JP3841936B2 - 筆記具 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は筆記具に関する。さらに詳細には、多孔質材料よりなるインキ吸蔵体と、該インキ吸蔵体に接続された棒状のインキ導出体とを備えた筆記具における、前記インキ吸蔵体と前記インキ導出体との接続構造に関する。尚、本発明において「前」とはペン先方向を示し、「後」とはペン先方向とは逆の筆記具尾端方向を示す。
【0002】
【従来の技術】
従来、インキ吸蔵体とインキ導出体との接続構造に関するものとして、例えば、実開昭59−99791号公報には、ペン体(本願のインキ導出体に相当)のインキ吸蔵体への挿入組立性を向上させる目的で、「有底筒状で後端の尖ったペン体保持部材を軸筒の先端開口の後方に一体に連設するとともに、このペン体保持部材の側壁を切欠いてこの切欠部より内部に保持されたペン体を露出させ、この露出部分をインキ吸蔵体内に挿入したことを特徴とするマーキングペン」が開示されている。しかし、この構造は、切欠部からのペン体露出部分とインキ吸蔵体との接触が不十分であり、インキ吸蔵体からペン体にインキが十分に供給されないおそれがある。
【0003】
また、実開昭58−96989号公報には、ペン体(本願のインキ導出体に相当)とインキ吸蔵体との連結を確実なものにする目的で、「連続気泡を有するプラスチック体からなるペン体をその先端部を露出させて軸筒先端開口に嵌着するとともに、その後端面を軸筒内に収納されたインキ吸蔵体の前端面に当接させ、かつその当接部に連結具を埋設してペン体がインキ吸蔵体と離反しないようにしたことを特徴とするマーキングペン」が開示されている。しかし、この構造は、ペン体とインキ吸蔵体の間のインキ供給のための接続構造が、ペン体の後端面とインキ吸蔵体の前端面とを当接させるだけの構造であるため、もし、インキ吸蔵体に対してペン体が傾いて取り付けられたり、或いは筆記時にペン体がぐらついたりした場合、ペン体とインキ吸蔵体の接続が不十分となり、インキ吸蔵体からペン体へのインキ供給が不足するおそれがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は前記従来の問題点を解決するものであって、インキ吸蔵体へのインキ導出体の挿入組立性を向上させることは勿論、インキ導出体とインキ吸蔵体の接続を確実なものとし、インキ吸蔵体からインキ導出体への円滑なインキ供給を可能にする筆記具を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
(概要)本発明は、インキを保持する多孔質材料よりなるインキ吸蔵体2と、該インキ吸蔵体2に接続され、ペン先5方向へインキを導出する棒状のインキ導出体3とを備えた筆記具であって、前記インキ導出体3後端に尖頭体4を固着し、前記インキ導出体3を前記尖頭体4からインキ吸蔵体2内部に挿入し、前記尖頭体4の外周面と、該尖頭体4前方の前記インキ導出体3の外周面とを略連続面とし、前記尖頭体4前方の前記インキ導出体3の外周面と、前記インキ吸蔵体2内部とを周状に接触させたこと(請求項1)を要件とする。
【0007】
(インキ吸蔵体)
前記インキ吸蔵体2は、多孔質材料よりなり、例えば、繊維束の熱融着加工体、繊維束の樹脂加工体、フェルトの樹脂加工体、フェルトの熱融着加工体、フェルトのニードルパンチ加工体、合成樹脂製連続気泡体等を挙げることができる。
【0008】
(インキ導出体)
