JP3836484B2 - 通信機器、通信システム、通信方法およびそのプログラム - Google Patents

通信機器、通信システム、通信方法およびそのプログラム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の技術分野】
本発明は、家屋内の家電機器やセキュリティ機器などをネットワークを通じて安全に運転及び維持管理するネットワークシステムの情報機器およびその制御方法、プログラムに関する。
【0002】
【発明の背景】
近年における、通信ネットワークのインフラ整備の進展はめざましい。洗濯機、エアコン、冷蔵庫、給湯機などの家電機器や、窓やドアに取りつけた開閉センサや人感センサなどのセキュリティ機器を、家屋内の(情報)通信機器でリモートコントロールしたり、家屋外から携帯電話などの通信装置を使って動作の入切や状態確認ができる技術が実用化されてきている。
【0003】
ところで、こうしたネットワークによる遠隔操作の利便性と相反して、誤ったアクセスや第三者による不法なアクセスにより機器(家電機器、セキュリティ機器)が使用者の意図に関係なく制御される危険性が増してきている。特に、熱や水などを扱う家電製品の誤動作は大きな損害に繋がりかねない。また、セキュリティ機器においても、通常は外出モードや在宅モードといった操作モードを備えて防犯レベルを変えたり、解除モードによるセキュリティ機器の一括停止などを行えるようになっている。ここで、不法なアクセス等により外部から意図的に解除モードにされればセキュリティ機器が一括停止されたりするのでは防犯に対して全く用をなさないことになる。
【0004】
しかしながら、家屋外からのアクセスを全く禁止するのでは、ネットワークによる機器(家電機器、セキュリティ機器)の遠隔操作の利便性が損なわれてしまう。よって、このような不法なアクセスに対するセキュリティと利便性とを両立させなければならない。
【0005】
ところで、従来、接続時間1分間あたり10円が課金されるなどという従量課金の通信形態は、アナログ電話網などのように電話加入者に対する通信サービスによる通信形態である。ここでは、例えば、通信の利用者は電話をかけないと通信ができない。この通信形態は、必要時にのみ接続するので高いセキュリティが保持される反面、通信速度が遅い。昨今の新技術たるIP(インターネットプロトコル)電話もこの範疇に含めることができる。一方、例えば、接続時間に関わりなく月額2千円が課金されるなどという(非従量課金の)高速デジタル伝送技術による通信形態では、ADSL等のインターネット通信などのように通信速度が速い。けれども一方で、常時通信が接続されており、よって常に外部からの不法アクセスにさらされるというリスクを持つ。近い将来、ADSLなどの高速デジタル通信の通信形態を利用して家屋外から家屋内の機器に対してアクセスし遠隔制御することが予想される。よって、上述のような不法なアクセスに対するセキュリティの確実性を確立しなければならない。
【0006】
本発明は、上記従来の課題を考慮して、機器への不正アクセスを防止し、特定の人のみが特定の状況下においてのみアクセスを可能とすることを目的とする。また、本発明は、アクセスが可能となった時に、確認通知をすることによって誤ったアクセスを防止することも目的とする。更に、本発明は、数々のネットワーク機器がこれら作用に対応可能であることも目的とする。
【0007】
なお、本明細書において、高速デジタル伝送技術による通信形態の「高速」とは、伝送速度が数百kbps以上のものである。その「高速デジタル伝送技術による通信形態」は、例えば、光ファイバ回線やケーブルテレビ回線等を含む。
【0008】
【発明の概要】
本発明は、家庭で利用する通信機器、その通信機器に係る通信システム、通信方法およびプログラムを提示する。
【0009】
本発明に係る通信機器は、家屋内の1つまたは複数の端末機器をネットワークを介して接続し、高速デジタル伝送技術を利用する第1の通信形態と、電話加入者に対する通信サービスを行なう第2の通信形態とを含む2つ以上の異なった通信形態を用いて外部と通信する通信機器において、人が在宅しているか否かを判断して、人が在宅していない場合に、第1の通信形態を不通とし、第2の通信形態のみを用いて外部と通信することを特徴とする。
【0010】
本発明に係る別の通信機器は、家屋内の1つまたは複数の端末機器をネットワークを介して接続し、且つ外部のセンターサーバ装置と接続し、高速デジタル伝送技術を利用する第1の通信形態と、電話加入者に対する通信サービスを行なう第2の通信形態とを含む2つ以上の異なった通信形態を用いて外部と通信する通信機器において、状況を判断することによって、第1の通信形態を不通とし、その後、第2の通信形態を用いる外部の通信装置からのデータ送受信を認証したときにのみ、不通である第1の通信形態を用いての外部との通信を可能とし、不通である第1の通信形態が通信可能となったときに、第1の通信形態が通信可能となったことを、上記センターサーバ装置、所定の通信装置、若しくは所定のメールアドレスに通知することを特徴とする。
【0011】
本発明に係る別の通信機器は、家屋内の1つまたは複数の端末機器をネットワークを介して接続し、且つ外部のセンターサーバ装置と接続し、高速デジタル伝送技術を利用する第1の通信形態と、電話加入者に対する通信サービスを行なう第2の通信形態とを含む2つ以上の異なった通信形態を用いて外部と通信する通信機器において、状況を判断することによって、第1の通信形態を不通とし、その後、第2の通信形態を用いる外部の通信装置からのデータ送受信を認証したときにのみ、不通である第1の通信形態を用いての外部との通信を可能とし、不通である第1の通信形態が通信可能となったときに、取得したグローバルアドレスを上記センターサーバ装置に通知することを特徴とする。
【0012】
本発明に係る別の通信機器は、家屋内の1つまたは複数の端末機器をネットワークを介して接続し、且つ外部のセンターサーバ装置と接続し、高速デジタル伝送技術を利用する第1の通信形態と、電話加入者に対する通信サービスを行なう第2の通信形態とを含む2つ以上の異なった通信形態を用いて外部と通信することができる通信機器において、状況を判断することによって、第1の通信形態を不通とし、その後、第2の通信形態を用いる外部の通信装置からのデータ送受信を認証したときにのみ、不通である第1の通信形態を用いて外部との通信を可能とし、不通である第1の通信形態が通信可能となったときに、上記通信機器及び端末機器の動作設定情報を上記センターサーバ装置に通知することを特徴とする。
【0013】
本発明に係る別の通信機器は、家屋内の1つまたは複数の端末機器をネットワークを介して接続し、且つ外部のセンターサーバ装置と接続し、高速デジタル伝送技術を利用する第1の通信形態と、電話加入者に対する通信サービスを行なう第2の通信形態とを含む2つ以上の異なった通信形態を用いて外部と通信することができる通信機器において、状況を判断することによって、第1の通信形態を不通とし、その後、第2の通信形態を用いる外部の通信装置からのデータ送受信を認証したときにのみ、不通である第1の通信形態を用いての外部との通信が可能とし、不通である第1の通信形態が通信可能となったときに、取得したグローバルアドレスまたは上記通信機器及び端末機器の動作設定情報を、所定の通信装置若しくは所定のメールアドレスに通知することを特徴とする。
【0014】
本発明に係る通信システムは、家屋内の1つまたは複数の端末機器からの情報をネットワークを介して収集する通信機器と、上記通信機器との間で情報の送受信が可能なセンターサーバ装置とを含む通信システムにおいて、上記通信機器と上記センターサーバ装置とが、高速デジタル伝送技術を利用する第1の通信形態と電話加入者に対する通信サービスを行なう第2の通信形態とを用いて接続され、上記通信機器は、人が在宅しているか否かを判断して、人が在宅していない場合に、第1の通信形態を不通とし、第2の通信形態のみを用いて外部と通信することを特徴とする。
