JP3836387B2 - 移動無線端末 - Google Patents

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  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、基地局と、該基地局からマルチパス経由で受信される拡散信号を各々逆拡散し、該各逆拡散出力を同期検波して合成する機能を有する移動局とから成る符号分割多元接続方式の無線通信システムにおいて、前記移動局として用いられ、前記基地局から伝送される受信環境情報に基づくマルチパスサーチ制御機能を有する移動無線端末に関する。
【0002】
【従来の技術】
対雑音特性、対干渉特性に優れた通信システムとして、直接拡散スペクトラム拡散(DS−SS)通信システムがある。
【0003】
この通信システムでは、情報信号を、その信号よりもはるかに広い帯域の拡散符号で帯域拡散して無線通信を行う。
【0004】
無線通信においては、伝送路上の電波の通り道(以下、パスという)は、建物等での反射、回折、透過により様々な経路(マルチパス)を辿り、それにより、受信機への各パスからの帯域拡散信号の到着時刻が異なる。
【0005】
ところで、この帯域拡散された信号を受信する際、このシステムは到着時刻の異なるパスを分離・合成することができるという特徴がある。
【0006】
分離されたパスを個々に逆拡散する部分をフィンガ回路と呼び、逆拡散されたパス信号を同期検波し、合成する回路をRAKE合成回路と呼ぶ。
【0007】
かかる構成の受信機には、フィンガ回路及びRAKE合成回路によるマルチパスの分離・合成に際してマルチパスを検索(サーチ)し、該サーチ結果に基づき受信フィンガ数を決定する等の制御機能が設けられる。
【0008】
この種の従来システムでは、受信機でマルチパスをサーチする際、現在のマルチパス環境もしくは受信難易度等は基地局から知らされることはなく、受信機独自の判断でパスサーチを行っていた。
【0009】
このため、マルチパス環境によっては、必要以上にパスサーチを行ってしまい、パスサーチ時間が長くなりかつ消費電流も増大することとなったり、逆に不充分なパスサーチしか行われないために受信品質が低下することがあった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
このように、上記従来システムでは、移動局が独自の判断でパスサーチを行っていたため、現在の受信環境に合致したパスサーチを行えるとは限らず、例えば、受信環境が良好にも拘わらず必要以上にパスサーチを行ってしまうことによりサーチ時間が長くかつ消費電流が増大する事態を招いたり、逆に受信環境が悪いのに不充分なパスサーチしか行われない結果、満足する受信品質が得られなくなるという問題点があった。
【0011】
本発明は上記問題点を除去し、受信環境に合った効率の良いパスサーチを行うことができ、パスサーチの高速化、消費電力低減を図りながら良好な受信品質を得ることのできる無線通信システム移動無線端末を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、基地局と、前記基地局からマルチパス経由で受信される拡散信号を各逆拡散手段により各々逆拡散し、該各逆拡散出力を同期検波して合成する機能を有する移動局とから成る符号分割多元接続方式の無線通信システムの前記移動局として用いる移動無線端末において、前記マルチパス経由で受信された拡散信号を相関器で逆拡散して得た相関値からマルチパスを検索するパスサーチ手段と、前記パスサーチ手段によるパスサーチ結果を格納するパステーブルと、前記基地局から下り報知チャネルを用いて該基地局のサービスエリア内の全ての移動局に報知される当該サービスエリアの受信難易度を示す受信難易度情報を受信する受信手段と、前記基地局から報知された前記受信難易度情報に基づき前記パスサーチ手段のパスサーチ制御値を可変設定すると共に、該可変設定後のパスサーチにより前記パステーブルに格納されたパスサーチ結果または前記基地局から報知された受信難易度情報に基づき前記逆拡散手段の逆拡散制御値を可変設定するマルチパス制御値設定手段とを具備することを特徴とする。
【0013】
請求項2記載の発明は、上記請求項1記載の発明において、前記マルチパス制御値設定手段は、前記パスサーチ制御値として、パスサーチ窓幅、パスサーチ周期、検出パス数、パスサーチの累積シンボル数のうちの少なくともいずれか1つを可変設定し、前記逆拡散制御値として、少なくとも動作させる逆拡散手段の数を可変設定することを特徴とする。
