JP3837545B2 - 試料温度可変小型プローバ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、試料冷却加熱機構および外部電磁場印加源を用いた極低温から室温以上の温度域における半導体ウエハ等の対象物の電気的特性等を試験するプローバ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、半導体ウエハ等の測定試料の温度を制御しつつ測定すべき部位を目視により選択して電気的特性等を試験するプローバ装置として、例えば特公昭62−58660号公報(特許文献1)に記載されているように、断熱のための真空度を保持する真空槽と、その真空槽内に置かれ極低温冷凍機との熱伝導およびヒータにより温度制御される試料ホルダと、真空槽内に挿入され先端に設置された探針を真空槽外からの位置制御によって測定試料に近接させ計測に供することができるプローバと、を含んで構成されたものが知られている。
【0003】
以下、図6により従来の試料温度可変プローバについて説明する。図において、51は真空槽であり、基台52に固定されている。真空槽51の内部は図示されていない真空排気口を通して真空排気され、断熱のための真空度が保持される。被測定試料53は試料台54の上に固定される。試料台54は試料53と熱接触を保つ一方、その真空槽51に対する位置を低熱伝導度の支柱55により保持する。試料台54は図示されていない極低温冷凍機等で冷却されたコールドヘッド56により伝熱体57経由で冷却される。試料台54はその内部に設置した電熱ヒータ58を用いて昇温される。試料53の電気的特性等の測定は、試料53の表面に1つまたは複数の探針59の先端を近接させ、リード線60および気密コネクタ61を介して図示していない測定器を接続することによって行う。
【0004】
探針59によって測定を行う試料53上の部位の選択は、真空槽51の気密を保つ覗き窓62を通して目視しつつ探針59を次のように位置制御することによって行う。探針59は低熱伝導度の剛体からなる探針支持棒63の一端に固定される。探針支持棒63の他端はXYZステージ64に固定される。XYZステージ64は基台62上に固定されており、探針支持棒63および探針59を基台52に対して、したがって試料53に対して、紙面に垂直方向であるX方向、図の左右、即ち探針支持棒63の長手方向であるY方向、図の上下、即ち試料53表面に垂直方向Z方向の3方向に平行移動させることができる。なお、Z方向には揺動させる場合もある。可動シールとしての蛇腹65が、一端は真空槽51の開孔66に固定され他端は探針支持棒63に固定され、真空槽51内部の真空度を保持する隔壁の一部として機能するので、この真空度を保持したまま、探針59の移動を行うことができる。
【0005】
【特許文献1】
特公昭62−58660号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、被測定試料53のウエハ寸法が大きくなるにしたがって試料台54を大きくするだけでなく、探針59のXY方向可動範囲を拡大する必要が生ずる。探針支持棒63はXYZステージ64を用いて平行移動する。探針59のX方向移動に伴い蛇腹65はS字型に変型するので、真空槽51の開孔66および蛇腹65の内径はともに探針59のX方向可動量に支持棒63の外径を加えた寸法を上回るものでなくてはならない。蛇腹65の断面積を拡大する結果、大気圧による引込み力が増大し、これを支えるXYZステージ64および基台52として大掛かりな機構が必要となる。また、探針59のY方向可動量を増すためには蛇腹65の伸縮量を増すだけでなく探針支持棒63を長くする必要がある。探針59の位置が遠く離れたXYZステージ64を支点として保持される結果、探針59先端の機械的安定性を保つことが困難となる。一方、試料台54は支持棒55を介して真空槽51に固定されるが、支持棒55の一部は試料53の温度制御とともに加熱または冷却されるので、その熱膨張または熱収縮の結果、試料53が真空槽51に対して、従って基台52に対して動いてしまう。探針59は試料53が基台52に対して一定位置にあることを前提として位置合わせされるので、試料上で特性測定を行っている部位が試料温度によって動いてしまう。
【0007】
試料53の電気的特性等の測定をZ方向に磁場を印加しつつ行おうとする場合、常伝導電磁石の磁極間隙に真空槽51を設置する必要が生ずる。同一の励磁電流では磁極間隙を狭めるほど電磁石の磁場を高めることができるので、真空槽51の形状をZ方向に極力薄いものにすることが望ましい。
【0008】
本発明はこのような従来技術の問題点を解決しようとするものであり、探針の可動範囲を確保しつつ蛇腹の断面積を抑制し真空槽およびプローバ装置全体を小型化薄型化し、探針保持方法を機械的に安定化し、かつ、試料温度変化による探針位置の移動、即ち温度ドリフトを抑制することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決する手段】
