JP3848569B2 - 棒材供給・加工システムおよびその残材処理方法 - Google Patents

棒材供給・加工システムおよびその残材処理方法 Download PDF

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【0001】
【産業上の利用分野】
加工すべき棒材の後端を押して棒材を前方に給送する送り矢を有する棒材供給機と、主軸の前進力によって棒材を前後に移動させながらバイトによって加工する主軸移動型棒材加工機とを有する棒材供給・加工システムおよびその残材処理方法に関する。
【0002】
【従来技術】
棒材を加工する際は、棒材加工機の送り矢によって棒材を前進させ、送り矢によって供給された棒材を棒材加工機によって加工する。棒材は、部品を加工するたびに、先端からバイトによって突っ切られ、棒材の残りの長さがこれ以上、部品を加工することができない長さになったとき、残材として処理する。
【0003】
この残材の処理は、従来から、残材を送り矢によって後方に持ち帰る方法と、前方に押し出す方法とがあった。この前方に押し出す方法は、例えば、以下のようにして行っていた。
主軸固定型と主軸移動型の棒材加工機のうち、従来の主軸移動型加工機を例にして説明すると、棒材加工機は、前端に、開閉可能なコレットチャック、その前方に、棒材を挿通して保持する円筒状のガイドブッシュ、更に前方に、棒材を加工するためのバイトを有している。円筒状のガイドブッシュの内径は、加工すべき棒材の外径より大きく、遊びをもつようにされている。また、送り矢の外径は、棒材の外径より小さくされている。棒材の加工中、棒材の先端をガイドブッシュの中に挿通して保持し、その後方において棒材をコレットチャックによって把持し、主軸の移動によって棒材を前後に移動させながら、バイトによって棒材を加工する。残材を処理する際には、先端がガイドブッシュ内に挿通された残材を、コレットチャックを開放した状態において、送り矢がガイドブッシュの中まで前進し、残材をガイドブッシュの前方に押し出していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
棒材は、加工の初めに、後方から送り矢によって押すことによって、先端がガイドブッシュの中に挿入されるが、棒材の先端がガイドブッシュの入口部分と干渉するのを防止するため、棒材とガイドブッシュの内面との間に緩みをもたせていた。従来は、加工精度の要求度が比較的緩やかであったので、ガイドブッシュとその中に挿通された棒材との間に遊びがあるために棒材が動いても、また、加工すべき棒材も比較的太かったので、棒材加工中に撓みにくかったので、要求された加工精度を達成することができた。
また、送り矢をガイドブッシュに進入させて残材を前方に押し出すが、送り矢がガイドブッシュに干渉しないように、送り矢は棒材よりも細くされていた。
【0005】
しかし、近年、製品の小型化に伴い、部品の大きさも次第に小さくなり、また、製品の高精密化に伴い、部品の加工精度の要求度も次第に厳しくなっている。このような場合、ガイドブッシュの内面と加工される棒材との間に遊びがあると、棒材加工中、棒材が確り把持されないので棒材が動いてしまい、また、棒材が細いために、棒材とガイドブッシュとの間の隙間内で棒材が撓んでしまい、部品を精密に加工することができない。
これを解決する方法として、例えば、円筒状のガイドブッシュの中に棒材が緊密に受入れられるようにして、棒材を確り把持するようにすると、これらの間の摩擦力が抵抗力となって、送り矢の付勢力では棒材を前進させることがはできず、残材を前方に押し出すことはできない。また、摩擦力による抵抗力によって、送り矢が撓んでしまう恐れがある。
【0006】
