JPH02263125A - 放射体温計 - Google Patents

放射体温計

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JPH02263125A
JPH02263125A JP8408389A JP8408389A JPH02263125A JP H02263125 A JPH02263125 A JP H02263125A JP 8408389 A JP8408389 A JP 8408389A JP 8408389 A JP8408389 A JP 8408389A JP H02263125 A JPH02263125 A JP H02263125A
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JP
Japan
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infrared
circuit
temperature
data
body temperature
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JP8408389A
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English (en)
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Shiyunji Egawa
俊二 柄川
Masato Yamada
真人 山田
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Citizen Watch Co Ltd
Original Assignee
Citizen Watch Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は放射体温計に関するものであり、特に加熱装置
を用いない放射体温計のシステムに関する。
〔従来の技術〕
近年ガラス体温計に代わるものとしてペン型の電子体温
計が普及してきた。
この電子体温計の特徴は、壊れない、読み取りやすい、
検温の終了のブザーがあることなどですが、検温に要す
る時間は5〜10分程度必要で、ガラス体温計とほとん
ど変わりがな(、これが体温測定が面倒がられる原因で
す。これは、腋下や口中にセンサ部を挿入して、測定部
位に接触させて測るという方法に問題があり、測定時間
が長いのには2つの理由があります。
第1に腋下の皮膚温や、口中の粘膜部は検温開始前には
体温となっておらず、腋や口を閉じることによって、徐
々に体温に近ずくためでず。
第2′に、体温計センサ部は周囲温度に冷やされていて
、測定部位に挿入することにより、更に測定部位の温度
をさげてしまい、より時間をかけています。
この状態を第11図により説明する。
第11図は横軸を検温時間、縦軸を測定温度とする接触
型電子体温計の温度測定カーブであり、Hは測定部位と
しての腋下の温度カーブ、Mは体温計の測定温度カーブ
である。
すなわち検温開始時のtlに於いては、腋下の皮膚温は
36℃以下であり、又体温計センサ部の温度も30℃以
下に冷やされている。この状態から体温計センサ部を腋
下に挿入して腋を閉じると体温計センサ部の測定温度M
は急激に上昇してい(が、腋下の温度Hは体温計センサ
部によって冷やされることによりt2迄下降した後、真
の体温に向けて上昇を開始する。そして体温計のセンサ
部が腋下の皮膚温度迄温められた時、点t3からは2つ
の温度カーブH及びMは一致して上昇するが、真の体温
迄上昇するには前述のごと(5〜10分程度の時間を必
要としている。
そして実際の体温測定方法は周知のごと<1゜時点から
一定のインターバルで測定を行い、その測定値どうしを
比較して最大値を順次記憶するとともに、測定値間の差
を判定し、測定値間の差が予め定めた値より小さくなっ
た時、点t4に於いて検温を中止すると同時に、その時
の最大値を体温として表示するようにしている。
(例えば特開昭50−31888号公報)前記第1及び
第2の理由を考慮して体温測定を短時間に行うだめの条
件を考えて見ると、検温を開始する前から体温となって
いる部位を選び、冷えているセンサを接触させることな
(測定できれば、短時間測定が可能となります。
そこで、検温を開始する前から体温となっている部位と
して鼓膜を選び、その部位の温度を非接触で測る放射体
温計が提案されている。(例えば特開昭61−1174
22号公報) 次に上記放射体温計の基本となっている放射温度計の原
理について説明する。
「すべての物体は、表面から赤外放射をしており、その
赤外放射エネルギの量と分光特性は物体の絶対温度で定
まり、その物体の性質や仕上げ表面状態にもよる。」こ
の物理学の法則を基本としている。このことを示す法則
を説明する。
まず、ブランク(Planck)の法則は、黒体の放射
強度、スペクトル分布および温度の関係を表わしたもの
