JP3843262B2 - ヘッド組立体及びドライブシステム - Google Patents

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    • G11B5/58Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
    • G11B5/60Fluid-dynamic spacing of heads from record-carriers
    • G11B5/6005Specially adapted for spacing from a rotating disc using a fluid cushion

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は,回転ディスクに対するヘッドスライダの飛行高さを動作状況に応じて変えることのできるヘッド組立体及びこれを採用したドライブシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
ハードディスクドライブシステムは,回転するハードディスクの書き込み/読み出し面に組み付けられる一つ以上の磁気ヘッドを備える。磁気ヘッドは,ハードディスク面の磁気領域を磁化または検知することにより情報を書き込んだり情報を読み出したりする。
【0003】
ハードディスクドライブシステムにおける書き込み/読み出しは,ベース上に回動自在に設けられた磁気ヘッド組立体の回動を用いてその端部に設けられた磁気ヘッドを回転ディスク上の適正位置に移送させるスイングアーム駆動方式により行われる。
【0004】
図1を参照すれば,一般的に,ハードディスクドライブシステム10は,ベース11上に回転自在に設けられて所定の情報が書き込まれるハードディスク20と,情報の書き込み及び読み出しのために磁気ヘッド50をハードディスク20上の所望のトラック位置に移動させる磁気ヘッド移送装置とを備える。ここで,ハードディスク20は,情報が書き込まれる記録領域22と,このハードディスク20の回転が止まる時に磁気ヘッド50がパーキングされるように設けられたパーキング領域21とに区分されている。
【0005】
磁気ヘッド移送装置は,磁気ヘッド50が搭載されてベース11上に設けられた回動軸34を中心として回動自在に設けられる磁気ヘッド組立体30と,磁気ヘッド組立体30を電磁力により回動させるための駆動部40とを備える。
【0006】
磁気ヘッド組立体30は,回動軸34に回転自在に結合されるアクチュエータアーム32の端部に結合されるサスペンション31と,ハードディスク20に情報を書き込んだり,ハードディスク20に書き込まれている情報を読み出すための磁気ヘッド(図示せず)とを備え,サスペンション31に設けられる磁気ヘッドスライダ50をさらに備えてなる。
【0007】
磁気ヘッドスライダ50はサスペンション31によりハードディスク20側に付勢されており,ハードディスク20が回転し始めればハードディスク20の回転により生じる空気動圧によりハードディスク20に対して浮上したまま飛行する。この時,磁気ヘッドスライダ50が浮上したまま飛行する高さ(以下,「飛行高さ」という。)は,サスペンション31のグラム荷重及びハードディスク20の回転による空気流動による揚力などにより決定される。ここで,飛行高さは,ハードディスク20の回転中に磁気ヘッドスライダ50がハードディスク20に対して浮上したまま飛行する時の,磁気ヘッドスライダ50の先端側に設けられた読み込みセンサー,すなわち,磁気抵抗ヘッドと,ハードディスク20の表面との間隔である。グラム荷重とは,サスペンション31により生じる力をいう。高いグラム荷重はより高い剛性のサスペンションに対応する。
【0008】
図2は,通常の磁気ヘッド70の構造を拡大して示すものである。図2に示されたように,磁気ヘッド70は,読み出しのための磁気抵抗ヘッド74と,書き込みのための誘導記録ヘッドとを備えている。磁気抵抗ヘッド74は,ハードディスク20に書き込まれた磁気信号を感知して読み込む。そして誘導記録ヘッドは,ハードディスク20への漏れ磁石を形成するためのトップポール71,ボトムポール72,及び電流が供給されるにつれて磁界が生じる記録用コイル73を備え,所望の磁気信号をハードディスク20に書き込む。
【0009】
