JP3848460B2 - 在庫管理装置システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、販売データを登録する販売登録装置と値付けデータを登録する値付け登録装置とを回線で接続し、販売登録装置で登録した販売データと値付け登録装置で登録した値付けデータを一括管理するストアプロセッサを有する各店舗毎に設けられた統合システムとこの統合システムとオンライン接続された本部システムとを有する在庫管理装置システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、スーパーマーケット等において、POSシステムが普及されている。
【0003】
また、スーパーマーケットのバックヤードにおいては、計量ラベルプリンタや定額ラベルプリンタや計量器付き包装機等を用いて、商品に値付けラベルを貼る作業が行なわれている。
【0004】
このようなPOSシステムと計量ラベルプリンタや定額ラベルプリンタや計量器付き包装機等の計量器システムをストアプロセッサにインライン接続した統合システムが知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
複数店舗あるスーパーマーケットにおいては、一般的に本部は顧客満足度アップを目標に、開店時品揃え100%を各店舗に指導している。
【0006】
しかし、各店舗において、開店時品揃え100%が守られているかは、各店舗からの報告を信用するか、あるいは店舗を抜き打ち検査等を行ないチェックするしかなかった。
【0007】
しかし、その報告も定量的に知るためには、各店舗でのチェックの作業負担が大きくなり、かつその報告書の信用度にも疑問が残るという場合があった。
【0008】
また、このような抜き打ち検査を行なった方式では、本部の人的負担が大きくなるという問題があった。
【0009】
また、ロス管理についても、店舗任せで行なっている場合がほとんどであった。このため、ロス管理に不具合がある店舗については、本部は知ることはできなかった。
【0010】
本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、その目的は、複数の店舗の販売に関するデータを本部において表示できるようにして、各店舗の開店時及び閉店時の品揃え及びロス管理に関する指導を本部で行なうことができる在庫管理装置システムを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の在庫管理装置システムは、販売データを登録する販売登録装置と値付けデータを登録する値付け登録装置とを回線で接続し、販売登録装置で登録した販売データと値付け登録装置で登録した値付けデータを一括管理するストアプロセッサを有する各店舗毎に設けられた統合システムとこの統合システムとオンライン接続された本部システムとを有する在庫管理装置システムにおいて、本部システムに設けられ各店舗に警告すべき各種アラームリストデータを記憶する記憶手段と、この記憶手段に記憶されている各種アラームリストデータより開店時品揃え数ゼロの商品数、開店時品揃え数量不足商品数及び不足率等を算出する算出手段と、この記憶手段に記憶されている各種アラームリストデータ及びこの算出手段により算出されたデータに基づいて各店舗毎の開店時品揃え基準数量、開店時品揃え数ゼロの商品数、開店時品揃え数量不足商品数、不足率等を並べて上記本部システムの表示部に表示させる表示手段とを具備したことを特徴とする。
【0012】
請求項2記載の在庫管理装置システムは、販売データを登録する販売登録装置と値付けデータを登録する値付け登録装置とを回線で接続し、販売登録装置で登録した販売データと値付け登録装置で登録した値付けデータを一括管理するストアプロセッサを有する各店舗毎に設けられた統合システムとこの統合システムとオンライン接続された本部システムとを有する在庫管理装置システムにおいて、本部システムに設けられ各店舗毎に警告すべき各種アラームリストデータを記憶する記憶手段と、この記憶手段に記憶されている各種アラームリストデータより値下げした数量及び値下げした金額、廃棄した数量及び廃棄した金額を算出する算出手段と、この記憶手段に記憶されている各種アラームリストデータ及びこの算出手段により算出されたデータに基づいて各店舗毎の全値付け数、値下げした数量及び値下げした金額、廃棄した数量及び廃棄した金額等を並べて上記本部システムの表示部に表示させる表示手段とを具備したことを特徴とする。
【0013】
請求項3記載の在庫管理装置システムは、販売データを登録する販売登録装置と値付けデータを登録する値付け登録装置とを回線で接続し、販売登録装置で登録した販売データと値付け登録装置で登録した値付けデータを一括管理するストアプロセッサを有する各店舗毎に設けられた統合システムとこの統合システムとオンライン接続された本部システムとを有する在庫管理装置システムにおいて、本部システムに設けられ各店舗毎に警告すべき各種アラームリストデータを記憶する記憶手段と、この記憶手段に記憶されている各種アラームリストデータより閉店時品揃え数ゼロの商品数、閉店時品揃え数量不足商品数及び不足率等を算出する算出手段と、この記憶手段に記憶されている各種アラームリストデータ及びこの算出手段により算出されたデータに基づいて各店舗毎の閉店時品揃え基準数量、閉店時品揃え数ゼロの商品数、閉店時品揃え数量不足商品数、不足率等を並べて上記本部システムの表示部に表示させる表示手段とを具備したことを特徴とする。
【0014】
請求項4記載の在庫管理装置システムは、請求項1あるいは請求項3記載のいずれか一記載の表示部に表示されたデータの表示順序は、不足数量順、不足率順及びその最上位から複数店舗、最下位から複数店舗を選択することができることを特徴とする。
【0015】
請求項5記載の在庫管理装置システムは、請求項2記載の表示部に表示されたデータの表示順序は、値下げ数量順、値下げ金額順、廃棄数量順、金額順及びその最上位から複数店舗、最下位から複数店舗を選択することができることを特徴とする。
【0016】
請求項6記載の在庫管理装置システムは、請求項2記載の全商品の金額と、値下げ金額と廃棄金額を加算したものとの比率をロス比率として算出するロス比率算出手段とを具備し、上記表示手段は、このロス比率算出手段で算出されたロス比率も上記本部システムの表示部に表示させるようにしたことを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下図面を参照して本発明の一実施の形態に係わる在庫管理装置システムについて説明する。