である。
W(λ、T)=単色放射発散度(5pectralra
diant  emittance  )〔W〆嘉・μ
m〕 T:黒体の絶対温度〔K〕 λ:放射される放射線の波長〔μm〕 C:光の速度2.998 X 10  [crIL/5
ec)hニブランク定数6.625X10−34[WI
Isec2:]k:ポルツマン定数1.380 X 1
0 ””23〔W−seC/K)黒体から放出される全
エネルギは(1)式で与えられるW(λ、T)をλにつ
いてλ=0からλ=(3)まで積分してえられる。これ
がステファン・ポルツマ7 (5tefan −Bod
tzmann)の法則である。
Wr−f″W(λ、’I”)dλ−σT4      
   ・・・(2)W、:黒体の全放射エネルギ CW
/cm 〕σ:ステファン・ボルツマン定数 5.673 X 10    CW/cr?・deg’
 〕(2)式から明らかなように、全放射エネルギWは
黒体光源の絶対温度Tの4乗に比例している。
また、(2)式は黒体から放射される赤外放射を全波長
について積分して得られた式であることにも注意を要し
たい。
従来の放射体温計には赤外透過フィルタが付いていて、
物体が主に放射している特定波長帯域だけを透過させ、
その他の外光などの影響を少なくするようになっている
このように、フィルタを介して赤外センサに入射する赤
外放射エネルギは、絶対温度Tの4乗に比例するとい5
関係は成り立たな(・ことになり、このステファン・ボ
ルツマンの法則に基づいて算出している放射温度計はこ
の分だけ誤差が含まれる結果となる。
また、赤外センサの感度は、従来の放射温度計では定数
として取り扱っているが、実際の赤外センサの感度は赤
外センサ温度に依存して変動しており、感度変動が誤差
要因となっている。
しかし通常の放射温度計は、高い温度の測定を目的とし
たものであり、その測定範囲は0〜300°C程度、測
定精度は±(2〜3)°c程度であるため前記フィルタ
特性や、赤外センサの感度変動等による誤差は無視出来
るものとして対策を省略していた。
しかるに体温計としての測定条件を考えると、検温範囲
としては33°C〜43°C程度と狭くてもよいが、検
温精度としては±0.1℃が要求される。
従って体温計として使用とする場合は前記フィルタ特性
や赤外センサの感度変動等による誤差に対してなんらか
の対策を施すことにより検温精度を高める必要がある。
さらに放射体温計には耳に挿入した時に耳内の温度を低
下させてしま5という問題があり、これを第7図及び第
9図により説明する。
第7図は、放射体温計により体温測定を行っている状態
を示す耳部の断面図であり、40は耳介、41は外耳孔
、42は鼓膜であり、外耳孔41の内壁には多数の産毛
43が生えて(・る。又外耳孔41の内壁には耳垢44
が溜まっていることがある。
図示のごと(放射体温計45のプローブ46を外耳孔4
1に挿入し、先端部を鼓膜42に向げることによって体
温測定を行うことが出来る。
第9図は放射体温計45の密度測定カーブであり、前記
第11図に示した従来の電子体酷計の温度測定カーブに
対比されるものである。
横軸を検温時間、縦軸を測定温度、測定部位は外耳孔4
1であり、外耳孔41の温度カーブI−I Sと放射体
温計45の測定温度カーブMsは一致している。
前述のごとく第7図に示す耳の外耳孔41内には産毛4
6や耳垢44が存在して(・るが、前記産毛46や耳垢
44の検温開始前の状態は鼓膜42と同様に極めて体温
に近い温度に瀧められており、この状態が第9図のtl
の時点である。
しかしグローブ46が挿入された直後には外耳孔41内
の温度はグローブ46によって冷やされることにより温
度カーブI−I Sのごとく急激に低下する。
そして低下した温度カーブT−I sが元の体温レベル
Tb、に復帰するには約1o分程度の時間を必要とする
ものであるが、その理由を第7図により説明する。
すなわち外耳孔41にプローブ46が挿入されたことに
よって鼓膜42、産毛46、耳垢44等の温度はすべて
低下するが、mJ記各部のうち鼓膜42は身体からの熱
伝導によって比較的速やかに体温Tb、のレベルに復帰
することが出来る。
しかし身体との密着度の低い産毛46や耳垢44は身体
からの熱伝導が小さいため体温TbIのレベルに復帰す
るのに10分程度の時間を要する結果となる。
従って外耳孔41の内部温度が体温TI)1のしベルに
あるのはプローブ46が挿入された瞬間のt1時点だけ
であり、この瞬間をとらえて測定するのは測定回路の応
答性から見て極めて難しい。
一般にはその他の時点つまり、グローブ46によって冷
やされた外耳孔41内の温度を測定することとなり、正
しい体温測定が行われないことになる。
これらの対策として前記特開昭61−117422号公
報の放射体温計では次のような方式となっている。
すなわち赤外センサを備えたプローブユニットと、ター
ゲットを備えたチョッパーユニットと、充電ユニットの
3ユニツト構成となっている。
そして前記赤外センサとターゲットとを外耳孔のリファ