【0014】
請求項3記載の発明は、基地局と、前記基地局からマルチパス経由で受信される拡散信号を各逆拡散手段により各々逆拡散し、該各逆拡散出力を同期検波して合成する機能を有する移動局とから成る符号分割多元接続方式の無線通信システムの前記移動局として用いる移動無線端末において、前記マルチパス経由で受信された拡散信号を相関器で逆拡散して得た相関値からマルチパスを検索するパスサーチ手段と、前記パスサーチ手段によるパスサーチ結果を格納するパステーブルと、自端末の位置を検出する位置情報検出手段と、前記基地局から下り報知チャネルを用いて該基地局のサービスエリア内の全ての移動局に報知される当該サービスエリア内の受信難地点の位置を示す受信難地点位置情報を受信する受信手段と、前記位置情報検出手段により検出された自端末の位置が、前記基地局から報知された受信難地点位置情報に対応する地点から所定距離まで近づいたか否かを判定する判定手段と、前記判定手段により前記所定距離まで近づいたと判定された場合、前記基地局から報知された前記受信難地点位置情報に基づき前記パスサーチ手段のパスサーチ制御値を可変設定すると共に、該可変設定後のパスサーチにより前記パステーブルに格納されたパスサーチ結果または前記基地局から報知された受信難地点位置情報に基づき前記逆拡散手段の逆拡散制御値を可変設定するマルチパス制御値設定手段とを具備することを特徴とする。
【0015】
請求項4記載の発明は、上記請求項3記載の発明において、前記マルチパス制御値設定手段は、前記パスサーチ制御値として、パスサーチ窓幅、パスサーチ周期、検出パス数、パスサーチの累積シンボル数のうちの少なくともいずれか1つを可変設定し、前記逆拡散制御値として、少なくとも動作させる逆拡散手段の数を可変設定することを特徴とする。
【0016】
請求項5記載の発明は、上記請求項3記載の発明において、前記判定手段により前記所定距離まで近づいたと判定された場合、前記基地局に送信電力を増大させるように指示する指示手段を具備することを特徴とする。
【0017】
請求項6記載の発明は、上記請求項3記載の発明において、前記判定手段により前記所定距離まで近づいたと判定された場合、その旨の警報を報知する警報報知手段を具備することを特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して詳細に説明する。
【0022】
図1は、本発明に係わるCDMA(符号分割多元接続)無線通信システムの全体構成を示す図である。
【0023】
このシステムは、有線回線に接続される基地局10と、該基地局10のサービスエリア15内で当該基地局10と直接拡散スペクトラム拡散(DS−SS)通信方式により無線通信を行う移動局20とにより構成される。
【0024】
図2は、図1のシステムにおける移動局20の機能構成を示すブロック図である。
【0025】
図2に示すように、移動局20は、アンテナ201、RF回路202、A/D変換器203、相関器204、信号電力積分器205、パスサーチ部206、パステーブル207、上位制御部208、マルチパス制御値推定部209、逆拡散器210、RAKE合成器211等を備えて構成される。
【0026】
この移動局20では、基地局10から送られてくる拡散信号をアンテナ201により受信する。この場合、基地局10から送信される拡散信号は、該基地局10と移動局20との間のマルチパス環境によって、複数のパス(例えば、図4におけるパスP1,パスP2,パスP3)経由で移動局20のアンテナ201に受信される。
【0027】
アンテナ201により受信された各パスからの拡散信号は、順次、RF回路202で周波数変換された後、A/D変換器203でA/D変換され、サンプリングされた受信ベースバンド信号として出力される。
【0028】
A/D変換器203から出力される受信ベースバンド信号は、相関器204及び逆拡散器210に入力される。
【0029】
相関器204は同期捕捉を行う拡散符号をタップ係数として持ち、A/D変換器203から入力される受信ベースバンド信号を逆拡散して、相関値を信号電力積分器204に出力する。
【0030】
図3は、相関器205の出力信号(相関値)の一例を示す概念図である。
【0031】
図3に示すように、相関器205は、規定周期t0毎に時間長wのパススロットが設定され、各パススロットではそれぞれ周期t1で逆拡散処理を行なってその時の相関値を出力する。
【0032】