【0015】
本発明に係る別の通信システムは、上記通信機器との間で情報の送受信が可能なセンターサーバ装置とを含む通信システムにおいて、上記通信機器と上記センターサーバ装置とが、高速デジタル伝送技術を利用する第1の通信形態と電話加入者に対する通信サービスを行なう第2の通信形態とを用いて接続され、上記通信機器は、状況を判断することによって第1の通信形態を不通とし、の後、その不通である第1の通信形態を通信可能としたときに、上記センターサーバ装置に通知することを特徴とする。
【0016】
本発明に係る通信方法は、家屋内の1つまたは複数の端末機器からの情報をネットワークを介して収集する通信機器と、上記通信機器との間で情報の送受信が可能なセンターサーバ装置とを含み、上記通信機器と上記センターサーバ装置とが、高速デジタル伝送技術を利用する第1の通信形態と電話加入者に対する通信サービスを行なう第2の通信形態とを用いて接続される通信システムにおいて、上記通信機器が人が在宅しているか否かを判断して、人が在宅していない場合に、第1の通信形態を不通とするステップと、上記通信機器が第2の通信形態のみを用いて外部と通信するステップとからなることを特徴とする。
【0017】
本発明に係る別の通信方法は、家屋内の1つまたは複数の端末機器からの情報をネットワークを介して収集する通信機器と、上記通信機器との間で情報の送受信が可能なセンターサーバ装置とを含み、上記通信機器と上記センターサーバ装置とが、高速デジタル伝送技術を利用する第1の通信形態と電話加入者に対する通信サービスを行なう第2の通信形態とを用いて接続される通信システムにおいて、上記通信機器が状況を判断することによって第1の通信形態を不通とするステップと、上記通信機器が、その後不通である第1の通信形態を通信可能としたときに、上記センターサーバ装置に通知するステップとからなることを特徴とする。
【0020】
本発明に係る別の通信機器は、家屋内の1つまたは複数の端末機器をネットワークを介して接続し、高速デジタル伝送技術を利用する第1の通信形態と、電話加入者に対する通信サービスを行なう第2の通信形態とを含む2つ以上の異なった通信形態を用いて外部と通信することができる通信機器であって、在宅の状況を判断しその判断内容に応じて、家屋の外部から上記端末機器に対するアクセスのうち、上記通信形態の少なくとも一つを用いたアクセスの範囲を制限する通信機器において、家屋の外部の未登録の通信装置からの上記アクセスを許可するか否かは、予め登録した他の通信装置による承認を必要とすることを特徴とする。
【0021】
本発明に係る別の通信方法は、家屋内の1つまたは複数の端末機器をネットワークを介して接続し、高速デジタル伝送技術を利用する第1の通信形態と、電話加入者に対する通信サービスを行なう第2の通信形態とを含む2つ以上の異なった通信形態を用いて外部と通信することができる通信機器であって、在宅の状況を判断しその判断内容に応じて、家屋の外部から上記端末機器に対するアクセスのうち、上記通信形態の少なくとも一つを用いたアクセスの範囲を制限する通信機器において、在宅の状況を参照するステップと、家屋の外部の未登録の通信装置からの上記アクセスを許可するか否か、予め登録した他の通信装置による承認を要求するステップとを備えたことを特徴とする。
【0023】
【発明を実施するための最良の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
【0024】
【実施の形態1】
図1は、本発明の実施の形態1における通信機器の機能ブロック図を示す。以下にて本実施の形態における構成を説明する。
【0025】
図1に示す通信機器1は、第1の送受信部3、第2の送受信部4、情報処理部5、情報収集部6、情報送信部7とから構成されている。通信機器1は、各家電機器等と無線通信8によって接続されており、各機器からの情報収集を情報収集部6によって行い、各機器へのデータ送信を情報送信部7によって行う。これらの収集された情報等は情報処理部5によって処理され、第1の送受信部3または第2の送受信部4を用いて、回線接続手段2を経由して外部に送受信することができる。このときの通信回線網は、電話加入者に対する通信サービスを行なう電話回線網20と高速デジタル伝送技術を利用する情報通信回線網であるインターネット回線網30とから成っている。たとえば、セキュリティ機器及びそれと無線接続する通信機器1が、家屋内において侵入者を検知した場合には、通信機器1は外部へまず電話回線網20を使って直ちに確実に通報する。その後、通信機器1は適宜の相手先にインターネット回線30を用いて現場の画像情報や音声情報など情報量の多いものを送信する。
【0026】
この通信機器1が、各機器(家電機器、セキュリティ機器)からの情報を情報処理部5によって処理し、その時の家屋内の状況を判断することによって情報通信回線網であるインターネット回線網30を不通とし、電話回線網20のみを用いて外部と通信する。
【0027】
以上のような構成とすることにより、本発明に係る実施の形態1では、家屋内の端末機器に続している通信機器1を、情報通信回線網であるインターネット回線網30と電話回線網20との2つ以上の異なった通信形態を用いて外部と通信することができるようにする。即ち、通信機器1は状況を判断することによって情報通信回線網であるインターネット回線網30を不通とし、電話回線網20のみを用いて外部と通信することができるようにする。
【0028】
このようにすることによって、機器への不正アクセスを防止し、特定の人のみが特定の状況下においてのみアクセスを可能とすることができ、信頼性を高めることができる。
【0029】
【実施の形態2】
図2は、本発明の実施の形態2における通信機器の機能ブロック図を示す。以下にて本実施の形態における構成を説明する。
【0030】
図2に示す通信機器1は、第1の送受信部3、第2の送受信部4、情報処理部5、情報収集部6、情報送信部7、入力部9とから構成されている。通信機器1は、各家電機器等と無線通信8によって接続されており、各機器からの情報収集を情報収集部6によって行い、各機器へのデータ送信を情報送信部7によって行う。これらの収集された情報や入力部9によって入力されたデータ等は情報処理部5によって処理され、第1の送受信部3または第2の送受信部4を用いて、回線接続手段2を経由して外部に送受信することができる。この時の通信回線網は電話回線網20と情報通信回線網であるインターネット回線網30とから成っている。
【0031】
この通信機器1が各機器(家電機器、セキュリティ機器)からの情報や入力部9によって入力されたデータ等を情報処理部5によって処理し、その時の人の在宅状況を判断することによって、情報通信回線網であるインターネット回線網30を不通とし、電話回線網20のみを用いて外部と通信する。
【0032】
例えば、家人が外出する時に入力部9から不在ボタンが押されることによって、通信機器1は人体の不在を判断する。それによって情報通信回線網であるインターネット回線網30を不通にすることができる。
【0033】
また、家人が帰ってきた時に入力部9から在宅ボタンが押されることによって、通信機器1は人の在宅を判断して情報通信回線網であるインターネット回線網30を用いて通信することができるようにする。
【0034】
また、上記のボタン以外に人の在・不在を判断する方法として、例えば人感センサや照明機器のオン/オフ制御で判断することも可能である。すなわち、家屋内に人がいる場合は家屋外からの情報通信回線網であるインターネット回線網30を使ってのアクセスを禁止することができる。更に、ガスメータや電力メータ、水道メータ等のライフラインの使用状態から人の在・不在を判断することも可能である。
【0035】
このようにすることによって、外部から機器への不正アクセスを防止し、特定の人のみが特定の状況下においてのみアクセスを可能とすることができ、信頼性を高めることができる。さらに、必要時にのみ情報通信回線網であるインターネット回線網を通信可能とすることができるので、情報セキュリティの安定性と情報通信回線網であるインターネット回線網の快適性が実現できる。
