JP3848330B2 - 転写装置 - Google Patents

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Description

この発明は、電子写真方式の画像形成によって形成されたトナー像を無端ベルトを介して用紙等の記録媒体(以下、用紙という。)上に転写する画像形成装置の転写装置に関し、特に、転写ローラを用いて像担持体から無端ベルト又は無端ベルト上の用紙にトナー像を転写する転写装置に関する。
近年、電子写真方式の画像形成装置に対して、モノクロ画像形成だけでなくフルカラー画像形成の要請が高まっており、電子写真方式のフルカラー画像形成装置の開発が進められている。通常、フルカラー画像形成装置は、フルカラー画像を色分解した複数の色相の画像データ毎に、対応する色相のトナーを用いて画像形成を行う。例えば、加法混色の3原色の各色相(赤、緑、青)のフィルタを介して同一のフルカラー画像を読み取り、読み取ったデータから減法混色の3原色(シアン、マゼンタ、イエロー)及びブラックの各色相の画像データを作成し、各色相の画像データに基づいて対応する色相のトナーを用いて可視化像を作成し、各色相の可視化像を重ね合せることによってフルカラー画像を形成する。
このようなフルカラー画像形成装置では、色相毎に露光工程、現像工程及び転写工程が必要であるとともに、各色相の可視化像の位置合わせが問題となり、フルカラー画像の画像形成速度はモノクロ画像の画像形成速度に較べて遅いとの印象が強い。
このため、従来より、半導電性の無端ベルトを回転自在に設け、それぞれが互いに異なる色相の可視化像を個別に形成する複数(例えば、4個)の画像形成部を無端ベルトの外周面の移動方向に沿って一列に配置し、無端ベルトが少なくとも1回転する間に1枚のフルカラー画像を形成するタンデム型のフルカラー画像形成装置が提案されている。(例えば、特許文献1参照。)。
また、タンデム型のフルカラー画像形成装置として、各画像形成部で像担持体である感光体ドラムの表面に形成された各色相の可視化像を無端ベルト(中間転写ベルト)の外周面において重ね合わせた後に用紙上に転写する中間転写方式によりフルカラー画像を形成するようにしたものがある。
中間転写方式による画像形成を行うタンデム型のフルカラー画像形成装置では、フルカラー画像形成及びモノクロ画像形成が可能である。フルカラー画像形成時は、図7(A)に示すように、装置本体に備えられる転写装置において無端ベルト11が形成するループ形状の移動経路の内側に伝達部材215a〜215dに保持された昇降自在な転写ローラ13a〜13dが下降して無端ベルト11の外周面を各色相の像担持体101a〜101dの周面に接触させた状態で、転写ローラ13a〜13dに供給された転写電力によって各色相に分解された画像情報に基づいて像担持体の周面に作成された可視化像が無端ベルト11に一次転写され、その後用紙に二次転写が行われる。
一方、モノクロ画像形成時は、図7(B)に示すように黒色の可視化像が形成される像担持体101aに対向する転写ローラ13aのみが下降して無端ベルト11の外周面を像担持体101aの周面にのみ接触させた状態で、転写ローラ13aにのみ供給された転写電力によって画像情報に基づいて作成された黒色の可視化像が一次転写され、その後用紙に二次転写が行われる。
なお、画像形成を行わない待機時においては、図7(C)に示すように全ての転写ローラ13a〜13dが上昇して無端ベルト11の外周面と像担持体101a〜101dの周面とが離間した状態となる。
ここで、モノクロ画像用の転写ローラ13aとフルカラー画像用の転写ローラ13b〜13dとに対しては、図示しない別々の電源装置から転写電力が供給されている。これは、フルカラー画像形成時及びモノクロ画像形成時のトナー像の転写精度を保持するため、モノクロ画像形成時とフルカラー画像形成時とで転写ローラ13aに異なる転写電力を供給しなければならないからである。モノクロ画像形成時は、フルカラー画像用の転写ローラ13b〜13dは図7(B)に示すように無端ベルト11に当接しておらず、転写電力も供給されない。一方、フルカラー画像形成時は、全ての転写ローラ13a〜13dに転写電力が供給される。そのため、全ての転写ローラ13a〜13dに同一の転写電力を供給した場合に、モノクロ画像形成時とフルカラー画像形成時とでは転写ローラ13a〜13dから無端ベルト11に供給される転写電力量が異なり、無端ベルト11へのトナー像の転写精度がモノクロ画像形成時とフルカラー画像形成時とでは異なってしまうからである。
