JP3843479B2 - 横断面変化長尺複合材の製造方法および装置 - Google Patents

横断面変化長尺複合材の製造方法および装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、長手方向に沿って横断面形状が変化する長尺複合材、特に車両用装飾部材に適した長尺複合材の製造方法および装置に関するものである。この車両用装飾部材の具体例としては、ドリップモールディング、ウエザーストリップリテーナモールディング、ルーフサイドバイザーモールディング、ウインドウモールディング、ボデーサイドモールディング等を挙げることができる。
【0002】
【従来の技術】
図8は車両の装飾部材の一つとしてのドリップモールディングとして使用される長尺複合材を示す正面図である。図中、1はドリップモールディングとして使用される長尺複合材であり、長手方向に沿って横断面形状が変化する長尺成形材2と、この長尺成形材2に沿って固着された樹脂部3、4から形成されている。
【0003】
長尺複合材1は車体のフロントピラーパネル6aに沿うフロント部1a、ルーフパネル5に沿うセンター部1b、およびリヤピラーパネル6bに沿うリヤ部1cが一体的に形成されており、センター部1bがほぼ一定横断面形状に形成され、フロント部1aおよびリヤ部1cでは横断面形状が変化している。7aはフロントウインドウ、7bはリヤウインドウ、8aはフロントドア、8bはリヤドア、9aはフロントフェンダパネル、9bはリヤフェンダパネルである。
【0004】
長尺複合材1のフロント部1a、センター部1bおよびリヤ部1cの幅をそれぞれW1、W2、W3とすると、W2は長手方向に沿ってほぼ一定であり、W1、W3はそれぞれW2の幅から次第に先端に行くに従って幅が拡大しており、横断面形状はそれぞれに対応して変化している。
【0005】
このような長尺複合材1としては樹脂部4の横断面形状は長手方向にほぼ一定とされており、長尺成形材2および樹脂部3の横断面形状は長尺複合材1の形状にほぼ対応した変化とすることができる。この場合長尺成形材2は横断面形状が変化する変化断面部2aと横断面形状が一定の共通断面部2bとからなるものとし、変化断面部2aに樹脂部3を形成し、共通断面部2bに樹脂部4を形成することが考えられる。
【0006】
長尺成形材2の横断面形状が変化する成形品の従来の製造方法としては、長尺の金属板をプレス成形により金属の長尺成形材2を形成し、その後射出成形により樹脂部3、4を一体的に形成するか、あるいは別途押出成形により形成された樹脂部3、4を接着剤等により固着する方法が一般的である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし上記の長尺複合材は長尺成形材の幅、横断面形状が変化するが、樹脂部の幅、横断面形状は変化しないので、装飾的には必ずしも満足できるものとはいえない。
また上記の従来の製造方法では、プレス型または射出成形型として大形の成形型を必要とするため、実質的に一体成形することができず、全体を2〜3分割して成形する必要があり、これらを接合すると接合部分の強度が低下したり接合部が露出して外観が害されやすい。そして樹脂部を接着剤等により固着する場合は、手作業となるため多くの作業工数が掛るとともに一様な固着が困難であり、外観が害されやすいなどの問題点が予測される。
【0008】
本発明の目的は上記問題点を解決するため、長尺成形材とともに樹脂部も横断面形状(幅および/または横断面面積)が変化し、装飾性の高い横断面形状が変化する長尺複合材を、押出成形により簡単な装置を用いて、全体が一体化して優れた外観を有する状態で連続して製造することができる製造方法および装置を得ることである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は次の横断面変化長尺複合材の製造方法および装置である。
(1) 固定型と第1および第2の可動型を有する押出成形型に、
長手方向に沿って同一の横断面形状を有する共通断面部および長手方向に沿って変化する横断面形状を有する変化断面部を有する長尺成形材をその長手方向に連続して供給し、
長尺成形材の共通断面部を前記押出成形型の固定型に、変化断面部を第1の可動型にそれぞれ対応させて長手方向に通過させるとともに、変化断面部の長手方向の通過に伴って長尺成形材の通過方向と交差して変化断面部の変化する方向に第1の可動型を移動させながら、第1の可動型に形成された押出口から樹脂を押出すとともに、第2の可動型を移動させて、第1の可動型から押出される樹脂の押出形状を変化させ、
