JP3842405B2 - 移動無線端末 - Google Patents

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Description

【0001】
本発明は、PHS(Personal Handyphone System)移動端末等の移動無線端末に係わり、詳しくは、同一のキーを用いて発呼動作や検索動作等の少なくとも2つの異なる動作モードの設定可能な移動無線端末に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、PHS(Personal Handyphone System)移動端末等の移動無線端末の中には、できるだけ簡単に相手方に発呼を行うために、クイックダイヤル発呼機能を備えたものが知られている。このクイックダイヤル発呼機能は、クイック・ダイヤル・キー毎にそれぞれ対応する特定の相手先の電話番号を予め登録しておき、該クイック・ダイヤル・キーを押下する操作を行うことによって、当該クイック・ダイヤル・キーに対応して登録されている電話番号に基づき該当する相手先に自動的に発呼が行えるという機能である。
【0003】
一方、この種の移動無線端末における通常の発呼機能としては、複数の相手先の電話番号を予め登録してある電話帳の中から所望の相手先の電話番号を検索し、該検索された電話番号に基づき当該相手先に発呼する機能が採用されている。この場合の電話帳の検索方法としては、例えば、端末本体上に設けられた検索用のカーソルキーの操作に応じ、上記電話帳に登録されている電話番号を表示部上で順次スクロールさせながら、目的の電話番号を見つけ出す方法がある。
【0004】
かかる従来の移動無線端末では、クイック・ダイヤル・キーを用いて発呼する場合と、電話帳の中から所望の相手先の電話番号を検索し、該検索された電話番号を用いて発呼する場合とでは、全く異なるキー(クイック・ダイヤル・キー若しくは検索用カーソルキー)の操作を余儀なくされる。この場合、操作するキーの数が増え、発呼時のキー操作が煩雑にならざるを得なかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
このように、上記従来装置では、例えば、クイックダイヤル発呼を行う場合と、電話帳の中から所望の相手先の電話番号を検索した後に発呼を行う場合とでそれぞれ全く異なるキーの操作を余儀なくされるという具合に、動作モードが異なる毎に全く別のキー操作が必要であり、各種動作モードが混在する状況下で該各動作モードを設定する際のキー操作が煩雑化するという問題点があった。
【0006】
本発明は上記問題点を解消し、同一のキーを用いて異なる動作モードを設定でき、各種動作モードの設定時のキー操作を簡略化できる移動無線端末を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、1つのキーに対して、キーの押下時間に対応して2つのキー操作態様を検出するキー操作検出手段と、少なくとも名前情報を有する電話帳情報を記憶する記憶手段と、前記2つのキー操作態様のうち、所定時間以上のキー操作態様を前記キー操作検出手段が検出すると、前記記憶手段に記憶された電話帳情報のうち所定の条件を満たす電話帳情報の検索を実行し、前記2つのキー操作態様のうち、所定時間未満のキー操作態様を前記キー操作検出手段が検出すると、発呼操作に関連する操作を実行する制御手段と、前記検索された電話帳情報を表示し、前記所定時間以上押下されたキーとは異なるキーが押下されると、前記表示された電話帳情報とは異なり、他の文字から始まる名前情報を有する電話帳情報を表示する表示手段とを有することを特徴とする。
【0008】
請求項2記載の発明は、第1のキーと第2のキーとの少なくとも2つのキーを有する移動無線端末であって、前記第1のキー又は前記第2のキーが押下されると、そのキーの押下時間に対応して2つのキー操作態様を検出するキー操作検出手段と、少なくとも名前情報を有する電話帳情報を記憶する記憶手段と、前記第1のキー又は前記第2のキーが押下され、前記2つのキー操作態様のうち、所定時間以上のキー操作態様を前記キー操作検出手段が検出すると、前記記憶手段に記憶された電話帳情報のうち所定の条件を満たす電話帳情報の検索を実行し、記第1のキー又は前記第2のキーが押下され、前記2つのキー操作態様のうち、所定時間未満のキー操作態様を前記キー操作検出手段が検出すると、発呼操作に関連する操作を実行する第1の制御手段と、前記検索された電話帳情報を表示する表示手段と、前記第1のキーが所定時間以上押下されて検索された電話帳情報が前記表示手段に表示された状態で前記第2のキーが押下されると、前記表示された電話帳情報とは異なり、他の文字から始まる名前情報を有する電話帳情報を表示するように制御する第2の制御手段とを有することを特徴とする。
【0009】
請求項3記載の発明は、第1のキーと第2のキーとの少なくとも2つのキーを有する移動無線端末であって、前記第1のキー又は前記第2のキーが押下されると、そのキーの押下時間に対応して2つのキー操作態様を検出するキー操作検出手段と、少なくとも名前情報を有する電話帳情報を記憶する記憶手段と、前記第1のキー又は前記第2のキーが押下され、前記2つのキー操作態様のうち、所定時間以上のキー操作態様を前記キー操作検出手段が検出すると、前記記憶手段に記憶された電話帳情報のうち所定の条件を満たす電話帳情報の検索を実行し、記第1のキー又は前記第2のキーが押下され、前記2つのキー操作態様のうち、所定時間未満のキー操作態様を前記キー操作検出手段が検出すると、発呼操作に関連する操作を実行する第1の制御手段と、前記検索された電話帳情報を表示する表示手段と、前記第1のキーが所定時間以上押下されて検索された電話帳情報が前記表示手段に表示された状態で前記第2のキーが押下されると、前記表示された電話帳情報とは異なり、他の文字から始まる名前情報を有する電話帳情報を表示するように制御する一方、前記第1のキーが所定時間以上押下されて検索された電話帳情報が前記表示手段に表示された状態で再度前記第1のキーが押下される度に、前記検索された電話帳情報を順に表示するように制御する第2の制御手段とを有することを特徴とする。
