JP3845817B2 - コイン収納具 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コイン収納具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
コイン収納具は通貨制度とともにある身近な商品である。従って歴史は古く、過去様々な工夫がなされてきた。
【0003】
例えば、米国意匠特許第194、241号の開示例では複数種類のコインを収納するコイン収納具として、異なる種類のコインの輪郭に沿ったコイン収納溝部を本体に形成するとともに蓋部を用いてこの本体を開閉自在にしたものが開示されている。
【0004】
一方、日本国内の小売店等では、人間は視線を水平方向よりやや下方に傾斜した姿勢を取ると作業上効率がよいことに鑑みて、単にコインを収納するだけでなく約20度の角度をなして目視容易に収納することが求められている。また、この本体に収納したコインの合計金額を瞬時に把握する目盛り表示部を付設することが望まれている。
これら追加機能に関する先行技術として、実公平4−31645号公報に開示されたコインカウンター、特開平10−3565号公報に開示されたコイン収納器、そして特開平11−154258号公報に開示された硬貨計数収納器を挙げることができる。いずれも本体を傾斜して机上に配置させるとともに、コインの金額を表示する目盛り表示部の構成に工夫をこらしている。
【0005】
例えば、実公平4−31645号公報に開示された考案では、コイン一枚分の厚さは通常約2mmであり、この小さな隙間内に目視に耐える金額表示を施すことが困難であったことに鑑みて、コイン収納部に二列からなるコインの枚数を表示する目盛り表示部を備え、各々の列をコイン二枚分の厚みに相当する間隔で形成するとともに、双方の列の目盛り間隔がコイン一枚分の厚みになるようにして、収納されたコインの枚数を表示する数字を拡大させていた。
また、特開平10−3565号公報に開示された発明では、目盛り表示部を階段状に形成するとともに、この目盛線の上方に当該目盛線までコインが積載させたときのコインの合計金額を表示していた。
さらに、特開平11−154258号公報に開示された発明では、折り畳み自在のスタンド部材を用いて本体を傾斜して机上に配置させるとともに、目盛り表示部を3列に分けて表示することにより、硬貨3枚分の間隔おきに計数目盛りを備え、この真上に積載収納した硬貨の枚数に対応する収納硬貨の総額を表示していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、実公平4−31645号公報、特開平10−3565号公報、そして特開平11−154258号公報に開示されたものは、本体に蓋部を備えておらず、経済価値を有する硬貨を外部環境に露出して収納させていた。また、本体に収納したコインを本体と別体に保管するのに、一度コイン収納溝部から取り出す必要があった。
【0007】
本発明は、以上の点に鑑みてなされたものであり、内部にコインを収納する本体に対してこの上方を覆う蓋部を備えて、収納したコインを外部環境から保護するとともに、この蓋部を開くと同時に本体を所定角度傾斜させるコイン収納具を提供することを目的とする。
また、本発明は、別体のコイン収納用トレーを着脱自在に備えてコインを収納するコイン収納具を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、内部にコインを収納する本体と、該本体を覆う蓋部を有するコイン収納具であって、前記本体と前記蓋部は、前記本体の側部の後端位置に設けられたヒンジを介して接続され、前記蓋部の背面と前記ヒンジとの間の距離を前記本体の背面と前記ヒンジとの間の距離よりも長くすることで、前記ヒンジを中心に前記蓋部を回転させて前記蓋部を開いた時に、前記蓋部の背面により前記蓋部が起立し、前記本体所定角度で傾斜して前記蓋部に対して立てかけられることを特徴とする。
このように構成することにより、非使用時においては内部に収納したコインを外部環境から遮断して保管するとともに、使用時においては目視が容易な角度に移行するコイン収納具を提供できる。
【0009】
そして、請求項2に記載した発明においては、請求項1に記載のものにおいて、前記コインを収納するコイン収納用トレーを前記本体内に着脱自在に備えることを特徴とする。
