JP3849757B2 - 発振回路、電子機器および時計 - Google Patents

発振回路、電子機器および時計 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、発振回路、これを用いた電子回路、これらを用いた半導体装置、電子機器および時計に関する。
【0002】
【背景技術および発明が解決しようとする課題】
従来より、携帯用の腕時計や、携帯用の電話、コンピュータ端末などには、水晶振動子を用いた発振回路が広く用いられている。このような携帯型の電子機器では、消費電力を節約し、電池の長寿命化を図ることが必要となる。
【0003】
消費電力の節約という観点から、本発明者は、携帯型電子機器、特に腕時計に使用される電子回路の消費電力を分析した。この分析により、半導体基板上に構成される電子回路では、水晶発振回路の消費電力が他の回路部分に比べ大きな割合を締めることが確認された。すなわち、携帯型電子機器に使用される電子回路の発振回路での消費電力を節減することが、使用電池の長寿命化を図る上で効果的であることを見出した。
【0004】
このような水晶発振回路では、信号反転増幅器に電圧Vregを印加すると、信号反転増幅器の出力が180度位相反転されてゲートにフィードバック入力される。これにより、信号反転増幅器を構成する一対のトランジスタが交互にオンオフ駆動され、水晶発振回路の発振出力が次第に増加し、ついには水晶振動子が安定した振動を行うようになる。
【0005】
しかし、安定発振後には、水晶振動子の慣性エネルギーの損失分を補充することで発振を継続できるため、起動時に比べ必要とされるエネルギーは少ない。
【0006】
また、量産時における信号反転増幅器の能力のばらつきに応じて、同一規格の回路でも安定発振に必要とされるエネルギーは異なる場合がある。
【0007】
これにも拘わらず、従来の水晶発振回路では、起動時にも、安定発振後にも、常に前記一対のトランジスタを一定電圧で交互にオンオフ駆動するように構成されていた。このため、これが回路全体の電力消費を増加させる大きな要因となっていた。
【0008】
本発明の目的は、少ない電力消費で安定して発振することができる水晶発振回路、これを用いた電子回路、これらを用いた半導体装置、電子機器および時計を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
(1)前記目的を達成するため、発明の発振回路は、
信号反転増幅器と、
記信号反転増幅器の電源電圧を、発振出力に応じて制御する電力制御手段と、
を含み、
前記電力制御手段は、
電圧の異なる複数の電源電圧を出力する電源回路と、
発振出力に基づき安定発振が継続されているか否かを判断し、安定発振の継続に必要とされる前記信号反転増幅器に供給する電源電圧の最適電圧を判定する判定制御手段と、
前記判定結果に基づき前記電源回路から前記信号反転増幅器に印加する電源電圧を切り替え制御する切り替え手段と、
前記電源電圧制御時に発振出力の周波数変動を補正する発振出力補正手段と、
を含むことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
前記目的を達成するため、第1の実施の形態の発振回路は、
信号反転増幅器と、
前記信号反転増幅器の電源電圧を、発振出力に応じて制御する電力制御手段と、
を含むことを特徴とする。
【0011】
これにより、安定発振時における回路の消費電力を低減することができる。
【0012】
第2の実施の形態の発振回路は、
第1の実施の形態において、
前記電力制御手段は、
電圧の異なる複数の電源電圧を出力する電源回路と、
発振出力に基づき前記信号反転増幅器に供給する電源電圧の最適電圧を判定する判定制御手段と、
前記判定結果に基づき前記電源回路から前記信号反転増幅器に印加する電源電圧を切り替え制御する切り替え手段と、
を含むことを特徴とする。
【0013】
本実施の形態によれば、発振回路の発振出力に基づき、信号反転増幅器に供給する電源電圧の最適値が判定される。そして、この判定結果に基づき、電源回路から信号反転増幅器に印加する電源電圧が切り替え制御される。
【0014】
これにより、何らかの原因で発振回路の発振出力が変動した場合や、信号反転増幅器の能力にばらつきがあったような場合でも、常に最適な電源電圧を信号反転増幅器に供給し、安定した発振の継続と低消費電力化を図ることが可能となる。
【0015】
第3の実施の形態の発振回路は、
第2の実施の形態において、
前記電力制御手段は、
それぞれ異なる値にロジックレベルが設定され、前記発振出力の電圧と前記ロジックレベルとを比較しパルス信号を出力する複数のインバータを含み、
前記判定制御手段は、
前記各インバータから出力されるパルス信号の値に基づき最適電圧を判定し、電源電圧選択指令を出力するように形成され、
前記切り替え手段は、
前記選択指令に基づき、前記電源回路から前記信号反転増幅器に印加する電源電圧を切り替え制御することを特徴とする。
【0016】
