JPH1027446A - キャリッジ機構及び該キャリッジ機構を備えた磁気ディスク装置 - Google Patents
キャリッジ機構及び該キャリッジ機構を備えた磁気ディスク装置Info
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- JPH1027446A JPH1027446A JP17774396A JP17774396A JPH1027446A JP H1027446 A JPH1027446 A JP H1027446A JP 17774396 A JP17774396 A JP 17774396A JP 17774396 A JP17774396 A JP 17774396A JP H1027446 A JPH1027446 A JP H1027446A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】小型化・軽量化されたキャリッジ機構を提供す
る。 【解決手段】装置本体1a側には、ピボット3を介して
キャリッジアーム2が回動可能に支持されている。キャ
リッジアーム2の一端側には、サスペンション4が取り
付けられ、このサスペンション4の先端部分には、ピエ
ゾ素子7を介してスライダ9が取り付けられている。ス
ライダ9には、磁気ヘッド11が搭載されている。磁気
ヘッド11がディスク10上のアドレスを読み取り、そ
の信号がCPU14に出力されると、CPU14からの
制御信号に応じた電流がスライダ側駆動手段15からピ
エゾ素子7に供給され、ピエゾ素子7が変形してスライ
ダ9を変位させ、スライダ9の主軸線13とディスク1
0のトラックの接線とのなす角が所定角度範囲内になる
ように補正され、スライダ9が適正な浮上姿勢を維持す
る。従って、キャリッジアーム2及びサスペンション4
を短くできる。
る。 【解決手段】装置本体1a側には、ピボット3を介して
キャリッジアーム2が回動可能に支持されている。キャ
リッジアーム2の一端側には、サスペンション4が取り
付けられ、このサスペンション4の先端部分には、ピエ
ゾ素子7を介してスライダ9が取り付けられている。ス
ライダ9には、磁気ヘッド11が搭載されている。磁気
ヘッド11がディスク10上のアドレスを読み取り、そ
の信号がCPU14に出力されると、CPU14からの
制御信号に応じた電流がスライダ側駆動手段15からピ
エゾ素子7に供給され、ピエゾ素子7が変形してスライ
ダ9を変位させ、スライダ9の主軸線13とディスク1
0のトラックの接線とのなす角が所定角度範囲内になる
ように補正され、スライダ9が適正な浮上姿勢を維持す
る。従って、キャリッジアーム2及びサスペンション4
を短くできる。
Description
【発明の属する技術分野】この発明は、磁気ディスク装
置及びこの磁気ディスク装置に適用されるキャリッジ機
構に関する。
置及びこの磁気ディスク装置に適用されるキャリッジ機
構に関する。
【0001】
【従来の技術】従来、磁気ディスク装置のキャリッジ機
構として、図7に示すようなロータリ型アクチュエータ
を使用したものが知られている(実開昭64ー2857
2号公報参照)。
構として、図7に示すようなロータリ型アクチュエータ
を使用したものが知られている(実開昭64ー2857
2号公報参照)。
【0002】この図7に示すキャリッジ機構K1のキャ
リッジアーム30は、ピボット31を介して装置本体3
2a側に回動可能に支持され、ボイスコイルモータ33
により矢印34方向に回動させられるようになってい
る。キャリッジアーム30の先端には、サスペンション
35及びジンバルスプリング36を介してスライダ37
が取り付けられている。そして、そのスライダ37に
は、磁気ヘッド38が搭載されている。
リッジアーム30は、ピボット31を介して装置本体3
2a側に回動可能に支持され、ボイスコイルモータ33
により矢印34方向に回動させられるようになってい
る。キャリッジアーム30の先端には、サスペンション
35及びジンバルスプリング36を介してスライダ37
が取り付けられている。そして、そのスライダ37に
は、磁気ヘッド38が搭載されている。
【0003】このように構成された従来のキャリッジ機
構K1を備えた磁気ディスク装置32は、キャリッジア
ーム30をボイスコイルモータ33によって回動させ、
磁気ヘッド38を備えたスライダ37を磁気記録媒体と
してのディスク39の目標トラックまで移動させて、該
磁気ヘッド38により記録再生を行わせるようになって
いる。即ち、スライダ37は、ピボット31を中心とし
て回動させられ、ディスク39の半径方向に移動させら
れることになる。
構K1を備えた磁気ディスク装置32は、キャリッジア
ーム30をボイスコイルモータ33によって回動させ、
磁気ヘッド38を備えたスライダ37を磁気記録媒体と
してのディスク39の目標トラックまで移動させて、該
磁気ヘッド38により記録再生を行わせるようになって
いる。即ち、スライダ37は、ピボット31を中心とし
て回動させられ、ディスク39の半径方向に移動させら
れることになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】磁気ディスク装置32
は、磁気ヘッド38を備えたスライダ37をディスク3
9面より僅かに浮上させた状態で情報の読み書きが行わ
れる。スライダ37の浮上姿勢を安定させるためには、
スライダ37の主軸線40とトラックの接線方向とが一
