JP2006062739A - 収納袋 - Google Patents

Abstract

【課題】表示具の前表面と後表面とを分離可能とすることで、商品情報が表示された前表面を収納袋に残しつつ開放可能とすることにある。
【解決手段】開口部２６を有する収納袋３０であって、収納袋３０の開口部２６は、収納袋３０の開口部２６を被うように折り返された表示具１４によって閉塞状態とされ、表示具１４の前表面１０には、収納物２８の品種等に関する第一情報を表示する第一の表示手段と、収納物２８の形状等に関する第二情報を表示する第二の表示手段２０とが表示されており、第一の表示手段と第二の表示手段２０とは異なる色で着色され、表示具１４には、表示具１４の前表面１０と後表面１２とを分離するためのミシン目１６が開口部２６に沿って形成されている。
【選択図】 図３

Description

本発明は収納袋に関する。また、その収納袋の陳列方法と，その収納袋を陳列する陳列棚に関する。

ボルトなどの締結部材を収納する収納袋１００の従来例として、袋体の開口部を表示具で密閉したものがある（図８を参照。）。
袋体１０４は、扁平筒状フィルムを開放可能な開口部１０４ａを残して周辺部を溶着したものである。袋体１０４内にはボルト１０８が収納されている。
表示具１０２は平板状の部材であり、その表面にボルト１０８の基準寸法１０３などの商品情報が印刷されている。また表示具１０２の表面は着色がなされている。付された色は、収納された締結部材がボルト１０８であることを示すものである。
この表示具１０２を二つ折りにして袋体１０４の開口部１０４ａを覆う。この状態の両者をホッチキス１０６，１０６で固定し、袋体１０４の開口部１０４ａを密閉する。
袋体１０４の表面はボルト１０８を示す着色がなされているため、他の締結部材からボルト１０８を購買者が見つけやすくなる。
なお、この種の表示具として特許文献１に記載された表示具が知られている。
特開平９−０３４３６７号公報

しかし上述の袋体１０４では、その開封後に商品情報が分からなくなるという問題があった。つまり袋体１０４を開封するためには表示具１０２を外さなければならない。一旦はずされた表示具１０２は用済みとなり、一般的には捨てられるものだからである。
またボルト１０８は、その基準寸法１０３に対応したナット（図示しない。）が嵌め込まれる。このボルト１０８とナットとは別売りされる場合もある。しかし上述の表示具１０２では、他の締結部材とボルト１０８との区別はつけやすいが、ボルト１０８の基準寸法１０３の違いについて区別をつけやすいわけではない。このため両者を別売りすると、ボルト１０８の基準寸法１０３に対応したナットが見つけずらいという問題があった。
本発明は上述した点に鑑みて創案されたものである。つまり本発明が解決しようとする課題は、表示具の前表面と後表面とを分離可能とすることで、商品情報が表示された前表面を収納袋に残しつつ開放可能とすることにある。
更に表示された商品情報を、より分かり易く購買者に表示することにもある。

上記課題を解決するために、本発明の各発明は次の手段をとる。
先ず第１の発明に係る収納袋は、開口部を有する収納袋であって、収納袋の開口部は、収納袋の開口部を被うように折り返された表示具によって閉塞状態とされ、表示具の前表面には、収納物の品種等に関する第一情報を表示する第一の表示手段と、収納物の基準寸法等に関する第二情報を表示する第二の表示手段とが表示されており、第一の表示手段と第二の表示手段とは異なる色で着色され、表示具には、表示具の前表面と後表面とを分離するためのミシン目が開口部に沿って形成されている。

次に第２の発明に係る収納袋は、第１の発明に係る収納袋であって、収納物の価格等に関する第三情報を記号で表示する第三の表示手段が表示具の前表面に表示されている。

「収納物」としては、例えば、ネジ類・ピン類・座金・釘類などの締結用部品，針金類・チェーン類・ワイヤ類などの建築用部品，管材・棒材・板材などの素材部品がある。
また「第一情報」としては収納物の品種情報がある。また「第二情報」としては収納物の基準寸法，形状，材質などに関する規格情報がある。「第三情報」としては収納物の価格情報がある。

