JP3842271B2 - オーディオ増幅回路およびこれを有するオーディオic - Google Patents

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この発明は、オーディオ増幅回路およびこれを有するオーディオICに関し、詳しくは、携帯電話、携帯端末装置、固定電話、ノート型パーソナルコンピュータ等の分野において、接続されるスピーカの耐圧あるいは最大入力電力に合わせてスピーカを駆動することが可能な小型スピーカに適したオーディオ増幅回路に関する。
携帯電話、携帯端末装置、固定電話、ノート型パーソナルコンピュータ等の分野では、オーディオICの回路規模や実装スペースに制限があるので、0.5W乃至1W程度の出力の小さい、小型スピーカが使用される。この種のスピーカでは、ユーザーがボリュームを最大にして長時間駆動した場合に、スピーカのボイスコイルを損傷することがある。
スピーカの損傷に対する保護回路としては、従来、高出力アンプなどでは、出力端子とスピーカとの間にヒューズ等が直列に設けられる回路が公知である。また、過電圧保護回路として高出力アンプ等では、出力段トランジスタにダイオードのクランプ回路が並列に設けられるものもある。さらに、入力段にダイオードリミット回路を設けるオーディオ増幅回路も公知である(特許文献1)。
実公平7−35449号公報
ところで、オーディオ増幅回路のパワーアンプとして、最大出力(出力パワー)1.0W程度のものはICとして一般化されているが、この場合には、接続されるスピーカ側の最大入力ワット数は、1.0W以上のものとなる。最大入力ワット数が1.0W以下のものでは、それぞれのスピーカの耐圧あるいは最大入力電力に合わせてそれぞれに出力段アンプの設計しなければならない。そうしないと、スピーカを損傷する危険性が高くなるからである。しかし、最大出力ワット数が1.0W程度のものも、数W程度のものもICとして大きさはあまり変わらず、実装スペースもほとんど同じ程度である。
一方、携帯電話、携帯端末装置、固定電話等では、機種に応じて小さい出力が要求されたり、大きい出力が要求されたりする。そのため、オーディオ出力アンプのICをオーディオ出力パワーに応じて何種類も用意することが必要になる。最大出力ワット数が1.0W程度か、それ以下のものの生産量が少なくなると、それがこれらICのコストを引上げる問題がある。
この発明の目的は、このような従来技術の問題点を解決するものであって、接続されるスピーカの耐圧あるいは最大入力電力に合わせてスピーカを駆動することが可能な小型スピーカに適したオーディオ増幅回路およびこれを有するオーディオICを提供することにある。
このような目的を達成するためのこの発明のオーディオ増幅回路およびこれを有するオーディオICの構成は、双方向に設けられた第1のダイオードと第1のスイッチ回路との直列回路からなる第1のダイオードリミット回路と、出力から入力に帰還される帰還抵抗を有し第1のダイオードリミット回路が出力から入力に帰還される帰還抵抗に並列に設けられた出力段演算増幅器(以下出力段OPアンプ)とを備えていて、第1のダイオードリミット回路のリミット電圧が出力段OPアンプの出力端子に接続される耐圧の低いスピーカに対応していて、出力段OPアンプにこのスピーカが接続されている状態のときには第1スイッチ回路がONにされるものである。
このように、この発明は、オーディオ増幅回路の出力段OPアンプの出力から入力に帰還される増幅率を決定する抵抗に並列に双方向に第1のダイオードを第1のスイッチ回路とともに設けて、第1のダイオードがONしたときの電圧に出力段OPアンプの出力電圧を制限する。第1のダイオードのリミット電圧は、耐圧の低いスピーカに対応している。そこで、第1のスイッチ回路のON/OFFにより、接続されるスピーカの耐圧に応じて出力段OPアンプが出力するパワーを選択することができる。
これにより、オーディオ増幅回路の出力段OPアンプの出力が大きいパワーのものであっても、スピーカを損傷することなく、小型で耐圧の低いスピーカを接続することが可能になり、この出力段OPアンプを内蔵したICは、耐圧の大きいスピーカと耐圧あるいは最大入力電力の低いスピーカに対して共通に使用することができる。