特願平10−039651号公報
しかしながら、上述の複数の電源装置を備えた構成では、複数の電源装置を配置するスペースを確保する必要があるので転写装置のコンパクト化を図ることができず、また複数の電源装置を用いるのでコストが高騰してしまう問題があった。
この発明の目的は、転写精度を維持しつつ単一の電源装置を用いてモノクロ画像用の転写ローラ及びフルカラー画像用の転写ローラに転写電力を供給することにより、コンパクト化及びコストダウンを実現できる転写装置を提供することにある。
この発明は、上記の課題を解決するために、以下の構成を備えている。
(1)ループ状の移動経路を形成する無端ベルトの一定の移動方向の上流側から下流側に向かって並設された複数のフルカラー画像用の像担持体及びモノクロ画像用の像担持体のそれぞれに前記無端ベルトの一部を挟んで対向するように該無端ベルトの内側面に常に当接し、且つ、昇降自在に支持された複数のフルカラー画像用の転写ローラ及びモノクロ画像用の転写ローラを備えた転写装置において、
前記複数のフルカラー画像用の転写ローラ及び前記モノクロ画像用の転写ローラのそれぞれに導電部材を介して少なくともフルカラー画像の転写時及びモノクロ画像の転写時に同一の転写電力を供給する単一の共通電源を備えたことを特徴とする。
この構成においては、少なくともフルカラー画像用の像担持体の周面に形成されるトナー像及びモノクロ画像用の像担持体の周面に形成されるトナー像を無端ベルトに転写するフルカラー画像の転写時と、モノクロ画像用の像担持体の周面に形成されたトナー像を無端ベルトに転写するモノクロ画像の転写時と、において、常に無端ベルトの内側面に当接する複数のフルカラー画像用の転写ローラ及びモノクロ画像用の転写ローラに単一の共通電源から導電部材を介して同一の転写電力が供給される。また、モノクロ画像用の転写ローラ及びフルカラー画像用の転写ローラから無端ベルトに転写電力が供給され、転写電力によってフルカラー画像用の像担持体及びモノクロ画像用の像担持体の周面に形成されたトナー像が無端ベルトに転写される。フルカラー画像の転写時及びモノクロ画像の転写時は、モノクロ画像用の転写ローラ及びフルカラー画像用の転写ローラは無端ベルトに当接しているので、無端ベルトに供給される転写電力量が同一になる。
(2)前記移動方向に略平行な方向に往復移動して前記複数のフルカラー画像用の転写ローラ及び前記モノクロ画像用の転写ローラを昇降させるフルカラー画像用の転写部材移動機構及びモノクロ画像用の転写部材移動機構を備え、
前記導電部材は、前記フルカラー画像用の転写部材移動機構及び前記モノクロ画像用の転写部材移動機構に前記往復移動の移動方向に伸縮自在に配置され、
一端側の支持端部が前記転写部材移動機構に支持され、他端側の自由端部が前記複数のフルカラー画像用の転写ローラ及び前記モノクロ画像用の転写ローラのそれぞれに常に当接し、この当接方向に弾性力が発生する複数のフルカラー画像用の導電性の弾性部材及びモノクロ画像用の導電性の弾性部材を含むことを特徴とする。
この構成においては、導電部材がフルカラー画像用の転写部材移動機構及びモノクロ画像用の転写部材移動機構に、該転写部材移動機構の往復移動の移動方向に伸縮自在に配置されている。導電部材に含まれる導電性を有する複数のフルカラー画像用の弾性部材及びモノクロ画像用の弾性部材の一端側の支持端部が、フルカラー画像用の転写部材移動機構及びモノクロ画像用の転写部材移動機構に配置されているので、フルカラー画像用の転写部材移動機構及びモノクロ画像用の転写部材移動機構の往復移動に伴って往復移動する。
したがって、フルカラー画像用の弾性部材及びモノクロ画像用の弾性部材が、フルカラー画像用の転写部材移動機構及びモノクロ画像用の転写部材移動機構の往復移動に伴って昇降する複数のフルカラー画像用の転写ローラ及びモノクロ画像用の転写ローラの昇降とともに往復移動する。
また、複数のフルカラー画像用の弾性部材及びモノクロ画像用の弾性部材の他端側の自由端部が、当接方向の弾性力によって複数のフルカラー画像用の転写ローラ及びモノクロ画像用の転写ローラのそれぞれに当接する方向に付勢されている。
これにより、転写ローラが上昇した際、当該転写ローラに当接する弾性部材が当接方向とは逆方向の当該転写ローラから離間する方向に移動した場合等に当該転写ローラと接触している自由端部が弾性力によって上昇する。したがって、各弾性部材と各転写ローラとの当接箇所が略一定に維持されるので、各弾性部材が当接する転写ローラ以外の箇所に転写電力を供給してしまうことがない。