この第１の発明又は第２の発明の表示具では、第一の表示手段と第二の表示手段とは異なる色で色分けされている。更に第三の表示手段は、ドットなどの記号によって表示されている。また各表示手段は、表示具の前表面に表示されている。
また、折り返された表示具の前表面と後表面とを分離するためのミシン目が形成されている。

次に第３の発明に係る陳列棚は、第１の発明又は第２の発明に係る収納袋を各区画部に陳列する陳列棚であって、各区画部は、区画体によって形成され、区画体には総称表示部が設けられ、総称表示部には、各表示手段の少なくとも二つが表示されており、各表示手段は異なる色で着色されており、区画部の正面側には、収納袋を区分して吊り下げるための吊下部が設けられている。
第３の発明の陳列棚は、区画体によって各区画部に区分けされている。区画体には、総称表示部が設けられている。総称表示部には、収納袋に表示された各表示手段の少なくとも二つが表示されている。この二つの各表示手段は互いに異なる色で着色されている。
また区画部には、フック部材などが配列された吊下部が設けられている。

次に第４の発明に係る陳列方法は、第１の発明又は第２の発明に係る収納袋を陳列棚に区分けして陳列する陳列方法であって、陳列棚を、区画体によって各区画部に区画し、区画体には、各表示手段の少なくとも二つを表示する総称表示部を設け、各表示手段を異なる色で着色し、区画部の正面側には、収納袋を区分して吊り下げるための吊下部を設け、収納袋を、区画部の手前側から表示具の前表面が確認可能な方向で、総称表示部に対応させて吊下部に吊り下げて陳列する。
第４の発明の陳列方法では、収納袋は、総称表示部に対応した区画部に吊下げ状態で陳列される。総称表示部には、少なくとも二つ表示手段が表示される。この二つの各表示手段は互いに異なる色で着色される。
また収納袋にも、互いに異なる色で着色された少なくとも二つ表示手段が表示されている。この収納袋を、総称表示部に対応させて区画部に陳列する。このとき収納袋は、区画部の手前側から表示具の前表面が確認可能な向きで陳列される。

上述した本発明によれば、次の効果を得ることができる。
先ず第１の発明又は第２の発明によれば、第一の表示手段と第二の表示手段とが異なる色で色分けされている。色分けされたぶん、収納物の情報を購買者が見分けやすい。
更にドットなどの記号によって商品情報を表示できる。
また、表示具の前表面と後表面とを分離するためのミシン目が形成されている。ミシン目に沿って表示具の後表面を収納袋から切り離すことで、収納袋の開口部を開放可能な状態とすることができる。この結果、収納袋を開放した状態でも表示具の前表面が収納袋に残る。そして残った表示具の前表面には各表示手段が表示されている。このため収納袋を開封しても各表示手段が表示されたままの状態が維持される。

次に第３の発明によれば、総称表示部には、少なくとも二つの各表示手段が表示されている。二つの各表示手段は互いに異なる色で着色されているため、総称表示部を通じて二つの商品情報を購買者が認識しやすい。
次に第４の発明によれば、少なくとも二つの表示手段が色分けされて総称表示部と収納袋の両者に表示されている。色分けがなされているぶん、各表示手段に表示された商品情報を認識し易い。このため誤った区画に収納袋を陳列することが防止又は低減される。