【0036】
【実施の形態3】
以下にて、実施の形態3の通信機器について説明する。
【0037】
本実施の形態の通信機器1は、図2と同様の構成を備える。
【0038】
実施の形態3では、通信機器1が各機器からの情報や入力部9によって入力されたデータ等を情報処理部5によって処理し、その時の時刻を判断することによって情報通信回線網であるインターネット回線網30を不通とし、電話回線網20のみを用いて外部と通信する。
【0039】
例えば、タイマーや電子時計を用いることによって、通信機器1は夜間であることを判断し、それによって情報通信回線網であるインターネット回線網30を不通にすることができる。
【0040】
また、通信機器1は昼間と判断することによって情報通信回線網であるインターネット回線網30を用いて通信することができるようにする。
【0041】
また、時刻のほかに、例えば(内蔵)カレンダの曜日や祝休日などで判断を行い、特定の日には通信不可とすることも可能である。以上のように、就寝時や在宅日のように家屋外から家にアクセスすることがあり得ないときに情報通信回線網であるインターネット回線網30を使ってのアクセスを禁止することができる。
【0042】
【実施の形態4】
以下にて、実施の形態4の通信機器について説明する。
【0043】
本実施の形態の通信機器1も、図2と同様の構成を備える。
【0044】
実施の形態4では、通信機器1が、各機器からの情報や入力部9によって入力されたデータ等を情報処理部6によって処理し、その時の通信機器1の表示状態を判断することによって情報通信回線網であるインターネット回線網30を不通とし、電話回線網20のみを用いて外部と通信する。
【0045】
例えば、通信機器1を使用しない時は通信機器1の表示がOFFされており、よって通信機器1は情報通信回線網であるインターネット回線網30を不通にすることができる。
【0046】
また、通信機器1の表示がONされている時は、通信機器1は情報通信回線網であるインターネット回線網30を用いて通信することができるように為し得る。
【0047】
また、通信機器1の表示状態が、スクリーンセイバーの時、時刻表示のみの時、又は機器設定中の時なども、情報通信回線網であるインターネット回線網30を不通にすることができる。また表示以外に通信機器1の動作状態において、例えば通信機器1が留守番電話機能を含むならば、「留守応答する/しない」の設定も利用することができる。例えば、「留守応答する」という設定の場合には、通信機器1は情報通信回線網であるインターネット回線網30を不通にする、としてもよい。
【0048】
【実施の形態5】
以下にて、実施の形態5の通信機器1について説明する。
【0049】
本実施の形態の通信機器1も、図2と同様の構成を備える。
【0050】
実施の形態5では、通信機器1が、各機器からの情報や入力部9によって入力されたデータ等を情報処理部5によって処理し、その時の各家電機器やセキュリティ機器の設定・動作を判断することによって、情報通信回線網であるインターネット回線網30を不通とし、電話回線網20のみを用いて外部と通信する。
【0051】
例えば、家電機器やセキュリティ機器の設定・動作がOFFされている時は、通信機器1は情報通信回線網であるインターネット回線網30を不通にすることができる。
【0052】
また、家電機器やセキュリティ機器の設定・動作がONされている時は、通信機器1は情報通信回線網であるインターネット回線網30を用いて通信することができるようにする。
【0053】
【実施の形態6】
図3は、本発明の実施の形態6における通信機器の機能ブロック図を示す。以下にて本実施の形態における構成を説明する。
【0054】
図3に示す通信機器1は、第1の送受信部3、第2の送受信部4、情報処理部5、情報収集部6、情報送信部7、入力部9とから構成されている。通信機器1は、各家電機器等と無線通信8によって接続されており、各機器からの情報収集を情報収集部6によって行い、各機器へのデータ送信を情報送信部7によって行う。これらの収集された情報や入力部9によって入力されたデータ等は情報処理部5によって処理され、第1の送受信部3または第2の送受信部4を用いて、回線接続手段2を経由して外部にある通信装置14と送受信することができる。この時の通信回線網は電話回線網20と情報通信回線網であるインターネット回線網30とから成っている。
【0055】
この通信機器1が各機器(家電機器、セキュリティ機器)からの情報や入力部9によって入力されたデータ等を情報処理部5によって処理し、その時の状況を判断することによって情報通信回線網であるインターネット回線網30を不通とし、電話回線網20のみを用いて外部と通信する。その後、外部の電話等の通信装置14からデータの送受信が行われ、それを受けて、通信機器1が情報通信回線網であるインターネット回線網30を用いて通信することができるようにしてもよい。
【0056】
即ち、外部の電話等の通信装置14からデータの送受信が行われ、通信機器1が、予め登録された電話番号やパスワードなどの認証情報を用いて認証したときにのみ、通信機器1が情報通信回線網であるインターネット回線網30を用いて通信することができるようにすることになる。
【0057】
以上のような構成とすることにより、本発明によれば、家屋内の端末機器に接続している通信機器1が、情報通信回線網であるインターネット回線網30と電話回線網20との2つ以上の異なった通信形態を用いて外部と通信することができるように為し得る。更に加えて、外部から電話回線網20を用いて通信し、その通信が予め登録された認証情報と一致すると通信機器1が判断し認証したときにのみ、情報通信回線網であるインターネット回線網30を通信可能とすることができるように為し得る。
【0058】
このようにすることによって、外部から機器への不正アクセスを防止し、特定の人のみが特定の状況下においてのみアクセスを可能とすることができ、信頼性を高めることができる。さらに、必要時にのみ情報通信回線網であるインターネット回線網30を通信可能とすることができるので、情報セキュリティの安定性と情報通信回線網であるインターネット回線網30の快適性が実現できる。
【0059】
【実施の形態7】
図4は、本発明の実施の形態7における通信機器の機能ブロック図を示す。以下にて本実施の形態における構成を説明する。
【0060】
図4に示す通信機器1は、第1の送受信部3、第2の送受信部4、情報処理部5、情報収集部6、情報送信部7、入力部9とから構成されている。通信機器1は、各家電機器等と無線通信8によって接続されており、各機器からの情報収集を情報収集部6によって行い、各機器へのデータ送信を情報送信部7によって行う。これらの収集された情報や入力部9によって入力されたデータ等は情報処理部5によって処理され、第1の送受信部3または第2の送受信部4を用いて、回線接続手段2を経由して外部にあるセンターサーバ装置10および通信装置14と送受信することができる。この時の通信回線網は電話回線網20と情報通信回線網であるインターネット回線網30とから成っている。
【0061】
この通信機器1が各機器(家電機器、セキュリティ機器)からの情報や入力部9によって入力されたデータ等を情報処理部5によって処理し、その時の状況を判断することによって情報通信回線網であるインターネット回線網30を不通とし、電話回線網20のみを用いて外部と通信する。その後、外部の電話等の通信装置14からデータの送受信が行われ、それを受けて、通信機器1が情報通信回線網であるインターネット回線網30を用いて通信することができるようにしてもよい。更にその後、センターサーバ装置10へその「インターネット回線網30を用いて通信することができるようになったこと」を示す情報を送信し、さらにそれを電話等の通信装置14に通知してもよい。そしてセンターサーバ装置10はインターネット回線網30を用いて通信することができるようになったことを検知して、それまでにセンターサーバ装置10に溜まっていた通信処理を高速のインターネット回線網30を用いて通信機器1と行うことになる。