致していることが望ましい。
は、磁気ヘッド38を備えたスライダ37をディスク3
9面より僅かに浮上させた状態で情報の読み書きが行わ
れる。スライダ37の浮上姿勢を安定させるためには、
スライダ37の主軸線40とトラックの接線方向とが一
致していることが望ましい。
【0005】しかし、上記のように、スライダ37は、
キャリッジアーム30の先端にサスペンション35とジ
ンバルスプリング36を介して取り付けられ、ピボット
31を中心として回動するようになっているため、ディ
スク39上の位置(磁気ヘッド38がアクセスしたディ
スク39のトラック半径方向位置)によって、その主軸
線40とトラックの接線方向とが一致しなくなる。この
スライダ37の主軸線40とトラックの接線方向とのず
れ角を小さくして、スライダ37の浮上姿勢を安定させ
るためには、スライダ37の回動半径、即ちピボット3
1の中心からスライダ37(磁気ヘッド38)までの距
離が十分に長いことが必要になる。
キャリッジアーム30の先端にサスペンション35とジ
ンバルスプリング36を介して取り付けられ、ピボット
31を中心として回動するようになっているため、ディ
スク39上の位置(磁気ヘッド38がアクセスしたディ
スク39のトラック半径方向位置)によって、その主軸
線40とトラックの接線方向とが一致しなくなる。この
スライダ37の主軸線40とトラックの接線方向とのず
れ角を小さくして、スライダ37の浮上姿勢を安定させ
るためには、スライダ37の回動半径、即ちピボット3
1の中心からスライダ37(磁気ヘッド38)までの距
離が十分に長いことが必要になる。
【0006】従って、従来の磁気ディスク装置32のキ
ャリッジ機構K1は、図7に示すように、キャリッジア
ーム30,サスペンション35及びジンバルスプリング
36からなるアーム部材が大型化し、アーム部材の重量
が大きいため、ボイスコイルモータ33への負荷が増大
し、アーム部材の回動速度が遅くなり、磁気ヘッド38
がディスク39の目標トラックに到達するまでの時間
(シークタイム)が遅かった。
ャリッジ機構K1は、図7に示すように、キャリッジア
ーム30,サスペンション35及びジンバルスプリング
36からなるアーム部材が大型化し、アーム部材の重量
が大きいため、ボイスコイルモータ33への負荷が増大
し、アーム部材の回動速度が遅くなり、磁気ヘッド38
がディスク39の目標トラックに到達するまでの時間
(シークタイム)が遅かった。
【0007】そこで、キャリッジ機構のアーム部材の小
型化・軽量化を図り、シークタイムの短縮化を図ること
ができるキャリッジ機構及び該キャリッジ機構を備えた
磁気ディスク装置の提供が望まれていた。
型化・軽量化を図り、シークタイムの短縮化を図ること
ができるキャリッジ機構及び該キャリッジ機構を備えた
磁気ディスク装置の提供が望まれていた。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の磁気ディスク装
置のキャリッジ機構は、上記要望に応えるために案出さ
れたものであり、装置本体側に回動可能に支持されたア
ーム部材と、該アーム部材に連繋され、アーム部材を回
動させるアーム側駆動手段と、前記アーム部材の端部に
取り付けられ、アーム部材の回動により磁気記録媒体上
を移動する磁気ヘッドを備えたスライダと、を有する磁
気ディスク装置のキャリッジ機構において、前記スライ
ダの前記アーム部材に対する取付角度を調整し、前記ス
ライダの主軸線と前記磁気記録媒体のトラックの接線と
のなす角を所定角度範囲内にするスライダ角度調整手段
が、前記スライダと前記アーム部材とを連繋してなるこ
とを特徴としている。
置のキャリッジ機構は、上記要望に応えるために案出さ
れたものであり、装置本体側に回動可能に支持されたア
ーム部材と、該アーム部材に連繋され、アーム部材を回
動させるアーム側駆動手段と、前記アーム部材の端部に
取り付けられ、アーム部材の回動により磁気記録媒体上
を移動する磁気ヘッドを備えたスライダと、を有する磁
気ディスク装置のキャリッジ機構において、前記スライ
ダの前記アーム部材に対する取付角度を調整し、前記ス
ライダの主軸線と前記磁気記録媒体のトラックの接線と
のなす角を所定角度範囲内にするスライダ角度調整手段
が、前記スライダと前記アーム部材とを連繋してなるこ
とを特徴としている。
【0009】又、本発明の磁気ディスク装置のキャリッ
ジ機構は、前記スライダ角度調整手段がピエゾ素子であ
ることを特徴としている。
ジ機構は、前記スライダ角度調整手段がピエゾ素子であ
ることを特徴としている。
【0010】又、本発明の磁気ディスク装置のキャリッ
ジ機構は、前記スライダ角度調整手段が、並列に配置さ
れた少なくとも一対の薄板状のピエゾ素子であり、これ
らピエゾ素子の一端が前記アーム部材に固定され、これ
らピエゾ素子の他端が前記スライダに固定されたことを
特徴としている。
ジ機構は、前記スライダ角度調整手段が、並列に配置さ
れた少なくとも一対の薄板状のピエゾ素子であり、これ
らピエゾ素子の一端が前記アーム部材に固定され、これ
らピエゾ素子の他端が前記スライダに固定されたことを
特徴としている。
【0011】更に、本発明の磁気ディスク装置は、上記
した磁気ディスク装置のキャリッジ機構のうちのいずれ
かと、該キャリッジ機構の前記アーム部材に連繋され、
該アーム部材を回動させるアーム側駆動手段と、前記ア
ーム部材の回動量を検知する回動量検知手段と、該回動