ところで,最近のハードディスク20は,容量が増えるほどトラック・パー・インチ(TPI)は広がり,トラックの幅Wは狭まる傾向にある。
【0010】
このように,ハードディスク20のトラック幅を狭くするためには,そこに磁気信号を書き込むための書き込みヘッドもそれに合わせて狭くしなければならない。そして,相対的に狭いトラックに書き込まれた磁気フィールドを読み出すために,磁気ヘッド70の飛行高さFHも下げる必要がある。
【0011】
このように,磁気ヘッド70の飛行高さFHを下げる場合,磁気ヘッドスライダ50とハードディスク20との間隔が狭まる。そして,実際に磁気ヘッドスライダ50をハードディスク20の他のトラックまたはパーキング領域21に移動させるために,飛行させる最中に磁気ヘッドスライダ50とハードディスク20との接触(干渉)が起こる場合がある。これにより,磁気ヘッド70またはハードディスク20に損傷を与えるおそれがある。
【0012】
従って,動作状況に応じて,例えば,磁気ヘッドスライダ50をハードディスク20の他のトラックまたはパーキング領域21に移動させる時には磁気ヘッド70の飛行高さFHを上げることにより,磁気ヘッドスライダ50とハードディスク20との干渉を減らす必要がある。
【0013】
図3は,磁気ヘッドスライダとハードディスクとの干渉が低減可能である,特許文献1(特開平7−85621号公報)に開示された,従来の磁気ヘッド組立体の一例を概略的に示す斜視図である。
【0014】
図3を参照すれば,従来の磁気ヘッド組立体80は,磁気ヘッドを備える磁気ヘッドスライダ81と,磁気ヘッドスライダ81を支持する可撓性部材83と,可撓性部材83と結合して磁気ヘッドスライダ81に負荷を与える支持ばね構造体85と,磁気ヘッドスライダ81の荷重点を変えるように磁気ヘッドスライダ81に取り付けられた圧電素子87とを備える。圧電素子87は,磁気ヘッドスライダ81内から延在可能に設けられている。
【0015】
従って,圧電素子87に電圧を印加することにより圧電素子87は延び,これにより磁気ヘッドスライダ81の荷重点が変わる。図4は,磁気ヘッドスライダ81の荷重点の変化による磁気ヘッドスライダ81の飛行高さの変化を示している。図4中,Lは磁気ヘッドスライダ81の長さを表わし,I1及びI2は磁気ヘッドスライダ81の一側から長手方向への荷重点までの距離を表わす。荷重点がI1に位置する時のハードディスク20に対する磁気ヘッドスライダ81の飛行高さをh1とすれば,荷重点が磁気ヘッドスライダ81の一側からI1より長手方向に長くなったI2だけ位置する時,飛行高さh2はh1より下がる。
【0016】
上述のように,従来の磁気ヘッド組立体80は,圧電素子87に電圧を印加することにより磁気ヘッドスライダ81の飛行高さを調節することが可能である。
【0017】
【特許文献1】
特開平7−85621号公報
【0018】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら,上述のように,従来の磁気ヘッド組立体80は,圧電素子87を設けるために磁気ヘッドスライダ81の一部領域を掘り出す加工工程が必要であるために製作工程が複雑であり,磁気ヘッド組立体80の量産時に均一な性能の確保が困難になる。
【0019】
また,従来の磁気ヘッド組立体80は,磁気ヘッドスライダ81の荷重点の変化により生じる磁気ヘッドスライダ81の傾斜変化により飛行高さを調節する間接調節方式であるため,飛行高さの正確な制御が困難である。
【0020】
加えて,従来の磁気ヘッド組立体80は,磁気ヘッドスライダ81の荷重点を変えるために圧電素子87の大きな体積変化を必要とする。このため,飛行高さの変化のための調節感度が落ちて飛行高さの精度良い制御が困難であり,動作モードの切換えのために磁気ヘッドスライダ81の飛行高さを変えるのに長時間かかり,素早い制御が困難であるといった短所がある。
