいはマガジン内に保持されるデータカートリッジと係合し、データカートリッジを引き出すプランジ機構を備えることができる。またデータ保管システムは、読出し/書込み装置とラックとの間でカートリッジを移送するため、ラックに沿ってカートリッジピッカアセンブリを移動させるピッカポジショナも備えることができる。
データ保管システムは、ホストコンピュータシステム、中央演算装置(CPU)、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、状態機械(state machine)、あるいはデータアクセスおよび保管を管理する他のタイプのプロセッサといったコントローラを有することができる。コントローラは一般的に、データ保管システムの読出し/書込み装置および他の動作をする構成要素の機能を制御する。
たとえば、ある動作中に、コントローラは、ある特定のデータカートリッジ上に収容されているデータの要求を出すことができる。データ保管システムと関連している制御システムがピッカポジショナを作動して、ピッカアセンブリが選択したカートリッジの隣に配置されるまで、カートリッジ保管ラックに沿ってピッカアセンブリを移動させることができる。その後、制御システムはプランジ機構を作動して、データカートリッジを保管ラックからピッカアセンブリに移動させ、さらにピッカアセンブリをカートリッジ読出し/書込み装置に移動させる。いったん読出し/書込み装置に隣接した適切な位置に来ると、プランジ機構は、データの読出しあるいは書込みのために、カートリッジを読出し/書込み装置に挿入することができる。その動作が完了すると、制御システムはプランジ機構を作動して、カートリッジを読出し/書込み装置から取り出し、カートリッジを保管ラック内の適所に戻すことができる。
いくつかのデータ保管システムは、拡張可能なモジュール式ユニット(modular units)として構成することができ、その場合、たとえば、それぞれが1つあるいは複数の読出し/書込み装置を有する多数のオートチェンジャモジュールが、全システム保管能力を段階的に拡張するように接続することができる。いくつかの構成では、多数のオートチェンジャモジュールを垂直方向に積み重ねて互いに接続することができる。ある特別な例では、多数のオートチェンジャモジュールが、単一のピッカアセンブリを用いることができる。この場合、単一のピッカアセンブリは、オートチェンジャモジュール間を垂直方向に、かつ1つのオートチェンジャモジュール内を水平方向に移動することができる。このようにして、ピッカアセンブリは、任意のオートチェンジャモジュールのデータカートリッジにアクセスすることができ、オートチェンジャモジュールのスタック内にある任意の読出し/書込み装置を通して、データカートリッジのデータにアクセスすることができる。オートチェンジャモジュールのスタックを用いると、全保管容量を増加させ、同時にアクセスが可能なカートリッジ読出し/書込み装置の全数を増加させることができる。
ネットワーク上で接続される多数の個別のオートチェンジャと比べると、リソースを1つのピッカ機構および1つのハウジングまで減らすことができるので、スタック型のオートチェンジャ構成はコストを削減できる。同様に、1つのコントローラが、多数の装置ではなく、1つの装置をアドレス指定するだけで、全ての管理機能を実行することができ、それによりスタック内の全ての読出し/書込み装置が、任意の段にある任意のデータカートリッジにアクセスできるようになる。
データ保管システムは、データカートリッジにアクセスするのにメールスロットを用いることができる。メールスロットはデータカートリッジにアクセスするために割り当てられる1組の1つあるいは複数のスロットである。典型的には、メールスロットはデータ保管システム内のある固定された場所にある。一例では、メールスロットはオートチェンジャの最上段に設けられる。大きなデータ保管ライブラリの場合、最上段にあるメールスロットは人間工学的な配慮に欠けており、ユーザは無理をしてメールスロットカートリッジに手を伸ばさなければならないかもしれない。場合によっては、ユーザあるいは管理者は、メールスロットの場所を、より便利な場所に移したいと思うかもしれない。いくつかのシステムでは、メールスロットをより適切な場所に動かすことが許されないかもしれない。他のシステムでは、メールスロットの場所を変更するように設定できるかもしれないが、その設定過程(configuration process)は通常、時間を要し、面倒であり、ユーザがメールスロットの場所を忘れることや、その場所に関して確信が持てなくなることがあるかもしれない。
本発明は、データ保管システムのメールスロットなどの設定変更が簡単で短時間にできるようにしようとするものである。
いくつかの実施形態によれば、モジュール式保管システムは、1つあるいは複数の保管モジュールと、この保管モジュールに接続できる可動ディスプレイと、該ディスプレイの動きを検出できるセンサとを備えている。個々の保管モジュールは複数の保管カートリッジを保持できる1つあるいは複数のマガジンを備えている。このモジュール式保管システムは、検出されたディスプレイの動きに応答してモジュール式保管システムの状態を設定変更する(reconfigure)コントローラをさらに備える。
