JP3844785B2 - 放射温度計 - Google Patents

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Description

技術分野
本発明は放射温度計に関する。
背景技術
以前から、短時間で体温測定を行うために、測定部位として生体の穴部である外耳を選び、測温対象となる鼓膜及び外耳道からの赤外線を赤外センサで検出して生体の体温を測定する放射体温計としての放射温度計が提案されている。この放射体温計は、生体の穴部である外耳道にプローブを挿入し、プローブに入射した赤外線を赤外センサで検出する体温計である。プローブを外耳道に挿入しても完全には鼓膜に向かないので鼓膜温度及び外耳道温度の両方を測定することになるが、外耳道は通常鼓膜とほぼ同一の温度であるので両方を測定しても鼓膜温度に近い温度を測定することができる。
この種の放射体温計の一例が特公平6−63851号公報に開示されており、その放射体温計は、あらかじめプローブを外耳道に挿入した状態で測定スイッチを押した瞬間の温度を1回だけ測定するものである。ところが、プローブは測定前は通常室内などに放置されているので鼓膜温度より低い温度になっている場合が多いが、そのプローブを外耳道に挿入すると、それまで鼓膜温度とほぼ同一温度であった外耳道がそのプローブによって冷やされるという現象が生じる。そのため上記の公報に開示された放射体温計では鼓膜温度とともに冷やされた外耳道温度を測定してしまい、鼓膜温度を正確に測定することができなかった。
そこで、プローブによって冷やされた鼓膜温度ではなく、実際の鼓膜温度に近い温度を測定する放射体温計が特開平2−263125号公報に開示されている。この放射体温計はピークホールド回路を備え、測定した温度のうちで最高温度を表示するように構成されている。そのための操作方法として、プローブを外耳道に挿入する前に測定スイッチを押して温度測定を開始するようになっている。このような操作により、プローブを外耳道に挿入する前から温度測定が行われるので、鼓膜温度及び冷やされた外耳道温度を測定するのではなく、プローブを挿入した時点の外耳道がまだ冷やされる前の鼓膜温度に近い温度、すなわちピーク温度を測定することができる。
しかし、この放射体温計では、使用者(測定者)が操作手順を誤ってプローブを外耳道に挿入した後に測定スイッチを押した場合には、上述したようにプローブによって外耳道が冷やされた状態で温度測定が開始されてしまうため、所期のピーク温度は測定できず、それより低い鼓膜温度及び冷やされた外耳道温度が測定され、結果として実際の体温よりも低い温度が表示されてしまうという問題がある。
一方、上記特開平2−263125号公報に開示されている放射体温計のピークホールド回路は、測定スイッチが押されて温度測定動作が開始されるたびにリセットされるようになっているので、プローブを外耳道に挿入した後、再度測定スイッチが押されると、挿入時に検出した最高温度がリセットされることになってしまい、2回目の測定スイッチ操作後に測定された最高温度が表示されるが、この表示温度はやはり鼓膜温度及びプローブによって冷やされた外耳道温度であり、実際の体温よりも低い温度になってしまうという問題がある。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、プローブを外耳道に挿入する前に測定スイッチを操作することにより温度測定を開始し、測定された温度のうち最高温度を体温として表示する放射体温計において、測定スイッチが適正に操作されたか否かを判断して誤操作であることを告知したり、あるいは誤操作により測定された温度を表示しないようにする放射温度計を提供することを目的とする。
【図面の簡単な説明】
図1は本発明の第1の実施の形態による放射体温計の外観図であり、(a)は正面図、(b)は側面図、図2は図1(a)、(b)に示した放射体温計のブロック線図、図3は本発明の第1の実施の形態による放射体温計の動作を示すフローチャート、図4は第1の実施の形態においてプローブを外耳道に挿入したときの温度データの時間的変化を示し、(a)は正常な測定操作の場合、(b)は誤操作の場合である。図5は本発明の第2の実施の形態による放射体温計のブロック線図、図6は本発明の第2の実施の形態による放射体温計の動作を示すフローチャート、図7は第2の実施の形態においてプローブを外耳道に挿入したときの温度データの時間的変化を示す。
発明を実施するための最良の形態
