JP3843079B2 - 機器ケース - Google Patents

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    • Y02E60/10Energy storage using batteries

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば素電池をケースに収納しているバッテリーパック等に好適に利用できる、第1の部材と第2の部材とを接合した機器ケースに関し、特に、第1の部材と第2の部材との接合力を向上することができる機器ケースに関する。
【0002】
【従来の技術】
素電池を収納するバッテリーパックのケースは、しっかりと強靭な構造とする必要がある。このバッテリーパックは、本体ケースと蓋ケースに分離したケースをプラスチック等で成形し、本体ケースに素電池を入れて蓋ケースで本体ケースの開口部を閉塞して製作される。本体ケースは、素電池を収納できるように、側壁と端部壁のある箱形に成形される。側壁と端部壁の内側に素電池を入れ、側壁と端部壁との開口部を蓋ケースで閉塞する。このとき、本体ケースの側壁と端部壁とをしっかりと蓋ケースに連結することが大切である。本体ケースと蓋ケースを強固に固定するために、超音波溶着が利用されている。超音波溶着は、非溶融の溶接方法であって、接合に必要な原子の動きは超音波振動によって行なわれる。接合部分を重ね合わせて軽く加圧しながら2つの音極の間に挟み、音極から音波振動を与えることで、互いに接触している連結面を振動させ、発熱、溶融して溶着される。
【0003】
超音波溶着によって本体ケースと蓋ケースが溶着されたバッテリーパックは、ネジ止めや爪による嵌合等よりも強固に固定されるので、使用者がケースを容易に開くことができない。バッテリーパック内には電池や電池の保護回路等が内蔵されているので、使用者が誤ってケースを開くと故障の原因となることがある。このように強固な固定が容易に行え、接着剤の塗布等に比べて手間もかからない超音波溶着は、バッテリーパックのような強固な固定が要求される分割式の機器ケースの固定に適している。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−313014号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
一方で、バッテリーパックのケースの形状は、部分的に曲面状に形成されることが要求される。これは、バッテリーパックを電気機器に装着した際に、機器側の装着面の形状に合わせたり、バッテリーパックのケースが機器の外観の一部を構成するためである。しかしながら、R形状等の曲面部分では筐体を超音波溶着によって接合することは困難であった。曲面部の周縁においては、超音波が散乱されて振動が伝搬されにくくなり、溶着が十分に行えないからである。したがって、従来では、R形状等の曲面部分を有する筐体については、曲面以外の部分については超音波溶着が可能であるが、曲面については超音波溶着を行わず、接着、ツメ等によって接合を行っていた。このため、製造工程の工数がかかり、製造コストが増大するという問題があった。
【0006】
本発明は上記問題を解決するためになされたものであり、第1の部材と第2の部材との接合力を向上することができる機器ケースを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に係る機器ケースは、上側ケースである第1の部材と下側ケースである第2の部材とを接合した機器ケースであって、第1の部材は第1のリブを有し、第2の部材は第1のリブに略直交する第2のリブを有し、第1の部材と第2の部材は第1のリブと第2のリブとの交点における溶着によって接合されていることを特徴とする。
【0008】
さらに、本発明の機器ケースは、第1の部材は曲面部をさらに有し、第1のリブは曲面部の第2の部材側の端部から曲面部の内壁面にわたって曲面の断面方向に略平行に配置されることを特徴とする。この構成によって、第1の部材が曲面部を有する場合であっても、超音波等の接合に必要な作用を効率的に第1のリブと第2のリブとの交点に伝えることができる。
【0009】
さらに、本発明の機器ケースは、第1の部材は、少なくとも一の辺が曲面部と接続される略四角形の平板部と、平板部の他の辺と接続される第1の側壁部とをさらに有する筐体であり、第2の部材は、第1の部材の曲面部および第1の側壁部の周縁と接する第2の側壁部を有する筐体であることを特徴とする。本発明は、曲面部と、少なくとも一の辺が曲面部と接続される略四角形の平板部と、平板部の他の辺と接続される第1の側壁部と、曲面部の第2の部材側の端部から曲面部の内壁面にわたって曲面の断面方向に略平行に配置された第1のリブとを有する筐体に対して好適である。
【0010】