量検知手段からの検知信号に基づいて制御信号を出力す
る制御手段と、該制御手段からの制御信号に基づいて前
記スライダ角度調整手段を作動させるスライダ側駆動手
段と、を備えたことを特徴としている。
した磁気ディスク装置のキャリッジ機構のうちのいずれ
かと、該キャリッジ機構の前記アーム部材に連繋され、
該アーム部材を回動させるアーム側駆動手段と、前記ア
ーム部材の回動量を検知する回動量検知手段と、該回動
量検知手段からの検知信号に基づいて制御信号を出力す
る制御手段と、該制御手段からの制御信号に基づいて前
記スライダ角度調整手段を作動させるスライダ側駆動手
段と、を備えたことを特徴としている。
【0012】更に、又、本発明の磁気ディスク装置は、
前記回動量検知手段が、磁気記録媒体のトラック上のア
ドレスを読み取り、該読み取り信号を前記制御手段に出
力する磁気ヘッドであることを特徴としている。
前記回動量検知手段が、磁気記録媒体のトラック上のア
ドレスを読み取り、該読み取り信号を前記制御手段に出
力する磁気ヘッドであることを特徴としている。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しつつ詳述する。
を参照しつつ詳述する。
【0014】図1(a)は、本発明の一実施の形態を示
す磁気ディスク装置1の一部及びキャリッジ機構Kの平
面図である。又、図1(b)は、図1(a)の要部拡大
図である。
す磁気ディスク装置1の一部及びキャリッジ機構Kの平
面図である。又、図1(b)は、図1(a)の要部拡大
図である。
【0015】この図1(a)に示すように、磁気ディス
ク装置1の装置本体1a側には、キャリッジアーム2が
ピボット3を介して回動できるように取り付けられてい
る。そして、そのキャリッジアーム2の一端側には、サ
スペンション4が取り付けられ、更にそのサスペンショ
ン4の先端側に第1のジンバルスプリング5が取り付け
られている(図2参照)。そして、これらキャリッジア
ーム2,サスペンション4及び第1のジンバルスプリン
グ5により、ピボット3を回動中心として回動するアー
ム部材6が構成される。尚、キャリッジアーム2及びサ
スペンション4には、その軽量化を図るため、共に打ち
抜き穴18,19が形成されている。
ク装置1の装置本体1a側には、キャリッジアーム2が
ピボット3を介して回動できるように取り付けられてい
る。そして、そのキャリッジアーム2の一端側には、サ
スペンション4が取り付けられ、更にそのサスペンショ
ン4の先端側に第1のジンバルスプリング5が取り付け
られている(図2参照)。そして、これらキャリッジア
ーム2,サスペンション4及び第1のジンバルスプリン
グ5により、ピボット3を回動中心として回動するアー
ム部材6が構成される。尚、キャリッジアーム2及びサ
スペンション4には、その軽量化を図るため、共に打ち
抜き穴18,19が形成されている。
【0016】図2は、アーム部材6の先端部分の分解斜
視図である。
視図である。
【0017】この図に示すように、サスペンション4の
先端部分には、第1のジンバルスプリング5の後端部分
(図中右側端部)がレーザー溶接等により固定され、こ
の第1のジンバルスプリング5の先端部分5aには、一
対のピエゾ素子(スライダ角度調整手段)7,7の一端
側7a,7aが接着剤で固定されている。そして、一対
のピエゾ素子7,7の他端側7b,7bが第2のジンバ
ルスプリング8の一端側8aに接着剤で固定され、その
第2のジンバルスプリング8の他端側が接着剤でスライ
ダ9に固定されている。このスライダ9には、磁気記録
媒体としてのディスク10の情報を記録再生することが
できる磁気ヘッド11が搭載されている。尚、この実施
の形態においては、一対の薄板状のピエゾ素子7,7を
所定の間隔をあけて並列に配置する態様を示したが、こ
れに限られず、より多くのピエゾ素子7を配置するよう
にしても良く、又、ハ字形状等に配置しても良い。
先端部分には、第1のジンバルスプリング5の後端部分
(図中右側端部)がレーザー溶接等により固定され、こ
の第1のジンバルスプリング5の先端部分5aには、一
対のピエゾ素子(スライダ角度調整手段)7,7の一端
側7a,7aが接着剤で固定されている。そして、一対
のピエゾ素子7,7の他端側7b,7bが第2のジンバ
ルスプリング8の一端側8aに接着剤で固定され、その
第2のジンバルスプリング8の他端側が接着剤でスライ
ダ9に固定されている。このスライダ9には、磁気記録
媒体としてのディスク10の情報を記録再生することが
できる磁気ヘッド11が搭載されている。尚、この実施
の形態においては、一対の薄板状のピエゾ素子7,7を
所定の間隔をあけて並列に配置する態様を示したが、こ
れに限られず、より多くのピエゾ素子7を配置するよう
にしても良く、又、ハ字形状等に配置しても良い。
【0018】図3(a)は、アーム部材6の先端部分の
拡大平面図であり、図3(b)は、アーム部材6の先端
部分の拡大側面図である。
拡大平面図であり、図3(b)は、アーム部材6の先端
部分の拡大側面図である。
【0019】図2を用いて説明した第1のジンバルスプ
リング5,ピエゾ素子7,第2のジンバルスプリング8
及びスライダ9は、この図3(a),(b)に示される
ように、サスペンション4に取り付けられる。
リング5,ピエゾ素子7,第2のジンバルスプリング8
及びスライダ9は、この図3(a),(b)に示される
ように、サスペンション4に取り付けられる。