本発明は、探針の可動範囲を確保しつつ可動シールとしての蛇腹の断面積を小さいもので済ますために、請求項1のプローバ装置は、覗き窓を備えた真空槽と、前記真空槽内に設置される試料台と、前記試料台上に固定される試料を加熱または冷却する試料加熱冷却装置と、前記真空槽の外部から可動シールを介して真空槽内に挿入し、一端部に設けた測定探針を外部の他端部から任意に移動可能とした探針支持棒とを備え、前記探針支持棒を、前記一端部と他端部との間において、真空槽に対して探針支持棒の軸線方向であるX方向に移動可能に支持された自在継ぎ手に固定し、且つ前記探針支持棒を、前記自在継ぎ手によりY方向及びZ方向に揺動自在に支持し、前記探針支持棒の他端部をXYZ方向に移動することによって前記測定探針を操作することを特徴とする。
【0010】
また、請求項2のプローバ装置は、覗き窓を備えた真空槽と、前記真空槽内に設置される試料台と、前記試料台上に固定される試料を加熱または冷却する試料加熱冷却装置と、前記真空槽の外部から可動シールを介して真空槽内に挿入し、一端部に設けた測定探針を外部の他端部から任意に移動可能とした探針支持棒とを備え、前記探針支持棒を、前記一端部と他端部との間において真空槽に対して固定した自在継ぎ手に、探針支持棒の長手方向であるX方向に移動可能に支持し、且つ前記探針支持棒を、前記自在継ぎ手によりY方向及びZ方向に揺動自在に支持し、前記探針支持棒の他端部をXYZ方向に移動することによって前記測定探針を操作することを特徴とする。
【0011】
また、請求項3のプローバ装置は、覗き窓を備えた真空槽と、前記真空槽内に設置される試料台と、前記試料台上に固定される試料を加熱または冷却する試料加熱冷却装置と、前記真空槽の外部から可動シールを介して真空槽内に挿入し、一端部に設けた測定探針を外部の他端部から任意に移動可能とした探針支持棒とを備え、前記探針支持棒を、前記一端部と他端部との間において真空槽に対して固定した保持板の孔に、探針支持棒の長手方向であるX方向に移動可能に支持し、且つ前記探針支持棒を、前記保持板の孔によりY方向及びZ方向に揺動自在に支持し、前記探針支持棒の他端部をXYZ方向に移動することによって前記測定探針を操作することを特徴とする。
【0012】
た、請求項4のプローバ装置は、前記試料台の位置決めを非磁性ステンレスからなる中空の支柱によって真空槽に対して固定することを特徴とする。
【0013】
また、請求項5のプローバ装置は、前記自在継ぎ手をX方向に移動可能に支持する手段、または前記自在継ぎ手において探針支持棒をX方向に移動可能に支持する手段は、リニアベアリングまたはクロスローラ案内であることを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態、実施例】
以下、本発明の実施の形態として実施例を図1−図5に基づいて説明する。なお、図1は平面図、図2はその矢視図である。1はステンレス板からなる基台であり、その中央にマイクロチェンバーである真空槽2を固定している。内部の空間を閉止弁3を通して真空排気し、断熱真空とする。真空槽2の内部中央に無酸素銅からなる試料台4を置く。試料台4上に板状の測定試料5を密着固定する。試料台4は中心部が薄肉非磁性ステンレス管からなる支柱6を介して真空槽2に固定される。試料ステージの冷却、加熱に伴う温度ドリフトを防ぐために、4本の支柱を同一寸法とし、同一平面上に対称的に配置することにより、その張力が試料台4中央にてつり合うようにしている。7は冷却ポートである。その試料に近い一端8は無酸素銅ブロック製のコールドヘッドであり、銅箔あるいは銅網線からなる可撓性の伝熱体9経由で試料台4を冷却する。冷却ポート7のその他の部分は非磁性ステンレス製であり大気側は端部を除き断熱二重構造とする。ここに公知のフロー型冷却器を接続してコールドヘッド8、伝熱体9、試料台4経由で測定対象である試料5を冷却する。試料台4裏側に図示を省略している抵抗加熱ヒータを固定し、試料台4の加熱を行う。試料台4裏側に図示を省略している温度センサを固定し、試料台4の温度を測定する。
【0015】
図の例では試料5の表面に4本の探針10の先端を近接させて測定を行う。各探針10はタングステン製であり、断熱と電気的絶縁をになうポリイミド樹脂製の探針ホルダ11を介して非磁性ステンレス製の探針支持棒12の先端に固定する。探針支持棒12のハンドル点である他端13は大気側にあり、このハンドル点である端部13をXYZステージ14により精密に位置制御する。探針支持棒12の中間部15はステンレス溶接ベロウズからなる可動シールとしての蛇腹16とともに真空槽2内部の真空度を保つ真空隔壁を構成する。探針10はポリイミド被覆された低熱伝導度金属であるリン青銅製細線からなる図示していないリード線、気密コネクタ17を介して図示を省略している測定器と電気的に接続される。