以下に本発明を実施するための最良の形態を図面を参照して説明する。
図１は表示具と袋体との関係を示した図であり、図２は収納袋の正面図であり、図３は開封後の収納袋の斜視図である。
各図に付された斜線は色を示す。異なる斜線が付された部位は、異なる色が付されていることを示す。
図１の収納袋３０は、袋体２４と，表示具１４とからなる。
袋体２４は、扁平筒状フィルムを開放可能な開口部２６を残して周辺部を溶着したものである。袋体２４の内部にはボルト２８が収納されている。なお各図面では、一つのボルト２８にのみ符号を付すこととする。

［表示具］
図１の表示具１４は平板状の部材である。この表示具１４が二つ折り状態となり収納袋３０の開口部２６を覆うこととなる。
二つ折り状態の表示具１４は、前表面部１０と後表面部１２とからなる。前表面部１０は、図２で見て正面に位置する。また後表面部１２は裏面に位置する（図１を参照。）。この前表面部１０と後表面部１２とは、後述するミシン目１６の部分で分けられている。
前表面部１０と後表面部１２とは、袋体２４との当接箇所に接着剤で貼付される。なお、少なくとも後表面部１２は袋体２４と引きはがし可能状態で貼付されている。
また図２で見て前表面部１０の上部略中央には貫通孔１７が形成されている。貫通孔１７は、後述のフック部材５４を挿通させるための孔である（図４，５を参照。）。

また図２に示す前表面部１０の上部には、ミシン目１６が形成されている。ミシン目１６は、前表面部１０上部を同図で見て左右に横断して形成される。
そしてミシン目１６に沿って後表面部１２を袋体２４から切り離すことで、図３に示す通り、収納袋３０が開放可能な状態となる。

また前表面部１０の表示側面は、締結部材の品種（本実施例においてはボルトである。）に対応付けられた「第一色」によって着色されている。更に前表面部１０には、ボルト２８の商品情報が印刷されている。
先ず第一情報として、ボルト２８の基準寸法２２を表す文字「４×１０」が付されている。
次に第二情報として、ボルト２８の絵文字が付されている。絵文字のボルト２８の頭部分は円形の印（第一の規格表示部位２０）によって囲われている。第一の規格表示部位２０は、ボルト２８の頭の形状に対応付けられた「第二色」によって着色されている。この「第二色」は、上述した「第一色」とは異なる色である。
次に第三情報として、ボルト２８の価格を示すドット１８が付されている。
なお上述の「前表面部１０の表示側面」が本発明でいう「第一の表示手段」に該当する。また「第一の規格表示部位２０」が本発明でいう「第二の表示手段」に該当する。

［陳列棚］
図４の陳列棚６０は、平板状のパネル４０と棚部材５８とからなる。平板状のパネル４０が複数の棚部材５８により区分けされ、複数の区画部５７が陳列棚６０に形成されている。「平板状のパネル４０」と「棚部材５８」とが本発明でいう「区画体」に該当する。
また陳列棚６０には、後述の総称表示部４２が複数枚配設されている。二枚の総称表示部４２，４２の間には上段区画部５７ａが形成されている。この上段区画部５７ａは、収納袋を吊下げる区画であり、そのためのフック部材５４が複数個配置されている。

フック部材５４は、縦に５列・横に５列配置されている。各フック部材５４には、異なる種類の収納袋が吊下げられている。図４で見て右側最上部に位置するフック部材５４には収納袋３０が吊下げられている。
陳列状態の収納袋３０は、陳列棚６０の手前側を前表面部１０が向くように配置されている。

総称表示部４２は長尺な板部材であり、パネル４０に立設して配置されている。
この総称表示部４２には縁取り部位４４が形成されている。この縁取り部位４４は上述のボルトに対応付けられた「第一色」によって着色されている。
また図４で見て右側の総称表示部４２にはボルトのピクトサインが描かれている。このボルトのピクトサインは、フック部材５４の横の列に対応して５つ描かれている。５つのピクトサインは、それぞれ異なるボルトを示す絵文字である。
また、それぞれのピクトサインが示すボルトの頭部分は、略円形の印（第二の規格表示部位）によって囲われている。この第二の規格表示部位は、上述の「第一色」とは異なる色によって着色されている。