レンス温度(365°C)に予熱するための加熱制御手
段を設け、この加熱制御手段を前記充電ユニットからの
充電エネルギによって駆動している。
そして体温測定の際はプローブユニットをチョッパーユ
ニットにセットして前記加熱制御手段により、赤外セン
サを有するグローブとターゲットを予熱した状態にてキ
ャリプレートを行い、しかる後にプローブユニットを取
外して外耳孔に挿入して鼓膜からの放射赤外線を検出し
、前記ターゲットからの放射赤外線と比較することによ
り体温測定を行っている。
次に上記方式により検温精度を高めている理由について
説明する。
この方式は加熱制御手段によって赤外センサを有スるグ
ローブとターゲットとを通常の体温に近(・リファレン
ス温度(36,5℃)迄予熱することによって各種の誤
差要因を解消しているものである。
すなわちプローブを常温より高いリファレンス温度まで
加熱することによって、周囲温度にかかわらず、赤外セ
ンサは一定温度に保つことによって赤外センサの感度変
動はな(なり、その誤差は無視できる。また、測定すべ
き体温とターゲットのリファレンス温度とを近接した値
としてキャリプレートを行った後、比較測定を行うこと
により前記フィルタ特性による誤差等を無視出来るレベ
ルとしている。
さらにプローブを体温に近い温度に予熱しているため、
前記第7図に示した従来の冷たいプローブを外耳孔に挿
入した場合、前記プローブによって外耳孔および鼓膜の
温度が低下して正しい体温測定が行われないといつ問題
も解決している。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、前記特開昭61−117422号公報の放射体
温計は検温精度の点に於いて極めて優れているが、反面
、コントロール精度の高い加熱制御装置を必要とするた
め、その構造及び回路構成が複雑になってコストアップ
になるといり問題がある。又、プローブとターゲットを
予熱し、一定温度に制御するには長い安定時間を必要と
していた。さらに加熱制御装置を駆動するエネルギが比
較的大電力であるため形状が大で、かつ電源コードを有
する充電ユニットを必要とする結果となり、従って小型
電池をエネルギ源とする携帯形体温計には、本方式を採
用することは不可能といえる。
本発明の目的は上記問題点を解決することにより、体温
計としての検温精度を維持し、携帯可能に小型化された
放射体温計をローコストにて提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するための本発明の要旨は下記の通りで
ある。
第1に測定物体からの赤外放射を集光するための光学系
と、赤外放射エネルギを電気信号に変換する赤外センサ
と、赤外センサ及びその周辺温度を計部する感温センサ
とを有するプローブと、赤外センサの電気信号と感温セ
ンナの電気信号を入力し、各々デジタル化された赤外デ
ータと感温データとを出力する検出信号処理手段と、体
温データを算出する体温演算手段と、前記体温データに
従って体温表示を行う表示装置を備えた放射体温計に於
いて、前記検出信号処理手段は、前記赤外センサの電気
信号のピーク値をアナログデータとして記憶するための
ピークホールド回路と、該ピークホールド回路に記憶さ
れたピーク値電圧をデジタル化した赤外データに変換す
るためのA/D変換回路とを備え、前記体温演算手段は
前記ピーク値電圧を変換した赤外データによって体温デ
ータを算出することを特徴としており、第2に前記検出
信号処理手段には前記ピークホールド回路に入力される
赤外電圧とピークホールド回路から出力されるピーク値
電圧とを選択して前記A、 / D変換回路に供給する
だめの切換回路を設けるとともに、外部操作部材に連動
し、前記切換回路を制御するためのチェック信号を発生
するチエ7クスイツチを設け、前記切換回路は前記チェ
ック信号。
チの操作によって前記ピークホールド回路に入力される
赤外電圧を選択出力することを特徴としており、第3に
前記チエ7クスイツチが操作された時に前記検出信号処
理手段より出力される赤外ブタを入力して赤外データの
有無を判定する零検出回路を設け、該零検出回路は赤外
データの値が零又は微少であることを判定すると検出信
号を出力することを特徴としており、さらに第4には、
前記表示装置には、前記零検出回路から出力された検出
信号によって点灯される測定許可マークが設けられてい
ることを特徴としている。
〔実施例〕
以下本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第2図及び第3図は本実施例に於ける放射体温計の裏面
図及び側面図である。1は放射体温計であり、本体温1
0とヘッド部11とにより構成され、前記本体温10の
裏面には体温を表示するための前記表示装置6、正面に
は押ボタン構造のチェックボタン12、側面にはスライ
ド構造の電源スィッチ16と押ボタン構造のメジャーボ
タン14.15が設げられている。
又前記ヘッド部11は本体温10の端部からくの字状に