以下本発明を図面を参照して説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態による放射体温計の外観図であり、(a)は正面図、(b)は側面図である。この放射体温計1は、鼓膜及び外耳道から放射される赤外線を受光して鼓膜温度及び外耳道温度を測定する体温計であり、本体8とプローブ2から構成されている。本体8には受光した赤外線に基づいた測定温度である体温を表示するための液晶表示部40と、温度測定を開始するための測定スイッチ30とが設けられている。
放射体温計1による体温測定の操作は次のとおりである。
まず、本体8に設けられた測定スイッチ30を押すと、電源が入り温度測定が開始する。その後プローブ2を使用者の外耳道に挿入して、鼓膜に向けて鼓膜および外耳道から放射される赤外線を受光する。測定が終了すると終了したことを知らせるブザーが鳴るのでプローブ2を外耳道から取り出す。すると液晶表示部40に鼓膜及び外耳道温度すなわち体温が表示される。
図2は放射体温計1のブロック線図を示しており、放射体温計1は、測定開始手段3と、赤外センサ5と、制御手段6と、告知手段4とから構成されている。測定開始手段3は測定スイッチ30を含み、告知手段4は液晶表示部40を含む。
測定開始手段3は制御手段6に接続されており、所定の操作すなわち測定スイッチ30を押すことにより測定開始のための動作信号を発生する。制御手段6には赤外センサ5と告知手段4が接続されており、制御手段6は測定開始手段3からの動作信号に応答して赤外センサ5を制御するとともに、告知手段4の液晶表示部40に測定温度を表示するための制御を行っている。
制御手段6は、赤外センサ5から得られたデータを温度データに変換する演算手段60と、演算手段60から出力された温度データの最高値を記憶しておく記憶手段61と、記憶手段61に記憶されている温度データの最高値をリセットする初期化手段62と、演算手段60が出力した温度データを所定の条件と比較する比較手段63とを構成要素としている。本実施の形態においては、比較手段63は温度測定のための適正な操作が行われたか否かを判断する操作判断手段7を構成している。
次に図3のフローチャートに従って第1の実施の形態による放射体温計の動作を説明する。
使用者が測定スイッチ30を押すと(スタート)、イニシャライズ処理として初期化手段62が記憶手段61の保持している温度データを初期化する(S1)。赤外センサ5は測定した温度に応じた信号を演算手段60に出力し、演算手段60はこの信号に基づいて温度データを演算し出力する(S2)。比較手段63は記憶手段61に記憶されている最高値データと演算手段60から出力される温度データとを比較し(S3)、温度データの方が大きかった場合はその温度データを最高値データとして記憶手段61に記憶されている最高値データを更新する(S4)。
一方、比較手段63は、演算手段61から出力される温度データと後述する所定の条件とを比較し、プローブ2が外耳道に挿入されてから測定スイッチ30が押されたか否か、すなわち誤操作か否かを判断する(S5)。比較手段63が誤操作でないと判断した場合には、次に判断手段66が所定の条件に基づいて測定終了であるか否かを判断し(S6)、測定終了であると判断した場合には体温測定動作を終了し、制御手段6は、記憶手段61に記憶されている最高値データを告知手段4に表示するように制御し、その液晶表示部40に測定温度すなわち体温を表示する(S7)。ステップS6において判断手段66が所定の測定終了条件を満たさないと判断した場合は、温度測定(S2)に戻り、所定の測定終了条件を満たすまで体温測定動作を繰り返す。また、ステップS5において、比較手段63が誤操作であると判断した場合には、比較手段63は操作手段が誤っていることを示す警告表示(たとえば「Error」)を告知手段4に告知するように制御し、液晶表示部40にこの警告表示をする(S8)。すなわち比較手段63は誤操作警告信号を出力する。
次にステップS5における誤操作の判断動作を説明する。
測定スイッチ30を押した後最初に測定した第1回目の温度データをT1、その後測定した第2回目の温度データをT2、第3回目の温度データをT3としたとき、T1が所定値(たとえば32℃)以上であり、かつその後得られた測定データT2、T3、・・・の所定回数(たとえば2回)分が第1回目の温度データT1よりも低い場合、すなわち、第2及び第3の温度データT2、T3が第1の温度データT1よりも低い場合には誤操作であると判断し、それ以外の場合には誤操作でないと判断している。