本実施の形態によれば、複数のインバータによって発振回路の発振出力電圧がそれぞれ異なる電圧のロジックレベルと比較されパルス信号が出力される。
【0017】
従って、選択指令出力回路は、これら各インバータから出力されるパルス信号の値に基づき、発振出力に対応した最適電源電圧を判定することができ、これにより電源回路から信号反転増幅器に印加する電源電圧を最適値に切替制御をすることができる。
【0018】
ここにおいて、第3の実施の形態は、第4の実施の形態のように構成することが好ましい。
【0019】
即ち、第4の実施の形態の発振回路は、
第3の実施の形態において、
前記電力制御回路は、
前記信号反転増幅器への電力供給ラインに設けられ、前記複数のインバータのいずれか一つの出力に基づきオンオフ制御される電力供給用スイッチング素子を含むことを特徴とする。
【0020】
このように、信号反転増幅器への電力供給ラインに設けられた電力供給用スイッチング素子を、前記複数のインバータのいずれか一つの出力に基づき、オンオフ制御することにより、更なる低消費電力化を図ることができ、この場合には、この電力供給用スイッチング素子のオンオフ制御に用いられるインバータの出力パルスと、これとは異なるロジックレベルに設定された他のインバータの出力パルスとに基づき発振回路の発振状態を適切に判断することができる。
【0021】
即ち、電力供給用スイッチング素子をオンオフ制御することにより、信号反転増幅器へ供給する電力を断続的に制御し、低消費電力化を図る場合には、前記電力供給用スイッチング素子のオフ区間を長くし供給電力を絞りすぎると発振状態が不安定なものとなり、またオン区間が長すぎ供給電力が多すぎると、低消費電力化の観点から好ましくない。
【0022】
本実施の形態によれば、このような間欠駆動型の水晶発振回路において、電力供給用スイッチング素子のオンオフ制御用のパルス信号を出力するインバータの出力と、これとは異なるロジックレベルに設定された他のインバータの出力とを比較することにより、発振状態を監視し、常に適切な電圧で電力供給を行うようにフィードバック制御をすることができる。
【0023】
これにより、より安定した発振の継続と、低消費電力化を実現することが可能となる。
【0024】
第5の実施の形態の発振回路は、
第1〜4の実施の形態のいずれかにおいて、
前記電源電圧制御時に発振出力の周波数変動を補正する発振出力補正手段を含むことを特徴とする。
【0025】
半導体基板上に構成された水晶発振回路では、半導体基板と一体に形成された回路の主要部分が、この半導体基板と別に設けられた水晶振動子と入出力端子を介して接続されていることが多い。このため、入出力端子を介して外部から侵入するサージ電圧から前記主要回路部分を保護するために、主要回路部分の入出力端子側には静電保護回路が設けられている。
【0026】
しかし、前述したように、低消費電力化のために、信号反転増幅器に印加する電源電圧を切り替え制御すると、信号反転増幅器の出力インピーダンスが変化し、かつ前記静電保護回路の寄生容量値の変動が引き起され、この結果、発振回路の発振周波数fがわずかであるが変動してしまうという問題が生ずる。
【0027】
このように、発振回路の発振周波数が変動してしまうと、発振回路の発振出力を時計の基準クロックとして用いる電子回路、例えば、腕時計用の電子回路では、正確な時計動作そのものが損なわれてしまうという問題が生ずる。
【0028】
本実施の形態は、信号反転増幅器に印加する電源電圧の制御時に、発振出力補正手段を用いて発振出力の周波数変動を補正する構成を採用する。
【0029】
これにより、安定した発振の継続、安定発振時における低消費電力化及び正確な基準クロックの生成が可能な発振回路を得ることができる。
【0030】
ここにおいて、前記発振出力補正回路は、第6の実施の形態のように構成することが好ましい。
【0031】
即ち、第6の実施の形態の発振回路は、
第5の実施の形態において、
前記発振出力補正手段は、
発振周波数をカウントする分周手段と、
前記電源回路から前記信号反転増幅器に印加する電源電圧の値に基づき、前記分周手段の分周制御を行う分周制御手段と、
を含み、電源電圧の変動に伴い発生する発振出力の周波数変動を補正することを特徴とする。
【0032】
本実施の形態によれば、発振回路の発振出力を分周手段を介して出力している。このとき、分周制御手段は、信号反転増幅器に印加する電源電圧の値に基づき、前記分周手段の分周制御を行い、電源電圧の変動に伴い発生する発振出力の周波数変動を補正する。
【0033】
このようにすることにより、簡単な回路構成で発振出力の周波数変動を補正することが可能となる。
【0034】
ここにおいて、前記分周制御手段は、第7の実施の形態のように構成することが好ましい。
【0035】
即ち、第7の実施の形態の発振回路は、
第2〜4の実施の形態に従属する第6の実施の形態において、
前記分周制御手段は、
前記電源回路から出力される複数の電源電圧に対応した分周制御データが予め設定され、前記信号反転増幅器に印加する電源電圧の値に対応した分周制御データに基づき、前記分周手段の分周制御を行うことを特徴とする。