突出して設けられており、該ヘッド部11の先端はプロ
ーブ16となっており、該グローブ16は後述する光学
系2と検出部6とにより構成されている。
前記放射体温計1の操作方法は、電源スィッチ16をO
Nにした状態に於いて後述するチック動作を行い、しか
る後にグローブ16を被検者の外耳孔に挿入しながら前
記メジャーボタン14.15のいずれか一方又は両方を
ONにするだけで瞬時に体温測定が終了し、その結果は
表示装置6に体温として表示される。
第4図は前記ヘッド部11の断面図であり、ケース体1
7.18は、熱伝導性の柩めて低い樹脂成形体で構成さ
れている。そしてケース体17のグローブ16を形成す
る部分は円筒状の筒部17aとなっており該筒部17a
には、アルミ等の軽量で熱伝導性のよい金属よりなる金
属ハウジング19が嵌合されている。この金属ハウジン
グ19には円筒部19aと該円筒部19aに連通した中
空部19b及び感温素子埋設用の凹部19Cを備えた基
部19dとが設けられ、さらに前記円筒部19aの先端
にはフィルタ装着用の段部19eが設げられている。そ
して前記円筒部19aには真鍮(Bu)パイプの内周に
金(AtJ )メツキを施した導光管20が嵌合される
とともに先端の段部19eには赤外線の選択通過と、防
塵機能を有する硬質キャンプ21が固着されている。
さらに前記基部19dの中空部19bには前記赤外セン
サ6aとしてのサーモパイルが、又凹部19cには前記
感温センサ6bが各々封止樹脂22.26によって埋設
されている。
そして赤外センサ6aと感温センサ6bは各々リード線
24,25によって回路基板26の配線パターンに接続
され後述する増巾回路に導かれている。
上記構成によれば、赤外センサ6aと導光管20と硬質
キャップ21とが熱伝導性のよい金属ハウジング19に
よって結合されているため常に熱バランスが得られ、そ
の共通化された温度は感温センサ6bによって検出され
るようになっている。
又28は前記グローブ16に着脱自由に被着された検温
カバーであり、熱伝導性の悪い樹脂によって構成され、
先端部28aは赤外線を透過させる材質となっている。
第5図は、前記グローブ16の先端部の拡大断面図であ
り、検温カバー28の先端部28aがフローブ16の先
端を被うことによりグローブ16が外耳孔の内壁に接触
することを防止している。
第6図は前記放射体温計1を収納ケース60に装着した
状態を示す側面図であり、収納ケース60には本体温1
0を載置するための載置部30aとグローブ16を収納
するための収納部30bが設けられており、該収納部3
0bの底面30Cの前記プローブ16の先端に対応する
位置には反射板61が固着されている。
さらに収納ケース60には前記チェックボタン12の対
応する位置にボタン応圧部30dが設げられている。前
記収納ケース60は放射体温計1の動作チェックを行う
ためのものであり、前記電源スィッチ16をONにした
状態にて放射体温計1を第6図に示すごとく収納ケース
60にセットすると、前記プローブ16の先端が反射板
61にセットされるとともにボタン応圧部30dによっ
てチェックボタン12がONとなる。この状態は後述す
る機能チェック状態であり、前記表示装置6の表示状態
によって体温測定が可能が否かを知ることか出来る。
第1図は第2図に示す放射体温計1のブロック図であり
、以下図面に基づいて構成を説明する。
放射体温計1は、光学系2、検出部6、検出信号処理部
50、演算部6o、表示装置6及びスイッチSWC,S
Wmとスイッチ回路9oから構成されている。なお、測
定物体りは外耳孔である。
前記光学系2は、測定物体りからの赤外放射を効率良(
集光するための集光手段2aと透過波長特性があるフィ
ルタ2bから成っている。集光手段2aには内面を金メ
ツキした円筒を用いている。
また、フィルタ2bにはシリコンフィルタが用いられて
いる。
検出部3は、赤外センサ3aと感温センサ6bから成っ
ている。赤外センサ6aは上記光学系2により集光され
た赤外放射エネルギなどの入射から赤外センサ6a自身
からの放射を差引いた赤外放射エネルギを電気信号すな
わち赤外電圧vsに変換する。また、感温センサ6bは
赤外センサ3a及びその近辺の温度Toを計測するため
赤外センサ6aの近辺に配置され、感温電圧vtを出力
している。そして、赤外センサ6aにはサーモパイル、
感温センサ6bにはダイオードが用いられている。
前記検出信号処理部50は赤外センサ6aの出力する赤
外電圧vsを増巾する赤外増巾回路51、感温センサ6
bの出力する感温電圧vtを増巾する感温増巾回路52
、赤外増巾回路51の出力電圧VSのピーク値をホール
ドするためのピークホールド回路56、前記赤外増巾回
路51の出力電圧Vsとピークホールド回路56の出力
電圧■Spとを各々入力端子11及びI2に入力し、制
御端子Cの条件に従って出力瑞子Oから選択出力する切
換回路54、該切換回路54から出力された赤外電圧V
S又は■Spをデジタル化された赤外データvdに変換
するA/D変換回路55と、前記感温増巾回路52の出