【0020】尚、2枚あるピエゾ素子7,7の片方に通
電すると、その通電された方のピエゾ素子7が収縮し、
その収縮した側に変形が起きる。その結果、例えば、図
1(b)に示されるように、スライダ9を点線位置まで
傾け、アーム部材6の主軸線12に対してスライダ9の
主軸線13を傾けることができる。
電すると、その通電された方のピエゾ素子7が収縮し、
その収縮した側に変形が起きる。その結果、例えば、図
1(b)に示されるように、スライダ9を点線位置まで
傾け、アーム部材6の主軸線12に対してスライダ9の
主軸線13を傾けることができる。
【0021】磁気ヘッド11は、図1(a),(b)及
び図3(a)に示すように、読み取ったディスク10上
の情報を制御手段としてのCPU14に出力するように
なっており、そのCPU14に出力される情報にはディ
スク10上のトラックのアドレス信号も含まれる。従っ
て、スライダ9がディスク10上のどの位置にあるか、
常時磁気ヘッド11によって検知されていることにな
る。尚、このスライダ9の位置が検知されるということ
は、即ち、アーム部材6の回動量が検知されることと同
様であり、磁気ヘッド11は、アーム部材6の回動量を
検知する回動量検知手段としても機能する。
び図3(a)に示すように、読み取ったディスク10上
の情報を制御手段としてのCPU14に出力するように
なっており、そのCPU14に出力される情報にはディ
スク10上のトラックのアドレス信号も含まれる。従っ
て、スライダ9がディスク10上のどの位置にあるか、
常時磁気ヘッド11によって検知されていることにな
る。尚、このスライダ9の位置が検知されるということ
は、即ち、アーム部材6の回動量が検知されることと同
様であり、磁気ヘッド11は、アーム部材6の回動量を
検知する回動量検知手段としても機能する。
【0022】CPU14は、装置本体1a側に設置され
ており、磁気ヘッド11等から入力された信号に基づ
き、制御信号を装置本体1a側に設置されたスライダ側
駆動手段15に出力する。
ており、磁気ヘッド11等から入力された信号に基づ
き、制御信号を装置本体1a側に設置されたスライダ側
駆動手段15に出力する。
【0023】スライダ側駆動手段15は、ピエゾ素子
7,7に接続されており、CPU14からの信号に応じ
た電流をピエゾ素子7,7に与えるため、電源と抵抗等
から構成されている。
7,7に接続されており、CPU14からの信号に応じ
た電流をピエゾ素子7,7に与えるため、電源と抵抗等
から構成されている。
【0024】一方、キャリッジアーム2の他端側には、
アーム部材6を矢印方向に回動させるボイスコイルモー
タ(アーム側駆動手段)17が連繋されている。尚、ボ
イスコイルモータ17は、該モータ17がアーム部材6
に及ぼすトルクとアーム部材6の慣性モーメントとのバ
ランスが最適となるように、アーム部材6に連繋されて
いる。
アーム部材6を矢印方向に回動させるボイスコイルモー
タ(アーム側駆動手段)17が連繋されている。尚、ボ
イスコイルモータ17は、該モータ17がアーム部材6
に及ぼすトルクとアーム部材6の慣性モーメントとのバ
ランスが最適となるように、アーム部材6に連繋されて
いる。
【0025】次に、このように構成された本実施の形態
に係る磁気ディスク装置1及びキャリッジ機構Kの作動
状態について、図4乃至図5を参照しつつ説明する。
尚、図4(a)及び図4(b)は、スライダ9がディス
ク10の内周トラック20上にある場合を示し、図5
(a)及び図5(b)は、スライダ9がディスク10の
外周トラック21上にある場合を示している。
に係る磁気ディスク装置1及びキャリッジ機構Kの作動
状態について、図4乃至図5を参照しつつ説明する。
尚、図4(a)及び図4(b)は、スライダ9がディス
ク10の内周トラック20上にある場合を示し、図5
(a)及び図5(b)は、スライダ9がディスク10の
外周トラック21上にある場合を示している。
【0026】図4(a)に示すように、スライダ9がデ
ィスク10の内周トラック20上にある場合、磁気ヘッ
ド11によってトッラク20上のアドレス情報が読み取
られ、その情報が磁気ヘッド11からCPU14に出力
されると、CPU14が制御信号をスライダ側駆動手段
15に出力する。スライダ側駆動手段15は、CPU1
4からの信号に応じた電流をピエゾ素子7に与える(図
1(a)参照)。その結果、ピエゾ素子7は、図4
(b)に示されるように、第2のジンバルスプリング8
を介してスライダ9を図中左方向(トラック内周方向)
の点線位置まで変位させて、スライダ9の主軸線13を
アーム部材6の主軸線12に対し傾ける。これにより、
スライダ9の主軸線13とトッラクの接線とのなす角が
所望の角度範囲内に保たれ、スライダ9が適正な浮上姿
勢を維持する。
ィスク10の内周トラック20上にある場合、磁気ヘッ
ド11によってトッラク20上のアドレス情報が読み取
られ、その情報が磁気ヘッド11からCPU14に出力
されると、CPU14が制御信号をスライダ側駆動手段
15に出力する。スライダ側駆動手段15は、CPU1
4からの信号に応じた電流をピエゾ素子7に与える(図
1(a)参照)。その結果、ピエゾ素子7は、図4
(b)に示されるように、第2のジンバルスプリング8
を介してスライダ9を図中左方向(トラック内周方向)
の点線位置まで変位させて、スライダ9の主軸線13を
アーム部材6の主軸線12に対し傾ける。これにより、