(3)前記共通電源は、前記無端ベルトに対する前記トナー像の転写の開始から終了までの間において常に前記複数のフルカラー画像用の転写ローラ及び前記モノクロ画像用の転写ローラに転写電力を供給することを特徴とする。
この構成においては、フルカラー画像の転写時及びモノクロ画像の転写時において、最初のトナー像の無端ベルトに対する転写が開始されてから全ての転写すべきトナー像の転写が終了する間は、単一の共通電源から常に複数のフルカラー画像用の転写ローラ及びモノクロ画像用の転写ローラの全てに同一の転写電力が供給される。つまり、フルカラー画像の転写時においては、フルカラー画像用の像担持体及びモノクロ画像用の像担持体の周面に形成されたトナー像のうち最初に1つ目のトナー像転が写開始されてから全てのトナー像が転写終了するまでの間は、全ての転写ローラに同一の転写電力が供給され続けられる。また、モノクロ画像の転写時においては、モノクロ画像用の像担持体の周面に形成されたトナー像の転写が開始されてから終了するまでの間は、全ての転写ローラに同一の転写電力が供給され続けられる。そのため、フルカラー画像の転写時及びモノクロ画像の転写時において、全てのトナー像の無端ベルトへの転写が終了するまでフルカラー画像用の転写ローラ及びモノクロ画像用の転写ローラに当接された無端ベルトには常に同一の転写電力量が供給される。
この発明によれば、以下の効果を奏することができる。
(1)少なくともフルカラー画像の転写時及びモノクロ画像の転写時において、常に複数のフルカラー画像用の転写ローラ及びモノクロ画像用の転写ローラに単一の共通電源から同一の転写電力を供給することによって、少なくともフルカラー画像の転写時及びモノクロ画像の転写時においてトナー像を転写するための無端ベルトの転写電力量を等しくすることができるので、フルカラー画像の転写時及びモノクロ画像の転写時におけるトナー像の転写精度を保持することができる。
また、複数ではなく単一の共通電源を用いるだけなのでコストダウンを図ることができ、装置のコンパクト化を図ることができる。
(2)フルカラー画像用の転写部材移動機構及びモノクロ画像用の転写部材移動機構に配置された導電性部材に含まれる複数のフルカラー画像用の弾性部材及びモノクロ画像用の弾性部材の他端側の自由端部を複数のフルカラー画像用の転写ローラ及びモノクロ画像用の転写ローラに弾性力によって常に当接させることによって、各弾性部材と各転写ローラとの当接箇所を転写ローラの昇降に関わらず略一定に維持することができる。このため、各弾性部材が当接すべき転写ローラ以外の箇所に転写電力を供給してしまうことを防止できる。
これにより、転写ローラの昇降に関わらず常に同一の転写電力を転写ローラに供給することができ、フルカラー画像の転写時及びモノクロ画像の転写時においてトナー像を転写するための無端ベルトの転写電力量を等しくすることができるので、単一の共通電源を用いてもフルカラー画像の転写時及びモノクロ画像の転写時におけるトナー像の転写精度を適切に保持することができる。
また、弾性部材を導電部材として転写ローラに当接しているので、転写部材移動機構の往復移動や転写ローラの昇降等によって導電部材が経年劣化することを防止できる。
(3)無端ベルトにトナー像を転写開始してから終了するまでの間において常に複数のフルカラー画像用の転写ローラ及びモノクロ画像用の転写ローラに同一の転写電力を供給することによって、転写時に全てのトナー像の無端ベルトへの転写が終了するまでフルカラー画像用の転写ローラ及びモノクロ画像用の転写ローラに当接された無端ベルトに常に同一の転写電力量をより正確に供給できるので、単一の共通電源を用いてフルカラー画像の転写時及びモノクロ画像の転写時におけるトナー像の転写精度をより適切に保持することができる。
以下に、この発明の最良の実施形態に係る転写装置を図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は、この発明の実施形態に係る転写装置を備えた画像形成装置の構成を示す図である。画像形成装置100は、外部から伝達された画像データに応じて、用紙等の記録媒体に対して多色および単色の画像を形成する。このため、画像形成装置100は、露光ユニットE、感光体ドラム(本発明の像担持体に相当する。)101(101a〜101d)、現像ユニット102(102a〜102d)、帯電ローラ103(103a〜103d)、クリーニングユニット104(104a〜104d)、中間転写ベルト(本発明の無端ベルトに相当する。)11、一次転写ローラ(本発明の転写ローラに相当する。)13(13a〜13d)、二次転写ローラ14、定着装置15、用紙搬送路P1,P2,P3、給紙カセット16、手差し給紙トレイ17及び排紙トレイ18等を備えている。