【0021】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり,製作工程の単純化及び飛行高さの正確な制御が可能であり,飛行高さの早い転換が可能な改善された構造のヘッド組立体及びこれを採用したドライブシステムを提供することをその目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本発明によるヘッド組立体は,ベース上に回動軸を中心として回転自在に結合されるアクチュエータアームの端部に結合されるサスペンションと,情報を記録媒体へ書き込み及び/または記録媒体から読み出し可能なヘッドを備える。そして,フレクシャを介してサスペンションに設けられるヘッドスライダと,サスペンションとフレクシャとの間に位置し,サスペンションに対するヘッドスライダの傾斜を調節してヘッドスライダの飛行高さを調節する可変ディバイスと,を備え,サスペンションは , グラム荷重を有するロードビームであり , 可変ディバイスは , 印加される電源によりその厚みが変わる圧電物質を備える圧電アクチュエータであることを特徴とする。
【0023】
また,上記目的を達成するための本発明によるドライブシステムは,情報を記録媒体へ書き込み及び/または記録媒体から読み出しするためのヘッド組立体を備えるドライブシステムであって,ヘッド組立体は,ベース上に回動軸を中心として回転自在に結合されるアクチュエータアームの端部に結合されるサスペンションと,情報を記録媒体へ書き込み及び/または記録媒体から読み出し可能なヘッドを備える。そして,フレクシャを介してサスペンションに設けられるヘッドスライダと,サスペンションとフレクシャとの間に位置し,サスペンションに対するヘッドスライダの傾斜を調節してヘッドスライダの飛行高さを調節する可変ディバイスと,を備え,サスペンションは , グラム荷重を有するロードビームであり , 可変ディバイスは , 印加される電源によりその厚みが変わる圧電物質を備える圧電アクチュエータであることを特徴とする。
【0024】
ここで,ヘッドは磁気ヘッドであってもよく,記録媒体は磁気ディスクであってもよい。
【0027】
可変ディバイスは,記録媒体に対してヘッドがなすピッチ角度及び転がり角度のうちの少なくとも一方が調節可能に設けられることが好ましい。
【0029】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態による磁気ヘッド組立体は,例えば図1に示されたハードディスクドライブシステムのような磁気ディスクドライブシステムに適用できる。以下では,本実施の形態による磁気ヘッド組立体が図1に示されたようなハードディスクドライブシステムに適用される例を説明するが,本実施の形態による磁気ヘッド組立体を説明するに当たって,一部の構成要素及びその参照番号は図1からそのまま引用する。
【0030】
図5は,本実施の形態による磁気ヘッド組立体の主部を概略的に示す図面であり,図6は,本実施の形態による磁気ヘッド組立体に適用できる磁気ヘッドスライダの一実施形態を示す平面図である。
【0031】
図1,図5,及び図6を参照すれば,本実施の形態による磁気ヘッド組立体100は,アクチュエータアーム32の端部に結合されて磁気ヘッドスライダ110を磁気ディスク101側に付勢するサスペンション120と,サスペンション120に設けられる磁気ヘッドスライダ110と,磁気ヘッドスライダ110とサスペンション120との間に設けられる可変ディバイス150とを備える。
【0032】
サスペンション120は,例えばステンレス鋼などの平板材料を用いて形成できる。このサスペンション120は,グラム荷重を有するロードビームであることが好ましい。このサスペンション120のグラム荷重は,記録媒体である磁気ディスク101(例えば,ハードディスク)の回転により生じる空気流動による揚力及び後述するような磁気ヘッドのABS(エア・ベアリング・サーフィス)パッドデザインにより生じる負圧と共に磁気ヘッドスライダ110の飛行高さに影響を及ぼし,磁気ヘッドスライダ110の飛行が安定的に保持可能に設計される。
【0033】
磁気ヘッドスライダ110は,図6に示されたように,基板として働くスライダ111と,スライダ111の磁気ディスク101側に位置する面(以下,スライダ面111a)の先端部に位置した磁気ヘッド113とを備える。
【0034】
図6を参照すれば,磁気ヘッドスライダ110のスライダ面111aには,磁気ディスク101の回転時に磁気ヘッドスライダ110の飛行高さFHを安定的に保持するように負圧を生じるABS115が備えられることが好ましい。
【0035】
また,スライダ面111aには,このスライダ面111aを磁気ディスク101の表面と点接触させる複数のパッド117がさらに備えられることが好ましい。パッド117は,例えばDLC(Diamond−like Carbon)よりなりうる。かかるパッド117は平滑な磁気ディスク101の表面とスライダ面111aとを容易に分離させる。