このように構成することにより、内部に収納したコインをトレーを用いて簡単に移動することができる。
【0010】
そして、請求項に記載した発明においては、請求項1又は2に記載のものにおいて、前記蓋部が起立した際に、前記本体が約20度の角度で傾斜するように、前記蓋部の背面と前記ヒンジとの間の距離を設定したことを特徴とする。
このように構成することにより、人間は視線を水平方向よりやや下方に傾斜した姿勢を取ると作業上効率がよいことに鑑みて、約20度の角度で本体を傾斜させることで、自然な角度でコイン収納具100内のコインを目視することができる。
【0011】
そして、請求項に記載した発明においては、請求項1〜3のいずれかに記載のものにおいて、前記蓋部が起立した際に、前記蓋部が約80度の角度で後方に傾斜するように、前記蓋部の背面を傾斜させたことを特徴とする。
このように構成することにより、人間は視線を水平方向よりやや下方に傾斜した姿勢を取ると作業上効率がよいことに鑑みて、約80度の角度で蓋部を傾斜させることで、自然な角度でコイン収納具100内のコインを目視することができる。
【0012】
本発明に係るコイン収納具は基本的には以上のように構成されるが、内部にコインを収納する本体を覆う蓋部は、ロック手段を伴って本体を密閉してもよい。ただし、このロック手段は本体の鍵孔に対して別体の鍵を嵌合する構造でもよい。また、コインを収納する本体とこの蓋部はヒンジ状に開閉するのが好ましいが、他リンク機構、カム機構、さらには歯車機構を用いて開閉してもよい。さらに、上記コイン収納用トレーにコインの枚数を表示する目盛り表示部を備える際、暗所でもコインの金額を目視できるように、この目盛りを蛍光塗料を用いて形成してもよい。そして、コイン収納具はと別体に分離するコイン収納用トレーは、この上方を覆う蓋部を備えてもよい。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施形態を、添付した図面を参照して詳細に説明する。
まず、図1〜図3を参照して、本発明の実施の形態に係るコイン収納具100の全体構成について説明する。
次に、図4〜図9を参照して、本発明の実施の形態に係るコイン収納具100の構成の詳細について説明する。
【0014】
図1に示すように、本発明の実施の形態に係るコイン収納具100は、少なくともコイン収納用トレー10、蓋部20、本体30、開閉手段40そして固定手段50を備える。本体30は、コイン収納用トレー10内にコイン(図示せず)を収納するとともに、この上方を蓋部20により開閉自在に覆う。ただし、蓋部20を開くと本体30は自動的に所定角度Aで傾斜することを特徴とする。
つまり、固定手段50を解除状態(矢印M1参照)に移すとともに、開閉手段40を用いて蓋部20を開口状態(矢印R1参照)に移すことで、本体30は机上において所定角度Aで傾斜して使用状態に移行する。
また、開閉手段40を用いて蓋部20を閉口状態(矢印R2参照)に移すとともに、固定手段50を固定状態(矢印M2参照)に移して、本体30を非使用状態に移行する。
従って、無駄のない動作から、コイン収納用トレー10の使用状態と非使用状態を区別することができる。
【0015】
この際、図2に示すように、本発明の実施の形態に係るコイン収納具100は上記コイン収納用トレー10を着脱自在に備える。従って、トレー10を適宜出し入れすることで、本体30内に収納したコインを任意の場所に移動して保管することが容易になる。
この際、本体は正面33と背面35の間に収納溝部(凹部)34を備えて、この溝部34内にトレー10を位置決めする。好適には、正面33及び背面35を波状に形成して、正面33及び背面35から指を用いてトレー10を掴持できるようにする。
ただし、このコイン収納具100を例えば日本国内で使用する場合には、1円、5円、10円、50円、100円そして500円硬貨の各々に対して、専用のトレー10a〜10fを提供することが好ましい。この場合、これらトレー10を内部に収納する収納溝部34a〜34fもまた、トレー10a〜10fの外部形状に沿った形状を有する。即ち、トレー10を本体内に配置する際、トレー10の外部形状が収納溝部34の形状と噛合する(図5参照)ことで、トレー10は本体30内で揺動等を生じさせずに、定位置に位置決めされて収納される。
