JP3839983B2 - 捩り・曲げ複合負荷試験機 - Google Patents

捩り・曲げ複合負荷試験機 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、捩り・曲げ複合負荷試験機に関し、特に、自動車のプロペラシャフトなど、捩り負荷と曲げ負荷とが作用するシャフトなどの負荷試験を行う捩り・曲げ複合負荷試験機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
自動車のプロペラシャフトなど、捩り負荷と曲げ負荷とが作用するシャフトの耐久性測定、特性測定などのために、供試体(シャフト)に、捩りトルク、曲げ力を与えて捩り・曲げ複合負荷試験を行う試験機は従来より知られている。
【0003】
特に、最近は、CFRPなどの新素材を自動車部品に使用する研究が盛んに行われており、実稼動負荷にできるだけ近い複合負荷を供試体に加えて、供試体の特性や耐久性を測定する試験が増えている。非金属の新素材は、金属材料とは異なって柔らかく、変形が大きいため、この種の新素材による供試体に捩り負荷と曲げ負荷などの複合負荷を加えると、相互に干渉が生じるから、これを避けるために、各負荷を与えるアクチュエータを供試体の変形に追従させて移動させる必要がある。
【0004】
図4は従来の捩り・曲げ複合負荷試験機を示している。従来の捩り・曲げ複合負荷試験機は、基台100上において供試体Wを実装状態と同等の状態で支持する軸受け部材101、102と、基台100上の一端にリンク機構103によって上下動可能で回転不能に設けられ、供試体Wの一端を固定接続されて供試体Wに作用する捩りトルクの反力を受け止めるトルク反力受止め部材104と、基台100上の他端にリンク機構105によって上下動可能に設けられ、供試体Wの他端を固定接続されて供試体Wに捩りトルクを与える捩り用アクチュエータ106と、基台100上に配置された門形構造体107に取り付けられ、軸受け部材101とトルク反力受止め部材104との間において供試体Wに上下方向の曲げ力を付与する曲げ用アクチュエータ108と、基台100に取り付けられ、軸受け部材102と捩り用アクチュエータ106との間において供試体Wに上下方向の曲げ力を付与するもう一つの曲げ用アクチュエータ109とを有し、トルク反力受止め部材104と供試体Wとの接続部間に捩りトルク検出器110が組み込まれ、また、曲げ用アクチュエータ108、109と供試体Wとの各々の接続部間に曲げモーメント検出器111、112が組み込まれている。
【0005】
上述のような捩り・曲げ複合負荷試験機では、軸受け部材101、102によって供試体Wを実装状態と同等の状態で支持し、供試体Wの一端をトルク反力受止め部材104によって回り止めした状態で、捩り用アクチュエータ106によって供試体Wの他端を捩り、これにより供試体Wに与えられる捩りトルクを捩りトルク検出器110によって検出し、また、曲げ用アクチュエータ108、109によって供試体Wに径方向に押圧あるいは引張って供試体Wにラジアル荷重を与え、これにより供試体Wに与えられる曲げモーメントを曲げモーメント検出器111、112によって検出することが行われる。
【0006】
供試体Wは曲げモーメントによって曲げ変形し、供試体Wの軸端は上下変位する。これに対し、トルク反力受止め部材104、捩り用アクチュエータ106は、リンク機構103、105によって上下動可能に支持されているから、供試体Wの端部の上下変位に追従して上下変位する。
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
上述のような従来の捩り・曲げ複合負荷試験機では、供試体にラジアル変位を与えた時に、捩り用アクチュエータの慣性マスによる曲げモーメントが発生するため、供試体に加わる曲げモーメントを正確にコントロールすることが難しいと云う欠点があり、曲げ変形が大きい場合には正確な複合負荷を行うことができないと云う欠点がある。
【0008】