力電圧■tをデジタル化された感温データToに変換す
るA/D変換回路55とを有し、前記検出部6から入力
される赤外電圧VS及び感温電圧ytをデジタル化され
た赤外データVdと感温データTOに変換して出力する
演算部60は、測定物体りの放射率εを設定する放射率
入力手段5aと、フィルタ2bの透過波長特性の情報を
設定するフィルタ補正手段5bと、体温演算回路61と
、該体温演算回路61によって算出された体温データT
b、を入力して表示装置乙の体温表示部6aに体温表示
を行う表示駆動回路62と前記検出信号処理部50から
出力された赤外データVdを入力し、その赤外データ■
dが零であることを検出した場合に検出信号Soを出力
して前記表示装置6の測定許可マーク6bを点灯させる
ための零検出回路66と、前記検出信号処理部50から
出力された感温データToを入力し、感度Rを算出して
出力する感度補正演算回路64と、赤外センサ6aの受
光面積Sと赤外増巾回路51の増巾率Aとに基づいて外
部より入力設定された値を感度データDとして出力する
感度データ入力手段65とを有する。
90はスイッチ回路であり、第2図に示すメジャーボタ
ン14,15によって操作されるメジャスイッチS W
 mとチェックボタン12によって操作されるチェック
スイッチSWCとが接続されており、メジャーボタン1
4又は15が押されろとメジャースイッチS W m 
b” ONとなりM端子よりメジャー信号Smが出力さ
れる。
又第6図に示すごとく放射体温計1を収納ケス60にセ
ットすると前記チェックボタン12が押されてチェック
スイッチSWcがONとなりC端子よりチェック信号S
cが出力される。
そして前記スイッチ回路900M端子より出力されたメ
ジャー信号Smは前記体温演算回路61及び感度補正演
算回路64の各エネーブル端子Eに供給されることによ
って両回路を演算モードに設定すると同時に前記零検出
回路66をリセットする。
又スイッチ回路90のC端子より出力されたチェック信
号SCは前記零検出回路66のエネーフル端子E1切換
回路540制御端子C1ピークホールド回路56のリセ
ット端子Rに供給されて(・る。
次に上記構成を有す放射体温計1の動作を説明する。
まず第2図に示す放射体温計1の電源スィッチ16をO
Nにした初期状態に於(・では、チェックスイッチS 
W cとメジャースイッチSWmはいずれもOFFとな
っているため、スイッチ回路90からのチェック信号S
Cとメジャー信号Smはいずれも出力されていない。
この結果前記演算部60は体温演算回路61と感度補正
演算回路64が非演算モードに設定され、零検出回路6
6も非動作モードに設定されて(・る。
又検出信号処理回路50の切換回路54は■2端子に入
力された電圧■Spを出力端子Oに選択出力しており、
ピークホールド回路56はリセットが解除されて動作状
態となっている。以上が初期状態であり、次に機能チェ
ックモードについて説明する。
前記第6図に示すごとく放射I7を温計1を収納ケース
60に装着すると、前記チェックボタン12が収納ケー
ス60のボタン抑圧部30dに押しつげられることによ
って第1図のチェックスイッチS W cがONになる
とともにプローブ16の先端が反射板61の位置にセッ
トされろ。
この結果第1図のスイッチ回路90はチェックスイッチ
SWCがONになることによってC端子からチェック信
号Scを出力し、ピークホールド回路56、切換回路5
4、零検出回路66に供給する。このチェック信号Sc
が供給されることによって検出信号処理部50はピーク
ホールド回路56がリセットされると同時に切換回路5
4は入力端子■、に供給される電圧VSを出力端子Oに
選択出力する状態に切換わり、前記A/D変換回路55
は赤外電圧VSをデジタル変換して赤外データ■dを出
力する。
又演算部60は前記体温演算回路61、感度補正演算回
路64が非演算モードに設定され、零検出回路66のみ
動作状態となっている。以上が機能チェツクモードに於
ける各部の状態であり、この機能チェックモードに於け
る放射体慌計10動作は反射板61によって反射された
赤外線を赤外センサ6a、赤外増巾回路51、切換回路
54、A/D変換回路55によって変換した赤外データ
■dを零検出回路63によって判定し、この赤外データ
Vdが零であれば零検出回路66は出力端子0に検出信
号Soを出力し、前記表示装置6の測定許可マーク6b
を点灯させる。
ここでト記機能チェックモードの内容について説明する
前記第4図に於いて赤外センサ6a、導光管20、硬質
キャンプ21は熱伝導性のよい金属・・ウジング19に
よって結合されることによって熱バランスが得られてい
ることは前述の通りであり、前記機能チェックは、この
熱バランスが良くとれていることを確認するためのモー
ドである。
すなわち温度Tの導光管20や硬質キャンプ21から放
射された赤外放射エネルギは反射板61に反射されて赤
外センサ6aに入射する。又温度Toの赤外センサ6a
からも赤外放射エネルギが放射されているが、T = 
