JP3842056B2 - 三相一括形変流器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、三相一括形のガス絶縁開閉器やガス絶縁母線等に設けられ、三相の導体に流れる電流を検出する変流器に係り、特に3つの空芯コイルが圧力容器内に一括して収容されている三相一括形変流器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、二次系情報伝達信号としてアナログ信号を用いる変流器が広く用いられている。このような変流器では、鉄心コイルを用いて主回路電流値が検出され、検出された電流値はアナログ信号により二次系へ出力される。また、鉄心コイルには断面積の大きい鉄心が使用されている。これは、電磁リレー等を動作させるために、ある程度の電力を確保する必要があり、かつ磁気飽和による検出精度の低下を防ぐためである。
【0003】
しかし、近年、二次系情報伝達信号のデジタル化が進められている。デジタル信号を出力する変流器では、確保する電力が微小でよいため、断面積が小さく磁気飽和の無いロゴスキーコイル等の空芯コイルが使用される。
【0004】
ここで、鉄心コイルに使用される鉄心は強磁性体であり、自相を流れる電流によって発生する磁束は鉄心内に取り込まれてしまう。このため、三相一括形変流器に鉄心コイルを用いた場合、他相のコイルに及ぼす磁気的影響は微少である。しかし、ロゴスキーコイル等の空芯コイルでは、高分子部材等の非磁性体が用いられているため、自相の電流による磁束が他相にまで到達し、他相のコイルに与える磁気的影響が大きい。従って、空芯コイルを用いた三相一括形変流器では、相間に磁気シールドを設ける必要がある。
【0005】
図8は例えば特開平10−185961号公報に示された従来の三相一括形変流器の断面図である。図において、絶縁・消弧性ガスであるSF6ガスが充填された円筒状の圧力容器1内には、三相の導体2a〜2cが収容されている。三相の導体2a〜2cは、空芯コイルである第1ないし第3のロゴスキーコイル3a〜3cにより囲繞されている。第1ないし第3のロゴスキーコイル3a〜3cは、導体2a〜2cに流れる電流値に比例した電流信号が得られる電流センサである。三相の導体2a〜2c間には、他の相の磁界の影響を緩和するための複数の磁気シールド4が配置されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように構成された従来の三相一括形変流器においては、第1ないし第3のロゴスキーコイル3a〜3cがそれぞれ別々に圧力容器1内に固定されているため、第1ないし第3のロゴスキーコイル3a〜3cの支持構造が複雑になってしまう。
【0007】
この発明は、上記のような問題点を解決することを課題としてなされたものであり、圧力容器内への空芯コイルの支持構造を簡単にすることができる三相一括形変流器を得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明に係る三相一括形変流器は、絶縁ガスが充填された圧力容器内に収容され、圧力容器内に配置された三相の導体に流れる電流を検出するものであって、三相の導体が挿通される第1ないし第3の導体貫通孔と、第1ないし第3の導体貫通孔の周囲にそれぞれ形成されている円環状の第1ないし第3のコイル挿入溝とを有し、圧力容器内に固定されている金属アダプタ、及び第1ないし第3のコイル挿入溝内にそれぞれ配置されている第1ないし第3の空芯コイルを備え、金属アダプタは、接地電位にされ磁気シールドを兼ねるものである。
【0009】
請求項2の発明に係る三相一括形変流器は、1枚の平板状の金属アダプタに第1ないし第3の導体貫通孔と第1ないし第3のコイル挿入溝とが設けられているものである。
【0010】
請求項3の発明に係る三相一括形変流器は、三相の導体と直交する面と平行なコイル挿入面を有する金属アダプタが用いられ、コイル挿入面には、第1ないし第3のコイル挿入溝が形成され、三相の導体間を仕切るように圧力容器の中心から放射状に延びる相間磁気シールドが固定されているものである。
【0011】
請求項4の発明に係る三相一括形変流器は、三相の導体と相間磁気シールドとを囲繞する円筒状の外周磁気シールドがコイル挿入面に固定されているものである。
【0012】
請求項5の発明に係る三相一括形変流器は、相間磁気シールドの金属アダプタとは反対側の端部に、三相の導体が挿通される3つの孔を有する平板状の端部磁気シールドが固定されているものである。
【0013】