このため、上述のような従来の捩り・曲げ複合負荷試験機は、曲げ変形が少なく、静止状態に近い状態での試験に用途を限られる。
【0009】
この発明は、上述の如き問題点を解消するためになされたもので、曲げ変形が大きい試験においても供試体に加わる曲げモーメントを正確にコントロールして正確な複合負荷を行うことができ、しかも、実動波試験などの動的な加振試験も可能な捩り・曲げ複合負荷試験機を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために、請求項1に記載の発明による捩り・曲げ複合負荷試験機は、捩り負荷と曲げ負荷とが作用するシャフトなどの負荷試験を行う捩り・曲げ複合負荷試験機において、供試体の一端を固定接続され、前記供試体に作用する捩りトルクの反力を受け止める固定側ユニットと、供試体側リンク部材、当該供試体側リンク部材と平行に配置された非供試体側リンク部材、前記供試体側リンク部材と非供試体側リンク部材の両端を互いに枢動可能に連結する2個の連接リンク部材により四辺形をなし、前記供試体側リンク部材の中央部において前記供試体の他端を固定接続される第1の4節リンク機構と、前記第1の4節リンク機構を回動させて前記供試体に捩りトルクを与える捩り負荷付与手段と、前記第1の4節リンク機構全体を平行移動させて前記供試体に曲げ力を与える曲げ負荷付与手段とを有しているものである。
【0011】
請求項2に記載の発明による捩り・曲げ複合負荷試験機は、更に、固定支持体より揺動可能に支持された揺動アームを含み、前記第1の4節リンク機構は前記非供試体側リンク部材の中央部を前記揺動アームの一端部に回動可能に連結されて前記揺動アームより支持され、前記非供試体側リンク部材と、前記揺動アームと、前記揺動アームと同心配置のレバー部材と、前記非供試体側リンク部材と前記レバー部材とを枢動可能に連結するリンク部材とにより第2の4節リンク機構が構成され、前記捩り負荷付与手段はレバー部材を回動させて前記非供試体側リンク部材を前記揺動アームとの支持点を中心として回動変位させる捩り用アクチュエータにより構成され、前記曲げ負荷付与手段は前記揺動アームを前記固定支持体との支持点を中心として回動させる曲げ用アクチュエータにより構成されているものである。
【0012】
請求項3に記載の発明による捩り・曲げ複合負荷試験機は、前記2個の連接リンク部材の中間部に各々荷重検出器が設けられているものである。
【0013】
請求項4に記載の発明による捩り・曲げ複合負荷試験機は、前記固定側ユニットが、固定支持体より揺動可能に支持された揺動アームと、供試体側リンク部材、当該供試体側リンク部材と平行に配置された非供試体側リンク部材、前記供試体側リンク部材と非供試体側リンク部材の両端を互いに枢動可能に連結する2個の連接リンク部材により平行四辺形をなし、前記非供試体側リンク部材の中央部を前記揺動アームの一端部に回動可能に連結されて前記揺動アームより支持され、前記供試体側リンク部材の中央部において前記供試体の他端を固定接続される第1の平行リンク機構と、前記非供試体側リンク部材、前記揺動アーム、前記揺動アームと同心配置のレバー部材、前記非供試体側リンク部材と前記レバー部材とを枢動可能に連結するリンク部材とによる第2の平行リンク機構と、前記レバー部材の回動を禁止する固定手段と、前記揺動アームを前記固定支持体との支持点を中心として回動させる曲げ用アクチュエータにより構成されているものである。
【0014】
請求項5に記載の発明による捩り・曲げ複合負荷試験機は、前記固定側ユニットの前記2個の連接リンク部材の中間部に各々荷重検出器が設けられているものである。
【0015】
請求項1に記載の発明による捩り・曲げ複合負荷試験機では、固定側ユニットが供試体の一端を固定し、第1の4節リンク機構の供試体側リンク部材の中央部に供試体の他端が固定接続され、捩り負荷付与手段によって第1の4節リンク機構を回動させることにより供試体側リンク部材が回動し、供試体に捩りトルクが与えられ、これとは別に曲げ負荷付与手段によって第1の4節リンク機構全体を平行移動させることにより供試体側リンク部材が平行移動し、供試体に曲げ力が与えられる。
