JP2003242736A - ヘッド組立体及びドライブシステム - Google Patents

ヘッド組立体及びドライブシステム

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JP2003242736A JP2003032882A JP2003032882A JP2003242736A JP 2003242736 A JP2003242736 A JP 2003242736A JP 2003032882 A JP2003032882 A JP 2003032882A JP 2003032882 A JP2003032882 A JP 2003032882A JP 2003242736 A JP2003242736 A JP 2003242736A
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    • G11B21/20Supporting the heads; Supporting the sockets for plug-in heads while the head is in operative position but stationary or permitting minor movements to follow irregularities in surface of record carrier
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/48Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
    • G11B5/58Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
    • G11B5/60Fluid-dynamic spacing of heads from record-carriers
    • G11B5/6005Specially adapted for spacing from a rotating disc using a fluid cushion

Landscapes

  • Supporting Of Heads In Record-Carrier Devices (AREA)
  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 製作工程が極めて簡単で飛行高さを正確でか
つ能動的に制御できるヘッド組立体及びこれを採用した
ドライブシステムを提供する。 【解決手段】 ベース上に回動軸を中心として回転自在
に結合されるアクチュエータアームの端部に結合される
サスペンション120と,情報を記録媒体へ書き込み及
び/または記録媒体から読み出し可能なヘッド113を
備え,サスペンション120に設けられるヘッドスライ
ダ111と,一側がサスペンション120に結合された
状態でサスペンション120とヘッドスライダ111と
の間に位置し,サスペンション120に対するヘッドス
ライダ111の傾斜を調節してヘッドスライダ111の
飛行高さを調節する可変ディバイスを備えるヘッド組立
体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,回転ディスクに対
するヘッドスライダの飛行高さを動作状況に応じて変え
ることのできるヘッド組立体及びこれを採用したドライ
ブシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】ハードディスクドライブシステムは,回
転するハードディスクの書き込み/読み出し面に組み付
けられる一つ以上の磁気ヘッドを備える。磁気ヘッド
は,ハードディスク面の磁気領域を磁化または検知する
ことにより情報を書き込んだり情報を読み出したりす
る。
【0003】ハードディスクドライブシステムにおける
書き込み/読み出しは,ベース上に回動自在に設けられ
た磁気ヘッド組立体の回動を用いてその端部に設けられ
た磁気ヘッドを回転ディスク上の適正位置に移送させる
スイングアーム駆動方式により行われる。
【0004】図1を参照すれば,一般的に,ハードディ
スクドライブシステム10は,ベース11上に回転自在
に設けられて所定の情報が書き込まれるハードディスク
20と,情報の書き込み及び読み出しのために磁気ヘッ
ド50をハードディスク20上の所望のトラック位置に