図3の例では、相関器205から出力された相関値のうち、3つのパスから受信された拡散信号の相関値(d1,d2,d3)が有効な値となっている。各パスからの拡散信号の到来には時間差があり、遅く受信されたパスほど相関値が小さい値(d1>d2>d3)となっている。
【0033】
相関器204は、図3におけるパススロット時間長Wをパスサーチ窓幅として可変設定できる構成となっている。また、図3における各パススロット内での相関値出力周期t1をパスサーチ周期として可変設定できる構成となっている。
【0034】
上述したパスサーチ窓幅、パスサーチ周期は、それ以外の種々のパスサーチ制御値と共に後述するマルチパス制御値推定部209によって設定され、相関器205は、マルチパス制御値推定部209から設定されたパスサーチ窓幅、パスサーチ周期で逆拡散結果を規定周期毎に出力する。
【0035】
なお、図3におけるパスサーチ窓幅の場合、3つのパスからの受信ベースバンド信号の相関値のみが有効な値となっているため、この場合に動作させる逆拡散器210の数、つまり受信フィンガ数は3つで済むことになる。
【0036】
マルチパス制御値推定部209は、上述したパスサーチ窓幅、パスサーチ周期を相関器204に設定する制御と共に、上記受信フィンガ数を決定してその数分の逆拡散器210を動作させる制御も行う。
【0037】
このマルチパス制御値推定部209の制御動作については、後で詳しく述べるものとする。
【0038】
さて、相関器240の後段の信号電力積分器205では、相関器204からの相関出力電力値を一定期間積分し、その積分結果をパスサーチ部206に出力する。
【0039】
パスサーチ部206は、信号電力積分器205からの出力をパススロット内位相〔図3(a)参照〕と共に取り込み、相関出力の大きいパスのパススロット内位相を検出する。
【0040】
パスサーチ部206は、信号電力積分器205の出力を更に電力加算して、比較的長い逆拡散出力結果を用い、比較的高レベルのパスのパススロット内位相を検出し、その検出結果をパステーブル207に格納する。
【0041】
一方、A/D変換器203から出力される受信ベースバンド信号のもう1つの入力先である逆拡散器210は以下のように動作する。
【0042】
すなわち、逆拡散器210は複数用意され、A/D変換器203からの受信ベースバンド信号のうち、1つのパスからの受信ベースバンド信号が1つの逆拡散器210に入力される。
【0043】
各逆拡散器210は、相関器204と同様、入力する受信ベースバンド信号を逆拡散して情報シンボルを抽出する。
【0044】
RAKE合成器211は、各逆拡散器210から送出される複数の情報シンボルを一旦バッファ(図示せず)に蓄積し、各パス毎にタイミングが合うように当該バッファから情報シンボルを読み出し合成して出力する。
【0045】
RAKE合成器210では、上記の如く、逆拡散器210からの情報シンボルを複数合成することによりマルチパスフェージングに対する耐性を高めている。
【0046】
RAKE合成器211から出力された合成信号は、復調部(図示せず)で復調され、基地局10から送出された信号と同様の信号として復元される。
【0047】
このように、移動局20では、相関器204、信号電力積分器205、パスサーチ部206から成る部分でマルチパスを検索(サーチ)し、そのサーチにより得られるマルチパス情報をパステーブル207に書込んで継続的に管理するようにしている。
【0048】
また、この移動局20には、パステーブル207に書込まれたマルチパス情報に基づき相関器204の逆拡散に係わるパスサーチ窓幅、パスサーチ周期等のパスサーチ制御値、あるいは動作する逆拡散器210の数(受信フィンガ数)等の逆拡散制御値を制御する手段として、マルチパス制御値推定部209が備わる。
【0049】
特に、本発明に係わるマルチパス制御値推定部209は、移動局20自身が行う上述したパスサーチ結果(パステーブル207に格納されたマルチパス情報)の他にも、基地局10から送られてくる各種受信環境情報に基づきパスサーチ制御値及び逆拡散制御値を計算し、これら計算により求めた制御値を相関器103及び逆拡散器109に設定する制御機能も併せ持っている。
【0050】
ここで、基地局10から送られる受信環境情報としては、移動局との間のマルチパス環境を反映したマルチパス情報(例えば、先頭波からの相対遅延量、最大レベルパスからの相対遅延量、遅延広がり、パス数等)がある。
【0051】
上記マルチパス情報は、基地局10から下り個別制御チャネルを用いて各移動局20毎に個別に通知される。
【0052】