【0016】
請求項2に記載の発明による捩り・曲げ複合負荷試験機では、前記捩り負荷付与手段をなす捩り用アクチュエータがレバー部材を回動させることにより非供試体側リンク部材が前記揺動アームとの支持点を中心として回動変位し、これによって第1の4節リンク機構が回動することで、供試体側リンク部材が回動して供試体に捩りトルクが与えられ、これとは別に曲げ負荷付与手段をなす曲げ用アクチュエータが揺動アームを固定支持体との支持点を中心として回動させることにより、第2の4節リンク機構のリンク運動の下に第1の4節リンク機構全体が平行移動し、これによって供試体側リンク部材が平行移動し、供試体に曲げ力が与えられる。
【0017】
請求項3に記載の発明による捩り・曲げ複合負荷試験機では、第1の4節リンク機構を構成する2個の連接リンク部材の中間部に各々設けられた荷重検出器によって供試体に作用する荷重の計測が行われ、この2個の荷重検出器の計測値合計値がラジアル荷重になる。
【0018】
請求項4に記載の発明による捩り・曲げ複合負荷試験機では、固定側ユニットにおいて、もう一つの曲げ負荷付与手段をなす曲げ用アクチュエータが固定側ユニットの揺動アームを固定支持体との支持点を中心として回動させることにより、第2の平行リンク機構の平行リンク運動の下に第1の平行リンク機構全体が平行移動し、これによって供試体側リンク部材が平行移動し、固定側ユニットにおいて供試体に曲げ力が与えられる。
【0019】
請求項5に記載の発明による捩り・曲げ複合負荷試験機では、固定側ユニットにおいて、第1の平行リンク機構を構成する2個の連接リンク部材の中間部に各々設けられた荷重検出器によって供試体に作用する荷重の計測が行われ、この2個の荷重検出器の計測値差が捩りトルクになり、計測値合計値がラジアル荷重になる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下に添付の図を参照してこの発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0021】
図1〜図3はこの発明による捩り・曲げ複合負荷試験機の一つの実施の形態を示している。
【0022】
図1に示すように、捩り・曲げ複合負荷試験機は、基台1上に、複合負荷付与側ユニット10と、固定側ユニット50とを有している。複合負荷付与側ユニット10と固定側ユニット50は、各々、基台1上を図1で見て左右方向にスライド可能に設けられており、ハンドル2、3によって手廻しされる送りねじ4、5(図2、図3参照)により左右方向位置(ユニット間隔)を可変設定され、供試体Wの軸長に応じた位置に固定される。
【0023】
基台1上には供試体Wを実装状態と同等の状態で支持する軸受け部材6、7が固定配置されている。
【0024】
複合負荷付与側ユニット10は、図2に示すように、ユニット本体をなして基台1上に固定される固定支持体11と、第1の4節リンク機構20と、第2の4節リンク機構30と、捩り負荷付与手段である捩り用アクチュエータ40と、曲げ負荷付与手段である曲げ用アクチュエータ45とにより構成されている。
【0025】
第1の4節リンク機構20は、フランジ状の下側配置の供試体側リンク部材21と、供試体側リンク部材21に対して平行に配置された三角板形状の上側配置の非供試体側リンク部材22と、これら供試体側リンク部材21と非供試体側リンク部材22の両端を球面軸受23、24、25、26によって互いに枢動可能に連結する2個の連接リンク部材27、28とにより平行四辺形をなし、供試体側リンク部材21は供試体アタッチメントとして機能して中央部において供試体Wの左端(他端)を複数個のボルト29によってフランジ接続式に固定接続される。すなわち、第1の4節リンク機構20は、球面軸受23、24、25、26を4個の枢点とする平行リンク機構を構成している。
【0026】