さらに、本発明の機器ケースは、第1の部材は複数の第1のリブを有し、第2の部材は複数の第1のリブにそれぞれ略直交するように、複数の第1のリブの配置される方向に延長して設けられた一つの第2のリブを有することを特徴とする。この構成によって、一つの第2のリブを延長して複数の第1のリブにそれぞれ略直交して接触することができるので、第2のリブは複数設けずとも一つで足り、簡単な構成で複数の第1のリブと確実に接合できる。また、第2のリブを一つとすることで、第2のリブのいわゆる“ヒケ”による凹みを一つとすることもできる。特に、第1の部材は複数の第1のリブを有する場合、第1の部材側の第1のリブの凹みを小さくし、複数の第1のリブと略直交する第2のリブの長い凹みを第2の部材側とすることができる。第1の部材が曲面部を有する筐体である場合、第1の部材が構造体の主な外観的なデザインを担うことが一般的であり、比較的長い凹みを第2の部材側とすることが好ましい。
【0011】
さらに、本発明の機器ケースは、前記機器ケースは、電池と、電池を保護する保護回路と、外部と接続される端子とを備える電池パックに使用されるケースであることを特徴とする。本発明は電池パックに対して好適である。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。ただし、以下に示す実施の形態は、本発明の技術思想を具体化するための第1の部材と第2の部材とを接合した機器ケースを例示するものであって、本発明は第1の部材と第2の部材とを接合した機器ケースを以下のものに特定しない。
【0013】
また、本明細書は特許請求の範囲に示される部材を、実施の形態の部材に特定するものでは決してない。なお、各図面が示す部材の大きさや位置関係等は、説明を明確にするため誇張していることがある。さらに以下の説明において、同一の名称、符号については同一もしくは同質の部材を示しており、詳細説明を随時省略する。
【0014】
まず、第1の部材と第2の部材とを接合した機器ケースの一例としての電池パックの概略構成について説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る第1の部材と第2の部材とを接合した機器ケースの一例としての電池パックを下面側から見た斜視図である。図2は、本発明の実施の形態に係る電池パックの下面図である。図3は、図2の一点鎖線A−A’における電池パックの断面図である。図4は、図2の一点鎖線A−A’におけるケース1の断面図である。なお、図2における破線6は端子ホルダを示す。
【0015】
パック電池は、ケース1に二次電池2と保護回路を有する基板3とを内蔵する。ケース1は、熱可塑性のプラスチックの成形品である。
【0016】
第1の部材としての上側ケース11は、断面がR形状である曲面部11aと、少なくとも一の辺が曲面部11aと接続される略四角形の平板部としての上面部11bと、平板部の他の辺と接続される第1の側壁部11c、11dと、曲面部の第2の部材側の端部から曲面部の内壁面にわたって曲面の断面方向に略平行に配置された第1のリブ11eとを有する筐体である。本実施の形態においては、上面部11bの一の辺に断面がR形状に形成された曲面部11aが接続されている。
【0017】
第2の部材としての下側ケース12は、第1のリブ11eに略直交する第2のリブ12eと、上側ケース11の曲面部11aおよび第1の側壁部11cの周縁と接する第2の側壁部12cと、第2の側壁部12cと接続される略四角形の底面部12bとを有する筐体である。ケース1は上側ケース11と下側ケース12とから構成される。さらに、下側ケース12は、正負一対の電極端子4を外部に表出させる電極窓5を開口している。電極窓5は、端子ホルダ6に保持している電極端子4を内側に配設して、電極端子4を外部に表出させる。ケース1は、二次電池2と保護回路が配置された基板3と端子ホルダ6とを下側ケース12に内蔵させる状態で、ケース1の周縁を超音波溶着する。超音波溶着されたケース1は、接続材を使用することなく、周縁を剥離しないように強固に連結して固定できる。このため、高品質なパック電池を、安価に多量生産できる特長がある。
【0018】
パック電池は、二次電池2として、角型電池であるリチウムイオン二次電池をケース1に内蔵させている。ただし、本発明のパック電池は、二次電池をリチウムイオン二次電池に特定しない。二次電池は、現在すでに使用され、あるいはこれから開発される二次電池、たとえば、ニッケル−水素電池やニッケル−カドミウム電池とすることもできる。さらに、二次電池は必ずしも角型電池とする必要はない。二次電池は、円筒電池等とすることもできる。
【0019】
保護回路は、例えば、二次電池2と直列に接続されて電池に流れる電流を制御するスイッチング素子と、このスイッチング素子を、電池電圧と電池電流のいずれか、または両方を検出して制御する制御回路とを備える。
【0020】
図5に、端子ホルダ6を示す。図5(a)は端子ホルダ6の上面図であり、図5(b)は端子ホルダ6の正面図であり、図5(c)は図5の一点鎖線B−B’における端子ホルダ6の側面断面図である。
【0021】