次に図4を用いて誤操作の判断条件について説明する。
図4(a)は測定スイッチ30を押した後外耳道にプローブ2を挿入した場合(正常な操作)の温度データの時間的変化を示したグラフであり、図4(b)は外耳道にプローブ2を挿入した後測定スイッチ30を押した場合(誤操作)の温度データの時間的変化を示したグラフである。
まず、図4(a)を用いて、正常な操作により体温測定を行った場合について説明する。
Aは測定スイッチ30を押した時刻であり、0は外耳道にプローブ2を挿入した時刻である。放射体温計1は、外耳道にプローブ2を挿入する前でも一旦測定スイッチ30を押せばその時刻Aの直後から体温測定動作を開始するので、時刻Aから時刻0までの期間はプローブ2が向けられている対象物の温度データTcが出力される。プローブ2が向けられる対象物が変化すると、測定される温度データTcの値も変化するが、ここでは仮に一定の値としている。温度測定は通常室内などで行われるため、この温度データTcは所定値Tf(たとえば32℃)以下になっている。赤外センサ5により測定されたデータは演算手段60により温度データに変換され、記憶手段61にその最高値が更新されて記憶されていくが、プローブ2を外耳道に挿入した直後の時刻Eにおいてとらえた温度Tpはそれまでの最高値であるのでこの温度データTpが記憶手段61に記憶される。時刻E以降は、プローブ2により外耳道が冷やされるため、出力される温度データは次第に小さな値になっていく。そして所定の測定終了条件を満たす時刻Cで体温測定動作が終了し、そのとき記憶手段61に記憶されているそれまでの温度データの最高値であるピーク温度Tpが告知手段4の液晶表示部40に表示される。
このように測定スイッチ30を押した後に外耳道にプローブ2を挿入した場合には、外耳道にプローブ2を挿入する前の時刻Aから0の間では所定値Tf(たとえば32℃)以下の温度データが出力されるため、第1回目に測定した温度データはTf(32℃)以下となり、比較手段63は誤操作ではないと判定する。次に図4(b)を用いて外耳道にプローブ2を挿入した後に測定スイッチ30を押した誤操作の場合について説明する。
0は外耳道にプローブ2を挿入した時刻であり、Bは測定スイッチ30を押した時刻である。したがって、実際に温度データが出力されるのは時刻B以降であるが、図4(a)と比較し易いように、仮に時刻Aで測定スイッチ30を押した場合に時刻Bまでに出力される温度データを点線で示している。時刻0において外耳道にプローブ2を挿入し、測定スイッチ30を押すのが時刻Bであるため、時刻Eにおけるピーク温度Tpは測定されず、外耳道がプローブによって冷やされ、その温度が低くなっていく過程の時刻Bにおいて測定された温度データTbが最初の測定データT1として記憶手段61に記憶される。その後、体温測定動作を継続し、2回目、3回目の温度データT2、T3、・・・が測定され、所定の測定終了条件を満たす時刻Dで体温測定動作を終了する。
このように外耳道にプローブ2を挿入した後測定スイッチ30を押した場合には、第1回目の測定温度データT1はプローブ2が外耳道に挿入された状態で測定されるため、通常所定値Tf(たとえば32℃)以上になり、その後、外耳道はプローブによって冷やされるため、2回目、3回目の温度データT2、T3は1回目の測定データT1よりも小さな値になる。したがって、比較手段63は誤操作であると判断される。
本実施の形態では、比較手段63は最初に測定したデータが所定値(たとえば32℃)以上であり、かつ最初に測定したデータと、その後の測定データとを比較し、最初に測定したデータよりも所定回数(たとえば2回分)とも低いことを条件として誤操作であることを告知手段4により警告するようにしている。
しかし、本発明ではこの条件に限らず、最初に測定したデータとその後の測定データとを比較し、最初の測定データよりも所定回数分だけ低いという条件のみで誤操作であると判断し警告するようにしてもよい。たとえば、図4(a)において、時刻Aから時刻0の間では、プローブの先端の向け方によってはたまたま2回目、3回目のデータが連続して最初のデータよりも低いこともあり得る。この場合には、「所定回数」を偶然では起こり得ない回数、たとえば5〜6回として、図4(a)の時刻Aから時刻0の期間で誤操作であると判断しないようにすればよい。
また、他の条件として、最初に測定したデータが所定値(たとえば32℃)以上であったという条件のみで誤操作と判断して警告するようにしてもよい。この「所定値」も32℃に限らず、体温と測定環境温度との間に設定するのが好ましい。