長尺成形材の変化断面部にその変化に対応させて長手方向に連続し、かつ突出幅が変化することにより横断面形状が変化する樹脂部を形成することにより複合材を得る
ことを特徴とする横断面変化長尺複合材の製造方法。
(2)長尺成形材として金属ストリップを折り曲げ成形した長尺成形材を用いる上記(1)記載の方法。
(3) 金属ストリップをロール成形により折り曲げ成形した長尺成形材を用いる上記(2)記載の方法。
(4) 連続した長尺成形材を押出成形型に供給して樹脂部を形成した後所定の位置で切断する上記(1)ないし(3)のいずれかに記載の方法。
(5) 所定の長さに切断された長尺成形材を順次押出成形型に供給する上記(1)ないし(3)のいずれかに記載の方法。
(6) 金属の押出成形材からなり予め所定の長さに切断された長尺成形材を用いる上記(1)記載の方法。
(7) 固定型に形成された樹脂押出口から樹脂を押出して共通断面部にも長手方向に連続する樹脂部を形成する上記(1)ないし(6)のいずれかに記載の方法。
(8) 樹脂部を形成後さらに長尺成形材の横断面形状を変化させる上記(1)ないし(7)のいずれかに記載の方法。
(9) 長手方向に沿って同一の横断面形状を有する共通断面部および長手方向に沿って変化する横断面形状を有する変化断面部を有する長尺成形材をその長手方向に連続して供給して、供給された長尺成形材に長手方向に沿って樹脂部を形成する押出成形型を備え、
前記押出成形型は、長尺成形材の共通断面部を通過させるように押出成形型に設けられた固定型と、長尺成形材の変化断面部を通過させるように押出成形型に設けられた第1の可動型と、第1の可動型とは独立した第2の可動型とを備え、
第1の可動型は、樹脂押出口を有し、変化断面部の通過に対応して長尺成形材の通過方向と交差し、変化断面部の変化の方向に移動しながら前記押出口から樹脂を押出して変化断面部にその変化に対応するように樹脂部を形成し、第2の可動型は第1の可動型から押出される樹脂の押出形状を変化させて樹脂部の横断面形状を変化させることにより複合材を製造するようにしている
ことを特徴とする横断面変化長尺複合材の製造装置。
(10) 長尺成形材の通過量に応じて可動型の移動量を制御する駆動装置を備えている上記(9)記載の装置。
(11) 押出成形型の上流側に、金属ストリップを折り曲げ成形して長尺成形材を形成するロール成形装置を備えている上記(9)または(10)記載の装置。
【0010】
本発明において製造する長尺複合材は、長手方向に沿って同一の横断面形状を有する共通断面部、および長手方向に沿って横断面形状が変化する変化断面部を有する長尺成形材の変化断面部に沿って、横断面形状が変化する樹脂部が固着され、これにより全体の横断面形状が大きく変化する横断面変化長尺複合材である。変化断面部には、横断面積は一定であるが、形状寸法が異なるもの、ならびに横断面積が変化し、かつ形状寸法が変化するものが含まれる。
【0011】
長尺成形材としては、ステンレス鋼板のような光輝金属ストリップをロール成形等により所定の断面形状に折り曲げ成形した金属異形断面材、あるいはアルミニウム合金等の異形押出成形材等の金属異形材が好ましいが、後述する樹脂部と外観や物性が異なる合成樹脂やゴムの異形材であってもよい。この長尺成形材は全長を通して同一形状の共通断面部と、長手方向に沿って横断面形状が変化する変化断面部とが一体化した横断面形状を有するように形成される。その材質は特に限定はなく、金属でも樹脂でも、また軟質のものでも硬質のものでもよい。
【0012】
樹脂部は長尺成形材とは物性、色などが異なる合成樹脂、ゴム等の押出成形可能な樹脂材料により形成されるもので、その断面形状は長手方向に沿って変化している。樹脂部は長尺成形材の変化断面部に形成されるが、共通断面部にも形成してもよく、形成位置やその数も所望により任意に選択できる。共通断面部に形成する場合は、横断面形状が変化しなくてもよいが、変化してもよい。
【0013】
上記の長尺複合材を製造するための製造装置は、長尺成形材を供給して樹脂の押出成形を行う押出成形型を備え、この押出成形型は長尺成形材の共通断面部を通過させる固定型と、長尺成形材の変化断面部を通過させるとともに、変化断面部の通過に伴って長尺成形材の通過方向と交差方向に移動しながら、押出口から樹脂を押出して変化断面部に樹脂部を形成する第1の可動型と、この第1の可動型から押出される樹脂の押出形状を変化させて樹脂部の横断面形状を変化させる第2の可動型を有する。
【0014】