一方、移動局20は、基地局10から通知されるマルチパス情報を自局に対応する個別制御チャネルにより受信し、上位制御部208内の該当記憶エリア(図示せず)に格納する。
【0053】
また、基地局10から送られる受信環境情報の別の例としては、基地局10のサービスエリア15の受信難易度を示す受信難易度情報や、該サービスエリア15内の受信が行い難い受信難地点(受信難スポット)の位置情報を示す受信難スポット位置情報等がある。
【0054】
上記受信難易度情報、受信難スポット位置情報は、基地局10から下り報知チャネルを用いて当該基地局10のサービスエリア15内の全ての移動局20に報知される。
【0055】
一方、移動局20は、基地局10から報知される受信難易度情報、受信難スポット情報を報知チャネルにより受信し、上位制御部208内の該当する記憶エリア(図示せず)に格納する。
【0056】
なお、上述したマルチパス情報、受信難易度情報、受信難スポット情報等の受信環境情報は、主信号と同様、移動局20のアンテナ201により受信された後、RF回路202、A/D変換器203を経由して逆拡散器210で逆拡散され、更にRAKE合成器211で合成された後、復調部で復調されて上位制御部208に転送される。
【0057】
マルチパス制御値推定部209は、上位制御部208から上記マルチパス情報、受信難易度情報、受信難スポット情報を読み出し、これらの情報に基づいて、パスサーチ窓幅、周期、検出パス数等のパスサーチ制御値を計算し、該計算により求めたパスサーチ制御値を相関器204に設定して動作させることができる。
【0058】
また、マルチパス制御値推定部209は、上位制御部208から上記マルチパス情報、受信難易度情報、受信難スポット情報を読み出し、これらの情報に基づいて、逆拡散器210の逆拡散処理に必要なパス情報(パス毎の受信レベル、受信品質、パススロット内位相と基地局情報等:逆拡散制御値)を計算し、該計算により求めた逆拡散制御値を逆拡散器210に設定して動作させることができる。
【0059】
この逆拡散制御値の設定制御には、例えば、上位制御部208から読み出した上記情報に基づき動作させる逆拡散器210の数を決定し、その数分の逆拡散器210を動作させる制御も含まれる。
【0060】
なお、マルチパス制御値推定部209における逆拡散制御値の設定制御については、基地局10から送られてくる上記の各種受信環境情報に基づき逆拡散器210に直接逆拡散値を設定する他、まず、基地局から送られてくる上記受信環境情報に基づき相関器204を含むパスサーチ手段のパスサーチ制御値を可変設定すると共に、該可変設定されたパスサーチ制御値に基づく上記パスサーチ手段でのパスサーチによりパステーブル207に格納されたパスサーチ結果に基づき逆拡散器210に逆拡散制御値を可変設定するようにしても良い。
【0061】
上述したマルチパス制御値推定部209の設定制御によれば、基地局10との間のマルチパス環境に応じた適正なパスサーチ窓幅、パスサーチ周期、検出パス数でパスサーチを行えると共に、動作させる受信フィンガ数も適正に決定することができ、受信環境が良い場合には必要以上にパスサーチを行わないようにしてサーチ時間短縮及び消費電流低減を図ることができると共に、受信環境が悪い場合には充分なパスサーチを行うようにして、満足する受信品質を得られるようにすることができる。
【0062】
次に、上位制御部208の該当記憶エリアに格納された受信環境情報(基地局10から送信されるマルチパス情報、受信難易度情報、受信難スポット位置情報)と該情報に基づくパスサーチ制御について各実施例を挙げて具体例に説明する。
【0063】
第1の実施例:
図4は、第1の実施例に係わるCDMA無線通信システムのマルチパス環境を示す概念図である。
【0064】
本実施例では、基地局10と移動局20との間に、直接波、建物410による反射波、建物420による反射波から成る3つのパスP1,P2,P3が存在している。
【0065】
一般に、CDMA無線通信システムでは、上り(移動局20から基地局10方向)周波数と、下り(基地局10から移動局20方向)周波数は異なる。
【0066】
しかしながら、マルチパスは地物等の反射、回折、透過等により発生するものであり、それぞれの係数は、上りと下りの周波数差は無視できる程度であるので、上りと下りのマルチパス環境は相関があると考えられる。
【0067】
基地局10は、移動局20からの上り信号を受信するために移動局20と同様の構成(図2参照)を有しており、各移動局20から送信された上り信号のマルチパス情報を取得している。
【0068】