他の実施形態によれば、保管システムは、1つあるいは複数の保管モジュールと、該1つあるいは複数の保管モジュールに対し着脱できるディスプレイと、コントローラとを備えている。個々の保管モジュールは複数の保管カートリッジを保持することができる1つあるいは複数のマガジンを有する。コントローラは、1つあるいは複数の保管モジュールのうちの1つの保管モジュール内にある1つあるいは複数の保管スロットを、保管カートリッジへのアクセスを制御するメールスロットとして管理することができる。コントローラは、メールスロット設定を開始することにより、ディスプレイの取付けの変更に応答することができる。
さらに別の実施形態によれば、保管システムを動作させる方法は、メールスロットを、多数のモジュールデータ保管システムのある保管モジュール内にある1つあるいは複数のデータカートリッジスロットとして定義すること、およびメールスロット内のデータカートリッジへのアクセスを管理することを含む。その方法はさらに、多数モジュールデータ保管システム内のある保管モジュールに接続可能なディスプレイの取付けの変更を検出すること、およびメールスロットの設定変更を開始することにより、ディスプレイの取付けの変更を検出したことに応答することを含む。
構造および動作方法の両方に関連する本発明の実施形態は、以下に記載される説明および添付の図面を参照することにより、最もよく理解することができる。
メールスロットの設定を可能とし、その設定を容易にする装置および方法が望まれている。
図1を参照すると、立体的な斜視図で、多数の垂直方向に積み重ねられた媒体保管モジュール102内で選択されたメールスロット110を備えたモジュール式保管システムである媒体保管ライブラリシステム100が示されている。メールスロット110は、媒体保管ライブラリ100へ保管カートリッジであるデータカートリッジ104を出し入れするのを容易にする。メールスロットの場所は、保管場所とは互いに排他的に形成される。その結果、より大きなメールスロットを構成することにより、媒体保管ライブラリ100で利用可能な保管場所の数が減少する。
いくつかの実施形態において、メールスロット110のデフォルトの位置は、媒体保管ライブラリ100内の右上の引出し112にすることができる。図示された構成では、メールスロット110を確保するために、管理者は中段の右側の引出し114を選択している。
データカートリッジ104が変更されるとき、コントローラ(図6の610を参照)はメールスロット引出し114を制御して、選択した設定のスロット数まで開くようにする。自動システムでは、コントローラは、引出し駆動機構(図6の650を参照)を制御して、キャビネット116から、選択されたスロット数にアクセスするだけの十分な距離まで引き出すことができる。手動システムでは、コントローラは、引出し114内の所定の場所にあるタブあるいは固定部材を伸ばして、引出し114がメールスロット110内のスロット数を過ぎて引き出されるのを防ぐことができる。
ある例示的なシステムでは、デフォルトの設定は単一のスロットのメールスロット110である。別の状況では、管理者が、「アドミニストレーションメニュー」あるいは「サービスメニュー」から、メールスロットなし、1メールスロット、1マガジンあるいは2マガジンの場合のメールスロット110を設定することができる。他の実施形態では別な数のメールスロットにできるが、それらのメールスロットは1つの媒体保管モジュール内に限定される。
その設定がメールスロットを指定しないとき、データカートリッジ114の交換にはマガジンアクセスが用いられるので、全てのスロットがデータ保管のために使えるが、在庫チェックをしないでカートリッジを簡単に除去したりあるいは追加したりができなくなる。
1のメールスロット設定によって、メールスロットとして用いるため1つのスロットを指定し、メールスロット引出し114が1つのスロットまで開くようにすると、手作業によるカートリッジ交換手順が容易になる。1つのメールスロットは1スロット分しか保管能力を減少させないが、多数のカートリッジを取入れ取出すのには時間がかかるようになる。
1マガジンのメールスロット設定は、メールスロットとしてマガジン全体を指定し、多数のカートリッジの交換を簡単にするが、1マガジン分だけデータ保管量を減少させる。2マガジンメールスロット設定も多数のカートリッジの交換を簡単にし、複数の異なる技術のドライブを有するライブラリで、別なカートリッジタイプの交換を容易にする。しかしながら、2マガジンメールスロットは2マガジン分だけ全保管量を減少させる。