【0018】
図1を参照して、在庫管理装置システムをスーパーの各店舗に採用し、この各店舗に採用した統合システムと本部に設置されたホストコンピュータとを接続したシステムについて説明する。
【0019】
図1において、11はスーパーマーケット(以下、スーパーという)の販売データを登録する販売登録装置(POSシステム)と値付けデータを登録する値付け登録装置(計量器システム)とを回線で接続し、販売登録装置で登録した販売データと値付け登録装置で登録した値付けデータを一括管理するストアプロセッサを有する各店舗に採用された統合システムを示す。
【0020】
この統合システム11は、ストアプロセッサ12を中心にして構成されている。このストアプロセッサ12には、n台の計量ラベルプリンタ13、n台の定額ラベルプリンタ14、n台の計量器付き包装機15、n台のPOS16がインライン接続されている。
【0021】
計量器ラベルプリンタ13、定額ラベルプリンタ14及び計量器付き包装機15から出力される商品毎のラベル発行数及びPOS16の販売データはストアプロセッサ12に出力される。
【0022】
ストアプロセッサ12はキーボード12k、表示部12d、本体12cを備えている。
【0023】
このキーボード12kには、開店時品揃えアラームリスト、品切れアラームリスト、品切れアラームリスト、品切れ見通しアラームリスト、見切りアラームリスト、閉店時品揃えアラームリストを表示させるための表示キーが設けられている。
【0024】
この本体12cには、マイクロプロセッサ、メモリ及び周辺回路を中心にして構成されている。
【0025】
このメモリには、開店時及び閉店時に店内に陳列すべき商品の数量を基準値として商品毎に記憶している基準値メモリ、商品の陳列数を商品毎に記憶している陳列数メモリ、各商品に対して品番、品名、単価、JANコード等の商品情報を設定したPLU(プライス・ルック・アップ)メモリ、各商品のPOS16での販売点数の時間的推移を予め設定された時間帯毎に分けて記憶する当日販売データメモリ、各商品毎に計量器等の当日値付け数値(ラベル発行数)の時間的推移を予め設定された時間帯毎に分けて記憶する当日値付けメモリ、各商品毎の営業中の基準時間以前とそれ以降の販売比率を記憶している販売比率メモリと、各商品毎の前日の残数を記憶する残数メモリとを備えている。
【0026】
さらに、ストアプロセッサ12のプロセッサは、図7〜図9のフロ−チャ−トに示した処理を行なう機能を有している。
【0027】
さらに、このストアプロセッサ12には、ルータ17及び各種データ処理を行なうプロセッサ18がインライン接続されている。
【0028】
n台の計量ラベルプリンタ13、n台の定額ラベルプリンタ14、n台の計量器付き包装機15の詳細な構成については図2を参照して後述する。
【0029】
20はスーパーの各店舗に採用されたPOSシステム及び計量器システムを有する統合システム11が複数接続されている本部システムを示す。
【0030】
この本部システム20は、ホストコンピュータ21を中心にして構成されている。このホストコンピュータ21にはルータ22がインライン接続されている。
【0031】
そして、ルータ17とルータ22とは商用公衆回線を用いたデジタル回線で接続され、統合システム11と本部システム20との間で各種データが送受されている。つまり、本部のホストコンピュータ21は各店舗のストアプロセッサ12で作成されたデータを受信している。
【0032】
ホストコンピュータ21をマイクロプロセッサ、メモリ、キーボード、表示部、プリンタを備えているもので、メモリには受信された各店舗毎の各種アラームリストデータを記憶している。このアラームリストデータとは、図7ないし図9のフロ−チャ−トにより作成される開店時品揃えアラームリスト、品切れアラームリスト、品切れ見通しアラームリスト、閉店時品揃えアラームリストを作成するために必要なデータのことを指し、統合システム11のストアプロセッサ12からそのデータを受信している。
【0033】
さらに、プロセッサは、メモリに記憶されているアラームリストデータから各店舗毎の開店時の基準のある商品のアイテム数とその全商品の陳列数(数量)の合計を算出する手段と、開店時に品揃えゼロだった商品アイテム数とその商品の基準陳列数との差(不足数)の合計を算出する手段と、基準に対して不足している商品のアイテム数とその商品の基準陳列数との差(不足数)の合計を算出する手段と、基準陳列数量に対する不足数の率を算出する手段と、これらのデータと店舗数等を表示部あるいはプリンタに出力させる手段を備えている。
【0034】
さらに、プロセッサは、メモリに記憶されているアラームリストデータから各店舗毎の当日投入した基準のある商品のアイテム数とその商品の全陳列数(当日値付け数+前日繰り越し分)の合計を算出する手段と、値下げされた商品のアイテム数とその商品の数量、金額を合計する手段と、破棄された商品のアイテム数とその数量、金額を合計する手段と、これらのデータと店舗名等を表示部あるいはプリンタに出力させる手段を備えている。さらに、このプロセッサは全商品の金額と、値下げ金額と廃棄金額を加算したものとの比率をロス率として算出するロス比率算出手段を備えている。
【0035】
さらに、プロセッサは、メモリに記憶されているアラームリストデータから各店舗毎の閉店時の基準のある商品のアイテム数とその全商品の陳列数(数量)の合計を算出する手段と、閉店時に品揃えゼロだった商品アイテム数とその商品の基準陳列数との差(不足数)の合計を算出する手段と、基準に対して不足している商品のアイテム数とその商品の基準陳列数との差(不足数)の合計を算出する手段と、基準陳列数量に対する不足数の率を算出する手段と、これらのデータと店舗名等を表示部あるいはプリンタに出力させる手段を備えている。
【0036】
また、ホストコンピュータ21のキーボードには図19の開店時品揃え店別チェック、図20の品切れ店別チェック、図21の閉店時品揃え店別アラームを表示部に表示させる表示キーを備えている。
【0037】
次に、図2を参照して、計量ラベルプリンタ13、定額ラベルプリンタ14、計量器付き包装機15を総称した計量ラベルプリンタの構成について説明する。
【0038】
つまり、計量ラベルプリンタは、CPU板31と、このCPU板31に接続されるVGA板32とI/O板33を備えている。
