JP3849490B2 - 薄型トランス - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子機器、主として通信装置などに使用される薄型電源に搭載されるスイッチング電源用の薄型トランスに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来例を図7を用いて説明する。
【0003】
図7は従来の薄型トランスの多層積層コイルの断面図である。図7において、1は1次巻線、2は2次巻線、3は絶縁紙、4は端子部、5は接続部、6はコイルベースを示している。
【0004】
図7において端子部4を植設してなるコイルベース6上に、絶縁紙3を介して1次巻線1と2次巻線2を交互に多層積層する。その後、端子部4と各巻線を半田付けなどの方法により、接続部5の部分で接続して多層積層コイルを完成させる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の構成では1次巻線1−2次巻線2間の絶縁に対し安全規格に適合した絶縁構造を構成する場合に、1次巻線1または2次巻線2の少なくとも一方に薄板状の導体を用いると、薄板状の導体の表面に絶縁被膜がないために、図7の1次巻線1と2次巻線2間の距離A,Bを安全規格で定められた距離に設定しても耐電圧要求を満足できない場合が発生する。また、1次巻線1または2次巻線2の少なくとも一方に絶縁被膜付き電線を用いた場合でも絶縁被膜の破損等により同様に安全規格で定められた距離に設定しても耐電圧要求を満足できない場合が発生する。
【0006】
これらの場合、耐電圧は距離に比例することから要求以上に距離を大きくして耐電圧要求を満たすこととなる。しかし、この距離に関する目標設定値が安全規格で定められた距離しかないため適切な距離設定が困難であり、必要以上に距離が大きくなりデッドスペースが増加しトランスが大型化してしまうという課題があった。
【0007】
また、薄板状の導体表面に絶縁被膜を設けることにより耐電圧要求を満足させると導体自体の厚みが増加しトランスの高さ寸法を増加させることによりトランスが大型化するという課題があった。
【0008】
また、導体自体の厚みを減少させトランスの大型化を防いだ場合に厚みの減少により導体の断面積が減少して巻線抵抗が増加するためトランスの損失が増加するという課題が発生する。また絶縁被膜を設けることにより導体のコストアップが発生するという課題があった。
【0009】
本発明は、上記従来の課題を解決するためのものであり、安全規格に適合することができ、デッドスペースを最小とした小型かつ高耐圧で安価な薄型トランスを実現することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明の薄型トランスは、1次巻線と2次巻線とをシート状の絶縁物を介して交互に積層した多層積層コイルからなる薄型トランスであって、前記1次巻線または前記2次巻線とその引出し端子との間の距離をAとし、前記1次巻線と前記2次巻線との間の前記絶縁物を回り込んでの距離をBとしたとき、A>Bの関係を満たすように構成するものである。
【0011】
この構成により、従来はA=Bと設定していた距離に対しBを最小距離と設定することが可能となりBのデッドスペースを最小とすることが可能となる。また薄板状の導体表面に絶縁被膜を設ける必要もなくなり従来の薄板状の導体で構成が可能となりコストアップもなくすることが可能となる。
【0012】
この結果、安全規格に適合することができ、かつデッドスペースを最小とした小型かつ高耐圧で安価な薄型トランスを実現することができるものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の発明は1次巻線と2次巻線とをシート状の絶縁物を介して交互に積層した多層積層コイルからなる薄型トランスであって、前記1次巻線または前記2次巻線とその引出し端子との間の距離をAとし、前記1次巻線と前記2次巻線との間の前記絶縁物を回り込んでの距離をBとしたとき、A>Bの関係を満たすように構成したものであり、従来はA=Bと設定していた距離に対しA,Bを最適距離と設定することが可能となりデッドスペースを最小とすることが可能となる。また薄板状の導体表面に絶縁被膜を設ける必要もなくなり従来の薄板状の導体で構成が可能となりコストアップもなくすることが可能となるものである。
【0014】