固定支持体11は支持軸12により揺動アーム13の中間部を揺動(回動)可能に支持しており、第1の4節リンク機構20は、非供試体側リンク部材22の中央部をピン14によって揺動アーム13の一端部に回動可能に連結されて、揺動アーム13により支持されている。
【0027】
第2の4節リンク機構30は、非供試体側リンク部材22と、揺動アーム13と、支持軸12により回動可能に支持されて揺動アーム13と同心配置のレバー部材31と、球面軸受32、33によって非供試体側リンク部材22とレバー部材31とを枢動可能に連結するリンク部材34とを有している。即ち、第2の4節リンク機構30は、支持軸12と、ピン14と、球面軸受32、33とを4個の枢点とする平行リンク機構を構成している。
【0028】
捩り用アクチュエータ40は、固定支持体11にブラケット41によって取り付けられた流体圧シリンダ装置で構成されており、ピスントロッド42の先端をピン43によってレバー部材31と駆動連結され、レバー部材31を支持軸12の中心軸線周りに回転駆動する。
【0029】
曲げ用アクチュエータ45は、固定支持体11にブラケット46によって取り付けられた流体圧シリンダ装置で構成されており、ピスントロッド47の先端をピン48によって揺動レバー13の他端と駆動連結され、揺動レバー13を支持軸12の中心軸線周りに回転駆動する。
【0030】
第1の4節リンク機構20の2個の連接リンク部材27、28の中間部に各々ロードセルなどによる荷重検出器90、91が設けられている。
【0031】
固定側ユニット50は、図3に示すように、ユニット本体をなして基台1上に固定される固定支持体51と、第1の平行リンク機構60と、第2の平行リンク機構70と、曲げ負荷付与手段である曲げ用アクチュエータ80とにより構成されている。
【0032】
第1の平行リンク機構60は、フランジ状の下側配置の供試体側リンク部材61と、供試体側リンク部材61に対して平行に配置された三角板形状の上側配置の非供試体側リンク部材62と、これら供試体側リンク部材61と非供試体側リンク部材62の両端を球面軸受63、64、65、66によって互いに枢動可能に連結する2個の連接リンク部材67、68とにより平行四辺形をなし、供試体側リンク部材61は供試体アタッチメントとして機能して中央部において供試体Wの右端(一端)を複数個のボルト69によってフランジ接続式に固定接続される。すなわち、第1の平行リンク機構60は、球面軸受63、64、65、66を4個の枢点とする平行リンク機構を構成している。
【0033】
固定支持体51は支持軸52により揺動アーム53の中間部を揺動(回動)可能に支持しており、第1の平行リンク機構60は、非供試体側リンク部材62の中央部をピン54によって揺動アーム53の一端部に回動可能に連結されて、揺動アーム53により支持されている。
【0034】
第2の平行リンク機構70は、非供試体側リンク部材62と、揺動アーム53と、支持軸52により回動可能に支持されて揺動アーム53と同心配置のレバー部材71と、球面軸受72、73によって非供試体側リンク部材62とレバー部材71とを枢動可能に連結するリンク部材74とを有している。第2の平行リンク機構70は、支持軸52と、ピン54と、球面軸受72、73とを4個の枢点とする平行リンク機構を構成している。
【0035】
第2の平行リンク機構70のレバー部材71は、一端を固定支持体51に固定された固定ロッド75の他端とピン76により連結され、回転不能の固定状態になっている。すなわち、固定ロッド75がレバー部材71の回動を禁止する固定手段をなしている。
【0036】
曲げ用アクチュエータ80は、固定支持体51にブラケット81によって取り付けられた流体圧シリンダ装置で構成されており、ピスントロッド82の先端をピン83によって揺動レバー53の他端と駆動連結され、揺動レバー53を支持軸52の中心軸線周りに回転駆動する。
【0037】
第1の平行リンク機構60の2個の連接リンク部材67、68の中間部に各々ロードセルなどによる荷重検出器92、93が設けられている。
【0038】