移動させる磁気ヘッド移送装置とを備える。ここで,ハ
ードディスク20は,情報が書き込まれる記録領域22
と,このハードディスク20の回転が止まる時に磁気ヘ
ッド50がパーキングされるように設けられたパーキン
グ領域21とに区分されている。
【0005】磁気ヘッド移送装置は,磁気ヘッド50が
搭載されてベース11上に設けられた回動軸34を中心
として回動自在に設けられる磁気ヘッド組立体30と,
磁気ヘッド組立体30を電磁力により回動させるための
駆動部40とを備える。
【0006】磁気ヘッド組立体30は,回動軸34に回
転自在に結合されるアクチュエータアーム32の端部に
結合されるサスペンション31と,ハードディスク20
に情報を書き込んだり,ハードディスク20に書き込ま
れている情報を読み出すための磁気ヘッド(図示せず)
とを備え,サスペンション31に設けられる磁気ヘッド
スライダ50をさらに備えてなる。
【0007】磁気ヘッドスライダ50はサスペンション
31によりハードディスク20側に付勢されており,ハ
ードディスク20が回転し始めればハードディスク20
の回転により生じる空気動圧によりハードディスク20
に対して浮上したまま飛行する。この時,磁気ヘッドス
ライダ50が浮上したまま飛行する高さ(以下,「飛行
高さ」という。)は,サスペンション31のグラム荷重
及びハードディスク20の回転による空気流動による揚
力などにより決定される。ここで,飛行高さは,ハード
ディスク20の回転中に磁気ヘッドスライダ50がハー
ドディスク20に対して浮上したまま飛行する時の,磁
気ヘッドスライダ50の先端側に設けられた読み込みセ
ンサー,すなわち,磁気抵抗ヘッドと,ハードディスク
20の表面との間隔である。グラム荷重とは,サスペン
ション31により生じる力をいう。高いグラム荷重はよ
り高い剛性のサスペンションに対応する。
【0008】図2は,通常の磁気ヘッド70の構造を拡
大して示すものである。図2に示されたように,磁気ヘ
ッド70は,読み出しのための磁気抵抗ヘッド74と,
書き込みのための誘導記録ヘッドとを備えている。磁気
抵抗ヘッド74は,ハードディスク20に書き込まれた
磁気信号を感知して読み込む。そして誘導記録ヘッド
は,ハードディスク20への漏れ磁石を形成するための
トップポール71,ボトムポール72,及び電流が供給
されるにつれて磁界が生じる記録用コイル73を備え,
所望の磁気信号をハードディスク20に書き込む。
【0009】ところで,最近のハードディスク20は,
容量が増えるほどトラック・パー・インチ(TPI)は
広がり,トラックの幅Wは狭まる傾向にある。
【0010】このように,ハードディスク20のトラッ
ク幅を狭くするためには,そこに磁気信号を書き込むた
めの書き込みヘッドもそれに合わせて狭くしなければな
らない。そして,相対的に狭いトラックに書き込まれた
磁気フィールドを読み出すために,磁気ヘッド70の飛
行高さFHも下げる必要がある。
【0011】このように,磁気ヘッド70の飛行高さF
Hを下げる場合,磁気ヘッドスライダ50とハードディ
スク20との間隔が狭まる。そして,実際に磁気ヘッド
スライダ50をハードディスク20の他のトラックまた
はパーキング領域21に移動させるために,飛行させる
最中に磁気ヘッドスライダ50とハードディスク20と
の接触(干渉)が起こる場合がある。これにより,磁気
ヘッド70またはハードディスク20に損傷を与えるお
それがある。
【0012】従って,動作状況に応じて,例えば,磁気
ヘッドスライダ50をハードディスク20の他のトラッ
クまたはパーキング領域21に移動させる時には磁気ヘ
ッド70の飛行高さFHを上げることにより,磁気ヘッ
ドスライダ50とハードディスク20との干渉を減らす
必要がある。
【0013】図3は,磁気ヘッドスライダとハードディ
スクとの干渉が低減可能である,特許文献1(特開平7
−85621号公報)に開示された,従来の磁気ヘッド
組立体の一例を概略的に示す斜視図である。
【0014】図3を参照すれば,従来の磁気ヘッド組立
体80は,磁気ヘッドを備える磁気ヘッドスライダ81
と,磁気ヘッドスライダ81を支持する可撓性部材83
と,可撓性部材83と結合して磁気ヘッドスライダ81
に負荷を与える支持ばね構造体85と,磁気ヘッドスラ
イダ81の荷重点を変えるように磁気ヘッドスライダ8
1に取り付けられた圧電素子87とを備える。圧電素子
87は,磁気ヘッドスライダ81内から延在可能に設け
られている。
【0015】従って,圧電素子87に電圧を印加するこ
