JP3840368B2 - 電動パーキングロック装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、原動機の駆動力を車軸に伝達する動力伝達装置のハウジングに外装されたアクチュエータを有する電動パーキングロック装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
トルクコンバータを介して原動機の駆動力を車軸に伝達する車両や、電動モータで駆動される車両は、原動機の内部フリクションを利用して車軸をロックすることができない。そこで原動機の駆動力を車軸に伝達する動力伝達経路の適宜な位置にパーキングギアを設けると共に、パーキングギアに対して係合・離脱可能なパーキングポールを設け、このパーキングポールを、往復直線運動を行うロッドを備えた電動アクチュエータで作動させることで停車時に車軸をロックするようした電動パーキングロック装置が、例えば特開平8−216844号公報などに提案されている。
【0003】
ところで、アクチュエータの必要操作荷重は、坂道駐車時のパーキングロック解除方向であり、かつパーキングギアの歯からパーキングポールの爪が外れるまでの間で最大となる。無論パーキングギアの歯とパーキングポールの爪との係合が外れた後も、機械的な摩擦抵抗やクリック機構などの抵抗が作用するが、これらはパーキングロック解除操作時の抵抗に比較したらごく小さい。
【0004】
従って、上記の如き電動パーキングロック装置においては、坂道駐車時のパーキングロック解除方向への操作荷重の伝達効率が最大となることが好ましい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、このような知見に鑑み案出されたものであり、その主な目的は、パーキングロック解除時の操作荷重の伝達効率を高めることができるように構成された電動パーキングロック装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
このような目的を果たすために、本発明の請求項1においては、原動機(直流モータ42)の駆動力を車軸(等速継手のスリーブ43)に伝達する動力伝達経路に設けられたパーキングギア(30)と、該パーキングギアに対して係合・離脱可能な爪を遊端側に備えて揺動自在なパーキングポール(31)と、直線往復運動を行うロッド(8)を備えたアクチュエータ(1)と、前記パーキングギアへの係合動作を前記パーキングポールに行わせるべく一端を軸支されて回動しつつその遊端で前記パーキングポールの遊端側を押すパーキングレバー(29)と、該パーキングレバーとその一端を連動連結されて回動運動を行うコントロールアーム(24)と、前記ロッドの出力端と前記コントロールアームの遊端とを連結するリンク(25)とを有する電動パーキングロック装置であって、前記パーキングギアの歯と前記パーキングポールの爪とが噛み合ったロック実行位置から前記パーキングギアの歯と前記パーキングポールの爪との噛み合いが外れたロック解除位置までの間の中で、前記コントロールアームの回動中心と前記リンクとの連結点間を結ぶ直線と前記リンクの前記コントロールアームとの連結点と前記ロッドとの連結点間を結ぶ直線とのなす角度が直角になり、且つ前記ロック実行位置での前記コントロールアームと前記リンクとの連結点前記ロッドの軸線の延長線に対して前記コントロールアームの回動中心から遠ざかる方向へオフセットするように、前記コントロールアームと前記リンクとの連結点の位置を設定すると共に、前記コントロールアームの回動可能範囲を、前記コントロールアームの回動中心を通り前記ロッドの軸線の延長線に直交する直線を挟んでロック実行側とロック解除側とで互いに等角度になるようにしたことを特徴とする電動パーキングロック装置を提供することとした。
【0007】
このようにすれば、アクチュエータの必要操作荷重が最大となるパーキングロック解除時に、コントロールアームの旋回円の接線方向へ操作力を作用させてコントロールアームの遊端に加わるトルクを最大にすることができる。また、コントロールアームに回動力を与えるロッドの軸線が規定されているので操作力の作用方向を常に接線方向とすることは不可能だが、少なくともコントロールアームの回動可能範囲は、コントロールアームのリンクとの連結点の旋回軌跡円弧に対する弦の方向とロッドの軸線とを略平行にすることができるので、ロッドの軸力を高効率にコントロールアームに伝達することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下に添付の図面に示された具体的な実施の形態を参照して本発明について詳細に説明する。
【0009】
