JP3844646B2 - 磁気共鳴信号獲得装置、記録媒体および磁気共鳴撮影装置 - Google Patents

磁気共鳴信号獲得装置、記録媒体および磁気共鳴撮影装置 Download PDF

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    • G01R33/565Correction of image distortions, e.g. due to magnetic field inhomogeneities
    • G01R33/56518Correction of image distortions, e.g. due to magnetic field inhomogeneities due to eddy currents, e.g. caused by switching of the gradient magnetic field

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、磁気共鳴信号獲得方法および装置、記録媒体並びに磁気共鳴撮影装置に関し、とくに、3Dスキャン(3−dimensional scan)によって磁気共鳴信号を獲得する方法および装置、そのような磁気共鳴信号獲得機能をコンピュータ(computer)に実現させるプログラム(program)を記録した記録媒体、並びに、そのような磁気共鳴信号獲得手段を備えた磁気共鳴撮影装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
磁気共鳴撮影(MRI:Magnetic Resonance Imaging)装置では、マグネットシステム(magnet system)の内部空間、すなわち、静磁場を形成した空間に撮影の対象を搬入し、勾配磁場および高周波磁場を印加して対象内のスピン(spin)から磁気共鳴信号を発生させ、その受信信号に基づいて画像を再構成する。
【0003】
勾配磁場は、互いに垂直な3軸方向にそれぞれ印加される。互いに垂直な3軸は、スライス(slice)軸、位相軸および周波数軸である。スライス軸方向の勾配磁場は、スライス軸上の所望のスライスをRF(radio frequency)励起信号により選択的に励起することを可能にするもので、スライス勾配とも呼ばれる。位相軸方向の勾配磁場はスピンの位相エンコード(encode)を可能にするもので、位相エンコード勾配とも呼ばれる。周波数軸方向の勾配磁場は磁気共鳴信号の読み出しを可能にするもので、リードアウト(read out)勾配とも呼ばれる。
【0004】
3Dスキャンにおいては、厚みを大きくしたスライスすなわちスラブ(slab)を選択励起し、このスラブに関して位相軸およびスライス軸の2軸方向においてそれぞれ位相エンコードを行う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
スライス勾配に誤差があるときは選択励起されるスラブの位置に誤差を生じるので、RF励起周波数を補正して正しい位置が選択励起されるようにするが、そのようにした場合、再構成画像にはスライス軸方向における折り返しが発生する。
【0006】
そこで、本発明の課題は、スライス勾配に誤差がある場合の3Dスキャンにおいて適正な磁気共鳴信号を獲得する方法および装置、そのような磁気共鳴信号獲得機能をコンピュータに実現させるプログラムを記録した記録媒体、並びに、そのような磁気共鳴信号獲得手段を備えた磁気共鳴撮影装置を実現することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
(1)上記の課題を解決するための1つの観点での発明は、スライス軸方向の勾配磁場およびRF信号によるスラブの選択励起並びにスライス軸方向の位相エンコードを行う3Dスキャンにより磁気共鳴信号を獲得するに当たり、スライス軸方向の勾配磁場の誤差に応じて周波数を補正したRF信号によってスラブの選択励起を行い、前記周波数の補正に対応する補正を行った位相によってスライス軸方向の位相エンコードを行う、ことを特徴とする磁気共鳴信号獲得方法である。
【0008】
(2)上記の課題を解決するための他の観点での発明は、静磁場、勾配磁場および高周波磁場を用い、スライス軸方向の勾配磁場およびRF信号によるスラブの選択励起並びにスライス軸方向の位相エンコードを行う3Dスキャンにより磁気共鳴信号を獲得する磁気共鳴信号獲得装置であって、スライス軸方向の勾配磁場の誤差に応じて周波数を補正したRF信号によってスラブの選択励起を行う選択励起手段と、前記周波数の補正に対応する補正を行った位相によってスライス軸方向の位相エンコードを行う位相エンコード手段と、を具備することを特徴とする磁気共鳴信号獲得装置である。
【0009】