【0010】
請求項4記載の発明は、1つのキーに対して、キーの押下時間に対応して2つのキー操作態様を検出するキー操作検出手段と、少なくとも名前情報とその名前情報に対応したグループ情報とを有する電話帳情報を記憶する記憶手段と、前記2つのキー操作態様のうち、所定時間以上のキー操作態様を前記キー操作検出手段が検出すると、前記記憶手段に記憶された電話帳情報のうち同じ前記グループ情報を有する電話帳情報の検索を実行し、前記2つのキー操作態様のうち、所定時間未満のキー操作態様を前記キー操作検出手段が検出すると、発呼操作に関連する操作を実行する制御手段と、前記検索された電話帳情報を表示し、前記所定時間以上押下されたキーとは異なるキーが押下されると、前記表示された電話帳情報とは異なり、他の文字から始まる名前情報を有する電話帳情報を表示する表示手段とを有することを特徴とする。
【0011】
請求項5記載の発明は、第1のキーと第2のキーとの少なくとも2つのキーを有する移動無線端末であって、前記第1のキー又は前記第2のキーが押下されると、そのキーの押下時間に対応して2つのキー操作態様を検出するキー操作検出手段と、少なくとも名前情報とその名前情報に対応したグループ情報とを有する電話帳情報を記憶する記憶手段と、前記第1のキー又は前記第2のキーが押下され、前記2つのキー操作態様のうち、所定時間以上のキー操作態様を前記キー操作検出手段が検出すると、前記記憶手段に記憶された電話帳情報のうち同じ前記グループ情報を有する電話帳情報の検索を実行し、前記第1のキー又は前記第2のキーが押下され、前記2つのキー操作態様のうち、所定時間未満のキー操作態様を前記キー操作検出手段が検出すると、発呼操作に関連する操作を実行する第1の制御手段と、前記検索された電話帳情報を表示する表示手段と、前記第1のキーが所定時間以上押下されて検索された電話帳情報が前記表示手段に表示された状態で前記第2のキーが押下されると、前記表示された電話帳情報とは異なり、他の文字から始まる名前情報を有する電話帳情報を表示するように制御する第2の制御手段とを有することを特徴とする。
【0012】
請求項6記載の発明は、第1のキーと第2のキーとの少なくとも2つのキーを有する移動無線端末であって、前記第1のキー又は前記第2のキーが押下されると、そのキーの押下時間に対応して2つのキー操作態様を検出するキー操作検出手段と、少なくとも名前情報とその名前情報に対応したグループ情報とを有する電話帳情報を記憶する記憶手段と、前記第1のキー又は前記第2のキーが押下され、前記2つのキー操作態様のうち、所定時間以上のキー操作態様を前記キー操作検出手段が検出すると、前記記憶手段に記憶された電話帳情報のうち同じ前記グループ情報を有する電話帳情報の検索を実行し、前記第1のキー又は前記第2のキーが押下され、前記2つのキー操作態様のうち、所定時間未満のキー操作態様を前記キー操作検出手段が検出すると、発呼操作に関連する操作を実行する第1の制御手段と、前記検索された電話帳情報を表示する表示手段と、前記第1のキーが所定時間以上押下されて検索された電話帳情報が前記表示手段に表示された状態で前記第2のキーが押下されると、前記表示された電話帳情報とは異なり、他の文字から始まる名前情報を有する電話帳情報を表示するように制御する一方、前記第1のキーが所定時間以上押下されて検索された電話帳情報が前記表示手段に表示された状態で再度前記第1のキーが押下される度に、前記検索された同じグループ情報を有する電話帳情報を順に表示するように制御する第2の制御手段とを有することを特徴とする。
【0013】
請求項7記載の発明は、請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の発明において、前記記憶手段は、前記名前情報に対応した電話番号情報が含まれており、前記検索において検索された電話番号情報を用いて発呼する発呼手段を有することを特徴とする。
請求項8記載の発明は、請求項1又は請求項4に記載の発明において、前記検索は、前記キーの所定時間以上のキー操作態様のキー操作検索手段の検出によって、前記検索が実行開始された後に、前記キーの操作を前記キー操作検出手段によって検出すると、前記名前情報順に検索することを特徴とする。
請求項9記載の発明は、請求項4又は請求項8に記載の発明において、前記キーは、数字が記載されており、前記グループ情報の名称は、押下されたキーに記載された数字の情報を含むものであることを特徴とする。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明に係わるPHSの移動局(PS)100の全体構成を示すブロック図である。同図に示すように、この移動局PSは、アンテナ1、無線部2、モデム部3、TDMA部4、通話部5、制御部6、マイクロフォン7、スピーカ8、サウンダ9、操作部10、表示部11、メモリ部12、振動部13を具備して構成される。
【0024】
ここで、無線部2は、送信/受信系を時間的に切り換えるスイッチ(SW)201、アンテナ1から受信した無線周波数信号を周波数変換し、増幅して信号成分を取り出してモデム部3に出力する受信部202、モデム部3から入力される送信出力信号を搬送波にのせて、アンテナ1から送信する送信部203、発信器205の発信周波数から所要の周波数を得て受信部202及び送信部203に与えるシンセサイザ204から構成される。