尚、各トレー10a〜10fは使用する硬貨毎に各々異なる大きさでもよいが、特に500円硬貨のみが他の硬貨よりも形状をより大きくしている点に鑑みて、好適には1〜100円硬貨を収納するトレーを同一形状に形成するとともに、500円硬貨を収納するトレーのみやや大きく形成する。ただし、本発明の実施の形態に係るこれらトレー10を他の国の通貨制度に従って提供してもよい。
【0016】
図3は、上記コイン収納用トレー10内にコイン1を収納する状態を収納直前(A)と収納直後(B)に分けて示す図である。
図示されるように、トレー10は上面を開口して内部にコイン1を収納自在に構成する。トレー10は任意の形状に形成されてもよいが、好適には少なくとも底面を机上に対して安定して配置できるようにする。
ただし、好適にはトレー10は内部にコインを所定枚数毎に区切る仕切り部11を備えて、所定枚数毎のコインを瞬時に識別し、取り出すことを可能にする。図示した実施の形態では、この仕切り部11はコインを10枚毎に仕切る。この場合、図3の(A)に示すように、コインの厚さをD1とし、各仕切り部の間隔をD2とすると、D2はD1の約10倍に等しい。この仕切り部11はトレーの大きさに従って任意の数だけ提供されてもよいが、好適には5つ備えられる。
【0017】
以上のように構成されることで、本発明の実施の形態に係るコイン収納具100は、内部にコイン1を収納する本体30に対してこの上方を覆う蓋部20を備えて、収納したコイン1を外部環境から速やかに保護するとともに、この蓋部20を開くと同時に本体30を所定角度傾斜させる。また、本発明はコイン1を収納する際、別体のコイン収納用トレー10を用いて着脱自在に保管する。
【0018】
次に、図4〜図7を参照して、上記開閉手段40と固定手段50についてより詳細に説明する。
図4は、上記コイン収納具100の平面図を示している。ただし、p−p線に沿って蓋部20を左右に分けて示している。また、同状態の正面図を図5に示している。ただし、図5の左側は、図4のq−q線に沿った断面図を示している。
【0019】
ここで、図4、図5を参照して、本体30に対して蓋部20を開閉させる開閉手段40について説明する。好適には、この開閉手段40はヒンジであって、図示されるように、本体30側部に突出部36、37を形成するとともに、これら突出部36、37に対して蓋部20に孔部26を設けて入れ子状に重ねる。さらに、突出部36、37の間に支持部41を嵌合させるとともに、支持部41、突出部36内に設けた係合孔部38、43内にネジ42とワッシャ44を嵌合させてヒンジ40を構成する。また、好適には、ヒンジ40を左右対称に本体30側部に設けることで、蓋部20と本体30を回転自在に構成する。
【0020】
次に、図4、図5を参照して、本体30に対して蓋部20を固定させる固定手段50を直接操作する操作部60について説明する。
本発明に係る好適な実施の形態では、蓋部20の正面側に操作部60をスライド自在に配置する。ただし、スライド部60は上記固定手段50(図1参照)と連動する。
即ち、蓋部20は表面に凹状部63を形成してこの内部にスライド部60の本体61をスライド自在に収納する。また、好適には本体61の表面にスライド操作を容易にする操作部(摩擦面)62(図4参照)を形成するとともに、この底面に上記固定手段50と結合する結合部64を備える(図5参照)。従って、蓋部20上方でこの操作部62をスライド操作することで、本体30内部の固定手段50(図1参照)が連動して操作される。
【0021】
ここで、図6を参照して、スライド部60と連動する固定手段50について説明する。ただし、図6の(A)は解除状態の固定手段50について示し、また同図の(B)は固定状態の固定手段50について示している。
図示されるように、固定手段50は好適にはフック状部であり、本体51を断面略L字状に形成するとともに、本体51の一方の端部53付近に孔部54を形成して上記結合部64を介して上記スライド部60と固定するとともに、他方の端部52でコイン収納具本体30の係止溝32と係止する(図6の(B)参照)。
故に、図6の(A)に示すように、スライド部60をM1方向(図1参照)に移動させることでフック状部50を解除状態に移し、同図の(B)に示すように、スライド部60をM2方向(図1参照)に移動させることでフック状部50を固定状態に移行する。