本実施の形態では、プローブが外耳道に挿入される前に測定スイッチ30が押されず、挿入後初めてが押された場合は誤操作であると判断し、プローブ2によって冷やされた外耳道温度を体温として表示することはせずに、誤操作の旨を伝えるようにする。
次に本発明の第2の実施の形態による放射体温計について説明するが、放射体温計の外観および操作は図1に示した第1の実施の形態と同じであるので、説明は省略し、以下の説明では第1の実施の形態と同じ構成部分については同じ参照番号を用いるものとする。
図5はこの第2の実施の形態の放射体温計のブロック図を示す。
図5において、放射体温計1は、測定開始手段3と、赤外センサ5と、制御手段6と、告知手段4とから構成され、測定開始手段3と、赤外センサ5と、告知手段4は制御手段6に接続されている。測定開始手段3は、図1に示した測定スイッチ30と、図示しない動作信号発生回路とから構成されており、放射体温計の本体に設けられた測定スイッチ30を押すことにより動作信号発生回路が動作信号を発生し、この動作信号は制御手段6に出力される。
告知手段4は、図1に示した液晶表示部40と、この液晶表示部40を駆動する駆動回路(図示せず)とから構成されている。この駆動回路は、後述する記憶手段61に記憶されているデータに基づいて測定対象の測定温度を表示するための信号を作成し、液晶表示部40に出力する。このように、告知手段4は記憶手段61のデータに基づいて測温対象の測定温度を告知する構成としている。また、告知手段4の動作は制御手段6によって制御される。
制御手段6は動作信号に同期して赤外センサ5を制御するとともに、液晶表示部40に測定温度を表示するように告知手段4の制御を行っている。
制御手段6は、赤外センサ5から得られたデータを温度データに変換する演算手段60と、演算手段60から出力された温度データのうち最高値を記憶しておく記憶手段61と、記憶手段61に記憶されている最高値データをリセットする初期化手段62と、演算手段60が出力した温度データを記憶手段61に記憶されている最高値データと比較する比較手段63と、体温測定動作中の初期化手段62の動作を禁止する初期化禁止手段64と、プローブ2が生体の穴部に挿入されたことを検出する挿入検出手段65と、演算手段60が出力した温度データと所定の条件とに基づいて温度測定動作が終了したか否かの判断を行う判断手段66とを構成要素としている。本実施の形態においては、初期化禁止手段64は、温度測定動作中の所定期間中は初期化手段62による初期化動作を禁止し、その間に測定開始の操作が誤って行われても温度測定動作が再スタートしてその期間中の誤操作による誤表示がないようにする操作判断手段7を構成している。またこの初期化禁止手段64は、測定開始手段3が誤って操作されても温度測定動作が再スタートしないようにする無効手段として機能するようになっている。
次に、この放射体温計1における温度測定動作を図6のフローチャートにしたがって説明する。
図6のフローチャートにおいて、温度測定動作は測定スイッチ30が押されるごとに開始する。禁止フラグFは初期化禁止手段64に含まれており、禁止フラグFが「0」のときは初期化可能な状態であり、「1」のときは初期化禁止の状態である。
まず、禁止フラグFが「0」の場合について説明する。
使用者(体温測定者)が測定スイッチ30を押し(スタート)、禁止フラグFが「0」であることを判断した後、禁止フラグFを「1」にセットし(S2)、放射体温計1は体温測定動作を開始する。ここで、禁止フラグFを「1」にするのは初期化を禁止状態にしていることである。次に、イニシャライズ処理として初期化手段62は記憶手段61が保持しているデータを初期化する(S3)。
赤外センサ5は受光した赤外線に応じた信号を演算手段60に出力する。演算手段60は赤外センサ5からの信号に基づいて温度を演算し、温度データを出力する(S4)。比較手段63は記憶手段61に記憶されている最高値データと演算手段60から出力される温度データとを比較し(S5)、温度データの値の方が大きかった場合にそれまでの最高値データをその温度データで更新し最高値データとして記憶手段61に記憶する(S6)。
判断手段66が、演算手段60が出力した温度データと所定の条件とに基づいて体温測定動作が終了したことを判断すると(S7)、禁止フラグを「0」にリセットする(S8)。つまり、初期化を可能状態に戻す。