とにより圧電素子87は延び,これにより磁気ヘッドス
ライダ81の荷重点が変わる。図4は,磁気ヘッドスラ
イダ81の荷重点の変化による磁気ヘッドスライダ81
の飛行高さの変化を示している。図4中,Lは磁気ヘッ
ドスライダ81の長さを表わし,I1及びI2は磁気ヘ
ッドスライダ81の一側から長手方向への荷重点までの
距離を表わす。荷重点がI1に位置する時のハードディ
スク20に対する磁気ヘッドスライダ81の飛行高さを
h1とすれば,荷重点が磁気ヘッドスライダ81の一側
からI1より長手方向に長くなったI2だけ位置する
時,飛行高さh2はh1より下がる。
【0016】上述のように,従来の磁気ヘッド組立体8
0は,圧電素子87に電圧を印加することにより磁気ヘ
ッドスライダ81の飛行高さを調節することが可能であ
る。
【0017】
【特許文献1】特開平7−85621号公報
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,上述の
ように,従来の磁気ヘッド組立体80は,圧電素子87
を設けるために磁気ヘッドスライダ81の一部領域を掘
り出す加工工程が必要であるために製作工程が複雑であ
り,磁気ヘッド組立体80の量産時に均一な性能の確保
が困難になる。
【0019】また,従来の磁気ヘッド組立体80は,磁
気ヘッドスライダ81の荷重点の変化により生じる磁気
ヘッドスライダ81の傾斜変化により飛行高さを調節す
る間接調節方式であるため,飛行高さの正確な制御が困
難である。
【0020】加えて,従来の磁気ヘッド組立体80は,
磁気ヘッドスライダ81の荷重点を変えるために圧電素
子87の大きな体積変化を必要とする。このため,飛行
高さの変化のための調節感度が落ちて飛行高さの精度良
い制御が困難であり,動作モードの切換えのために磁気
ヘッドスライダ81の飛行高さを変えるのに長時間かか
り,素早い制御が困難であるといった短所がある。
【0021】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり,製作工程の単純化及び飛行高さの正確な制御が可
能であり,飛行高さの早い転換が可能な改善された構造
のヘッド組立体及びこれを採用したドライブシステムを
提供することをその目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明によるヘッド組立体は,ベース上に回動軸を中
心として回転自在に結合されるアクチュエータアームの
端部に結合されるサスペンションと,情報を記録媒体へ
書き込み及び/または記録媒体から読み出し可能なヘッ
ドを備える。そして,サスペンションに設けられるヘッ
ドスライダと,一側がサスペンションに結合された状態
でサスペンションとヘッドスライダとの間に位置し,サ
スペンションに対するヘッドスライダの傾斜を調節して
ヘッドスライダの飛行高さを調節する可変ディバイス
と,を備えることを特徴とする。
【0023】また,上記目的を達成するための本発明に
よるドライブシステムは,情報を記録媒体へ書き込み及
び/または記録媒体から読み出しするためのヘッド組立
体を備えるドライブシステムであって,ヘッド組立体
は,ベース上に回動軸を中心として回転自在に結合され
るアクチュエータアームの端部に結合されるサスペンシ
ョンと,情報を記録媒体へ書き込み及び/または記録媒
体から読み出し可能なヘッドを備える。そして,サスペ
ンションに設けられるヘッドスライダと,一側がサスペ
ンションに結合された状態でサスペンションとヘッドス
ライダとの間に位置し,サスペンションに対するヘッド
スライダの傾斜を調節してヘッドスライダの飛行高さを
調節する可変ディバイスと,を備えることを特徴とす
る。
【0024】ここで,ヘッドは磁気ヘッドであってもよ
く,記録媒体は磁気ディスクであってもよい。
【0025】サスペンションは,グラム荷重を有するロ
ードビームであることが好ましい。
【0026】ヘッドはフレクシャを介してサスペンショ
ンに設けられ,可変ディバイスはフレクシャとサスペン
ションとの間に位置することが好ましい。
【0027】可変ディバイスは,記録媒体に対してヘッ
ドがなすピッチ角度及び転がり角度のうちの少なくとも
一方が調節可能に設けられることが好ましい。
【0028】可変ディバイスは,印加される電源により
その厚みが変わる圧電物質を備える圧電アクチュエータ
であることが好ましい。