【0022】
図7は、コイン収納具100を開口させたときの、本体中央にそった断面図を示している。尚、本体30の回転上の中心を示す点Oは、上記ヒンジ40の中心点に相当する。上述のように、回転中心Oを中心に蓋部20を回転することで、本体30は前方端部31にて自動的に所定の角度Aで傾斜する。
この際、例えば、リンク機構、カム機構、さらには歯車機構等の駆動機構(図示せず)を用いて蓋部20を本体30に対して開閉させることで、この開閉動作に伴って、例えば本体30底面からスタンド部材(図示せず)が繰り出されるように構成してもよい。
しかしながら、本発明の実施の形態では蓋部20を本体30よりも距離L(図4参照)だけ長く延在させるとともに、この蓋部20の背面21を所定の角度B(図7参照)にて傾斜させることで、駆動機構等を用いずに、低コストでかつ簡単な構造によって、蓋部20を開閉させるだけで本体30が傾斜して立てかけられるようにする。
ただし、具体的には、上記角度Aは約20度であり、角度Bは約80度である。このため、本発明に係るコイン収納具100を使用する使用者は、自然な角度でコイン収納具100内のコインを目視することができる。
尚、図6、図7を参照すると、蓋部20は後方に一部突出する壁部29を備える。この場合、回転上、本体30がこの壁部29と干渉しないように、端部形状39を適宜修正する。
【0023】
次に、本発明の実施の形態に係るコイン収納用トレー10と、このトレー内部に設けられる、コインの金額または枚数を表示する目盛り表示部70について詳細に説明する。
図3に示したように、コイン収納用トレー10は上面を開口して内部にコイン1を収納するが、この際底面12に図8に示す目盛り表示部70を備える。ただし、目盛り表示部70の本体71はトレー10内部の底面に付設される。尚、図8に示した目盛り表示部70は、特に1円硬貨用のものである。
図示されるように、目盛り表示部70は本体71を3列72、73及び74に分けてコイン1の金額を表示するとともに、中央列73に所定枚数おきのコイン1の金額を表示する。ただし、具体的には、中央列73は5つおきのコイン1の金額を表示する。この際、好適には左列72に1、3、6、8、11、13...の順番でコイン1の収納金額を表示するとともに、右列74に2、4、7、9、12、14...の順番でコイン1の収納金額を表示する。ただし、これら金額を表示する数字は、常に目盛り線の真上にあるものとする。
従って、各々の目盛り線の最短間隔をコイン1の厚さの2倍に構成することで、金額表示の目視を容易にする。この際、中央列73は目盛り線の間隔を少なくともコイン1の厚さの5倍で構成するため、5つおきに進行する金額表示をより大きな形状で表示してもよい。
また、左列72、中央列73、そして右列74に、定められた順番でコイン1の金額を表示することで、感覚的に収納したコイン1金額を推量することができ、金額の把握がより確かなものになる。
尚、上述したように、図8に示した目盛り表示部70は特に1円硬貨用に限定したものであるが、他、5円、10円、50円、100円及び500円硬貨、さらには他国の通貨制度に従う硬貨用の目盛り表示部(図示せず)は同様にして構成されるものとする。
【0024】
また、上記目盛り表示部70は所定枚数おきにコイン枚数を色分けして表示してもよい。好適には、目盛り表示部70は本体71を所定枚数単位でコインを区切る仕切り部11(図3参照)と対応して本体71を等間隔の区分75、76、77、78及び79に区分けするとともに、各区分75、76、77、78及び79を一つおきに異なる色で着色する。ただし、好適にはコイン10枚ごとに各区分75、76、77、78及び79を構成する。
従って、トレー10は収納したコインを所定枚数毎に瞬時に把握し、取り出すことがより容易になる。
さらに、目盛り表示部70は金額を表示する数字を蛍光塗料で着色してもよい。この場合、コイン収納具100を暗所で使用する場合にも比較的容易にコインの金額を把握することが可能になる。
【0025】
従って、本発明の実施の形態に係るコイン収納用トレー10は、単に金額把握の効率を高めるのみならず、例えば数の計算を学習したばかりの子供にも使用できるため、教育上の効果も奏する。
【0026】