前記インキ導出体3は、軸方向のインキ導出路を備え、その毛細管力により、インキ吸蔵体2からペン先5方向へインキを誘導するものであり、具体的には、繊維束の樹脂加工体、繊維束の熱融着加工体、軸方向のインキ導出路を有する合成樹脂の押出成形体または射出成形体等、例示できる。
【0009】
また、前記インキ導出体3の前端に接続するものは、インキ導出体3とは別体のペン先5(例えばボールペンチップ・図3参照)の他、第2のインキ導出体3であってもよいし、あるいは、ペン先5とインキ導出体3を一部材で構成し、インキ導出体3がペン先5を兼ねる構成(図1及び図2参照)であってもよい。
【0010】
(尖頭体)
前記尖頭体4は、少なくとも外面が尖った形状の尖鋭部41を備える。前記尖鋭部41の外観形状は、円錐状(図5参照)、楔状(図7参照)、斜めカット面状(図9参照)、砲弾状等、適宜である。インキ導出体3をインキ吸蔵体2内に挿入の際、前記尖鋭部41外面に沿ってインキ吸蔵体2が押し広げられ、インキ導出体3をインキ吸蔵体2内に滑らかに挿入させることができる。また、前記尖鋭部41の後端に、インキ導出体3外周面と連続面を形成するために、インキ導出体3と略同外径の同径部42を設けることが好ましい。
【0011】
前記尖頭体4をインキ導出体3後端に固着させる構造としては、例えば、尖頭体4の取付孔43にインキ導出体3の後端を挿着させる構成(図4、図8参照)、あるいは、インキ導出体3の後端の取付孔32に尖頭体4の前端を挿着させる構成(図6)等、適宜である。また、前記取付孔43・32において、尖頭体4とインキ導出体3とは、嵌着、螺着、接着等の手段により固着される。
【0012】
また、インキ導出体3とインキ吸蔵体2との組立接続後において、前記尖頭体4は、インキ吸蔵体2後端より突き抜けて外部に突出される構成(図1参照)、あるいは、インキ吸蔵体2内部に埋没させる構成(図2、図3参照)等適宜である。
【0013】
前記尖頭体4は、合成樹脂または金属の非多孔質材料よりなる構成が好ましい。それにより、前記尖頭体4の尖鋭部41が、滑らかな外面となり、インキ吸蔵体2へ挿入する際の摩擦抵抗を低減させることができる。また、前記尖頭体4の同径部42に、インキ吸蔵体2のインキをインキ導出体3に誘導するスリットや孔を適宜設けてもよい。
【0014】
(ペン先)
前記ペン先5は、例えば、繊維束の樹脂加工体、繊維束の熱融着加工体、フェルト加工体、合成樹脂製連続気泡体、軸方向のインキ導出路を有する合成樹脂の押出成形体または射出成形体、ボールペンチップ、万年筆型板状ペン体、小管状ペン体、毛筆状ペン体等、挙げることができる。
【0015】
【作用】
インキ導出体3後端に固着された尖頭体4は、その尖鋭部41によってスムーズに、摩擦抵抗なく、インキ吸蔵体2内へ差し込まれる。そのため、インキ導出体3の挿入組立が容易になり、挿入組立時にインキ吸蔵体2の前端部を圧縮・損傷させてインキ吸蔵体2の毛細間隙を潰したり、インキ導出体3のインキ吸蔵体2への挿入量が不足となったりする組立不良の発生を抑える。
【0016】
また、前記尖頭体4前方のインキ導出体3の外周面と、前記インキ吸蔵体2内部とを周状に接触させたことによって、インキ吸蔵体2とインキ導出体3との接続を安定したものにし、インキ吸蔵体2からインキ導出体3への円滑なインキ供給が可能になる。
【0017】
前記尖頭体4の外周面と、該尖頭体4前方の前記インキ導出体3の外周面を略連続面としたことによって、インキ導出体3と尖頭体4の間に段差を形成することがなく、より一層、スムーズな挿入組立性が得られると同時に、インキ吸蔵体2からインキ導出体3へのインキ供給がより安定したものになる。
【0018】