その結果、携帯電話、携帯端末装置、固定電話等において、機種が相違していても、同じオーディオ増幅回路のICが使用でき、それぞれに設計しなくても済み、共通に多数生産できることから、安価なオーディオアンプのICを実現できる。
なお、スピーカは、周波数に対して特定のインピーダンス特性を有する受動回路であるので、高い電圧に応じて大きな電流が流れ、それが大きな電力となって入力される。スピーカの入力電圧と入力電力とはリニアな関係にあるので、この明細書および特許請求の範囲では、スピーカについての耐圧をスピーカについての最大入力電力を含む意味で使用し、以下説明する。
図1は、この発明のオーディオ増幅回路の一実施例のブロック図、そして、図2は、この発明の他の実施例のブロック図である。
10は、オーディオ出力アンプのICであって、携帯電話、携帯端末装置、固定電話、ノート型パーソナルコンピュータ等の出力電力(出力ワット数)が1.0W程度と小さいオーディオ装置としてのアンプである。
1は、そのオーディオ増幅回路である。オーディオ増幅回路1は、ICとして形成されたプッシュ−プル動作のオペアンプで構成される出力段アンプ(OP)2,3、出力端子4,5を有している。そして、出力端子4,5との間にはスピーカ11が接続さされている。
出力段アンプ(OP)2,3は、いずれも反転アンプであり、出力段アンプ(OP)2の(−)入力端子と出力端子との間には、増幅率を決定する帰還抵抗Rfに並列にダイオードリミット回路6,7が設けられている。出力段アンプ(OP)2の(−)入力端子は、入力抵抗Rsを介して入力端子10aに接続されている。出力段アンプ(OP)3の(−)入力端子は、入力抵抗Raを介して出力段アンプ(OP)2の出力端子2aに接続されている。出力段アンプ(OP)2,3のそれぞれの(+)入力端子は、それぞれグランドGNDに接続されている。そして、入力端子10aには、プリアンプ12からオーディオ信号が入力される。
なお、このプリアンプ12は、IC10の中に内蔵されてオーディオ増幅回路1とともに集積化されていてもよい。また、抵抗Rbは、帰還抵抗Rfに対応する出力段アンプ(OP)3の帰還抵抗である。
ここで、出力段アンプ(OP)3が反転増幅アンプとなっているので、出力段アンプ(OP)2,3の出力信号は、逆位相となり、スピーカ11は、出力段アンプ(OP)2,3によりBTL駆動される。
ダイオードリミット回路6は、双方向接続のダイオードD1,D2からなるダイオード回路6aと、双方向接続のダイオードD3,D4からなるダイオード回路6bとスイッチ回路6cとが直列に接続された帰還回路であり、帰還抵抗Rfに並列に設けられている。
ダイオードリミット回路7は、双方向接続のダイオードD5,D6からなるダイオード回路7aと、双方向接続のダイオードD7,D8からなるダイオード回路7b、双方向接続のダイオードD9,D10からなるダイオード回路7c、スイッチ回路7dとが直列に接続された帰還回路であり、帰還抵抗Rfに並列に設けられている。
8は、2ビットのレジスタであって、コントローラ13(あるいはディップスイッチ(図示せず))から入力端子10bを介して2ビットの信号を受ける。これによりスイッチ回路6c,7dのON/OFFが設定される。例えば、2ビットのデータが“00”のときにはスイッチ回路6c,7dがともにOFFとなり、“01”のときにはスイッチ回路6cがON,スイッチ回路7dがOFF、“10”のときにはスイッチ回路6cがOFF,スイッチ回路7dがONとなる。なお、レジスタ8が不揮発性メモリであるときあるいはディップスイッチによるときには、電源をOFFしても2ビットのデータがレジスタ8に保存されあるいは設定状態にあるのでレジスタ8に記憶される2ビットのデータは一度の書込でよい。しかし、レジスタ8が揮発性メモリのときには、コントローラ13により、例えば、電源ONの都度、前記の2ビットデータがレジスタ8にセットされることになる。
ここで、各ダイオードD1〜D10の順方向電圧降下を1Vf(≒0.7V)とすると、ダイオードリミット回路6は、2Vf以上の信号が出力端子2aに出力されたときに、各ダイオードD1〜D4がONになり、出力信号の振幅を2Vf(≒1.4V)の電圧に制限する。また、ダイオードリミット回路7は、3Vf以上の信号が出力端子2aに出力されたときに、各ダイオードD5〜D10がONになり、その出力信号の振幅を3Vf(≒2.1V)の電圧に制限する。出力段アンプ(OP)2,3の出力電圧は、リミットをかけないときには、例えば、3V程度であり、8Ωのスピーカを接続してときには、1.1W程度の出力となり、BTL駆動では2.2W程度の出力となる。