【0036】
このように、複数の電源電圧に対応した分周制御データを予め設定しておくことにより、より簡単な回路構成で発振出力の周波数変動を補正することが可能な発振出力補正回路を得ることができる。
【0037】
第8の実施の形態は、
第1〜7の実施の形態のいずれかにおいて、
前記水晶振動子としてQ値の大きなものを用いることを特徴とする。
【0038】
このように、水晶振動子として、機械的な振動のしやすさを表すQの値の大きなものを用いることにより、安定発振後は、より小さな消費電力で、安定して発振状態を維持することが可能となる。
【0039】
第9の実施の形態の電子回路は、
第1〜8のいずれかの実施の形態の発振回路を備えたことを特徴とする。
【0040】
第10の実施の形態の半導体装置は、
第1〜8のいずれかの実施の形態の発振回路または第9の実施の形態の電子回路を含んで構成されることを特徴とする。
【0041】
第11の実施の形態の電子機器は、
第1〜8のいずれかの実施の形態の発振回路または第9の実施の形態の電子回路を含んで構成されることを特徴とする。
【0042】
このようにすることにより、例えば携帯電話や、携帯型のコンピュータ端末などの電子機器の電力消費を低減し、内蔵された電池や、バッテリー等の2次電池の電力消費を小さくすることが可能となる。
【0043】
第12の実施の形態の時計は、
第1〜8のいずれかの実施の形態の発振回路または第9の実施の形態の電子回路を含んで構成されることを特徴とする。
【0044】
このようにすることより、消費電力の小さな時計を実現することができ、この結果、使用する電池をさらに小さなものとして時計全体の小型化を図ることが可能となり、また、同一の容量の電池を使用する場合には、電池の長寿命化を図ることが可能となる。
【0045】
【実施例】
次に、本発明の好適な実施の形態を図面に基づき詳細に説明する。
【0046】
(第1実施例)
図1には、本発明の好適な第1の実施例にかかる水晶発振回路が、図2には、そのタイミングチャートが示されている。本実施例の水晶発振回路は、クォーツタイプの腕時計に使用される水晶発振回路であり、その回路の主要部は半導体基板上に形成されている。
【0047】
本実施例の水晶発振回路は、信号反転増幅器20と、フィードバック回路を構成する水晶振動子10及び抵抗14とを含んで構成される。前記フィードバック回路は、水晶振動子10及び抵抗14以外に、位相補償用のコンデンサ16,18を含んで構成され、信号反転増幅器20の出力VD(t)を、180度位相反転されたゲート信号VG(t)として信号反転増幅器20へフィードバック入力するものである。
【0048】
前記信号反転増幅器20は、第1の電位側と、これより低い電圧の第2の電位側に接続され、両電位の電位差により電力供給を受け駆動されるように構成されている。ここで、前記第1の電位はアース電位VDDに設定され、第2の電位は電力制御回路60から選択的に供給される負の電源電圧Vregに設定されている。
【0049】
前記信号反転増幅器20は、第1の回路22と、第2の回路24とを含んで構成される。
【0050】
前記第1の回路22は、第1の半導体スイッチング素子として機能するP型の電界効果トランジスタ26を含んで構成される。このトランジスタ26は、そのソース、ドレインがそれぞれアース側、出力端子側に接続され、そのゲートには前記フィードバック信号VG(t)が印加されている。
【0051】
前記第2の回路24は、第2の半導体スイッチング素子として機能するN型の電界効果トランジスタ28を含んで構成されている。このトランジスタ28は、そのソース、ドレインが、電力制御回路60から供給される負の電源電圧Vreg側、出力端子側へ接続され(ここではトランジスタ26のドレインに接続されている)、そのゲートには前記フィードバック信号VG(t)が印加されている。
【0052】
本実施例の水晶発振回路は、信号反転増幅器20への供給電力をその出力VD(t)に同期してオンオフ制御するために、電力供給用スイッチング素子として機能する電界効果トランジスタ40と、信号反転増幅器20の出力VD(t)に基づきトランジスタ40のゲートにスイッチ制御信号100を印加するインバータ64とを含んで構成される。
【0053】
前記トランジスタ40は、P型の電界効果トランジスタを用いて構成され、そのソースがアース電位VDD側へ、そのドレインがトランジスタ26のソース側へと接続されている。
【0054】
前記インバータ64は、図2のタイミングチャートに示すように、信号S1として入力されるドレイン出力電圧VD(t)が、ロジックレベルVGL2を上回るとLレベル、下回るとHレベルのパルス信号S3を出力する。この出力S3は、スイッチ制御信号100としてトランジスタ40のゲートに印加され、これによりトランジスタ40を信号反転増幅器20の出力VD(t)に同期してオンオフ制御する。これにより、電力供給用トランジスタ40は、tの期間はオン制御されて信号反転増幅器20へ電力供給を行い、t`の期間はオフ制御されて前記電力供給を停止する。