制御手段6は、記憶手段61に記憶されている最高値データつまり測定温度を、告知手段4に表示するように制御し、液晶表示部40に測定温度を表示する(S9)。また、ステップS7において、判断手段66が所定の測定終了条件を満たさないと判断した場合は温度測定(S4)に戻り、その後は所定の測定終了条件を満たすまで動作を繰り返す。
次に、一度測定スイッチ30が押されて体温測定が始まっている状態つまり禁止フラグが「1」(初期化を禁止状態している)の状態で、再度測定スイッチ30が押さるという誤操作が行われた場合について説明する。
この場合、放射体温計1は前回(1目の)測定スイッチ30を押したことによって体温測定動作を行っているため、ステップS3からステップS7の何れかの処理を行っている。この状態で使用者が再度(2回目の)測定スイッチ30を押すと、前回の(1回目の)測定スイッチ30の操作に起因する現在進行中の処理は一時中断される。そして、2回目のスイッチ操作により一連の処理が開始し、禁止フラグFが「1」であるか否かが判断されるが(S1)、禁止フラグFは「1」(初期化禁止の状態)になっているので、ステップS1における判断は「YES」となり、処理はすぐに終了する(エンド)。そして、一時中断していた1回目のスイッチ操作に起因する処理が継続される。
このように、体温測定動作の途中で測定スイッチ30が押された後の処理では、新たにスイッチS2からS9までの体温測定処理は行わず、前回の(1回目の)スイッチ操作によって開始していた体温測定動作が継続される。
本実施の形態を要約すると次のようになる。
放射体温計1は、初期化禁止手段64が初期化可能な状態であれば、従来の放射体温計の動作と同様に記憶手段61は体温測定動作開始時に初期化され、体温測定動作中の最高値データを記憶する。そしてその最高値データを測定温度すなわち体温として告知手段4に出力する。しかし初期化禁止手段64が初期化禁止状態にあるときは、従来の放射体温計とは異なり、測定スイッチ30が押されても新たな体温測定動作は開始せず、前回のスイッチ操作によって開始していた体温測定動作を継続する。
図7はプローブ2を外耳道に挿入したときの温度データの時間的変化を示す。この図を参照して、測定スイッチ30が押されるタイミングと測定温度すなわち体温との関係について説明する。図示した温度データの時間的変化は、時刻0においてプローブ2を外耳道に挿入した場合の温度データの変化を示している。
操作手順として、外耳道に挿入前の時刻Aに測定スイッチ30が押された場合について説明する。
放射体温計1はプローブ2を外耳道に挿入する前に体温測定動作を開始しているが、時刻Aから時刻0の間は外耳道の外においてプローブ2が向けられている測温対象の温度データTaが出力されている。図7では時刻Aから時刻0の間は仮に一定温度Taで示しているが、実際にはプローブ2の向け方によって温度Taの値は変化する。放射体温計1はプローブ2を外耳道へ挿入した直後にピーク温度Tpをとらえ、時間とともに外耳道はプローブ2によって冷やされるため、温度データは低くなっていく。その後も体温測定動作は継続し、判断手段63が所定の測定終了条件を満たしたと判断した時刻Cで体温測定動作が終了する。それまでの最高値データとしてピーク温度Tpが記憶手段61に記憶されているのでその値が測定温度すなわち体温として表示される。点線で示した時刻C以降の温度データは測定が終了しているため出力されない。以上は正常な操作である。次に、プローブ2が外耳道に挿入される前の時刻Aに測定スイッチ30が押され、その後外耳道に挿入され時刻Bに再び測定スイッチ30が押された場合(誤操作)について説明する。ここで本実施の形態での動作を分かりやすく説明するために、図6のステップS1の判断とステップS2のフラグセットの処理が省かれたフローチャートによる測定温度と、それらの処理が行われる本実施の形態のフローチャートによる測定温度とを対比させて説明する。
まず、図6におけるステップS1の判断とステップS2のフラグセットの処理が省かれた場合について説明する。
この場合は、禁止フラグFはセットされないので「0」であり、初期化禁止手段64は常に初期化可能な状態となっている。外耳道に挿入前の時刻Aに測定スイッチ30が押されているので、放射体温計1は外耳道にプローブ2を挿入する前から体温測定動作を開始している。そのため、挿入直後に測定されるピーク温度Tpをとらえる。しかし、時刻Bにおいて再度測定スイッチ30が押されると、図6におけるイニシャライズ処理(ステップS3)が行なわれるので、記憶手段61に記憶されている最高値データであるピーク温度Tpが初期化手段62により消去される。そして、記憶手段61には時刻Bにおいて測定された温度データTbが記憶される。その後、体温測定動作が継続され、判断手段66が所定の測定終了条件を満たす時刻Dで体温測定動作を終了する。記憶手段61にはそれまでの最高値データとして温度データTbが記憶されているので、その値が測定温度すなわち体温として表示される。