【0025】
モデム部3は、無線部2の受信部202から出力された中間周波数信号を復調して信号成分を取り出しTDMA部4に出力する復調部301、TDMA部4から出力された送信信号を直交位相変調、例えば、π/4シフトQPSK(Quadrature Phase Shift Keying)の変調を行って、これを無線部2の送信部203に与える変調部302から構成される。
【0026】
TDMA部4は、モデム部3の復調部301から出力されるTDMA(時分割多元接続)通信方式による信号を、予め割り当てられたタイムスロットから取り出すTDMAデコード部401、通話部5でPCM変調されて出力された信号を、TDMA(時分割多元接続)通信方式による信号に予め割り当てられたタイムスロットに挿入してモデム部3の変調部302に出力するTDMAエンコード部402から構成される。
【0027】
通話部5は、ADPCMトランスコーダ501とPCMコーディック502とから構成され、制御部6の制御のもとに、マイクロフォン7からの音声信号をTDMA部4に与え、また、TDMA部4からの復調されたPCM信号を音声信号に変換してスピーカ8に与えるものである。
【0028】
制御部6は、送受信に必要な各種制御の他に、各構成要素の制御を司るものである。本発明の実施の形態において、制御部6には、キー操作態様検出部601、動作モード設定制御部602、発呼動作制御部603、検索動作制御部604が設けられる。
【0029】
キー操作態様検出部601は、操作部10に設けられる後述するクイック・ダイヤル・キーP1,P2,P3が規定時間内押下されたか、規定時間を超えて押下されたかについての2つのキー操作態様を各キー毎に検出するものである。
【0030】
動作モード設定制御部602は、クイック・ダイヤル・キーP1,P2,P3が規定時間内押下されたか、規定時間を超えて押下されたかによって、当該押下された1つのキー毎に後述するクイックダイヤル発呼モードまたはグループ別電話帳検索モードを選択的に設定する制御を行うものである。
【0031】
発呼動作制御部603は、動作モード設定制御部602により設定されるクイックダイヤル発呼モードにおける発呼の制御、及びグループ別電話帳検索モードによる電話帳検索後の発呼の制御を行うものである。
【0032】
検索動作制御部604は、動作モード設定制御部602により設定される上記グループ別電話帳検索モードにおける検索動作の制御を行うものである。
【0033】
マイクロフォン7は、送話音声信号を入力する送話器として機能するものであり、スピーカ8は、入力した受話音声信号を音声として発音する受話器として機能するものである。サウンダ9は、着信等をメロディなどによってユーザに報知するものである。
【0034】
操作部10は、複数の機能キー及びテンキー等を有し各種情報を入力するものである。本実施の形態において、後述するクイック・ダイヤル・キーP1,P2,P3、通話キー、リダイヤルキー、終話キー等もこの操作部10に含まれる。
【0035】
表示部11は、各種情報を表示する液晶ディスプレイ等(LCD)から構成される。メモリ部12は、暗証番号や電話番号情報等、移動局PSの動作に必要な各種情報を記憶するものである。特に、本実施の形態において、このメモリ部12は、クイック・ダイヤル・キーP1,P2,P3のキー操作態様に応じて設定されるクイックダイヤル発呼モードまたはグループ別電話帳検索モードに対処するために、これら各キーに対応するワンタッチダイヤル情報及びグループ別電話帳の記憶手段としても利用される。
【0036】
振動部13は、着信等を振動でユーザに報知するためのバイブレータ機能を有するものである。
【0037】
次に、図2は、この移動局PSの外観構造を示す図である。同図に示すように、移動局本体部100aの上面の構成要素して、LCD11a、通話キー10a、リダイヤルキー10b、終話キー10c、クイック・ダイヤル・キーP1(10d),P2(10e),P3(10f)及びフリッパ100bが備わる。
【0038】
フリッパ100bは、蓋状の形状を成し、移動局本体部100aに対して開閉可能に設けられる。上記クイック・ダイヤル・キーP1(10d),P2(10e),P3(10f)は、フリッパ100bが閉じられている状態のまま操作できるように当該プリッパ100bの上面に露出して形成されている。また、このフリッパ100bを開けた時、移動局本体部100a側に設けられているテンキー等の各種機能キーを操作できるようになっている。
【0039】
この移動局PSにおいて、クイック・ダイヤル・キーP1,P2,P3は、クイックダイヤル発呼を行うためのキーと、グループ別電話帳の検索を開始させるためのキーとに兼用される。特に、本実施の形態では、前者のキー機能を利用する場合は当該クイック・ダイヤル・キーP1,P2,P3を規定時間内だけ押下し、後者の機能キーを利用する場合は当該クイック・ダイヤル・キーP1,P2,P3を上記規定時間を超えて押下すれば良い。
【0040】
上記クイック・ダイヤル・キーP1,P2,P3が押下されると、制御部6は、その押下時間が規定時間内か規定時間を超えているかを監視し、規定時間内であればクイックダイヤル発呼モードを設定し、規定時間を超えていればグループ別電話帳検索モードを設定する。
【0041】
クイックダイヤル発呼モードでは、クイック・ダイヤル・キーP1,P2,P3の各キー対応に登録されたクイックダイヤルを用いて発呼を行い、他方、グループ別電話帳検索モードでは上記各キー毎に登録されている電話帳の検索を行う。なお、このグループ別電話帳検索モードの終了後、当該モードで検索されたダイヤル情報(電話番号)を用いて発呼できるようになっている。