なお、複合負荷付与側ユニット10と固定側ユニット50とは部品の共通化が図られており、複合負荷付与側ユニット10と固定側ユニット50との相違点は、複合負荷付与側ユニット10のレバー部材31が捩り用アクチュエータ40と駆動連結されて回動駆動されるのに対して、固定側ユニット50のレバー部材71が固定ロッド75によって回動禁止状態に固定されていることである。
【0039】
レバー部材71が回動禁止状態であると云うことは、供試体側リンク部材61が回動禁止状態にすることを意味し、供試体側リンク部材61が供試体Wに作用する捩りトルクの反力を受け止める。
【0040】
つぎに上述の構成による捩り・曲げ複合負荷試験機の作用について説明する。
【0041】
供試体Wに対する捩りトルクの付与は、捩り用アクチュエータ40によってレバー部材31を支持軸12の中心軸線周りに回動させることにより行われる。
【0042】
レバー部材31が支持軸12の中心軸線周りに回動すると、リンク部材34によって非供試体側リンク部材22がピン14の中心軸線周りに回動変位し、第1の4節リンク機構20が回動する。
【0043】
第1の4節リンク機構20の回動とは、球面軸受23、24、25、26による4個の枢点により画定される平行四辺形が変形することであり、供試体側リンク部材21が非供試体側リンク部材22の回転角と同じ角度だけ回動する。この供試体側リンク部材21の回動によって供試体Wに自身の中心軸線周りの捩りトルクが与えられる。
【0044】
この時の捩りトルクは、固定側ユニット50の第1の平行リンク機構60の連接リンク部材67の中間部に設けられている荷重検出器92の計測値と、もう一方の連接リンク部材68の中間部に設けられている荷重検出器93の計測値との差により求められ、捩り用アクチュエータ40のフィードバック制御に使用される。
【0045】
供試体Wに対する曲げ力の付与は、曲げ用アクチュエータ45、80によって揺動アーム13、53を支持軸12、52の中心軸線周りに回動させることにより行われる。
【0046】
揺動アーム13が支持軸12の中心軸線周りに回動すると、第2の4節リンク機構30の平行リンク運動の下に第1の4節リンク機構20の全体が、その平行四辺形の形状を変形させることなく上下に平行移動する。
【0047】
これによって供試体側リンク部材21が上下に平行移動し、供試体Wの左端側に曲げ力が与えられる。
【0048】
この時に供試体Wの左端側に作用するラジアル荷重は、複合負荷付与側ユニット10の第1の4節リンク機構20の連接リンク部材27の中間部に設けられている荷重検出器90の計測値と、もう一方の連接リンク部材28の中間部に設けられている荷重検出器91の計測値との合計値により求められ、曲げ用アクチュエータ45のフィードバック制御に使用される。
【0049】
また、揺動アーム53が支持軸52の中心軸線周りに回動すると、第2の平行リンク機構70の平行リンク運動の下に第1の平行リンク機構60の全体が、その平行四辺形の形状を変形させることなく上下に平行移動する。
【0050】
これによって供試体側リンク部材61が上下に平行移動し、供試体Wの右端側に曲げ力が与えられる。
【0051】
この時に供試体Wの右端側に作用するラジアル荷重は、固定側ユニット50の第1の平行リンク機構60の連接リンク部材67の中間部に設けられている荷重検出器92の計測値と、もう一方の連接リンク部材68の中間部に設けられている荷重検出器93の計測値との合計値により求められ、曲げ用アクチュエータ80のフィードバック制御に使用される。
【0052】
上述のように、捩りトルクの付与に際して非供試体側リンク部材22は揺動レバー13の先端のピン14を中心して回動し、曲げ力の付与に際して揺動レバー13は支持軸12を中心して回動する。ここで、第2の4節リンク機構30は、支持軸12と、ピン14と、球面軸受32、33とを4個の枢点とする平行リンク機構を構成しているから、非供試体側リンク部材22のピン14を中心とする回動運動と、揺動レバー13の支持軸12を中心する回動運動とは互いに干渉することがなく、捩り用アクチュエータ40、曲げ用アクチュエータ45の各々から独立に駆動力が伝達される。