(3)上記の課題を解決するための他の観点での発明は、スライス軸方向の勾配磁場およびRF信号によるスラブの選択励起並びにスライス軸方向の位相エンコードを行う3Dスキャンにより磁気共鳴信号を獲得するに当たり、スライス軸方向の勾配磁場の誤差に応じて周波数を補正したRF信号によってスラブの選択励起を行い、前記周波数の補正に対応する補正を行った位相によってスライス軸方向の位相エンコードを行う、機能をコンピュータに実現させるプログラムをコンピュータで読み取り可能なように記録したことを特徴とする記録媒体である。
【0010】
(4)上記の課題を解決するための他の観点での発明は、静磁場、勾配磁場および高周波磁場を用い、スライス軸方向の勾配磁場およびRF信号によるスラブの選択励起並びにスライス軸方向の位相エンコードを行う3Dスキャンにより磁気共鳴信号を獲得し前記獲得した磁気共鳴信号に基づいて画像を構成する磁気共鳴撮影装置であって、前記磁気共鳴信号を獲得する手段は、スライス軸方向の勾配磁場の誤差に応じて周波数を補正したRF信号によってスラブの選択励起を行う選択励起手段と、前記周波数の補正に対応する補正を行った位相によってスライス軸方向の位相エンコードを行う位相エンコード手段と、を具備することを特徴とする磁気共鳴撮影装置である。
【0011】
これら各観点での発明では、スライス軸方向の勾配磁場の誤差に応じて周波数を補正したRF信号によってスラブの選択励起を行うと共に、周波数の補正に対応する補正を行った位相によってスライス軸方向の位相エンコードを行うので、スライス勾配に誤差がある場合の3Dスキャンにおいて適正な磁気共鳴信号を獲得することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。なお、本発明は実施の形態に限定されるものではない。図1に磁気共鳴撮影装置のブロック(block)図を示す。本装置は本発明の実施の形態の一例である。本装置の構成によって、本発明の装置に関する実施の形態の一例が示される。本装置の動作によって、本発明の方法に関する実施の形態の一例が示される。
【0013】
図1に示すように、本装置はマグネットシステム100を有する。マグネットシステム100は主磁場コイル(coil)部102、勾配コイル部106およびRF(radio frequency)コイル部108を有する。これら各コイル部は概ね円筒状の形状を有し、互いに同軸的に配置されている。マグネットシステム100の概ね円柱状の内部空間(ボア:bore)に、撮影の対象300がクレードル(cradle)500に搭載されて図示しない搬送手段により搬入および搬出される。
【0014】
主磁場コイル部102はマグネットシステム100の内部空間に静磁場を形成する。静磁場の方向は概ね対象300の体軸の方向に平行である。すなわちいわゆる水平磁場を形成する。主磁場コイル部102は例えば超伝導コイルを用いて構成される。なお、超伝導コイルに限らず常伝導コイル等を用いて構成しても良いのはもちろんである。
【0015】
勾配コイル部106は、互いに垂直な3軸すなわちスライス軸、位相軸および周波数軸の方向において、それぞれ静磁場強度に勾配を持たせるための3つの勾配磁場を生じる。
【0016】
静磁場空間における互いに垂直な座標軸をx,y,zとしたとき、いずれの軸もスライス軸とすることができる。その場合、残り2軸のうちの一方を位相軸とし、他方を周波数軸とする。また、スライス軸、位相軸および周波数軸は、相互間の垂直性を保ったままx,y,z軸に関して任意の傾きを持たせることも可能である。
【0017】
スライス軸方向の勾配磁場をスライス勾配磁場という。位相軸方向の勾配磁場を位相エンコード勾配磁場という。周波数軸方向の勾配磁場をリードアウト勾配磁場という。このような勾配磁場の発生を可能にするために、勾配コイル部106は図示しない3系統の勾配コイルを有する。以下、勾配磁場を単に勾配ともいう。
【0018】
RFコイル部108は静磁場空間に対象300の体内のスピンを励起するための高周波磁場を形成する。以下、高周波磁場を形成することをRF励起信号の送信ともいう。RFコイル部108は、また、励起されたスピンが生じる電磁波すなわち磁気共鳴信号を受信する。
【0019】
RFコイル部108は図示しない送信用のコイルおよび受信用のコイルを有する。送信用のコイルおよび受信用のコイルは、同じコイルを兼用するかあるいはそれぞれ専用のコイルを用いる。
【0020】
勾配コイル部106には勾配駆動部130が接続されている。勾配駆動部130は勾配コイル部106に駆動信号を与えて勾配磁場を発生させる。勾配駆動部130は、勾配コイル部106における3系統の勾配コイルに対応して、図示しない3系統の駆動回路を有する。
【0021】
RFコイル部108にはRF駆動部140が接続されている。RF駆動部140はRFコイル部108に駆動信号を与えてRF励起信号を送信し、対象300の体内のスピンを励起する。