【0036】
再び図5を参照すれば,本発明の一実施形態による磁気ヘッド組立体100は,フレクシャ130を介してサスペンション120に磁気ヘッドスライダ110が設けられる構造を有しうる。フレクシャ130は一箇所以上のスポット溶接を用いてサスペンション120に結合されることが好ましい。ここで,フレクシャ130は他の結合手段,例えば接着剤などによってサスペンション120に結合してもよい。
【0037】
この時,フレクシャ130をサスペンション120にスポット溶接などにより結合させる位置Aは,可変ディバイス150の厚み変化によるフレクシャ130に設けられている磁気ヘッドスライダ110の傾斜調節を妨げずに,できる限りフレクシャ130の磁気ヘッドスライダ110の設置位置に近いことが好ましい。フレクシャ130をサスペンション120に上記のように結合すれば,磁気ヘッドスライダ110と磁気ディスク101とがなす傾斜角,例えばピッチ角度を少しだけ変えても飛行高さFHを大きく変えられることから,所望の低い飛行高さを得るためのピッチ角度の変化があまり大ではなく,安定した飛行特性を得ることができる。
【0038】
ここで,フレクシャ130には,磁気ヘッドスライダ110のスライダ面111aの先端部に設けられる磁気ヘッド113に記録信号を印加し,かつ,磁気ヘッド113により検出された信号を伝えるための電線の役割を果たすリードが位置する。
【0039】
本実施の形態による磁気ヘッド組立体100のように,グラム荷重を有するサスペンション120を備えて磁気ヘッドスライダ110がフレクシャ130を介してサスペンション120に設けられるヘッド組立体は,ヘッドジンバル組立体(HGA:Head Gimbal Assembly)と呼ばれる。
【0040】
可変ディバイス150は,一側がサスペンション120に固着された状態でサスペンション120と磁気ヘッドスライダ110との間に位置する。特に,本実施の形態による磁気ヘッド組立体100が,図5に示されたように,フレクシャ130を備えて磁気ヘッドスライダ110がフレクシャ130を介してサスペンション120に設けられる場合には,可変ディバイス150はサスペンション120とフレクシャ130との間に位置する。
【0041】
可変ディバイス150としては,印加される電源によりその厚みが変わる圧電物質よりなる圧電アクチュエータを備えうる。
【0042】
一方,通常のHGAにおいては,磁気ヘッドスライダが取り付けられているフレクシャ部分とサスペンションとの間に接触が起こらないようにガイドするディンプルが形成されている。このディンプルは,サスペンションをなすステンレス鋼板を押し膨らませたものである。
【0043】
このため,本実施の形態による磁気ヘッド組立体100において,可変ディバイス150は,サスペンション120の磁気ヘッドスライダ110側の面の所定位置,より好ましくは,通常のHGAにおけるサスペンションに対するディンプルの形成位置に設けられ,通常のHGAにおけるディンプルの役割を果たさせることが好ましい。
【0044】
本実施の形態による磁気ヘッド組立体100は,図7に示されたように,ディンプルが形成される位置に一つの可変ディバイス150を備えうる。この時には,可変ディバイス150に電源を印加することによりサスペンション120に対する磁気ヘッドスライダ110の傾斜が調節され,これにより磁気ディスク101に対して磁気ヘッドスライダ110がなすピッチ角度が調節される。ここで,ピッチ方向軸が磁気ディスク101の回転方向(トラックの接線方向)と略平行であるとするとき,ピッチ角度は磁気ディスク101の回転方向に対して磁気ディスク101と磁気ヘッドスライダ110とがなす角度である。
【0045】
上述したように,本実施の形態による磁気ヘッド組立体100は,可変ディバイス150の厚み変化により磁気ヘッドスライダ110のピッチ角度を調節して飛行高さを直接的に調節する方式であるため,飛行高さを正確でかつ精度良く能動的に制御することができる。さらに,飛行高さを短時間内に変えることができ,動作モードの切換え時間が短くなる。
【0046】