【0062】
以上のような構成とすることにより、本発明によれば、家屋内の端末機器に接続している通信機器1が、情報通信回線網であるインターネット回線網30と電話回線網20との2つ以上の異なった通信形態を用いて外部と通信することができるように為し得る。更に、不通である情報通信回線網のインターネット回線網が通信可能となった時に、前記センターサーバ装置10にその内容を通知することができる。
【0063】
また、センターサーバ装置10は、インターネット回線網30を用いて通信することができるようになったことを検知することでその家屋の在宅・不在状況を監視することができる。よって、長期間不在になっているなど使用者の生活の異常事態が早期に発見され得る。
【0064】
以上のようにすることで、外部から機器への不正アクセスを防止し、特定の人のみが特定の状況下においてのみアクセスを可能とすることができ、信頼性を高めることができる。さらに、情報通信回線網であるインターネット回線網30が通信可能となった時その内容を通知するので、情報セキュリティの安定性と情報通信回線網であるインターネット回線網の快適性が実現できる。
【0065】
【実施の形態8】
以下にて、実施の形態8の通信機器1について説明する。
【0066】
本実施の形態の通信機器1は、図4と同様の構成を備える。
【0067】
実施の形態8では、通信機器1が、各機器(家電機器、セキュリティ機器)からの情報や入力部9によって入力されたデータ等を情報処理部5によって処理し、その時の状況を判断することによって情報通信回線網であるインターネット回線網30を不通とし、電話回線網20のみを用いて外部と通信する。その後、外部の電話等の通信装置14からデータの送受信が行われ、それを受けて、通信機器1が情報通信回線網であるインターネット回線網30を用いて通信することができるようにしてもよい。更にその後、通信機器1がセンターサーバ装置10へその取得したグローバルアドレスを送信し、さらにそれを電話等の通信装置14に通知してもよい。
【0068】
以上のような構成とすることにより、本発明によれば、家屋内の端末機器に接続している通信機器1が、情報通信回線網であるインターネット回線網30と電話回線網20との2つ以上の異なった通信形態を用いて外部と通信することができるように為し得る。しかも、不通である情報通信回線網のインターネット回線網30が通信可能となった時に、通信機器1がセンターサーバ装置10へ取得したグローバルアドレスを通知するのでセンターサーバ装置10からのアクセスが容易になる。
【0069】
【実施の形態9】
以下にて、実施の形態9の通信機器1について説明する。
【0070】
本実施の形態の通信機器1も、図4と同様の構成を備える。
【0071】
実施の形態9では、通信機器1が、各機器(家電機器、セキュリティ機器)からの情報や入力部9によって入力されたデータ等を情報処理部5によって処理し、その時の状況を判断することによって情報通信回線網であるインターネット回線網30を不通とし、電話回線網20のみを用いて外部と通信する。その後、外部の電話等の通信装置14からデータの送受信が行われ、それを受けて、通信機器1が情報通信回線網であるインターネット回線網30を用いて通信することができるようにしてもよい。更にその後、通信機器1がセンターサーバ装置10へ通信機器1や家電機器、セキュリティ機器の動作設定情報を通知し、さらにそれを電話等の通信装置14に通知してもよい。
【0072】
ここで、動作設定情報とは、家電機器やセキュリティ機器の電源の入力状態やエアコンの設定温度、洗濯機の設定モード・設定時間等、各種家電機器からの情報のほかガスメータや電力メータ、水道メータからのライフラインの使用状態情報である。
【0073】
【実施の形態10】
以下にて、実施の形態10の通信機器1について説明する。
【0074】
本実施の形態の通信機器1も、図4と同様の構成を備える。
【0075】
実施の形態10では、通信機器1が、各機器(家電機器、セキュリティ機器)からの情報や入力部9によって入力されたデータ等を情報処理部5によって処理し、家人が不在の場合を判断することによって情報通信回線網であるインターネット回線網30を不通とし、電話回線網20のみを用いて外部と通信する。その後、外部の電話等の通信装置14からデータの送受信が行われ、それを受けて、通信機器1が情報通信回線網であるインターネット回線網30を用いて通信することができるようにしてもよい。更にその後、通信機器1がセンターサーバ装置10へ通知し、さらにそれを所定の電話や所定のメールアドレスに通知してもよい。これらの所定の電話番号及びメールアドレスに係るデータは、予め通信機器1の所定の記憶領域に格納されているものである。
【0076】
以上のような構成とすることにより、本発明によれば、家屋内の端末機器に接続している通信機器1が、情報通信回線網であるインターネット回線網30と電話回線網20との2つ以上の異なった通信形態を用いて外部と通信することができるように為し得る。しかも、家人の不在時に、不通である情報通信回線網であるインターネット回線網30が通信可能となった場合、所定の電話や所定のメールアドレスに通信可能となった旨を通知することができる。
【0077】
このようにすることによって、機器への不正アクセスを防止し、特定の人のみが特定の状況下においてのみアクセスを可能とすることができ、信頼性を高めることができる。また、必要時にのみ情報通信回線網であるインターネット回線網30を通信可能とすることができるので、情報セキュリティの安全性と情報通信回線網であるインターネット回線網30の通信の快適性が実現できる。さらに、情報通信回線網であるインターネット回線網30を通信可能とした後、センターサーバ装置10や所定の電話やメールアドレスに通知するので、安全性を向上させることができる。
【0078】
なお、通知する手段は、使用者や管理者にインターネット回線網30が通信可能となった旨を通知しうるものであればよく、電話でなくてもよい。また、使用者や管理者に通知を与えるだけでなくその直後に使用者や管理者から許可を求めるようにするのが好ましい。即ち、通信機器1が使用者や管理者に通知した直後に、使用者や管理者から許諾の情報が返信されてこなければ通信機器1がインターネット回線網30を通信不能とするように構成してもよい。このとき、許諾されない者(侵入者)を検知したということにより、通信機器1が防犯セキュリティシステムを作動させてもよい。
【0079】
【実施の形態11】
図5は、本発明の実施の形態11におけるシステム全体を概略的に示す構成説明図である。以下にて本実施の形態における構成を説明する。
【0080】
図5に示すシステムは、各家屋100に設置される洗濯機15、エアコン16等の家電機器と人感センサ17や開閉センサ18等のセキュリティ機器を接続した通信機器1と、通信機器1を外部と接続するための回線接続手段2、外部のネットワークである宅外回線網12、電話等の外部の通信装置14、センターサーバ装置10とから成る。この時の通信機器1の通信回線網は電話回線網20と情報通信回線網であるインターネット回線網30とから成っている。
【0081】
本通信システムは、各家電機器等と無線通信によって接続されており、各機器からの情報収集を行い、各機器へのデータ送信を行う。これらの収集された情報や通信機器1の入力部によって入力されたデータ等を処理し、回線接続手段2および宅外回線網12を経由して外部にあるセンターサーバ装置10および通信装置14と送受信することができるものである。
【0082】