端子4は、上面4c、正面4dおよび下面4eから形成される略コ字形状を有するとともに上面4cの端部から上方に延出する延出部4bを有する板状部材から構成される。端子4は、コ字形状の正面4dの上部から上面4cであって金属製の板状部材の幅方向(図5b中、横方向)における略中心部に開口部4aを有する。また、端子4のコ字形状の隣接する2面、ここでは下面4eと正面4dの開口部4aを除く領域とによってL型端子を構成する。延出部4bは基板3と接続される。なお、図5(a)における破線は端子4のコ字形状の下面4eを示す。
【0022】
端子ホルダ6は、端子4の開口部4aと係合する突起部6aを有する。突起部6aは端子4を支持する端子支持部6dの端部であって端子4の開口部4aに対応する位置に配置される。突起部6aは、端子の挿入方向(図5(c)中、右方向)に向かって漸次高さが高くなるよう形成される。端子4が端子ホルダ6に挿入されて、開口部4aの端部が突起部6aを越えると開口部4aと突起部6aとが係合する。外部と接続される端子4は、開口部4aと突起部6aとが係合することによって端子ホルダ6に取り付けられる。この構成によって、端子4が端子ホルダ6から脱落することを防止できる。このとき、端子4の正面4dの内壁面とこの面に対向する端子ホルダ6の外壁面とは隙間なく取り付けられることが好ましい。一方、端子ホルダ6は突起部6aを挟んで対向する端子位置決め部材としての端子位置決めリブ6bを有する。端子4は端子位置決めリブ6bの間にそれぞれ配置される。また、端子ホルダ6は基板3と二次電池2を分離して配置する分離部材としての分離リブ6cを備える。分離リブ6cは、端子支持部6dに対向する位置と、端子支持部6dの間とに配置される。この分離リブ6cと端子4の延出部4bとによって基板3を挟持可能である。
【0023】
このように端子4が取り付けられた端子ホルダ6を下側ケース12の正面側の第2の側壁部の内壁面と支持凸状部12gとの間に端子4が電極窓5から表出されるように、二次電池2、基板3等とともに下側ケース12内に配置し、上側ケース11によって閉塞する。上側ケース11は、端子4のコ字形状の一の面、ここではコ字形状の上面を付勢する付勢部としての付勢リブ11fを有する。端子4はコ字形状の上面が付勢リブ11fによって下側ケース12側に付勢されて固定される。
【0024】
次に、第1の部材としての上側ケース11と第2の部材としての下側ケース12の接合方法について説明する。図6は、上側ケース11の下面図と側面図である。図7は、下側ケース12の上面図と側面図である。
【0025】
第1の部材としての上側ケース11は、曲面部11aと、少なくとも一の辺が曲面部11aと接続される略四角形の平板部としての上面部11bと、平板部の他の辺と接続される第1の側壁部11c、11dと、曲面部の第2の部材側の端部から曲面部の内壁面にわたって曲面の断面方向に略平行に配置された第1のリブ11eとを有する筐体である。曲面部11aおよび第1の側壁部11c、11dの周縁の略中心部には溝部が形成される。本実施の形態においては、上面部11bの一の辺に断面がR形状に形成された曲面部11aが接続されている。第1の側壁部11dは、上面部11bと接続される部分が略矩形状であり、曲面部11aと接続される部分がR形状に対応する扇形状に形成される。第1の側壁部11dは、矩形部分に電池パックを携帯端末に挿入するためのガイド溝11gを有する。二つの第1の側壁部11dの間に配置される第1の側壁部11cは、略矩形状に形成される。上側ケース11は、端子4のコ字形状の上面を付勢する付勢リブ11fを有する。
【0026】
第1のリブ11eは、曲面部11aの第2の部材側の端部から曲面部11aの内壁面にわたって曲面の断面方向、ここではR面の中心軸に対して垂直な面に略平行に複数配置されている。本実施の形態においては、第1のリブ11eは第1の側壁部11dと平行に配置される。第1のリブ11eの第2のリブとの交点部分は溝11hが形成される。第1のリブ11eは、曲面部11aの中央領域に配置されることが好ましい。曲面部11aの周縁と下側ケース12の側壁部12cの周縁との超音波溶着は中央領域において低下するからである。また、第1のリブ11eは、曲面部11aの内壁面全面にわたって形成される必要はないが、曲面部11aと上面部11bとの接続部近傍まで形成されることが好ましい。超音波を効率的に第1のリブ11eと第2のリブ12eとの交点に伝えることができるからである。
【0027】
第2の部材としての下側ケース12は、第1のリブ11eに略直交する第2のリブ12eと、上側ケース11の曲面部11aおよび第1の側壁部11cの周縁と接する第2の側壁部12cと、第2の側壁部12cと接続される略四角形の底面部12bとを有する筐体である。下側ケース12は、端子4を表出させる電極窓5を有する。第2の側壁部12cの周縁の略中心部には凸状部が形成される。下側ケース12は、支持凸状部12gを有する。本実施形態においては、一つの第2のリブ12eが、第2のリブ12eと略直交する複数の支持リブ12fと接続される。第2のリブ12eに対応する下側ケース12の底面部12bには、いわゆる“ヒケ”による凹み12hが生じる。この構成によって第2のリブ12eの強度を高めることができる。第2リブ12eは支持リブ12fより上方に突出して形成される。