ここで、基地局10が取得するマルチパス情報としては、先頭波からの相対遅延量もしくは最大レベルパスからの相対遅延量が挙げられる。
【0069】
基地局10は、上記マルチパス情報を取得した後、該マルチパス情報を、下り個別制御チャネルを用いて各移動局20に個別に通知する。
【0070】
これに対し、各移動局20は、基地局10から送信される上記マルチパス情報を下り個別制御チャネルを介して受信し、上述した処理により該マルチパス情報を復調し、上位制御部208に格納する。
【0071】
その後、マルチパス制御値推定部209は、上位制御部208に格納された上記マルチパス情報に基づき相関器204並びに逆拡散器210にマルチパス制御値(パスサーチ制御値及び逆拡散制御値)を設定したうえで、各パスP1,P2,P3から受信される拡散信号を対象にしたパスサーチ、あるいは該拡散信号の逆拡散、同期検波処理を行わせる。
【0072】
ここで、例えば、マルチパス情報として“先頭波からの相対遅延量”が基地局10から通知されている場合、マルチパス制御値推定部209は、先頭波をサーチさせるだけで、逆拡散器210にそれ以外のタイミングのパスについても上記情報(先頭波からの相対遅延量)から設定することが可能になる。
【0073】
また、先頭波のタイミングが判明した後、通知された“先頭波からの相対遅延量”付近に焦点を当てて、相関器204、信号電力積分器205、パスサーチ部206でパスをサーチさせることで、サーチ時間短縮、受信精度向上を図ることが可能になる。
【0074】
同様に、マルチパス情報として“最大レベルパスからの相対遅延量”が基地局10から通知されている場合も、この最大レベルパスをサーチするだけで、逆拡散器210にそれ以外のタイミングのパスについても上記情報(最大レベルパスからの相対遅延量)から設定することが可能になり、また、最大レベルパスのタイミングが判明した後、通知された“最大レベルパスからの相対遅延量”付近に焦点を当ててパスをサーチすることで、サーチ時間短縮、受信精度向上を図ることができる。
【0075】
また、基地局10から通知するマルチパス情報としては、上記情報以外に、例えば、遅延スプレッド(遅延広がり)でも良い。
【0076】
一般に、遅延スプレッドが大きいとは、大遅延のレベルの高いパスが存在することを示しており、この遅延スプレッド情報を基地局10から受信した移動局20では、マルチパス制御値推定部209によって、パスサーチ窓幅を可変設定することができる。
【0077】
具体的な制御としては、遅延スプレッドが小さい時にパスサーチ窓幅を狭めることで、サーチ時間短縮、サーチ速度アップを図ることができる。
【0078】
この他、基地局10から通知するマルチパス情報としては、パス数でも良い。基地局10が上り信号で受信したマルチパスのパス数(図4の場合は、パス数=3)を下り個別制御チャネルにより各移動局20に通知することで、各移動局20では、現在の有効パス数が何パスあるかを把握することができる。
【0079】
これにより、移動局20では、マルチパス制御値推定部209によって、受信パス数を変化させ、必要以上に逆拡散器210を使用しないように制限することができ、低消費電力化が実現できる。
【0080】
第2の実施例:
図5は、第2の実施例に係わるCDMA無線通信システムのサービスエリア配置を示す概念図である。
【0081】
図5において、基地局10−1はサービスエリア15−1をカバーしており、基地局10−2はサービスエリア15−2をカバーしている。ここで、サービスエリア15−1は受信が比較的行い易いエリアであり、サービスエリア15−2はサービスエリア15−1よりも受信が行い難い受信難エリアである。
【0082】
一般に、この種の無線通信の場合、受信難エリアとしては、サービスエリアのエッジ付近等、物理的に受信レベルが低いエリア以外にも、等レベルのマルチパスが多数存在するエリア、あるいはセル(移動局20から見て接続可能な基地局10)が多く発見できるエリア等がある。
【0083】
これらの受信難エリアは、地物、もしくは、基地局10のサービスエリア、基地局10の配置状況に大きく関わりがあるため、予め予測もしくは実測することが可能である。
【0084】
本実施例のシステムでは、基地局10−1、10−2のアンテナ100−1、100−2での受信難易度を上記予測もしくは実測により求めたうえで、該受信難易度情報を、基地局10−1、10−2から下り報知チャネルを用いてサービスエリア15−1、15−2内の全ての移動局20に報知する。
【0085】