【0016】
真空槽2に覗き窓18を設け、内部空間を真空排気しつつ目視によって各探針10の位置を定められるようにする。透明サファイア板からなる覗き窓板19は真空槽2の蓋を兼ねており、フッ素ゴムO−リング20、フッ素ゴムシートスペーサ21、およびステンレス製の覗き窓押え板22により真空槽2内部の真空度を保つが、内部が大気圧の時にはこれをはずすことによって、試料5の交換作業を行うことができる。真空槽2の底側も別のフッ素ゴムO−リング23および底板フランジ24によって構成されており、ここを開くことによって真空槽2内壁と支柱6、試料台4、および伝熱体9の相互の接続を容易に行うことができる。
【0017】
探針支持棒12はその中間の1点において、真空槽2に対して直線運動案内機構25を介して支持された支点部材26と自在継手27により接続される。端部13をXYZステージ14によって位置制御するとき、XYZステージ14の長手方向(X方向)移動に平行して支点部材26がX方向に移動する。XYZステージ14のY、Z方向移動にしたがって探針支持棒12がそれぞれ、部材26上の1点を支点として左右、上下方向に梃子式動作をする。端部13、支点部材26ともに真空槽2に対してまずX方向移動の自由度を持つ結果、XYZステージ14を用いて探針10先端の位置制御をX方向、Y方向、Z方向それぞれの自由度の相互干渉なしに行うことができる。
【0018】
探針支持棒を位置制御する方法の第2の例を図3に示す。この例では、探針支持棒12は真空槽2の内部で筒状直線運動案内機構28により保持される。筒状直線運動案内機構28は、左右(Y)、上下(Z)方向に梃子式運動可能な形で、自在継手29を介して真空槽2に固定される。探針支持棒12は大気側でも別の筒状直線運動案内機構30により保持される。筒状直線運動案内機構30は、自在継手31を介してYZステージ32に固定される。YZステージ32により、探針支持棒12の梃子式運動における、左右(Y)、上下(Z)方向を制御する。一方、長手(X)方向位置決めステージ33を筒状直線運動案内機構30の外被部材34に固定して設け、これによって探針支持棒12の長手(X)方向の位置制御を行う。本例の場合、探針支持棒12は、真空槽2に対して固定された自在継手29と、YZステージ32を介して真空槽2に対して長手(X)方向には固定された動きをする自在継手31とによってその方向を定められる。探針支持棒12はこれら2点においてともに直線運動案内機構により保持される。その結果、YZステージ32およびX方向位置決めステージ33を用いて探針10先端の位置制御をX方向(長手方向)、Y方向(左右方向)、Z方向(伏角方向)それぞれの自由度の相互干渉なしに行うことができる。
【0019】
図4には、第2の例において真空槽2の内部に位置する筒状直線案内機構および自在継手の部分を簡略化した例を示す。この例では、探針支持棒12は、真空槽2に固定されたベリリウム銅からなる保持板35にあけた孔36を貫通する。保持板35にはこのほかに息抜き孔37を設け、蛇腹16内部の空間の真空排気に供する。本例では、探針支持棒12と孔36との間の遊びが探針支持棒12の梃子式運動の支点位置の一定性を減ずるが、真空槽内部構造を簡潔にすることによって、蛇腹部分のさらなる小断面化を可能にするという利点がある。なお、本発明において、支点を探針支持棒の軸線方向に移動可能に支持することは、前記第1の例及び第2の例における筒状直線案内機構によって探針支持棒を支持する手段を全て含む意味で使用している。
【0020】
最初の例では真空槽2の覗き窓付き蓋を覗き窓板19等で構成し、底部を底板フランジ24によって構成し、ともにO−リングで真空槽の気密を保っている。これに対して、図5には、覗き窓にビューポート式フランジ38を用い、底板フランジ39とともにICF−114規格で銅ガスケットを用いる構成にした例を示す。さらに、真空排気弁3、試料冷却用ポート7、気密コネクタ17のポート、および4個の探針支持棒ポートについても、これらにいずれもICF−34規格で銅ガスケットを用いる構成とすることが可能であり、本真空槽2の内部空間を、到達真空度10-8 Pa以下の超高真空対応の真空槽とすることができる。
【0021】
【発明の効果】
上述したように本発明の試料温度可変プローバは、探針先端の位置制御を探針支持棒の梃子式動作および長手方向移動によって行う結果、真空隔壁の一部をなす蛇腹部の小断面積化を可能とする。この小断面積化は大気側XYZステージ等への引込み力の抑制、ひいてはXYZステージ機構体の小型化、真空槽の小型薄型化を可能にし、試料に簡便に磁場を印加できるようにする効果をもたらす。また、探針支持棒を大気側の端点のみならず試料により近い支点で保持するので、探針先端位置を機械的に安定化する効果をもたらす。さらに、対称的に支柱を配置して試料台を保持することによって測定中の試料冷却、加熱に伴う探針位置の温度ドリフトを防ぐ効果をもたらす。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す試料温度可変プローバ装置の平面図である。