次に、図6のステップS1の判断とステップS2のフラグセットの処理が行われる本実施の形態の場合について説明する。
外耳道に挿入前の時刻Aに測定スイッチ30が押されているので、禁止フラグFは「1」にセットされ、また放射体温計1は外耳道にプローブ2を挿入する前から体温測定動作を開始している。そのため、挿入直後に測定されるピーク温度Tpをとらえる。そして、時刻Bにおいて再度測定スイッチ30が押されるが、そのときは禁止フラグFが「1」であるので、記憶手段61に記憶されている最高値データであるピーク温度Tpが初期化手段62により消去されることはない。そして、時刻Aで測定スイッチ30を押したことによって開始していた体温測定動作が継続される。その後、判断手段66が所定の測定終了条件を満たす時刻Cで体温測定動作を終了する。それまでの最高値データとしてピーク温度Tpが記憶手段61に記憶されているので、その値が測定温度すなわち体温として表示される。
このように第2の実施の形態では、所定の期間内にある測定が開始されてからその測定が終了するまでの間は初期化禁止手段64が禁止状態になっているので、その間に測定スイッチ30が再び押されても新たな体温測定動作は開始しない。つまり、測定スイッチ30を押した(スタート)直後に、禁止フラグの判断(S1)をして、すべての処理をすることなく終了する(エンド)。つまり、初期化禁止手段64は測定開始手段3からの動作信号を実質的に無視する無効手段として動作する。そして、前回の測定スイッチ30の操作によって開始していた体温測定動作を継続する。こうすることによって、告知手段4に出力される記憶手段61のデータはプローブ2を外耳道へ挿入した直後にとらえるピーク温度Tpとすることができる。
また、本実施の形態では、測定開始直後から初期化禁止手段62による初期化手段61の動作を禁止せずに、プローブ2が生体の穴部へ挿入されたことを検出する挿入検出手段65を設け、この挿入検出手段65によりプローブ2の挿入が検出されてから初期化禁止手段64が初期化手段62の動作を禁止するようにしてもよい(図中に破線で示す)。
また、演算手段60から挿入検出手段65へ温度データが出力されるようにしておき、挿入検出手段65は、測定スイッチ30が押されて体温測定動作が開始されてから、所定の温度(たとえば32℃)以上の温度データが入力された場合に、外耳道にプローブが挿入されたと判断して挿入検出信号を出力するようにし、初期化禁止手段64は挿入検出信号が入力されてから測定終了までの間は初期化動作を禁止するようにしてもよい。
さらに、初期化が禁止されている所定の期間中に測定スイッチが押された場合は、初期化手段のみを禁止して他の動作は有効にしてもよい。他の動作としては、たとえばブザーを鳴らしたり、LEDを点灯させたりして誤操作であることを警告する動作が考えられる。
本実施の形態では生体の穴部として外耳道を選び、鼓膜及び外耳道を測定部位としていたが、本発明はこれに限定するものではなく、例えば生体の穴部として口腔を選び、測定部位としては舌下や歯肉を測定部位としてもよい。
以上説明したように、請求項1に記載の発明によれば、測定開始手段すなわち測定スイッチが適正に操作されたか否かを判断する操作判断手段を設けたので、プローブを外耳道に挿入した後に測定開始手段をスイッチ操作してしまうとか、外耳道に挿入前に正常にスイッチ操作したにもかかわらず挿入後再びうっかりスイッチ操作をしてしまうなどの誤操作の場合には、誤操作であることを告知したり、誤操作による温度測定動作や温度表示が行われないようにすることができる。請求項2に記載の発明によれば、操作判断手段を比較手段で構成したので、赤外センサから出力される出力信号を所定の条件と比較するだけで操作開始手段が適正に操作されたか否かを簡易に判断することができる。
請求項3および4に記載の発明によれば、最初の測定データを用いて誤操作の判断をするようにしているので、誤操作の判断が容易にできる。
請求項5に記載の発明によれば、最初の測定データとその後の複数個の測定データとを用いて誤操作の判断をするようにしているので、誤操作の判断が容易で確実になる。