本発明の請求項2に記載の発明は請求項1の構成に加えて4.2mm≧A≧2.8mm、1.5mm≧B≧0.7mmの関係を満たすように構成したもので基礎絶縁の安全規格に適合させる際にA,Bの最適距離を設定することが可能となる。また、標準設計が可能となり設計工数の低減、開発リードタイムの低減が可能となる。
【0015】
本発明の請求項3に記載の発明は請求項1の構成に加えてA≧B×3の関係を満たすように構成したもので安全規格の耐圧要求値が変わっても標準設計が可能となり設計工数の低減、開発リードタイムの低減が可能となる。
【0016】
本発明の請求項4に記載の発明は請求項1の構成に加えて6.4mm≧A≧4.3mm、6.4mm≧B≧1.2mmの関係を満たすように構成したもので強化絶縁の安全規格に適合させる際にA,Bの最適距離を設定することが可能となる。また、標準設計が可能となり設計工数の低減、開発リードタイムの低減が可能となる。
【0017】
本発明の請求項5に記載の発明は請求項1〜4の構成に加えて1次または2次巻線少なくともどちらか一方の巻線を薄板状の導体で形成したものであり、巻数が少なくても1次巻線と2次巻線間の巻線対向面積が確保できるので巻線間の高結合化が可能となる。また、巻線断面積も確保できるので大電流対応も容易となる。
【0018】
本発明の請求項6に記載の発明は請求項1〜5の構成に加えて多層積層コイル全体を絶縁樹脂で封止したものであり、この多層積層コイルの隙間に樹脂が流れ込むことにより、コイル部の均熱化が図れるため、温度上昇の低減が可能となる。また、コイルとコイル間、コイルと磁心間の絶縁の強化も可能となる。
【0019】
本発明の請求項7に記載の発明は請求項1〜6の構成に加えて絶縁樹脂で注型封止したものであり、樹脂封入時、及び樹脂硬化時の工程内での応力の発生が小さいため、巻線の断線などが防止できることとなり、コイル設計の自由度が広がる。
【0020】
本発明の請求項8に記載の発明は請求項1〜7の構成に加えて1次または2次巻線少なくともどちらか一方の巻線を絶縁被膜付きの電線で形成したものであり、巻数の変更が簡単に対応できるので設計の自由度が広がる。
【0021】
本発明の請求項9に記載の発明は請求項1〜8の構成に加えて電線を平角電線で形成したものであり、巻線の占積率を高められるので巻線抵抗の低減、即ち、低損失化が可能となる。
【0022】
本発明の請求項10に記載の発明は請求項1〜9の構成に加えて電線を丸電線としたものであり、巻線材料コストの低減が達成できる。また、巻線の高速化が図れ、作業性と生産性が向上する。
【0023】
本発明の請求項11に記載の発明は請求項1〜6、8〜10の構成に加えて絶縁樹脂でモールド成型して封止したものであり、成型工法を用いているため、注型に比べて封止時間を大きく短縮できるので生産性が向上する。
【0024】
本発明の請求項12に記載の発明は請求項11の構成に加えてモールド成型する絶縁樹脂を熱可塑性の樹脂としたものであり、樹脂の再利用ができるため、材料費が低減できる。
【0025】
本発明の請求項13に記載の発明は請求項12の構成に加えて熱可塑性の絶縁樹脂材料を芳香族ポリエステル樹脂からなる液晶ポリマー(LCP)としたものであり、高耐熱性の樹脂であるため、面実装リフロー対応が可能となる。
【0026】
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて具体的に説明する。
【0027】
(実施の形態1)
本発明の第1の実施の形態について図1,2を用いて説明する。
【0028】
図1は薄型トランスの多層積層コイルの断面図、図2(a)は薄型トランスの多層積層コイルの1次巻線と2次巻線間の距離を示す要部の断面拡大図、図2(b)は絶縁距離と耐電圧の関係を示す特性図である。図1,2において、1は1次巻線、2は2次巻線、3は絶縁紙、4は端子部、Aは1次巻線引出し端子〜2次巻線間距離、Bは1次〜2次巻線間距離を示している。
【0029】
図1において基本的な構成は従来例を示す図7と同じであり、従来例と大きく異なる点は、1次巻線1と2次巻線2の距離A,BをA>Bの関係を満たすように構成している点であるが以下、図2(a)を用いて説明する。
【0030】
図2(a)に示すように薄板状の導体で形成した1次巻線1と2次巻線2を絶縁紙3を介して交互に積層した多層積層コイルからなる薄型トランスであって、前記1次巻線1または前記2次巻線2とその端子部4との間の距離をAとし、前記1次巻線1と前記2次巻線2との間の前記絶縁紙3を回り込んでの距離をBとしたとき、A>Bの関係を満たすように構成している。