ここでは、これらにより、振幅制限された出力信号は、抵抗Raを介して反転動作の出力段アンプ(OP)3に入力されるので、ダイオードリミット回路6,7は、出力段アンプ(OP)2の一方だけで済む。
IC10に接続されたスピーカ11を8Ωと仮定すれば、その耐圧に応じた入力電力(その入力ワット数)が、例えば、スピーカ11の最大入力のワット数が0.5W程度と低い耐圧のときには、“01”の2ビットデータをレジスタ8にセットしてスイッチ回路6cをON状態に設定し、スイッチ回路7dをOFFに状態に設定する。これにより、ダイオードリミット回路6を動作させて、出力段アンプ(OP)2の出力信号の振幅電圧を2Vfに制限する。その結果、出力段アンプ(OP)2は、最大で1.4V程度の出力電圧しか発生しない。このときの出力信号のピーク−ツウ−ピークの振幅は、出力段アンプがシングルエンド出力のときには2.8Vppとなり、BTL駆動ではこれの倍の5.6Vppとなる。そこで、BTL駆動の出力信号の振幅は、2.8Vになり、その実効値は、2.0V(r.m.s.)になる。
その結果、スピーカに対する出力電力Po(実効電力)を算出すると、Po=2×2/8=0.5であり、BTL駆動の場合の出力電力Poは、0.5Wになる。その結果、このとき、接続されたスピーカ11は、BTL駆動により最大で0.5W程度となり、スピーカのボイスコイル等を損傷することなく、保護される。
スピーカ11の入力最大ワット数が1.0W程度の耐圧のときには、“10”の2ビットデータをレジスタ8にセットしてスイッチ回路6cをOFFに設定し、スイッチ回路7dをONに設定すれば、出力信号の電圧は、最大で2.1V程度の電圧しか発生しないので、このときの出力信号のピーク−ツウ−ピークの振幅は、出力段アンプがシングルエンド出力のときには4.2Vppとなり、BTL駆動ではこれの倍の8.4Vppとなる。そこで、BTL駆動の出力信号の振幅は、4.2Vになり、その実効値は、3.0V(r.m.s.)になる。
その結果、スピーカに対する出力電力Po(実効電力)を算出すると、Po=3×3/8=1.1であり、BTL駆動の場合の出力電力Poは、1.1Wになる
これにより、接続されたスピーカ11は、BTL駆動により最大で1.1W程度となり、同様に保護される。なお、スピーカ11の入力最大ワット数が1.0Wのときには、スピーカ11には0.1程度の差の余裕はあるので最大入力電力1.0Wのスピーカが使用可能である。
ところで、スピーカのインピーダンスが4Ωのときには、出力電力は、2倍となる。
ダイオードリミット回路6,7にさらに並列にダイオードリミット回路を設けて直列に接続する双方向ダイオードの数を増加すれば、さらに、1W以上においても各種の耐圧の電圧を発生することができることはもちろんである。
図2は、この発明の他の実施例のオーディオ出力IC100であって、外部に3電圧のセレクトスイッチ14を設けて、このセレクトスイッチ14で選択された電圧を入力端子10bを介してレベル判定回路9に入力する。レベル判定回路9は、セレクトスイッチ14により選択された電圧に応じてスイッチ回路6c,7dをON/OFFする信号を発生する。
図2のダイオードリミット回路は、ダイオードリミット回路6が削除され、ダイオードリミット回路7のみとなっている。そして、ダイオードリミット回路7は、ダイオード回路7bとダイオード回路7cの接続点がスイッチ回路6cを介して出力段アンプ(OP)2の(−)入力端子に接続されている。
セレクトスイッチ14は、接点Aを選択したときには、電源ライン+VDDが選択されて、電圧+VDDの出力信号を出力し、接点Bを選択したときには、+VDD/2の電圧が選択されて、電圧+VDD/2の出力信号を出力し、接点Cを選択したときには、グランドGNDの電位が選択されて、グランドGND電位の出力信号を出力する。
なお、10cは、電源電圧+VDDの電源ライン+VDDの入力端子である。