スライダ9の主軸線13とトッラクの接線とのなす角が
所望の角度範囲内に保たれ、スライダ9が適正な浮上姿
勢を維持する。
【0027】図5(a)に示すように、スライダ9がデ
ィスク10の外周トラック21上にある場合、磁気ヘッ
ド11によってトラック21上のアドレス情報が読み取
られ、その情報が磁気ヘッド11からCPU14に出力
されると、CPU14が制御信号をスライダ側駆動手段
15に出力する。スライダ側駆動手段15は、CPU1
4からの信号に応じた電流をピエゾ素子7に与える(図
1(a)参照)。その結果、ピエゾ素子7は、図5
(b)に示されるように、第2のジンバルスプリング8
を介してスライダ9を図中右方向(トラック外周方向)
の点線位置まで変位させて、スライダ9の主軸線13を
アーム部材6の主軸線12に対し傾ける。これにより、
スライダ9が外周トラック21上にある場合も、スライ
ダ9の主軸線13とトラックの接線とのなす角が所望の
角度範囲内に保たれ、スライダ9が適正な浮上姿勢を維
持する。
ィスク10の外周トラック21上にある場合、磁気ヘッ
ド11によってトラック21上のアドレス情報が読み取
られ、その情報が磁気ヘッド11からCPU14に出力
されると、CPU14が制御信号をスライダ側駆動手段
15に出力する。スライダ側駆動手段15は、CPU1
4からの信号に応じた電流をピエゾ素子7に与える(図
1(a)参照)。その結果、ピエゾ素子7は、図5
(b)に示されるように、第2のジンバルスプリング8
を介してスライダ9を図中右方向(トラック外周方向)
の点線位置まで変位させて、スライダ9の主軸線13を
アーム部材6の主軸線12に対し傾ける。これにより、
スライダ9が外周トラック21上にある場合も、スライ
ダ9の主軸線13とトラックの接線とのなす角が所望の
角度範囲内に保たれ、スライダ9が適正な浮上姿勢を維
持する。
【0028】尚、上記図4と図5の間にスライダ9が位
置する場合、即ち、スライダ9が内周トラック20と外
周トラック21の間に位置する場合は、上記したように
トッラク上のアドレス情報を磁気ヘッド11が読み取
り、そのアドレス情報が逐次CPU14に入力されるた
め、ピエゾ素子7にはスライダ側駆動手段15から所望
の電流が供給され、スライダ9の主軸線13とトラック
の接線とのなす角が所望の範囲内になるように、ピエゾ
素子7がスライダ9を変位させる。従って、スライダ9
は、トラックの内周から外周に至る範囲で、常時適正な
浮上姿勢を維持している。
置する場合、即ち、スライダ9が内周トラック20と外
周トラック21の間に位置する場合は、上記したように
トッラク上のアドレス情報を磁気ヘッド11が読み取
り、そのアドレス情報が逐次CPU14に入力されるた
め、ピエゾ素子7にはスライダ側駆動手段15から所望
の電流が供給され、スライダ9の主軸線13とトラック
の接線とのなす角が所望の範囲内になるように、ピエゾ
素子7がスライダ9を変位させる。従って、スライダ9
は、トラックの内周から外周に至る範囲で、常時適正な
浮上姿勢を維持している。
【0029】以上のような本実施の形態によれば、スラ
イダ9の位置に応じてピエゾ素子7が変形し、ピエゾ素
子7がスライダ9をアーム部材6に対して変位させ、ス
ライダ9の主軸線13とトラックの接線とのなす角を所
定範囲内にして、スライダ9の浮上姿勢を常時適正な位
置に維持できるため、アーム部材6の長さ、即ち、ピボ
ット3の中心から第1のジンバルスプリング5の先端ま
での寸法を短くすることができ、アーム部材6の小型化
・軽量化を図ることができる。従って、アーム部材6を
回動させるボイスコイルモータ17の負荷を軽減するこ
とができ、シークタイムの短縮化を図ることができるた
め、磁気ディスク装置1の高性能化を図ることができ
る。
イダ9の位置に応じてピエゾ素子7が変形し、ピエゾ素
子7がスライダ9をアーム部材6に対して変位させ、ス
ライダ9の主軸線13とトラックの接線とのなす角を所
定範囲内にして、スライダ9の浮上姿勢を常時適正な位
置に維持できるため、アーム部材6の長さ、即ち、ピボ
ット3の中心から第1のジンバルスプリング5の先端ま
での寸法を短くすることができ、アーム部材6の小型化
・軽量化を図ることができる。従って、アーム部材6を
回動させるボイスコイルモータ17の負荷を軽減するこ
とができ、シークタイムの短縮化を図ることができるた
め、磁気ディスク装置1の高性能化を図ることができ
る。
【0030】又、本実施の形態によれば、アーム部材6
の小型化・軽量化、ひいてはキャリッジ機構Kの小型化
・軽量化を図ることができるため、磁気ディスク装置1
の小型化をも図ることができる。
の小型化・軽量化、ひいてはキャリッジ機構Kの小型化
・軽量化を図ることができるため、磁気ディスク装置1
の小型化をも図ることができる。
【0031】更に、本実施の形態によれば、アーム部材
6(キャリッジ機構K)の小型化・軽量化を図ることに
より、ボイスコイルモータ17に作用する負荷を軽減す
ることができるため、ボイスコイルモータ17のトルク
定数を小さくすることが可能となり、ボイスコイルモー
タ17のマグネットの薄肉化やコイルの巻線数の減少が
実現でき、ボイスコイルモータ17の低廉化、ひいては
そのボイスコイルモータ17を使用する磁気ディスク装
置1の低廉化を図ることができる。
6(キャリッジ機構K)の小型化・軽量化を図ることに
より、ボイスコイルモータ17に作用する負荷を軽減す