【0053】
これにより、供試体Wに大きい曲げ変形が生じても第2の4節リンク機構30が低抵抗で動作するだけで、捩り用アクチュエータ40の慣性マスによる曲げモーメントが発生することがなく、供試体Wに加わる曲げモーメントを正確にコントロールすることができる。従って、曲げ変形が大きい複合負荷も正確に行うことができる。
【0054】
連接リンク部材27、28と供試体アタッチメントである供試体側リンク部材21、また連接リンク部材67、68と供試体アタッチメントである供試体側リンク部材61は、軽量構造にすることができるから、荷重検出器90、91、92、93の各々から供試体Wまでの移動部質量を小さくでき、荷重検出器90、91、92、93の剛性と移動部質量との共振周波数を高く設定することができる。
【0055】
このことにより、高い周波数まで加振することができ、実動波試験などの動的な加振試験も可能になる。
【0056】
【発明の効果】
以上の説明から理解される如く、この発明による請求項1に記載の発明による捩り・曲げ複合負荷試験機によれば、捩り負荷と曲げ負荷とが作用するシャフトなどの負荷試験を行う捩り・曲げ複合負荷試験機において、供試体の一端を固定接続され、前記供試体に作用する捩りトルクの反力を受け止める固定側ユニットと、供試体側リンク部材、当該供試体側リンク部材と平行に配置された非供試体側リンク部材、前記供試体側リンク部材と非供試体側リンク部材の両端を互いに枢動可能に連結する2個の連接リンク部材により四辺形をなし、前記供試体側リンク部材の中央部において前記供試体の他端を固定接続される第1の4節リンク機構と、前記第1の4節リンク機構を回動させて前記供試体に捩りトルクを与える捩り負荷付与手段と、前記第1の4節リンク機構全体を平行移動させて前記供試体に曲げ力を与える曲げ負荷付与手段とを有しているものとした。
【0057】
このため、固定側ユニットが供試体の一端を固定し、第1の4節リンク機構の供試体側リンク部材の中央部に供試体の他端が固定接続され、捩り負荷付与手段によって第1の4節リンク機構を回動させることにより供試体側リンク部材を回動して供試体に捩りトルクを与え、これとは別に曲げ負荷付与手段によって第1の4節リンク機構全体を平行移動させることにより供試体側リンク部材を平行移動させて供試体に曲げ力を与えることができ、このことにより捩りトルクと曲げ力を互いに干渉することなく供試体に付与することができる。従って、曲げ変形が大きい試験においても、供試体に加わる曲げモーメントを正確にコントロールして正確な複合負荷を行うことができる。
【0058】
請求項2に記載の発明による捩り・曲げ複合負荷試験機によれば、更に、固定支持体より揺動可能に支持された揺動アームを含み、前記平行リンク機構は前記非供試体側リンク部材の中央部を前記揺動アームの一端部に回動可能に連結されて前記揺動アームより支持され、前記非供試体側リンク部材、前記揺動アーム、前記揺動アームと同心配置のレバー部材、前記非供試体側リンク部材と前記レバー部材とを枢動可能に連結するリンク部材とにより第2の4節リンク機構が構成され、前記捩り負荷付与手段はレバー部材を回動させて前記非供試体側リンク部材を前記揺動アームとの支持点を中心として回動変位させるアクチュエータにより構成され、前記曲げ負荷付与手段は前記揺動アームを前記固定支持体との支持点を中心として回動させるアクチュエータにより構成されているものとした。
【0059】
このため、捩り用アクチュエータがレバー部材を回動させることにより非供試体側リンク部材が揺動アームとの支持点を中心として回動変位し、これによって第1の4節リンク機構が回動することで供試体に捩りトルクに与え、これとは別に曲げ用アクチュエータが揺動アームを固定支持体との支持点を中心として回動させることにより第2の4節リンク機構の平行リンク運動の下に第1の4節リンク機構全体が平行移動することで供試体に曲げ力を与えることができ、このことにより捩りトルクと曲げ力を互いに干渉することなく供試体に付与することができる。従って、曲げ変形が大きい試験においても、供試体に加わる曲げモーメントを正確にコントロールして正確な複合負荷を行うことができる。