T oであればこの人射から放射を差引いた差のエネル
ギWは存在せず、第1図に示す各電圧vs、VS及び赤
外データ■dはいずれも零となって零検出回路66から
は検出信号Soが出力される。
すなわち前記光学系20部分にはノイズとなる熱源が存
在せず、体温測定が可能であることを測定許可マーク6
bの点灯によって確認している。
尚零検出回路66は赤外データvdの値をデジタル値と
して判定するものであり、その判定値としては厳密に零
とする必要はな(、予め定められた判定値より小さけれ
ば、無視出来るものとして、検出信号Soを出力する。
しかしT〜Toである場合、すなわち赤外センサ6aと
導光管20及び硬質キャップ210間に温度差がある場
合には差のエネルギWが存在するため赤外データVdO
値が零検出回路660判定レベルより大きくなる。この
結果検出信号Soは出力されず測定許可マーク6bは点
灯されない。
実際の放射体温計1の使用時に於いて前述のごと<T”
rToの状態が発生するのは次の様な場合である。すな
わち放射体温計1の使用環境温度を急変させた場合であ
り、この場合には各エレメント間の熱容量や、応答性の
違いによってT ”−v T 。
となり、その差のエネルギWにもとづ(赤外データvd
O値だけ測定誤差が生ずるため測定不可としている。
この状態になった場合には、一定の環境温度に於いてし
ばらく放置してお(と金属ハウジング19を介して熱伝
導が行われることにより、やがて熱バランス状態に安定
し、測定許可状態となるが、この安定時間には数十分を
要する場合がある。
以上が機能チェックモードであり、次に体温測定モード
について説明する。
前記機能チェックモードに於いて測定許可マクロbの点
灯を確認した後に放射体温計1を収納ケース60から取
外す。
放射体温計1を収納ケース60から取外すと前記チェッ
クボタン12の抑圧が解除されることによってチェック
スイッチS W cがOFFとなり、スイッチ回路90
のC端子から出力されていたチェック信号Scが無(な
る。
この結果ピークホールド回路53のリセットが解除され
ると同時に切換回路54は入力端子■2の選択状態に復
帰し、又零検出回路63も非動作状態に復帰する。
この結果検出信号処理部50は赤外増巾回路51より出
力される赤外電圧VsO中からピークホールド回路53
にてホールドされたピーク電圧V s pを切換回路5
4を介してA/D変換回路55に供給し、このピーク電
圧vSpをデジタル化した赤外データvdを出力する。
又演算部60の零検出回路66は非動作状態に復帰する
が前記検出信号Soは零検出回路66の内に設けられた
記憶回路によって保持されるため前記表示装置乙の測定
許可マーク6bは点灯状態を持続する。
そして前記零検出回路66の検出信号Soは、リセット
端子Rにメジャー信号が供給されることによって記憶回
路がリセットされる迄持続する。
以上が測定待機状態であり、この状態から第7図に示す
ごと(放射体温計1のプローブ16を外耳孔41に挿入
した後、メジャーボタン14.15を押すことによって
体温測定が行われる。
すなわち、メジャーボタン14.15が押されることに
よって第1図のメジャースイッチSWmがONになり、
スイッチ回路900M端子よりメジャー信号Smが出力
される。
この結果演算部60は体温演算回路61と感度補正演算
回路64が演算モードに設定されると同時に零検出回路
66がリセットされ、前記表示装置6の測定許可マーク
6bが消灯される。
そして外耳孔41に挿入されたグローブ16(第1図で
は光学系2と検出部6)に入射する鼓膜42からの赤外
放射エネルギは検出部6の赤外センサ6aによって赤外
電圧vsに変換され、さらに赤外増巾回路51で電圧V
Sに増巾された後、ピークホールド回路56にてピーク
電圧Vspがホールドされる。
さらにピーク電圧VspはA/D変換回路55にて赤外
データVdに変換されて演算部60に供給される。
又第4図の金属ハウジング19に埋設された感偏センザ
6bは赤外センサ6aの温度を検出して感温電圧ytに
変換した後A/D変換回路56にて感苓データToに変
換し、前記演算部60に供給する。
なお、実際の赤外センサ6aの感度Rは赤外センサ温度
TOに依存して変動しており、その瀝(l依存性は(3
)式に示すごとく直線に近似出来ることが実験によって
わかった。
R−α(1+β(T o−Tm) )        
 −(3)ここで、αはTo=Tmのときの基準となる
感度Rである。Tmは赤外センサ温度の代表温度であり
、例えば、工場での赤外センサ感度を測定したときの赤
外センサ温度などである。βは変動の度合を表わし、1
 [dcg)あたりの変動率は−03〔%/deg、:
l であった。
そこで、前記赤外データ■dと感温データTOが供給さ
れることにより前記演算部6oは、まず感度補正演算回
路64が供給された感瀞データToと(3)式によって
感度Rの値を算出する。
また、本発明のごとく透過波長特性のあるフィルタ26
が光学系2に用いられている場合には、「赤外放射エネ