そこで、本発明は、棒材を送り矢によって前方に給送する棒材供給機と、棒材を加工する主軸移動型加工機とを有する棒材供給・加工システムにおいて、比較的細い棒材を高精度で加工を可能とし、かつ、残材を前方に処理可能とした棒材供給・加工システムおよび残材処理方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の上記目的は、加工すべき棒材の後端を押して棒材を前方に給送する送り矢を有する棒材供給機と、前端部に後側から順に、開閉可能なコレットチャックと、円筒状のガイドブッシュと、バイトとを有し、棒材加工中、前記送り矢によって供給された棒材をコレットチャックによって把持し、主軸の前進力によって前記棒材を前記ガイドブッシュの中を通して前後に移動させながら、前記棒材を前記バイトによって加工する主軸移動型加工機とを有する棒材供給・加工システムであって、棒材加工中、前記ガイドブッシュによって前記棒材を確りと把持するため、前記ガイドブッシュの内径は前記加工すべき棒材の外径と同寸法であり、また、前記送り矢は前記加工すべき棒材の横断面と同じ外径寸法を有し、加工終了後の廃棄すべき残材は、前記送り矢の先端部を前方に突出させた片持ち状態で前記コレットチャックによって把持し、前記主軸の前進力によって前記送り矢を前記ガイドブッシュの中に進入させて、前記残材を前記ガイドブッシュの前方に押し出す、ことを特徴とする棒材供給・加工システムによって解決することができる。
【0008】
本発明においては、ガイドブッシュの内径は加工すべき棒材の外径と同寸法であるので、棒材加工中、棒材が細くて撓み易くても、ガイドブッシュによって確り把持することができ、棒材を精密に加工することが可能となる。また、送り矢も加工すべき棒材と同じ外径寸法、すなわち、コレットチャックやガイドブッシュの寸法との関係で可能な範囲で最大径とされており、それによって撓みが防止される。また、コレットチャックは開閉可能であるが、棒材の外径以上には閉じない構成となっているので、送り矢を同じ外径とすることで、送り矢をコレットチャックによって把持可能となる。加工の終了後に廃棄すべき残材は、送り矢の先端部を前方に突出させた片持ち状態でコレットチャックによって把持し、主軸の前進力によって送り矢をガイドブッシュの中に進入させて、残材をガイドブッシュの前方に押し出す。送り矢は、コレットチャックによって前端部分が把持され、そこから前方に突出した部分は片持ち状態で支持されているが、その長さは短いので撓みにくく、ガイドブッシュの入口部分に干渉することなく挿入可能である。また、送り矢はコレットチャックによって把持されながら、主軸の前進力によって前進されるので、棒材とガイドブッシュとの間の摩擦力による抵抗力に打ち勝って、残材をガイドブッシュの前方に押し出すことができる。
【0009】
また、本発明の上記目的は、加工すべき棒材の後端を押して棒材を前方に給送する送り矢を有する棒材供給機と、前端部に後側から順に、開閉可能なコレットチャックと、円筒状のガイドブッシュと、バイトとを有し、棒材加工中、前記送り矢によって供給された棒材をコレットチャックによって把持し、主軸の前進力によって前記棒材を前記ガイドブッシュの中を通して前後に移動させながら、前記棒材を前記バイトによって加工する主軸移動型加工機とを有する棒材供給・加工システムにおける残材処理方法であって、棒材加工中、前記ガイドブッシュによって前記棒材を確り把持するため、前記ガイドブッシュの内径は前記加工すべき棒材の外径と同寸法であり、また、前記送り矢は前記加工すべき棒材の横断面と同じ外径寸法を有し、棒材の加工が終了後、前記送り矢の先端部を前方に突出された片持ち状態で前記コレットチャックによって把持し、前記主軸の前進力によって前記送り矢を前記ガイドブッシュの中に進入させて、廃棄すべき残材を前記ガイドブッシュの前方に押し出す、ことを特徴とする残材処理方法によっても解決することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、添付の図面を参照しつつ、本発明にかかる棒材供給・加工システムの実施の形態について説明する。
図1は、本実施形態にかかる棒材供給・加工システムを概略的に示す側面図である。
