JP3847385B2 - 容器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は容器に関し、更に詳細には内容物を収容する容器本体の上部開口部を覆う蓋体に折り曲げ線を設けて固定部と可動部に分け、固定部を容器本体に固定し、可動部を繰り返し着脱して使用する容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、バターやマーガリン等は合成樹脂製の容器に入れられて消費者の利用に供されている。このような容器は、その用途上、内容物を収容した容器本体の上部開口部を覆う蓋体の着脱が繰り返し行われて使用される。
【0003】
この繰り返しの着脱が消費者にとって極めて面倒であることから蓋体の一部(固定部)を容器本体に装着させたままにし、他の部分(可動部)のみを容器本体から着脱できるように蓋体にこの表面を横断する直線状のヒンジ部を形成して部分的に折り曲げ可能とし、容器本体の上部開口部を部分的に開放するようにした容器(実開昭58−76547号公報)が提案され、既に使用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述したような使い方をするこの容器では、次のような問題があった。すなわち、この種の容器において、容器本体内に収容される内容物を取り出すには、ヒンジ部を支点として蓋体の可動部を90度以上折り曲げて起立させ容器本体を開口する。しかし、この可動部が90度以上の角度で起立している時は問題ないが、時に90度以下の状態で起立することがある。その場合には可動部を何らかの手段で保持しなければ自重で閉じてしまう。そのため、内容物の取り出しのたびに可動部を開けなければならず、非常に取り扱いが煩わしいという問題があった。
【0005】
この問題に対処するため、蓋体にその開口状態を保持する保持手段を設ければ、確かに蓋体が容器本体の上部開口部から一定の角度で開いた状態を維持できるため、内容物の取り出しは容易になるが、反面、部品点数の増加による製造コストの増加ひいては製品コストの上昇をも招くことになる。
【0006】
本発明の目的は、かかる従来の問題点を解決するためになされたもので、蓋体を開いた時に、蓋体が容器本体の上部開口部から一定角度で起立して開口状態を保持して内容物を容易に取り出すことができ、しかも、製造コストの安価な容器を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は容器であり、前述の技術的課題を解決するために以下のように構成されている。すなわち、上部が開口し、内部に内容物を収容する容器本体と、上部に配された天板部及びこの天板部の周囲から垂下して設けられたフランジ状の周壁部を備え、前記容器本体の上部周壁に前記周壁部を着脱可能に装着して前記天板部で前記容器本体の前記開口部を実質的に覆う皿状の蓋体とを含み、前記蓋体が、折り曲げ部を備え、この折り曲げ部が、第1の折り曲げ線及びこれに隣接する第2の折り曲げ線と、これらの前記各折り曲げ線の両端から伸長して前記周壁部を横断する切り込み部と、これら第1及び第2の折り曲げ線と前記切り込み部とによって囲まれる蝶形部とから構成され、前記蝶形部がこれを境に前記蓋体の一方の端部側を可動部及び他方の端部側を固定部に区分けし、前記容器本体に装着されて前記開口部を閉鎖している前記蓋体の前記第2の折り曲げ線を折り曲げて前記可動部を開けた時、前記蝶形部が立ち上がって湾曲し前記可動部に反り返り力を付与し、この反り返り力により前記可動部が前記固定部に対して一定の角度で起立して、容器本体の開口状態を保持することを特徴とする。
【0008】
ここで、容器は、主にバターやマーガリン等の乳製品を収容し、食卓で日常使用するものであり、一般的には平面的に見て矩形状を呈するか、或いは楕円形状に近い形状とされている。しかし、このような用途以外にも使用できるので、この容器の形状は平面的に見て円形等、容器として機能し得る形であればいかなるものも含む。
【0009】
容器本体と蓋体との装着は、蓋体の周壁部が容器本体の上部周壁に比較的に緊密に嵌合して固定することによるが、相互の嵌合構造は本発明の要旨ではなく、従来の固定構造を含む種々の構成とすることができる。要するには、蓋体が使用者の通常の力で容器本体から取り外すことができ、しかもそれ以下の力では簡単に外れない程度に嵌合しているように構成されていることが望ましい。
【0010】
<本発明における具体的構成>
本発明の容器は、前述した必須の構成要素からなるが、その構成要素が具体的に以下のような場合であっても成立する。その具体的構成要素とは、前記蓋体の天板部の縦断面形状を凸状に形成することが好ましい。また、前記蓋体は可撓性樹脂から形成される一体成形品とし、前記折り曲げ線を薄肉部で形成することが好ましい。
【0011】