【0055】
このようにして、本実施例の水晶発振回路によれば、信号反転増幅器20への供給電力をオンオフ制御し、消費電力を低減することができる。
【0056】
特に、本実施例によれば信号反転増幅器20の出力VD(t)を用いて、スイッチ制御信号100を生成し、電力供給を自動的に且つ適切なデューティ比でオンオフ制御し、消費電力の低減を図ることが可能となる。
【0057】
ここにおいて、前記水晶振動子10は、この機械的な振動のし易さを表すQの値が大きなものを用いることが好ましい。これにより、水晶振動子10の慣性(自由振動)が大きくなり、信号反転増幅器20を間欠駆動した場合でも、より安定した発振を維持することができる。
【0058】
また、本実施例において、信号反転増幅器20を構成する前記各トランジスタ26、28はエンハンスメント型の電界効果トランジスタを用いて構成され、しかもそのスレッシュホールド電圧は小さな値に設定されている。これにより、信号反転増幅器20を安定して駆動させるために必要な電源電圧Vregの絶対値も小さくでき、この面からも消費電力の節減を図ることができる。
【0059】
なお、前記トランジスタ26、28のスレッシュホールド電圧を小さな値にすると、エンハンスメント型の電界効果トランジスタといえども、そのオフ制御時におけるリーク電流は大きな値となってしまう。この問題を解決するために、本実施例では、電力供給用の電界効果トランジスタ40として、スレッシュホールド電圧の高いものを用い、これにより、前述したオフリーク電流を確実に低減するように構成されている。
【0060】
これにより、低い電源電圧Vregを用いて信号反転増幅器20を駆動でき、しかもオフリーク電流を確実に低減することができるため、消費電力がより少なく、しかも安定した発振を行うことができる水晶発振回路を実現することが可能となる。なお、前記電力供給用半導体スイッチング素子として用いるトランジスタ40は、オン抵抗を小さくし電圧降下を低減するために、許容範囲内で能力の高いものを用いることが好ましい。
【0061】
また、本実施例の水晶発振回路には、信号反転増幅器20の出力段に出力遮断用スイッチング素子30が設けられている。
【0062】
例えば図1に示すような回路では、トランジスタ40のオフ制御時に、信号反転増幅器20を構成するトランジスタ28がオンし、水晶振動子10がLレベル(Vregレベル)の電位に引っ張られ、発振が抑制されてしまう場合がある。
【0063】
そこで、本実施例では信号反転増幅器20の出力段に出力遮断用スイッチング素子30を設け、トランジスタ40のオフ制御時に、このスイッチング素子30もオフ制御する構成を採用している。これにより、トランジスタ40のオフ制御時に、振動子10は信号反転増幅器20の回路から切り離され自由に振動できるようになる。
【0064】
この結果、本実施例の水晶発振回路によれば、スイッチ40による信号反転増幅器20の間欠駆動時に発振回路をより安定して動作させることが可能となる。ここにおいて、前記出力遮断用スイッチング素子30としては、例えばトランスミッションゲート等を用いることが好ましい。
【0065】
さらに、本実施例の電力制御回路60は、信号反転増幅器20の出力電圧VD(t)の値に基づき、異なる複数の電源電圧Vreg1、Vreg2……Vreg4の中かから適切な電源電圧Vregを選択し、信号反転増幅器20に印加することにより、より安定した発振の継続と低消費電力化を可能とするように構成されている。
【0066】
以下にその構成を説明する。
【0067】
本実施例の電力制御回路60は、異なる複数の電源電圧Vreg1、Vreg2……Vreg4を出力する電源電圧発生回路66と、いずれか一つの電源電圧Vregを選択出力するマルチプレクサ82と、インバータ64、62と、前記各インバータ64、62の出力S3、S4に基づき、回路の発振状態を判断し、マルチプレクサ82の選択する電源電圧を制御する判定制御部68とを含んで構成される。
【0068】
そして、マルチプレクサ82で選択された電源電圧Vreg(図中では信号S13として表す)が信号反転増幅器20(ここではトランジスタ28のソース側)に印加される。
【0069】
また、信号反転増幅器20の出力VD(t)は、それぞれ信号S1、S2としてインバータ64、インバータ62へ入力される。
【0070】
前記インバータ64は、図2のタイミングチャートに示すように、所定のロジックレベルVGL2を前記ドレイン出力電圧VD(t)が上回るとLレベル、下回るとHレベルのパルス信号S3を出力する。この出力S3は、カウンタ72のCK端子に入力されると共に、スイッチ制御信号100としてトランジスタ40のゲートに印加される。
【0071】
前記インバータ62は、ロジックレベルVGL1がVreg/2に設定されており、図2に示すように信号S2として入力されるドレイン出力VD(t)が前記ロジックレベルVGL1を上回るとLレベル、下回るとHレベルのパルス信号S4をカウンタ70のCK端子へ入力する。