請求項6の発明に係る三相一括形変流器は、第1の導体貫通孔と第1のコイル挿入溝とが設けられている第1の金属板と、第2の導体貫通孔と第2のコイル挿入溝とが設けられている第2の金属板と、第3の導体貫通孔と第3のコイル挿入溝とが設けられている第3の金属板とを有する金属アダプタが用いられ、第1ないし第3の金属板は、互いに固定されているものである。
【0014】
請求項7の発明に係る三相一括形変流器は、導体の長手方向への第1ないし第3の金属板の位置が互いにずらされており、第1ないし第3の金属板は、導体の長手方向における端面で部分的に互いに接合されているものである。
【0015】
請求項8の発明に係る三相一括形変流器は、絶縁ガスが充填された圧力容器内に収容され、圧力容器内に配置された三相の導体に流れる電流を検出するものであって、三相の導体が挿通される第1ないし第3の導体貫通孔と、第1ないし第3の導体貫通孔の周囲にそれぞれ形成されている円環状の第1ないし第3のスペーサ溝とを有し、かつ圧力容器内に固定され、圧力容器に対して三相の導体を電気的に絶縁しつつ支持する平板状の絶縁スペーサ、及び第1ないし第3のスペーサ溝内にそれぞれ配置されている第1ないし第3の空芯コイルを備えたものである。
【0016】
請求項9の発明に係る三相一括形変流器は、それぞれ円環状のコイル挿入溝が形成されているリング状の第1ないし第3の金属アダプタが第1ないし第3のスペーサ溝内に配置されており、第1ないし第3の空芯コイルは、第1ないし第3の金属アダプタのコイル挿入溝内にそれぞれ配置されており、第1ないし第3の金属アダプタは、そけぞれ接地電位にされて磁気シールドを兼ねているものである。
【0017】
請求項10の発明に係る三相一括形変流器は、空芯コイルとしてロゴスキーコイルを用いたものである。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図について説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1による三相一括形変流器の断面図、図2は図1のII−II線に沿う断面図である。なお、図1は図2のI−I線に沿う断面図である。
【0019】
図において、絶縁・消弧性ガスであるSF6ガスが充填された円筒状の圧力容器1内には、三相の導体2a〜2cが収容されている。また、圧力容器1内には、平板状(円板状)の金属アダプタ11が固定されている。金属アダプタ11は、三相の導体2a〜2cが挿通される第1ないし第3の導体貫通孔12a〜12cを有している。
【0020】
また、金属アダプタ11は、三相の導体2a〜2cと直交する面と平行なコイル挿入面11aを有している。コイル挿入面11aの第1ないし第3の導体貫通孔12a〜12cの周囲には、円環状の第1ないし第3のコイル挿入溝13a〜13cが形成されている。
【0021】
第1ないし第3のコイル挿入溝13a〜13c内には、第1ないし第3の空芯コイルである円環状の第1ないし第3のロゴスキーコイル3a〜3cがそれぞれ配置されている。三相の導体2a〜2cは、第1ないし第3のロゴスキーコイル3a〜3cにより囲繞されている。
【0022】
第1ないし第3のロゴスキーコイル3a〜3cは、第1ないし第3のコイル挿入溝13a〜13cの内壁面に対して間隔をおいて第1ないし第3のコイル挿入溝13a〜13c内に配置されている。金属アダプタ11は、接地電位にされており、磁気シールドを兼ねている。
【0023】
金属アダプタ11のコイル挿入面11aには、三相の導体2a〜2c間を仕切るように圧力容器1の中心から放射状に延びる相間磁気シールド14が固定されている。また、コイル挿入面11aには、三相の導体2a〜2cと相間磁気シールド14とを囲繞する円筒状の外周磁気シールド15が固定されている。
【0024】
相間磁気シールド14の金属アダプタ11とは反対側の端部には、三相の導体2a〜2cが挿通される3つの孔16aを有する平板状(円板状)の端部磁気シールド16が固定されている。
【0025】
このような三相一括形変流器では、共通の金属アダプタ11に設けられた第1ないし第3のコイル挿入溝13a〜13c内に、第1ないし第3のロゴスキーコイル3a〜3cが配置されているため、金属アダプタ11を圧力容器1に固定するだけで第1ないし第3のロゴスキーコイル3a〜3cを圧力容器1内に固定することができる。従って、圧力容器1内への第1ないし第3のロゴスキーコイル3a〜3cの支持構造を簡単にすることができ、変流器の小形化を図ることができる。
【0026】