管理者は、「メインメニュー」に入り、「アドミニストレーションメニュー」を選択することによりメールスロットを設定する。「アドミニストレーションメニュー」から、管理者は「変更設定メニュー」を選択し、その後、「メールスロット」を選択する。その設定を変更する前に、管理者は、メールスロットとして定義されることになるスロットが空であり、あるドライブ内のあるカートリッジが本来存在する場所でないことを確認しなければならない。いくつかの実施形態では、所望のメールスロットの場所の入力時に、ソフトウエアあるいはファームウエアが、選択されたスロット(1つあるいは複数)を検査し、あるカートリッジがその場所の中にあるか否かを判定する。いくつかの例では、ソフトウエアあるいはファームウエアは、あるスロットが空でないと判定する際に、そのスロット内のカートリッジのバーコードを読み取るか、あるいは読み取ろうとすることができる。
「設定メールスロットメニュー」では、管理者に対して、バックアップソフトウエアにおいて保管スロットおよびメールスロット設定を検査するように催促するメッセージを通知させることができる。次に進めるために肯定応答を入力すると、次の画面でメールスロットを設定するための必要条件が表示される。管理者はその必要条件を確認し、次に進めるための肯定応答を入力して、現在のメールスロット設定を指示する次の画面を表示させる。管理者は所望のメールスロット数、たとえば0スロット、1スロット、1マガジンあるいは2マガジンを選択する。選択すると、確認画面がその変更の成功あるいは失敗を自動的に表示し、管理者に対してバックアップソフトウエアを設定するように催促する。その後、管理者は適当なコマンドを用いて「メールスロット設定メニュー」から出ることができる。
媒体保管ライブラリシステム100は、顧客がライブラリ容量を選択し、変更できるようにする1つあるいは複数のスタック型の保管モジュール102の形に構成されるデータ保管システムである。媒体保管ライブラリシステム100は、ステータス情報を表示し、ユーザによって起動される動作および要求を可能にする可動ディスプレイであるユーザインターフェース120を有する。ユーザインターフェース120は典型的には、モジュール102に取り付けられる表示パネルの形をとる。いくつかの実施形態では、表示パネル120は移動可能であり、ユーザあるいは管理者が、モジュールスタック内の都合の良い段に取付けが選択できるようにする。媒体保管ライブラリシステム100は、システム内のデータカートリッジにアクセスするために割り当てられる1つあるいは複数のデータカートリッジスロットとして定義されるメールスロット110を有する。媒体保管ライブラリシステム100は、ディスプレイ120が取り付けられている段を検出するセンサと、ディスプレイが取り付けられている段にメールスロット110を自動的に設定することにより、ディスプレイが取り付けられている段の変更を検出して応答できるコントローラとを備えている。ディスプレイ120が異なる段に動かされると、メールスロット110も自動的に追従する。いくつかの実施形態では、ユーザあるいは管理者は自動メールスロット設定を無効にすることができる。
いくつかの例では、媒体保管ライブラリシステム100は、1つあるいは複数の段に配列して積み重ねることができる1つあるいは複数のデータ保管モジュール102を備えている。個々のデータ保管モジュール102は、データ保管カートリッジを格納するための複数のスロットを有する。データ保管モジュールスタックの1つの段上にある1つあるいは複数のスロットが、データ保管システムに格納されるデータカートリッジにアクセスできるメールスロット110として設定することができる。また媒体保管ライブラリシステム100は、移動可能であるとともにデータ保管モジュール102のうちの1つの上に取り付けられるディスプレイ120と、データ保管モジュール102へのディスプレイの取付けを検出するセンサとを備えている。媒体保管ライブラリシステム100はさらに、ディスプレイ120の段上にメールスロット110を設定することにより、センサ検出に応答するコントローラを有する。ディスプレイが動かされると、コントローラは、そのディスプレイ段にメールスロット110を自動的に設定変更する。ディスプレイ段へのメールスロット110の自動設定により、メールスロット110は、ユーザによって選択された都合の良い段に配置されることになる。
ディスプレイ段にメールスロット110を自動的に設定することにより、メールスロット110はディスプレイの極めて近くに都合よく配置され、メールスロット110の場所が確認され、メールスロット110が効率的に配置されることになる。いくつかの実施形態では、メールスロット110内のデータカートリッジがディスプレイ120を通してのみアクセス可能であるので、自動設定によって、メールスロット110がユーザにとって最も都合の良い場所に配置されることになる。
図2を参照すると、斜視図で、媒体保管ライブラリシステム100のためのユーザインターフェース200を示す。ユーザインターフェース200は、表示画面210と、発光ダイオード212と、ライトバー214とを備えるフロントパネルディスプレイ202を有する。フロントパネルディスプレイ202は、データ保管モジュール102内の取付け穴230に接続するためのタブ220を有する。目視用窓240が、フロントパネルディスプレイ202上の、データ保管モジュール102の前面に取り付けられている。