ることができるため、ボイスコイルモータ17のトルク
定数を小さくすることが可能となり、ボイスコイルモー
タ17のマグネットの薄肉化やコイルの巻線数の減少が
実現でき、ボイスコイルモータ17の低廉化、ひいては
そのボイスコイルモータ17を使用する磁気ディスク装
置1の低廉化を図ることができる。
【0032】加えて、本実施の形態によれば、磁気ヘッ
ド11が、ディスク10のトラック上のアドレスを読み
取り、その読み取り信号をCPU14に出力する回動量
検知手段として機能するため、磁気ヘッド11の他に別
途回転量検知手段を設置する必要がなくなり、磁気ディ
スク装置1の構造を簡単化することができ、磁気ディス
ク装置1の小型化を図ることができる。
ド11が、ディスク10のトラック上のアドレスを読み
取り、その読み取り信号をCPU14に出力する回動量
検知手段として機能するため、磁気ヘッド11の他に別
途回転量検知手段を設置する必要がなくなり、磁気ディ
スク装置1の構造を簡単化することができ、磁気ディス
ク装置1の小型化を図ることができる。
【0033】尚、上記の実施の形態において、スライダ
角度調整手段としてピエゾ素子7を使用する態様を示し
たが、形状記憶合金やその他の代替え可能な部材を適宜
使用することができる。又、回動量検知手段として磁気
ヘッド11を適用する態様を示したが、回動量検知手段
としてレーザーによる測長や回転センサ等を使用するこ
とも考えられる。
角度調整手段としてピエゾ素子7を使用する態様を示し
たが、形状記憶合金やその他の代替え可能な部材を適宜
使用することができる。又、回動量検知手段として磁気
ヘッド11を適用する態様を示したが、回動量検知手段
としてレーザーによる測長や回転センサ等を使用するこ
とも考えられる。
【0034】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照しつつ
説明する。
説明する。
【0035】図4乃至図5において、ピボット3の中心
からディスク10の中心までの寸法L1 を57mm、ピ
ボット3の中心から磁気ヘッド11までの寸法L2 を4
5mm、最内周データ(トラック)半径R1 を21m
m、最外周データ(トラック)半径R2 を45mmと設
定し、ピエゾ素子7が最大10μm収縮するように設定
すると、スライダ9の主軸線13とトラックの接線との
なす角は、最内周データ半径(R1)位置から最外周デ
ータ半径(R2)位置までの領域内において、0度〜±
20度の範囲になるようにピエゾ素子7によって補正さ
れる。尚、ディスク10は、3.5インチの磁気ディス
クに相当するものである。
からディスク10の中心までの寸法L1 を57mm、ピ
ボット3の中心から磁気ヘッド11までの寸法L2 を4
5mm、最内周データ(トラック)半径R1 を21m
m、最外周データ(トラック)半径R2 を45mmと設
定し、ピエゾ素子7が最大10μm収縮するように設定
すると、スライダ9の主軸線13とトラックの接線との
なす角は、最内周データ半径(R1)位置から最外周デ
ータ半径(R2)位置までの領域内において、0度〜±
20度の範囲になるようにピエゾ素子7によって補正さ
れる。尚、ディスク10は、3.5インチの磁気ディス
クに相当するものである。
【0036】次に、図6を参照しつつ、上記本実施例と
従来例の比較説明をする。
従来例の比較説明をする。
【0037】上記のように、スライダ9の主軸線13と
トラックの接線とのなす角の許容値が20度以下である
ことを前提とすると、ピエゾ素子7を内蔵しない従来の
キャリッジ機構K1は、ピボット3の中心から磁気ヘッ
ド11までの寸法L3 が52mmとなる。一方、本実施
例のキャリッジ機構Kは、上記したように、ピボット3
の中心から磁気ヘッド11までの寸法L2 を45mmに
短縮できる。
トラックの接線とのなす角の許容値が20度以下である
ことを前提とすると、ピエゾ素子7を内蔵しない従来の
キャリッジ機構K1は、ピボット3の中心から磁気ヘッ
ド11までの寸法L3 が52mmとなる。一方、本実施
例のキャリッジ機構Kは、上記したように、ピボット3
の中心から磁気ヘッド11までの寸法L2 を45mmに
短縮できる。
【0038】更に、以上のことを前提に、キャリッジア
ーム2が同時に6本搭載されるキャリッジ機構Kを備え
た磁気ディスク装置1を考えた場合(図1参照)、本実
施例は、上記従来例と比較して、キャリッジ機構Kのピ
ボット3回りの慣性モーメントが20パーセント小さく
なる。尚、キャリッジアーム2が6本搭載される場合と
は、例えば、3.5インチ磁気ディスクが5枚同時に搭
載される場合に相当する。
ーム2が同時に6本搭載されるキャリッジ機構Kを備え
た磁気ディスク装置1を考えた場合(図1参照)、本実
施例は、上記従来例と比較して、キャリッジ機構Kのピ
ボット3回りの慣性モーメントが20パーセント小さく
なる。尚、キャリッジアーム2が6本搭載される場合と
は、例えば、3.5インチ磁気ディスクが5枚同時に搭
載される場合に相当する。
【0039】このように、本実施例によれば、キャリッ
ジ機構Kのピボット3回りの慣性モーメントを従来例よ
りも小さくすることができるので、シークタイムを短縮
化することができ、キャリッジ機構Kひいてはこのキャ
リッジ機構Kを備えた磁気ディスク装置1の高性能化が
図られる。
ジ機構Kのピボット3回りの慣性モーメントを従来例よ
りも小さくすることができるので、シークタイムを短縮