また、金属アダプタ11は磁気シールドを兼ねているため、導体2a〜2cの長手方向への変流器の寸法を削減することができ、開閉装置全体の小形化を図ることができる。さらに、1枚の平板状の金属アダプタ11に第1ないし第3の導体貫通孔12a〜12cと第1ないし第3のコイル挿入溝13a〜13cとが設けられているので、構造を簡単にすることができる。
【0027】
さらに、金属アダプタ11のコイル挿入面11aに相間磁気シールド14が固定されているため、相間磁気シールド14の支持構造を簡単にすることができ、変流器の小形化を図ることができる。
【0028】
さらにまた、三相の導体2a〜2cと相間磁気シールド14とが円筒状の外周磁気シールド15により囲繞されているので、相間磁気シールド14と圧力容器1との間からの他相の電磁波の進入を抑制することができ、検出精度を向上させることができる。また、外周磁気シールド15がコイル挿入面11aに固定されているので、外周磁気シールド15の支持構造を簡単にすることができる。
【0029】
また、端部磁気シールド16を用いたので、相間磁気シールド14の端部からの他相の電磁波の進入を抑制することができ、検出精度を向上させることができる。
【0030】
なお、金属アダプタ11及び磁気シールド14,15,16の材料としては、交流成分による磁界の影響を緩和するために導伝率の高い材料(例えば銅又はアルミニウム等)が用いられるか、直流成分による磁界の影響を緩和するために透磁率の高い材料(例えば鉄等)が用いられるか、若しくはこれらの材料が組み合わせて用いられる。これにより、他相からの電磁波の影響を効率よく除去することができる。
【0031】
実施の形態2.
次に、図3はこの発明の実施の形態2による三相一括形変流器を示す正面図、図4は図3の三相一括形変流器を一部断面で示す側面図である。図において、図1に示した圧力容器1内には、金属アダプタ20が固定されている。金属アダプタ20は、第1ないし第3の金属板21〜23を有している。
【0032】
導体2a〜2cの長手方向への第1ないし第3の金属板21〜23の位置は互いにずらされており、第1ないし第3の金属板21〜23は、導体2a〜2cの長手方向における端面で部分的に互いに接合され一体化されている。
【0033】
第1の金属板21には、第1の導体貫通孔21aと円環状の第1のコイル挿入溝21bとが設けられている。第2の金属板22には、第2の導体貫通孔22aと円環状の第2のコイル挿入溝22bとが設けられている。第3の金属板23には、第3の導体貫通孔23aと円環状の第3のコイル挿入溝23bとが設けられている。
【0034】
第1ないし第3のコイル挿入溝21b,22b,23b内には、第1ないし第3のロゴスキーコイル3a〜3cがそれぞれ配置されている。三相の導体2a〜2cは、第1ないし第3のロゴスキーコイル3a〜3cにより囲繞されている。
【0035】
第1ないし第3のロゴスキーコイル3a〜3cは、第1ないし第3のコイル挿入溝21b,22b,23bの内壁面に対して間隔をおいて第1ないし第3のコイル挿入溝21b,22b,23b内に配置されている。金属アダプタ20は、接地電位にされており、磁気シールドを兼ねている。
【0036】
このような三相一括形変流器では、一体化された金属アダプタ20に設けられた第1ないし第3のコイル挿入溝21b,22b,23b内に、第1ないし第3のロゴスキーコイル3a〜3cが配置されているため、金属アダプタ20を圧力容器1に固定するだけで第1ないし第3のロゴスキーコイル3a〜3cを圧力容器1内に固定することができる。従って、圧力容器1内への第1ないし第3のロゴスキーコイル3a〜3cの支持構造を簡単にすることができ、変流器の小形化を図ることができる。
【0037】
また、金属アダプタ20は磁気シールドを兼ねているため、導体2a〜2cの長手方向への変流器の寸法を削減することができ、開閉装置全体の小形化を図ることができる。さらに、導体2a〜2cの長手方向への第1ないし第3の金属板21〜23の位置が互いにずらされており、第1ないし第3の金属板21〜23は、導体2a〜2cの長手方向における端面で互いに固定され、導体2a〜2c長手方向に折り重なるように一体化されているので、相間の絶縁距離を確保しつつ相間距離を縮小することができ、変流器の小形化を図ることができる。
【0038】
なお、金属アダプタ20の材料としては、交流成分による磁界の影響を緩和するために導伝率の高い材料(例えば銅又はアルミニウム等)が用いられるか、直流成分による磁界の影響を緩和するために透磁率の高い材料(例えば鉄等)が用いられるか、若しくはこれらの材料が組み合わせて用いられる。これにより、他相からの電磁波の影響を効率よく除去することができる。
【0039】
実施の形態3.