また、図9に示すように、上記コイン収納用トレー10を内部にコイン1を収納した状態で、複数のコイン収納用トレー10を積重ね可能に構成してもよい。具体的には、トレー10に係合凹部18と係合凸部19を備え、これら係合凹部18と係合凸部19を互いに係合させることで、トレー10を上下に複数重ねて配置させる。この場合、好適にはトレー10の底面の縁部16に係合凹部18を設けるとともにトレー10の上面の縁部17に係合凸部19を設けるのが好ましい。
しかしながら、これら係合凸部19と係合凹部18は図9に示すようにトレー10の正面及び背面側に形成してもよく、あるいはトレー10の左右の側面側(図示せず)に形成してもよい。
さらに、各複数のトレー10の間に別体の連結部(図示せず)を配設して、上記コイン収納用トレー10を内部にコインを収納した状態で、上下に複数重ねて配置するように構成してもよい。
そして、これらトレー10を蓋部(図示せず)を用いて覆うように構成してもよい。
【0027】
【発明の効果】
本発明は以上説明したように構成されたコイン収納具であるから、請求項1に記載した発明によれば、非使用時においては内部に収納したコインを外部環境から遮断して保管するとともに、使用時においては目視が容易な角度に移行することが可能になる。
【0028】
請求項2に記載した発明によれば、内部に収納したコインをトレーを用いて簡単に移動することが可能になる。
【0029】
請求項に記載した発明によれば、人間は視線を水平方向よりやや下方に傾斜した姿勢を取ると作業上効率がよいことに鑑みて、約20度の角度で本体を傾斜させることで、自然な角度でコイン収納具100内のコインを目視することが可能になる。
【0030】
請求項に記載した発明によれば、人間は視線を水平方向よりやや下方に傾斜した姿勢を取ると作業上効率がよいことに鑑みて、約80度の角度で蓋部を傾斜させることで、自然な角度でコイン収納具100内のコインを目視することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係るコイン収納具を示す斜視図である。
【図2】 コイン収納用トレーを別体に示すコイン収納具を示す斜視図である。
【図3】 本発明の実施の形態に係るコイン収納用トレーを示す斜視図である。
【図4】 本発明の実施の形態に係るコイン収納具をp−p線にて左右に分けて示す平面図である。
【図5】 本発明の実施の形態に係るコイン収納具を図4のq−q線にて左右に分けて示す正面図である。
【図6】 本発明の実施の形態に係るコイン収納具の固定手段の作動状態を示す断面側面図である。
【図7】 本発明の実施の形態に係るコイン収納具の使用時を示す、本体中央における断面側面図である。
【図8】 本発明の実施の形態に係る目盛り表示部を示す平面図である。
【図9】 本発明の実施の形態に係るコイン収納具の他の実施形態を示す図である。
【符号の説明】
10 コイン収納用トレー
20 蓋部
30 本体
40 開閉手段(ヒンジ)
50 固定手段(フック状部)
60 操作部(スライド部)
70 目盛り表示部
100 コイン収納具

Claims (4)

  1. 内部にコインを収納する本体と、該本体を覆う蓋部を有するコイン収納具であって、
    前記本体と前記蓋部は、前記本体の側部の後端位置に設けられたヒンジを介して接続され、前記蓋部の背面と前記ヒンジとの間の距離を前記本体の背面と前記ヒンジとの間の距離よりも長くすることで、前記ヒンジを中心に前記蓋部を回転させて前記蓋部を開いた時に、前記蓋部の背面により前記蓋部が起立し、前記本体所定角度で傾斜して前記蓋部に対して立てかけられることを特徴とするコイン収納具。
  2. 前記コインを収納するコイン収納用トレーを前記本体内に着脱自在に備えることを特徴とする請求項1に記載のコイン収納具。
  3. 前記蓋部が起立した際に、前記本体が約20度の角度で傾斜するように、前記蓋部の背面と前記ヒンジとの間の距離を設定したことを特徴とする請求項1又は2に記載のコイン収納具。
  4. 前記蓋部が起立した際に、前記蓋部が約80度の角度で後方に傾斜するように、前記蓋部の背面を傾斜させたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のコイン収納具。
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