一方、基地局10−1、10−2のサービスエリア15−1、15−2に入った移動局20は、該基地局10−1、10−2から報知される受信難度情報を受信し、上位制御部208に格納する。そのうえで、マルチパス制御推定部209が、上位制御部208に格納された受信難易度情報に基づき各種マルチパス制御値を該当各部(相関器204、逆拡散器210)に設定する。
【0086】
今、図5に示すエリア配置において、移動局20が、サービスエリア15−1から受信難サービスエリア15−2に移動する場合を考える。
【0087】
この場合、サービスエリア15−1をカバーする基地局10−1では、自局のアンテナ100−1の受信難易度が低い旨が予測もしくは実測されており、サービスエリア15−2をカバーする基地局10−2では、自局のアンテナ100−2の受信難易度が高い旨が予測もしくは実測されている。
【0088】
基地局10−1では、上記予測もしくは実測結果に基づき、サービスエリア15−1内の全ての移動局20に対して受信難易度情報(受信難易度:低)を報知し、基地局10−2では、サービスエリア15−2内の全ての移動局20に対して受信難易度情報(受信難易度:高)を報知する。
【0089】
一方、移動局20は、サービスエリア15−1内にいる時には、基地局10−1から報知される受信難易度情報(受信難易度:低)に基づきパスサーチ窓幅、パスサーチ周期、受信フィンガ数等を設定して受信動作を行い、その後、サービスエリア15−2内に入った場合には、基地局10−2から報知される受信難易度情報(受信難易度:高)に基づき、パスサーチ窓幅をそれまでより広くするとか、パスサーチ周期をそれまでより短くするとか、受信フィンガ数をそれまでより増やすといった対策を講じる。
【0090】
これにより、移動局20は、サービスエリア15−1から受信難エリアであるサービスエリア15−2に入った場合でも、該サービスエリア15−2の受信難易度に合った効率の良いパスサーチを行って良好な受信品質を保つことができる。
【0091】
なお、本実施例のシステムにおいて、基地局10−1,10−2から各サービスエリア15−1,15−2内の全移動局20に報知する情報としては、これら各サービスエリア15−1,15−2での平均発見セル数であっても良い。
【0092】
この場合、移動局20は、移動中のサービスエリア15−1または15−2をカバーする基地局10−1,10−2から報知される平均発見セル数情報を上位制御部208に保持したうえで、マルチパス制御推定部209が、該平均発見セル数情報に基づき、例えば、平均発見セル数が多い場合にはパスサーチ周期を早くしたり、ハンドオーバをし易くしたりすることができる。
【0093】
第3の実施例:
図6は、第3の実施例に係わるCDMA無線通信システムの通信環境を示す概念図である。
【0094】
図6において、基地局10のサービスエリア15内には建物430があり、基地局10から見て建物430の陰になる位置には受信がし難い受信難スポット500が生じている。
【0095】
このように、建物430の陰等によりスポット的に受信難となる地点(受信難スポット500)が複数存在する場合も、予め送受信テストを行うことで当該受信難スポット500を把握することができる。
【0096】
本実施例のシステムでは、基地局10のサービスエリア15内の受信難スポット500を上記送受信テスト等により把握したうえで、該受信難スポット500の位置情報(例えば、後述するGPSに対応した位置情報)を、基地局10から下り報知チャネルを用いてサービスエリア内の全ての移動局20に報知する。
【0097】
一方、本実施例に係わるシステムの移動局20には、図2で示した構成の他に、例えば、GPS(Global Positioning System)等、自局の現在の位置情報を取得可能な位置検出部が付加される。
【0098】
更に、当該移動局20のマルチパス制御値推定部209には、基地局10から報知された受信難スポット位置情報と、上記位置検出部により検出された自局の位置情報とに基づき受信難スポット500に所定距離まで近づいたことを判断し、相関器204及び逆拡散器210に各種マルチパス制御値を設定し直す制御機能が付加されている。
【0099】
今、図6に示す通信環境において、移動局20が、同図に示す位置(非受信難地点)から建物430の陰にあたる受信難スポット500方向に移動する場合を考える。
【0100】
この場合、基地局10は、上述した方法により、自局のサービスエリア15内の全ての移動局20に対して受信難スポット位置情報を報知している。
【0101】