【0039】
CPU板31には、例えば32ビットのRISCのCPU33が搭載されている。このCPU33からのシステムバス33aには、フラッシュROM(リード・オンリ・メモリ)34、DRAM(ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ)35、キャラクタジェネレータ36、SRAM(スタチック・ランダム・アクセス・メモリ)37、EEPROM(電気的に消去可能なプログラマブルリード・オンリ・メモリ)38、GA(ゲート・アレイ)39、増設メモリ40、RS232C端子41が接続される。
【0040】
EEPROM38には、図7〜図9のフロ−チャ−トの計量器に対応して処理を行なう部分についてのプログラムが記憶されている。
【0041】
このRS232Cコントローラ41には、秤部42が接続される。この秤部42は、図1の計量ラベルプリンタ13及び計量器付き包装機15に接続されている商品の重量を計測する。
【0042】
さらに、GA39には、セントロニクスのプロトコルで通信を行なう通信端子43が接続されている。
【0043】
CPU板31にはケーブル44を介してVGA板32が接続されている。つまり、このケーブル44を介してCPU板31のシステムバス33aと、VGA板32のバス32とが接続されている。
【0044】
このバス32には、FPGA51、VGAC(コントローラ)52、フラッシュROM(リード・オンリ・メモリ)53、カード・インタフェース54、5chのRS232C端子55が接続されている。
【0045】
上記FPGA51には、EPROM56が接続される。
【0046】
さらに、VGAC52には、表示データを記憶するDRAM57が接続されている。このVGAC52には、例えば10インチのカラーLCD58が接続されている。
【0047】
さらに、カードインタフェース54には、メモリカード59及びLANカード60が接続されている。
【0048】
さらに、RS232C端子55には、キーボード61及びタッチパネル62が接続されている。
【0049】
さらに、CPU板31には、I/O板33がケーブル71を介して接続されている。このケーブル71にはGA(ゲート・アレイ)72が接続されている。
【0050】
このI/O板33には、用紙を搬送するためのステッピングモータM73、用紙を巻き取るための各種DCモータM74、サーマルヘッド75、各種センサ76がそれぞれI/O板33の端子33a〜33dに接続されている。
【0051】
次に、上記のように構成された本発明の一実施の形態の動作について説明する。
【0052】
まず、図3を参照してスーパーの店舗における商品の陳列数と一日の顧客の数の変化及び開店時、閉店時及び営業時間の中の基準時間を見切りの判断としたことについて説明する。
【0053】
つまり、図3において、店は朝8時から開店し、20時で閉店する。
【0054】
図3において、曲線Aは店舗にきた顧客数を示し、折れ線グラフBは、ある商品の陳列数を示している。
【0055】
このグラフを見ても明らかなように、商品の陳列数は16:30分をもってピークとなっている。
【0056】
そして、16:30分をピークに顧客数は減少している。
【0057】
また、顧客数のピークは12時付近にもピークに達している。
【0058】
本発明は開店時及び閉店時に店内に陳列すべき商品の数を基準メモリに記憶しておくと共に、基準時刻、つまり見切りの判断時刻(16:30分)においてその時刻以降に商品の販売が予測される販売予測数を算出している。
【0059】
そして、開店時及び閉店時においては、商品を陳列すべき最適な数としての基準値と、実際に陳列されている商品の陳列数と、不足する商品の数とをリストにしてストアプロセッサあるいは計量器システムの表示部に表示するようにしている(以降、開店時アラーム、閉店時アラームという)
また、営業中の基準時刻、つまり見切りの判断時刻(16:40分)において、その時刻以降において販売が予測される販売予測数と陳列数と、不足する商品等をリストにしてストアプロセッサあるいは計量器システムの表示部に表示するようにしている(以降、見切りアラームという)。
【0060】
次に、図4のブロック図を参照して、開店時アラーム、見切りアラーム及び閉店時アラームの概略処理について説明する。
【0061】
まず、開店時アラーム処理について説明する。開店時において、残チェックシステム(図示しない)により残数が設定されている前日残数メモリから、商品毎の前日の残数を得る。そして、計量ラベルプリンタ13、定額ラベルプリンタ14、計量器付き包装機15等から出力される計量器データに基づき、当日値付けメモリに設定されている、発行されたラベルの数より、値付け数を得る。この値付け数が開店時に新たに店出しされる商品の数となる。
【0062】
そして、前日残数と計量器データとして得られた開店前値付け数とを加算することにより、開店時品出し数を算出している。
【0063】
そして、開店時に店内に陳列すべき基準値としての基準値と開店時の品出し数を開店時のアラームリストとして出力している。この開店時アラームリストを出力する場合の詳細な動作は、図7のフロ−チャ−トを参照して説明する。
【0064】
次に、見切りアラーム処理について簡単に説明する。まず、開店時アラーム処理から開店時品出し数を得る。そして、この開店時品出し数と開店後に計量ラベルプリンタ13、定額ラベルプリンタ14、計量器付き包装機15等から出力される計量器データより、発行されたラベルの数より、開店後値付け数を得る。
【0065】
そして、開店時品出し数と開店後値付け数とを加算し、その加算した値からPOS16から出力されるPOSデータより商品の販売個数を減算することにより、商品の現在の陳列数を得ている。これを陳列数メモリに記憶している。
【0066】
図5は見切り基準時刻(16時30分)を境にして、その時刻前後において商品が販売される比率、つまり構成比率を参照して、見切り基準時刻以降に商品が販売される予測数を算出している。そして、陳列数と販売が予想される予想数から、商品が不足する商品をリストアップした品切れ見通しアラームリスト、商品の陳列数がゼロのものをリストアップした品切れアラームリスト、見切りアラームリストを生成している。
【0067】
この見切りアラームリストを出力する処理については、図8のフロ−チャ−トを参照して説明する。
【0068】
次に、閉店時アラーム処理について説明する。