【0011】
図1に示すように、本実施形態にかかる棒材供給・加工システム2は、棒材Wを1つづつ前方に給送するための棒材供給機4と、棒材供給機4によって供給された棒材Wを加工するための主軸移動型加工機6とを有する。棒材供給機4は、主軸移動型加工機6に向かって真っ直ぐに延びるガイドレール8と、ガイドレール8内で前進して、棒材Wを主軸移動型加工機6に向って前方に給送するための送り矢10とを有する。送り矢10は、全体的に断面円形の棒状部材で構成されており、加工すべき棒材Wと同じ外径寸法を有する。送り矢10の後端に羽根部が設けられ、この羽根部に無端チェーンが連結され、無端チェーンが、スプロケットを介してモータによって駆動されて送り矢10が前後に移動する。送り矢10は、図1に示す、ガイドレール8の最後端位置(初期位置)から、後に詳しく説明するが、前端が加工機6のガイドブッシュ12の中に挿入される位置まで移動される。送り矢10の外径は、棒材Wと同径であるので、加工すべき棒材Wが断面円形の棒材Wである場合には、加工すべき棒材Wの1本を利用して後端部に羽根部を設け、それを無端チェーンに連結して、送り矢10としてもよい。
【0012】
なお、加工すべき棒材Wの断面が、例えば、六角形や四角形など、円形以外の形状を有する(所謂、異形材)場合は、送り矢10の横断面は、棒材Wと同一形状かつ同一寸法であってもよい。この場合、送り矢10が主軸14の中に挿入されると、送り矢10も回転されることになるので、後端部に設けられた羽根部に回転が伝達しないように、送り矢10の途中部分に長手方向中心軸線を中心として回転可能なジョイントを設ける必要がある。
また、棒材Wが異形材である場合において、送り矢14を、横断面円形の部材で構成するようにしてもよい。この場合、コレットチャック18およびガイドブッシュ12の内側形状は、棒材Wの横断面形状と同一形状とされるので、送り矢14を挿入可能とするため、その外径は異形材の横断面形状の内接円と同径とされる。
【0013】
主軸移動型加工機6は、棒材供給機4の前方に隣接して配置され、主軸14内にガイドレール8の給送軸線O−Oと同軸状に、かつ、主軸14の全長にわたって延びる中空管16と、該中空管16の先端に設けられ、かつ、開閉可能なコレットチャック18と、該コレットチャック18の前方に離間して設けられた、円筒状のガイドブッシュ12と、該ガイドブッシュ12の更に前方に設けられたバイト22とを有する。ガイドブッシュ12は、円筒状部材によって構成されているが、棒材加工中、ガイドブッシュ12によって棒材Wを確り把持するため、ガイドブッシュ12の内径は加工すべき棒材Wの外径と同寸法とされている。コレットチャック18は開閉可能であるが、加工すべき棒材Wの径以上に閉じることはできない構造となっている。また、棒材供給・加工システム2は、棒材加工機6と加工機6の様々な動作を制御するための制御部20を有している。
【0014】
図1に示す棒材供給・加工システム2は、制御部20によって制御され、以下のように作動する。
材料棚(図示せず)からガイドレール8内に供給された棒材Wは、送り矢10によって後端が押されてガイドレール8に沿って前方に移動され、加工機6の中空管16の中に挿入される。このとき、加工機6のコレットチャック18は開放位置にあり、棒材Wは、先端が、中空管16を出てコレットチャック18を通過し、ガイドブッシュ12の後方位置まで到達したら停止する。次いで、主軸14が後方に移動して停止し、コレットチャック18を閉じて棒材Wが把持される。主軸14が前方に移動することによって、棒材Wが前方に移動され、先端部がガイドブッシュ12の中に挿通される。引き続き、バイト22によって先端が突っ切られる。棒材Wが変形していると、部品を精密に加工することができず、棒材Wの先端部分は変形している可能性が高いため切断して廃棄する。この状態において、棒材Wの先端面はバイト22に当接している。
【0015】