具体的には、通信機器1の送受信は、アナログ電話回線網を用いて回線接続手段2であるモデム、スプリッター等を介してISP(インターネットサービスプロバイダ)にダイヤルアップ接続(PPP接続)し、そこから宅外回線網(WEB)を通じてセンターサーバ装置10にTCP/IP接続することができるものである。また、別のブロードバンドであるADSL回線網を用いて回線接続手段2を介して直接にセンターサーバ装置10にADSL接続することもできるものである。さらに、通信機器1の送受信の接続回線網はFTTHのような光ファイバー網でもよい。
【0083】
これら複数の接続手段で外部と接続された通信機器1において、家の中の状況判断を行い、どの接続網を用いるかを決める。例えば、家人が外に出かける時には通信機器1の不在ボタンが押されることによって不在と判断され、ブロードバンドであるADSL回線網を不通とし、アナログ電話回線網20のみを通信可能とする。
【0084】
また、家人が外から帰ってきた時には、通信機器1の在宅ボタンが押されることによって通信機器1は在宅と判断し、ブロードバンドであるADSL回線網を通信可能とする。
【0085】
さらに、家人が外出している時に外から電話でアナログ電話回線網20を用いて通信機器1に通信を行い、通信機器1に予め登録されている電話番号であることが認証されると、ブロードバンドであるADSL回線網を通信可能とするようにしてもよい。
【0086】
このようにすることによって、外部から機器への不正アクセスを防止し、特定の人のみが特定の状況下においてのみアクセスを可能とすることができ、信頼性の高いシステムを構築することができる。さらに、必要時にのみブロードバンドであるADSL回線網を通信可能とすることができるので、情報セキュリティの安定性とブロードバンドであるADSL回線網の快適性が実現できる。
【0087】
【実施の形態12】
図6は、本発明の実施の形態12におけるシステム全体を概略的に示す構成説明図である。以下にて本実施の形態における構成を説明する。
【0088】
図6に示すシステムは、各家屋100に設置される洗濯機15、エアコン16等の家電機器と人感センサ17や開閉センサ18等のセキュリティ機器を接続した通信機器1と、通信機器1を外部と接続するための回線接続手段2、外部のネットワークである宅外回線網12、電話等の外部の通信装置14、センターサーバ装置10とから成る。この時の通信回線網は電話回線網20と情報通信回線網であるインターネット回線網30とから成っている。
【0089】
本通信システムは、各家電機器等と無線通信によって接続されており、各機器からの情報収集を行い、各機器へのデータ送信を行う。これらの収集された情報や通信機器1の入力部によって入力されたデータ等を処理し、回線接続手段2および宅外回線網12を経由して外部にあるセンターサーバ装置10および通信装置14と送受信することができるものである。
【0090】
具体的には、通信機器1の送受信は、アナログ電話回線網を用いて回線接続手段2であるモデム、スプリッター等を介してISP(インターネットサービスプロバイダ)にダイヤルアップ接続(PPP接続)し、そこから宅外回線網(WEB)12を通じてセンターサーバ装置10にTCP/IP接続することができる。また、別のブロードバンドであるADSL回線網を用いて回線接続手段2を介して直接にセンターサーバ装置10にADSL接続することもできるものである。さらに、通信機器の送受信の接続回線網はFTTHのような光ファイバー網でもよい。
【0091】
通信機器1の送受信部は、接続のために必要なURL、電話番号等のダイヤルアップ接続情報を有し、あるいは所定の記憶領域から取り出せるようにしている。また、その送受信の際に、所定の記憶領域に書き込んであるID等の端末識別子やパスワードを適宜取り出し、ログイン時の認証ステップ等に対応できるようにしている。
【0092】
これら複数の接続手段で外部と接続された通信機器1において、家の中の状況判断を行い、どの接続網を用いるかを決める。例えば、家人が外に出かける時には通信機器1の不在ボタンが押されることによって、通信機器1は不在と判断してブロードバンドであるADSL回線網を不通とし、アナログ電話回線網20のみを通信可能とする。
【0093】
また、家人が外出している時に外から電話でアナログ電話回線網20を用いて通信機器1に通信を行い、通信機器1に予め登録されている電話番号であることを通信機器1が認証すると、ブロードバンドであるADSL回線網を通信可能とするようにしてもよい。この後、通信機器1はセンターサーバ装置10へADSL回線網が通信可能になったことを通知する。
【0094】
この状態で、第三者の電話である未登録通信装置(第1の未登録通信装置40)から通信機器1に電話をかけても、通信機器1は認証しないので、別の回線網であるブロードバンドのADSL回線網が通信可能とはなり得ない。
【0095】
さらに、ブロードバンドであるADSL回線網が通信可能になると、通信機器1はセンターサーバ装置10からグローバルアドレスを割り振られる。この割り振られたグローバルアドレスを、所定の電話等の通信装置14や所定のメールアドレス先に通知する。これらの所定の電話番号と所定のメールアドレスのデータは、通信機器1の所定の記憶領域に格納されているものである。
【0096】
また、ブロードバンドであるADSL回線網が通信可能になると、家の中の家電機器やセキュリティ機器の動作設定状態がセンターサーバ装置10に送信され、携帯電話(等)から機器(家電機器、セキュリティ機器)の動作異常等を確認することが可能となる。
【0097】
このようにすることによって、機器への不正アクセスを防止し、特定の人のみが特定の状況下においてのみアクセスを可能とすることができ、信頼性の高いシステムを構築することができる。また、必要時にのみブロードバンドであるADSL回線網を通信可能とすることができるので、情報セキュリティの安全性とブロードバンドであるADSL回線網の通信の快適性が実現できる。さらに、ブロードバンドであるADSL回線網を通信可能とした後、通信機器1はセンターサーバ装置10や所定の電話やメールアドレスに通知・確認するので、安全性を向上させることができる。
【0098】
【実施の形態13】
図7は、実施の形態13に係る通信機器の通信方法のフローチャートを示す。以下にて本実施の形態における処理フローを説明する。
【0099】
まず、家屋内の洗濯機、エアコン等の家電機器や人感センサ、開閉センサ等のセキュリティ機器の動作が開始されているかどうかが接続された通信機器1で判断される(ステップS1)。開始されていれば、家人が在宅かどうかが判断される(ステップS2)。次に、家人が在宅であると判断されたら、通信機器1が外部と接続されているブロードバンドであるADSL回線網と通信可能になる(ステップS3)。家人が不在であると判断されたら、通信機器1が外部と接続されているブロードバンドであるADSL回線網と通信不可となる(ステップS4)。
【0100】
この時、判断のための要件は、家人の在宅・不在宅以外でもよく、例えば、時刻や、通信機器の表示状態・電源入切、家電機器やセキュリティ機器の設定動作でもよい。
【0101】
【実施の形態14】
図8は、実施の形態14に係るシステムの処理手順を示すフローチャートを示す。以下にて本実施の形態における処理フローを説明する。
【0102】
まず、家屋内の洗濯機、エアコン等の家電機器や人感センサ、開閉センサ等のセキュリティ機器の動作の開始を行う。この家の状況を接続された通信機器1で判断する(ステップS11)。例えば家人が外出しているかどうかの判断を行う。外出していれば、通信機器1が外部と接続されているブロードバンドであるADSL回線網を通信不可とする(ステップS12)。次に、外部の携帯電話等の通信装置14から、アナログ電話回線網を用いて家屋内の通信機器1に連絡をとり、通信機器1は発信電話(通信装置14)の電話番号を認証する(ステップS13)。認証されたら通信機器1が外部と接続されているブロードバンドであるADSL回線網が通信可能になる(ステップS14)。
【0103】