【0069】
まず、見切りアラーム処理において得られた現在の陳列数と閉店時に商品を揃えておくべき数としての、閉店時品揃え基準とが参照されて、閉店時アラームリストが生成される。
【0070】
この閉店時アラームリストを出力する処理については、図9のフロ−チャ−トを参照して後述する。
【0071】
以上のようにして、開店時アラームリスト、見切りアラームリスト、閉店時アラームリストを作成することができる。これら開店時アラームリスト、見切りアラームリスト、閉店時アラームリストの作成処理については、図7乃至図9を参照して後述する。
【0072】
次に、図5は図3の見切りの判断を行なう見切り基準時間(16:30分)を境にして、商品が販売される比率、つまり構成比率を曜日毎、カテゴリー別、商品別に販売比率メモリに記憶している。ここで、カテゴリー別とは、部位別ということで、豚肉であれば、肩肉、もも肉といった商品の部位を意味している。
【0073】
図5に示すような構成比率を参照して、見切り基準時間(16:30分)までの商品の販売個数をPOSデータから得て、見切り基準時間以降から閉店時までに販売されるであろう販売予想数を計算し、見切り予想数を算出するロジックについて説明する。
【0074】
図6の計算ロジックは、図5の水曜日の構成比率に基づいて、閉店までの販売予想数を計算するロジックについて説明する。
【0075】
まず、当日の開店時に商品を100個陳列していたとする。ここで、この100個の内訳としては、当日加工として60個、仕越しとして40個である。仕越しは、前日に商品化の一歩手前まで商品を加工しておく作業をいう。
【0076】
そして、図5の構成比率のうち水曜日の構成比率を参照する。この構成比率によれば、商品が見切り基準時間までに60パーセント、見切り基準時間から閉店までに40パーセント販売されることが読み取れる。
【0077】
従って、見切り基準時間までに、POSデータより50個販売されたことが確認されている場合には、その商品が見切り基準時間から閉店までに販売される予測販売数は、「50×0.4÷0.6」として算出される。
【0078】
つまり、開店時に商品を100個陳列した場合には、見切り基準時間までに50個実際に販売された場合には、見切り基準時間から閉店時間までに33個の商品が販売されることが予測される。
【0079】
100個の商品のうち、(50+33)=83個の商品が販売され、17個の商品が売れ残るという計算がなされる。つまり、見切り予測数として17個が算出される。
【0080】
次に、図7乃至図9のフロ−チャ−トを参照して開店時品揃えアラームリスト、品切れアラームリスト、品切れ見通しアラームリスト、見切りアラームリスト、閉店時品揃えアラームリストを作成する処理について説明する。
【0081】
まず、ストアプロセッサ12のキーボードに備えられている開店時品揃えアラームリスト表示キーを操作して、開店時品揃えアラームリストを出力する処理を起動させる(ステップS1)。
【0082】
この表示キーの操作に応答して、図7のフロ−チャ−トの処理が開始される。開店時品揃えアラームリストを作成するときの基本的なロジックは、図4で説明した通りである。
【0083】
次に、前日残数メモリに記憶されている商品の前日の残数と当日値付けメモリに記憶されている計量ラベルプリンタ13、定額ラベルプリンタ14、計量器付き包装機15とを総称した計量器から収集した当日の値付け数を商品毎に加算する(ステップS2)。
【0084】
そして、ステップS2で算出された数量からPOS16から送られてくる当日の販売数量を減算して現在の陳列数を算出するのであるが、開店前のため当日のPOSの販売数量はゼロであるため、この減算は行なわない(ステップS3)。
【0085】
従って、ステップS1で算出した商品の数は商品の陳列数としてストアプロセッサ12の陳列数メモリに記憶される。
【0086】
また、開店時に商品を店内に陳列すべき数量を各商品毎に基準値として記憶している基準値メモリから商品の開店時の品揃え基準を読み出し、「その品揃え基準値>陳列数」のものをピックアップして、陳列数から品揃え基準値を不足数算出手段により減算することにより、商品の不足数を算出している。
【0087】
次に、商品番号順、商品の不足数順に図10に示すように開店時品揃えアラームリストをリスト生成手段により生成する。
【0088】
ここで、リスト生成手段は、陳列数がゼロの場合は、陳列数がゼロ以外の場合とで別のリストとして生成している。
【0089】
そして、リスト生成手段で生成された開店時品揃えアラームリストは、ストアプロセッサの表示部に出力される(ステップS6)。
【0090】
ここで、ストアプロセッサ12にインライン接続されているネットワーク上のプリンタ(図示しない)にも出力するようにしても良い。
【0091】
以上のようにして、ストアプロセッサ12のキーボードから開店時品揃えアラームリスト表示キーを操作すると、開店時品揃えアラームリストはストアプロセッサ12の表示部12dに表示される。
【0092】
このように、開店時の各商品の品揃えについて基準を設けておき、開店時にストアプロセッサ12の表示部12dに商品毎に基準数量及び陳列数及び不足数をリストにして表示するようにしたので、マネージャーが不慣れであっても、開店時の品揃えを的確に行なうことができる。
【0093】
ところで、計量ラベルプリンタ13、定額ラベルプリンタ14、計量器付き包装機15とを総称した計量器の表示部に開店時品揃えアラームリストを表示させる場合には、計量器のキーボード61に設けられている開店時品揃えアラームリスト表示キーを操作する(ステップS11)。
【0094】
この操作に応答して、計量器のCPU33は開店時品揃えアラームリストを表示する要求信号をストアプロセッサ12に出力する(ステップS12)。
【0095】
この要求信号を受信したストアプロセッサ12は、前述したステップS2〜S5の処理により、リスト生成手段により開店時品揃えアラームリストを生成する。
【0096】
そして、リスト生成手段で生成された開店時品揃えアラームリストは定額ラベルプリンタ14、計量器付き包装機15とを総称した計量器に表示データとして返送される(ステップS13)。
【0097】
そして、この表示データは、計量器のLCD58に表示される(ステップS14)。また、サーマルヘッド75から開店時品揃えアラームリストが出力される。
【0098】