【0042】
上記クイック・ダイヤル・キーP1,P2,P3の押下時間に応じたクイックダイヤル発呼モードまたはグループ別電話帳検索モードの設定制御に対処すべく、当該クイック・ダイヤル・キーP1,P2,P3の各キーに対応してクイックダイヤル及び電話帳が予め登録されている。
【0043】
図3は、クイック・ダイヤル・キーP1,P2,P3の各キーに対応する情報の登録形態の一例を示すものである。同図(a)は、キー対応情報テーブル12aの内容を示し、クイック・ダイヤル・キーP1,P2,P3の各キーに対応する情報として、クイックダイヤル発呼に用いるためのクイック・ダイヤルとグループ別電話帳検索モードで検索対象となる電話帳のグループ区分が登録されている。この例では、クイック・ダイヤル・キーP1に対応してクイックダイヤル1及びグループ1が登録される。同様に、クイック・ダイヤル・キーP2に対応してクイックダイヤル2及びグループ2が登録され、クイック・ダイヤル・キーP3に対応してクイックダイヤル3及びグループ3が登録される。
【0044】
また、同図(b)はグループ別電話帳テーブル12bの内容を示し、同図(a)における各グループ1,2,3の電話帳の内容(グループ構成者の電話番号)が登録されている。この例において、グループ1は会社関係の電話帳であり、グループ2は友人関係の電話帳であり、グループ3は趣味仲間関係の電話帳である。上記キー対応情報テーブル12a及びグループ別電話帳テーブル12bは、例えばメモリ部12内に設けることができる。
【0045】
以下、本実施の形態に係わる移動局PSにおける待ち受け動作からのキー入力受付処理動作の一例を図4に示すフローチャートを参照して説明する。この移動局PSが待ち受け動作を行っている時、制御部6内のキー操作態様検出部601は、操作部10においてキーが押下されたか否かを監視している(ステップ401)。
【0046】
ここで、キーが押下された場合(ステップ401YES)、キー操作態様検出部601は、その押下されたキーがクイック・ダイヤル・キーP1,P2,P3のうちのP1キーであるか、P2キーであるか、P3キーであるかを判定する(ステップ402、ステップ410、ステップ420)。
【0047】
押下されたキーがP1キーである時(ステップ402YES)、制御部6は、当該P1キーに対応して登録されているクイックダイヤル1をメモリ部12のキー対応情報テーブル12a〔図3(a)参照〕から読み出し、これをLCD11aに表示する(ステップ403)。
【0048】
これと同時に、キー操作態様検出部601は、キー押下タイマTのカウントを開始する(ステップ404)。次に、キー操作態様検出部601は、キーの押下が終了したかどうかを監視し(ステップ405)、キーが押下されている間(ステップ405NO)は、上記キー押下タイマTのカウントを継続する。この間、キー押下が終了した場合(ステップ405YES)、次にキー操作態様検出部601は、その時点のキー押下タイマTのカウント値を基にキー押下時間が例えば2秒以上であるか否かを判定する(ステップ406)。
【0049】
そして、この判定結果を基に、動作モード設定制御部602は、キー押下時間が2秒より短い場合(ステップ406NO)、クイックダイヤル発呼モードを設定し(ステップ407)、他方、キー押下時間が2秒以上であれば(ステップ406YES)、グループ別電話帳検索モードを設定する(ステップ408)。
【0050】
同様に、押下されたキーがP2キーである時(ステップ410YES)、制御部6は、当該P2キーに対応して登録されているクイックダイヤル2をメモリ部12のキー対応情報テーブル12aから読み出し、これをLCD11aに表示する(ステップ411)。
【0051】
これと同時に、キー操作態様検出部601は、キー押タイマTのカウントを開始する(ステップ412)。次に、キー操作態様検出部601は、キーの押下が終了したかどうかを監視し(ステップ413)、キーが押下されている間(ステップ413NO)は、上記キー押下タイマTのカウントを継続する。この間、キー押下が終了した場合(ステップ413YES)、次にキー操作態様検出部601は、キー押下タイマTのカウント値を基にキー押下時間が例えば2秒以上であるかどうかを判定する(ステップ414)。
【0052】
そして、この判定結果を基に、動作モード設定制御部602は、キー押下時間が2秒より短い場合(ステップ414NO)は、クイックダイヤル発呼モードを設定し(ステップ415)、他方、キー押下時間が2秒以上であれば(ステップ414YES)、グループ別電話帳検索モードを設定する(ステップ416)。
【0053】
更に、押下されたキーがP3キーである時(ステップ420YES)、制御部6は、当該P3キーに対応して登録されているクイックダイヤル3をメモリ部12のキー対応情報テーブル12aから読み出し、これをLCD11aに表示する(ステップ421)。
【0054】
これと同時に、キー操作態様検出部601は、キー押下タイマTのカウントを開始する(ステップ422)。次に、キー操作態様検出部601は、キーの押下が終了したかどうかを監視し(ステップ423)、キーが押下されている間(ステップ423NO)は、上記キー押下タイマTのカウントを継続する。この間、キー押下が終了した場合(ステップ423YES)、次にキー操作態様検出部601は、キー押下タイマTのカウント値を基に、キー押下時間が例えば2秒以上であるかどうかを判定する(ステップ424)。
【0055】