例えば、図５の総称表示部４２の最上段には、上述したボルト２８を示すピクトサイン４８が描かれている。このピクトサイン４８の頭部分は、略円形の印（第二の規格表示部位４６）によって囲われている。
第二の規格表示部位４６は、ボルト２８の頭の形状に対応付けられた「第二色」によって着色されている。

また総称表示部４２の次の段には、ボルト１０８を示すピクトサイン５２が描かれている。ボルト１０８は、図５に示す通りボルト２８とは異なる頭の形状を有する。
このピクトサイン５２の頭部分も第二の規格表示部５０によって囲われている。そして第二の規格表示部５０は、ボルト１０８の頭の形状に対応付けられた「第三色」によって着色されている。この「第三色」は、上述した「第一色」と「第二色」とは異なる色である。

［陳列方法］
収納袋３０の陳列方法を図５に基づいて説明する。つまり収納袋３０，３０ａを例に陳列方法を説明する。収納袋３０は、上述の通りボルト２８を収納している。
また収納袋３０ａは、ボルト１０８を収納している。そして収納袋３０ａの表示具１４の前表面部１０は「第一色」に着色され、且つボルト１０８の絵文字が付されている。絵文字のボルト２８の頭部分は円形の印（第一の規格表示部位２０ａ）によって囲われている。第一の規格表示部位２０ａは、ボルト１０８の頭の形状に対応付けられた「第三色」によって着色されている。
これらボルトの収納袋３０，３０ａを、陳列棚６０の上段区画部５７ａに吊下げる。このとき、総称表示部４２の縁取り部位４４に示す「第一色」に従ってボルトの収納袋３０，３０ａの陳列位置を識別する。

先ず、収納袋３０の陳列方法を説明する。
始めに、収納袋３０の前表面部１０が図５の手前側から見えるよう収納袋３０の向きを定める。
この収納袋３０の向きを維持しつつ、フック部材５４を貫通孔１７に挿通させる。このとき総称表示部４２のピクトサイン４８と第二の規格表示部位４６の「第二色」とに従って収納袋３０の陳列位置決めを行う。つまり図５で見て上側のフック部材５４に収納袋３０を吊下げる。

次に、収納袋３０ａの陳列方法を説明する。
収納袋３０と同様に、収納袋３０ａの前表面部１０が図５の手前側から見えるよう収納袋３０ａの向きを定める。そして総称表示部４２のピクトサイン５２と第二の規格表示部５０の「第三色」とに従って収納袋３０ａの陳列位置決めを行う。つまり図５で見て下側のフック部材５４に収納袋３０ａを吊下げる。

なお、上述の各収納袋３０，３０ａの陳列方法では、総称表示部４２の一つのピクトサインと一つのフック部材５４の列とを対応させたが、これに限定されるものではない。例えば総称表示部４２の一つのピクトサインで複数のフック部材５４の列を示してもよく、全てのフック部材５４の列を示していてもよい。
また総称表示部４２に対応する陳列棚６０の占める面積は、フック部材の種類に対応して変更可能である。

［作用・効果］
先ず収納袋３０では、前表面部１０の表示側面が「第一色」に着色されている。また第一の規格表示部位２０が「第二色」に着色されている。つまり両者は異なる色で色分けされている。色分けされたぶん、ボルト２８の商品情報を購買者が見分けやすい。
特にボルトの場合には、その頭の形状が重要となる。本実施例においては、ボルト２８の頭部分の形状に対応した「第二色」が表示具１４に付されている。このため購買者は、「第二色」を目印としてボルト２８を識別することができる。
更にドット１８によってボルト２８の価格を示されている。例えば、ドット１８が一つ付された収納袋３０は１００円である。ドット１８で価格を示すことにより、収納袋３０の単価が変更されても改めて価格を記載し直す必要がない。