画像形成装置100は、フルカラー画像を色分解して得られる減法混色の3原色であるイエロー(Y)、マゼンタ(M)及びシアン(Y)にブラック(K)を加えた4色の各色相に対応した画像データを用いて画像形成を行う。感光体ドラム101(101a〜101d)、現像ユニット102(102a〜102d)、帯電ローラ103(103a〜103d)、一次転写ローラ13(13a〜13d)及びクリーニングユニット104(104a〜104d)は、各色相に応じてそれぞれ4個ずつ設けられており、4つの画像形成部Pa〜Pdを構成している。画像形成部Pa〜Pdは、中間転写ベルト11の移動方向(副走査方向)に一列に配列されている。
帯電ローラ103は、感光体ドラム101の表面を所定の電位に均一に帯電させる接触方式の帯電器である。帯電ローラ103に代えて、帯電ブラシを用いた接触方式の帯電器、又は、帯電チャージャを用いた非接触方式の帯電器を用いることもできる。露光ユニットEは、図示しない半導体レーザ、ポリゴンミラー4及び反射ミラー8等を備えており、ブラック、シアン、マゼンタ及びイエローの各色相の画像データによって変調されたレーザビームのそれぞれを感光体ドラム101a〜101dのそれぞれに照射する。感光体ドラム101a〜101dのそれぞれには、ブラック、シアン、マゼンタ及びイエローの各色相の画像データによる潜像が形成される。
現像ユニット102は、潜像が形成された感光体ドラム101aの表面に現像剤を供給し、潜像をトナー像に顕像化する。現像ユニット102a〜102dのそれぞれは、ブラック、シアン、マゼンタ及びイエローの各色相の現像剤を収納しており、感光体ドラム101a〜101dのそれぞれに形成された各色相の潜像をブラック、シアン、マゼンタ及びイエローの各色相のトナー像に顕像化する。クリーニングユニット104は、現像・画像転写後における感光体ドラム101上の表面に残留したトナーを除去・回収する。
感光体ドラム101の上方に配置されている中間転写ベルト11は、駆動ローラ11aと従動ローラ11bとの間に張架されてループ状の移動経路を形成している。中間転写ベルト11の外周面は、感光体ドラム101d、感光体ドラム101c、感光体ドラム101b及び感光体ドラム101aにこの順に対向する。この中間転写ベルト11を挟んで各感光体ドラム101a〜101dに対向する位置に、一次転写ローラ13a〜13dが配置されている。中間転写ベルト11が感光体ドラム101a〜101dに対向する位置のそれぞれが一次転写位置である。
中間転写ベルト11は、厚さ100μm〜150μm程度のフィルムを用いて無端状に形成されており、抵抗値は1011〜1012Ω・cmのレベルである。中間転写ベルト11の抵抗値がこのレベルよりも低い場合には中間転写ベルト11からのリークが生じて一次転写時に充分な転写電力を維持することができず、中間転写ベルト11の抵抗値がこのレベルよりも高い場合には各転写位置を通過後の中間転写ベルト11を除電する手段が別途必要になるからである。
一次転写ローラ13a〜13dには、感光体ドラム101a〜101dの表面に担持されたトナー像を中間転写ベルト11上に転写するために、トナーの帯電極性と逆極性の一次転写バイアス(本発明の転写電力に相当する。)が定電圧制御によって印加される。これによって、感光体ドラム101(101a〜101d)に形成された各色相のトナー像は中間転写ベルト11の外周面に順次重ねて転写され、中間転写ベルト11の外周面にフルカラーのトナー像が形成される。
但し、イエロー、マゼンタ、シアン及びブラックの色相の一部のみの画像データが入力された場合には、4つの感光体ドラム101a〜101dのうち、入力された画像データの色相に対応する一部の感光体101のみにおいて潜像及びトナー像の形成が行われる。例えば、モノクロ画像形成時には、ブラックの色相に対応した感光体ドラム101aのみにおいて潜像の形成及びトナー像の形成が行われ、中間転写ベルト11の外周面にはブラックのトナー像のみが転写される。
なお、この発明の実施形態では、中間転写ベルト11に付与される一次転写バイアス量を一定にするため、フルカラー画像用の感光体ドラム101b〜101dの周面に形成されるトナー像及びモノクロ画像用の感光体ドラム101aの周面に形成されるトナー像を中間転写ベルト11に転写するフルカラー画像の転写時であっても、モノクロ画像用の感光体ドラム101aの周面に形成されたトナー像を中間転写ベルト11に転写するモノクロ画像の転写時であっても常に全ての一次転写ローラ13a〜13dに同一の一次転写バイアスが印加される。それに伴って、常に全ての一次転写ローラ13a〜13dが中間転写ベルト11に当接した状態となる。常に当接していないと、画像形成時毎に中間転写ベルト11に付与される一次転写バイアス量が変化し、中間転写ベルト11へのトナー像の転写精度がばらついてしまうからである。