レベル判定回路9は、スイッチ回路6c,7dにそれぞれ対応して設けられた2個のコンパレータを有していて、セレクトスイッチ14の出力信号が電圧+VDDであるときには、前記の2ビットデータの“01”に対応してスイッチ回路6cがON,スイッチ回路7dがOFFとなる。これにより、最大で0.5Wに対応する耐圧のスピーカを駆動するオーディオ増幅回路が選択されて、IC10は、最大入力電力0.5Wに対応する出力のオーディオ出力アンプになる。
また、セレクトスイッチ14の出力信号が電圧+VDD/2であるときには、前記の2ビットデータの“10”に対応してスイッチ回路6cがOFF,スイッチ回路7dがONとなる。これにより、最大で1.0Wに対応する耐圧のスピーカを駆動するオーディオ増幅回路が選択されて、IC10は、最大入力電力1.0Wに対応する出力のオーディオ出力アンプになる。
そして、セレクトスイッチ14の出力信号がグランドGNDの電位であるときには、前記の2ビットデータの“00”に対応してスイッチ回路6cとスイッチ回路7dとがともにOFFとなる。これにより、最大で2.2W程度(約2.0W)に対応する耐圧のスピーカを駆動するオーディオ増幅回路が選択されて、IC10は、最大入力電力約2.0Wに対応する出力のオーディオ出力アンプになる。
以上説明してきたが、実施例では、ダイオードのリミット回路を用いているが、このダイオードは、ツェナーダイオードであってもよいことはもちろんである。ツェナーダイオードを使用する場合には2つのダイオードを直列に設けることができ、これにより双方向にこれらをONさせることができる。
また、ここでのダイオードは、トランジスタをダイオード接続して得られるダイオードであってもよい。
さらに、実施例では、ダイオードリミット回路として2Vfと3Vfの2種類の回路を設けているが、これは、1種類であっても、また、さらに多く設けてもよい。
実施例では、ダイオードリミット回路のスイッチ回路が出力段OPアンプの入力側に接続された例を示しているが、スイッチ回路は、出力段OPアンプの出力側に接続されていてもよい。
また、実施例の出力段アンプ2は、反転アンプとしているが、これは、非反転アンプであってもよい。出力段アンプ2が反転動作のアンプであっても、そうでなくても、出力段アンプ3が反転動作のアンプであれば、出力段アンプ2の出力信号と出力段アンプ3の出力信号とは相互に反転動作の出力関係になるので、BTL駆動が可能になる。もちろん、この発明は、BTL駆動のオーディオ増幅回路に限定されるものではない。
図1は、この発明のオーディオ増幅回路の一実施例のブロック図である。 図2は、この発明の他の実施例のブロック図である。
符号の説明
1…オーディオ増幅回路、
2,3…出力段アンプ、4,5…出力端子、
6,7…ダイオードリミット回路、
8…レジスタ、10,100…オーディオ出力IC、
11…スピーカ、12…プリアンプ、
13…コントローラ、14…セレクトスイッチ、
Ra,Rb,Rf,Rs…抵抗。

Claims (15)

  1. 双方向に設けられた第1のダイオードと第1のスイッチ回路との直列回路からなる第1のダイオードリミット回路と、出力から入力に帰還される帰還抵抗を有し前記第1のリミット回路が前記帰還抵抗に並列に設けられた出力段演算増幅器とを備え、前記第1のダイオードリミット回路によるリミット電圧が前記出力段演算増幅器の出力端子に接続される耐圧の低いスピーカに対応していて、前記出力段演算増幅器にこのスピーカが接続されている状態ときには前記第1スイッチ回路がONにされるオーディオ増幅回路。
  2. 前記第1のダイオードは、相互に逆方向に並列に接続された2個のダイオードあるいは直列に設けられた2個のツェナーダイオードのいずれかである請求項1記載のオーディオ増幅回路。
  3. さらに、第2のダイオードと第2のスイッチ回路との直列回路からなる第2のダイオードリミット回路を有し、この第2のダイオードリミット回路が前記帰還抵抗に並列に設けられ、前記第2のダイオードリミット回路によるリミット電圧が前記リミット電圧より高いものでありかつ前記耐圧の低いスピーカより高い耐圧のスピーカに対応していて、前記出力段演算増幅器にこのスピーカが接続されている状態ときには前記第1スイッチ回路がOFFにされ前記第2スイッチ回路がONにされる請求項2記載のオーディオ増幅回路。
  4. 第1および第2のダイオードリミット回路の少なくとも一方は、相互に逆方向に並列に接続された2個のダイオードを複数個直列に有する請求項3記載のオーディオ増幅回路。