このときも、判断のための要件は、家人の在宅・不在宅以外でもよく、例えば時刻や、通信機器の表示状態・電源入切、家電機器やセキュリティ機器の設定動作でもよい。
【0104】
【実施の形態15】
図9は、実施の形態15に係るシステムの処理手順を示すフローチャートを示す。以下にて本実施の形態における処理フローを説明する。
【0105】
家屋内の洗濯機、エアコン等の家電機器や人感センサ、開閉センサ等のセキュリティ機器の動作が開始している。その動作中に、これらの動作状況を基にこの家屋内の状況を、無線接続した通信機器1が判断する(ステップS21)。例えば家人が外出しているかどうかの判断を行う。通信機器1が家人は外出していると判断すれば、通信機器1は外部と接続されているブロードバンドであるADSL回線網を通信不可とする(ステップS22)。続いて、外部の携帯電話等の通信装置14から、アナログ電話回線網を用いて家屋内の通信機器1に通信されると、通信機器1はその発信電話(通信装置14)の電話番号の認証を行なう(ステップS23)。認証されたら、通信機器1が、外部と接続されているブロードバンドであるADSL回線網を通信可能にする(ステップS24)。次に、ブロードバンドであるADSL回線網が通信可能になると、通信機器1はセンターサーバ装置10からグローバルアドレスを割り振られる(ステップS25)。この割り振られたグローバルアドレスを、所定の電話等の通信装置14や所定のメールアドレス先に通知する(ステップS26)。これらの所定の電話番号と所定のメールアドレスのデータは、通信機器1の所定の記憶領域に格納されているものである。
【0106】
上記のフローにおいて、判断要件の内容は、家人の在宅・不在宅以外でもよく、例えば時刻や、通信機器1の表示状態・電源入切、家電機器やセキュリティ機器の設定動作でもよい。
【0107】
以上のような構成とすることにより、本発明によれば、機器への不正アクセスを防止し、特定の人のみが特定の状況下においてのみアクセスを可能とすることができ、機器の信頼性を高めた通信方法を構築することができる。また、必要時にのみブロードバンドであるADSL回線網を通信可能とすることができるので、情報セキュリティの安全性とブロードバンドであるADSL回線網の快適性が実現できる。さらに、ブロードバンドであるADSL回線網を通信可能とした後に、センターサーバ装置や所定の電話番号や所定のメールアドレスに通知するので、安全性を向上させることができる。
【0108】
【実施の形態16】
以下にて、実施の形態16の通信システムを説明する。
【0109】
本実施の形態の通信システムは、図5と同様の構成を備える。本実施の形態においても、通信機器1の通信回線網は、電話回線網20と情報通信回線網であるインターネット回線網30とから成っている。
【0110】
当該通信システムにおいて、家人が在宅中には、家人は通信機器1から在宅状況として「在宅」を設定するか、「不在」の解除を設定する。この状態で、家電機器に対して通信機器1から宅内の洗濯機15を運転したり、洗濯機15からの終了通知を受け取ったりといった遠隔操作が行える。その他、通信機器1は、セキュリティ機器に対して、玄関ドアの開閉センサ18を動作させ、家人が出入りする庭側のサッシに取り付けた人感センサ17を停止させる、という制御を行うことができる。
【0111】
家人の在宅の際には、一般的に、宅外から家電機器を運転したり、開閉センサ18を動作させたりする必要はないといえる。よってこのとき、宅外回線網12を介して通信機器1に対してエアコン16や洗濯機15を動作させる電文や、動作中の開閉センサ18などを停止させる電文(等)によるアクセスを禁止してもよい。
【0112】
このときのアクセスの禁止は、電話回線網20と、情報通信回線網であるインターネット回線網30とのうちの、少なくとも一つに対してなされる。勿論、全てに対してなされてもよい。
【0113】
また、宅外回線網12からのアクセスをすべて禁止しなくてもよい。つまり、家電機器やセキュリティ機器などが正常に動いているかというような動作状態を確認するアクセスは許可し、停止している機器を動作させるというような制御を行なうアクセスは禁止する、というようにアクセス範囲の制限を設けることも可能である。このようにすれば、家人が「在宅」していても通信機器1から離れているような場合に、外部から携帯電話などの通信装置14を使って例えば洗濯機15の動作が終わったかどうかを問い合わせることができる。よって、ネットワークシステムを使った遠隔操作の利便性が高められる。
【0114】
このときのアクセスの制限も、電話回線網20と、情報通信回線網であるインターネット回線網30とのうちの、少なくとも一つに対してなされる。勿論、全てに対してなされてもよい。特に、不法アクセス防止の観点から、(高速デジタル伝送技術たる)情報通信回線網であるインターネット回線網30を介する外部からのアクセスが厳しく制限されてもよい。以下のアクセスの禁止又は制限においても同様である。
【0115】
また、別のアクセス範囲の制限を設定することも可能である。つまり、家族の持つ携帯電話の電話番号などを通信機器1に予め記憶させておくことにより、その登録(記憶)された通信装置14からのアクセスのみを許容し、その他の未登録な通信装置からのアクセスを禁止する、というような制限である。
【0116】
アクセス範囲の制限を実現する構成は、様々に想定され得る。例えば、回線接続手段2を構成するルータなどのセキュリティ機能を使って、予め設定した携帯電話番号や接続先以外からの電文や、禁止したアクセス範囲のプロトコル内容を示す番号が付与された電文を、廃棄するという構成を採用し得る。また、予め取り決めたIDやキーワードが付与されていない電文を通信機器1が廃棄するという構成でもよい。
【0117】
なお、上記では、在宅の状況として「在宅」「不在」の2分例を挙げたが、通信機器1にてその他の状況を設定できるようにしておく構成も有効である。例えば、幼児や高齢者だけが在宅している状況を「準在宅」とすることができる。このときには、通信機器1は、水や熱を扱う家電機器など特定の端末機器に対しては、登録された通信装置14からのみのアクセスを許容し、家屋内からの操作を許容しない、とする。
【0118】
以上では、「在宅」と「不在」との区別を家人が通信機器1のボタンなどの操作部から設定する、として説明している。一方で、家人が、時間帯や曜日(等)にあわせて、在宅・不在宅の状態をスケジュール化して通信機器1に記憶させておき、通信機器1上で自動的に「在宅」と「不在」の状態が切り替わる構成とすることも可能である。例えば、夜間に「在宅」状態になるようにスケジュール化しておけば、家人が帰宅時に通信機器1にて「在宅」へ設定し忘れた場合でも、通信機器1は夜間に自動的に「在宅」状態になる。そうすれば、夜間の宅外回線網12からのアクセスが禁止乃至制限されることになる。同様に、休日の昼間に「在宅」状態になるようにスケジュール化しておけば、宅外回線網12からのアクセスが禁止乃至制限されることになる。
【0119】
更に、安全性の高い構成として、在宅の状態の自動的な変更に関しては、「不在」状態から「在宅」状態への変更のみスケジュールできる、という構成が想定される。この構成を利用すると、平日の日中は勤務のために自動的に「在宅」から「不在」に切り替わるようにスケジュールを設定しておいた際に、たまたま休暇で「在宅」していたにもかかわらず、解除し忘れて無意識のうちに「不在」状態となり、外部からのアクセスが可能となってしまう、というような不都合を防げる。
【0120】
この他、自動的に「在宅」状態へ変更する構成として、手動でエアコン16や洗濯機15、照明機器(図示せず)が運転された場合や、人感センサ17により所定時間に設定頻度以上で人の存在が検知された場合は、通信機器1が家人が「在宅」していると判定して「在宅」状態に変更する、というものもある。
【0121】
【実施の形態17】
以下にて、実施の形態17の通信システムを説明する。
【0122】