【0028】
上側ケース11と下側ケース12との周縁における溝部と凸状部、および第1のリブ11eの溝部11hと第2のリブ12eとが嵌合される。このとき、曲面部11aのR形状の外壁面と対応する形状の支持台に上側ケース11を載置する。そして下側ケース12の底面側から超音波ホーンを押し付け、第1のリブ11eと第2のリブ12eとの交点に加えて、上側ケース11の周縁と下側ケース12との周縁とを超音波溶着する。これによって、電池2と、電池を保護する保護回路が配置された基板と、外部と接続される端子を保持する端子ホルダ6とをケース1内に内蔵する電池パックが得られる。
【0029】
以上の実施の形態においては、第1の部材のみが曲面部を有する例を示したが、第1の部材および第2の部材の両方が曲面部を有するよう構成してもよい。また曲面部はR形状に限定されず、球状面、回転楕円体面の一部等種々の形状とすることができる。ここで、断面方向とはR面においてはR面の中心軸に対して垂直な面をいい、球面においては球面の中心を通る面を指すものとする。第1のリブが複数ある場合、球面において第1のリブは球面の中心を通る複数の面であってもよく、球面の中心を通る一の面とそれに平行な複数の面であってもよい。この場合、第1のリブが球面の中心を通る複数の面であるとき、第2のリブは円形あるいは多角形に例えば形成される。また、第1のリブが球面の中心を通る一の面とそれに平行な複数の面であるとき、第2のリブは例えば直線状に形成される。
【0030】
【発明の効果】
以上説明した通り、本発明により上側ケースである第1の部材と下側ケースである第2の部材との接合力を向上することができる機器ケースを提供することができる。また、第1の部材が曲面部を有する場合であっても、超音波等の接合に必要な作用を効率的に第1のリブと第2のリブとの交点に伝えることができる。したがって、従来、超音波による溶着が十分に行えなかったR形状等の曲面部を有する筐体を、本発明により超音波溶着を用いて十分な接合力で接合することが可能である。これにより、R形状等の曲面部を有する筐体を接着、ツメ等によって接合を行う必要がなく、製造工程の工数を低減することができ、製造コストを大幅に低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る電池パックを下面側から見た斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る電池パックの下面図である。
【図3】図2の一点鎖線A−A’における電池パックの断面図である。
【図4】図2の一点鎖線A−A’におけるケース1の断面図である。
【図5】端子ホルダ6を示す概略図である。
【図6】上側ケース11の下面図と側面図である。
【図7】下側ケース12の上面図と側面図である。
【符号の説明】
1・・・ケース
2・・・電池
3・・・基板
4・・・端子
4a・・・開口部 4b・・・延出部 4c・・・上面
4d・・・正面 4e・・・下面
5・・・電極窓
6・・・端子ホルダ 6a・・・突起部
6b・・・端子位置決めリブ 6c・・・分離リブ
6d・・・端子支持部
11・・・上側ケース
11a・・・曲面部 11b・・・上面部
11c,11d・・・第1の側壁部
11e・・・第1のリブ 11f・・・付勢リブ
11g・・・ガイド溝 11h・・・溝
12・・・下側ケース
12b・・・底面部
12c・・・第2の側壁部
12e・・・第2のリブ
12f・・・支持リブ
12g・・・支持凸状部 12h・・・凹み

Claims (4)

  1. 上側ケースである第1の部材と下側ケースである第2の部材とを接合した機器ケースであって、
    第1の部材は第1のリブを有し、
    第2の部材は第1のリブに略直交する第2のリブを有し、
    第1の部材と第2の部材は第1のリブと第2のリブとの交点における溶着によって接合されており、
    第1の部材は曲面部をさらに有し、
    第1のリブは曲面部の第2の部材側の端部から曲面部の内壁面にわたって曲面の断面方向に略平行に配置されることを特徴とする機器ケース。
  2. 第1の部材は、少なくとも一の辺が曲面部と接続される略四角形の平板部と、平板部の他の辺と接続される第1の側壁部とをさらに有する筐体であり、
    第2の部材は、第1の部材の曲面部および第1の側壁部の周縁と接する第2の側壁部を有する筐体であることを特徴とする請求項に記載の機器ケース。
  3. 第1の部材は複数の第1のリブを有し、第2の部材は複数の第1のリブにそれぞれ略直交するように、複数の第1のリブの配置される方向に延長して設けられた一つの第2のリブを有することを特徴とする請求項1及び2に記載の機器ケース。
  4. 前記機器ケースは、電池と、電池を保護する保護回路と、外部と接続される端子とを備える電池パックに使用されるケースであることを特徴とする請求項1からに記載の機器ケース。
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