第1の可動型には樹脂部を形成するための樹脂の押出口が設けられ、第2の可動型はこの押出口から押出される樹脂の押出形状を変化させるように構成されている。共通断面部に樹脂部を形成する場合には、固定型にも樹脂の押出口を設けることができ、この樹脂部の横断面形状を変化させるときは、この部分にも第1および第2の可動型を設けることができる。
【0015】
押出成形型には長尺成形材の移動量に応じて第1および第2の可動型の移動(移動量、移動速度等)を制御する駆動装置を設けるのが好ましい。また金属ストリップをロール成形して長尺成形材を形成する場合は、押出成形型の上流側にロール成形装置を設けることができ、この場合金属ストリップの幅が長手方向で変化するように幅方向の一部を長手方向に沿って連続的にスリットして部分的に除去するためにスリッタを設けるのが好ましい。
【0016】
上記の装置による製造方法は長尺成形材の共通断面部を押出成形型の固定型に沿って通過させるとともに、変化断面部を第1の可動型に沿って通過させ、変化断面部の通過に対応させて長尺成形材の通過方向と交差する方向に第1の可動型を移動させながら、第1の可動型に形成された押出口から樹脂を押出すとともに、第2の可動型を移動させて、第1の可動型から押出される樹脂の押出形状を変化させ、変化断面部に横断面形状が変化する樹脂部を形成することにより、全体として横断面形状が大きく変化する長尺複合材を製造する。この場合固定型に押出口を形成して、共通断面部にも樹脂部を形成することができる。
【0017】
長尺成形材は連続したものをそのまま押出成形型に供給してもよく、また最終製品の長さよりやや長い所定の長さに予め切断されたものを順次供給してもよい。前者の場合は例えば金属ストリップを連続的に送出して供給し、その途中でスリット幅を変化させるスリット、所定横断面形状への折り曲げ成形等を行って共通断面部および変化断面部を形成する。この場合押出成形前には最終製品の横断面形状に近似の形状に形成しておき、押出成形後にさらに折り曲げ成形等により最終的な横断面形状に成形することができ、その後に前述の所定の長さに切断することができる。後者の場合は例えばアルミニウム合金等の金属の異形押出成形品を最終製品の長さと同じか、やや長い所定の長さに切断したものを押出成形型に順次供給することができる。
【0018】
上記により得られた長尺複合材は長尺成形材の変化断面部および樹脂部横断面形状がともに変化するため、一方の変化が小さくても全体としては大きな変化が得られ、装飾性の高い長尺複合材が得られる。またその製造は押出成形により効率よく行うことができ、優れた外観のものが得られる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面により説明する。
図1は実施形態による車両用ドリップモールディングとしての長尺複合材を示す正面図、図2(a)は図1のA−A断面図、(b)はB−B断面図、(c)はC−C断面図であり、図8と同一符号は同一または相当部分を示す。
【0020】
長尺複合材1は光輝ステンレス鋼板の金属ストリップ材から折り曲げ成形された金属異形材からなる長尺成形材2と、その変化断面部2aおよび共通断面部2bに固着した長尺成形材2とは異色の着色された樹脂部3、4とからなる。長尺成形材2は長手方向に沿ってほぼ一定の横断面形状を有する共通断面部2bから、その突出長さが変化するように、長手方向に沿って横断面形状が変化する変化断面部2aが突出した形状になっている。
【0021】
樹脂部3は長手方向に沿って横断面形状が変化しており、変化断面部2aの横断面変化に伴って、取付位置が変化するように固着している。樹脂部4は長手方向に沿ってほぼ一定の横断面形状を有し、共通断面部2bに沿ってほぼ同一位置に固着している。
【0022】
長尺成形材2の共通断面部2bには車体パネル(ルーフパネル5、フロントピラーパネル6a、リヤピラーパネル6b)への取付部11、ウエザーストリップ用の保持部12,13等が曲げ加工により形成されている。変化断面部2aには折返し部14が形成されている。フロント部1aおよびセンター部1bにおいて、図2(a)、(b)に示すように樹脂部3は、フロントピラーパネル6aまたはルーフパネル5から離れて、それぞれフロントウインドウ7aから横流れする水滴およびルーフパネル5から流下する水滴等の受け溝を形成し、リヤ部1cにおいては、図2(c)に示すように樹脂部3は、リヤピラーパネル6bに接し、内部に水路を形成している。
【0023】