本実施の形態の通信システムは、図6と同様の構成を備える。本実施の形態においても、通信機器1の通信回線網は、電話回線網20と情報通信回線網であるインターネット回線網30とから成っている。本実施の形態でのアクセスの禁止、制限、その解除又はその変更も、電話回線網20と、情報通信回線網であるインターネット回線網30とのうちの、少なくとも一つに対してなされる。勿論、全てに対してなされてもよい。特に、不法アクセス防止の観点から、(高速デジタル伝送技術たる)情報通信回線網であるインターネット回線網30を介する外部からのアクセスが厳しく制限されてもよい。
【0123】
ここで、図6の第2の未登録通信装置42についてであるが、該第2の未登録通信装置42は勤務先のパソコンや家族の持つ携帯電話などが相当する。
【0124】
以下、登録済みの通信装置14以外の、携帯電話などの第2の未登録通信装置42をもった(別の)家人が、家屋内の家電機器やセキュリティ機器にアクセスできるようにする方法について、図10及び図11を用いつつ説明する。
【0125】
図10は、第2の未登録通信装置42からのアクセスを許可してよいかを、登録済みの通信装置14に許可をあおぐ方法の一例を示す。まず、第2の未登録通信装置42から通信機器1に対してアクセスの電文が送信されると(S21)、通信機器1からS21のアクセスの実行を許可するかどうかの問い合わせ電文が通信装置14に送信される(S22)。通信装置14でアクセスを許可する旨の返信を行う(S23)と、通信機器1は宅内の家電機器やセキュリティ機器を制御する電文を送付し(S24)、家電機器やセキュリティ機器が動作し、動作結果が返信される(S25)。通信機器1はS25を受けて第2の未登録通信装置42からのアクセス要求が受け付けられた旨のACK電文を返信する(S26)。また、問い合わせ電文S22に対し、通信装置14から不許可の返信があった場合(S27)は、通信機器1は電文を廃棄し、第2の未登録通信装置42からのアクセス要求が拒否された旨のNCK電文を返信する(S28)。
【0126】
次に、図11は、コールバックを用いる別の方法を示すフローチャートである。図10と同様に、問い合わせ電文S32が通信機器1により許可される(S33)と、通信機器1は第2の未登録通信装置42にコールバックする(S34)。なお、ここでのコールバックすべき電話番号は、発信者番号通知を利用すること等により入手される。未登録通信通信40はこの接続を保持して、通信機器1を通じて宅内の家電機器やセキュリティ機器を制御し処理の終了のACK電文を確認(S35,S36、S37、S38)した後、回線を切断する。また、問い合わせ電文S32に対し、通信装置14から不許可の返信があった場合(S39)は、通信機器1は電文を廃棄し、第2の未登録通信装置42からのアクセス要求が拒否された旨のNCK電文を返信する(S40)。
【0127】
なお、相互の通信方法は図10、図11に示されるものに限定されない。例えば、アクセス用のIDやパスワードを利用する等、他の方法でも構わない。また、アクセス範囲の変更の仕組みを組み込むこともできる。例えば、第2の未登録通信装置42からのアクセス内容を、第2の未登録通信装置42から端末機器への状態確認だけでなく、第2の未登録通信装置42から端末機器の制御の実施も含むとすべく、通信機器1が一時的に当該第2の未登録通信装置42に許可を付与する、ということも組み込める。また、図11のフローチャートにおいて、第2の未登録通信装置42へのコールバックから回線切断まで、当該第2の未登録通信装置42の通信機器1への、引いてはその背景の端末機器へのあらゆる種類のアクセスに関して、通信機器1が一時的に許可を付与する、という機能も組み込める。
【0128】
更に、第2の未登録通信装置42の電話番号などを通信機器1に新たに記憶させて新規の登録済みの通信装置14とするような、図10又は図11に示される方法以外のものを含んでいても構わない。
【0129】
なお、図6における第1の未登録通信装置40の「未登録」は、ADSL回線が通信可能となり得ない趣旨の「未登録」である。一方、図6、図10及び図11における第2の未登録通信装置42は、上述のように勤務先のパソコンや家族の持つ携帯電話であり、ここでの「未登録」は所定の手続きを踏みアクセスが可能となる前には「未登録」であるという趣旨の「未登録」である。このように2つの「未登録」の趣旨は異なる。
【0130】
本実施の形態では、回線接続手段2と通信機器1とが分かれているが、これらが一つの筐体内で組み合わされていてもよい。また、通信機器1にてスケジュールデータを設定・記憶させておく方法の他に、通信機器1とは別の機器(例えば携帯情報端末)にスケジュールを記憶させ通信機器1がそのスケジュールを参照する、という方法でもよい。即ち、携帯情報端末がスケジュール管理を行ってそれを通信機器1に指示する、という形態でもよい。携帯情報端末の代わりに、宅外回線網12で接続されたサーバ装置を用いてもよいし、電子メールサーバ装置を用いてもよい。
【0131】
上記の実施の形態では、ブロードバンドのインターネット回線としてADSLを利用しているが、本発明はこれに限定されない。本発明は、電話加入者に対する通信サービスを行なう通信形態と、常時接続をして利用することが考えられる高速デジタル伝送技術を利用する通信形態とに関するものであり、アナログ電話網以外のあらゆる通信方式であってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1における通信機器の機能ブロック図である。
【図2】 本発明の実施の形態2乃至5における通信機器の機能ブロック図である。
【図3】 本発明の実施の形態6における通信機器の機能ブロック図である。
【図4】 本発明の実施の形態7乃至10における通信機器の機能ブロック図である。
【図5】 本発明の実施の形態11におけるシステム全体を概略的に示す構成説明図である。
【図6】 本発明の実施の形態12におけるシステム全体を概略的に示す構成説明図である。
【図7】 本発明の実施の形態13におけるシステムの処理手順を示すフローチャートである。
【図8】 本発明の実施の形態14におけるシステムの処理手順を示すフローチャートである。
【図9】 本発明の実施の形態15におけるシステムの処理手順を示すフローチャートである。
【図10】 本発明の実施の形態16におけるシステムの処理手順を示すフローチャートである。
【図11】 本発明の実施の形態17におけるシステムの処理手順を示すフローチャートである。

Claims (19)

  1. 家屋内の1つまたは複数の端末機器をネットワークを介して接続し、
    高速デジタル伝送技術を利用する第1の通信形態と、電話加入者に対する通信サービスを行なう第2の通信形態とを含む2つ以上の異なった通信形態を用いて外部と通信する通信機器において、
    人が在宅しているか否かを判断して、人が在宅していない場合に、第1の通信形態を不通とし、第2の通信形態のみを用いて外部と通信することを特徴とする通信機器。
  2. 人感センサを用いて、あるいはライフラインの使用状態から、人が在宅しているか否かを判断することを特徴とする請求項1に記載の通信機器。
  3. 家屋内の1つまたは複数の端末機器をネットワークを介して接続し、
    高速デジタル伝送技術を利用する第1の通信形態と、電話加入者に対する通信サービスを行なう第2の通信形態とを含む2つ以上の異なった通信形態を用いて外部と通信する通信機器において、
    不在が予定される所定の日時において、第1の通信形態を不通とし、第2の通信形態のみを用いて外部と通信することを特徴とする通信機器。
  4. 上記通信機器の動作状態より、人が在宅しているか否かを判断することを特徴とする請求項1に記載の通信機器。
  5. 通信機器の表示状態がスクリーンセイバーの時、時刻表示のみの時、または機器設定中の時、人が在宅していないと判断することを特徴とする請求項4に記載の通信機器。