図1は、本発明が適用される電動パーキングロック装置のためのアクチュエータ1を示している。このアクチュエータ1は、ケーシング2の後壁(以下、図における右側を後方、左側を前方と定義する)に固定されたモータ3と、モータ3の回転力を直線運動に変換するべく、モータ3の出力軸4にねじ結合し且つガイド軸5(出力軸4と同軸的にケーシング2の前壁に固定されている)に摺合したスライダ6と、スライダ6に対して回動不能だが軸方向移動可能にその下端を係合した連結部材7と、連結部材7の上端に一体的に結合され且つスライダ6の摺動軸と平行な軸上を移動可能にケーシング2に支持されたロッド8と、連結部材7の上端に当接してパーキングロック解除方向への軸力をロッド8に加えるべくケーシング2に回動可能に支持されたシフトアーム9とからなっている。
【0010】
連結部材7の下端は、スライダ6に対してカラー10及びナット11で後方への抜け止めがなされている。またスライダ6の前端に形成された外向フランジ12との間に縮設された圧縮コイルばね13により、カラー10に対して弾発的に押し当てられている。
【0011】
スライダ6は、ロッド8と一体をなす連結部材7との係合によって回り止めされているので、モータ3を回転させると、出力軸4の雄ねじ14とスライダ6の雌ねじ15との螺合により、ガイド軸5上を摺動するようになっている。
【0012】
ケーシング2における前後壁の内面には、スライダ6の前端面とナット11の後端面とに当接可能なゴムリング16・17がそれぞれ固着されており、スライダ6の前後両移動限で打音が発生したり、衝撃でねじ部がロックしたりすることのないようにされている。
【0013】
ロッド8は、その両端部をスライドブッシュ18・19をもってケーシング2に支持されている。そしてロッド8の前端側はケーシング2に対してシール部材20を介して液密にシールされ、ロッド8の後端側は、その下壁に通気孔21が開設され且つラビリンス通路体22が設けられたブリーザ室体23を介して大気圧に開放されている。
【0014】
ケーシング2から突出したロッド8の前端は、図2に示したように、後記する動力伝達装置Tにおけるギアボックスの外側面に軸支されたコントロールアーム24の遊端にリンク25を介して連結されている。
【0015】
連結部材7の上端にその遊端を当接させたシフトアーム9の回動軸には、手動操作力伝達アーム26が固着されている。つまりシフトアーム9と手動操作力伝達アーム26とは一体回動する。この手動操作力伝達アーム26の遊端には、車体の適所に設けられた手動ロック解除レバー27に一端が連結されたボーデンケーブル28の他端が連結されている。
【0016】
他方、コントロールアーム24は、ギアボックスの内面にコントロールアーム24と同軸的に支持されたパーキングレバー29(図3参照)と連動連結されている。
【0017】
動力伝達経路の適宜な位置、例えば減速ギア群の内の中間ギア軸(図示せず)には、図3に示すような歯車状をなすパーキングギア30が固着されている。そしてギアボックス内には、パーキングギア30の歯に噛み合う爪をその遊端に備えたパーキングポール31が揺動可能に軸支されている。これらパーキングギア30の歯とパーキングポール31の爪との噛み合いによってパーキングロックが行われるようになっている。なお、上述のコントロールアーム24とパーキングレバー29との間には、公知のロストモーション機構(図示せず)が設けられており、通常はコントロールアーム24とパーキングレバー29とは一体回動するが、パーキングギア30の歯の頂面にパーキングポール31の爪が当接してパーキングギア30の歯とパーキングポール31の爪とが噛み合わない状態となったり、あるいはパーキングポール31が何らかの理由で動かなかったりした場合にも、アクチュエータ1側に無理な力が加わらずに済むようになっている。
【0018】
パーキングレバー29の遊端には、パーキングポール31の遊端の爪の反対側に形成されたカム面32に摺接可能なカムフォロワ33が設けられている。
【0019】
上述のアクチュエータ1は、通常時はモータ3を回転駆動すると、出力軸4の回転により、出力軸4とねじ結合したスライダ6が軸方向について移動する。例えば図1に示すパーキングロック実行状態においてモータ3を一方へ回転させてスライダ6を前進させると、スライダ6に一体結合されたカラー10に圧縮コイルばね13で押し当てられている連結部材7が前進し、連結部材7と共にロッド8が前進する。これにより、ロッド8の前端にリンク25を介して連結されたコントロールアーム24に反時計回りの回動力が加わり、コントロールアーム24は図2に2点鎖線で示す位置へ向かって回動する。
【0020】
コントロールアーム24の回動力は、ロストモーション機構に設けられたねじりばねなどの弾発力を介してパーキングレバー29に伝達される。するとパーキングレバー29の遊端に設けられたカムフォロワ33が旋回移動してパーキングポール31の遊端のカム面32から外れる。ここでパーキングポール31はねじりばね(図示せず)の弾発力で反時計回りに回動付勢されているので、カムフォロワ33による保持力が消失するとパーキングギア30の歯からパーキングポール31の爪が外れ、パーキングロックが解除される(図3−Aの状態)。
【0021】