図3Aおよび図3Bには、媒体保管ライブラリとともに用いるのに適した可動ディスプレイ300の一例の正面図および背面図が示されている。モジュール式保管ライブラリは、種々の異なるサイズで多数の配列に構成することができる。ライブラリ内の保管カートリッジにアクセスする管理者あるいはユーザは典型的には背格好が異なり、体力および運動能力も様々である。保管ライブラリをより人間工学的に利用するために、ディスプレイ300は移動することができ、管理者あるいはユーザは、ライブラリ内の任意の望むモジュールにディスプレイ100を取り付けることができる。
可動ディスプレイ300は、表示画面310と、発光ダイオード(LED)312と、ユーザに情報を伝達するためのライトバー314とを備える。ディスプレイ300のリアパネル302は、モジュールの表面上にある取付け穴に挿入できるタブ320、たとえばプラスチックタブを備えている。タブ320は、プラスチックフィンガの形をしていて、たとえばキャビネット引出しが掛金に取り付けられるように、保管モジュール上の所定の場所と位置合わせされ、ディスプレイ300を保管モジュールに取り付ける。リアパネル302は、表示画面310およびLED312を、個々の保管モジュール内のバスに接続するバスコネクタ322を有する。
いくつかの実施形態では、バスコネクタ322は、保管ライブラリの内部にあるバスと接続する際に、ライブラリとディスプレイ300の接続および接続解除を検出することができるセンサとして機能させることができる。バスコネクタ322と内部バスとの接続により、フロントパネルディスプレイ300の接続を検出するための割込みを生成することができる。他の実施形態として、機械的あるいは電気機械的スイッチ、光センサ、および種々のタイプの適当なセンシング装置および部品のような他のタイプのセンサを用いることができる。
ユーザは、単にディスプレイ300を把持し、取付け穴からタブ320を取り外すことにより、ディスプレイ300を動かすことができる。表示画面310およびLED312を含むディスプレイ300全体が取り外されることになる。保管ライブラリは多数の保管モジュールを有することができ、ディスプレイ300が1つのモジュールに取り付けられて、残りのモジュールはブランクプレートを有するようにもできる。ユーザは第1のモジュールからディスプレイ300を取り外し、第2のモジュールからはブランクプレートを取り外して、モジュール間でディスプレイ300とブランクプレートとを交換し、第1のモジュールがブランクプレートを有し、第2のモジュールがディスプレイ300を有するようにすることもできる。
ユーザは、タブ320とモジュール内の取付け穴とを位置合わせし、ディスプレイ300を所定の場所に弾発係合させ(popping)、モジュールバスコネクタとディスプレイバスコネクタ322とを位置合わせして、バスをバスコネクタ322に接続することにより、ディスプレイ300をモジュールに接続する。
ディスプレイ300を保管ライブラリ内の種々の位置に動かせることにより、ライブラリにデータカートリッジを取付け取り外すことに関する人間工学的な快適性が改善される。ライブラリ使用時の人間工学的な快適性および利便性をこのように改善することに加えて、その例示的なシステムは、ディスプレイ300の動きを検出し、それに応じてライブラリを設定変更する能力がある。データライブラリの1つの設定変更はメールスロットである。その例示的なシステムは、ディスプレイ300の動きを検出し、その動きに応じて、メールスロットを自動的に設定変更する能力を有する。その例示的な保管システムは、メールスロットを動かし、ディスプレイの動きに追従させる能力を有する。
図4を参照すると、概略的なフローチャートで、ディスプレイの場所の移動に応じて、メールスロットを設定変更する一実施形態が示されている。ディスプレイが動くことは、メールスロットの設定を変更するトリガとなる。典型的には、ソフトウエアが、ライブラリ動作を管理するコントローラ上で実行される。そのソフトウエアは一般的に背景処理(background process)において実行され、信号入力あるいはタイミング割込みを待つ。その背景処理は、ディスプレイの動きを検知する(402)。たとえば、フロントパネルディスプレイは典型的には離脱時に電源を落とされ、同じあるいは他の保管モジュールに再び取り付けられる際に再起動される。システムは種々の技術およびセンサを用いて、ディスプレイの動きを検出することができる。たとえば、フロントパネルディスプレイは、ライブラリ全体にわたって通信するバスに接続されることができる。一例では、バスにはI2Cバスを用いることができる。バスへの接続は、そのプロセスによって検出される割込みあるいはイベントを生成することができ、バスがフロントパネルディスプレイの接続を検出するためのセンサとして動作できるようにする。他の実施形態では、バスからのディスプレイの接続解除ないし他の方法によっても割込みあるいはイベントを生成することができる。例えば、トラップハンドらなど。いくつかの実施形態では、ディスプレイがあるモジュールから異なるモジュールに動かされる場合に割込みあるいはイベントを生成することもできる。