【0029】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態による磁気ヘッ
ド組立体は,例えば図1に示されたハードディスクドラ
イブシステムのような磁気ディスクドライブシステムに
適用できる。以下では,本実施の形態による磁気ヘッド
組立体が図1に示されたようなハードディスクドライブ
システムに適用される例を説明するが,本実施の形態に
よる磁気ヘッド組立体を説明するに当たって,一部の構
成要素及びその参照番号は図1からそのまま引用する。
【0030】図5は,本実施の形態による磁気ヘッド組
立体の主部を概略的に示す図面であり,図6は,本実施
の形態による磁気ヘッド組立体に適用できる磁気ヘッド
スライダの一実施形態を示す平面図である。
【0031】図1,図5,及び図6を参照すれば,本実
施の形態による磁気ヘッド組立体100は,アクチュエ
ータアーム32の端部に結合されて磁気ヘッドスライダ
110を磁気ディスク101側に付勢するサスペンショ
ン120と,サスペンション120に設けられる磁気ヘ
ッドスライダ110と,磁気ヘッドスライダ110とサ
スペンション120との間に設けられる可変ディバイス
150とを備える。
【0032】サスペンション120は,例えばステンレ
ス鋼などの平板材料を用いて形成できる。このサスペン
ション120は,グラム荷重を有するロードビームであ
ることが好ましい。このサスペンション120のグラム
荷重は,記録媒体である磁気ディスク101(例えば,
ハードディスク)の回転により生じる空気流動による揚
力及び後述するような磁気ヘッドのABS(エア・ベア
リング・サーフィス)パッドデザインにより生じる負圧
と共に磁気ヘッドスライダ110の飛行高さに影響を及
ぼし,磁気ヘッドスライダ110の飛行が安定的に保持
可能に設計される。
【0033】磁気ヘッドスライダ110は,図6に示さ
れたように,基板として働くスライダ111と,スライ
ダ111の磁気ディスク101側に位置する面(以下,
スライダ面111a)の先端部に位置した磁気ヘッド1
13とを備える。
【0034】図6を参照すれば,磁気ヘッドスライダ1
10のスライダ面111aには,磁気ディスク101の
回転時に磁気ヘッドスライダ110の飛行高さFHを安
定的に保持するように負圧を生じるABS115が備え
られることが好ましい。
【0035】また,スライダ面111aには,このスラ
イダ面111aを磁気ディスク101の表面と点接触さ
せる複数のパッド117がさらに備えられることが好ま
しい。パッド117は,例えばDLC(Diamond
−like Carbon)よりなりうる。かかるパッ
ド117は平滑な磁気ディスク101の表面とスライダ
面111aとを容易に分離させる。
【0036】再び図5を参照すれば,本発明の一実施形
態による磁気ヘッド組立体100は,フレクシャ130
を介してサスペンション120に磁気ヘッドスライダ1
10が設けられる構造を有しうる。フレクシャ130は
一箇所以上のスポット溶接を用いてサスペンション12
0に結合されることが好ましい。ここで,フレクシャ1
30は他の結合手段,例えば接着剤などによってサスペ
ンション120に結合してもよい。
【0037】この時,フレクシャ130をサスペンショ
ン120にスポット溶接などにより結合させる位置A
は,可変ディバイス150の厚み変化によるフレクシャ
130に設けられている磁気ヘッドスライダ110の傾
斜調節を妨げずに,できる限りフレクシャ130の磁気
ヘッドスライダ110の設置位置に近いことが好まし
い。フレクシャ130をサスペンション120に上記の
ように結合すれば,磁気ヘッドスライダ110と磁気デ
ィスク101とがなす傾斜角,例えばピッチ角度を少し
だけ変えても飛行高さFHを大きく変えられることか
ら,所望の低い飛行高さを得るためのピッチ角度の変化
があまり大ではなく,安定した飛行特性を得ることがで
きる。
【0038】ここで,フレクシャ130には,磁気ヘッ
ドスライダ110のスライダ面111aの先端部に設け
られる磁気ヘッド113に記録信号を印加し,かつ,磁
気ヘッド113により検出された信号を伝えるための電
線の役割を果たすリードが位置する。
【0039】本実施の形態による磁気ヘッド組立体10
0のように,グラム荷重を有するサスペンション120
を備えて磁気ヘッドスライダ110がフレクシャ130
を介してサスペンション120に設けられるヘッド組立
体は,ヘッドジンバル組立体(HGA:Head Gi
mbal Assembly)と呼ばれる。