上記とは逆向きにモータ3を回転させると、スライダ6が後退し、この力が圧縮コイルばね13を介して連結部材7に加わる。ここで圧縮コイルばね13の伸長力がロッド8の摺動抵抗やパーキングポール31の回動抵抗よりも十分に大きいので、スライダ6と共に連結部材7が後退し、これに連れてロッド8が後退し、リンク25を介してコントロールアーム24が時計回りに回動する。するとパーキングレバー29のカムフォロワ33がパーキングポール31のカム面32に当接し、パーキングポール31の爪をパーキングギア30の歯に噛み合わせてパーキングロック実行状態にする(図3−Bの状態)。
【0022】
上記アクチュエータ1は、在来の自動変速機と同様に、D:ドライブ、N:ニュートラル、R:リバース、P:パーキングと少なくとも4つの位置があるセレクタスイッチ(図示せず)の位置に応じて作動する。すなわち、セレクタスイッチをP位置に設定した時にのみ、ロッド8を一杯に引き込んでパーキングロックを実行し、セレクタスイッチをP以外の位置に設定すると、ロッド8を一杯に押し出してパーキングロックを解除するようにアクチュエータ1が作動する。
【0023】
パーキングロック実行状態でモータ3が作動不能になった場合は、手動ロック解除レバー27を引くと、ボーデンケーブル28を介して手動ロック解除レバー27に連結された手動操作力伝達アーム26がシフトアーム9を伴って時計回りに回動する。ここで連結部材7は圧縮コイルばね13を介してスライダ6に結合しているので、スライダ6が動かなくても圧縮コイルばね13が撓む分だけ連結部材7はスライダ6と無関係に動き得る。従って、モータ3が作動不能であっても、手動ロック解除レバー27の操作によってパーキングギア30からパーキングポール31を外すことができる。このとき、手動ロック解除レバー27のホルダに設けられたゲート35にてパーキングロック解除位置の保持が行える。
【0024】
図4及び図5は、本発明が適用された動力伝達装置Tの外観を示している。この動力伝達装置Tは、差動ギア装置及び減速ギア装置を内蔵したギアボックス41からなり、このギアボックス41の一側に原動機としての直流モータ42が固定され、また他側に前述したアクチュエータ1が固定されている。
【0025】
差動ギア装置の左右の出力軸には、左右の前輪車軸にそれぞれ個別に連結されるべく、等速継手のスリーブ43が一体的に結合されている。この等速継手のスリーブ43は、実質的に車軸の一部をなすものであり、このスリーブ43の後方に、コントロールアーム24及びリンク25とアクチュエータ1とが縦列配置されている。ここでロッド8の軸線8Xの位置は、スリーブ43即ち車軸の後方投影面内に設定されている。つまりコントロールアーム24及びリンク25とアクチュエータ1とが、前方から見て、車軸の陰に大略隠れるようにされている。
【0026】
コントロールアーム24及びリンク25の外面は、これらの連結部に塵埃や水飛沫などが侵入することを防止するために、ギアボックス41の側壁外面に例えばボルト止めで固定された上下面、前面、及び側面が閉じられたカバー44で覆われている。
【0027】
コントロールアーム24とリンク25との連結点は、ロッド8の軸線8Xの延長線に対して幾分か上方へオフセットしている(図4のA寸法)。つまりロック実行時とロック解除時とのコントロールアーム24とリンク25との連結点中心を結ぶ直線が、ロッド8の軸線8Xの延長線に対して幾分か上方へオフセットしていることになる。これにより、リンク25の両連結点間を結ぶ直線には、ロッド8のストローク範囲で常に前上がりとなる傾斜が与えられている。
【0028】
ところで、アクチュエータ1の必要操作荷重は、坂道駐車時のパーキングロック解除方向であり、かつパーキングギア30の歯からパーキングポール31の爪が外れるまでの間で最大となる。パーキングギア30の歯とパーキングポール31の爪との係合が外れた後も、機械的な摩擦抵抗やクリック機構などの抵抗が作用するが、これらはパーキングロック解除操作時の抵抗に比較したらごく小さい。
【0029】
一方、コントロールアーム24を回動させる時の最も効率の良い力の方向は、周知の通り、リンク25との連結点の旋回円の接線方向、つまりコントロールアーム24の回動中心とリンク25との連結点間を結ぶ直線に直交する方向である。しかしながらコントロールアーム24に加わる力の方向は、コントロールアーム24に回動力を与えるロッド8の軸線8Xが規定されているので、常に接線方向となるようにすることは不可能である。そこで、パーキングギア30の歯とパーキングポール31の爪とが噛み合っている範囲は、コントロールアーム24の回動中心とリンク25との連結点間を結ぶ直線とリンク25の両端間を結ぶ直線とのなす角度ができる限り直角に近くなるようにするために、上記の如きオフセット設定を採るものとした。なお、コントロールアーム24の回動可能範囲は、垂直線を挟んでパーキングロック実行側とパーキングロック解除側とが互いに等角度にしてあり、しかも作動の確実性を確保する上から、ロック実行位置から全回動角度の1/2〜2/3の角度でパーキングギア30の歯からパーキングポール31の爪が外れるようにしてある。