他の実施形態では、スイッチ、光検出器などの他のタイプのセンサを用いて、フロントパネルの接続および/または接続解除を検出することができる。
動きが検知されるのに応じて、そのプロセスは新たな状態、すなわちディスプレイが動いたことを指示する状態に入る(404)。新たな状態では、そのプロセスは、ユーザあるいは管理者との対話を開始するためのプロンプトを提供する(406)。ユーザあるいは管理者がそのプロンプトに応答するとき、そのプロセスは設定を開始するための対話を開始する(408)。典型的には、設定は多くの場合にパスワードで保護されているので、対話内の初期あるいは早期の要求は、パスワードを入力する(410)ための要求である。ユーザがパスワードを正確に入力しない場合には、そのプロセスは不正アクセス状態(412)になる。一例では、不正アクセス状態(412)では、ライブラリは変更されることなく以前の状態で設定されたままであり、ディスプレイはエラー指示を表示する。メールスロットによって、許可されたユーザが、1つあるいは複数のカートリッジを、カートリッジ(1つあるいは複数)へのアクセスを許可するエリアに動かすことができるようになり、その手順は典型的には権限を有する者および許可された者に制限される。したがって、典型的には、設定を変更するには、ディスプレイを動かせるだけでは不十分である。
パスワードの入力時に、そのプロセスおよびユーザは、設定を定義し直すための対話に入る(414)。対話では、ユーザがライブラリの設定変更を望んでおり、マガジンサイズを含むパラメータを設定することをはっきりさせる。その対話は、ユーザが自動メールスロット構成(416)を望むか否かを尋ねるようにすることができる。自動設定では、システムは、ディスプレイが動かされた新たな保管モジュール内の同じ1つ(あるいは複数)のマガジンにメールスロットを動かす点を除いて、現在の設定と同じようにメールスロットを設定変更する。
自動設定変更を望まない場合には、そのプロセスは、ユーザ定義による設定変更(418)のための対話に移る。その対話は、ユーザがバックアップソフトウエアにおいて保管スロットおよびメールスロットの設定を検査するように催促するメッセージを有することができる。その対話はさらに、メールスロット設定のための必要条件の記述と、その必要条件の遵守を検証するための要求とを有することもできる。ディスプレイは典型的には、メールスロットが配置される保管モジュールおよび1つあるいは複数のマガジンの識別情報、ならびにメールスロットの数を含む現在のメールスロットの設定を指示するであろう。ユーザは任意の構成パラメータを入力し、設定を変更できる。
設定が自動的に行われるにしても、あるいはユーザが定義するにしても、そのプロセスは、成功あるいは失敗を示す確認画面あるいはエラー指示画面のいずれかを表示する(420)。その画面は、バックアップソフトウエアを設定変更するための催促の指示を有する。背景ソフトウエアは、メールスロット設定を反映し、カートリッジ交換およびカートリッジの現在位置の追跡を支援するようになっている。バックアップソフトウエア検証は、選択されたメールスロット設定を支援し、それを反映する。
したがって、ディスプレイの動きに応じて、そのプロセスはシステム状態を変更し、メールスロット設定を容易にするフロントパネル設定メニューを開始する。フロントパネルディスプレイ上の選択キーを押下することにより設定変更を起動すると、メールスロットを手動で設定するプロセスが継続できる。
その後、そのプロセスは、成功、失敗およびライブラリイベントログ内の不正アクセスの記録、ディスプレイの移動および/または設定変更の態様を含む、トランザクションの履歴を残す(422)ことができる。
図5を参照すると、斜視図で、種々のサイズおよび構成の媒体保管ライブラリシステムの例510、512、514、516を示す。ライブラリにディスプレイを接続することにより、システムサイズおよび構成に関係なく、メールスロットの設定変更を開始することができる。成長率の正確な予想が無くても、企業が保管能力、処理能力(スループット)および可用性を高められるように、システムはアップグレード可能であり、拡大可能である。単一の媒体保管モジュール500を備える媒体保管ライブラリシステム510は、例示的な実施形態では最小限の保管能力を有する。他の媒体保管ライブラリシステム512および514はそれぞれ、2つおよび3つの媒体保管モジュール500を保持することができるキャビネット522および524を有する。大容量の媒体保管ライブラリシステム516では、大容量のキャビネット526が8つの媒体保管モジュール500まで保持することができる。他のシステムでは異なるサイズ、形状および構成を有することができる。