何故なら、仮に、前記尖頭体4外周面とインキ導出体3外周面が不連続の場合、前記作用効果は得られない。即ち、もし、尖頭体4の外径がインキ導出体3の外径よりかなり小さいとき、尖頭体4とインキ吸蔵体2の間に段差が形成され、尖頭体4の挿入時、前記段差の抵抗により挿入組立性が損なわれる。一方、もし、尖頭体4の外径がインキ導出体3の外径よりかなり大きいとき、インキ導出体3と尖頭体4の間に形成される段差により、インキ吸蔵体2内部とインキ導出体3外周面との間に隙間が形成され、インキ導出体3とインキ吸蔵体2との円滑なインキ供給を妨げるおそれがあるからである。
【0019】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図面に従って説明する。
【0020】
(第1実施例)
図1に第1実施例の筆記具1を示す。筆記具1は、インキタンク61内に直にインキを貯留する直液式であり、主に、後部にインキタンク61を備えた軸筒6と、該軸筒6の前部に装着されたインキ吸蔵体2と、該インキ吸蔵体2に接続され、ペン先5を兼ねるインキ導出体3とからなる。
【0021】
前記軸筒6は、円筒状の合成樹脂(例えば、ポリプロピレン、ポリエチレン等)の射出成形体であり、その前部に、後方に向かうに従って小径となる縮径テーパ状内面を備えた吸蔵体収容部64が設けられ、前記吸蔵体収容部64の後方には、隔壁62を介して、インキを直に貯液する空間部であるインキタンク61が設けられる。また、前記軸筒6のインキタンク61の後端開口部には、尾栓8が固着されている。
【0022】
前記吸蔵体収容部64内には、合成樹脂製繊維束(例えば、ポリエステル樹脂製繊維束)の熱融着加工体からなるインキ吸蔵体2が前端開口部より圧入される。前記インキ吸蔵体2は、吸蔵体収容部64に圧入する以前は、直円柱状であり、均一な毛細間隙(即ち均一な毛細管力)を備えている。そして、前記吸蔵体収容部64の内面は、後方に行くに従って漸次小径となるテーパ状(円錐状)内面であるため、前記インキ吸蔵体2は、そのテーパ状内面に沿って圧縮され、前部から後部に向かうに従って次第に毛細管力を強くしたインキ保留部が構成される。さらに、前記吸蔵体収容部64のテーパ状内面の後端には、該テーパ状内面より小径のストレート状内面が形成されており、それにより、インキ吸蔵体2の後端部がストレート状に圧縮され、液密部が構成される。
【0023】
前記インキ吸蔵体2の軸心には、合成樹脂製繊維(例えば、ポリエステル繊維、アクリル繊維等)の樹脂加工体からなる棒状のインキ導出体3(外径:4.0mm〜5.5mm(ミリメートル))が挿入され、インキ吸蔵体2の前方から後方へ突き刺し・貫挿させることによって取り付けられる。前記インキ導出体3の前端は、ペン先5として適宜形状に形成され、外部前方へ突出している。また、前記インキ導出体3の中間部外周面は、インキ吸蔵体2の内部繊維と、周状に直に接触している。
【0024】
前記インキ導出体3の後端には、図4及び図5に示すように、尖鋭部41を備えた合成樹脂製の尖頭体4が固着され、それにより、インキ導出体3をインキ吸蔵体2内にスムーズに挿入させることができる。前記尖頭体4の尖鋭部41の後端には、前記インキ導出体3の外径と略同外径の同径部42(外径:5.0mm(ミリメートル))が連設されている。前記同径部42により、インキ導出体3外周面と尖頭体4外周面との間に段差を形成させず、両外周面の間に略連続面を形成している。それによって、インキ吸蔵体2へのインキ導出体3の挿入を、より一層、円滑なものにすると共に、尖頭体4前方のインキ導出体3の外周面とインキ吸蔵体2内部とを確実に接続させる。
【0025】