【0072】
そして、前記判定制御部68は、入力されるこれら各パルス信号S3、S4に基づき、信号反転増幅器20から出力されるドレイン出力VD(t)の電圧に応じた電源電圧Vregを選択するようにマルチプレクサ82を制御し、選択された電源電圧Vregを信号反転増幅器20に印加する。
【0073】
これにより、信号反転増幅器20へ印加する電源電圧Vregの値を、安定した発振が継続可能である必要最低限の電圧に制御できる。
【0074】
以下に、この電力制御回路60の詳細な構成を説明する。
【0075】
前記判定制御部68は、前述したカウンタ70、72と、一致検出回路74と、ゲート75、76、77と、アップダウンカウンタ80とを含んで構成される。
【0076】
前記カウンタ70、72のリセット端子R及びゲート76、77の一方の端子にはアップダウンクロックが信号S11として入力される。このアップダウンクロックは、発振出力の4周期に1回の割合でHレベルの信号を出力する。
【0077】
また、前記ゲート75にはサイクルクロックS12が入力される。この信号S12は、発振出力の6周期に1回の割合でHレベルの信号を出力する。
【0078】
次に、この電力制御回路60の動作を、図2に示すタイミングチャートを用いて説明する。
【0079】
まず、信号反転増幅器20のドレイン出力VD(t)が信号S1、S2としてインバータ64、インバータ62へ入力されると、インバータ64はこの信号S1がロジックレベルVGL2を上回る毎にLレベルのパルス信号S3を出力し、前記インバータ62は入力信号S2が所定のロジックレベル(Vreg/2)を上回る毎にLレベルのパルス信号S4を出力する。
【0080】
判定制御部68は、この両パルス信号S3、S4を比較し、発振回路の発振状態を判別し、マルチプレクサ82の選択する電源電圧Vregを切替制御する。
【0081】
具体的には、インバータ62の出力パルスS4はカウンタ70でカウントされ、インバータ64の出力パルスS3はカウンタ72でカウントされ、両カウンタ70、72のカウント値を表す信号S5、S6、S7、S8は一致検出回路74へ入力される。なお、両カウンタ70、72のカウント値は4サイクルに1回の割合で出力されるアップダウンクロックS11により周期的にリセットされる。
【0082】
一致検出回路74は、両カウンタ70、72のカウント値が一致した時にHレベルの一致検出信号S9を出力し、不一致の時にはLレベルの不一致検出信号S9を出力する。
【0083】
この一致検出回路74の出力S9は、ゲート77、76、75を開くゲート信号として機能し、出力S9がHレベルの際には、サイクルクロックS12がHレベルとなっていることを条件にしてアップダウンクロックS11を、アップダウンカウンタ80のダウンカウント端子DKへ入力し、出力S9がLレベルの際にはアップダウンクロックS11をアップダウンカウンタ80のアップカウント端子UKへ入力する。
【0084】
アップダウンカウンタ80はアップカウント端子UKへ入力される信号によりアップカウント動作を行い、ダウンカウント端子DKへ入力される信号によりダウンカウントを行い、そのカウント値Q0、Q1を電源電圧制御信号S14として、マルチプレクサ82の制御信号入力端子A、Bへ入力する。ここではアップダウンカウンタ80の出力Q0、Q1は、「00」、「01」、「10」、「11」の4つの状態をとるため、これら各状態に対応して、マルチプレクサ82は4種類の電源電圧の中から1つを選択し信号反転増幅器20の電源電圧Vregとして出力する。
【0085】
本実施例の一致検出回路74は、インバータ62の出力パルスS4の数に比べ、インバータ64の出力パルスS3の数が少ない場合には、発振不安定と判断し、ゲート77のみを開き、アップダウンクロックS11をアップダウンカウンタ80のアップカウント端子UKへ入力させる。この結果、アップダウンカウンタ80の出力Q0、Q1は、現在より1つ高い電源電圧Vregを選択するようにマルチプレクサ82を制御する。これにより、信号反転増幅器20から出力されるドレイン出力VD(t)の電圧が増大し、安定した発振を維持することができる。
【0086】
また、一致検出回路74は、両カウンタ70、72のカウント値が一致する場合、すなわち両インバータ62、インバータ64の出力パルス数が同じ場合には、安定発振と判断し、ゲート77を閉じ、ゲート76を開く。これにより、サイクルクロックS12がHレベルの際にゲート75は開き、アップダウンクロックS11をアップダウンカウンタ80のダウンカウント端子DKへ入力させる。この結果、アップダウンカウンタ80の出力Q0、Q1は、現在より1つ低い電源電圧Vregを選択するようにマルチプレクサ82を制御する。これにより、信号反転増幅器20へ印加される電源電圧が減少し、低消費電力化を図ることができる。
【0087】
このように、信号反転増幅器20から出力されるドレイン出力VD(t)の電圧に応じた電源電圧Vregを選択する構成を採用することにより、常に適切な供給電力となるよう水晶発振回路を制御することができる。