【図2】同装置の(a)A−A線矢視図、(b)B−B線矢視図である。
【図3】本発明の別の一実施例を示す試料温度可変プローバ装置の(a)部分断面図、(b)該当部分の平面図である。
【図4】同装置の探針支持棒支点機構部分を置換える別の一実施例の部分断面図である。
【図5】本発明の別の一実施例における真空槽の構成を示す部分断面図である。
【図6】従来の試料温度可変プローバ装置の概念図である。
【符号の説明】
1 基台
2 真空槽
3 閉止弁
4 試料台
5 測定試料
6 支柱
7 冷却ポート
8 コールドヘッド
9 伝熱体
10 探針
11 探針ホルダ
12 探針支持棒
13 探針支持棒大気側端
14 XYZステージ
15 探針支持棒中間部
16 蛇腹
17 気密コネクタ
18 覗き窓
19 覗き窓板
20 O−リング
21 ゴムシートスペーサ
22 覗き窓押え板
23 O−リング
24 底板フランジ
25 直線運動案内
26 支点部材
27 自在継手
28 筒状直線運動案内
29 自在継手
30 大気側筒状直線運動案内
31 自在継手
32 YZステージ
33 長手(X)方向位置決めステージ
34 大気側筒状直線運動案内の外被部材
35 保持板
36 貫通孔
37 息抜き孔
38 ICF規格ビューポート式フランジ
39 ICF規格底板フランジ
51 真空槽
52 基台
53 測定試料
54 試料台
55 支柱
56 コールドヘッド
57 伝熱体
58 電熱ヒータ
59 探針
60 リード線
61 気密コネクタ
62 覗き窓
63 探針支持棒
64 XYZステージ
65 蛇腹
66 真空槽の開孔

Claims (5)

  1. 覗き窓を備えた真空槽と、
    前記真空槽内に設置される試料台と、
    前記試料台上に固定される試料を加熱または冷却する試料加熱冷却装置と、
    前記真空槽の外部から可動シールを介して真空槽内に挿入し、一端部に設けた測定探針を外部の他端部から任意に移動可能とした探針支持棒とを備え、
    前記探針支持棒を、前記一端部と他端部との間において、真空槽に対して探針支持棒の軸線方向であるX方向に移動可能に支持された自在継ぎ手に固定し、
    且つ前記探針支持棒を、前記自在継ぎ手によりY方向及びZ方向に揺動自在に支持し、
    前記探針支持棒の他端部をXYZ方向に移動することによって前記測定探針を操作することを特徴とするプローバ装置。
  2. 覗き窓を備えた真空槽と、
    前記真空槽内に設置される試料台と、
    前記試料台上に固定される試料を加熱または冷却する試料加熱冷却装置と、
    前記真空槽の外部から可動シールを介して真空槽内に挿入し、一端部に設けた測定探針を外部の他端部から任意に移動可能とした探針支持棒とを備え、
    前記探針支持棒を、前記一端部と他端部との間において真空槽に対して固定した自在継ぎ手に、探針支持棒の長手方向であるX方向に移動可能に支持し、
    且つ前記探針支持棒を、前記自在継ぎ手によりY方向及びZ方向に揺動自在に支持し、
    前記探針支持棒の他端部をXYZ方向に移動することによって前記測定探針を操作することを特徴とするプローバ装置。
  3. 覗き窓を備えた真空槽と、
    前記真空槽内に設置される試料台と、
    前記試料台上に固定される試料を加熱または冷却する試料加熱冷却装置と、
    前記真空槽の外部から可動シールを介して真空槽内に挿入し、一端部に設けた測定探針を外部の他端部から任意に移動可能とした探針支持棒とを備え、
    前記探針支持棒を、前記一端部と他端部との間において真空槽に対して固定した保持板の孔に、探針支持棒の長手方向であるX方向に移動可能に支持し、
    且つ前記探針支持棒を、前記保持板の孔によりY方向及びZ方向に揺動自在に支持し、
    前記探針支持棒の他端部をXYZ方向に移動することによって前記測定探針を操作することを特徴とするプローバ装置。
  4. 前記試料台の位置決めを非磁性ステンレスからなる中空の支柱によって真空槽に対して固定することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のプローバ装置。
  5. 前記自在継ぎ手をX方向に移動可能に支持する手段、または前記自在継ぎ手において探針支持棒をX方向に移動可能に支持する手段は、リニアベアリングまたはクロスローラ案内であることを特徴とする請求項1または2に記載のプローバ装置。
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