次に、図5はこの発明の実施の形態3による三相一括形変流器を示す正面図である。図において、図1に示した圧力容器1内には、絶縁材からなる三相一括形の平板状(円板状)の絶縁スペーサ31が固定されている。三相の導体2a〜2cは、絶縁スペーサ31により圧力容器1に対して電気的に絶縁されつつ支持されている。
【0040】
絶縁スペーサ31は、三相の導体2a〜2cが挿通される第1ないし第3の導体貫通孔32a〜32cと、第1ないし第3の導体貫通孔32a〜32cの周囲にそれぞれ形成されている円環状の第1ないし第3のスペーサ溝33a〜33cとを有している。第1ないし第3のロゴスキーコイル3a〜3cは、第1ないし第3のスペーサ溝33a〜33cの内壁面に対して間隔をおいて第1ないし第3のスペーサ溝33a〜33c内に配置されている。
【0041】
このような三相一括形変流器では、絶縁スペーサ31を利用して第1ないし第3のロゴスキーコイル3a〜3cを圧力容器1内に固定したので、圧力容器1内への第1ないし第3のロゴスキーコイル3a〜3cの支持構造を簡単にすることができ、変流器の小形化を図ることができる。また、材料費の低減及び機器の省スペース化を図ることができる。
【0042】
実施の形態4.
次に、図6はこの発明の実施の形態4による三相一括形変流器を示す正面図、図7は図6のVII−VII線に沿う断面図である。図において、第1ないし第3のスペーサ溝33a〜33c内には、それぞれ円環状のコイル挿入溝34a〜34cが形成されているリング状の第1ないし第3の金属アダプタ35a〜35cが配置されてている。
【0043】
第1ないし第3のロゴスキーコイル3a〜3cは、コイル挿入溝34a〜34cの内壁面に対して間隔をおいてコイル挿入溝34a〜34c内に配置されている。第1ないし第3の金属アダプタ35a〜35cは、接地電位にされており、磁気シールドを兼ねている。
【0044】
このような三相一括形変流器では、絶縁スペーサ31を利用して第1ないし第3のロゴスキーコイル3a〜3cを圧力容器1内に固定したので、圧力容器1内への第1ないし第3のロゴスキーコイル3a〜3cの支持構造を簡単にすることができ、変流器の小形化を図ることができる。
【0045】
また、磁気シールドを兼ねる金属アダプタ35a〜35cを介して、第1ないし第3のロゴスキーコイル3a〜3cが絶縁スペーサ31に取り付けられているので、電磁波の進入を抑制することができ、検出精度を向上させることができる。
【0046】
なお、実施の形態4に示した変流器に、実施の形態1に示した相間磁気シールド14、外周磁気シールド15及び端部磁気シールド16を組み合わせてもよく、検出精度をさらに向上させることができる。
【0047】
また、第1ないし第3の金属アダプタ35a〜35cの材料としては、交流成分による磁界の影響を緩和するために導伝率の高い材料(例えば銅又はアルミニウム等)が用いられるか、直流成分による磁界の影響を緩和するために透磁率の高い材料(例えば鉄等)が用いられるか、若しくはこれらの材料が組み合わせて用いられる。これにより、他相からの電磁波の影響を効率よく除去することができる。
【0048】
さらに、上記実施の形態1〜4では、長手方向に垂直な断面において、三相の導体2a〜2cが正三角形の頂点に配置されているが、これに限定されるものではなく、例えば二等辺三角形の頂点に配置してもよく、また一直線上に配置してもよい。
さらに、上記実施の形態1〜4では、ガス絶縁開閉装置に適用される変流器について示したが、三相一括形のガス絶縁母線に適用することもできる。
【0049】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1の発明の三相一括形変流器は、金属アダプタに設けられた第1ないし第3のコイル挿入溝内に、第1ないし第3の空芯コイルが配置されているため、圧力容器内への第1ないし第3の空芯コイルの支持構造を簡単にすることができ、変流器の小形化を図ることができる。また、金属アダプタは磁気シールドを兼ねているため、導体の長手方向への変流器の寸法を削減することができ、開閉装置全体の小形化を図ることができる。