一方、移動局20は、サービスエリア15内で基地局10から報知される受信難スポット位置情報を受信して上位制御部208に格納する。その後、マルチパス制御値推定部209は、上位制御部208に格納された受信難スポット位置情報と上記位置検出部により検出された自局の位置情報とを照合しながら、自局が受信難スポット500に所定距離まで接近したかどうかを判断する。
【0102】
移動局20が図6に示す位置にいる場合は、該移動局20のマルチパス制御値推定部209において、上位制御部208に格納された受信難スポット位置情報と上記位置検出部により検出された自局の位置情報の離間距離が所定距離より離れていることにより自局が受信難スポット500に接近していないと判断される。
【0103】
この場合、マルチパス制御値推定部209は、パスサーチ周期等を適宜な値に設定して受信動作(逆拡散、同期検波合成処理)を行っている。
【0104】
その後、移動局20が図6に示す受信難スポット500の所定距離まで近づくと、マルチパス制御値推定部209では、上位制御部208に格納された受信難スポット位置情報と上記位置検出部により検出された自局の位置情報の離間距離が所定距離内となることにより自局が受信難スポット500に接近したものと判断される。
【0105】
この場合、マルチパス制御値推定部209は、パスサーチ周期をそれまでより短くしたり、ハンドオーバ状態への移行を誘発したり、基地局10からの送信パワーを上げさせたりする等の制御を行なう。
【0106】
これにより、移動局20では、サービスエリア15内の非受信難地点から受信難スポット500に近い位置に移動した場合も、効率の良いパスサーチを行って良好な受信品質を維持することができる。
【0107】
また、上記移動の間、受信難スポット500にある程度まで近づいた地点でその旨を示す警報表示を行い、該受信難スポット500にそれ以上近づかないように警告することもできる。
【0108】
この他、本発明は、上記し、且つ図面に示す実施例に限定することなく、その要旨を変更しない範囲内で適宜変形して実施できるものである。
【0109】
例えば、上記各実施例では、基地局10からマルチパス情報、受信難易度情報、受信難スポット位置情報等の通知もしくは報知を受けた移動局20において、これら通知もしくは報知情報に基づきパスサーチ周期、パスサーチ窓幅、受信フィンガ数を変化させる方法について述べたが、これ以外にも、パスサーチを行う際の検出パス数、パスサーチの累積シンボル数等を変化させるようにしても良い。
【0110】
具体的には、例えば、検出パス数に関しては、受信難エリアでは検出パス数を多く設定し、受信が容易なエリアでは検出パス数を少なくする。また、パスサーチの累積シンボル数に関しては、パスサーチ周期と関係があるため、パスサーチ周期を早くする(短くする)必要があるエリアでは累積シンボル数を減らして1回のパスサーチ時間を短くし、パスサーチ周期がゆっくりで良いエリアでは累積シンボル数を増やして1回のパスサーチ精度を向上させる等の工夫を行うことが考えられる。
【0111】
以上説明したように、本発明によれば、移動無線端末(移動局)は、基地局から伝送された受信難易度情報(請求項1記載の発明),受信難地点位置情報(請求項3記載の発明)を受信し、該受信した受信難易度情報,受信難地点位置情報に基づきパスサーチ手段のパスサーチ制御値を可変設定し、該可変設定後のパスサーチ結果または基地局から報知された受信難易度情報,受信難地点位置情報に基づき逆拡散器の逆拡散制御値を可変設定するようにしたため、基地局と移動局間の受信環境に応じて、例えば、パスサーチ手段のパスサーチ窓幅、パスサーチ周期を効率的に設定したり、動作させる逆拡散手段の数(受信フィンガ数)を適応的に変化させることができる。
これにより、受信し難い環境下では、パスサーチ窓幅を広くし短い周期でパスサーチを行いかつ受信フィンガ数を増やすなどの対策を講じることで受信品質を向上させることができ、受信し易い環境下では、逆に、パスサーチ窓幅を狭くし長い周期でパスサーチを行いかつ受信フィンガ数を減らすといった対策を講じることでパスサーチの高速化、低消費電流化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるCDMA無線通信システムの全体構成を示す図。
【図2】図1のシステムにおける移動局の機能構成を示すブロック図。
【図3】相関器の出力信号(相関値)の一例を示す概念図。
【図4】第1の実施例に係わるシステムのマルチパス環境を示す概念図。
【図5】第2の実施例に係わるシステムのサービスエリア配置を示す概念図。