また、前表面部１０と後表面部１２とを分離するためのミシン目１６が表示具１４に形成されている。ミシン目１６に沿って後表面部１２を切り離すことで、収納袋３０の開口部２６を開放可能な状態とすることができる。この結果、収納袋３０を開放した状態でも表示具１４の前表面部１０が収納袋３０に残る。残った前表面部１０の表示側面には各表示手段１８，２０，２２が表示されている。このため収納袋３０を開封しても各表示手段１８，２０，２２が表示されたままの状態が維持される。

次に総称表示部４２には、「第一色」の縁取り部位４４と「第二色」の第一の規格表示部位２０とが表示されている。これらは互いに異なる色で着色されている。このため総称表示部４２に表示された「第一色」と「第二色」とを通じて二つの商品情報を購買者が認識することができる。特に「第二色」を目印として、ボルト２８の頭部分の形状を購買者が識別することができる。

次に、上述の通り収納袋３０には、ボルト２８（１０８）に対応する「第一色」と，ボルト２８（１０８）の頭の形状に対応する「第二色」とが付されている。また同様に総称表示部４２にも、ボルト２８（１０８）に対応する「第一色」と，ボルト２８（１０８）の頭の形状に対応する「第二色」とが付されている。同一の商品情報が同一色で両者に表示されているため、誤った区画に収納袋３０（３０ａ）を陳列することが防止又は低減される。

［その他の実施の形態］
本発明に係る収納袋３０は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、その他各種の実施の形態を取り得る。
先ず図６のボルト２８ａと図７のナット２８ｂとは、互いに嵌め合い可能な基準寸法を有する。そして図６のボルト２８ａは収納袋３４に収納されている。図７のナット２８ｂは収納袋３６に収納されている。
このように両者を別個に販売する場合には、それぞれに同じ着色がされた第一の規格表示部位２２ａを収納袋３４と収納袋３６とに付すことができる。つまり図６のボルト２８ａの規格番号を表示した部位に第一の規格表示部位２２ａを設ける。また図７のナット２８ｂの規格番号を表示した部位に第一の規格表示部位２２ａを設ける。各第一の規格表示部位２２ａ，２２ａは同一色の着色がなされている。
各第一の規格表示部位２２ａ，２２ａが同一色であれば、嵌め合い可能なボルト２８ａとナット２８ｂとを購買者が容易に見つけ出すことができる。

次にミシン目１６の形成位置は、図２で見て第一の規格表示部位２０よりも下方位置でなければよい。つまりミシン目１６に沿って表示具１４を分離したときに、第一の規格表示部位２０が前表面部１０に残った状態であればよい。「第二色」が認識可能であれば、第一の規格表示部位２０が同状態で完全に残っている必要はない。
また二つ折りにした表示具１４の折り返し部分にミシン目１６を形成してもよい。更に収納袋３０が開放できるならば、後表面部１２側にミシン目１６を形成してもよい。
またミシン目１６の形は、波形，ギサギサ形など適宜変更可能である。

次に、図５の収納袋３０の貫通孔１７の形成位置と収納袋３０ａの貫通孔１７の形成位置とが異なっていてもよい。
例えば収納袋３０の貫通孔１７の形成位置を、収納袋３０ａの貫通孔１７の形成位置よりも上方位置に形成する。
この場合、貫通孔１７を上方位置に形成した収納袋３０を図５の下側のフック部材５４にかけると、貫通孔１７が上方位置にあるぶん収納袋３０ａよりも収納袋３０の方が下に突出する。このため収納袋３０の配置位置が違うということがすぐに認識できる。

次に総称表示部４２には、第二情報のほかに第一情報や第三情報を付してもよい。また総称表示部４２は、図４で見て陳列棚６０の上部位置に配置してもよい。また陳列棚６０の上部位置と側部位置との両位置に総称表示部４２を配置してもよい。この場合、各総称表示部４２，４２には異なる情報を付すこともできる。