次いで、コレットチャック18が開放する。棒材Wの先端面はバイト22に当接しており、バイト22がストッパとして働くので、また、棒材Wがガイドブッシュ12の中に緊密に受入れられており、それらの間の摩擦力による抵抗力は、無端チェーンを介して前方に駆動される押し矢の付勢力よりも大きいので、コレットチャック18が開放しても棒材Wは前方に移動しない。
主軸14が後方に移動することによって、コレットチャック18が棒材Wに対して後方に移動し、引き続き、コレットチャック18が閉じて棒材Wを把持する。バイト22が退避位置に移動し、主軸14が前方に移動することによって、コレットチャック18によって把持された棒材Wが前方に移動する。
バイト22によって棒材Wの先端が加工され、加工が終了したら、部品として切り離される。
棒材Wの先端部分から次々と部品が加工されて切断され、残りの棒材Wの長さが、これ以上、部品を加工することができない長さとなったら、残材として処理する必要がある。
【0016】
図2は、図1に示す棒材供給・加工システムにおける残材処理工程を示す工程図である。
図2を参照しつつ、残材の処理工程を説明する。
図2(a)は、最後の部品が切断され、ガイドブッシュ12内に残材が残された状態を示す図である。この状態において、残材がガイドブッシュ12内に緊密に受入れられており、後端はコレットチャック18によって把持されている。また、送り矢10は、残材の直ぐ背後に位置している。
次に、図2(b)に示すように、コレットチャック18が開放し、主軸14が後方に移動することによって、コレットチャック18が後方に移動し、残材の直ぐ背後に位置している送り矢10の前端部を突出させた状態の位置において、閉じ位置に移動して、送り矢10を把持する。
【0017】
図2(c)に示すように、主軸14が前方に移動するのに伴って、送り矢10が前方に移動して残材の後端面を押す。主軸14の前進力が、ガイドブッシュ12と棒材Wとの間の摩擦力に打ち勝って、残材をガイドブッシュ12の前方に押す。
引き続き、図2(d)に示すように、コレットチャック18が開放し、主軸14が後方に移動することによって、コレットチャック18が送り矢10の先端面に対して所定距離だけ後方に移動する。
【0018】
図2(e)に示すように、コレットチャック18が閉じ位置に移動し、送り矢10を先端の所定長さだけ前方に突出させた片持ち状態で把持し、主軸14の前進力によって、残材をガイドブッシュ12の前方に完全に押し出して、残材が処理される。
引き続き、図示しないが、送り矢10はコレットチャック18によって把持された状態で、主軸14が後方に移動することによって、ガイドブッシュ12の中から引き抜かれ、その後、送り矢10は、無端チェーンによって駆動されて、後方の初期位置に戻る。
【0019】
本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることはいうまでもない。
上記実施形態の図2に示す工程において、コレットチャック18が数度にわたって前後移動して、送り矢10を数度に分けて前方移動させ、それによって、残材を数度にわたって前進させて押し出しているが、コレットチャック18が残材を前進させるべき距離以上に後退・前進可能である場合には、一度の移動で残材がガイドブッシュ12の前方に押し出してもよいことは言うまでもない。
【発明の効果】
本発明によれば、棒材を送り矢によって前方に給送する棒材供給機と、棒材を加工する主軸移動型加工機とを有する棒材供給・加工システムにおいて、比較的細い棒材を高精度で加工を可能とし、かつ、残材を前方に処理可能とした棒材供給・加工システムおよび残材処理方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態にかかる棒材供給・加工システムを概略的に示す側面図である。
【図2】図1に示す棒材供給・加工システムにおける残材処理工程を示す工程図である。
【符号の説明】
2 棒材供給・加工システム
4 棒材供給機
6 加工機
10 送り矢
12 ガイドブッシュ