本発明の容器によると、蓋体がその周壁部を容器本体の上部周壁に嵌合され、これにより容器本体の上部開口部が蓋体の天板部で閉鎖されているとすると、使用者が容器本体内の内容物を少量消費する意図で蓋体の一端部を持ち上げようとする。ここで、この一端部とは、折り曲げ部の幅方向中央部を直交する仮想の軸線上に位置する蓋体の端部で、この折り曲げ部で実質的に2つの領域に分けられる蓋体天板部の広い方(可動部)に位置する端部を指す。
【0012】
これにより、可動部はその周囲を規定している周壁部が容器本体の上部周壁から外れて持ち上がる。この時の可動部の支点は第2の折り曲げ線となる。可動部が第1の折り曲げ線及び第2の折り曲げ線で囲まれる蝶形部と一体に持ち上がると、第2の折り曲げ線に連設するこの蝶形部が強制的に湾曲され、この蝶形部に連設する可動部に反り返り力が付与される。この結果、可動部はこの反り返り力により容器本体の開口から一定の角度を有した状態で起立し、容器本体の開口状態が保持される。
【0013】
蓋体の固定部の周壁部は、蓋体の可動部が開いても、なお容器本体の上部周壁に嵌合したままである。そのため蓋体の可動部を容器本体に対して開いたとしても、蓋体の固定部における係合凸状と固定部との間に容器本体の上部周壁が嵌合し、且つその上部周壁に設けられた係合凸部が係合穴に係合していることから蓋体の容器本体に対する装着力、言い換えれば保持力が低下することがなく、固定部の容易な離脱は起こらない。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の容器を図に示される実施形態について更に詳細に説明する。図1〜図8には本発明の第1の実施の形態に係る容器1が示されている。最初に、この容器1の概要について説明する。
【0015】
容器1は、図1〜図4に示すように、内容物を収容する容器本体3と、この容器本体3に着脱自在に嵌合される蓋体5とから構成され、これらは可撓性の合成樹脂から形成されている。
【0016】
容器本体3は、図2に示すように、内容物を実質的に収容する収容胴部7とその上部全周に設けられた周壁により区画形成された開口部9とから構成され、平面的に見てほぼ矩形状を呈している。
【0017】
この容器本体3の上部は、外側全周に渡って張り出したフランジ部11とこの上方に延出する上部周壁13とから構成され、フランジ部11と上部周壁13の境には段部15aが形成されている。容器本体3の内側において、上部周壁13と収容胴部7との境には別の段部15bが前者の段部15aよりも上方に形成されている。
【0018】
容器本体3の長手方向の一端側(図3で見て右側の端部)における上部周壁13のほぼ中央部には、後述する目的のために切り欠き部17が設けられている。容器本体3の長手方向の他端側(図3で見て左側の端部)における上部周壁13の中間部には、外側に突出する係合凸部18が設けられている。なお、容器本体3は平面的に見てほぼ矩形状を呈している、と説明したが、正確には4つの隅部は円弧状で形成されている。
【0019】
他方、蓋体5は、図4〜図6に示されるように、上方に凸状をなし、周辺を僅かに立ち上げた縁部を備えた全体として皿状の天板部19と、この天板部19の縁部より幾分外側に位置し、この縁部から段部21aを介して連設した周壁部23とから構成されている。
【0020】
周壁部23の下部全周には、周壁部23の外側に張り出したフランジ部25が設けられている。周壁部23の内側で天板部19との境には、容器本体3の上部周壁13の上端部と当接するための段部21bが形成されている。この蓋体5の他端部における周壁部23の内壁には、係合凸部18に係合する係合穴26が設けられている。この係合穴26が設けられた周壁部23の内側には、天板部19から下方に伸びる係合突状28がこの周壁部23から一定の間隔をあけて設けられている。
【0021】
蓋体5の他端部側における天板部19の表面には、図5に示されるように、蓋体5の幅方向、換言すれば容器本体の幅方向に延び、互いに凸側を対向させた円弧状の第1の折り曲げ線27と第2の折り曲げ線29が設けられている。
【0022】
第1の折り曲げ線27は、蓋体5の他端側(図5で見て左側の端部)に凸な円弧状をなし、蓋体5の長手方向に沿う仮想の中心軸線31に対して対象である。第2の折り曲げ線29は、蓋体5の一端側(図5で見て右側の端部)に凸な円弧状をなし、仮想の中心軸線31に対して対象であり、第1の折り曲げ線27との間に一定の間隔をあけて形成されている。
【0023】
この第1及び第2の折り曲げ線27、29の長さは、その位置での天板部19の幅寸法とほぼ同一に設定されている。そして、この第1及び第2の折り曲げ線27、29の両端からは、それぞれ切り込み部33が形成されている。これら各切り込み部33は蓋体5の下側に伸長する直線状に形成され、最終的には蓋体5の周壁部23の下端部に達している。換言すれば、第1及び第2の折り曲げ線27、29の両端からそれぞれ延びる各切り込み部33は、最終的に段部21a、21b及び周壁部23を完全に横断している。