請求項7に記載の発明によれば、操作無効手段は所定の期間中測定開始手段から出力される動作信号を無効にする無効手段であるため、プローブを生体の穴部に挿入した後の誤操作による温度測定動作を禁止して誤表示を防止することができる。
請求項8に記載の発明によれば、プローブ挿入検出手段を設けたので、プローブを生体の穴部に挿入する前は測定スイッチを押すごとに再測定が可能であり、プローブを生体の穴部に確実に挿入した後からの誤操作による温度測定動作の禁止期間を適切で確実に設定することができる。
請求項9に記載の発明によれば、初期化手段の動作のみを禁止するようにしたので、所定の期間中にスイッチを操作した場合に初期化以外の動作を行うことができる。たとえば、ブザーを鳴らしたり、LEDを点灯させたりして誤操作に対して警告することができる。
請求項10に記載の発明によれば、プローブ挿入検出手段は最初の測定データが所定値以上であるときに挿入検出信号を出力するため、プローブを生体の穴部に挿入したか否かを簡易に検出することができる。
請求項11に記載の発明によれば、所定の期間は測定開始から測定終了までの期間であるため、誤操作による温度測定動作を温度測定期間中にわたって確実に禁止することができる。
産業上の利用可能性
本発明は人体の体温測定にはもちろんのこと、生体の穴部を利用して生体の温度を測定する放射温度計に利用することができる。

Claims (11)

  1. 生体の穴部に挿入したプローブに入射した赤外線を検出する赤外センサと、該赤外センサにより検出した赤外線に基づいて測定温度を演算する演算手段を備えた制御手段と、
    測定温度を告知する告知手段と、
    所定の操作により前記制御手段を動作させるための動作信号を出力する測定開始手段とを有し、
    前記プローブを生体の穴部に挿入する前に前記測定開始手段を操作して前記赤外センサによる検出を開始し、前記プローブを前記生体の穴部に挿入する過程で該生体の穴部のピーク温度を検出する放射温度計において、
    前記制御手段は、前記測定開始手段が適正に操作されたか否かを判断する操作判断手段を有することを特徴とする放射温度計。
  2. 前記操作判断手段は、測定が開始された後に前記赤外センサから出力される出力信号と所定の条件とを比較する比較手段を有することを特徴とする請求項1に記載の放射温度計。
  3. 前記比較手段は、最初の測定データとその後の測定データとを比較し、前記その後の測定データが前記最初の測定データよりも所定回数小さいことを検出したとき誤操作であることを警告する誤操作警告信号を出力することを特徴とする請求項2に記載の放射温度計。
  4. 前記比較手段は、最初の測定データが所定値以上のとき誤操作であることを警告する誤操作警告信号を出力することを特徴とする請求項2に記載の放射温度計。
  5. 前記比較手段は、最初の測定データが所定値以上であり、かつ最初の測定データとその後の測定データとを比較し、前記その後の測定データが前記最初の測定データよりも所定回数小さいことを検出したとき誤操作であることを警告する誤操作警告信号を出力することを特徴とする請求項2に記載の放射温度計。
  6. 前記所定値が生体の体温と測定環境温度との間に設定されることを特徴とする請求項4または5に記載の放射温度計。
  7. 前記操作判断手段は、所定の期間中前記測定開始手段から出力される動作信号を無効にする無効手段であることを特徴とする請求項1に記載の放射温度計。
  8. 前記制御手段は、プローブが生体の穴部に挿入されたことを検出するプローブ挿入検出手段をさらに有し、前記無効手段は、該プローブ挿入検出手段からの挿入検出信号に基づいて所定の期間中前記動作信号を無効にすることを特徴とする請求項7に記載の放射温度計。
  9. 前記制御手段は、プローブに入射した赤外線に基づいた最高値を記憶する記憶手段と、前記測定開始手段からの動作信号により前記記憶手段に記憶された最高値を初期化する初期化手段とを備え、
    前記無効手段は前記初期化手段の動作のみを禁止する初期化禁止手段であることを特徴とする請求項7または8に記載の放射温度計。
  10. 前記プローブ挿入検出手段は、最初の測定データが所定値以上であるときに挿入検出信号を出力する請求項8に記載の放射温度計。
  11. 前記所定の期間は測定開始から測定終了までの期間である請求項7または8に記載の放射温度計。
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