【0088】
特に、本実施例によれば、量産時に信号反転増幅器20の能力(電流増幅率、スレッシュホールド電圧)にばらつきがあっても、これに影響されることなく最適な供給電力制御を行い、低消費電力化を図ることができる。
【0089】
即ち、信号反転増幅器20の能力が高い場合には、電源電圧Vregを低い値に設定する。この場合には信号反転増幅器20の能力が高いため、その発振安定度は元々高い。従って、電源からの電力供給をしぼっても、安定して発振を継続できるため、低消費電力化を図ることができる。
【0090】
また、信号反転増幅器20の能力が低い場合には、電源電圧Vregとして高い値が設定される。これにより、能力の低い信号反転増幅器20を用いる場合には、十分な電力供給が行われ、発振安定度を向上させることができる。
【0091】
(第2の実施例)
図3には、本発明の水晶発振回路の第2の実施例が示され、第4図にはそのタイミングチャートが示されている。なお、前記第1の実施例と対応する部材には同一符号を付しその説明は省略する。
【0092】
本実施例の特徴は、信号反転増幅器20へ印加する電源電圧Vregを切り替え制御した際に発生する発振出力の周波数変動を補正するために、発振出力補正回路90を設けたことにある。
【0093】
この発振出力補正回路90は、インバータ62を介して出力される発振出力S4の周波数fsを分周出力する分周回路92と、電力制御回路60から信号反転増幅器20に印加される電源電圧Vregの値に基づき、前記分周回路92の分周制御を行う記憶回路94及びデコーダ96とを含んで構成される。ここにおいて、記憶回路94、及びデコーダ96は、分周制御手段として機能することになる。
【0094】
即ち、水晶発振回路に印加する電源電圧が変化すると、信号反転増幅器20の出力インピーダンス及びそのゲート、ドレイン端子に付加されている静電保護回路の寄生容量が変化する。
【0095】
具体的には、電源電圧Vregが高くなると、信号反転増幅器20の出力インピーダンスが小さくなり、静電保護回路の寄生容量が小さくなり、この結果、発振回路の発振周波数fsは高くなる。
【0096】
逆に電源電圧Vregが低くなると、前述とは逆の過程をたどり、発振回路の発振周波数fsは低くなる。
【0097】
本実施例の水晶発振回路では、その基準発振周波数はfs=32768Hzに設定されているため、前記電源電圧Vregが変動してもその発振周波数が基準発振周波数よりずれないように、周波数補正をすることが必要となる。
【0098】
特に、この水晶発振回路を、時計等の基準発振周波数を得るために用いる場合には、このような周波数補正は極めて重要なものとなる。
【0099】
本実施例の特徴は、電力制御回路60の切り替え制御により電源電圧Vregの値が変動した場合に、発振回路の発振周波数そのものを調整するのではなく、次段の分周回路92を用いて分周される信号(16KHz以降の信号)を補正することを特徴とするものである。
【0100】
具体的には、電源電圧Vregが高くなると、次段の分周回路92で分周された信号を遅れ方向に補正し、電源電圧Vregが低くなると、分周信号を進み方向に補正する。
【0101】
以下に、その具体的な構成を説明する。
【0102】
まず、インバータ62を介して出力される発振出力S4は、分周回路92のCK端子に入力される。これにより、分周回路92は、発振出力S4の基準発振周波数fsを分周し、その分周出力をその他の回路部へ向け出力する。
【0103】
図4には、通常の分周動作を行う場合における、1/2分周出力、1/4分周出力、1/8分周出力がF16K、F8K、F4K等の信号として示されている。
【0104】
本実施例において、分周回路92を用いた周波数補正は、いわゆる論理緩急といわれる公知の手法を用いて行う。
【0105】
前記分周回路92は、前述した1/2、1/4、1/8の各分周動作以外に、最終的に1Hzの信号を得るための分周動作を行うものであるが、ここでは説明を簡単にするために、前述した1/2、1/4、1/8の3つの分周動作と、これに対して論理緩急の手法を用いた周波数補正処理を行う場合を例にとり説明する。
【0106】
前記分周回路92には、前述した論理緩急の周波数補正を行うために、1/2、1/4のセット端子s`1、s`2と、1/8分周機能用のリセット端子R3とが設けられている。周波数を進み方向に補正する場合には、最上位のリセット端子R3にリセット信号「0」を入力すれば良く、又遅れ方向に補正する場合には、最上位のリセット端子R3にリセット信号「1」を入力すればよい。そして、その進み量又は遅れ量は、下位桁のセット端子s`2、s`1にそれぞれの補正量に対応したセット信号として入力すればよい。
【0107】
本実施例では、電源電圧発生回路66から4種類の電源電圧Vreg1、Vreg2……Vreg4を出力し、これを選択的に信号反転増幅器20の電源電圧として用いている。そして、この4種類の電圧の値に対応した進む方向又は遅れ方向への周波数補正を、この分周回路92で行っている。