【0050】
請求項2の発明の三相一括形変流器は、1枚の平板状の金属アダプタに第1ないし第3の導体貫通孔と第1ないし第3のコイル挿入溝とが設けられているので、構造を簡単にすることができる。
【0051】
請求項3の発明の三相一括形変流器は、金属アダプタのコイル挿入面に相間磁気シールドが固定されているため、相間磁気シールドの支持構造を簡単にすることができ、変流器の小形化を図ることができる。
【0052】
請求項4の発明の三相一括形変流器は、三相の導体と相間磁気シールドとが円筒状の外周磁気シールドにより囲繞されているので、相間磁気シールドと圧力容器との間からの他相の電磁波の進入を抑制することができ、検出精度を向上させることができる。また、外周磁気シールドがコイル挿入面に固定されているので、外周磁気シールドの支持構造を簡単にすることができる。
【0053】
請求項5の発明の三相一括形変流器は、相間磁気シールドの金属アダプタとは反対側の端部に、端部磁気シールドが固定されているので、相間磁気シールドの端部からの他相の電磁波の進入を抑制することができ、検出精度を向上させることができる。
【0054】
請求項6の発明の三相一括形変流器は、一体化された金属アダプタに設けられた第1ないし第3のコイル挿入溝内に、第1ないし第3の空芯コイルが配置されているため、金属アダプタを圧力容器に固定するだけで第1ないし第3の空芯コイルを圧力容器内に固定することができる。従って、圧力容器内への第1ないし第3の空芯コイルの支持構造を簡単にすることができ、変流器の小形化を図ることができる。また、金属アダプタは磁気シールドを兼ねているため、導体の長手方向への変流器の寸法を削減することができ、開閉装置全体の小形化を図ることができる。
【0055】
請求項7の発明の三相一括形変流器は、導体の長手方向への第1ないし第3の金属板の位置が互いにずらされており、第1ないし第3の金属板は、導体の長手方向における端面で部分的に互いに接合されているので、相間の絶縁距離を確保しつつ相間距離を縮小することができ、変流器の小形化を図ることができる。
【0056】
請求項8の発明の三相一括形変流器は、絶縁スペーサを利用して第1ないし第3の空芯コイルを圧力容器内に固定したので、圧力容器内への第1ないし第3の空芯コイルの支持構造を簡単にすることができ、変流器の小形化を図ることができる。また、材料費の低減及び機器の省スペース化を図ることができる。
【0057】
請求項9の発明の三相一括形変流器は、磁気シールドを兼ねる金属アダプタを介して、第1ないし第3の空芯コイルが絶縁スペーサに取り付けられているので、電磁波の進入を抑制することができ、検出精度を向上させることができる。
【0058】
請求項10の発明の三相一括形変流器は、空芯コイルとしてロゴスキーコイルを用いたので、簡単な構造で検出精度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による三相一括形変流器の断面図である。
【図2】 図1のII−II線に沿う断面図である。
【図3】 この発明の実施の形態2による三相一括形変流器を示す正面図である。
【図4】 図3の三相一括形変流器を一部断面で示す側面図である。
【図5】 この発明の実施の形態3による三相一括形変流器を示す正面図である。
【図6】 この発明の実施の形態4による三相一括形変流器を示す正面図である。
【図7】 図6のVII−VII線に沿う断面図である。
【図8】 従来の三相一括形変流器の一例の断面図である。
【符号の説明】