【0040】可変ディバイス150は,一側がサスペン
ション120に固着された状態でサスペンション120
と磁気ヘッドスライダ110との間に位置する。特に,
本実施の形態による磁気ヘッド組立体100が,図5に
示されたように,フレクシャ130を備えて磁気ヘッド
スライダ110がフレクシャ130を介してサスペンシ
ョン120に設けられる場合には,可変ディバイス15
0はサスペンション120とフレクシャ130との間に
位置する。
【0041】可変ディバイス150としては,印加され
る電源によりその厚みが変わる圧電物質よりなる圧電ア
クチュエータを備えうる。
【0042】一方,通常のHGAにおいては,磁気ヘッ
ドスライダが取り付けられているフレクシャ部分とサス
ペンションとの間に接触が起こらないようにガイドする
ディンプルが形成されている。このディンプルは,サス
ペンションをなすステンレス鋼板を押し膨らませたもの
である。
【0043】このため,本実施の形態による磁気ヘッド
組立体100において,可変ディバイス150は,サス
ペンション120の磁気ヘッドスライダ110側の面の
所定位置,より好ましくは,通常のHGAにおけるサス
ペンションに対するディンプルの形成位置に設けられ,
通常のHGAにおけるディンプルの役割を果たさせるこ
とが好ましい。
【0044】本実施の形態による磁気ヘッド組立体10
0は,図7に示されたように,ディンプルが形成される
位置に一つの可変ディバイス150を備えうる。この時
には,可変ディバイス150に電源を印加することによ
りサスペンション120に対する磁気ヘッドスライダ1
10の傾斜が調節され,これにより磁気ディスク101
に対して磁気ヘッドスライダ110がなすピッチ角度が
調節される。ここで,ピッチ方向軸が磁気ディスク10
1の回転方向(トラックの接線方向)と略平行であると
するとき,ピッチ角度は磁気ディスク101の回転方向
に対して磁気ディスク101と磁気ヘッドスライダ11
0とがなす角度である。
【0045】上述したように,本実施の形態による磁気
ヘッド組立体100は,可変ディバイス150の厚み変
化により磁気ヘッドスライダ110のピッチ角度を調節
して飛行高さを直接的に調節する方式であるため,飛行
高さを正確でかつ精度良く能動的に制御することができ
る。さらに,飛行高さを短時間内に変えることができ,
動作モードの切換え時間が短くなる。
【0046】図8を参照すれば,本発明の他の実施の形
態による磁気ヘッド組立体100は,略転がり方向に一
列に配された複数の可変ディバイス150を備える。こ
の時には,複数の可変ディバイス150の変形量を同一
にすれば磁気ディスク101に対して磁気ヘッドスライ
ダ110がなすピッチ角度を調節することができる。そ
して,複数の可変ディバイス150の変形量を異にすれ
ば,磁気ディスク101に対して磁気ヘッドスライダ1
10がなす転がり角度を調節することができる。ここ
で,転がり方向はピッチ方向に垂直な方向(磁気ディス
ク101の略半径方向)であり,転がり角度は転がり方
向に対して磁気ディスク101と磁気ヘッドスライダ1
10とがなす角度である。
【0047】本発明の他の実施形態による磁気ヘッド組
立体100は,ピッチ角度だけではなく,転がり角度の
能動的な調節が可能であるので,磁気ヘッドスライダ1
10の加工により生じるクラウン/キャンバー誤差によ
るピッチ角度/転がり角度の誤差も能動的に補完できる
という利点がある。
【0048】また,本発明の他の実施の形態による磁気
ヘッド組立体100によれば,ピッチ角度はもとより転
がり角度の調節も可能であるので,シーク時に優れた飛
行特性を得ることができる。
【0049】これは,磁気ヘッドスライダ110の飛行
時の動作特性は,磁気ヘッドスライダ110のスライダ
面111aに形成されるABS115デザイン,ABS
115面の曲面(クラウン及びキャンバー),ピッチ角
度及び転がり角度などにより決定される。特に,シーク
動作時には転がり特性が重要であるが,本実施の形態で
は転がり角度を変えられるので,最適の転がり角度でシ
ーク動作を行わせられるためである。
【0050】上述したように,本実施の形態による磁気
ヘッド組立体100は,サスペンション120(ロード
ビーム)とフレクシャ130との間のディンプルが位置
する部分に機械的な加工によるディンプルの代わりに電
源入力に対して体積または特定の方向に厚みが変わる圧
電アクチュエータなどの可変ディバイス150を取り付
け,この可変ディバイス150を用いてピッチ角度を調