化することができ、キャリッジ機構Kひいてはこのキャ
リッジ機構Kを備えた磁気ディスク装置1の高性能化が
図られる。
【0040】尚、上記実施例の各数値例は、本発明の一
実施例を示すにすぎず、本発明はこれに限られるもので
はなく、磁気ディスク装置1の設計条件等により適宜改
変することができる。
実施例を示すにすぎず、本発明はこれに限られるもので
はなく、磁気ディスク装置1の設計条件等により適宜改
変することができる。
【0041】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、スライダ角度調整手段によりスライダとアーム部材
とを連繋し、磁気記録媒体のトラックの接線とスライダ
の主軸線とのなす角をスライダ角度調整手段により所定
角度範囲内に補正するようになっているため、アーム部
材の長さを短くすることができ、アーム部材の軽量化を
図り、キャリッジ機構の小型化を図ることができる。
は、スライダ角度調整手段によりスライダとアーム部材
とを連繋し、磁気記録媒体のトラックの接線とスライダ
の主軸線とのなす角をスライダ角度調整手段により所定
角度範囲内に補正するようになっているため、アーム部
材の長さを短くすることができ、アーム部材の軽量化を
図り、キャリッジ機構の小型化を図ることができる。
【0042】又、本発明は、スライダ角度調整手段をピ
エゾ素子で構成してあるため、キャリッジ機構の構造が
簡単化し、該キャリッジ機構の小型化・軽量化が容易に
できる。
エゾ素子で構成してあるため、キャリッジ機構の構造が
簡単化し、該キャリッジ機構の小型化・軽量化が容易に
できる。
【0043】更に、本発明は、スライダ角度調整手段に
よりスライダとアーム部材を連繋して、アーム部材の小
型化・軽量化を図り、アーム部材を回動させるアーム側
駆動手段に作用する負荷を軽減することができるため、
シークタイムを短縮することができ、磁気ディスク装置
の高性能化を図ることができる。
よりスライダとアーム部材を連繋して、アーム部材の小
型化・軽量化を図り、アーム部材を回動させるアーム側
駆動手段に作用する負荷を軽減することができるため、
シークタイムを短縮することができ、磁気ディスク装置
の高性能化を図ることができる。
【0044】更に又、本発明は、アーム部材の小型化・
軽量化をはかることができ、しかも、アーム部材を回動
させるアーム側駆動手段に作用する負荷を軽減して、ア
ーム側駆動手段の小型化を図ることもできるため、磁気
ディスク装置の小型化・低廉化をも図ることができる。
軽量化をはかることができ、しかも、アーム部材を回動
させるアーム側駆動手段に作用する負荷を軽減して、ア
ーム側駆動手段の小型化を図ることもできるため、磁気
ディスク装置の小型化・低廉化をも図ることができる。
【0045】加えて、本発明は、アーム部材の回動量を
検知する回動量検知手段が、磁気記録媒体上のアドレス
を読み取り、その読み取り信号を制御手段に出力する磁
気ヘッドであるため、磁気ディスク装置の構造が簡単化
し、該磁気ディスク装置の小型化を容易に図ることがで
きる。
検知する回動量検知手段が、磁気記録媒体上のアドレス
を読み取り、その読み取り信号を制御手段に出力する磁
気ヘッドであるため、磁気ディスク装置の構造が簡単化
し、該磁気ディスク装置の小型化を容易に図ることがで
きる。
【図1】本発明の一実施の形態を示すキャリッジ機構及
び該キャリッジ機構を備えた磁気ディスク装置の平面
図。図1(a)は磁気ディスク装置の要部及びキャリッ
ジ機構の構成を示す平面図、図1(b)は図1(a)の
A部拡大図。
び該キャリッジ機構を備えた磁気ディスク装置の平面
図。図1(a)は磁気ディスク装置の要部及びキャリッ
ジ機構の構成を示す平面図、図1(b)は図1(a)の
A部拡大図。
【図2】同キャリッジ機構の先端部分の分解斜視図。
【図3】同キャリッジ機構の先端部分の拡大図。図3
(a)はキャリッジ機構の先端部分の拡大平面図、図3
(b)はキャリッジ機構の先端部分の拡大側面図。
(a)はキャリッジ機構の先端部分の拡大平面図、図3
(b)はキャリッジ機構の先端部分の拡大側面図。
【図4】キャリッジ機構の第1の作動状態図。図4
(a)はキャリッジ機構の第1の作動状態を示す平面
図、図4(b)は図4(a)のB部詳細図。
(a)はキャリッジ機構の第1の作動状態を示す平面
図、図4(b)は図4(a)のB部詳細図。
【図5】キャリッジ機構の第2の作動状態図。図5
(a)はキャリッジ機構の第2の作動状態を示す平面
図、図5(b)は図5(a)のC部詳細図。
(a)はキャリッジ機構の第2の作動状態を示す平面
図、図5(b)は図5(a)のC部詳細図。
【図6】本発明の実施例と従来例とを比較するキャリッ
ジ機構の平面図。
ジ機構の平面図。
【図7】従来のキャリッジ機構の平面図。
1 磁気ディスク装置 1a 装置本体 6 アーム部材 7 ピエゾ素子(スライダ角度調整手段) 9 スライダ 10 ディスク(磁気記録媒体) 11 磁気ヘッド(回動量検知手段) 13 主軸線 14 CPU(制御手段) 15 スライダ側駆動手段 17 ボイスコイルモータ(アーム側駆動手段) K キャリッジ機構
Claims (5)
- 【請求項1】 装置本体側に回動可能に支持されたアー
ム部材と、 該アーム部材に連繋され、アーム部材を回動させるアー
ム側駆動手段と、 前記アーム部材の端部に取り付けられ、アーム部材の回
動により磁気記録媒体上を移動する磁気ヘッドを備えた