図6を参照すると、概略的な斜視図は媒体保管モジュールの一例600を示しており、データカートリッジ614を収容し、取り出すために、かつデータカートリッジ614上でデータの読出しおよび書込みを行うために、その1つあるいは複数を、媒体保管ライブラリシステムで用いることができる。作業者は、媒体保管ライブラリシステムに対して、データカートリッジ614を挿入し、取り出し、置き換えることができる。媒体保管モジュール600はコントローラ610を用いて、ロボティクスの動き、保管スロットおよび媒体ドライブに対する媒体カートリッジの挿入および取り出し、フロントパネルディスプレイの管理および他の機能を含む種々の動作を制御する。
コントローラ610は、フロントパネル638を介して入力される命令によって手動で、あるいはユーザがフロントパネル638をある特定のモジュールに接続することにより自動で、メールスロット設定を制御することができる。
例示的な媒体保管モジュール600は、媒体保管モジュール600内に収容されるガイドフレームに移動可能に取り付けられる、時に「ピッカ」と呼ばれるカートリッジ係合アセンブリ616を備える。ユーザはピッカ616を制御して、データカートリッジ614をカートリッジマガジン622内に収めるとか、データカートリッジ614をカートリッジマガジン622から取り出すことができる。媒体保管モジュール600は典型的には、複数のカートリッジマガジン622を収容することができる。また媒体保管モジュール600は、データカートリッジ614の読出しおよび書込みアクセスを実行することができる1つあるいは複数のカートリッジ読出し/書込み装置624も備える。データカートリッジ614は、1つあるいは複数のカートリッジマガジン622および1つあるいは複数のカートリッジ読出し/書込み装置624といった、1つあるいは複数の異なるタイプのカートリッジ収容装置内に収容されることができる。例示的な実施形態では、種々のカートリッジ収容装置が、適切に構成されたガイドフレーム618の周囲に取り付けられることができる。その例示的な実施形態では、カートリッジ読出し/書込み装置624は、ガイドフレーム618の後部に隣接して取り付けられ、カートリッジマガジン622は、ガイドフレーム618の反対側の部分に取り付けられる。他の配置も実現可能である。
例示的な媒体保管ライブラリシステムでは、ユーザは、マガジンにアクセスすることにより、あるいはメールスロットにアクセスすることによりデータカートリッジ614にアクセスすることができる。いずれの場合も、ユーザは、フロントパネル638上にある扉632を通してデータカートリッジ614にアクセスする。例示的な媒体保管モジュール600は、フロントパネル638上の窓に隣り合う側面上に2つの扉632を有する。その窓は、ディスプレイパネル窓637にすることも、視認窓639にすることもできる。カートリッジマガジン622は、扉632が開いているときにアクセス可能であるガイドフレーム618の両側にある媒体引出し641内に保持される。
マガジンアクセス動作では、ユーザは、ディスプレイパネル窓637上に表示されるメニュー上のボタンを起動して、1つあるいは複数の扉のロックを解除し、その後、図7に示されるように、ロックを解除された引出し(1つあるいは複数)を引き出して、カートリッジマガジン622およびデータカートリッジ614にアクセスする。いくつかの応用形態では、媒体引出し641は鍵でロックされ、ユーザが媒体引出し641のロックを鍵で解除できるようにする。ユーザは、マガジンハンドル645で垂直方向に持ち上げることによりカートリッジマガジン622を取り出し、カートリッジマガジン622から持ち上げることによりデータカートリッジ614を取り出す。ユーザは、同じあるいは別のデータカートリッジ614を挿入して、カートリッジマガジン622に戻すことができる。いくつかの実施形態では、媒体引出し641は、ディスプレイパネル窓637上のボタンによって制御されるような引出し移送機構650の力によって、媒体保管モジュール600の内外に動く。他の実施形態では、引出しは、スライド式の引出しによって手動で取り出され、挿入されることができる。
メールスロットアクセス動作では、ユーザは、ディスプレイパネル窓637上に表示されるメニュー上のボタンを起動して、メールスロット内のデータカートリッジ614の数と、適切な扉632を開くための手順とを表示する「メールスロットアクセス」画面を表示する。「引出しを開ける」ボタンを起動することにより、媒体引出し641が、メールスロットのために設定されている保管スロットの数まで開くようになる。ユーザは、メールスロットに対して、データカートリッジ614を挿入し、引き出し、あるいは置き換え、その後、媒体引出し614を閉じることができる。媒体保管ライブラリシステムは、閉じられたことを自動的に検出し、媒体引出し614をロックし、在庫チェックを開始する。