【0024】
蓋体5に形成される折り曲げ部35は、このような第1の折り曲げ線27及びこれに隣接する第2の折り曲げ線29と、これらの各折り曲げ線27、29の両端から伸長して周壁部23を横断する切り込み部33と、これら第1及び第2の折り曲げ線27、29と切り込み部33とによって囲まれ、蓋体5の開閉動作を可能とする蝶形部34とから構成される。
【0025】
従って、この蝶形部34はこれを境に蓋体5を2つの領域に区分する。今、便宜的に、第1及び第2の折り曲げ線27、29とその両端から伸長する2つの切り込み部33とにより区分けされる蓋体の一端側の領域を「可動部」及び他端側の領域を「固定部」と称し、それらをそれぞれ符号37、39で示す。
【0026】
次に、前述した第1の実施の形態の容器1における使用状態について図7,図8に基づいて説明する。この容器1は、通常、蓋体5の全周における周壁部23を容器本体3の上部周壁13外周面に重ねるように嵌合させるとともに、蓋体5の他端側の係合穴26に係合凸部18を係合させ、これにより開口部9を全面的に閉鎖した状態から可動部37のみを容器本体3に対して開け閉めすることにより使用される。
【0027】
蓋体5によって容器本体3の開口部9を閉じた状態から使用者が容器本体3内の内容物を消費する意図で容器本体3の開口部9を開く場合、蓋体5における可動部37の端部を上方に押し上げる。すると、可動部37における周壁部23と容器本体3の上部周壁13との嵌合が解除されて可動部37が容器本体3から離反する。
【0028】
この時、可動部37と蝶形部34とを区分けしている第1の折り曲げ線27は、前述したように固定部39に向かって凸状の円弧で形成されているため、可動部37の端部に付与された持ち上げ力はこの第1の折り曲げ線27を屈曲させることなく蝶形部34に伝達される。
【0029】
ところが、第2の折り曲げ線29は、逆に、可動部37に向かって凸状の円弧で形成されているため、可動部37端部への持ち上げ力はこの第2の折り曲げ線29を介して固定部39に伝達されにくく、しかもこの第2の折り曲げ線29を介して連設している固定部39の天板部19が外側に膨らむ断面凸状であること、第2の折り曲げ線29の両端から延びる切り込み線33で周壁部23が切り分けられていることと相俟って、この第2の折り曲げ線29で折れ曲がりが起きる。
【0030】
このようにして可動部37と曲げ作用部34とが一体となって固定部39に対して第2の折り曲げ線29を支点として立ち上がろうとする。すると、第2の折り曲げ線29が円弧状であり、しかも固定部39の天板部19が前述したように外側に膨らんでいるため、第2の折り曲げ線29を境に立ち上がる蝶形部34は強制的に湾曲させられると共に強制的に開方向へ傾けられることになる。この現象は、固定部39における外側に膨らむ形状の天板部19の剛性が大きい程、顕著に現れることになる。
【0031】
さて、蝶形部34がこのように第2の折り曲げ線29に沿って強制的に湾曲させられると共に強制的に立ち上げられると、この蝶形部34と第1の折り曲げ線27で接続されている可動部37における天板部19の中央部を内側に押し曲げて平坦状に変形しようとする力が作用し、その際第1の折り曲げ線27の両端から延びる切り込み線33で周壁部23が切り分けられていることも原因して、この第1の折り曲げ線27が屈曲し、可動部37を強制的に反り返らせることになる。その結果、可動部37は容器本体3の開口9から一定の角度で強制的に開口状態を保つことになる。
【0032】
他方、固定部39は、前述したように係合凸部18が係合穴26に係合し、容器本体3の上部周壁13外周面に嵌合している。従って、可動部37が容器本体3の開口部9から一定の角度を有して開いても、固定部39の周壁部23はなお容器本体3の上部周壁13に嵌合したままとなる。
【0033】
このように、本発明の第1の実施の形態の容器1では、使用時には、可動部37を開けて容器本体3の開口部9を開口し、しかも可動部37が容器本体3の開口部9から一定の角度で保持されるため、内容物を取り出す際に可動部37が邪魔にならず、内容物を容易に取り出すことができる。また、可動部37の開口状態を保持する特別の手段を必要としないことから製造コストの増加を防止することができる。
【0034】
次に、図9は、本発明の第2の実施の形態における容器の蓋体41を示している。この実施の形態における容器の容器本体3は図2に示される第1の実施の形態のものと同じであるので説明を省略する。図9に示される蓋体41では、天板部に形成した折り曲げ部35の形状のみを異にしている。
【0035】
図9に示される蓋体41に形成された第1の折り曲げ線43は蓋体41の他端側に凸な円弧状をなし、蓋体41の仮想の中心軸31の垂直方向に対して対象である。第2の折り曲げ線45は蓋体41の他端側に凸な円弧状をなし、蓋体41の軸線31の垂直方向に対して対象であり、第1の折り曲げ線43と第2の折り曲げ線45は中心軸線31上で接している。