  5. 第1のダイオードリミット回路は、相互に逆方向に並列に接続された2個のダイオードを複数個直列に有し、複数個接続された前記2個のダイオードの途中の接続点と前記演算増幅器の前記入力および前記出力のいずれかとの間に前記第1のスイッチ回路が設けられ、前記複数個接続された前記2個のダイオードの直列回路の端部と前記演算増幅器の前記入力および前記出力のいずれかとの間に第2のスイッチ回路が設けられ、前記出力段演算増幅器に前記耐圧の低いスピーカが接続されている状態ときには前記第1スイッチ回路がONにされ前記第2スイッチ回路がOFFにされ、前記出力段演算増幅器に前記耐圧の低いスピーカより耐圧が高いスピーカが接続されている状態ときには前記第1スイッチ回路がOFFにされ前記第2スイッチ回路がONにされる請求項1記載の記載のオーディオ増幅回路。
  6. 前記第1のスイッチ回路と前記第2のスイッチ回路は、このオーディオ増幅回路の外部からの入力信号に応じてON/OFFが選択され、前記第1および第2のダイオードリミット回路と前記出力段演算増幅器とが1つのICとして集積化された請求項3記載のオーディオ増幅回路。
  7. さらに、前記外部からの入力信号は、前記第1および第2のスイッチ回路のON/OFFを設定するビット信号である請求項3記載のオーディオ増幅回路。
  8. さらに、前記外部からの入力信号のレベルを判定するレベル判定回路を有し、このレベル判定回路の出力に応じて前記第1および第2のスイッチ回路のON/OFFが選択される請求項3記載のオーディオ増幅回路。
  9. 前記出力段演算増幅器は、第1の出力段アンプと第2の出力段アンプとからなり、前記第2のアンプは反転動作のアンプであり、前記第1のダイオードリミット回路が前記第1の出力段アンプに設けられ、前記第1の出力段アンプの出力が抵抗を介して前記第2の出力段アンプに入力され、前記第1の出力段アンプと前記第2の出力段アンプとにより前記スピーカがBTL駆動される請求項1記載のオーディオ増幅回路。
  10. 前記出力段演算増幅器は、第1の出力段アンプと第2の出力段アンプとからなり、前記第2のアンプは反転動作のアンプであり、前記第1および第2のダイオードリミット回路が前記第1の出力段アンプに設けられ、前記第1の出力段アンプの出力が抵抗を介して前記第2の出力段アンプに入力され、前記第1の出力段アンプと前記第2の出力段アンプとにより前記スピーカがBTL駆動される請求項3記載のオーディオ増幅回路。
  11. 前記耐圧は、最大入力電力である請求項1記載のオーディオ増幅回路。
  12. 双方向に設けられた第1のダイオードと第1のスイッチ回路との直列回路からなる第1のダイオードリミット回路と、出力から入力に帰還される帰還抵抗を有し前記第1のリミット回路が前記帰還抵抗に並列に設けられた出力段演算増幅器とを備え、第1のダイオードリミット回路によるリミット電圧が前記出力段演算増幅器の出力端子に接続される耐圧の低いスピーカに対応していて、前記出力段演算増幅器にこのスピーカが接続されている状態のときには前記第1スイッチ回路がONにされるオーディオ増幅回路が集積化されたオーディオIC。
  13. さらに、相互に逆方向に並列に設けられた2個のダイオードからなる第2のダイオードと第2のスイッチ回路との直列回路からなる第2のダイオードリミット回路を有し、前記第1および第2のダイオードは、相互に逆方向に並列に設けられた2個のダイオードからなり、前記第2のダイオードリミット回路は、前記帰還抵抗に並列に設けられ、前記第2のダイオードリミット回路によるリミット電圧が前記リミット電圧より高いものでありかつ前記耐圧の低いスピーカより高い耐圧のスピーカに対応していて、前記出力段演算増幅器にこのスピーカが接続されている状態ときには前記第1スイッチ回路がOFFにされ前記第2スイッチ回路がONにされる請求項12記載のオーディオIC。
  14. 前記第1のスイッチ回路と前記第2のスイッチ回路は、このオーディオ増幅回路の外部からの入力信号に応じてON/OFFが選択される請求項13記載のオーディオIC。
  15. 前記耐圧は、最大入力電力である請求項12記載のオーディオIC。
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