ガイドフレーム618は、ピッカ616と係合し、ガイドフレーム618の両方の側部および後部に沿って連続してピッカ616を誘導する移送アセンブリ650を支持している。ピッカ616は移送アセンブリ650に取り付けられ、移送アセンブリ650によって誘導されて、カートリッジマガジン622およびカートリッジ読出し/書込み装置624内に収容されるデータカートリッジ614にアクセスできるようになる。したがって、ピッカ616は、両側の側部のいずれかにあるマガジン内に収容されているデータカートリッジ614と係合し、カートリッジを取り出し、カートリッジをガイドフレーム618の後部にある所定の場所に動かし、カートリッジをカートリッジ読出し/書込み装置624に挿入するように制御されることができる。同様に、ピッカ616は、カートリッジ読出し/書込み装置624からデータカートリッジ614を取り出し、そのデータカートリッジ614をマガジンに挿入することもできる。同様に、ピッカ616は、データカートリッジ614を、あるマガジン内のある場所から、同じマガジン内の別の場所に、あるいは別のマガジンに動かすこともできる。ピッカ616は、ガイドフレーム618に沿って、時計回りあるいは反時計回りの方向に動くことができる。
通常の動作時に、扉632および媒体引出し641はロックされており、ユーザは、ディスプレイパネル窓637から局部的に、あるいはコントローラ610または他の適当なプロセッサからのコマンドによって、選択されたデータカートリッジ614にアクセスすることができる。コントローラ610は、媒体保管ライブラリシステムに接続されるローカルコントローラ、あるいはネットワークを介してアクセスするリモートコントローラとすることができる。ピッカ616は、媒体保管モジュール600内、および多数の媒体保管モジュール600を有する媒体保管ライブラリシステム内に収容されている全てのデータカートリッジ614にアクセスすることができる。ユーザが、たとえば置き換えるために、データカートリッジ614をカートリッジ読出し/書込み装置624から取り出したい場合には、ユーザはピッカ616を制御して、カートリッジをカートリッジ読出し/書込み装置624からカートリッジマガジン622に動かすことができる。マガジンアクセスの場合、ユーザは、カートリッジを、選択された媒体引出し641に動かすことができる。メールスロットアクセスの場合、ユーザは、カートリッジをマガジンに動かし、さらにメールスロットとして設定されているマガジン内の場所に動かす。カートリッジが適切に配置されると、ユーザは、取り出すか、あるいは置き換えるためにマガジンアクセスあるいはメールスロットアクセスによってカートリッジにアクセスすることができる。
図8を参照すると、斜視図には、多数モジュール媒体保管ライブラリシステムの一例800が示されている。例示的な媒体保管ライブラリシステム800は、大容量の媒体保管ライブラリシステム800内に多数の媒体保管モジュール810を保持することができる大容量のキャビネット820を有する。媒体保管ライブラリシステム800は、キャビネット820および多数の媒体保管モジュール810に加えて、ハブあるいはスイッチ814を介してキャビネット820に接続された1つあるいは複数のホストプロセッサ812を備えている。また媒体保管ライブラリシステム800は、データのリモートアクセスおよび保管用のリモートマネージメントカード・ローカルエリアネットワーク(LAN)接続816も備えることができる。ハブあるいはスイッチ814およびLAN接続816は、小型コンピュータシステムインターフェース(SCSI)のような任意の適切なインターフェースによって、キャビネット820内の媒体保管モジュール810に接続される。ホストプロセッサ812は、システムコントローラとして、あるいは媒体保管ライブラリシステム800のテストおよび設定動作を制御および管理するための別の適切なプロセッサとして動作させることができる。
フロントパネルディスプレイの動きに応じて、メールスロット設定およびハンドリング、ならびに自動メールスロット設定を含むプロセスを実行することができるコントローラは、キャビネット820内の任意の媒体保管モジュール810内に、あるいはキャビネット820の外部、たとえばホストプロセッサ812またはハブ814内に存在させることができる。
具体的に記載されたシステムは、バスコネクタの接続時に、バスの割込み生成能力の形をとる、フロントパネルと保管モジュールとの接続を検知するためのセンサを備えているが、他のセンサでも可能である。他のセンサは、電気化学的スイッチ、機械的スイッチ、光検出器、インピーダンス、電流のような電気信号検出器および電圧検出器などを含むことができる。記載されたシステムはテープライブラリであるが、テープドライブ、ディスクドライブ、テープライブラリ、磁気ディスクライブラリなどを含む他のタイプの保管装置に用いることもできる。