【0060】
請求項3に記載の発明による捩り・曲げ複合負荷試験機によれば、第1の4節リンク機構を構成する2個の連接リンク部材の中間部に各々荷重検出器が設けられているとした。
【0061】
このため、第1の4節リンク機構を構成する2個の連接リンク部材の中間部に各々設けられた荷重検出器によって供試体に作用する荷重の計測が行われ、この2個の荷重検出器の計測値合計値よりラジアル荷重を計測できる。この構造では、連接リンク部材と供試体アタッチメントである供試体側リンク部材を軽量構造にすることができるから、荷重検出器から供試体までの移動部質量を小さくでき、荷重検出器の剛性と移動部質量との共振周波数を高く設定することができる。このことにより、高い周波数まで加振することができ、実動波試験などの動的な加振試験も可能になる。
【0062】
請求項4に記載の発明による捩り・曲げ複合負荷試験機によれば、前記固定側ユニットが、固定支持体より揺動可能に支持された揺動アームと、供試体側リンク部材、当該供試体側リンク部材と平行に配置された非供試体側リンク部材、前記供試体側リンク部材と非供試体側リンク部材の両端を互いに枢動可能に連結する2個の連接リンク部材により平行四辺形をなし、前記非供試体側リンク部材の中央部を前記揺動アームの一端部に回動可能に連結されて前記揺動アームより支持され、前記供試体側リンク部材の中央部において前記供試体の他端を固定接続される第1の平行リンク機構と、前記非供試体側リンク部材、前記揺動アーム、前記揺動アームと同心配置のレバー部材、前記非供試体側リンク部材と前記レバー部材とを枢動可能に連結するリンク部材とによる第2の平行リンク機構と、前記レバー部材の回動を禁止する固定手段と、前記揺動アームを前記固定支持体との支持点を中心として回動させる曲げ用アクチュエータにより構成されているものとした。
【0063】
このため、固定側ユニットにおいて、曲げ用アクチュエータが固定側ユニットの揺動アームを固定支持体との支持点を中心として回動させることにより第2の平行リンク機構の平行リンク運動の下に第1の平行リンク機構全体が平行移動し、固定側ユニットにおいても供試体に曲げ力を与えることができ、多様な捩り・曲げ複合負荷試験を行うことができる。
【0064】
請求項5に記載の発明による捩り・曲げ複合負荷試験機によれば、前記固定側ユニットの前記2個の連接リンク部材の中間部に各々荷重検出器が設けられているものとした。
【0065】
このため、固定側ユニットにおいて、第1の平行リンク機構を構成する2個の連接リンク部材の中間部に各々設けられた荷重検出器によって供試体に作用する荷重の計測が行われ、この2個の荷重検出器の計測値差より捩りトルクを計測でき、2個の荷重検出器の計測値合計値よりラジアル荷重を計測できる。この構造では、連接リンク部材と供試体アタッチメントである供試体側リンク部材を軽量構造にすることができるから、荷重検出器から供試体までの移動部質量を小さくでき、荷重検出器の剛性と移動部質量との共振周波数を高く設定することができる。このことにより、高い周波数まで加振することができ、実動波試験などの動的な加振試験も可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による捩り・曲げ複合負荷試験機の一つの実施の形態を示す正面図である。
【図2】この発明による捩り・曲げ複合負荷試験機の一つの実施の形態を示す左側面図である。
【図3】この発明による捩り・曲げ複合負荷試験機の一つの実施の形態を示す右側面図である。
【図4】従来の捩り・曲げ複合負荷試験機を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 基台
10 複合負荷付与側ユニット
50 固定側ユニット
11 固定支持体
12 支持軸
13 揺動アーム
20 第1の4節リンク機構
22 非供試体側リンク部材