一次転写バイアスは、最初のトナー像の中間転写ベルト11に対する転写が開始されてから全てのトナー像の転写が終了するまでの間において一次転写ローラ13a〜13dの全てに印加される。これは、フルカラー画像の転写時及びモノクロ画像の転写時において、全てのトナー像の中間転写ベルト11への転写が終了するまで一次転写ローラ13a〜13dに当接された中間転写ベルト11に常に同一の一次転写バイアスを供給し、フルカラー画像の転写時及びモノクロ画像の転写時におけるトナー像の転写精度を適切に保持するためである。
例えば、フルカラー画像の転写時においては、少なくとも感光体ドラム101dの周面に形成されたイエローのトナー像を中間転写ベルト11に転写開始する時から感光体ドラム101aの周面に形成された黒色のトナー像の転写が終了する間、常に一次転写ローラ13a〜13dに一次転写バイアスが印加される。また、モノクロ画像の転写時においては、少なくとも感光体ドラム101aの周面に形成された黒色のトナー像を中間転写ベルト11に転写開始する時から転写が終了する間、常に一次転写ローラ13a〜13dに一次転写バイアスが印加される。
各一次転写ローラ13a〜13dは、直径8〜10mmの金属(例えばステンレス)を素材とする軸の表面を導電性の弾性材(例えばEPDM,発泡ウレタン等)により被覆して構成されており、導電性の弾性材によって中間転写ベルト11に均一に高電圧を印加する。中間転写ローラ103に代えて、ブラシ状の中間転写部材を用いることもできる。
なお、一次転写ローラ13a〜13dのそれぞれは、感光体ドラム101a〜101dのそれぞれに対して、感光体ドラム101a〜101dの周面における中間転写ベルト11の当接位置における法線方向と異なる方向に付勢されている。
各一次転写位置において中間転写ベルト11の外周面に転写されたトナー像は、中間転写ベルト11の回転によって、二次転写ローラ14との対向位置に搬送される。二次転写ローラ14は、画像形成時において、内周面が駆動ローラ11aの周面に接触する中間転写ベルト11の外周面に所定のニップ圧で圧接されている。給紙カセット16又は手差し給紙トレイ17から給紙された用紙が二次転写ローラ14と中間転写ベルト11との間を通過する際に、二次転写ローラ14にトナーの帯電極性とは逆極性の高電圧が印加される。これによって、中間転写ベルト11の外周面から用紙の表面にトナー像が転写される。
なお、二次転写ローラ14と中間転写ベルト11とのニップ圧を所定値に維持するために、二次転写ローラ14又は駆動ローラ11aの何れか一方を硬質材料(金属等)によって構成し、残る他方を弾性ローラ等の軟質材料(弾性ゴムローラまたは発泡性樹脂ローラ等)とする。
また、感光体ドラム101から中間転写ベルト11に付着したトナーのうち用紙上に転写されずに中間転写ベルト11上に残存したトナーは、次工程での混色を防止するために、クリーニングユニット12によって回収される。
トナー像が転写された用紙は、定着装置15に導かれ、加熱ローラ15aと加圧ローラ15bとの間を通過して加熱及び加圧を受ける。これによって、トナー像が、用紙の表面に堅牢に定着する。トナー像が定着した用紙は、排紙ローラ18aによって排紙トレイ18上に排出される。
画像形成装置100には、用紙カセット16に収納されている用紙を二次転写ローラ14と中間転写ベルト11との間及び定着装置15を経由して排紙トレイ18に送るための略垂直方向の用紙搬送路P1が設けられている。用紙搬送路P1には、用紙カセット16内の用紙を一枚ずつ用紙搬送路P1内に繰り出すピックアップローラ16a、繰り出された用紙を上方に向けて搬送する搬送ローラr、搬送されてきた用紙を所定のタイミングで二次転写ローラ14と中間転写ベルト11との間に導くレジストローラ19、及び、用紙を排紙トレイ18に排出する排紙ローラ18aが配置されている。
また、画像形成装置100の内部には、手差し給紙トレイ17からレジストローラ19に至る間に、ピックアップローラ17a及び搬送ローラrを配置した用紙搬送路P2が形成されている。さらに、排紙ローラ18aから用紙搬送路P1におけるレジストローラ19の上流側に至る間には、用紙搬送路P3が形成されている。