そして、この判定結果を基に、動作モード設定制御部602は、キー押下時間が2秒より短い場合(ステップ424NO)は、クイックダイヤル発呼モードを設定し(ステップ425)、他方、キー押下時間が2秒以上であれば(ステップ424YES)、グループ別電話帳検索モードを設定する(ステップ426)。
【0056】
次に、動作モード設定制御部602により設定された動作モードのうち、クイックダイヤル発呼モードの処理動作について図5に示すフローチャートを参照して説明する。クイックキーP1,P2,P3のいずれかの押下によりクイックダイヤル発呼モードが設定された場合(図4におけるステップ407、ステップ415、ステップ425)、次に、キー操作態様検出部601は、操作部10における各種機能キーの中の通話キー10a〔図2参照〕が押下されたか否かを監視する(ステップ501)。ここで、通話キー10aが押下された場合(ステップ501YES)、発呼動作制御部603が、現在LCD11aに表示されているクイックダイヤル情報に基づき発呼動作を行い(ステップ502)、この発呼動作により相手先と接続後、通話動作に移行する(ステップ503)。
【0057】
図6は、上記クイックダイヤル発呼時におけるLCD11a上での情報表示態様の遷移を示す図である。同図に示すように、待ち受け状態(表示61)からP1キーを押下することにより、当該P1キーに対応して登録されているクイックダイヤル1が読み出されて表示される(表示62)。この後、通話キー10aを押下すると、当該クイックダイヤル1に基づき発呼がなされ、これと同時に当該発呼動作を示す状態表示(表示63)がなされる。この発呼に対して相手先が応答した後、通話に移行し、その状態表示(表示64)が行われる。なお、この例では、P1キー押下後、クイックダイヤル1の登録が無い場合、登録無しを示すメッセージが表示(表示65)され、2秒経過後、待ち受けを示す状態表示(表示66)がなされる。待ち受け状態からP2キーあるいはP3キーを押下した場合も上記と同様の表示制御で遷移する。
【0058】
このように、本実施の形態の移動局PSでは、クイック・ダイヤル・キーP1,P2,P3のいずれかが押下されると、その押下時間が予め設定された時間(この例では、2秒)より短いことを条件に、クイック・ダイヤル・キーP1,P2,P3のうちの当該押下されたキーに対応して登録されているクイックダイヤル情報に基づき発呼動作が行われる。つまり、これら各クイック・ダイヤル・キーP1,P2,P3は、例えば2秒という時間を超えない範囲の短押しによって本来のクイック・ダイヤル・キーとして機能する。
【0059】
次に、動作モード設定制御部602により設定されたモードのうち、グループ別電話帳検索モードの処理動作について図7に示すフローチャートを参照して説明する。上記クイックキーP1,P2,P3のいずれかの押下によりグループ別電話帳検索モードが設定された場合(図4におけるステップ408、ステップ416、ステップ426)、制御部6内の検索動作制御部604は、まず、このグループ別電話帳検索モードを設定する際に押下されたクイックキーP1,P2,P3のうちのいずれかのキーに対応する電話帳のグループ区分を特定する(ステップ701)。
【0060】
この場合、メモリ部12内のキー対応情報テーブル12a〔図3(a)参照〕を参照し、例えば、P1キーが押下されたならば、該P1キーに対応して登録されているグループ1を検索対象として特定する。同様に、P2キーが押下された場合、該P2キーに対応して登録されているグループ2を、また、P3キーが押下された場合、該P3キーに対応して登録されているグループ3を、それぞれ検索対象として特定する。
【0061】
引き続き、キー操作態様検出部601は、操作部10においてキーが押下されたか否かを監視する(ステップ702)。ここで、キーが押されたことが認識された場合(ステップ702YES)、キー操作態様検出部601は、その押下されたキーがクイック・ダイヤル・キーP1,P2,P3のうちのP1キーであるか、P2キーであるか、P3キーであるかを判定する(ステップ703、ステップ710、ステップ720)。
【0062】
押下されたキーがP1キーである時(ステップ702YES)、検索動作制御部604は、メモリ部12内のグループ別電話帳テーブル12bにアクセスし、ステップ701にて特定したグループ1の電話帳(会社関係)の中から電話番号を1項目ずつ順方向に検索し(ステップ704)、該検索された電話番号を上記グループ別電話帳テーブル12bから読み出してLCD11aに表示する(ステップ705)。
【0063】
その後、キー操作態様検出部601は、操作部10における各種機能キーの中の通話キー10aが押下されたか否かを監視する(ステップ706)。ここで、通話キー10aが押下されない場合(ステップ706NO)、ステップ702以降の処理に戻り、次のクイック・ダイヤル・キーの押下の監視を続行する。そして、クイックキーP1,P2,P3のうち、P1キーが押下される毎に、ステップ701で特定したグループ1の電話帳の電話番号を1項目ずつ順検索し、これをLCD11aに表示し、確認しながら検索を続けていく。
【0064】
この間、例えば、P3キーが押下された場合(ステップ710YES)、検索動作制御部604は、ステップ701にて特定したグループ1の電話帳に対してそれまで順検索を行っていたものを、これ以降、逆の順番に電話番号を1項目ずつ検索し(ステップ711)、該検索された電話番号をグループ別電話帳テーブル12bから読み出してLCD11aに表示する(ステップ705)。
【0065】
一方、P2キーが押下された場合(ステップ720YES)、検索動作制御部604は、ステップ701にて特定したグループ1の電話帳の各電話番号についてそれまで1項目ずつ検索していたものを、これ以降、例えばア行からカ行へというように複数項目の飛ばし検索を行い(ステップ721)、当該検索された電話番号を上記グループ別電話帳テーブル12bから読み出してLCD11aに表示する(ステップ705)。