【0031】
この基本構成による絶縁距離と耐電圧の関係の実験結果を図2(b)に示している。
【0032】
図2(b)により、絶縁距離と絶縁破壊電圧の関係はAとBで明らかに異なっており、A=Bと設定するとBは余裕が大きくなりすぎ、絶縁破壊電圧からみた必要距離はA>Bと設定しデッドスペースであるBの余裕分の距離を減らすことができる。
【0033】
安全規格の基礎絶縁に適合させる際には、最低距離はA=2.8mm以上、B=0.7mm以上とすれば耐電圧要求を満足することができ、最大距離を最大要求距離の目安であるA=4.2mm以下、B=1.5mm以下とすることによりA,Bの各最適距離を容易に設定することができる。
【0034】
さらに同一絶縁破壊電圧時のAの距離に対するBの距離は、1/3以下の関係であることからA≧B×3の関係を満たすように構成することにより安全規格の耐圧要求値が変わっても標準設計が可能となりA,Bの各最適距離を容易に設定することができる。
【0035】
また、安全規格の強化絶縁に適合させる際の最適距離はA=4.3mm以上、B=1.2mm以上とすれば耐電圧要求を満足することができ、最大距離は最大要求距離の目安であるA=6.4mm以下、B=6.4mm以下とすることによりA,Bの各最適距離を容易に設定することができる。
【0036】
この構成により、従来はA=Bと設定していた距離に対しA,Bを最適距離と設定することが可能となりデッドスペースを最小とすることが可能となる。また薄板状の導体表面に絶縁被膜を設ける必要もなくなり従来の薄板状の導体で構成が可能となりコストアップもなくすることが可能となる。
【0037】
また、巻線を薄板状の導体で形成することにより巻数が少なくても1次巻線と2次巻線間の巻線対向面積が確保できるので巻線間の高結合化が可能となる。また、巻線断面積も確保できるので大電流対応も容易となる。
【0038】
(実施の形態2)
次に本発明の第2の実施の形態について図3を用いて説明する。図3は薄型トランスの多層積層コイルの断面図である。図3において、7は絶縁樹脂を示している。
【0039】
基本的な構成は本発明の第1の実施の形態を示す図1と同じである。大きく異なる点は、多層積層コイル全体を絶縁樹脂7で封止し形成した点である。すなわち、多層積層コイルを完成した後、樹脂絶縁7を注型により流し込んで、恒温槽で加熱硬化して封止したものである。
【0040】
以上、本発明の第2の実施の形態を示す図3によれば、多層積層コイルの隙間に絶縁樹脂7を流し込むことによりコイル部の均熱化が図れるため、温度上昇の低減が可能となる。
【0041】
また、絶縁樹脂7で注型硬化しているため、樹脂封入時、及び樹脂硬化時の工程内での応力の発生が小さくなり、断線などが防止できることになり、コイル設計の自由度が広がる。
【0042】
なお、絶縁樹脂7はここでは加熱硬化しているが、常温硬化であってもその効果は変わりないものである。
【0043】
さらに1次巻線1と2次巻線2を絶縁被膜付きの電線としたので巻線が簡単に変更対応できるので設計の自由度が広がる。この場合、1次または2次巻線の少なくともどちらか一方の巻線を絶縁被膜付きの電線としてやれば、設計の自由度は広がり、その効果は同じものが得られる。
【0044】
また、ここでは電線は平角電線を使用しており、巻線の占積率を高められるので巻線抵抗の低減、即ち、低損失化が達成できるものである。
【0045】
また、図3において1次または2次巻線の少なくともどちらか一方の巻線を絶縁被膜付きの丸電線としてやることにより、巻線材料コストの低減が達成できる。また、巻線のスピードアップが図れ、作業性が向上する。
【0046】
(実施の形態3)
次に本発明の第3の実施の形態について図4〜6を用いて説明する。図4は薄型トランスの多層積層コイルの断面図、図5は薄型トランスの分解斜視図、図6は薄型トランスの斜視図である。図4において基本的な構成は本発明の第2の実施の形態を示す図3と同一である。大きく異なる点は図3におけるコイルベース6を使用しないで治具の上で各巻線を積層して多層積層コイルを形成した点と成型金型を利用して樹脂7でモールド成型して多層積層コイルを封止した点である。図4において完成したモールドコイル8の上下から、図5に示すように磁心9を組み込んで図6に示す薄型トランスを完成させる。