排紙ローラ18aは、正逆両方向に回転自在にされており、用紙の片面に画像を形成する片面画像形成時、及び、用紙の両面に画像を形成する両面画像形成における第2面画像形成時に正転方向に駆動されて用紙を排紙トレイ18に排出する。一方、両面画像形成における第1面画像形成時には、排出ローラ18aは、用紙の後端が定着装置15を通過するまで正転方向に駆動された後、用紙の後端部を挟持した状態で逆転方向に駆動されて用紙を用紙搬送路P3内に導く。これによって、両面画像形成時に片面のみに画像が形成された用紙は、表裏面及び前後端を反転した状態で用紙搬送路P1に導かれる。
レジストローラ19は、用紙カセット16若しくは手差し給紙トレイ17から給紙され、又は、用紙搬送路P3を経由して搬送された用紙を、中間転写ベルト11の回転に同期したタイミングで2次転写ローラ14と中間転写ベルト11との間に導く。このため、レジストローラ19は、感光体ドラム101や中間転写ベルト11の動作開始時には回転を停止しており、中間転写ベルト11の回転に先立って給紙又は搬送された用紙は、前端をレジストローラ19に当接させた状態で用紙搬送路P1内における移動を停止する。この後、レジストローラ19は、2次転写ローラ14と中間転写ベルト11とが圧接する位置で、用紙の前端部と中間転写ベルト11上に形成されたトナー像の前端部とが対向するタイミングで回転を開始する。
図2は、この発明の実施形態に係る転写装置の構成を示す正面図である。この実施形態に係る転写装置200では、駆動ローラ11a及び従動ローラ11bに張架された中間転写ベルト11のループ状の移動経路の下側に対向するように一次転写位置Ta〜Tdを配置している。また、矢印Q方向の中間転写ベルト11の移動方向における最も下流側に配置された一次転写ローラ13aの下流側で、この一次転写ローラ13aに近接する位置に二次転写ローラ14を配置している。
これは、略垂直方向に搬送される用紙に対して中間転写ベルト11からトナー像を二次転写する構成において、画像形成装置100の小型化を実現しつつ、最も上流側の一次転写ローラ13dによる一次転写を開始した後に二次転写ローラ14による二次転写を終了するまでの時間を短縮して画像形成速度を高速化するためである。
各一次転写位置Ta〜Tdにおいて、一次転写ローラ13a〜13dは、中間転写ベルト11の移動方向における感光体ドラム101a〜101dの下流側で、中間転写ベルト11を挟んで感光体ドラム101a〜101dに接触しない位置に配置されている。中間転写ベルト11は、一次転写ローラ13a〜13dによって感光体ドラム101a〜101dに当接する方向に常に押圧されている。
一次転写ローラ13a〜13dは、ローラ昇降部材21a〜21dのL字形状の一端に軸支されている。ローラ昇降部材21a〜22dは、一次転写ローラ13a〜13dの軸方向に直交する方向の断面がL字形状を呈し、屈曲部において一転写ローラ13a〜13dの軸方向に平行な軸で揺動自在に支持されている。ローラ昇降部材13aは、上端(他端)にスライド部材22aが係止されている。ローラ昇降部材13b〜13dは、上端(他端)にスライド部材22bが係止されている。
各スライド部材22a及び22bは、周面が同軸上に配置された第1の回転カム23a及び第2の回転カム23bに係合し、各回転カム23a,23bの回転による周面の変位及びスプリング24a,24bにより生じる矢印Q方向に略平行な水平方向の弾性力によって水平方向に往復移動自在にされている。スライド部材22a,22bが水平方向に移動することにより、ローラ昇降部材21a〜21dが揺動し、一次転写ローラ13aは単独で、一次転写ローラ13b〜13dは一体的に感光体ドラム101a〜101dに接近する位置と離間する位置との間を移動(昇降)する。
なお、一次転写ローラ13a〜13dがフルカラー画像の転写時、モノクロ画像の転写時及び待機時のそれぞれに応じた位置に移動することにより、中間転写ベルト11の下側の移動経路が変形する。これにともなって、図2に示す一端にスプリング27が係止されたレバー26の他端に支持されているテンションローラ25が上下に変位し、中間転写ベルト11の張力が一定に維持される。また、テンションローラ25は接地されている。
図3は、この発明の実施形態に係る転写装置の構成を示す裏面図である。
フルカラー画像形成を行うフルカラー画像の転写時には、図3(A)に示すように一次転写位置Ta〜Tdの全てにおいて一次転写が行われるため、モノクロ画像用の一次転写ローラ13a及びフルカラー画像用の一次転写ローラ13b〜13dの全てが感光体ドラム101a〜101dに近接する下降位置に下降している。