また、前記軸筒6の隔壁62には、前記インキ導出体3の後端の尖頭体4を保持するための筒状支持部63が、インキタンク61内に突設されている。前記筒状支持部63には、インキタンク61とインキ導出体3を連通させ、且つ、インキタンク61とインキ吸蔵体2(液密部)とを連通させるスリットが設けられている。
【0026】
また、前記軸筒6の前端開口部には、ペン先保持部材7が固着され、ペン先5の外周面を保持している。前記ペン先保持部材7は、内面にリブが軸方向後方に延設され、前記リブにより、インキ吸蔵体2の前端が当接支持され、インキ吸蔵体2の脱落が防止されている。
【0027】
(第2実施例)
図2に第2実施例の筆記具1を示す。筆記具1は、主に、軸筒6と、該軸筒6の内部に収容されたインキ吸蔵体2と、該インキ吸蔵体2前部に接続され、ペン先5を兼ねるインキ導出体3とからなる。
【0028】
前記インキ吸蔵体2は、第1実施例同様、合成樹脂製繊維束(例えば、ポリエステル樹脂製繊維束)の熱融着加工体からなる。
【0029】
前記インキ導出体3は、第1実施例同様、合成樹脂製繊維(例えば、ポリエステル繊維、アクリル繊維等)の棒状の樹脂加工体からなり、後端に尖頭体4が固着されている。前記インキ導出体3の後端部は、前記尖頭体4からインキ吸蔵体2前部に差し込まれ、尖頭体4及びインキ導出体3後部がインキ吸蔵体2内に没入されている。
【0030】
(第3実施例)
【0031】
図3に第3実施例の筆記具1を示す。筆記具1は、主に、軸筒6と、該軸筒6の内部に収容されたインキ吸蔵体2と、該インキ吸蔵体2前部に接続されインキ導出体3と、該インキ導出体3の前端に接続されたボールペンチップよりなるペン先5とからなる。
【0032】
前記インキ吸蔵体2は、第1実施例同様、合成樹脂製繊維束(例えば、ポリエステル樹脂製繊維束)の熱融着加工体からなる。
【0033】
前記インキ導出体3は、第1実施例同様、合成樹脂製繊維(例えば、ポリエステル繊維、アクリル繊維等)の棒状の樹脂加工体からなり、後端に尖頭体4が固着されている。前記インキ導出体3の後端部は、前記尖頭体4からインキ吸蔵体2前部に差し込まれ、尖頭体4及びインキ導出体3後部がインキ吸蔵体2内に没入されている。
【0034】
(尖頭体の第1実施例)
図4及び図5に尖頭体4の第1実施例を示す。これは、インキ導出体3の後端外周面に尖頭体4を被着するタイプである。
【0035】
前記インキ導出体3は、合成樹脂製繊維束の棒状の樹脂加工体からなり、その後端には、小径の挿入部31が形成されている。一方、前記尖頭体4は、合成樹脂(例えば、ポリアセタール樹脂)からなり、円錐状の尖鋭部41と、該尖鋭部41前端に連設され、前記挿入部31前方のインキ導出体3の外径と同外径の円筒状同径部42と、該同径部42の軸心に設けた取付孔43とからなる。前記尖頭体4の取付孔43には、前記インキ導出体3の挿入部31が圧入固着される。前記尖頭体4の前記同径部42の外周面と、該同径部42の前方のインキ導出体3の外周面とは、その間に大きな段差及び隙間が無く、略連続面となっている。
【0036】
また、前記インキ導出体3の挿入部31の後端、及び前記尖頭体4の取付孔43の内側開口端縁には、引っ掛かりのないスムーズな挿入性を得るために、面取り33・45が設けられている。この第1実施例の尖頭体4は、図1〜図3のいずれの筆記具1にも適用可能である。
【0037】
(尖頭体の第2実施例)
図6及び図7に尖頭体4の第2実施例を示す。これは、インキ導出体3後端面に尖頭体4を挿着するタイプである。
【0038】