ルギは絶対温度Tの4乗に比例している。」という法則
を用いて演算するのではなく、ステファン・ボルツマン
の特性曲線の4次項の係数aと、横軸方向の移動量すと
、縦軸方向の移動量Cを選定することによって得られる
放射エネルギ、の近似式を用いて演算を行っている。
つまり、ここで求めた4次項の係数a及び対称軸温度す
はフィルタ2bの透過波長特性を示す値であり、この4
次項の係数a及び対称軸温度すの値はフィルタ補正手段
5bより出力されている。
そして、このフィルタ補正手段5bは演算部60の演算
プログラムメモリの一部であり、そこに4次項の係数a
及び対称軸温度すは書き込まれている。
次に体温演算回路61ば、感度補正演算回路64によっ
て算出された感度Rと感度データ入力手段65からの感
度データDと、フィルタ補正手段5bからの4次項の係
数aとを入力してこの系の感度係数に3をに3−aRD
によって演算する。
次に算出した感度係数に3と放射率入力手段5aからの
放射率εを、フィルタ補正手段51)h)らの対称軸温
度すとを入力して(4)式の演算を行う。
Vd=εに3((Tbl−b)”(TO−b)’)  
   ・・・(41さらに(4)式を整理することによ
り(5)式に示す体温データTb、を算出する。なお、
外耳孔は同一温度で取り囲まれており、その空洞が黒体
とみなせることがら放射率εば、ε=1としている。
マタ、フィルタ2bにシリコンフィルタラ用いており、
対称軸温度すはb = 45.95 (IOとしている
そして前記体温データTb、は表示駆動回路62を介し
て表示装置6の数字表示部6aに表示される。
以上が1回の体温測定動作であり、この一連の動作を第
8図のフローチャートにより説明する。、。
まず外耳孔41にグローブ16を挿入する(ステップ■
)と鼓膜42がらの放射赤外エネルギは赤外電圧Vsと
なり、そのピーク電圧vspがピーホールド回路56に
ホールドされる。(ステップ■)次にメジャー信号Sm
の有無が判定されル(ステップ■)が、前記メジャーボ
タン14.15が押されていない場合はNoとなり、ス
テップ■のピーク値ホールド動作のみが行われる。
又メジャーボタン14.15が押されるとYESとなり
メジャー信号Smによって零検出回路66がリセットさ
れろ(ステップ■)とともに感度補正演算回路64が感
温データToを読込み(ステップ■)感度Rの演算を行
う。(ステップ■) 又体温演算回路61は、放射率ε、係数a、感度R1感
度データDを読込み、(ステップの)aR,Dを用いて
感度係数に3を演算する。(ステップ■) さらに体温演算回路61は、対称軸温度すとピークホー
ルドされた赤外データVdを読込み(ステップ■)体温
データTb1を演算する。(ステップ@)) そして表示駆動回路62が前記体温データTb、を入力
して衣示装置乙に体温表示を行う(ステップ■)ことに
より体温測定動作が終了する。
次に第9図、により第1図に示すピークホールド回路5
3の役割について説明する。
前述のとと(第7図に示す耳の外耳孔41内には産毛4
6や耳垢44が存在しているが、前記産毛46や耳垢4
4の検温開始前の状態は鼓膜42と同様に極めて体温に
近い温度に温められており、この状態が第9図の11の
時点である。
すなわち外耳孔41内にプローブ16を挿入した瞬間が
11時点であり、この瞬間は外耳孔41内がほぼ体温T
b1の状態にあるので赤外センサ6aには体温レベルの
赤外放射エネルギが入射され第1図のピークホールド回
路56にピーク電圧■Spとして記憶される。
しかしプローブ16が挿入された直後には外耳孔41内
の温度はプローブ16によって冷やされることにより温
度カーブI−I SOごとく急激に低下する。この低下
に伴って赤外センサ6aの検出する赤外電圧VSも温度
測定カーブMSのレベルに低下してしまい、前記ピーク
電圧VSI)を超えることが出来なくなるため前記ピー
クホールド回路56には11時点に於げるピーク電圧V
 S I)が記憶される。
従って外耳孔41の内部温度が体温Tb、のレベルにあ
るのはプローブ16が挿入された瞬間の11時点だけで
ある。この短時間の赤外数゛射エネルギでは前記放射体
温計1の、一連の演算処理を行うことが出来ないため、
第9図に点線で示すごとり一瞬のピーク電圧■Spをピ
ークホールド回路56にアナログデータとして記憶し、
この記憶されたピーク電圧Vspを用いてA/D変換及
び−連の演算処理を行うことにより体温測定を行うこと
が出来る。
すなわち本発明のような予熱装置を持たない放射体温計
に於いてはピークホールド回路56は不可欠であり、こ
のピークホールド回路56を用いることによって1.時
点の体温Tb、を極めて短時間に測定することが可能と
なる。
第1O図は前記ピークホールド回路56の具体的構成図
であり、入力バッファ−80、出力バツファ−81、逆
流防止用のダイオード82、信号充電用のコンデンサ8
6、前記コンデンサ86に充電された電圧を放電させる
ためのスイッチトランジスタ84とにより構成され、赤