モノクロ画像形成を行うモノクロ画像モード時には、図3(B)に示すように一次転写位置Taにおいてのみ一次転写が行われるため、モノクロ画像用の一次転写ローラ13aのみが感光体ドラム101aに近接する下降位置に下降している。
画像形成を行わない待機処理を行う待機時には、図3(C)に示すように一次転写ローラ13a〜13dの全てが感光体ドラム11から離間する上側の位置に上昇している。
図3(B)に示したモノクロ画像形成時の転写装置200において、上昇している一次転写ローラ13b〜13dが中間転写ベルト11に接触しない程度に上昇しているように図示されているが、自重によって実際は図示した状態よりも下降しているので中間転写ベルト11に当接する。また、一次転写バイアスによっても中間転写ベルト11を引き付けるので、常に一次転写ローラ13a〜13dは中間転写ベルト11に当接した状態となっている。
図4は、この発明の実施形態に係る転写装置の構成を示す裏面図である。図4は、フルカラー画像の転写時の状態を示している。転写装置200の裏面側には、転写ローラ13a〜13dのそれぞれに同一の一次転写バイアスを印加する導電部材40が配置されている。導電部材40は、スライド部材22a,22bに配置され、スライド部材22a,22bの往復移動に伴って移動する。また、導電部材40は、導電性を有するスプリング24a,24bを含んでいる。スプリング24a,24bは、図5に示すように一端に画像形成装置100に配置された単一の共通電源50に図示しないコネクタを介して接続されている。
なお、転写装置200は、画像形成装置100の前面側から手前に引き抜いて取り外すことができる。この時、スプリング24a,24dと共通電源50とを接続するコネクタ部分が切断される。また、転写装置200を画像形成装置100に挿入することによってコネクタ部分が接続される。
導電部材40は、導電性を有するモノクロ画像用の弾性部材40a及びフルカラー画像用の弾性部材40b〜40dに接続されている。弾性部材40a〜40dは、一端側の支持端部が各一次転写ローラ13a〜13dの上方のスライド部材22a,22bに固定され、他端側の自由端部が一次転写ローラ13a〜13dの軸に当接している。また、弾性部材40a〜40dは、当接方向に弾性力が生じ、常に一次転写ローラ13a〜13dの軸に当接する。
図6(A)及び(B)は、図4に示す点線部を拡大した図である。例えば、弾性部材40dは、フルカラー画像の転写時においては、図6(A)に示すように第1及び第2の回転カム23a,23bから離間する方向に移動した状態で、下降した一次転写ローラ13dの軸に当接する。また、モノクロ画像の転写時及び待機時においては、図6(B)に示すように第1及び第2の回転カム23a,23bに接近する方向に移動した状態で、上昇した一次転写ローラ13dの軸に当接する。なお、その他の弾性部材40a〜40cおいても、一次転写ローラ13a〜13cの昇降状態に応じて上記と同様な状態で当接する。
これによって、常に中間転写ベルト11に当接している転写ローラ13a〜13dに常に弾性部材40a〜40dが当接するので、少なくともフルカラー画像の転写時及びモノクロ画像の転写時において中間転写ベルト11に単一の共通電源50から同一の一次転写バイアスを印加することができる。そのため、複数の電源を用いずにフルカラー画像の転写時及びモノクロ画像の転写時においてトナー像の転写精度を保持することができる。また、複数ではなく単一の共通電源50を用いるだけなのでコストダウンを図ることができ、転写装置200のコンパクト化を図ることができる。
また、弾性部材40a〜40dを含む導電部材40をスライド部材22a,22bに配置し、弾性部材40a〜40dを当接方向に弾性力が生じるように当接することによって、スライド部材22a,22bの往復移動に伴って水平方向に移動する。そのため、一次転写ローラ13a〜13dが上昇した際には、上述のように弾性部材40a〜40dの自由端部が上昇し、一次転写ローラ13a〜13dが下降位置に位置している状態で一次転写ローラ13a〜13dの軸に当接した箇所と略同じ箇所に当接させることができる。
これは、弾性部材40a〜40dがスライド部材22a,22bに固定されていない、つまりスライド部材22a,22bの往復移動に伴って移動しない構成とすると、各弾性部材40a〜40dが当接すべき一次転写ローラ13a〜13d以外の箇所に一次転写バイアスを供給してしまう可能性があるからである。