前記インキ導出体は、合成樹脂製繊維束の棒状の樹脂加工体からなり、その後端面には、取付孔32が形成されている。一方、前記尖頭体4は、合成樹脂(例えば、ポリアセタール樹脂)からなり、楔状(マイナスドライバー状)の尖鋭部41と、該尖鋭部41後端に連設され、インキ導出体3後端の外径と同外径の円柱状同径部42と、該同径部42に連設され、前記インキ導出体3の取付孔32に圧入可能な挿入部44とからなる。第1実施例同様、前記尖頭体4の前記同径部42の外周面と、該同径部42の前方のインキ導出体3の外周面とは、その間に大きな段差及び隙間が無く、略連続面となっている。
【0039】
また、前記尖頭体4の挿入部44の前端には、取付孔32内周面と食いつき嵌合し、脱落防止のための鍔部46が設けられている。前記鍔部46の外周面、及び前記インキ導出体3の取付孔32の内側開口端縁には、引っ掛かりのないスムーズな挿入性を得るために、面取り45・33が設けられている。この第2実施例の尖頭体4は、図1〜図3のいずれの筆記具1にも適用可能である。
【0040】
(尖頭体の第3実施例)
図8及び図9に尖頭体4の第3実施例を示す。これは、第1実施例(図4及び図5)同様、インキ導出体3の外周面に尖頭体4を被着するタイプであるが、第1実施例と異なる点は、尖頭体4の尖鋭部41の外観形状が、一つの傾斜面を備える斜めカット面状である点であり、他の構成は、第1実施例(図4及び図5)と同様である。この第3実施例の尖頭体4は、図1〜図3のいずれの筆記具1にも適用可能である。
【0041】
【発明の効果】
本発明の筆記具は、請求項1の構成によって、インキ吸蔵体へのインキ導出体の挿入組立性を向上させるとともに、インキ導出体とインキ吸蔵体の接続を確実なものとし、インキ吸蔵体からインキ導出体への円滑なインキ供給を可能にする。
【0042】
また、尖頭体4の外周面と、該尖頭体4前方の前記インキ導出体3の外周面とを略連続面とすることによって、インキ導出体のインキ吸蔵体への挿入組立性が、より一層、スムーズになると同時に、インキ吸蔵体からインキ導出体へのインキ供給が、より一層、確実になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す縦断面図である。
【図2】本発明の第2実施例を示す縦断面図である。
【図3】本発明の第3実施例を示す縦断面図である。
【図4】尖頭体の第1実施例を示す拡大縦断面図である。
【図5】図4の尖頭体の斜視図である。
【図6】尖頭体の第2実施例を示す拡大縦断面図である。
【図7】図6の尖頭体の斜視図である。
【図8】尖頭体の第3実施例を示す拡大縦断面図である。
【図9】図8の尖頭体の斜視図である。
【符号の説明】
1 筆記具
2 インキ吸蔵体
3 インキ導出体
31 挿入部
32 取付孔
33 面取り
4 尖頭体
41 尖鋭部
42 同径部
43 取付孔
44 挿入部
45 面取り
46 鍔部
5 ペン先
6 軸筒
61 インキタンク
62 隔壁
63 筒状支持部
64 吸蔵体収容部
7 ペン先保持部材
8 尾栓
Claims (1)
- インキを保持する多孔質材料よりなるインキ吸蔵体(2)と、該インキ吸蔵体(2)に接続され、ペン先方向へインキを導出する棒状のインキ導出体(3)とを備えた筆記具であって、インキ導出体(3)後端に尖頭体(4)を固着し、前記尖頭体(4)の外周面と、前記尖頭体(4)前方のインキ導出体(3)の外周面とを略連続面とし、前記インキ導出体(3)を前記尖頭体(4)からインキ吸蔵体(2)内部に挿入し、前記尖頭体(4)前方の前記インキ導出体(3)外周面と、前記インキ吸蔵体(2)内部とを周状に接触させたことを特徴とする筆記具。
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