【0108】
前記記憶回路94には、前記4種類の電源電圧に対応した周波数補正量が分周制御データとして予め記憶されており、デコーダ96は、アップダウンカウンタ80から出力される電源電圧制御指令S14に基づき、選択出力する電源電圧Vregに対応した分周制御データを読み出し、これを分周制御信号S30として分周回路92の各端子s`1、s`2、R3へ向け出力する。
【0109】
即ち、前記記憶回路94には、図3に示す回路を半導体基板上にIC回路として形成する工程において、前述した分周制御データが予め記憶される。具体的には、IC検査時において、ICをテストモード状態にし、信号反転増幅器20へ、前記4種類の電源電圧Vreg1……Vreg4を順次切り替えて印加した際に発生する発振周波数fsを測定する。そして、基準源振周波数32768Hzに対して、どの程度の発振周波数偏差が発生するかを把握する。
【0110】
そして、この発振周波数偏差量データを補正するための分周制御データを、記憶回路94に書き込み記憶する。特に、IC検査時にこのような測定を行い、これに対応した分周制御データを記憶回路94に書き込むことにより、IC量産時における水晶発振回路の各定数のばらつきに対応し、分周回路92から正確な基準信号を出力することができる。
【0111】
ここでは、4種類の電源電圧はアップダウンカウンタ80から信号S14として出力されるQ0、Q1の2ビットのデータで指定される。
【0112】
従って、記憶回路94には、この2ビットのデータで指定される4種類の電源電圧に対応した分周制御データが、分周回路92の各端子s`1、s`2、R3へ供給する3ビットデータとしてそれぞれ記憶されている。なお、この記憶回路94は、必要に応じて、例えばEEPROM、FUSEカットタイプのメモリ、EPROM、PROM、DRAM、SRAM、フラッシュメモリ、強誘電体メモリ等を用いて形成することができる。
【0113】
又、前記デコーダ96には、周波数の補正周期を決める信号S20が入力されている。本実施例では、この信号S20として、発振周波数の所定周期に1回の割合でパルスa、b……が入力される。
【0114】
デコーダ96は、この信号S20に同期して、電源電圧に対応した分周制御データを記憶回路94から読み出し、これを分周制御信号S30として出力する。
【0115】
例えば、図4に示すよう、分周回路92が分周動作を行っている際に、信号S20を構成するパルスがaのタイミングで入力されると、このタイミングでデコーダ96は記憶回路94から電源電圧に対応した分周制御データを呼び出し、分周回路92へ向け出力する。ここでは、s`1=1、s`2=1、R3=1の信号が分周制御信号S30として出力される。
【0116】
これにより、図中波線で示すように、本来0、0、1となるはずの分周回路92の各分周出力F16K、F8K、F4Kは、図中実線で示すように1、1、0となり、各分周出力は発振周波数32KHzの1周期分遅れ方向に補正されることになる。ここでは電源電圧が高く、発振周波数も高くなっていると判断し、分周回路92で周波数を遅れ方向に補正している。
【0117】
又、補正周期を決める信号S20が、bのタイミングでデコーダ96へ入力されると、ここでは電源電圧に対応した分周制御信号S30としてs`1=1、s`2=0、R3=0の信号が出力される。
【0118】
これにより、本来波線で示すような分周動作を行う分周回路92は、図中実線で示すような分周動作を行い1/2の分周出力F16Kを、発振周波数32KHzの1周期分進み方向に補正する。ここでは電源電圧が低くなり、発振周波数も低くなると判断し、分周回路92では周波数を進み方向に補正している。
【0119】
このように、本実施例の分周出力補正回路90によれば、信号反転増幅器20の電源電圧を切り替え制御することによって発生した周波数偏差を、分周回路92を用いて補正することにより、簡単な回路で正確な基準周波数の信号を生成することが可能となる。
【0120】
なお、本発明は、前記各実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で各種の変形実施が可能である。
【0121】
例えば、前記実施例では、信号反転増幅器20を構成する第1、第2の回路22、24を、それぞれ1個のトランジスタ26、28を用いて構成する場合を例に取り説明したが、必要に応じ第1、第2の回路22、24の機能を損なうことなく、前述以外の素子を組み合わせて回路を構成することも可能である。
【0122】
又、前記実施例では、発振出力補正手段として、論理緩急方式の補正回路90を用いる場合を例にとり説明したが、本発明はこれに限らず、必要に応じてこれ以外の補正手段を採用してもよい。
【0123】
例えば、水晶発振回路の位相補償用コンデンサの容量を可変制御し、発振周波数そのものを補正するように形成してもよい。
【0124】