【0022】
RFコイル部108にはデータ収集部150が接続されている。データ収集部150は、RFコイル部108が受信した受信信号をサンプリング(sampling)によって取り込み、それをディジタルデータ(digital data)として収集する。
【0023】
勾配駆動部130、RF駆動部140およびデータ収集部150には制御部160が接続されている。制御部160は、勾配駆動部130ないしデータ収集部150をそれぞれ制御して撮影を遂行する。
【0024】
制御部160は、また、RF駆動部140の出力信号の周波数すなわちRF励起周波数を調節する。制御部160は、さらに、勾配駆動部130の出力信号を調節する。これら周波数調節および勾配出力調節については、後にあらためて説明する。
【0025】
制御部160は、例えばコンピュータ等を用いて構成される。制御部160は図示しないメモリ(memory)を有する。メモリは制御部160用のプログラムおよび各種のデータを記憶している。制御部160の機能は、コンピュータがメモリに記憶されたプログラムを実行することにより実現される。
【0026】
データ収集部150の出力側はデータ処理部170に接続されている。データ収集部150が収集したデータがデータ処理部170に入力される。データ処理部170は、例えばコンピュータ等を用いて構成される。データ処理部170は図示しないメモリを有する。メモリはデータ処理部170用のプログラムおよび各種のデータを記憶している。
【0027】
データ処理部170には制御部160が接続されている。データ処理部170は制御部160の上位にあってそれを統括する。本装置の機能は、データ処理部170がメモリに記憶されたプログラムを実行することにより実現される。
【0028】
マグネットシステム100、勾配駆動部130、RF駆動部140、データ収集部150、制御部160およびデータ処理部170からなる部分は、本発明の磁気共鳴信号獲得装置の実施の形態の一例である。本装置の構成によって、本発明の装置に関する実施の形態の一例が示される。本装置の動作によって、本発明の方法に関する実施の形態の一例が示される。
【0029】
データ処理部170は、データ収集部150が収集したデータをメモリに記憶する。メモリ内にはデータ空間が形成される。このデータ空間は、後述のように3次元フーリエ(Fourier)空間を構成する。以下、フーリエ空間をkスペース(k−space)ともいう。データ処理部170は、kスペースのデータを3次元逆フ−リエ変換することにより対象300の画像を再構成する。
【0030】
データ処理部170には表示部180および操作部190が接続されている。表示部180は、グラフィックディスプレー(graphic display)等で構成される。操作部190はポインティングデバイス(pointing
device)を備えたキーボード(keyboard)等で構成される。
【0031】
表示部180は、データ処理部170から出力される再構成画像および各種の情報を表示する。操作部190は、使用者によって操作され、各種の指令や情報等をデータ処理部170に入力する。使用者は表示部180および操作部190を通じてインタラクティブ(interactive)に本装置を操作する。
【0032】
図2に、他の方式の磁気共鳴撮影装置のブロック図を示す。本装置は本発明の実施の形態の一例である。本装置の構成によって、本発明の装置に関する実施の形態の一例が示される。本装置の動作によって、本発明の方法に関する実施の形態の一例が示される。
【0033】
図2に示す装置は、図1に示した装置とは方式を異にするマグネットシステム100’を有する。マグネットシステム100’以外は図1に示した装置と同様な構成になっており、同様な部分に同一の符号を付して説明を省略する。
【0034】
マグネットシステム100’は主磁場マグネット部102’、勾配コイル部106’およびRFコイル部108’を有する。これら主磁場マグネット部102’および各コイル部は、いずれも空間を挟んで互いに対向する1対のものからなる。また、いずれも概ね円盤状の形状を有し中心軸を共有して配置されている。マグネットシステム100’の内部空間(ボア)に、対象300がクレードル500に搭載されて図示しない搬送手段により搬入および搬出される。
【0035】
主磁場マグネット部102’はマグネットシステム100’の内部空間に静磁場を形成する。静磁場の方向は概ね対象300の体軸方向と直交する。すなわちいわゆる垂直磁場を形成する。主磁場マグネット部102’は例えば永久磁石等を用いて構成される。なお、永久磁石に限らず超伝導電磁石あるいは常伝導電磁石等を用いて構成しても良いのはもちろんである。
【0036】