多数の垂直方向に積み重ねられた媒体保管モジュール内で選択された1つのメールスロットを備えた媒体保管ライブラリシステムを示す斜視図である。 媒体保管ライブラリシステムのユーザインターフェースを示す斜視図である。 媒体保管ライブラリとともに用いるのに適した可動ディスプレイの一例の正面図である。 媒体保管ライブラリとともに用いるのに適した可動ディスプレイの一例の背面図である。 ディスプレイの場所の移動に応じてメールスロットを設定変更する一実施形態を示す概略的なフローチャートである。 種々のサイズおよび構成の媒体保管ライブラリシステムの例を示す斜視図である。 媒体保管ライブラリシステムにおいて用いられる媒体保管モジュールの一例を示す斜視図である。 媒体保管ライブラリシステムにおいて用いられる媒体保管モジュールの一例を示す概略的な斜視図である。 多数モジュール媒体保管ライブラリシステムの一例を示す斜視図である。
符号の説明
100 モジュール式保管システム
102 保管モジュール
104 保管カートリッジ
120 可動ディスプレイ
322 バスコネクタ
610 コントローラ

Claims (10)

  1. 1つあるいは複数の保管カートリッジを保持できるマガジンを備えた1つあるいは複数の保管モジュールと、
    前記保管モジュールに接続できる可動ディスプレイと、
    前記ディスプレイの動きを検出できるセンサと、
    検出された前記ディスプレイの動きに応答して、前記モジュール式保管システムの状態を設定変更するコントローラとを備えることを特徴とするモジュール式保管システム。
  2. 前記コントローラが、前記保管モジュールの1つあるいは複数の保管スロットを、前記保管カートリッジへのアクセスを制御するメールスロットとして管理するようになっていることを特徴とする請求項1に記載の保管システム。
  3. 前記コントローラが、
    前記保管カートリッジへのアクセスを制御するメールスロットとして、前記保管モジュール内の1つあるいは複数の保管スロットを管理し、
    前記メールスロットの設定をし、
    検出された前記ディスプレイの動きに応答してメールスロットの設定を開始するようになっていることを特徴とする請求項1に記載の保管システム。
  4. 前記コントローラが、
    前記保管カートリッジへのアクセスを制御するメールスロットとして、前記保管モジュール内の1つあるいは複数の保管スロットを管理し、
    前記メールスロットを設定し、
    前記メールスロットの設定に伴って、前記ディスプレイが動かされた前記モジュール上に前記メールスロットを設定変更する以外は従前の設定と一致するように自動的に設定変更するか、
    前記メールスロットを設定変更するようにユーザとの対話を自動的に要求するかの中から選択された動作を用いて前記メールスロットを設定変更するようになっていることを特徴とする請求項1に記載の保管システム。
  5. 前記コントローラが、
    前記保管カートリッジへのアクセスを制御するメールスロットとして、前記保管モジュール内の1つあるいは複数の保管スロットを管理し、
    メールスロット設定へのアクセスをパスワードによって管理し、
    メールスロットを設定し、
    前記メールスロットを設定変更するのにユーザとの対話を自動的に要求するようになっていることを特徴とする請求項1に記載の保管システム。
  6. 前記1つあるいは複数の保管モジュールに接続され、前記ディスプレイに接続できるバスをさらに備え、
    前記センサが、前記バスと前記ディスプレイの接続あるいは前記バスと前記ディスプレイの接続解除を検出する割込みあるいはトラップハンドラであることを特徴とする請求項1に記載の保管システム。
  7. 1つあるいは複数の保管カートリッジを保持できる1つあるいは複数のマガジンを備えた1つあるいは複数の保管モジュールと、
    前記1つあるいは複数の保管モジュールに対して着脱できるディスプレイと、
    前記保管モジュール内の1つあるいは複数の保管スロットを、前記保管カートリッジへのアクセスを制御するメールスロットとして管理し、ディスプレイの取付けの変更に応答して、メールスロット設定を開始するコントローラとを備えることを特徴とする保管システム。
  8. 前記コントローラが、ディスプレイの取付けと、ディスプレイの取外しと、ディスプレイを取外して異なる保管モジュールへ取付けのうちから選択されたディスプレイの取付け変更に、応答するようになっていることを特徴とする請求項7に記載の保管システム。
  9. 前記コントローラが、
    メールスロットの設定に伴って、前記ディスプレイが動かされた前記モジュール上に前記メールスロットを設定変更し、それ以外は前記メールスロット設定を従前の設定に一致するように自動的に設定変更するか、
    前記メールスロットを設定変更するようにユーザとの対話を自動的に要求するかの中から選択された動作を用いてディスプレイの取付け変更に応答するようになっていることを特徴とする請求項1に記載の保管システム。
  10. 前記コントローラが、パスワードによりメールスロット設定へのアクセスを管理するようになっていることを特徴とする請求項7に記載の保管システム。
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