変化断面部2aと共通断面部2bの境界付近の樹脂部3、4間の車外側は金属板が露出して光輝部15となっている。着色樹脂部3、4および光輝部15は外部から目視される意匠部を形成している。なお、本実施形態において、変化断面部2aと共通断面部2bの境界は必らずしも明確に決められるものではなく、例えば保持部12、13を共通断面部とし、他の部分を変化断面部とみなすこともできる。すなわち変化断面部2aは必らずしも絶対的に変化している部分に限られず、部分的に共通断面部を含んでいてもよい。また図2(b)に示す断面で、折り返し部14以外の部分を共通断面部2bとし、この位置から図2a、2cに示す延長部分を変化断面部2aとみなすこともできる。
【0024】
上記長尺成形材2のフロント部1a、センター部1bおよびリヤ部1cの意匠部の幅をそれぞれX1、X2、X3とすると、X2はほぼ一定であり、X1、X3はそれぞれX2の幅から次第に先端に行くに従って幅が拡大している。この拡大部分はそのまま長尺成形材2の変化断面部2aの変化した部分である。また樹脂部3の突出幅をY1、Y2、Y3とすると、Y2はほぼ一定であり、Y1はY2の幅から次第に先端に行くに従って幅が拡大しているが、Y3はY2の幅より広い幅でほぼ一定となっている。このように変化断面部2aの横断面形状は、全長にわたって常に変化しているものには限られず、部分的には前記のセンター部1bのように同一断面形状を保ってもよい。これに対して樹脂部4は全長にわたってほぼ同一幅、同一横断面形状となっている。このため長尺成形材2の(X1〜X3)と樹脂部3の幅(Y1〜Y3)および横断面形状の変化にほぼ対応して、長尺複合材1の光輝部15の幅と全体幅(W1〜W3)および横断面形状が変化している。
【0025】
本発明の長尺複合材1は長尺成形材2の変化断面部2aおよび樹脂部3の横断面形状がともに変化するため、一方の変化が小さくても全体としては大きい変化が得られる。また両者の変化部分を、例えば樹脂部3のフロント部1aのようにすれば装飾性の高いものが得られ、リヤ部1cにおける変化のように、変化の態様を変えることによりさらに高い装飾性が得られる。
【0026】
図3は実施形態の製造装置を示す系統図、図4はそのD−D断面図、図5は図4のE−E断面図、図6は切断前の長尺複合材の正面図である。
図3において、20はアンコイラ、21a、21b、21cはロール成形機、22はスリッタ、23は接着剤のコーティング装置、24は接着剤の焼付装置、25a、25bは検出装置、26は押出成形機(図示せず)の先端に設けた押出成形型、27は冷却装置、28は引取機、29は切断装置、30は制御装置である。
【0027】
押出成形型26は図4、図5に示すように、固定型31、第1の可動型32a、第2の可動型32b、および押出成形機の先端に連結する樹脂供給路33を有する。固定型31には樹脂流路34、35が形成され、また長尺成形材2の通路36を有する保持部材37が設けられている。なお保持部材37の通路36は長尺成形材2の通過を許容するように、断面形状が長尺成形材2の断面形状にほぼ対応しており、変化断面部2aを通過させる通路36a、および共通断面部2bを通過させる通路36bからなる。樹脂流路34は第1の可動型32aに連絡し、樹脂流路35は長尺成形材2の共通断面部2bに樹脂部4を形成する位置にオリフィス38を有する。
【0028】
第1の可動型32aは両側の弧状のガイド部材39a、39aにより固定型31に対して摺動して、長尺成形材2の通過方向と直交する方向に移動可能とされ、ロッド41aを介して駆動装置40aにより前進後退可能とされている。第1の可動型32aには長尺成形材2の変化断面部2aの折返し部14が通過する通路36cが形成され、その先端には保持部42が形成され折返し部14の隣接部分と係合してこれを保持している。
【0029】
第1の可動型32aには樹脂流路43が形成され、その一端側は固定型のオリフィス34aに対応する位置に長穴状の連絡口44となって樹脂流路34に連絡し、固定オリフィス34aから吐出される樹脂を受け入れるようになっている。樹脂流路43の他端部は第2の可動型32b側にオリフィス45となって開口している。駆動装置40aとしては電動モータが用いられピン46により、支持台47に回転可能に取付けられている。
【0030】
第2の可動型32bは、第1の可動型32aに設けられたガイド部材39b、39bにより第1の可動型32aに対して摺動して、長尺成形材2の通過方向と直交する方向に移動可能とされ、ロッド41bを介して第2の駆動装置40bにより、前進後退可能とされている。第2の可動型32bの先端部にはオリフィス45から押出される樹脂流を分割するカッタ48が設けられており、これに隣接して樹脂排出路49が形成されている。第2の駆動装置40bとしては第1の駆動装置40aと同様に制御容易性、正確性の点から回転動を直線動に変換する機構を内蔵したACサーボモータ、ステッピングモータ等の電動モータが好ましいが、両駆動装置とも流体圧シリンダでもよい。