具体的には、水晶発振回路のゲート側に接続された位相補償用コンデンサ18に、並列接続されるように幾つかの発振周波数補正用のコンデンサをIC内部に設置する。
【0125】
そして、水晶発振回路の電源電圧Vregに応じて、前述した発振周波数補正用のコンデンサを、容量選択回路により選択し、前記コンデンサ18に並列接続する。これにより、水晶発振回路の位相補償用のゲート容量が可変となり、発振周波数の補正を行うことができる。
【0126】
特に、このような位相補償用コンデンサの容量制御は、ドレイン側のコンデンサ16に対してではなく、ゲート側のコンデンサ18に対して行うことが好ましい。ドレイン容量を可変すると、発振周波数は微補正しかできず、しかも発振回路の消費電流に大きく影響がでる。これに対して、ゲート容量を可変すると、水晶発振回路の消費電流にはあまり影響がです、しかも発振周波数そのものを大きく補正することができる。特に、発振回路の電源電圧が変化する場合には、発振周波数が大きく変動するので、ゲート容量を可変制御することが好ましい。
【0127】
なお、前記電源電圧Vregに応じた発振周波数の補正量(接続容量値)の把握は、論理緩急方式と同様に、IC製造時に行うことが好ましい。
【0128】
また、本実施例において、水晶発振回路を時計用の電子回路に用いる場合を例にとり説明したが、本発明はこれに限らず、これ以外の用途、例えば携帯用の電話機、携帯用のコンピュータ端末およびその他の携帯機器等、電源容量に制約のある携帯用電子機器に幅広く用いる場合にも極めて効果的なものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る水晶発振回路の第1の実施例の回路図である。
【図2】図1に示す回路のタイミングチャート図である。
【図3】本発明の第2の実施例の回路図である。
【図4】図3に示す実施例のタイミングチャート図である。
【符号の説明】
10 水晶振動子
20 信号反転増幅器
22 第1の回路
24 第2の回路
26,28 トランジスタ
40 電力供給用トランジスタ
60 電力制御回路
62,64 インバータ
66 電源電圧発生回路
68 判定制御部
70,72 カウンタ
74 一致検出回路
75,76,77 ゲート
80 アップダウンカウンタ
82 マルチプレクサ
90 発振出力補正回路
92 分周回路
94 記憶回路
96 デコーダ

Claims (8)

  1. 信号反転増幅器と、
    前記信号反転増幅器の電源電圧を、発振出力に応じて制御する電力制御手段と、
    を含み、
    前記電力制御手段は、
    安定発振移行後に電圧の異なる複数の安定発振継続用の電源電圧を出力する電源回路と、
    発振出力に基づき安定発振が継続されているか否かを判断し、安定発振の継続に必要とされる前記信号反転増幅器に供給する電源電圧の最適電圧を判定する判定制御手段と、
    前記判定結果に基づき前記電源回路から前記信号反転増幅器に印加する電源電圧を切り替え制御する切り替え手段と、
    前記電源電圧制御時に発振出力の周波数変動を補正する発振出力補正手段と、
    を含み、
    前記判定制御手段は、
    安定発振移行後に、所定時間連続して安定発振が継続されている場合には、安定発振継続用の電源電圧を下げるように判断し、発振が不安定となった場合には、安定発振継続用の電源電圧を上げるように判断する処理を行うことを特徴とする発振回路。
  2. 請求項1において、
    前記発振出力補正手段は、
    発振周波数をカウントする分周手段と、
    前記電源回路から前記信号反転増幅器に印加する電源電圧の値に基づき、前記分周手段の分周制御を行う分周制御手段と、
    を含み、電源電圧の変動に伴い発生する発振出力の周波数変動を補正することを特徴とする発振回路。
  3. 請求項2において、
    前記分周制御手段は、
    前記電源回路から出力される複数の電源電圧に対応した分周制御データが予め設定され、前記信号反転増幅器に印加する電源電圧の値に対応した分周制御データに基づき、前記分周手段の分周制御を行うことを特徴とする発振回路。
  4. 請求項1〜3のいずれかにおいて、
    信号反転増幅器と、
    フィードバック回路を構成する水晶振動子及び抵抗とを含んで構成され、
    前記フィードバック回路は、
    前記信号反転増幅器の出力を180度位相反転された信号として信号反転増幅器へフィードバック入力するものであることを特徴とする発振回路。
  5. 請求項1〜4のいずれかの発振回路を備えたことを特徴とする電子回路。
  6. 請求項1〜4のいずれかの発振回路または請求項5の電子回路を含んで構成されることを特徴とする半導体装置。
  7. 請求項1〜4のいずれかの発振回路または請求項5の電子回路を含んで構成されることを特徴とする電子機器。
  8. 請求項1〜4のいずれかの発振回路または請求項5の電子回路を含んで構成されることを特徴とする時計。
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