図8を参照すれば,本発明の他の実施の形態による磁気ヘッド組立体100は,略転がり方向に一列に配された複数の可変ディバイス150を備える。この時には,複数の可変ディバイス150の変形量を同一にすれば磁気ディスク101に対して磁気ヘッドスライダ110がなすピッチ角度を調節することができる。そして,複数の可変ディバイス150の変形量を異にすれば,磁気ディスク101に対して磁気ヘッドスライダ110がなす転がり角度を調節することができる。ここで,転がり方向はピッチ方向に垂直な方向(磁気ディスク101の略半径方向)であり,転がり角度は転がり方向に対して磁気ディスク101と磁気ヘッドスライダ110とがなす角度である。
【0047】
本発明の他の実施形態による磁気ヘッド組立体100は,ピッチ角度だけではなく,転がり角度の能動的な調節が可能であるので,磁気ヘッドスライダ110の加工により生じるクラウン/キャンバー誤差によるピッチ角度/転がり角度の誤差も能動的に補完できるという利点がある。
【0048】
また,本発明の他の実施の形態による磁気ヘッド組立体100によれば,ピッチ角度はもとより転がり角度の調節も可能であるので,シーク時に優れた飛行特性を得ることができる。
【0049】
これは,磁気ヘッドスライダ110の飛行時の動作特性は,磁気ヘッドスライダ110のスライダ面111aに形成されるABS115デザイン,ABS115面の曲面(クラウン及びキャンバー),ピッチ角度及び転がり角度などにより決定される。特に,シーク動作時には転がり特性が重要であるが,本実施の形態では転がり角度を変えられるので,最適の転がり角度でシーク動作を行わせられるためである。
【0050】
上述したように,本実施の形態による磁気ヘッド組立体100は,サスペンション120(ロードビーム)とフレクシャ130との間のディンプルが位置する部分に機械的な加工によるディンプルの代わりに電源入力に対して体積または特定の方向に厚みが変わる圧電アクチュエータなどの可変ディバイス150を取り付け,この可変ディバイス150を用いてピッチ角度を調節して飛行高さFHを変えることにより,ハードディスクドライブシステムなどの動作状況に応じて飛行高さを必要なレベルに合わせる。この時,可変ディバイス150は,ディンプルの役割も果たす。
【0051】
上述したように,本実施の形態による磁気ヘッド組立体100は,下記の通りに動作する。
【0052】
例えば,本実施の形態による磁気ヘッド組立体100を採用したハードディスクドライブシステムにおいて,磁気記録または読取り動作以外にトラック追従,他のトラックへの移動,パーキング動作などが行われる間には,可変ディバイス150は,図9に示されたように,圧縮された状態に保持される。この場合,ハードディスク101に対して磁気ヘッドスライダ110がなす角度,例えばピッチ角度が小さいため,本実施の形態による磁気ヘッド組立体100の飛行高さFH1は上がる。
【0053】
磁気ディスク101に情報を書き込んだり,磁気ディスク101に書き込まれている情報を読み出す動作中には,可変ディバイス150にはそれが厚くなるように電源が印加される。これにより,図10に示されたように,サスペンション120に結合されている可変ディバイス150が厚くなりつつ,磁気ヘッドスライダ110を磁気ディスク101側に押し付ける。この時,フレクシャ130には磁気ヘッドスライダ110が設けられており,このフレクシャ130はサスペンション120に結合されている。このため,可変ディバイス150が厚くなればサスペンション120に対して磁気ヘッドスライダ110がなす傾斜角が大きくなる。従って,磁気ディスク101に対して磁気ヘッドスライダ110がなす角度,例えばピッチ角度が大きくなりつつ,本実施の形態による磁気ヘッド組立体100の飛行高さFH2は下がる。
【0054】
すなわち,本実施の形態による磁気ヘッド組立体100は,磁気ディスク101に情報を書き込んだり,磁気ディスク101に書き込まれた情報を読み出す間には,低い飛行高さFH2で動作する。
【0055】
このように,本実施の形態による磁気ヘッド組立体100においては,サスペンション120または磁気ヘッドスライダ110の全体を動かさず,可変ディバイス150を用いて磁気ヘッドスライダ110のピッチ角度を調節することにより,書き込み/読み出し動作以外の状況では飛行高さを上げる。
【0056】
従って,書き込み/読み出し以外の動作中には飛行高さを高く保持できるので,磁気ヘッドスライダ110と磁気ディスク101との間に起こりうる干渉問題への信頼性を確保することができ,低い飛行高さによる磁気ヘッド113のスクラッチ及び磁気ディスク101の欠陥発生の頻度を減らすことができる。
【0057】