【0031】
上記の装置による長尺複合材の製造方法において長尺成形材2を得るには、例えば特開平7−89353号に開示されているように、まずアンコイラ20から金属ストリップ16を送り出し、通常のロール成形機21aにより折り曲げ成形し、共通断面部2bに相当する断面部を有する一定横断面形状の金属異形材からなる中間材17を形成する。この中間材17の一部をその幅が長手方向に沿って変化するように、一周の長さが長尺形成材2の完成品の長さと実質的に一致する周長を有するとともに周面にスリット刃を形成したロール式スリッタ22によりスリットし、変化断面部2aを形成する。スリットした余剰材18はそのまま排出する。残った中間材17はロール式スリッタと同様に、一周の長さが長尺成形材2の完成品の長さと実質的に一致する周長を有するとともに周面に所定形状の成形面を有するロールを備えたロール成形機21bでさらに曲げ成形して折返し部14が共通断面部2bから離れたり、近づいたりする形状等を形成し、図2に示すような変化断面部2aおよび共通断面部2bを有する長尺成形材2を形成する。
【0032】
上記実施形態のように一周の長さが長尺成形材2の完成品の長さと実質的に一致する周長のロール式スリッタ22と、同様のロール成形機21bを使用する方法に代えて、スリットについてはレーザー・ビーム切断のような集中熱エネルギー切断方式を使用してもよい。変化断面部2aの成形については変化幅にスリットされた中間材17の長手方向の移動に伴って変化する幅に対応するように、成形ロールをそのロール軸方向に制御しながら移動させて変化断面部2aを形成してもよい。このようなロール成形方法は例えば特開平6−328147号に開示されている。
【0033】
長尺成形材2はコーティング装置23により、樹脂部3、4を形成する位置に熱活性形の液状接着剤をコーティングし、焼付装置24で硬化させるとともに活性化する。コーティング装置23、焼付装置24に代えて、他の固着性付与手段、例えば樹脂同志を連結して固着する孔を形成するための穿孔装置等を設けることもできる。その後長尺成形材2は変化断面部2aの変化位置を検出する位置センサのような検出装置25aで押出成形型26に供給される長尺成形材2の位置と供給量を検出しながら、押出成形型26に好ましくは一定の速度で供給して押出成形を行う。検出装置25aの検出信号は制御装置30に入力する。
【0034】
押出成形型26では、検出装置25aの検出信号に対応して制御装置30からの駆動信号によって駆動装置40a、40bが駆動し、第1および第2の可動型32a、32bを前進、後退させる。このとき検出装置25aは変化断面部2aの変化量と供給量を検出し、検出装置25aと第1および第2の可動型32a、32bとの距離および供給速度から制御装置30が変化断面部2aの当該部分が第1および第2の可動型32a、32bの位置に達する迄の時間を演算してこの時間に合わせて駆動信号を出力し、第1および第2の可動型32a、32bの前進、後退動のタイミングと移動速度、移動量を制御するように構成される。長尺成形材2が金属異形材のように剛性を有するときには、長尺成形材2の通過による変化断面部2aの変化部をカムとし、第1の可動型32aをカムフォロアーとしてカム作用によって可動型32aを前進後退動させることができるときは、駆動装置40aを省略することもできる。
【0035】
上記のように第1および第2の可動型32a、32bを前進、後退させながら、長尺成形材2を押出成形型26の保持部材37に設けた通路36の通路36bに共通断面部2bを、通路36a、36cに変化断面部2aを通過させ、樹脂供給路33から樹脂19を供給して押出成形を行う。このとき樹脂19は固定型31の中で樹脂流路34、35に分流し、このうち樹脂流路35を流れる樹脂19bはオリフィス38から押出され、長尺成形材2の共通断面部2bに樹脂部4を長手方向に連続して形成する。
【0036】
一方、樹脂流路34を流れる樹脂19aは固定型31のオリフィス34aから連絡口44で受入れられて第1の可動型32aの樹脂流出路43を流れ、オリフィス45から押出される。ここで第2の可動型32bの先端が尖ったブレード状のカッタ48で分割され、その一部は長尺成形材2の変化断面部2aに樹脂部3を形成し、これにより図6に示す長尺複合材1が形成される。分割された残部は排出樹脂19cとして樹脂排出口49から排出される。この排出された樹脂は適宜の処理を施して再利用可能である。
【0037】