スライダと、 を有する磁気ディスク装置のキャリッジ機構において、 前記スライダの前記アーム部材に対する取付角度を調整
し、前記スライダの主軸線と前記磁気記録媒体のトラッ
クの接線とのなす角を所定角度範囲内にするスライダ角
度調整手段が、前記スライダと前記アーム部材とを連繋
してなることを特徴とする磁気ディスク装置のキャリッ
ジ機構。 - 【請求項2】 前記スライダ角度調整手段がピエゾ素子
であることを特徴とする請求項1記載の磁気ディスク装
置のキャリッジ機構。 - 【請求項3】 前記スライダ角度調整手段が、並列に配
置された少なくとも一対の薄板状のピエゾ素子であり、
これらピエゾ素子の一端が前記アーム部材に固定され、
これらピエゾ素子の他端が前記スライダに固定されたこ
とを特徴とする請求項1記載の磁気ディスク装置のキャ
リッジ機構。 - 【請求項4】 前記請求項1乃至請求項3のいずれか1
項に記載の磁気ディスク装置のキャリッジ機構と、 該キャリッジ機構の前記アーム部材に連繋され、該アー
ム部材を回動させるアーム側駆動手段と、 前記アーム部材の回動量を検知する回動量検知手段と、 該回動量検知手段からの検知信号に基づいて制御信号を
出力する制御手段と、 該制御手段からの制御信号に基づいて前記スライダ角度
調整手段を作動させるスライダ側駆動手段と、 を備えたことを特徴とする磁気ディスク装置。 - 【請求項5】 前記回動量検知手段が、磁気記録媒体の
トラック上のアドレスを読み取り、該読み取り信号を前
記制御手段に出力する磁気ヘッドであることを特徴とす
る請求項4記載の磁気ディスク装置
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17774396A JPH1027446A (ja) | 1996-07-08 | 1996-07-08 | キャリッジ機構及び該キャリッジ機構を備えた磁気ディスク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17774396A JPH1027446A (ja) | 1996-07-08 | 1996-07-08 | キャリッジ機構及び該キャリッジ機構を備えた磁気ディスク装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1027446A true JPH1027446A (ja) | 1998-01-27 |
Family
ID=16036354
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17774396A Pending JPH1027446A (ja) | 1996-07-08 | 1996-07-08 | キャリッジ機構及び該キャリッジ機構を備えた磁気ディスク装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1027446A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100442871B1 (ko) * | 2002-02-14 | 2004-08-02 | 삼성전자주식회사 | 헤드 조립체 및 이를 채용한 드라이브 시스템 |
US7256968B1 (en) | 2000-09-11 | 2007-08-14 | Hutchinson Technology Incorporated | Microactuated dimple for head suspensions |
CN102433015A (zh) * | 2011-10-14 | 2012-05-02 | 陈勇 | 蓝藻色素的制备方法 |
CN102604422A (zh) * | 2012-02-16 | 2012-07-25 | 武汉纺织大学 | 马齿苋天然染料的制备及其应用 |
JP2014225317A (ja) * | 2013-05-03 | 2014-12-04 | シーゲイト テクノロジー エルエルシー | マイクロアクチュエータおよびディスクドライブ |
-
1996
- 1996-07-08 JP JP17774396A patent/JPH1027446A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7256968B1 (en) | 2000-09-11 | 2007-08-14 | Hutchinson Technology Incorporated | Microactuated dimple for head suspensions |
KR100442871B1 (ko) * | 2002-02-14 | 2004-08-02 | 삼성전자주식회사 | 헤드 조립체 및 이를 채용한 드라이브 시스템 |
CN102433015A (zh) * | 2011-10-14 | 2012-05-02 | 陈勇 | 蓝藻色素的制备方法 |
CN102604422A (zh) * | 2012-02-16 | 2012-07-25 | 武汉纺织大学 | 马齿苋天然染料的制备及其应用 |
JP2014225317A (ja) * | 2013-05-03 | 2014-12-04 | シーゲイト テクノロジー エルエルシー | マイクロアクチュエータおよびディスクドライブ |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19981215 |