14 主軸
18 コレットチャック
22 バイト
W 棒材

Claims (4)

  1. 加工すべき棒材の後端を押して棒材を前方に給送する送り矢を有する棒材供給機と、前端部に後側から順に、開閉可能なコレットチャックと、円筒状のガイドブッシュと、バイトとを有し、棒材加工中、前記送り矢によって供給された棒材をコレットチャックによって把持し、主軸の前進力によって前記棒材を前記ガイドブッシュの中を通して前後に移動させながら、前記棒材を前記バイトによって加工する主軸移動型加工機とを有する棒材供給・加工システムであって、
    棒材加工中、前記ガイドブッシュによって前記棒材を確りと把持するため、前記ガイドブッシュの内径は前記加工すべき棒材の外径と同寸法であり、また、前記送り矢は前記加工すべき棒材の横断面と同じ外径寸法を有し、 加工終了後の廃棄すべき残材は、前記送り矢の先端部を前方に突出させた片持ち状態で前記コレットチャックによって把持し、前記主軸の前進力によって前記送り矢を前記ガイドブッシュの中に進入させて、前記残材を前記ガイドブッシュの前方に押し出す、ことを特徴とする棒材供給・加工システム。
  2. 前記送り矢によって棒材の先端がガイドブッシュの後方位置まで到達したら、前記コレットチャックによって棒材を把持し、主軸の前方移動により、棒材の先端部が前記ガイドブッシュの中に挿通され、部品の加工を行う、ことを特徴とする請求項1に記載の棒材供給・加工システム。
  3. 加工すべき棒材の後端を押して棒材を前方に給送する送り矢を有する棒材供給機と、前端部に後側から順に、開閉可能なコレットチャックと、円筒状のガイドブッシュと、バイトとを有し、棒材加工中、前記送り矢によって供給された棒材をコレットチャックによって把持し、主軸の前進力によって前記棒材を前記ガイドブッシュの中を通して前後に移動させながら、前記棒材を前記バイトによって加工する主軸移動型加工機とを有する棒材供給・加工システムにおける残材処理方法であって、
    棒材加工中、前記ガイドブッシュによって前記棒材を確り把持するため、前記ガイドブッシュの内径は前記加工すべき棒材の外径と同寸法であり、また、前記送り矢は前記加工すべき棒材の横断面と同じ外径寸法を有し、
    棒材の加工が終了後、前記送り矢の先端部を前方に突出された片持ち状態で前記コレットチャックによって把持し、前記主軸の前進力によって前記送り矢を前記ガイドブッシュの中に進入させて、廃棄すべき残材を前記ガイドブッシュの前方に押し出す、ことを特徴とする残材処理方法。
  4. 加工すべき棒材の後端を押して棒材を前方に給送する送り矢を有する棒材供給機と、前端部に後側から順に、開閉可能なコレットチャックと、円筒状のガイドブッシュと、バイトとを有し、棒材加工中、前記送り矢によって供給された棒材をコレットチャックによって把持し、主軸の前進力によって前記棒材を前記ガイドブッシュの中を通して前後に移動させながら、前記棒材を前記バイトによって加工する主軸移動型加工機とを有する棒材供給・加工システムにおける棒材供給及び残材処理方法であって、
    棒材加工中、前記ガイドブッシュによって前記棒材を確り把持するため、前記ガイドブッシュの内径は前記加工すべき棒材の外径と同寸法であり、また、前記送り矢は前記加工すべき棒材の横断面と同じ外径寸法を有し、
    送り矢によって棒材の先端がガイドブッシュの後方位置まで到達したら、前記コレットチャックによって棒材を把持し、主軸の前方移動により、棒材の先端部が前記ガイドブッシュの中に挿通され、部品の加工を行い、
    棒材の加工が終了後、前記送り矢の先端部を前方に突出された片持ち状態で前記コレットチャックによって把持し、前記主軸の前進力によって前記送り矢を前記ガイドブッシュの中に進入させて、廃棄すべき残材を前記ガイドブッシュの前方に押し出す、ことを特徴とする棒材供給及び残材処理方法。
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