特に,上述したように,本実施の形態による磁気ヘッド組立体100は,磁気ヘッドスライダ110と磁気ディスク101とがなすピッチ角度を調節することにより飛行高さを所望のままに変えられるので,高密度の記録容量を有するハードディスクへの情報の書き込み/ハードディスクからの情報の読み出しに要される,0.5μinch(12.7nm)以下の飛行高さで書き込み/読み出し動作を行うことができる。この時,書き込み/読み出し以外の動作中には飛行高さを上げたまま磁気ヘッド組立体100を移動させられることから,磁気ヘッドスライダ110と磁気ディスク101との干渉を防止でき,磁気ヘッド113または磁気ディスク101の損傷を防止できる。
【0058】
また,本実施の形態による磁気ヘッド組立体100は,0.5μinch以下の飛行高さを要求するハードディスクを備えるハードディスクドライブシステムに適用できる。
【0059】
この技術分野における公知のところによれば,ピッチ角度が小さい時,磁気ヘッドスライダは安定した飛行状態を保持できる。しかし,ピッチ角度が大きくなれば磁気ヘッドスライダの剛性が低くなり,不安定な飛行が引き起こされるおそれがある。
【0060】
本実施の形態による磁気ヘッド組立体100は,図5に示されたように,フレクシャ130に設けられている磁気ヘッドスライダ110の傾斜調節を妨げずに,できる限りフレクシャ130の端部に近い位置Aにおいてフレクシャ130とサスペンション120とを結合させた構造である。そして,可変ディバイス150の厚みを変えてサスペンション120に対する磁気ヘッドスライダ110の傾斜を直接的に調節することにより飛行高さを変える。
【0061】
従って,本実施の形態による磁気ヘッド組立体100によれば,通常のHGAの場合より遥かに小さいピッチ角度の変化でも低い飛行高さを実現することができる。
【0062】
また,本実施の形態による磁気ヘッド組立体100を用いれば,高度でも磁気ヘッド113と磁気ディスク101とのインタフェースマージンを十分に確保することができる。すなわち,記録容量が40G/Pである磁気ディスク用磁気ヘッド組立体の飛行高さが0.5μinchであれば,高度が10kfeet(地上から約3,000mの高さ)ではその磁気ヘッド組立体の飛行高さが約40%ほど下がるため,磁気ヘッド組立体と磁気ディスクとの干渉によりエラーが生じる場合がある。特に,記録容量が40G/P以上,例えば,60G/Pまたは80G/Pである磁気ディスク用磁気ヘッド組立体の飛行高さは約0.4または0.35μinchに下がるため,記録容量が多いほど,高度な地点ではより深刻な問題が生じるおそれがある。しかし,本実施の形態による磁気ヘッド組立体100は,その磁気ヘッド組立体100の飛行高さを能動的に変えられるので,高度な地点でも磁気ヘッド113と磁気ディスク101とのインタフェースマージンを十分に確保することができる。
【0063】
また,本実施の形態による磁気ヘッド組立体100は,磁気ヘッドスライダ110のピッチ角度を僅かに調節しても飛行高さを十分に下げられるので,磁気ヘッドスライダ110の安定性及び剛性に優れている。
【0064】
さらに,本実施の形態による磁気ヘッド組立体100は,書き込み/読み出し中には相対的に大きいピッチ角度を有するために速い浮上速度を得ることができ,高い飛行高さでパーキング動作を行うためにパーキング時に信頼性を確保することができる。
【0065】
従って,本実施の形態による磁気ヘッド組立体100を採用したハードディスクドライブシステムによれば,信頼性が確保できる。
【0066】
以上,添付図面を参照しながら本発明のヘッド組立体及びドライブシステムの好適な実施形態について説明したが,本発明はこれらの例に限定されない。いわゆる当業者であれば,特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり,それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
【0067】
【発明の効果】
上述したように,本発明によるヘッド組立体は,可変ディバイスをヘッド組立体の組立て工程またはサスペンションの製作時にサスペンションに固着でき,従来の磁気ヘッド組立体に比べて製作工程が極めて簡単である。
【0068】