以上のようにして、計量器のキーボード61から開店時品揃えアラームリストを表示させる表示キーが操作された場合には、計量器の表示部、つまりLCD58に開店時アラームリストを表示させることができる。さらに、開店時アラームリストをサーマルヘッド75により記録紙に印字させることができる。
【0099】
このように、開店時の各商品の品揃えについて基準を設けておき、開店時に計量器の表示部、LCD58に商品毎に基準数量及び陳列数及び不足数をリストにして表示するようにしたので、スーパーのバックヤードで作業する作業者が不慣れであっても、開店時の品揃えを店にでることなくバックヤードで正確に知ることができる。
【0100】
次に、図8のフロ−チャ−トを参照して、品切れ見通しアラームリスト、品切れアラーム及び見切りアラームリストを表示させる動作について説明する。まず、ストアプロセッサ12のキーボードから3つのリストを表示させるキー操作を行なう(ステップS21)。
【0101】
このキー操作に応答して、商品の前日の残数と計量ラベルプリンタ13、定額ラベルプリンタ14、計量器付き包装機15とを総称した計量器から収集した当日の値付け数を商品毎に加算する(ステップS22)。
【0102】
さらに、ステップS22で算出された数量からPOS16から送られてくる当日の販売数量を減算して現在の陳列数を算出する(ステップS23)。
【0103】
従って、ステップS1で算出した商品の数は商品の陳列数としてストアプロセッサ12の陳列数メモリに記憶される。
【0104】
次に、図5及び図6を参照して前述したように、見切り基準時間を境にして、その見切り基準時間までの商品の販売個数をPOS16から得て、図5の構成比率を参照して販売予測数を販売予測数算出手段により算出する(ステップS25)。
【0105】
そして、販売予測数算出手段で算出された販売予測数と上記陳列数メモリに記憶されている商品の陳列数とを比較する(ステップS25)。
【0106】
そして、販売予測数から陳列数を減算することにより、商品の不足数量及び見切り数量を算出する。
【0107】
また、「販売予測数>陳列数」の商品をピックアップする(ステップS26)。
【0108】
そして、品切れ見通しアラームリスト生成手段により、「販売予測数>陳列数」の商品をピックアップし、商品番号順、商品が不足している個数が多い順番に、図12に示したリストを作成する(ステップS27)。
【0109】
また、この品切れ見通しアラームリスト生成手段で生成された「販売予測数>陳列数」の商品のうち「陳列数=0」の商品をピックアップする(ステップS28)。
【0110】
そして、品切れアラームリスト生成手段により、「販売予測数>陳列数」で、しかも「陳列数=0」の商品を商品番号順あるいは商品が不足する不足数順に図11に示した品切れアラームリストを生成する(ステップS29)。
【0111】
一方、「販売予測数<陳列数」の商品をピックアップする(ステップS30)。
【0112】
そして、見切りアラームリスト生成手段により、「販売予測数<陳列数」の商品を商品番号順あるいは商品が不足する不足数順に図13に示した見切りアラームリストを生成する(ステップS31)。
【0113】
そして、品切れ見通しアラームリスト生成手段により生成された品切れ見通しアラームリスト、品切れアラームリスト生成手段で生成された品切れァラームリスト、あるいは見切りアラームリスト生成手段で生成された見切りアラームリストは、ストアプロセッサの表示部に出力される(ステップS32)。
【0114】
ここで、ストアプロセッサ12にインライン接続されているネットワーク上のプリンタ(図示しない)にも出力するようにしても良い。
【0115】
以上のようにして、ストアプロセッサ12からのキー操作により品切れ見通しアラームリスト、品切れアラームリスト、見切りアラームリストが表示部12dに表示させることができる。
【0116】
以上のようにして、営業中において、販売予測をすることができるので、作り過ぎによる廃棄ロスあるいは商品の品出し不足によるチャンスロスを少なくするための情報を提供することができる。
【0117】
ところで、計量ラベルプリンタ13、定額ラベルプリンタ14、計量器付き包装機15とを総称した計量器の表示部に品切れ見通しアラームリスト、品切れァラームリストあるいは見切りアラームリストを表示させる場合には、計量器のキーボード61に設けられている見切りアラームリスト表示キーを操作する(ステップS41)。
【0118】
この操作に応答して、計量器のCPU33は開店時品揃えアラームリストを表示する要求信号をストアプロセッサ12に出力する(ステップS42)。
【0119】
この要求信号を受信したストアプロセッサ12は、前述したステップS22〜S31の品切れ見通しアラームリスト生成手段により生成された品切れ見通しアラームリスト、品切れアラームリスト生成手段で生成された品切れァラームリスト、あるいは見切りアラームリスト生成手段で生成された見切りアラームリストの表示データを計量器に出力する。この結果、各アラームリストに対応する表示データは計量器に入力される(ステップS43)。
【0120】
そして、この表示データは、計量器のLCD58に表示される(ステップS44)。また、サーマルヘッド75から開店時品揃えアラームリストが出力される。
【0121】
以上のようにして、計量器のキーボード61から品切れ見通しアラームリスト、品切れアラームリスト及び見切りアラームリストを表示させる表示キーが操作された場合には、計量器の表示部、つまりLCD58に品切れ見通しアラームリスト、品切れアラームリスト及び見切りアラームリストを表示させることができる。さらに、各アラームリストをサーマルヘッド75により記録紙に印字させることができる。
【0122】
このようにして、営業中において、販売予測をすることができるので、作り過ぎによる廃棄ロスあるいは商品の品出し不足によるチャンスロスを少なくするための情報をバックヤードにいる作業者にも提供することができる。
【0123】
次に、閉店時品揃えアラームリストを表示部に表示させる処理について説明する。
【0124】
まず、ストアプロセッサ12のキーボードに備えられている閉店時品揃えアラームリスト表示キーを操作して、閉店時品揃えアラームリストを出力する処理を起動させる(ステップS1)。
【0125】
この表示キーの操作に応答して、図9のフロ−チャ−トの処理が開始される。開店時品揃えアラームリストを作成するときの基本的なロジックは、図4で説明した通りである。
【0126】