【図6】第3の実施例に係わるシステムの通信環境を示す概念図。
【符号の説明】
10、10−1、10−2 基地局
100、100−1、100−2 基地局のアンテナ
15、15−1、15−2 サービスエリア
20 移動局
201 アンテナ
202 RF回路
203 A/D変換器
204 相関器
205 信号電力積分器
206 パスサーチ部
207 パステーブル
208 上位制御部
209 マルチパス制御値推定部
210 逆拡散器
211 RAKE合成器
410、420、 430 建物
510 受信難スポット

Claims (6)

  1. 基地局と、前記基地局からマルチパス経由で受信される拡散信号を各逆拡散手段により各々逆拡散し、該各逆拡散出力を同期検波して合成する機能を有する移動局とから成る符号分割多元接続方式の無線通信システムの前記移動局として用いる移動無線端末において、
    前記マルチパス経由で受信された拡散信号を相関器で逆拡散して得た相関値からマルチパスを検索するパスサーチ手段と、
    前記パスサーチ手段によるパスサーチ結果を格納するパステーブルと、
    前記基地局から下り報知チャネルを用いて該基地局のサービスエリア内の全ての移動局に報知される当該サービスエリアの受信難易度を示す受信難易度情報を受信する受信手段と、
    前記基地局から報知された前記受信難易度情報に基づき前記パスサーチ手段のパスサーチ制御値を可変設定すると共に、該可変設定後のパスサーチにより前記パステーブルに格納されたパスサーチ結果または前記基地局から報知された受信難易度情報に基づき前記逆拡散手段の逆拡散制御値を可変設定するマルチパス制御値設定手段と
    を具備することを特徴とする移動無線端末。
  2. 前記マルチパス制御値設定手段は、前記パスサーチ制御値として、パスサーチ窓幅、パスサーチ周期、検出パス数、パスサーチの累積シンボル数のうちの少なくともいずれか1つを可変設定し、前記逆拡散制御値として、少なくとも動作させる逆拡散手段の数を可変設定する
    ことを特徴とする請求項1記載の移動無線端末。
  3. 基地局と、前記基地局からマルチパス経由で受信される拡散信号を各逆拡散手段により各々逆拡散し、該各逆拡散出力を同期検波して合成する機能を有する移動局とから成る符号分割多元接続方式の無線通信システムの前記移動局として用いる移動無線端末において、
    前記マルチパス経由で受信された拡散信号を相関器で逆拡散して得た相関値からマルチパスを検索するパスサーチ手段と、
    前記パスサーチ手段によるパスサーチ結果を格納するパステーブルと、
    自端末の位置を検出する位置情報検出手段と、
    前記基地局から下り報知チャネルを用いて該基地局のサービスエリア内の全ての移動局に報知される当該サービスエリア内の受信難地点の位置を示す受信難地点位置情報を受信する受信手段と、
    前記位置情報検出手段により検出された自端末の位置が、前記基地局から報知された受信難地点位置情報に対応する地点から所定距離まで近づいたか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により前記所定距離まで近づいたと判定された場合、前記基地局から報知された前記受信難地点位置情報に基づき前記パスサーチ手段のパスサーチ制御値を可変設定すると共に、該可変設定後のパスサーチにより前記パステーブルに格納されたパスサーチ結果または前記基地局から報知された受信難地点位置情報に基づき前記逆拡散手段の逆拡散制御値を可変設定するマルチパス制御値設定手段と
    を具備することを特徴とする移動無線端末。
  4. 前記マルチパス制御値設定手段は、前記パスサーチ制御値として、パスサーチ窓幅、パスサーチ周期、検出パス数、パスサーチの累積シンボル数のうちの少なくともいずれか1つを可変設定し、前記逆拡散制御値として、少なくとも動作させる逆拡散手段の数を可変設定する
    ことを特徴とする請求項3記載の移動無線端末。
  5. 前記判定手段により前記所定距離まで近づいたと判定された場合、前記基地局に送信電力を増大させるように指示する指示手段
    を具備することを特徴とする請求項3記載の移動無線端末。
  6. 前記判定手段により前記所定距離まで近づいたと判定された場合、その 旨の警報を報知する警報報知手段
    を具備することを特徴とする請求項3記載の移動無線端末。
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