1 圧力容器、2a〜2c 導体、3a 第1のロゴスキーコイル(第1の空芯コイル)、3b 第2のロゴスキーコイル(第2の空芯コイル)、3c 第3のロゴスキーコイル(第3の空芯コイル)、11,20 金属アダプタ、11aコイル挿入面、12a,21a,32a 第1の導体貫通孔、12b,22a,32b 第2の導体貫通孔、12c,23a,32c 第3の導体貫通孔、13a,21b 第1のコイル挿入溝、13b,22b 第2のコイル挿入溝、13c,23b 第3のコイル挿入溝、14 相間磁気シールド、15 外周磁気シールド、16 端部磁気シールド、21 第1の金属板、22 第2の金属板、23 第3の金属板、31 絶縁スペーサ、33a 第1のスペーサ溝、33b 第2のスペーサ溝、33c 第3のスペーサ溝、34a〜34c コイル挿入溝、35a 第1の金属アダプタ、35b 第2の金属アダプタ、35c 第3の金属アダプタ。
Claims (10)
- 絶縁ガスが充填された圧力容器内に収容され、上記圧力容器内に配置された三相の導体に流れる電流を検出する三相一括形変流器であって、
上記三相の導体が挿通される第1ないし第3の導体貫通孔と、上記第1ないし第3の導体貫通孔の周囲にそれぞれ形成されている円環状の第1ないし第3のコイル挿入溝とを有し、上記圧力容器内に固定されている金属アダプタ、及び
上記第1ないし第3のコイル挿入溝内にそれぞれ配置されている第1ないし第3の空芯コイル
を備え、上記金属アダプタは、接地電位にされ磁気シールドを兼ねることを特徴とする三相一括形変流器。 - 1枚の平板状の金属アダプタに第1ないし第3の導体貫通孔と第1ないし第3のコイル挿入溝とが設けられていることを特徴とする請求項1記載の三相一括形変流器。
- 金属アダプタは、三相の導体と直交する面と平行なコイル挿入面を有しており、上記コイル挿入面には、第1ないし第3のコイル挿入溝が形成されているとともに、上記三相の導体間を仕切るように圧力容器の中心から放射状に延びる相間磁気シールドが固定されていることを特徴とする請求項2記載の三相一括形変流器。
- コイル挿入面には、三相の導体と相間磁気シールドとを囲繞する円筒状の外周磁気シールドが固定されていることを特徴とする請求項3記載の三相一括形変流器。
- 相間磁気シールドの金属アダプタとは反対側の端部には、三相の導体が挿通される3つの孔を有する平板状の端部磁気シールドが固定されていることを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の三相一括形変流器。
- 金属アダプタは、第1の導体貫通孔と第1のコイル挿入溝とが設けられている第1の金属板と、第2の導体貫通孔と第2のコイル挿入溝とが設けられている第2の金属板と、第3の導体貫通孔と第3のコイル挿入溝とが設けられている第3の金属板とを有しており、上記第1ないし第3の金属板は、互いに固定されていることを特徴とする請求項1記載の三相一括形変流器。
- 導体の長手方向への第1ないし第3の金属板の位置が互いにずらされており、上記第1ないし第3の金属板は、上記導体の長手方向における端面で部分的に互いに接合されていることを特徴とする請求項6記載の三相一括形変流器。
- 絶縁ガスが充填された圧力容器内に収容され、上記圧力容器内に配置された三相の導体に流れる電流を検出する三相一括形変流器であって、
上記三相の導体が挿通される第1ないし第3の導体貫通孔と、上記第1ないし第3の導体貫通孔の周囲にそれぞれ形成されている円環状の第1ないし第3のスペーサ溝とを有し、かつ上記圧力容器内に固定され、上記圧力容器に対して上記三相の導体を電気的に絶縁しつつ支持する平板状の絶縁スペーサ、及び
上記第1ないし第3のスペーサ溝内にそれぞれ配置されている第1ないし第3の空芯コイル
を備えていることを特徴とする三相一括形変流器。 - 第1ないし第3のスペーサ溝内には、それぞれ円環状のコイル挿入溝が形成されているリング状の第1ないし第3の金属アダプタが配置されており、上記第1ないし第3の空芯コイルは、上記第1ないし第3の金属アダプタの上記コイル挿入溝内にそれぞれ配置されており、上記第1ないし第3の金属アダプタは、そけぞれ接地電位にされて磁気シールドを兼ねていることを特徴とする請求項8記載の三相一括形変流器。
- 空芯コイルは、ロゴスキーコイルであることを特徴とする請求項1ないし請求項9のいずれかに記載の三相一括形変流器。
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