節して飛行高さFHを変えることにより,ハードディス
クドライブシステムなどの動作状況に応じて飛行高さを
必要なレベルに合わせる。この時,可変ディバイス15
0は,ディンプルの役割も果たす。
【0051】上述したように,本実施の形態による磁気
ヘッド組立体100は,下記の通りに動作する。
【0052】例えば,本実施の形態による磁気ヘッド組
立体100を採用したハードディスクドライブシステム
において,磁気記録または読取り動作以外にトラック追
従,他のトラックへの移動,パーキング動作などが行わ
れる間には,可変ディバイス150は,図9に示された
ように,圧縮された状態に保持される。この場合,ハー
ドディスク101に対して磁気ヘッドスライダ110が
なす角度,例えばピッチ角度が小さいため,本実施の形
態による磁気ヘッド組立体100の飛行高さFH1は上
がる。
【0053】磁気ディスク101に情報を書き込んだ
り,磁気ディスク101に書き込まれている情報を読み
出す動作中には,可変ディバイス150にはそれが厚く
なるように電源が印加される。これにより,図10に示
されたように,サスペンション120に結合されている
可変ディバイス150が厚くなりつつ,磁気ヘッドスラ
イダ110を磁気ディスク101側に押し付ける。この
時,フレクシャ130には磁気ヘッドスライダ110が
設けられており,このフレクシャ130はサスペンショ
ン120に結合されている。このため,可変ディバイス
150が厚くなればサスペンション120に対して磁気
ヘッドスライダ110がなす傾斜角が大きくなる。従っ
て,磁気ディスク101に対して磁気ヘッドスライダ1
10がなす角度,例えばピッチ角度が大きくなりつつ,
本実施の形態による磁気ヘッド組立体100の飛行高さ
FH2は下がる。
【0054】すなわち,本実施の形態による磁気ヘッド
組立体100は,磁気ディスク101に情報を書き込ん
だり,磁気ディスク101に書き込まれた情報を読み出
す間には,低い飛行高さFH2で動作する。
【0055】このように,本実施の形態による磁気ヘッ
ド組立体100においては,サスペンション120また
は磁気ヘッドスライダ110の全体を動かさず,可変デ
ィバイス150を用いて磁気ヘッドスライダ110のピ
ッチ角度を調節することにより,書き込み/読み出し動
作以外の状況では飛行高さを上げる。
【0056】従って,書き込み/読み出し以外の動作中
には飛行高さを高く保持できるので,磁気ヘッドスライ
ダ110と磁気ディスク101との間に起こりうる干渉
問題への信頼性を確保することができ,低い飛行高さに
よる磁気ヘッド113のスクラッチ及び磁気ディスク1
01の欠陥発生の頻度を減らすことができる。
【0057】特に,上述したように,本実施の形態によ
る磁気ヘッド組立体100は,磁気ヘッドスライダ11
0と磁気ディスク101とがなすピッチ角度を調節する
ことにより飛行高さを所望のままに変えられるので,高
密度の記録容量を有するハードディスクへの情報の書き
込み/ハードディスクからの情報の読み出しに要され
る,0.5μinch(12.7nm)以下の飛行高さ
で書き込み/読み出し動作を行うことができる。この
時,書き込み/読み出し以外の動作中には飛行高さを上
げたまま磁気ヘッド組立体100を移動させられること
から,磁気ヘッドスライダ110と磁気ディスク101
との干渉を防止でき,磁気ヘッド113または磁気ディ
スク101の損傷を防止できる。
【0058】また,本実施の形態による磁気ヘッド組立
体100は,0.5μinch以下の飛行高さを要求す
るハードディスクを備えるハードディスクドライブシス
テムに適用できる。
【0059】この技術分野における公知のところによれ
ば,ピッチ角度が小さい時,磁気ヘッドスライダは安定
した飛行状態を保持できる。しかし,ピッチ角度が大き
くなれば磁気ヘッドスライダの剛性が低くなり,不安定
な飛行が引き起こされるおそれがある。
【0060】本実施の形態による磁気ヘッド組立体10
0は,図5に示されたように,フレクシャ130に設け
られている磁気ヘッドスライダ110の傾斜調節を妨げ
ずに,できる限りフレクシャ130の端部に近い位置A
においてフレクシャ130とサスペンション120とを
結合させた構造である。そして,可変ディバイス150
の厚みを変えてサスペンション120に対する磁気ヘッ
ドスライダ110の傾斜を直接的に調節することにより
飛行高さを変える。
【0061】従って,本実施の形態による磁気ヘッド組