次に、前日残数メモリに記憶されている商品の前日の残数と当日値付けメモリから計量ラベルプリンタ13、定額ラベルプリンタ14、計量器付き包装機15とを総称した計量器から収集した当日の値付け数を商品毎に加算する(ステップS52)。
【0127】
そして、ステップS52で算出された数量からPOS16から送られてくる当日の販売数量を減算して現在の陳列数を算出する(ステップS53)。
【0128】
従って、ステップS53で算出した商品の数は商品の陳列数としてストアプロセッサ12の陳列数メモリに記憶される。
【0129】
また、開店時に商品を店内に陳列すべき数量を各商品毎に基準値として記憶している基準値メモリから商品の開店時の品揃え基準値を読み出し、陳列数から品揃え基準値を不足数算出手段により減算することにより、商品の不足数を算出している(ステップS54)。
【0130】
次に、商品番号順、商品の不足数順に図14に示すように閉店時品揃えアラームリストをリスト生成手段により生成する。
【0131】
そして、リスト生成手段で生成された閉店時品揃えアラームリストは、ストアプロセッサ12の表示部に出力される(ステップS56)。
【0132】
ここで、ストアプロセッサ12にインライン接続されているネットワーク上のプリンタ(図示しない)にも出力するようにしても良い。
【0133】
以上のようにして、ストアプロセッサ12のキーボードから閉店時品揃えアラームリスト表示キーを操作すると、閉店時品揃えアラームリストはストアプロセッサ12の表示部12dに表示される。
【0134】
このように、ストアプロセッサ12のキー操作により閉店時の品揃えを商品毎に、基準数量、陳列数及び不足数をリストアップするようにしたので、マネージャが不慣れであっても、閉店時の品揃えを確実に行なうことができる。
【0135】
ところで、計量ラベルプリンタ13、定額ラベルプリンタ14、計量器付き包装機15とを総称した計量器の表示部に開店時品揃えアラームリストを表示させる場合には、計量器のキーボード61に設けられている閉店時品揃えアラームリスト表示キーを操作する(ステップS57)。
【0136】
この操作に応答して、計量器のCPU33は閉店時品揃えアラームリストを表示する要求信号をストアプロセッサ12に出力する(ステップS58)。
【0137】
この要求信号を受信したストアプロセッサ12は、前述したステップS52〜S55の処理により、リスト生成手段により閉店時品揃えアラームリストを生成する。
【0138】
そして、リスト生成手段で生成された閉店時品揃えアラームリストは定額ラベルプリンタ14、計量器付き包装機15とを総称した計量器に表示データとして返送される(ステップS59)。
【0139】
そして、この表示データは、計量器のLCD58に表示される(ステップS60)。また、サーマルヘッド75から閉店時品揃えアラームリストが出力される。
【0140】
以上のようにして、計量器のキーボード61から閉店時品揃えアラームリストを表示させる表示キーが操作された場合には、計量器の表示部、つまりLCD58に閉店時品揃えアラームリストを表示させることができる。さらに、開店時品揃えアラームリストをサーマルヘッド75により記録紙に印字させることができる。
【0141】
このようにして、計量器からのキー操作により閉店時品揃えアラームリストを表示させることができるので、バックヤードで作業している作業員は閉店時の品揃えに関する情報を正確に知ることができ、閉店時の品揃えを的確に行なうことができる。
【0142】
なお、上記した実施の形態においては、図5に示した構成比率においては、見切り基準時間を1つにするようにしたが、図15に示すように基準時間1、基準時間2というように2つの基準時間を設けても良い。このように、基準値を2つ設けることにより、きめの細かい販売予測を立てることができる。基準値は2でなくても、複数設けても良い。
【0143】
例えば、売り上げの構成比率を開店から基準時間1までは20%、基準時間1から基準時間2までは50%、基準時間2から閉店までは30%として良い。
【0144】
例えば、当日の商品の販売に関して、基準時間1を用いた場合の商品の販売予測の仕方について説明する。まず、POS16より基準時間1までの販売個数を得る。ここで、その商品の販売個数が25個の場合には、基準時間1から閉店までに予測される商品の販売予測数は「25×(0.5+0.3)÷0.2=100個」となる。
【0145】
従って、このように基準時間1を採用した場合には、「100−(25+100)=−25」というようになり、基準時間1以降に商品が25個不足することが予測される。
【0146】
一方、当日の商品の販売に関して、基準時間2を用いた場合の商品の販売予測の仕方について説明する。まず、POS16より基準時間2までの販売個数を得る。ここで、その商品の販売個数が90個の場合には、基準時間2から閉店までに予測される商品の販売予測数は「90×(0.3)÷(0.2+0.5)=39」となる。
【0147】
従って、このように基準時間2を採用した場合には、「125−(90+39)=−4」というように、基準時間2以降に商品が4個不足することが予測される。
【0148】
次に、図16乃至図19のフロ−チャ−ト及び図19ないし図21の表示画面図を参照して本部において、各店舗の販売情報を画面表示にして参照する在庫管理装置システムの動作について説明する。
【0149】
図16乃至図19のフロ−チャ−トは、ホストコンピュータ21のROM(図示しない)に記憶されているプログラムにより処理されている内容を示している。
【0150】
まず、開店時の各店舗の品揃えをチェックする場合の動作について説明する。
【0151】
ホストコンピュータ21に備えられているキーボードに設けられている開店時品揃え店別チェック表示キーを操作する(ステップS71)。
【0152】
各店舗に設けられた統合システム11から送信される各種アラームリストデータはホストコンピュータ21のメモリに記憶されている。そして、このメモリに記憶されている各店舗の各種アラームデータリストより、各店舗毎に開店時品揃え基準のあるアイテム数と「その商品の基準数量の合計=C」を算出する(ステップS72)。
【0153】
さらに、ホストコンピュータ21のメモリに記憶されているデータより各店舗毎に品揃えがゼロの商品を探し出し、その商品のアイテム数と「基準数量と陳列数(この場合はゼロ)の差の合計=不足数A」を算出する(ステップS73)。さらに、ホストコンピュータ21のメモリに記憶されているデータより各店舗毎に数量が不足している、つまり開店時品揃え基準>陳列数>0の関係を有する商品を探し出し、その商品のアイテム数と「基準数量と陳列数の差の合計=不足数B」を算出する(ステップS74)。