【0066】
上述の如くの、クイック・ダイヤル・キーP1,P2,P3による順検索、逆順検索あるいは複数項目飛ばし検索の後、キー操作態様検出部601にて通話キー10aが押下された場合(ステップ706YES)、制御部6内の発呼動作制御部603は、上記グループ別電話帳の検索結果として現在LCD11aに表示されている電話番号に基づき発呼動作を行い(ステップ707)、相手先と接続後、通話動作に移行する(ステップ708)。
【0067】
以上の処理は、クイック・ダイヤル・キーP1の押下により、グループ1の電話帳(会社関係)を検索しかつその検索により得られた電話番号に基づき発呼する場合の例であるが、同様の処理によって、クイック・ダイヤル・キーP2の押下により、グループ2の電話帳(友人関係)の検索とこれにより検索された電話番号の発呼制御を行うことができ、更に、クイック・ダイヤル・キーP3の押下により、グループ3の電話帳(趣味仲間関係)の検索とこれにより検索された電話番号の発呼制御を行うことができる。
【0068】
図8は、上記グループ別電話帳検索時におけるLCD11a上での情報表示態様の遷移を示す図である。同図に示すように、待ち受け状態(表示81)においてP1キーが長押しされることにより、当該P1キーに対応して登録されているグループ1の電話帳の中から1つの電話番号が読み出されて表示(表示82)される。この後、続けてP1キーを押下すると、上記電話帳内の電話番号が名前順に1項目ずつ検索されて表示(表示83,84)される。また、この検索途中でP3キーを押下すると、上記電話帳内の電話番号が上記P1押下時とは逆の順番で1項目ずつ検索されて表示(表示85)される。更に、その状態から、P2キーを押下すると、その直前までなされていた例えばカ行の電話番号の検索から行を1つ飛ばしたサ行の電話番号の検索へと移行し、これにより検索された電話番号が表示(表示86)される。待ち受け状態からP2キーあるいはP3キーが長押しされた場合(表示87,88)も、同様の表示制御で遷移する。また、電話帳には1つの名称に対して2つの電話番号(例えば、自宅の電話番号とPHSの電話番号)を登録することが可能であり、2つの電話番号が記憶されている場合は、所定キーの押下により上記2つの番号の表示切り換えが可能となる(表示89)。
【0069】
上述の如く、この移動局PSでは、クイック・ダイヤル・キーP1,P2,P3のいずれかが押下されると、その押下時間が予め設定された時間(この例では、2秒)より長いことを条件に、クイック・ダイヤル・キーP1,P2,P3のうちの当該押下されたキーに対応する例えば「会社関係」、「友人関係」、「趣味仲間関係」等の各グループ別電話帳の検索モードに移行できる。そして、グループ別電話帳検索モードに移行後は、例えば、P1キーは順検索キーとして用い、P3キーは逆検索キーとして用い、更にはP2キーは複数項目飛ばし検索キーとして用いることにより、当該各グループ別の電話帳の検索を行うことができる。更に、当該検索モードの終了後は、通話キー10aを押下することにより、その時点までに検索されている電話番号を基に発呼を行うことができる。
【0070】
つまり、クイック・ダイヤル・キーP1,P2,P3は、例えば2秒という時間を超えない範囲の短押しによって本来のクイック・ダイヤル・キーとして機能する他、2秒を超える時間の長押しにより、当該押下された各キーに対応するグループ別電話帳の検索を開始させる検索キーとしての機能も兼ねている。これにより、電話帳の中から所望の電話番号を検索して発呼する場合も、単にクイック・ダイヤル・キーP1,P2,P3をクイック発呼時より長めに押下するだけで検索を開始でき、更に、この検索の後は、クイックダイヤル発呼時と同様に通話キー10aを押下するだけで発呼できる。従って、発呼に関しては、クイックダイヤル発呼か電話帳検索後の発呼かに拘わらず、同一のキー(ワンタッチダイヤルキー)の操作で対処でき、円滑な発呼操作が期待できる。
【0071】
なお、上記実施の形態では、同一のキー(クイック・ダイヤル・キー)に2つの動作モードの開始キーとしての意味付けを与える場合に、キーの押下時間の長短を監視しているが、例えば、同一のキーの押下回数を監視し、1回押されたか複数回押下されたかに応じて上記各動作モードの意味付けを行うようにしても良い。また、クイック・ダイヤル・キー長押し後の検索モードとしては、グループ別電話帳を検索するモードの例をあげているが、この検索モードも、各種ジャンルの情報項目を対象としたジャンル別情報検索モード等であっても良い。更に、同一のキーを用いて設定可能な動作モードの例として、発呼モードと検索モードとの関係をあげたが、これに限らず、他の様々な動作モード間にも適用できる。
【0072】
また、本発明はPHSに限定されるものではなく、他の移動無線端末、例えばPDC(Personal Digital Cellular)やページャ(Pager)などにも適用できることは言うまでもない。
【0073】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、2つのキー操作態様のうち、所定時間以上のキー操作態様が検出されると、記憶手段に記憶された電話帳情報の検索を実行し、所定時間未満のキー操作態様が検出されると、発呼操作に関する操作を実行するため、1つのキーに対応して発呼動作と、電話帳を検索しその検索された電話番号を用いて発呼する動作とを1つのキーの異なるキー操作態様によって実行でき、発呼用のキーと、電話帳からの電話番号の検索を経た後に発呼する際の検索用のキーとを設けそれぞれを独立に操作して発呼する場合に比べ、発呼時のキー操作性を大幅に向上させることができる。