  6. 上記通信機器が留守番電話機能を有し、留守応答するように設定されたとき、人が在宅していないと判断することを特徴とする請求項4に記載の通信機器。
  7. 上記端末機器の設定・動作より、人が在宅しているか否かを判断することを特徴とする請求項1に記載の通信機器。
  8. 上記端末機器は、家電機器またはセキュリティ機器であることを特徴とする請求項7に記載の通信機器。
  9. 家屋内の1つまたは複数の端末機器をネットワークを介して接続し、且つ外部のセンターサーバ装置と接続し、
    高速デジタル伝送技術を利用する第1の通信形態と、電話加入者に対する通信サービスを行なう第2の通信形態とを含む2つ以上の異なった通信形態を用いて外部と通信する通信機器において、
    状況を判断することによって、第1の通信形態を不通とし、
    その後、第2の通信形態を用いる外部の通信装置からのデータ送受信を認証したときにのみ、不通である第1の通信形態を用いての外部との通信を可能とし、
    不通である第1の通信形態が通信可能となったときに、第1の通信形態が通信可能となったことを、上記センターサーバ装置、所定の通信装置、若しくは所定のメールアドレスに通知することを特徴とする通信機器。
  10. 家屋内の1つまたは複数の端末機器をネットワークを介して接続し、且つ外部のセンターサーバ装置と接続し、
    高速デジタル伝送技術を利用する第1の通信形態と、電話加入者に対する通信サービスを行なう第2の通信形態とを含む2つ以上の異なった通信形態を用いて外部と通信する通信機器において、
    状況を判断することによって、第1の通信形態を不通とし、
    その後、第2の通信形態を用いる外部の通信装置からのデータ送受信を認証したときにのみ、不通である第1の通信形態を用いての外部との通信を可能とし、
    不通である第1の通信形態が通信可能となったときに、取得したグローバルアドレスを上記センターサーバ装置に通知することを特徴とする通信機器。
  11. 家屋内の1つまたは複数の端末機器をネットワークを介して接続し、且つ外部のセンターサーバ装置と接続し、
    高速デジタル伝送技術を利用する第1の通信形態と、電話加入者に対する通信サービスを行なう第2の通信形態とを含む2つ以上の異なった通信形態を用いて外部と通信することができる通信機器において、
    状況を判断することによって、第1の通信形態を不通とし、
    その後、第2の通信形態を用いる外部の通信装置からのデータ送受信を認証したときにのみ、不通である第1の通信形態を用いて外部との通信を可能とし、
    不通である第1の通信形態が通信可能となったときに、上記通信機器及び端末機器の動作設定情報を上記センターサーバ装置に通知することを特徴とする通信機器。
  12. 家屋内の1つまたは複数の端末機器をネットワークを介して接続し、且つ外部のセンターサーバ装置と接続し、
    高速デジタル伝送技術を利用する第1の通信形態と、電話加入者に対する通信サービスを行なう第2の通信形態とを含む2つ以上の異なった通信形態を用いて外部と通信することができる通信機器において、
    状況を判断することによって、第1の通信形態を不通とし、
    その後、第2の通信形態を用いる外部の通信装置からのデータ送受信を認証したときにのみ、不通である第1の通信形態を用いての外部との通信が可能とし、
    不通である第1の通信形態が通信可能となったときに、取得したグローバルアドレスまたは上記通信機器及び端末機器の動作設定情報を、所定の通信装置若しくは所定のメールアドレスに通知することを特徴とする通信機器。
  13. 家屋内の1つまたは複数の端末機器からの情報をネットワークを介して収集する通信機器と、
    上記通信機器との間で情報の送受信が可能なセンターサーバ装置とを含む通信システムにおいて、
    上記通信機器と上記センターサーバ装置とが、高速デジタル伝送技術を利用する第1の通信形態と電話加入者に対する通信サービスを行なう第2の通信形態とを用いて接続され、
    上記通信機器は、人が在宅しているか否かを判断して、人が在宅していない場合に、第1の通信形態を不通とし、第2の通信形態のみを用いて外部と通信することを特徴とする通信システム。
  14. 家屋内の1つまたは複数の端末機器からの情報をネットワークを介して収集する通信機器と、
    上記通信機器との間で情報の送受信が可能なセンターサーバ装置とを含む通信システムにおいて、
    上記通信機器と上記センターサーバ装置とが、高速デジタル伝送技術を利用する第1の通信形態と電話加入者に対する通信サービスを行なう第2の通信形態とを用いて接続され、
    上記通信機器は、状況を判断することによって第1の通信形態を不通とし、
    その後、その不通である第1の通信形態を通信可能としたときに、上記センターサーバ装置に通知することを特徴とする通信システム。
  15. 家屋内の1つまたは複数の端末機器からの情報をネットワークを介して収集する通信機器と、
    上記通信機器との間で情報の送受信が可能なセンターサーバ装置とを含み、
    上記通信機器と上記センターサーバ装置とが、高速デジタル伝送技術を利用する第1の通信形態と電話加入者に対する通信サービスを行なう第2の通信形態とを用いて接続される通信システムにおいて、
    上記通信機器が人が在宅しているか否かを判断して、人が在宅していない場合に、第1の通信形態を不通とするステップと、
    上記通信機器が第2の通信形態のみを用いて外部と通信するステップとからなることを特徴とする通信方法。
  16. 家屋内の1つまたは複数の端末機器からの情報をネットワークを介して収集する通信機器と、
    上記通信機器との間で情報の送受信が可能なセンターサーバ装置とを含み、
    上記通信機器と上記センターサーバ装置とが、高速デジタル伝送技術を利用する第1の通信形態と電話加入者に対する通信サービスを行なう第2の通信形態とを用いて接続される通信システムにおいて、
    上記通信機器が状況を判断することによって第1の通信形態を不通とするステップと、
    上記通信機器が、その後不通である第1の通信形態を通信可能としたときに、上記センターサーバ装置に通知するステップとからなることを特徴とする通信方法。
  17. 家屋内の1つまたは複数の端末機器をネットワークを介して接続し、
    高速デジタル伝送技術を利用する第1の通信形態と、電話加入者に対する通信サービスを行なう第2の通信形態とを含む2つ以上の異なった通信形態を用いて外部と通信することができる通信機器であって、在宅の状況を判断しその判断内容に応じて、家屋の外部から上記端末機器に対するアクセスのうち、上記通信形態の少なくとも一つを用いたアクセスの範囲を制限する通信機器において、
    家屋の外部の未登録の通信装置からの上記アクセスを許可するか否かは、予め登録した他の通信装置による承認を必要とする通信機器。
  18. 家屋内の1つまたは複数の端末機器をネットワークを介して接続し、
    高速デジタル伝送技術を利用する第1の通信形態と、電話加入者に対する通信サービスを行なう第2の通信形態とを含む2つ以上の異なった通信形態を用いて外部と通信することができる通信機器であって、在宅の状況を判断しその判断内容に応じて、家屋の外部から上記端末機器に対するアクセスのうち、上記通信形態の少なくとも一つを用いたアクセスの範囲を制限する通信機器において、
    在宅の状況を参照するステップと、
    家屋の外部の未登録の通信装置からの上記アクセスを許可するか否か、予め登録した他の通信装置による承認を要求するステップとを備えた通信方法。
  19. 請求項1乃至請求項12又は請求項17のうちのいずれか一つに記載の通信機器の、少なくとも一つの手段をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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