立体100によれば,通常のHGAの場合より遥かに小
さいピッチ角度の変化でも低い飛行高さを実現すること
ができる。
【0062】また,本実施の形態による磁気ヘッド組立
体100を用いれば,高度でも磁気ヘッド113と磁気
ディスク101とのインタフェースマージンを十分に確
保することができる。すなわち,記録容量が40G/P
である磁気ディスク用磁気ヘッド組立体の飛行高さが
0.5μinchであれば,高度が10kfeet(地
上から約3,000mの高さ)ではその磁気ヘッド組立
体の飛行高さが約40%ほど下がるため,磁気ヘッド組
立体と磁気ディスクとの干渉によりエラーが生じる場合
がある。特に,記録容量が40G/P以上,例えば,6
0G/Pまたは80G/Pである磁気ディスク用磁気ヘ
ッド組立体の飛行高さは約0.4または0.35μin
chに下がるため,記録容量が多いほど,高度な地点で
はより深刻な問題が生じるおそれがある。しかし,本実
施の形態による磁気ヘッド組立体100は,その磁気ヘ
ッド組立体100の飛行高さを能動的に変えられるの
で,高度な地点でも磁気ヘッド113と磁気ディスク1
01とのインタフェースマージンを十分に確保すること
ができる。
【0063】また,本実施の形態による磁気ヘッド組立
体100は,磁気ヘッドスライダ110のピッチ角度を
僅かに調節しても飛行高さを十分に下げられるので,磁
気ヘッドスライダ110の安定性及び剛性に優れてい
る。
【0064】さらに,本実施の形態による磁気ヘッド組
立体100は,書き込み/読み出し中には相対的に大き
いピッチ角度を有するために速い浮上速度を得ることが
でき,高い飛行高さでパーキング動作を行うためにパー
キング時に信頼性を確保することができる。
【0065】従って,本実施の形態による磁気ヘッド組
立体100を採用したハードディスクドライブシステム
によれば,信頼性が確保できる。
【0066】以上,添付図面を参照しながら本発明のヘ
ッド組立体及びドライブシステムの好適な実施形態につ
いて説明したが,本発明はこれらの例に限定されない。
いわゆる当業者であれば,特許請求の範囲に記載された
技術的思想の範疇内において各種の変更例または修正例
に想到し得ることは明らかであり,それらについても当
然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
【0067】
【発明の効果】上述したように,本発明によるヘッド組
立体は,可変ディバイスをヘッド組立体の組立て工程ま
たはサスペンションの製作時にサスペンションに固着で
き,従来の磁気ヘッド組立体に比べて製作工程が極めて
簡単である。
【0068】また,本発明によるヘッド組立体は,可変
ディバイスの厚み変化により磁気ヘッドスライダのピッ
チ角度を調節して飛行高さを直接的に調節する方式であ
るため,飛行高さを正確でかつ能動的に制御でき,飛行
高さの早い転換が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】通常のハードディスクドライブシステムの構造
を概略的に示す平面図である。
【図2】通常の磁気ヘッドの構造を拡大して示す斜視図
である。
【図3】特許文献1(特開平7−85621号公報)に
開示された従来の磁気ヘッド組立体の一例を概略的に示
す斜視図である。
【図4】図3の磁気ヘッド組立体において,磁気ヘッド
スライダの荷重点の変化による磁気ヘッドスライダの飛
行高さの変化を示す側面図である。
【図5】本実施の形態による磁気ヘッド組立体の主部を
概略的に示す側面図である。
【図6】本実施の形態による磁気ヘッド組立体に適用で
きる磁気ヘッドスライダの一形態を示す平面図である。
【図7】本実施の形態による磁気ヘッド組立体における
可変ディバイスの一形態を示す模式図である。
【図8】本実施の形態による磁気ヘッド組立体における
可変ディバイスの他の形態を示す図面である。
【図9】本実施の形態による磁気ヘッド組立体におい
て,可変ディバイスの厚み変化による飛行高さの変化を
示す側面図である。
【図10】本実施の形態による磁気ヘッド組立体におい
て,可変ディバイスの厚み変化による飛行高さの変化を
示す側面図である。
【符号の説明】
100 磁気ヘッド組立体 101 磁気ディスク 110 磁気ヘッドスライダ 111 スライダ 111a スライダ面 113 磁気ヘッド 120 サスペンション 130 フレクシャ 150 可変ディバイス FH1 飛行高さ