【0154】
そして、商品が不足する割合としての不足率(%)を以下の計算式により計算する(ステップS75)。
【0155】
つまり、不足率=(不足数A+不足数B)÷開店基準数量C×100として算出する。
【0156】
以上のようにして作成されたデータは店舗順、不足数順、不足率順あるいはそのベストnn、ワーストnn等の表示順に従って、本部のホストコンピュータ21の表示部に表示させる(ステップS76)。
【0157】
この結果、図19に示すような開店時品揃え店別チェックリストを本部に設置されているホストコンピュータ21の表示部に表示させることができる。
【0158】
従って、本部にいるスタッフは開店時の各店舗の品揃えを一目で把握することができる。このリストを参考にして、開店時の各店舗の品揃えに関して各店舗に指導をすることができる。
【0159】
次に、各店舗のロス管理をチェックするための動作について説明する。このように各店舗のロス管理をチェックする場合には、ホストコンピュータ21のキーボードに設けられた見切り店別アラーム表示キーを操作する。各店舗に設けられた統合システム11から送信される各種アラームリストデータはホストコンピュータ21のメモリに記憶されている。
【0160】
このメモリに記憶されている各店舗から収集したデータから各店舗毎に基準値をもつ商品のアイテム数をその商品の当日の陳列数の合計を商品の投入数として算出する(ステップS82)。
【0161】
また、メモリに記憶されている各店舗から収集したデータから、各店舗毎の値下げされた商品のアイテム数とその商品の数量、値下げ金額の合計を算出する(ステップS83)。
【0162】
さらに、メモリに記憶されている各店舗から収集したデータから各店舗毎の破棄された商品のアイテム数とその商品の数量と金額の合計を算出する。ここで、破棄数量は閉店後の陳列数より翌日繰り越した分を引いたもので算出できる(ステップS84)。さらに、ロス比率算出手段により全商品の金額と、値下げ金額と廃棄金額を加算したものとの比率をロス率として算出する。
【0163】
以上のようにして求められたデータを店舗別、金額順、ロス率順あるいはその最上位から複数店舗選択するベストnn、最下位から複数店舗を選択するワーストnn等の表示順の指示に従って、本部のホストコンピュータ21の表示部に表示させる(ステップS85)。・
この結果、図20に示すような開店時品揃え店別チェックリストを本部に設置されているホストコンピュータ21の表示部に表示させることができる。
【0164】
従って、本部にいるスタッフは各店舗のロス管理を一目で把握することができる。このリストを参考にして、各店舗にロス管理の指導をすることができる。
【0165】
次に、閉店時の各店舗の品揃えをチェックする場合の動作について説明する。
【0166】
ホストコンピュータ21に備えられているキーボードに設けられている開店時品揃え店別チェック表示キーを操作する(ステップS91)。
【0167】
各店舗に設けられた統合システム11から送信される各種アラームリストデータはホストコンピュータ21のメモリに記憶されている。そして、このメモリに記憶されている各店舗の各種アラームデータリストより、各店舗毎に開店時品揃え基準のあるアイテム数と「その商品の基準数量の合計=C」を算出する(ステップS92)。
【0168】
さらに、ホストコンピュータ21のメモリに記憶されているデータより各店舗毎に品揃えがゼロの商品を探し出し、その商品のアイテム数と「基準数量と陳列数(この場合はゼロ)の差の合計=不足数A」を算出する(ステップS93)。さらに、ホストコンピュータ21のメモリに記憶されているデータより各店舗毎に数量が不足している、つまり開店時品揃え基準>陳列数>0の関係を有する商品を探し出し、その商品のアイテム数と「基準数量と陳列数の差の合計=不足数B」を算出する(ステップS94)。
【0169】
そして、商品が不足する割合としての不足率(%)を以下の計算式により計算する(ステップS95)。
【0170】
つまり、不足率=(不足数A+不足数B)÷開店基準数量C×100として算出する。
【0171】
以上のようにして作成されたデータは店舗順、不足数順、不足率順あるいはその最上位から複数店舗選択するベストnn、最下位から複数店舗を選択するワーストnn等の表示順の指示に従って、本部のホストコンピュータ21の表示部に表示させる(ステップS96)。
【0172】
この結果、図21に示すような閉店時品揃え店別チェックリストを本部に設置されているホストコンピュータ21の表示部に表示させることができる。
【0173】
従って、本部にいるスタッフは閉店時の各店舗の品揃えを一目で把握することができる。このリストを参考にして、閉店時の各店舗の品揃えに関して各店舗に指導をすることができる。
【0174】
なお、図16乃至図18のフロ−チャ−トの処理において、リストをプリンタから出力させるようにしても良い。
【0175】
さらに、図16乃至図18のフロ−チャ−トの処理を各店舗に設けられたストアプロセッサ12で行なうようにしても良い。
【0176】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、開店時品揃え店別チェックリストを本部に設置されているホストコンピュータで確認することができる。従って、本部にいるスタッフは開店時の各店舗の品揃えを一目で把握することができる。このリストを参考にして、開店時の各店舗の品揃えに関して各店舗に指導をすることができる。
【0177】
請求項2記載の発明によれば、開店時品揃え店別チェックリストを本部に設置されているホストコンピュータで確認することができる。従って、本部にいるスタッフは各店舗のロス管理を一目で把握することができる。このリストを参考にして、各店舗にロス管理の指導をすることができる。
【0178】
請求項3記載の発明によれば、閉店時品揃え店別チェックリストを本部に設置されているホストコンピュータで確認することができる。従って、本部にいるスタッフは閉店時の各店舗の品揃えを一目で把握することができる。このリストを参考にして、閉店時の各店舗の品揃えに関して各店舗に指導をすることができる。
【0179】