このとき長尺成形材2の共通断面部2bが固定型31の通路36を通ることにより長尺成形材2は進行方向と交差する方向ならびに長尺成形材2の軸を中心にして回転する方向に対しては移動を阻止されて位置決めされ、共通断面部2bは成形型26内で常に同一位置および姿勢を保って進行する。この場合長尺成形材2の進行に伴ってその幅X1〜X4が変化するが、その変化に対応して第1の可動型32aが駆動装置40aにより矢印P、Q方向に前進、後退するため、変化断面部2aの先端部に形成された折返し部14は常に第1の可動型32aの通路36c内を通過することになる。これにより樹脂部3は常に変化断面部2aの先端部に形成される。
【0038】
一方、第2の可動型32bは第1の可動型32a上において、樹脂部3の突出幅Y1〜Y3の変化に対応して駆動装置40bによりR、S方向に前進、後退するため、カッタ48の位置が変化する。これによりオリフィス45から一定形状で一定量だけ押出される樹脂のうち樹脂部3を形成するための樹脂の押出量が実質に変化して、この結果樹脂部3の横断面積が変化し、樹脂部3は長手方向に横断面形状が変化する状態で長尺成形材2の変化断面部2aに固着する。こうして長手方向に横断面形状が変化する長尺複合材1が製造される。
なお、第2の可動型による押出成形の際に、カッター48に代えて押出される樹脂をしゃ断することによって樹脂部3の横断面形状を変化させることもできる。この場合押出成形型26内で樹脂圧が変動しないように遮断した部分の樹脂流を別の開口部から取出したり、あるいは押出成形型26に供給する樹脂流量を減増するように変化させる等の対策が必要になる。
【0039】
図5に示すように、長尺成形材2の最小幅X2の部分が第1および第2の可動型32a、32bを通過している間は、第1の可動型32aは実線位置に前進してセンター部1bが形成される。長尺成形材2が更に進行してその幅がX3(またはX1)のように拡大する部分では第1および第2の可動型32a、32bは後退し、リヤ部1c(またはフロント部1a)が形成される。長尺成形材2が最大幅X4になると第1および第2の可動型32a、32bは鎖線32c、32dの位置まで後退し、この位置でしばらく押出成形を行ってつかみ代部1dが形成される。その後長尺成形材2が減少幅X1(またはX3)部分になると、第1および第2の可動型32a、32bは前進して、フロント部1a(またはリヤ部1c)が形成される。
【0040】
第2の可動型32bはフロント部1aを形成するときは徐々に後退して、突出幅Y1が次第に拡大する樹脂部3を形成するが、リヤ部1cを形成するときは後退した状態を保ち、突出幅Y3がほぼ一定の樹脂部3を形成する。
【0041】
図4では通過する長尺成形材2の変化断面部2aが弧状に沿って変化するので、この変化に対応させて弧状のガイド部材39a、39aに沿って第1の可動型32aが弧状に移動する際、その動きに対応するために駆動装置40aがピン46により回転するようになっているが、変化断面部2aが直線状に変化するものでは、第1の可動型32aが直線状に移動するので、駆動装置40aは回転しないよう固定されていてもよい。
【0042】
上記により形成された長尺複合材1は冷却装置27で冷却して樹脂部3、4を硬化させ、引取機28で引取るが、その過程で必要によりロール成形機21cで後成形を行って横断面形状をさらに変化させる。ロール成形機21cによる成形を行う場合はロール成形機21a、21bの一部を省略することもできる。このようなロール成形機21cを用いる例としては、後述する図7(a)〜(c)のように変化断面部2aに凸状の成形部14aを形成する場合に適している。
【0043】
その後長尺複合材1は検出装置25bで検出装置25aの場合と同様に位置を検出し、その検出信号から制御装置30において演算した駆動信号により駆動される切断装置によりフロント部1aの端末側位置(リヤ部1cの端末側位置と同じになる)で一定長さに切断する。切断装置29は切断刃29aが長尺複合材1と同速度で移動しながら切断を行うように構成されており、検出装置25bと切断刃29aの距離から、所定の切断位置で切断するように駆動信号が送られる。切断位置Zは図6の長尺複合材1の最大幅Wのつかみ代部1dのほぼ中央位置となるように設定する。なお、長尺複合材1がフロント部1aとセンター部1bとからなっている場合またはセンター部1bとリ部1cとからなっている場合には、それぞれセンター部の後端側位置Zまたはセンター部1bの前端側位置Zで切断することになる。
【0044】