次に図２の収納袋３０では、その表示側面の全面に、ボルトに対応づけられた「第一色」を付したが、「第一色」の着色様式はこれに限定されるものではない。
つまり前表面部１０の表示側面の一部にのみ「第一色」を付してもよい。例えば、図２で示す規格寸法２２を四角に囲った部分のみを「第一色」で着色することもできる。なお「第一色」で着色された部位以外の部位は、無地でもよく、「第一色」と区別される模様や色が付されていてもよい。
この一部にのみ「第一色」を付した収納袋には、図２の収納袋３０よりも多い数（少ない数）のボルト２８を収納させてもよい。
このようにすれば、多い数（少ない数）のボルト２８が必要な購買者は、一部にのみ「第一色」を付した収納袋を収納袋３０と区別して認識しやすいものとなる。

表示具と袋体との関係を示した図である。 収納袋の正面図である。 開封後の収納袋の斜視図である。 陳列棚の斜視図である。 陳列棚の一部拡大図である。 収納袋の別の例の正面図である。 収納袋の更に別の例の正面図である。 従来の表示具と袋体との関係を示した図である。

符号の説明

１０ 前表面部
１２ 後表面部
１４ 表示具
１６ ミシン目
１７ 貫通孔
１８ ドット
２２ 基準寸法
２０，２０ａ，２２ａ 第一の規格表示部位
２４ 袋体
２６ 開口部
２８，２８ａ，１０８ ボルト
２８ｂ ナット
３０，３０ａ，３４，３６ 収納袋
４０ パネル
４２ 総称表示部
４４ 縁取り部位
４６，５０ 第二の規格表示部位
４８，５２ （ボルトを示す）ピクトサイン
５４ フック部材
５７ 区画部
５７ａ 上段区画部
５８ 棚部材
６０ 陳列棚
１００ 従来の収納袋
１０２ 従来の表示具
１０３ 基準寸法
１０４ 袋体
１０４ａ 開口部
１０６ ホッチキス

Claims (4)

1. 開口部を有する収納袋であって、
   前記収納袋の開口部は、該収納袋の開口部を被うように折り返された表示具によって閉塞状態とされ、
   前記表示具の前表面には、収納物の品種等に関する第一情報を表示する第一の表示手段と、該収納物の基準寸法等に関する第二情報を表示する第二の表示手段とが表示されており、
   該第一の表示手段と該第二の表示手段とは異なる色で着色され、
   前記表示具には、該表示具の前表面と後表面とを分離するためのミシン目が前記開口部に沿って形成されていることを特徴とする収納袋。
2. 請求項１に記載の収納袋であって、
   前記収納物の価格等に関する第三情報を記号で表示する第三の表示手段が前記表示具の前表面に表示されていることを特徴とする収納袋。
3. 請求項１又は請求項２に記載の収納袋を該各区画部に陳列する陳列棚であって、
   前記各区画部は、区画体によって形成され、
   該区画体には総称表示部が設けられ、
   該総称表示部には、前記各表示手段の少なくとも二つが表示されており、
   該各表示手段は異なる色で着色されており、
   前記区画部の正面側には、前記収納袋を区分して吊り下げるための吊下部が設けられていることを特徴とする陳列棚。
4. 請求項１又は請求項２に記載の収納袋を陳列棚に区分けして陳列する陳列方法であって、
   前記陳列棚を、区画体によって各区画部に区画し、
   前記区画体には、前記各表示手段の少なくとも二つを表示する総称表示部を設け、
   該各表示手段を異なる色で着色し、
   前記区画部の正面側には、前記収納袋を区分して吊り下げるための吊下部を設け、
   前記収納袋を、前記区画部の手前側から前記表示具の前表面が確認可能な方向で、前記総称表示部に対応させて前記吊下部に吊り下げて陳列することを特徴とする陳列方法。
   
   

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