これにより、一次転写ローラ13a〜13dの昇降に関わらず常に同一の転写電力を転写ローラに供給することができ、各弾性部材40a〜40dが当接すべき一次転写ローラ13a〜13d以外の箇所に接触して一次転写バイアスを印加してしまうことを防止できる。
したがって、一次転写ローラ13a〜13dが上昇及び下降のどちらの状態であっても、常に同一の一次転写バイアスを一次転写ローラ13a〜13dに供給することができ、単一の共通電源50を用いてもフルカラー画像の転写時及びモノクロ画像の転写時におけるトナー像の転写精度を適切に保持することができる。
また、弾性部材を一次転写ローラ13a〜13dに当接しているので、スライド部材22a,22bの往復移動や一次転写ローラ13a〜13dの昇降等によって経年劣化することを防止できる。
なお、モノクロ画像用のローラ昇降部材21a及びフルカラー画像用のローラ昇降部材21b〜21d、モノクロ画像用のスライド部材22a及びフルカラー画像用のスライド部材22bが、この発明のモノクロ画像用の転写部材移動機構及びフルカラー画像用の転写部材移動機構に相当する。
この実施形態に係る転写装置200では、複数の一次転写位置Ta〜Tdのうち、中間転写ベルト11の移動方向における最も上流側の一次転写位置Tdにおいて、ローラ昇降部材21dには一次転写ローラ13dとともに加圧ローラ20が軸支されている。加圧ローラ20は、一次転写ローラ13a〜13dのそれぞれと同一の外径に形成され、フルカラー画像形成時に一次転写位置Tdの転写ニップ幅が一次転写位置Ta〜Tcの転写ニップ幅と同一になるように中間転写ベルト11を押圧する。加圧ローラ20は、一例として外周が絶縁性材料によって構成されており、中間転写ベルト11は加圧ローラ20を介して接地されることはない。これは、一次転写ローラ13dを介して中間転写ベルト11に印加された一次転写バイアスが加圧ローラ20を経由して接地されると、一次転写位置Tdにおいてトナー像の転写に充分な一次転写電界を形成することができなくなるからである。
この発明の実施形態に係る転写装置を備えた画像形成装置の構成を示す図である。 同転写装置の構成を示す正面図である。 同転写装置の構成を示す裏面図である。 同転写装置の構成を示す裏面図である。 同転写装置を備えた画像形成装置の構成の一部を拡大した上面図である 転写装置の一部の構成を拡大した説明図である。 従来の画像形成装置に備えられる転写装置の構成を示す正面図である。
符号の説明
11 中間転写ベルト
13a〜13d 一次転写ローラ
21a〜21d ローラ昇降部材
22a,22b スライド部材
40 導電部材
40a〜40d 弾性部材
100 画像形成装置
101a〜101d 感光体ドラム
200 転写装置

Claims (3)

  1. ループ状の移動経路を形成する無端ベルトの一定の移動方向の上流側から下流側に向かって並設された複数のフルカラー画像用の像担持体及びモノクロ画像用の像担持体のそれぞれに前記無端ベルトの一部を挟んで対向するように該無端ベルトの内側面に常に当接し、且つ、昇降自在に支持された複数のフルカラー画像用の転写ローラ及びモノクロ画像用の転写ローラを備えた転写装置において、
    前記複数のフルカラー画像用の転写ローラ及び前記モノクロ画像用の転写ローラのそれぞれに導電部材を介して少なくともフルカラー画像の転写時及びモノクロ画像の転写時に同一の転写電力を供給する単一の共通電源を備えたことを特徴とする転写装置。
  2. 前記移動方向に略平行な方向に往復移動して前記複数のフルカラー画像用の転写ローラ及び前記モノクロ画像用の転写ローラを昇降させるフルカラー画像用の転写部材移動機構及びモノクロ画像用の転写部材移動機構を備え、
    前記導電部材は、前記フルカラー画像用の転写部材移動機構及び前記モノクロ画像用の転写部材移動機構に、前記往復移動の移動方向に伸縮自在にして配置され、
    一端側の支持端部が前記転写部材移動機構に支持され、他端側の自由端部が前記複数のフルカラー画像用の転写ローラ及び前記モノクロ画像用の転写ローラのそれぞれに常に当接し、この当接方向の弾性力を発生させる複数のフルカラー画像用の導電性の弾性部材及びモノクロ画像用の導電性の弾性部材を含むことを特徴とする請求項1に記載の転写装置。
  3. 前記共通電源は、前記無端ベルトに対する前記トナー像の転写の開始から終了までの間において常に前記複数のフルカラー画像用の転写ローラ及び前記モノクロ画像用の転写ローラに転写電力を供給することを特徴とする請求項1に記載の転写装置。
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