一定長さに切断した長尺複合材1は、その両端に形成された最大幅W4部分(図5のX4に相当する部分)のつかみ代1dをクランプし、フロント部1aおよびリヤ部1cとセンター部1bの境界付近で車体パネルの曲率半径に一致する小さい曲率半径になるようストレッチベンディング等により軸線曲げを行った後、つかみ代の部分を切断して図1に示す長尺複合材1を得る。なお、プレス型あるいはCNCベンディング装置を用いて軸線曲げをする場合には、つかみ代は不要となるので、押出成形もつかみ代不要の形状に合わせることになる。
また、前記の境界付近以外の部分においても車体パネルが曲率半径を有するときには、その半径に合うように曲げ加工やねじり加工を加える。
【0045】
上記の製造方法では、ステンレス鋼板等の光輝金属ストリップ16の折り曲げ成形により長尺成形材2を形成する例であるが、予め所定長さに切断されたアルミニウム合金の押出成形材を用いる場合にはロール成形機21a〜21cを省略することもでき、これに代えて押出成形材の押込み供給装置を備えることになる。また樹脂部3とは外観、物性の異なる樹脂の押出成形品を長尺成形材2として用いる場合は、この位置に別の樹脂押出成形装置を設けることができる。
さらに長尺複合材1の形状は意匠的あるいはスタイリングの点から図6の鎖線1eで示すように、フロント部1aおよび/またはリヤ部1cでは同一幅となり、これらとセンター部1bとの境界付近で比較的急に連続する曲線で変化する形状、その他の形状に形成することもできる。さらに樹脂部3の形状は、樹脂部3の横断面積の増減の結果としての変化に限定されず、横断面積は変化せずに、外形状を変化させて巾を変化させることも含む。
【0046】
図7は他の長尺複合材を示し、(a)は図1のA−A相当断面図、(b)はB−B相当断面図、(c)はC−C相当断面図である。この長尺複合材1は変化断面部2aの光輝部15に凸状の成形部14aを共通断面部2bからの距離が長手方向に沿って変化するように形成したものである。この成形部14aはロール成形機21cにおいて行うことができる。他の操作は図3と同様にして、長尺複合材1を製造することができる。
【0047】
このほか長尺複合材の形状、構造、材質等は任意に変更可能であり、それに対応して長尺成形材2および樹脂部3、4も変更することができ、横断面形状の変化方法も変えることができる。
【0048】
【発明の効果】
本発明で製造される長尺複合材は、共通断面部および変化断面部を有する長尺成形材の変化断面部に沿って、横断面形状が変化する樹脂部を固着しているため、長尺成形材と樹脂部の両方の横断面形状が変化し、それぞれの変化が小さい場合でも全体として大きく横断面形状が変化して、装飾性の高い長尺複合材が得られる。
【0049】
本発明の製造方法および装置によれば、第1の可動型により長尺成形材の変化断面部に樹脂部を形成する際、第2の可動型によりその樹脂部の横断面形状を変化させるようにしたため、長尺成形材と樹脂部の両方の横断面形状が変化する長尺複合材を押出成形により容易に製造することができ、この場合、簡単な装置を用いて、全体が一体化して優れた外観を有する状態で、連続して上記長尺複合材を製造することができる。
【0050】
長尺成形材として金属ストリップの折り曲げ成形品からなる金属異形材を用いる場合は、装飾性の高い長尺成形品をロール成形等により容易に成形することができ、しかも押出成形と連続する工程で処理することができる。
【0051】
連続した長尺成形材を押出成形型に供給して樹脂部を形成した後所定の位置で切断することにより、連続処理を可能にし、生産効率を高くすることができる。
【0052】
長尺成形材として金属等の押出成形品を用いる場合は、別途成形した材料を用いて押出成形することができ、順次押出成形型に供給して成形することにより連続して処理を行うことができる。
【0053】
樹脂部形成後に横断面形状を変化させることにより、複雑な横断面形状の長尺複合材を容易に製造することができる。
【0054】
長尺成形材の通過量に応じて可動型の移動量を制御する駆動装置を設けると、変化断面部の断面変化に対応して樹脂部を所定位置に正確に形成することができる。
【0055】
ロール成形装置を押出成形装置と組合せて設ける場合は、金属ストリップから長尺成形材を形成して押出成形を連続して行うことができ、製造効率が高くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態による長尺複合材を示す正面図である。
【図2】(a)は図1のA−A断面図、(b)はB−B断面図、(c)はC−C断面図である。
【図3】実施形態の製造装置の系統図である。
【図4】図3のD−D断面図である。
【図5】図4のE−E断面図である。
【図6】切断前の長尺複合材の正面図である。
【図7】他の実施形態の長尺複合材を示し、(a)は図1のA−A相当断面図、(b)はB−B相当断面図、(c)はC−C相当断面図である。