【0074】
また、本発明によれば、2つのキー操作態様のうち、所定時間以上のキー操作態様が検出されると、記憶手段に記憶された電話帳情報のうち所定の条件を満たす電話帳情報の検索を実行し、該検索された電話帳情報を表示している状態で、所定時間以上押下されたキーとは異なるキーが押下されると、表示された電話帳情報とは異なり、他の文字から始まる名前情報を有する電話帳情報を表示する機能を有するため、検索された電話帳情報を表示している状態で、所定時間以上押下されたキーとは異なるキーを適宜押下することで、現在表示されている電話帳情報とは異なり、他の文字から始まる名前情報を有する電話帳情報の検索に迅速に移行できる。
また、本発明によれば、2つのキー操作態様のうち、所定時間以上のキー操作態様が検出されると、記憶手段に記憶された電話帳情報のうち同じグループ情報を有する電話帳情報の検索を実行し、該検索された電話帳情報を表示している状態で、所定時間以上押下されたキーとは異なるキーが押下されると、表示された電話帳情報とは異なり、他の文字から始まる名前情報を有する電話帳情報を表示する機能を有するため、検索された電話帳情報の表示中、所定時間以上押下されたキーとは異なるキーを適宜押下することで、同じグループ内の現在表示されている電話帳情報とは異なる他の文字から始まる名前情報を有する電話帳情報の検索に迅速に移行できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるPHSの移動局の一実施の形態を示すブロック図。
【図2】本実施の形態に係わる移動局の外観構成を示す概略図。
【図3】本実施の形態に係わる移動局のキー対応情報の記憶形態を示す図。
【図4】本実施の形態に係わる移動局のキー入力受付処理動作を示すフローチャート。
【図5】図4におけるクイックダイヤル発呼モードの処理動作を示すフローチャート。
【図6】図4におけるグループ別電話帳検索モードの処理動作を示すフローチャート。
【図7】図5におけるクイックダイヤル発呼モードでの情報表示態様の遷移図。
【図8】図6におけるグループ別電話帳検索モードでの情報表示態様の遷移図。
【符号の説明】
100 移動局(PS)
100a 移動局本体部
100b フリッパ
1 アンテナ
2 無線部
201 スイッチ(SW)
202 受信部
203 送信部
204 シンセサイザ
205 発信器
3 モデム部
301 復調部
302 変調部
4 TDMA部
401 TDMAデコード部
402 TDMAエンコード部
5 通話部
501 ADPCMトランスコーダ
502 PCMコーディック
6 制御部
601 キー操作態様検出部
602 動作モード設定制御部
603 発呼動作制御部
604 検索動作制御部
7 マイクロフォン
8 スピーカ
9 サウンダ
10 操作部
10a 通話キー
10b リダイヤルキー
10c 終話キー
10d クイック・ダイヤル・キーP1
10e クイック・ダイヤル・キーP2
10f クイック・ダイヤル・キーP3
11 表示部
11a LCD(液晶表示器)
12 メモリ部
13 振動部

Claims (9)

  1. 1つのキーに対して、キーの押下時間に対応して2つのキー操作態様を検出するキー操作検出手段と、
    少なくとも名前情報を有する電話帳情報を記憶する記憶手段と、
    前記2つのキー操作態様のうち、所定時間以上のキー操作態様を前記キー操作検出手段が検出すると、前記記憶手段に記憶された電話帳情報のうち所定の条件を満たす電話帳情報の検索を実行し、
    前記2つのキー操作態様のうち、所定時間未満のキー操作態様を前記キー操作検出手段が検出すると、発呼操作に関連する操作を実行する制御手段と、
    前記検索された電話帳情報を表示し、前記所定時間以上押下されたキーとは異なるキーが押下されると、前記表示された電話帳情報とは異なり、他の文字から始まる名前情報を有する電話帳情報を表示する表示手段と
    を有することを特徴とする移動無線端末。
  2. 第1のキーと第2のキーとの少なくとも2つのキーを有する移動無線端末であって、
    前記第1のキー又は前記第2のキーが押下されると、そのキーの押下時間に対応して2つのキー操作態様を検出するキー操作検出手段と、
    少なくとも名前情報を有する電話帳情報を記憶する記憶手段と、
    前記第1のキー又は前記第2のキーが押下され、前記2つのキー操作態様のうち、所定時間以上のキー操作態様を前記キー操作検出手段が検出すると、前記記憶手段に記憶された電話帳情報のうち所定の条件を満たす電話帳情報の検索を実行し、
    前記第1のキー又は前記第2のキーが押下され、前記2つのキー操作態様のうち、所定時間未満のキー操作態様を前記キー操作検出手段が検出すると、発呼操作に関連する操作を実行する第1の制御手段と、
    前記検索された電話帳情報を表示する表示手段と、
    前記第1のキーが所定時間以上押下されて検索された電話帳情報が前記表示手段に表示された状態で前記第2のキーが押下されると、前記表示された電話帳情報とは異なり、他の文字から始まる名前情報を有する電話帳情報を表示するように制御する第2の制御手段と
    を有することを特徴とする移動無線端末。
  3. 第1のキーと第2のキーとの少なくとも2つのキーを有する移動無線端末であって、
    前記第1のキー又は前記第2のキーが押下されると、そのキーの押下時間に対応して2つのキー操作態様を検出するキー操作検出手段と、
    少なくとも名前情報を有する電話帳情報を記憶する記憶手段と、