【0047】
以上、本発明の実施の形態3を示す図4の構成によれば、コイルベース6を使用していないので部品点数が削減できる。また、余分な絶縁物を使用していないので巻線の占積率を高めることが出来、小型化が達成できる。
【0048】
また、モールドの樹脂材料を熱可塑性の芳香族ポリエステル樹脂からなる液晶ポリマー(LCP)としており、樹脂の再利用ができるため、材料費が低減できる。
【0049】
さらに、高耐熱性の樹脂であるため、面実装リフロー対応が可能となる。
【0050】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、1次巻線と2次巻線とをシート状の絶縁物を介して交互に積層した多層積層コイルからなる薄型トランスであって、前記1次巻線または前記2次巻線とその引出し端子との間の距離をAとし、前記1次巻線と前記2次巻線との間の前記絶縁物を回り込んでの距離をBとしたとき、A>Bの関係を満たすように構成することにより、従来はA=Bと設定していた距離に対しA,Bを最適距離と設定することが可能となりデッドスペースを最小とすることが可能となる。また薄板状の導体表面に絶縁被膜を設ける必要もなくなり従来の薄板状の導体で構成が可能となりコストアップもなくすることが可能となる。
【0051】
この結果、安全規格に適合することができ、かつデッドスペースを最小とした小型かつ高耐圧で安価な薄型トランスを実現することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における薄型トランスの多層積層コイルの断面図
【図2】(a)本発明の実施の形態1における薄型トランスの多層積層コイルの1次巻線と2次巻線間の距離を示す要部の断面拡大図
(b)同実施の形態における絶縁距離と耐電圧の関係を示す特性図
【図3】本発明の実施の形態2における薄型トランスの多層積層コイルの断面図
【図4】本発明の実施の形態3における薄型トランスの多層積層コイルの断面図
【図5】本発明の実施の形態3における薄型トランスの分解斜視図
【図6】本発明の実施の形態3における薄型トランスの斜視図
【図7】従来の薄型トランスの多層積層コイルの断面図
【符号の説明】
1 1次巻線
2 2次巻線
3 絶縁紙
4 端子部
5 接続部
6 コイルベース
7 絶縁樹脂
8 モールドコイル
9 磁心
A 1次巻線引出し端子〜2次巻線間距離
B 1次〜2次巻線間距離
Claims (13)
- 1次巻線と2次巻線とをシーと状の絶縁物を介して交互に積層した多層積層コイルからなる薄型トランスであって、前記1次巻線または前記2次巻線とその引出し端子との間の距離をAとし、前記1次巻線と前記2次巻線との間の前記絶縁物を回り込んでの距離をBとしたとき、A>Bの関係を満たすように構成したことを特徴とする薄型トランス。
- 基礎絶縁の安全規格に適合させる際に、4.2mm≧A≧2.8mm、1.5mm≧B≧0.7mmの関係を満たすように構成したことを特徴とする請求項1記載の薄型トランス。
- A≧B×3の関係を満たすように構成したことを特徴とする請求項1記載の薄型トランス。
- 強化絶縁の安全規格に適合させる際に、6.4mm≧A≧4.3mm、6.4mm≧B≧1.2mmの関係を満たすように構成したことを特徴とする請求項1記載の薄型トランス。
- 1次または2次巻線少なくともどちらか一方の巻線を薄板状の導体で形成した請求項1〜4のいずれか一つに記載の薄型トランス。
- 多層積層コイル全体を絶縁樹脂で封止した請求項1〜5のいずれか一つに記載の薄型トランス。
- 絶縁樹脂で注型封止した請求項1〜6のいずれか一つに記載の薄型トランス。
- 1次または2次巻線少なくともどちらか一方の巻線を絶縁被膜付きの電線とした請求項1〜7のいずれか一つに記載の薄型トランス。
- 電線を平角電線とした請求項1〜8のいずれか一つに記載の薄型トランス。
- 電線を丸電線とした請求項1〜9のいずれか一つに記載の薄型トランス。
- 絶縁樹脂でモールド成型して封止した請求項1〜6、8〜10のいずれか一つに記載の薄型トランス。
- モールド成型する絶縁樹脂を熱可塑性の樹脂とした請求項1に記載の薄型トランス。
- 熱可塑性の絶縁樹脂材料を芳香族ポリエステル樹脂からなる液晶ポリマー(LCP)とした請求項12に記載の薄型トランス。
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