勾配コイル部106’は、互いに垂直な3軸すなわちスライス軸、位相軸および周波数軸の方向において、それぞれ静磁場強度に勾配を持たせるための3つの勾配磁場を生じる。
【0037】
静磁場空間における互いに垂直な座標軸をx,y,zとしたとき、いずれの軸もスライス軸とすることができる。その場合、残り2軸のうちの一方を位相軸とし、他方を周波数軸とする。また、スライス軸、位相軸および周波数軸は、相互間の垂直性を保ったままx,y,z軸に関して任意の傾きを持たせることも可能である。
【0038】
スライス軸方向の勾配磁場をスライス勾配磁場という。位相軸方向の勾配磁場を位相エンコード勾配磁場という。周波数軸方向の勾配磁場をリードアウト勾配磁場という。このような勾配磁場の発生を可能にするために、勾配コイル部106は図示しない3系統の勾配コイルを有する。
【0039】
RFコイル部108’は静磁場空間に対象300の体内のスピンを励起するためのRF励起信号を送信する。RFコイル部108’は、また、励起されたスピンが生じる磁気共鳴信号を受信する。
【0040】
RFコイル部108’は図示しない送信用のコイルおよび受信用のコイルを有する。送信用のコイルおよび受信用のコイルは、同じコイルを兼用するかあるいはそれぞれ専用のコイルを用いる。
【0041】
マグネットシステム100’、勾配駆動部130、RF駆動部140、データ収集部150、制御部160およびデータ処理部170からなる部分は、本発明の磁気共鳴信号獲得装置の実施の形態の一例である。本装置の構成によって、本発明の装置に関する実施の形態の一例が示される。本装置の動作によって、本発明の方法に関する実施の形態の一例が示される。
【0042】
図3に、図1または図2に示した装置が実行する磁気共鳴信号獲得用のパルスシーケンス(pulse sequence)の一例を示す。このパルスシーケンスは、3Dスキャンによりスピンエコー(spin echo)を獲得するためのパルスシーケンスである。
【0043】
すなわち、(1)はRF励起用の90°パルスおよび180°パルスのシーケンスであり、(2)、(3)、(4)および(5)は、それぞれ、スライス勾配Gs、位相エンコード勾配Gp、リードアウト勾配GrおよびスピンエコーMRのシーケンスである。なお、90°パルスおよび180°パルスは中心値で代表する。パルスシーケンスは時間軸tに沿って左から右に進行する。
【0044】
同図に示すように、90°パルスおよび180°パルスにより、それぞれスピンの90°励起および180°励起が行われる。90°励起および180°励起のとき、それぞれスライス勾配Gs1およびGs3が印加され、所定のスラブについての選択励起が行われる。
【0045】
90°励起と180°励起の間で、スライス勾配Gs2によってスライス軸方向の位相エンコードが行われる。同じ期間に、位相エンコード勾配Gpによる位相軸方向の位相エンコードがおよびリードアウト勾配Gr1による周波数軸方向のディフェーズ(dephase)がそれぞれ行われる。
【0046】
180°励起後、リードアウト勾配Gr2によるリフェーズ(rephase)によってスピンエコーMRが発生する。スピンエコーMRは、エコー中心に関して対称的な波形を持つRF信号となる。エコー中心は90°励起からTE(echo time)後に生じる。スピンエコーMRは、データ収集部150によりビューデータ(view data)として収集される。
【0047】
このようなパスルシーケンスが、スライス勾配Gs2を逐次変更しながら、周期TR(repetition time)で例えば64〜256回繰り返される。破線はスライス勾配Gs2の逐次変化を概念的に表す。このような繰り返しの間、位相軸方向の位相エンコード勾配Gpは毎回同じ勾配が与えられる。これによって、kスペースには、位相軸方向の位相エンコードが同一でスライス軸方向の位相エンコードを異にする64〜256ビューのビューデータが得られる。
【0048】
以上の動作が例えば64〜256回繰り返される。繰り返しのたびに位相軸方向の位相エンコード勾配Gpを変更する。破線はスライス勾配Gpの逐次変化を概念的に表す。これによって、位相軸方向の位相エンコードが異なる64〜256セット(set)のビューデータが得られる。各データセットはスライス軸方向の位相エンコードを異にする64〜256ビューのデータからなる。このようにして得られたビューデータが、データ処理部170のメモリに収集される。
【0049】
図4に、メモリ内に構成されるkスペースの概念図を示す。同図に示すように、kスペースは、互いに垂直な3つの座標軸kx,ky,kzを有する3次元のフーリエ空間である。
【0050】
kxは周波数軸に相当する。kyは位相軸に相当する。kzはスライス軸に相当する。位相軸方向の位相エンコードが異なるビューデータは、ky軸上の位置が異なる。スライス軸方向の位相エンコードが異なるビューデータは、kz軸上の位置が異なる。このようなkスペースのデータを3次元逆フーリエ変換することにより、実空間における3次元画像データすなわち再構成画像が得られる。