21 供試体側リンク部材
27、28 連接リンク部材
30 第2の4節リンク機構
31 レバー部材
34 リンク部材
40 捩り用アクチュエータ
45 曲げ用アクチュエータ
51 固定支持体
52 支持軸
53 揺動アーム
60 第1の平行リンク機構
61 供試体側リンク部材
62 非供試体側リンク部材
67、68 連接リンク部材
70 第2の平行リンク機構
71 レバー部材
74 リンク部材
75 固定ロッド
80 曲げ用アクチュエータ
90、91、92、93 荷重検出器

Claims (5)

  1. 捩り負荷と曲げ負荷とが作用するシャフトなどの負荷試験を行う捩り・曲げ複合負荷試験機において、
    供試体の一端を固定接続され、前記供試体に作用する捩りトルクの反力を受け止める固定側ユニットと、
    供試体側リンク部材および当該供試体側リンク部材と平行に配置された非供試体側リンク部材と、前記供試体側リンク部材と非供試体側リンク部材の両端を互いに枢動可能に連結する2個の連接リンク部材により四辺形をなし、前記供試体側リンク部材の中央部において前記供試体の他端を固定接続される第1の4節リンク機構と、
    前記第1の4節リンク機構を回動させて前記供試体に捩りトルクを与える捩り負荷付与手段と、
    前記第1の4節リンク機構全体を平行移動させて前記供試体に曲げ力を与える曲げ負荷付与手段と、
    を有していることを特徴とする捩り・曲げ複合負荷試験機。
  2. 固定支持体より揺動可能に支持された揺動アームを含み、
    前記第1の4節リンク機構は前記非供試体側リンク部材の中央部を前記揺動アームの一端部に回動可能に連結されて前記揺動アームより支持され、
    前記非供試体側リンク部材と、前記揺動アームと、前記揺動アームと同心配置のレバー部材と、前記非供試体側リンク部材と前記レバー部材とを枢動可能に連結するリンク部材とにより第2の4節リンク機構が構成され、
    前記捩り負荷付与手段はレバー部材を回動させて前記非供試体側リンク部材を前記揺動アームとの支持点を中心として回動変位させる捩り用アクチュエータにより構成され、
    前記曲げ負荷付与手段は前記揺動アームを前記固定支持体との支持点を中心として回動させる曲げ用アクチュエータにより構成されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の捩り・曲げ複合負荷試験機。
  3. 前記2個の連接リンク部材の中間部に各々荷重検出器が設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の捩り・曲げ複合負荷試験機。
  4. 前記固定側ユニットは、
    固定支持体より揺動可能に支持された揺動アームと、
    供試体側リンク部材および当該供試体側リンク部材と平行に配置された非供試体側リンク部材と、前記供試体側リンク部材と非供試体側リンク部材の両端を互いに枢動可能に連結する2個の連接リンク部材により平行四辺形をなし、前記非供試体側リンク部材の中央部を前記揺動アームの一端部に回動可能に連結されて前記揺動アームより支持され、前記供試体側リンク部材の中央部において前記供試体の他端を固定接続される第1の平行リンク機構と、
    前記非供試体側リンク部材と、前記揺動アームと、前記揺動アームと同心配置のレバー部材と、前記非供試体側リンク部材と前記レバー部材とを枢動可能に連結するリンク部材とによる第2の平行リンク機構と、
    前記レバー部材の回動を禁止する固定手段と、
    前記揺動アームを前記固定支持体との支持点を中心として回動させる曲げ用アクチュエータにより構成されている、
    ことを特徴とする請求項1、2または3に記載の捩り・曲げ複合負荷試験機。
  5. 前記固定側ユニットの前記2個の連接リンク部材の中間部に各々荷重検出器が設けられていることを特徴とする請求項4に記載の捩り・曲げ複合負荷試験機。
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