【0030】
アクチュエータ1のケーシング2の後壁には、前述の通り、ブリーザ孔21が開口したブリーザ通路体23とモータ3とが取り付けられると共に、リード線のコネクタ45が設けられている。これにより、比較的強度の低い部位をアクチュエータ1のケーシング2で保護し得る。
【0031】
コントロールアーム24とパーキングレバー29とは、共通の支持軸46上に設けられているが、この支持軸46は、図6に示したように、ギアボックス41の両側壁内面に形成された軸受部47・48に支持されている。
【0032】
支持軸46には、ロッド8を押し引き駆動することによるコントロールアーム24からのねじり力と、パーキングポール31をロック位置に保持することによるパーキングレバー29からの曲げ力とが加わる。ここでパーキングレバー29の支持部は両端支持梁の形態をとっているので、支持スパンが小さい方が強度上は有利である。ところが、パーキングレバー29の取付部とコントロールアーム24の取付部とは、アクチュエータ1の配置やギアボックス41内でのギアの配列の都合上、互いに軸方向に離間せざるを得ない。軸を3点で支持することは極めて高い精度を要求されるので製造コスト増大の要因となる。
【0033】
そこで本実施の形態においては、軸受部47・48をパーキングレバー29に近接する位置に設け、支持軸46の外向き延出部46aをギヤボックス41の側壁外面に設けられたボス49の孔50に緩く挿通し、軸受部47・48間のスパンを小さくしてパーキングレバー29の支持部が撓み難くなるようにすると共に、専ら軸端に設けたコントロールアーム24からのねじり力が加わる外向き延出部46aの撓み自由度を高めるものとした。
【0034】
【発明の効果】
以上詳述したように、請求項1の発明によれば、アクチュエータの必要操作荷重が最大となるロック解除操作時にコントロールアームの旋回円の接線方向へ操作力を作用させるようにすることができるので、コントロールアームに対する操作力の伝達効率を高める上に大きな効果が得られる。しかも、コントロールアームに回動力を与えるロッドの軸線が 規定されているので操作力の作用方向を常に接線方向とすることは不可能だが、少なくともコントロールアームの回動可能範囲は、コントロールアームのリンクとの連結点の旋回軌跡円弧に対する弦の方向とロッドの軸線とを略平行にすることができるので、ロッドの軸力のコントロールアームへの伝達効率を高める上に効果的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による電動パーキングロック装置のアクチュエータの一部切除して示す側面図
【図2】 手動ロック解除手段の構成図
【図3】 パーキングポールとパーキングギアとの関係を示す作動説明図
【図4】 動力伝達装置の側面図
【図5】 動力伝達装置の上面図
【図6】 図4のVI−VI線に沿う部分的断面図
【符号の説明】
T 動力伝達装置
1 アクチュエータ
8 ロッド
24 コントロールアーム
25 リンク
30 パーキングギア
31 パーキングポール
41 ギアボックス
42 直流モータ
43 等速継手のスリーブ

Claims (1)

  1. 原動機の駆動力を車軸に伝達する動力伝達経路に設けられたパーキングギアと、該パーキングギアに対して係合・離脱可能な爪を遊端側に備えて揺動自在なパーキングポールと、直線往復運動を行うロッドを備えたアクチュエータと、前記パーキングギアへの係合動作を前記パーキングポールに行わせるべく一端を軸支されて回動しつつその遊端で前記パーキングポールの遊端側を押すパーキングレバーと、該パーキングレバーとその一端を連動連結されて回動運動を行うコントロールアームと、前記ロッドの出力端と前記コントロールアームの遊端とを連結するリンクとを有する電動パーキングロック装置であって、
    前記パーキングギアの歯と前記パーキングポールの爪とが噛み合ったロック実行位置から前記パーキングギアの歯と前記パーキングポールの爪との噛み合いが外れたロック解除位置までの間の中で、前記コントロールアームの回動中心と前記リンクとの連結点間を結ぶ直線と前記リンクの前記コントロールアームとの連結点と前記ロッドとの連結点間を結ぶ直線とのなす角度が直角になり、且つ
    前記ロック実行位置での前記コントロールアームと前記リンクとの連結点前記ロッドの軸線の延長線に対して前記コントロールアームの回動中心から遠ざかる方向へオフセットするように、前記コントロールアームと前記リンクとの連結点の位置を設定すると共に、
    前記コントロールアームの回動可能範囲を、前記コントロールアームの回動中心を通り前記ロッドの軸線の延長線に直交する直線を挟んでロック実行側とロック解除側とで互いに等角度になるようにしたことを特徴とする電動パーキングロック装置。
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