    前記第1のキー又は前記第2のキーが押下され、前記2つのキー操作態様のうち、所定時間以上のキー操作態様を前記キー操作検出手段が検出すると、前記記憶手段に記憶された電話帳情報のうち所定の条件を満たす電話帳情報の検索を実行し、
    前記第1のキー又は前記第2のキーが押下され、前記2つのキー操作態様のうち、所定時間未満のキー操作態様を前記キー操作検出手段が検出すると、発呼操作に関連する操作を実行する第1の制御手段と、
    前記検索された電話帳情報を表示する表示手段と、
    前記第1のキーが所定時間以上押下されて検索された電話帳情報が前記表示手段に表示された状態で前記第2のキーが押下されると、前記表示された電話帳情報とは異なり、他の文字から始まる名前情報を有する電話帳情報を表示するように制御する一方、
    前記第1のキーが所定時間以上押下されて検索された電話帳情報が前記表示手段に表示された状態で再度前記第1のキーが押下される度に、前記検索された電話帳情報を順に表示するように制御する第2の制御手段と
    を有することを特徴とする移動無線端末。
  4. 1つのキーに対して、キーの押下時間に対応して2つのキー操作態様を 検出するキー操作検出手段と、
    少なくとも名前情報とその名前情報に対応したグループ情報とを有する電話帳情報を記憶する記憶手段と、
    前記2つのキー操作態様のうち、所定時間以上のキー操作態様を前記キー操作検出手段が検出すると、前記記憶手段に記憶された電話帳情報のうち同じ前記グループ情報を有する電話帳情報の検索を実行し、
    前記2つのキー操作態様のうち、所定時間未満のキー操作態様を前記キー操作検出手段が検出すると、発呼操作に関連する操作を実行する制御手段と、
    前記検索された電話帳情報を表示し、前記所定時間以上押下されたキーとは異なるキーが押下されると、前記表示された電話帳情報とは異なり、他の文字から始まる名前情報を有する電話帳情報を表示する表示手段と
    を有することを特徴とする移動無線端末。
  5. 第1のキーと第2のキーとの少なくとも2つのキーを有する移動無線端末であって、
    前記第1のキー又は前記第2のキーが押下されると、そのキーの押下時間に対応して2つのキー操作態様を検出するキー操作検出手段と、
    少なくとも名前情報とその名前情報に対応したグループ情報とを有する電話帳情報を記憶する記憶手段と、
    前記第1のキー又は前記第2のキーが押下され、前記2つのキー操作態様のうち、所定時間以上のキー操作態様を前記キー操作検出手段が検出すると、前記記憶手段に記憶された電話帳情報のうち同じ前記グループ情報を有する電話帳情報の検索を実行し、
    前記第1のキー又は前記第2のキーが押下され、前記2つのキー操作態様のうち、所定時間未満のキー操作態様を前記キー操作検出手段が検出すると、発呼操作に関連する操作を実行する第1の制御手段と、
    前記検索された電話帳情報を表示する表示手段と、
    前記第1のキーが所定時間以上押下されて検索された電話帳情報が前記表示手段に表示された状態で前記第2のキーが押下されると、前記表示された電話帳情報とは異なり、他の文字から始まる名前情報を有する電話帳情報を表示するように制御する第2の制御手段と
    を有することを特徴とする移動無線端末。
  6. 第1のキーと第2のキーとの少なくとも2つのキーを有する移動無線端末であって、
    前記第1のキー又は前記第2のキーが押下されると、そのキーの押下時間に対応して2つのキー操作態様を検出するキー操作検出手段と、
    少なくとも名前情報とその名前情報に対応したグループ情報とを有する電話帳情報を記憶する記憶手段と、
    前記第1のキー又は前記第2のキーが押下され、前記2つのキー操作態様のうち、所定時間以上のキー操作態様を前記キー操作検出手段が検出すると、前記記憶手段に記憶された電話帳情報のうち同じ前記グループ情報を有する電話帳情報の検索を実行し、
    前記第1のキー又は前記第2のキーが押下され、前記2つのキー操作態様のうち、所定時間未満のキー操作態様を前記キー操作検出手段が検出すると、発呼操作に関連する操作を実行する第1の制御手段と、
    前記検索された電話帳情報を表示する表示手段と、
    前記第1のキーが所定時間以上押下されて検索された電話帳情報が前記表示手段に表示された状態で前記第2のキーが押下されると、前記表示された電話帳情報とは異なり、他の文字から始まる名前情報を有する電話帳情報を表示するように制御する一方、
    前記第1のキーが所定時間以上押下されて検索された電話帳情報が前記表示手段に表示された状態で再度前記第1のキーが押下される度に、前記検索された同じグループ情報を有する電話帳情報を順に表示するように制御する第2の制御手段と
    を有することを特徴とする移動無線端末。
  7. 前記記憶手段は、前記名前情報に対応した電話番号情報が含まれており、
    前記検索において検索された電話番号情報を用いて発呼する発呼手段を有する
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の移動無線端末。
  8. 前記検索は、
    前記キーの所定時間以上のキー操作態様のキー操作検索手段の検出によって、前記検索が実行開始された後に、前記キーの操作を前記キー操作検出手段によって検出すると、前記名前情報順に検索する
    ことを特徴とする請求項1又は請求項4に記載の移動無線端末。
  9. 前記キーは、数字が記載されており、
    前記グループ情報の名称は、押下されたキーに記載された数字の情報を含むものである
    ことを特徴とする請求項4又は請求項8に記載の移動無線端末。
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