【0051】
次に、スライス勾配Gsに誤差がある場合のスラブ励起位置の変化とその補正、および、それに伴うスライス軸方向の位相エンコード補正について説明する。図5の(a),(b)に、それぞれ、スラブのスライス軸方向のプロファイル(profile)およびスピン位相プロファイルを示す。なお、説明の便宜上z軸がスライス軸であるとする。
【0052】
同図の(a)に実線で示すように、距離z1に中心を持つ厚さSのスラブをRF励起し、このスラブについて撮影を行うものとする。RF励起は90°パルスによって行われる。以下、RF励起を単に励起ともいう。
【0053】
このような励起に対応して、(b)に実線で示すように、厚さSのスラブ内でのスピンの位相が−πから+πまでz軸に沿ってリニア(linear)に分布するように、位相エンコードが行われる。位相エンコードは位相エンコード勾配Gs2によって行われる。なお、位相エンコードは+方向に最大の位相エンコードを行った状態で示す。
【0054】
スライス勾配Gsは、図6の直線Gsaで示すように、理想的には距離zに比例するものであるべきであるが、現実には例えば曲線Gsbで示すように理想的な勾配に対して誤差を有する。なお、図6では勾配磁場強度をスピンの周波数に換算して表す。以下、スライス勾配を単に勾配ともいう。
【0055】
このような状況下で距離z1に中心を持つスラブを励起するために、理想的な勾配Gsaによって定まる周波数f1で励起を行うと、現実には誤差のある勾配Gsbによって定まる距離z1’に中心を持つスラブが励起され、スラブ位置に誤差を生じる。
【0056】
そこで、予め分かっている現実の勾配Gsbから距離z1に対応した周波数f2を求め、この周波数f2によって励起を行う。これは、見かけ上は、勾配が理想的であるとしたときの距離z2に中心を持つスラブを励起することに相当する。周波数をf1からf2にΔfだけ変化させることにより、スラブの中心位置がz1からz2にΔzだけ変化する。ΔzはΔfに比例する。
【0057】
このようなRF励起は、データ処理部170によって統括された制御部160による制御の下で、RF駆動部140およびRFコイル部108(108’)によって行われる。データ処理部170、制御部160、RF駆動部140およびRFコイル部108(108’)からなる部分は、本発明における選択励起手段の実施の形態の一例である。
【0058】
このような励起により、スラブの見かけ上のプロファイルは、図5の(a)に破線で示すようになり、中心が距離z2の位置にΔzだけ移動する。このように見かけ上の位置がずれたスラブに関しては、スピン位相プロファイルは、(b)に示すように、−p1から+πまでリニアに変化し、その先が−π側から折り返して−p1までリニアに変化するものとなる。このようなスピン位相プロファイルの折り返しが再構成画像に折り返しを生じる原因となる。以下、スピン位相プロファイルを単に位相プロファイルともいう。
【0059】
このような現象を回避するためには、位相プロファイルを、破線で示すように、見かけ上のスラブに関して−πから+πまで折り返しなしに変化するようにすれば良い。これは、実線で示した位相プロファイルをΔpだけ位相方向に平行移動することによって実現できる。
【0060】
位相プロファイルの平行移動量Δpは次式で与えられる。
【0061】
【数5】
Figure 0003844646
【0062】
ここで、
Δz:スラブの見かけ上の位置変化(周波数変化Δfに比例)
S:スラブの厚さ
このような位相プロファイルの平行移動は、+方向の最大位相エンコード量が
【0063】
【数6】
Figure 0003844646
【0064】
となるように勾配Gs2を調節することによって実現することができる。
一般に、位相エンコード量がPであるときの位相プロファイルの平行移動量Δpは次式で与えられる。
【0065】
【数7】
Figure 0003844646
【0066】
このような位相プロファイルの平行移動は、位相エンコード量が
【0067】
【数8】
Figure 0003844646
【0068】
となるように勾配Gs2を調節することによって実現することができる。
上記のような位相エンコードは、データ処理部170によって統括された制御部160による制御の下で、勾配駆動部130および勾配コイル部106(106’)によって行われる。データ処理部170、制御部160、勾配駆動部130および勾配コイル部106(106’)からなる部分は、本発明における位相エンコード手段の実施の形態の一例である。
【0069】
以上のようなスラブのRF励起およびそれに対応したスライス軸方向の位相エンコードにより、再構成画像にスライス軸方向の折り返しを生じさせないビューデータを得ることができる。