また,本発明によるヘッド組立体は,可変ディバイスの厚み変化により磁気ヘッドスライダのピッチ角度を調節して飛行高さを直接的に調節する方式であるため,飛行高さを正確でかつ能動的に制御でき,飛行高さの早い転換が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】通常のハードディスクドライブシステムの構造を概略的に示す平面図である。
【図2】通常の磁気ヘッドの構造を拡大して示す斜視図である。
【図3】特許文献1(特開平7−85621号公報)に開示された従来の磁気ヘッド組立体の一例を概略的に示す斜視図である。
【図4】図3の磁気ヘッド組立体において,磁気ヘッドスライダの荷重点の変化による磁気ヘッドスライダの飛行高さの変化を示す側面図である。
【図5】本実施の形態による磁気ヘッド組立体の主部を概略的に示す側面図である。
【図6】本実施の形態による磁気ヘッド組立体に適用できる磁気ヘッドスライダの一形態を示す平面図である。
【図7】本実施の形態による磁気ヘッド組立体における可変ディバイスの一形態を示す模式図である。
【図8】本実施の形態による磁気ヘッド組立体における可変ディバイスの他の形態を示す図面である。
【図9】本実施の形態による磁気ヘッド組立体において,可変ディバイスの厚み変化による飛行高さの変化を示す側面図である。
【図10】本実施の形態による磁気ヘッド組立体において,可変ディバイスの厚み変化による飛行高さの変化を示す側面図である。
【符号の説明】
100 磁気ヘッド組立体
101 磁気ディスク
110 磁気ヘッドスライダ
111 スライダ
111a スライダ面
113 磁気ヘッド
120 サスペンション
130 フレクシャ
150 可変ディバイス
FH1 飛行高さ

Claims (7)

  1. ベース上に回動軸を中心として回転自在に結合されるアクチュエータアームの端部に結合されるサスペンションと
    情報を記録媒体へ書き込み及び/または記録媒体から読み出し可能なヘッドを備え,フレクシャを介して前記サスペンションに設けられるヘッドスライダと
    前記サスペンションと前記フレクシャとの間に位置し,前記サスペンションに対する前記ヘッドスライダの傾斜を調節して前記ヘッドスライダの飛行高さを調節する可変ディバイスと
    を備え,
    前記サスペンションは , グラム荷重を有するロードビームであり ,
    前記可変ディバイスは , 印加される電源によりその厚みが変わる圧電物質を備える圧電アクチュエータであることを特徴とする,ヘッド組立体。
  2. 前記ヘッドは磁気ヘッドであり,前記記録媒体は磁気ディスクであることを特徴とする,請求項1に記載のヘッド組立体。
  3. 前記可変ディバイスは,前記記録媒体に対して前記ヘッドがなすピッチ角度及び転がり角度のうちの少なくとも一方が調節可能に設けられたことを特徴とする,請求項1または2のいずれか1項に記載のヘッド組立体。
  4. 前記ヘッドは,前記ヘッドスライダの前記記録媒体側に位置する面の先端部に設けられることを特徴とする,請求項1〜3のいずれか1項に記載のヘッド組立体。
  5. 情報を記録媒体へ書き込み及び/または記録媒体から読み出しするためのヘッド組立体を備えるドライブシステムであって,
    前記ヘッド組立体は,
    ベース上に回動軸を中心として回転自在に結合されるアクチュエータアームの端部に結合されるサスペンションと;
    情報を前記記録媒体へ書き込み及び/または前記記録媒体から読み出し可能なヘッドを備え,フレクシャを介して前記サスペンションに設けられるヘッドスライダと;
    前記サスペンションと前記フレクシャとの間に位置し,前記サスペンションに対する前記ヘッドスライダの傾斜を調節して前記ヘッドスライダの飛行高さを調節する可変ディバイスと;
    を備え ,
    前記サスペンションは , グラム荷重を有するロードビームであり ,
    前記可変ディバイスは , 印加される電源によりその厚みが変わる圧電物質を備える圧電アクチュエータであることを特徴とする,ドライブシステム。
  6. 前記ヘッドは磁気ヘッドであり,前記記録媒体は磁気ディスクであることを特徴とする,請求項5に記載のドライブシステム。
  7. 前記可変ディバイスは,前記記録媒体に対して前記ヘッドがなすピッチ角度及び転がり角度のうちの少なくとも一方が調節可能に設けられたことを特徴とする,請求項5,6のいずれか1項に記載のドライブシステム。
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