請求項4記載の発明によれば、請求項1乃至3の効果に加えて、リストを見やすく表示させることができる。
【0180】
請求項5記載の発明によれば、請求項2の効果に加えて、リストを見やすくすることができる。
【0181】
請求項6記載の発明によれば、請求項2の効果に加えて、リストを見やすくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係わる在庫管理システムのシステム構成図。
【図2】計量ラベルプリンタ、定額ラベルプリンタ、計量器付き包装機を総称した計量ラベルプリンタの構成を示すブロック図。
【図3】商品の陳列数と客数の時間的変化を示すグラフ。
【図4】開店時アラーム、見切りアラーム及び閉店時アラームの概略処理について説明するための図。
【図5】商品の曜日毎の構成比率を示す図。
【図6】販売予測数を算出した一例を示す図。
【図7】開店時品揃えアラームリスト表示処理を説明するためのフロ−チャ−ト。
【図8】営業中に品切れ見通しアラームリスト、品切れアラームリスト、見切りアラームリストを表示させる処理を説明するためのフロ−チャ−ト。
【図9】閉店時品揃えアラームリストを表示させるためのフロ−チャ−ト。
【図10】開店時品揃えアラームリストを示す図。
【図11】品切れアラームリストを示す図。
【図12】品切れ見通しアラームリストを示す図。
【図13】見切りアラームリストを示す図。
【図14】閉店時品揃えアラームリストを示す図。
【図15】売り上げ構成基準としての基準時間を2つ設けた例を示す図。
【図16】開店時品揃え店別チェックをホストコンピュータの表示部に表示させる処理を説明するためのフロ−チャ−ト。
【図17】見切り店別アラームをホストコンピュータの表示部に表示させる処理を説明するためのフロ−チャ−ト。
【図18】閉店時品揃え店別チェックをホストコンピュータの表示部に表示させる処理を説明するためのフロ−チャ−ト。
【図19】ホストコンピュータの表示部に表示された開店時品揃え店別チェックを示す図。
【図20】ホストコンピュータの表示部に表示された見切り店別アラームを示す図。
【図21】ホストコンピュータの表示部に表示された閉店時品揃え店別チェックを示す図。
【符号の説明】
11…統合システム、
12…ストアプロセッサ、
13…計量ラベルプリンタ、
14…定額ラベルプリンタ、
15…計量器付き包装機、
16…POS、
17…ルータ、
18…プロセッサ、
58…LCD、
61…キーボード、
75…サーマルヘッド。

Claims (6)

  1. 販売データを登録する販売登録装置と値付けデータを登録する値付け登録装置とを回線で接続し、販売登録装置で登録した販売データと値付け登録装置で登録した値付けデータを一括管理するストアプロセッサを有する各店舗毎に設けられた統合システムとこの統合システムとオンライン接続された本部システムとを有する在庫管理装置システムにおいて、
    本部システムに設けられ各店舗に警告すべき各種アラームリストデータを記憶する記憶手段と、
    この記憶手段に記憶されている各種アラームリストデータより開店時品揃え数ゼロの商品数、開店時品揃え数量不足商品数及び不足率等を算出する算出手段と、
    この記憶手段に記憶されている各種アラームリストデータ及びこの算出手段により算出されたデータに基づいて各店舗毎の開店時品揃え基準数量、開店時品揃え数ゼロの商品数、開店時品揃え数量不足商品数、不足率等を並べて上記本部システムの表示部に表示させる表示手段とを具備したことを特徴とする在庫管理装置システム。
  2. 販売データを登録する販売登録装置と値付けデータを登録する値付け登録装置とを回線で接続し、販売登録装置で登録した販売データと値付け登録装置で登録した値付けデータを一括管理するストアプロセッサを有する各店舗毎に設けられた統合システムとこの統合システムとオンライン接続された本部システムとを有する在庫管理装置システムにおいて、
    本部システムに設けられ各店舗毎に警告すべき各種アラームリストデータを記憶する記憶手段と、
    この記憶手段に記憶されている各種アラームリストデータより値下げした数量及び値下げした金額、廃棄した数量及び廃棄した金額を算出する算出手段と、
    この記憶手段に記憶されている各種アラームリストデータ及びこの算出手段により算出されたデータに基づいて各店舗毎の全値付け数、値下げした数量及び値下げした金額、廃棄した数量及び廃棄した金額等を並べて上記本部システムの表示部に表示させる表示手段とを具備したことを特徴とする在庫管理装置システム。
  3. 販売データを登録する販売登録装置と値付けデータを登録する値付け登録装置とを回線で接続し、販売登録装置で登録した販売データと値付け登録装置で登録した値付けデータを一括管理するストアプロセッサを有する各店舗毎に設けられた統合システムとこの統合システムとオンライン接続された本部システムとを有する在庫管理装置システムにおいて、
    本部システムに設けられ各店舗毎に警告すべき各種アラームリストデータを記憶する記憶手段と、
    この記憶手段に記憶されている各種アラームリストデータより閉店時品揃え数ゼロの商品数、閉店時品揃え数量不足商品数及び不足率等を算出する算出手段と、
    この記憶手段に記憶されている各種アラームリストデータ及びこの算出手段により算出されたデータに基づいて各店舗毎の閉店時品揃え基準数量、閉店時品揃え数ゼロの商品数、閉店時品揃え数量不足商品数、不足率等を並べて上記本部システムの表示部に表示させる表示手段とを具備したことを特徴とする在庫管理装置システム。
  4. 上記表示部に表示されたデータの表示順序は、不足数量順、不足率順及びその最上位から複数店舗、最下位から複数店舗を選択することができることを特徴とする請求項1あるいは請求項3記載のいずれか一記載の在庫管理装置システム。
  5. 上記表示部に表示されたデータの表示順序は、値下げ数量順、値下げ金額順、廃棄数量順、金額順及び最上位から複数店舗、最下位から複数店舗を選択することができることを特徴とする請求項2記載の在庫管理装置システム。
  6. 全商品の金額と、値下げ金額と廃棄金額を加算したものとの比率をロス比率として算出するロス比率算出手段とを具備し、上記表示手段は、このロス比率算出手段で算出されたロス比率も上記本部システムの表示部に表示させるようにしたことを特徴とする請求項2記載の在庫管理システム。
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