【0070】
以上のような磁気共鳴信号獲得機能をコンピュータに実現させるプログラムが、記録媒体に、コンピュータで読み取り可能なように記録される。記録媒体としては、例えば、磁気記録媒体、光記録媒体、光磁気記録媒体およびその他の方式の適宜の記録媒体が用いられる。記録媒体は半導体記憶媒体であっても良い。本書では記憶媒体は記録媒体と同義である。
【0071】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明によれば、スライス勾配に誤差がある場合の3Dスキャンにおいて適正な磁気共鳴信号を獲得する方法および装置、そのような磁気共鳴信号獲得機能をコンピュータに実現させるプログラムを記録した記録媒体、並びに、そのような磁気共鳴信号獲得手段を備えた磁気共鳴撮影装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例の装置のブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態の一例の装置のブロック図である。
【図3】図1または図2に示した装置が実行するパルスシーケンスの一例を示す図である。
【図4】3次元フーリエ空間の概念図である。
【図5】スラブのプロファイルおよび位相プロファイルの概念図である。
【図6】勾配磁場の特性を示すグラフである。
【符号の説明】
100,100’ マグネットシステム
102 主磁場コイル部
102’ 主磁場マグネット部
106,106’ 勾配コイル部
108,108’ RFコイル部
130 勾配駆動部
140 RF駆動部
150 データ収集部
160 制御部
170 データ処理部
180 表示部
190 操作部
300 対象
500 クレードル

Claims (6)

  1. 静磁場、勾配磁場および高周波磁場を用い、スライス軸方向の勾配磁場およびRF信号によるスラブの選択励起並びにスライス軸方向の位相エンコードを行う3Dスキャンにより磁気共鳴信号を獲得する磁気共鳴信号獲得装置であって
    スライス軸方向の勾配磁場の誤差に応じて周波数を補正したRF信号によってスラブの選択励起を行う選択励起手段と
    前記周波数の補正に対応する補正を行った位相によってスライス軸方向の位相エンコードを行う位相エンコード手段とを具備することを特徴とする磁気共鳴信号獲得装置
  2. 前記補正を行った位相は次式で与えられることを特徴とする請求項1に記載の磁気共鳴信号獲得装置
    Figure 0003844646
    ここで、
    P’:補正後の位相
    Δz:周波数の補正に伴うスラブの見かけ上の位置変化
    S:スラブの厚さ
    P:補正前の位相
  3. ライス軸方向の勾配磁場およびRF信号によるスラブの選択励起並びにスライス軸方向の位相エンコードを行う3Dスキャンにより磁気共鳴信号を獲得するに当たり
    スライス軸方向の勾配磁場の誤差に応じて周波数を補正したRF信号によってスラブの選択励起を行
    前記周波数の補正に対応する補正を行った位相によってスライス軸方向の位相エンコードを行う
    機能をコンピュータに実現させるプログラムをコンピュータで読み取り可能なように記録したことを特徴とする記録媒体
  4. 前記補正を行った位相は次式で与えられることを特徴とする請求項3に記載の記録媒体
    Figure 0003844646
    ここで、
    P’:補正後の位相
    Δz:周波数の補正に伴うスラブの見かけ上の位置変化
    S:スラブの厚さ
    P:補正前の位相
  5. 静磁場、勾配磁場および高周波磁場を用い、スライス軸方向の勾配磁場およびRF信号によるスラブの選択励起並びにスライス軸方向の位相エンコードを行う3Dスキャンにより磁気共鳴信号を獲得し前記獲得した磁気共鳴信号に基づいて画像を構成する磁気共鳴撮影装置であって、
    前記磁気共鳴信号を獲得する手段は
    スライス軸方向の勾配磁場の誤差に応じて周波数を補正したRF信号によってスラブの選択励起を行う選択励起手段と
    前記周波数の補正に対応する補正を行った位相によってスライス軸方向の位相エンコードを行う位相エンコード手段と、
    を具備することを特徴とする磁気共鳴撮影装置
  6. 前記補正を行った位相は次式で与えられることを特徴とする請求項5に記載の磁気共鳴撮影装置
    Figure 0003844646
    ここで、
    P’:補正後の位相
    Δz:周波数の補正に伴うスラブの見かけ上の位置変化
    S:スラブの厚さ
    P:補正前の位相
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