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベース上に回動軸を中心として回転自在
    に結合されるアクチュエータアームの端部に結合される
    サスペンションと,情報を記録媒体へ書き込み及び/ま
    たは記録媒体から読み出し可能なヘッドを備え,前記サ
    スペンションに設けられるヘッドスライダと,一側が前
    記サスペンションに結合された状態で前記サスペンショ
    ンと前記ヘッドスライダとの間に位置し,前記サスペン
    ションに対する前記ヘッドスライダの傾斜を調節して前
    記ヘッドスライダの飛行高さを調節する可変ディバイス
    と,を備えることを特徴とする,ヘッド組立体。
  2. 【請求項2】 前記ヘッドは磁気ヘッドであり,前記記
    録媒体は磁気ディスクであることを特徴とする,請求項
    1に記載のヘッド組立体。
  3. 【請求項3】 前記サスペンションは,グラム荷重を有
    するロードビームであることを特徴とする,請求項1ま
    たは2に記載のヘッド組立体。
  4. 【請求項4】 前記ヘッドはフレクシャを介して前記サ
    スペンションに設けられ,前記可変ディバイスは前記フ
    レクシャと前記サスペンションとの間に位置することを
    特徴とする,請求項1,2,または3のうちのいずれか
    1項に記載のヘッド組立体。
  5. 【請求項5】 前記可変ディバイスは,前記記録媒体に
    対して前記ヘッドがなすピッチ角度及び転がり角度のう
    ちの少なくとも一方が調節可能に設けられたことを特徴
    とする,請求項1,2,3,または4のうちのいずれか
    1項に記載のヘッド組立体。
  6. 【請求項6】 前記可変ディバイスは,印加される電源
    によりその厚みが変わる圧電物質を備える圧電アクチュ
    エータであることを特徴とする,請求項5に記載のヘッ
    ド組立体。
  7. 【請求項7】 前記ヘッドは,前記ヘッドスライダの前
    記記録媒体側に位置する面の先端部に設けられることを
    特徴とする,請求項1,2,3,4,5,または6のう
    ちのいずれか1項に記載のヘッド組立体。
  8. 【請求項8】 情報を記録媒体へ書き込み及び/または
    記録媒体から読み出しするためのヘッド組立体を備える
    ドライブシステムであって,前記ヘッド組立体は,ベー
    ス上に回動軸を中心として回転自在に結合されるアクチ
    ュエータアームの端部に結合されるサスペンションと,
    情報を前記記録媒体へ書き込み及び/または前記記録媒
    体から読み出し可能なヘッドを備え,前記サスペンショ
    ンに設けられるヘッドスライダと,一側が前記サスペン
    ションに結合された状態で前記サスペンションと前記ヘ
    ッドスライダとの間に位置し,前記サスペンションに対
    する前記ヘッドスライダの傾斜を調節して前記ヘッドス
    ライダの飛行高さを調節する可変ディバイスと,を備え
    ることを特徴とする,ドライブシステム。
  9. 【請求項9】 前記ヘッドは磁気ヘッドであり,前記記
    録媒体は磁気ディスクであることを特徴とする,請求項
    8に記載のドライブシステム。
  10. 【請求項10】 前記サスペンションは,グラム荷重を
    有するロードビームであることを特徴とする,請求項8
    または9に記載のドライブシステム。
  11. 【請求項11】 前記ヘッドはフレクシャを介して前記
    サスペンションに設けられ,前記可変ディバイスは前記
    フレクシャと前記サスペンションとの間に位置すること
    を特徴とする,請求項8,9,または10のうちのいず
    れか1項に記載のドライブシステム。
  12. 【請求項12】 前記可変ディバイスは,前記記録媒体
    に対して前記ヘッドがなすピッチ角度及び転がり角度の
    うちの少なくとも一方が調節可能に設けられたことを特
    徴とする,請求項8,9,10,または11のうちのい
    ずれか1項に記載のドライブシステム。
  13. 【請求項13】 前記可変ディバイスは,印加される電
    源によりその厚みが変わる圧電物質を備える圧電アクチ
    ュエータであることを特徴とする,請求項12に記載の
    ドライブシステム。
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