【図8】従来の長尺複合材の正面図である。
【符号の説明】
1 長尺複合材
1a フロント部
1b センター部
1c リヤ部
2 長尺成形材
2a 変化断面部
2b 共通断面部
3、4 樹脂部
5 ルーフパネル
6a フロントピラーパネル
6b リヤピラーパネル
7a フロントウインドウ
7b リヤウインドウ
8a フロントドア
8b リヤドア
9a フロントフェンダパネル
9b リヤフェンダパネル
11 取付部
12、13 保持部
14 折返し部
15 光輝部
16 金属ストリップ
17 中間材
18 余剰材
19、19a、19b 樹脂
19c 排出樹脂
20 アンコイラ
21a、21b、21c ロール成形機
22 スリッタ
23 コーティング装置
24 焼付装置
25a、25b 検出装置
26 押出成形型
27 冷却装置
28 引取機
29 切断装置
30 制御装置
31 固定型
32a 第1の可動型
32b 第2の可動型
33 樹脂供給路
34、35、43 樹脂流路
36、36a、36b、36c 通路
37 保持部材
34a、38、45 オリフィス
39a、39b ガイド部材
40a、40b 駆動装置
41a、41b ロッド
42 保持部
44 連絡口
46 ピン
47 支持台
48 カッタ
49 樹脂排出口

Claims (11)

  1. 固定型と第1および第2の可動型を有する押出成形型に、
    長手方向に沿って同一の横断面形状を有する共通断面部および長手方向に沿って変化する横断面形状を有する変化断面部を有する長尺成形材をその長手方向に連続して供給し、
    長尺成形材の共通断面部を前記押出成形型の固定型に、変化断面部を第1の可動型にそれぞれ対応させて長手方向に通過させるとともに、変化断面部の長手方向の通過に伴って長尺成形材の通過方向と交差して変化断面部の変化する方向に第1の可動型を移動させながら、第1の可動型に形成された押出口から樹脂を押出すとともに、第2の可動型を移動させて、第1の可動型から押出される樹脂の押出形状を変化させ、
    長尺成形材の変化断面部にその変化に対応させて長手方向に連続し、かつ突出幅が変化することにより横断面形状が変化する樹脂部を形成することにより複合材を得る
    ことを特徴とする横断面変化長尺複合材の製造方法。
  2. 長尺成形材として金属ストリップを折り曲げ成形した長尺成形材を用いる請求項記載の方法。
  3. 金属ストリップをロール成形により折り曲げ成形した長尺成形材を用いる請求項記載の方法。
  4. 連続した長尺成形材を押出成形型に供給して樹脂部を形成した後所定の位置で切断する請求項ないしのいずれかに記載の方法。
  5. 所定の長さに切断された長尺成形材を順次押出成形型に供給する請求項ないしのいずれかに記載の方法。
  6. 金属の押出成形材からなり予め所定の長さに切断された長尺成形材を用いる請求項記載の方法。
  7. 固定型に形成された樹脂押出口から樹脂を押出して共通断面部にも長手方向に連続する樹脂部を形成する請求項ないしのいずれかに記載の方法。
  8. 樹脂部を形成後さらに長尺成形材の横断面形状を変化させる請求項ないしのいずれかに記載の方法。
  9. 長手方向に沿って同一の横断面形状を有する共通断面部および長手方向に沿って変化する横断面形状を有する変化断面部を有する長尺成形材をその長手方向に連続して供給して、供給された長尺成形材に長手方向に沿って樹脂部を形成する押出成形型を備え、
    前記押出成形型は、長尺成形材の共通断面部を通過させるように押出成形型に設けられた固定型と、長尺成形材の変化断面部を通過させるように押出成形型に設けられた第1の可動型と、第1の可動型とは独立した第2の可動型とを備え、
    第1の可動型は、樹脂押出口を有し、変化断面部の通過に対応して長尺成形材の通過方向と交差し、変化断面部の変化の方向に移動しながら前記押出口から樹脂を押出して変化断面部にその変化に対応するように樹脂部を形成し、第2の可動型は第1の可動型から押出される樹脂の押出形状を変化させて樹脂部の横断面形状を変化させることにより複合材を製造するようにしている
    ことを特徴とする横断面変化長尺複合材の製造装置。
  10. 長尺成形材の通過量に応じて可動型の移動量を制御する駆動装置を備えている請求項記載の装置。
  11. 押出成形型の上流側に、金属ストリップを折り曲げ成形して長尺成形材を形成するロール成形装置を備えている請求項または10記載の装置。
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