外電圧VSを入力して、そのピーク値をピーク電圧Vs
pとして出力するとともに、リセット端子Bに供給され
るチェック信号SCによってスイッチトランジスタ84
がONすることによりコンデンサ86の充電々圧を放電
する。
〔発明の効果〕
上記のとと(本発明によれば、外耳孔にプローブを挿入
した瞬間の赤外電圧のピーク値をピークホールド回路に
よってアナログデータとして記憶し、この記憶されたピ
ーク電圧を用いて演算処理を行うことにより、加熱装置
を用いることな(正しい体温測定が行うことが出来る。
さらに体温演算回路に対して、フィルタ補正値と感度補
正値とを供給して体温データの演算を行うことにより、
従来のような加熱装置を用いることな(測定精度を満足
させることが出来るため、小型電池による駆動が可能と
なり、測定時間が短(、かつ小型で低価格な放射体温計
を実現することが出来た。
又光学系からの赤外放射エネルギを反射板を用いて測定
し、その結果を零検出回路にて判定することによって測
定許可を報らせるようにしているため、簡単な構成によ
って測定モードを確認することが可能となる等、本発明
は従来医療専用とされていた放射体温計を一般家庭用と
して普及させるのに大なる効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す放射体温計のブロック図
、第2図〜第6図は本発明の放射体温計の構造を示すも
のであり、第2図は裏面図、第3図は側面図、第4図は
ヘッド部の断面図、第5図はプローブの先端部の拡大断
面図、第6図は収納ケースに装着した状態を示す側面図
、第7図は測定状態を示す耳部の断面図、第8図は第1
図に示2・・・・・・光学系、 6b・・・・・・感型センサ、 ・・・・・放射体温計、 a・・・・・・赤外センサ、 0・・・・・・演算部、 b・・・・・・フィルタ補正手段、 6・・・・・・プローブ、 0・・・・・・検出信号処理部、 6・・・・・・ピークホールド回路、 1・・・・・・体温演算回路、 6・・・・・・零検出回路、 4・・・・・・感度補正演算回路。 第 図 第 図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)測定物体からの赤外放射を集光するための光学系
    と、赤外放射エネルギを電気信号に変換する赤外センサ
    と、赤外センサ及びその周辺温度を計温する感温センサ
    とを有するプローブと、赤外センサの電気信号と感温セ
    ンサの電気信号を入力し、各々デジタル化された赤外デ
    ータと感温データとを出力する検出信号処理手段と、体
    温データを算出する体温演算手段と、前記体温データに
    従って体温表示を行う表示装置を備えた放射体温計に於
    いて、前記検出信号処理手段は、前記赤外センサの電気
    信号のピーク値をアナログデータとして記憶するための
    ピークホールド回路と、該ピークホールド回路に記憶さ
    れたピーク値電圧をデジタル化した赤外データに変換す
    るためのA/D変換回路とを備え、前記体温演算手段は
    前記ピーク値電圧を変換した赤外データによって体温デ
    ータを算出することを特徴とする放射体温計。
  2. (2)検出信号処理手段には、ピークホールド回路に入
    力される赤外電圧とピークホールド回路から出力される
    ピーク値電圧とを選択してA/D変換回路に供給するた
    めの切換回路を設けるとともに、外部操作部材に連動し
    、切換回路を制御するためのチェック信号を発生するチ
    ェックスイッチを設け、前記切換回路は前記チェックス
    イッチの操作によって前記ピークホールド回路に入力さ
    れる赤外電圧を選択出力することを特徴とする請求項1
    記載の放射体温計。
  3. (3)チェックスイッチが操作された時に、検出信号処
    理手段より出力される赤外データを入力して赤外データ
    の有無を判定する零検出回路を設け、該零検出回路は赤
    外データの値が零又は微少であることを判定すると検出
    信号を出力することを特徴とする請求項2記載の放射体
    温計。
  4. (4)表示装置には前記零検出回路から出力された検出
    信号によって点灯される測定許可マークが設けられてい
    ることを特徴とする請求項3記載の放射温度計。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0618431A1 (en) * 1993-04-01 1994-10-05 Terumo Kabushiki Kaisha Clinical thermometer
WO1999025240A1 (fr) * 1997-11-14 1999-05-27 Citizen Watch Co., Ltd. Thermometre de mesure de rayonnement

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