【0036】
また、図10も同様に、別な蓋体47を示し、その違いは、蓋体47の天板部に形成された第1及び第2の折り曲げ線49、51の形状のみである。この例では第1及び第2の折り曲げ線49、51は直線状をなし、その両者49、51が中心軸線31上で互いに交差したX状に形成されたものである。
【0037】
なお、この容器1にマーガリン等の乳製品を収容し、これを消費し易くするため常時バターナイフ等を入れておく時、バターナイフの柄を当該容器1から突出させておくことができるようにするため、図6に示すように、蓋体5、41、47の一端部の周壁部23の略中央部には薄肉部で形成された切り取り可能な2つの脆弱線部53が間隔を開けて設けられている。
【0038】
実際に使用する際には、この脆弱線部53を手で切り裂きその間の周壁部23を取り除いて切欠き部を形成する。従って、この状態で可動部37の周壁部23を容器本体3の上部周壁13に嵌合させると、切欠き部が容器本体3の上部周壁13に形成された切り欠き部17と整合して、容器1の内部と連通する孔が形成される。
【0039】
従って、バターナイフ等の柄は、容器本体3の上部周壁13に形成された切り欠き部に入れて容器1の外に突出させるようにすれば、蓋体5の可動部37を開け閉めしても邪魔になることはない。
【0040】
また、各実施の形態におけるそれぞれの蓋体5、41、47における可動部37と固定部39の長手方向の両端部とこの長手方向に直交する方向の各側方部には、図6に示すように、天板部の裏側(内側)において縁部から中央部までの間に補強用のリブ55が設けられている。
【0041】
更に、このような補強用のリブ55は、蓋体5、41、47の固定部39内面側における第2の折り曲げ線29に沿う部分にも当該部分の剛性を高めるために設けられている。
【0042】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の容器によれば、蓋体が容器本体に着脱可能に装着されているにもかかわらず、蓋体の一部を開け閉めして容器本体の上部開口部を開いても、蓋体が上部開口部から一定の角度を有して保持され、しかも蓋体それ自身は容器本体にしっかりと装着されて外れることがなく、その結果蓋体が邪魔をせずに内容物を容易に取り出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態における容器を示す側面図である。
【図2】図1に示される容器における蓋体を取り外して容器本体のみを示す側面図である。
【図3】図2に示される容器本体の平面図である。
【図4】 図1に示される容器の蓋体を示す断面図である。
【図5】 図4に示される蓋体の平面図である。
【図6】 図4に示される蓋体の底面図である。
【図7】 図1に示される容器の断面図である。
【図8】 図1に示される容器の蓋体の可動部を開いた状態を示す容器の断面図である。
【図9】本発明の第2の実施の形態における容器の蓋体を示す平面図である。
【図10】本発明の第3の実施の形態における容器の蓋体を示す平面図である。
【符号の説明】
1 容器
3 容器本体
5、41、47 蓋体
9 開口部
27、43、49 第1の折り曲げ線
29、45、51 第2の折り曲げ線
33 切り込み部
34 蝶形部
35 折り曲げ部
37 可動部
39 固定部
Claims (3)
- 上部が開口し、内部に内容物を収容する容器本体と、上部に配された天板部及びこの天板部の周囲から垂下して設けられたフランジ状の周壁部を備え、前記容器本体の上部周壁に前記周壁部を着脱可能に装着して前記天板部で前記容器本体の開口部を実質的に覆う皿状の蓋体とを含み、
前記蓋体が、折り曲げ部を備え、この折り曲げ部が、第1の折り曲げ線及びこれに隣接する第2の折り曲げ線と、これらの前記各折り曲げ線の両端から伸長して前記周壁部を横断する切り込み部と、これら第1及び第2の折り曲げ線と前記切り込み部とによって囲まれる蝶形部とから構成され、前記蝶形部がこれを境に前記蓋体の一方の端部側を可動部及び他方の端部側を固定部に区分けし、
前記容器本体に装着されて前記開口部を閉鎖している前記蓋体の前記第2の折り曲げ線を折り曲げて前記可動部を開けた時、前記蝶形部が立ち上がって湾曲し、前記可動部に反り返り力を付与し、この反り返り力により前記可動部が前記固定部に対して一定の角度で起立して、容器本体の開口状態を保持することを特徴とする容器。 - 前記蓋体の前記天板部における前記折り曲げ部に沿う断面形状が凸状であることを特徴とする請求項1に記載の容器。
- 前記蓋体は可撓性のある合成樹脂の一体成型品で形成され、前記折り曲げ部を構成する前記折り曲げ線が薄肉部で形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の容器。
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