JP3835223B2 - 冷却吸着素子 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、冷却吸着素子に関し、特に、冷却要素と吸着要素との構造に係るものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、除湿装置に設けられる冷却吸着素子には、特公平1−24530号公報に開示されているように、吸着要素と冷却要素とを交互に積層して構成されたものがある。該吸着要素と冷却要素とは、平板と該平板上に設けらた波板とより形成され、この平板と波板とが交互に配置されている。更に、上記吸着要素と冷却要素の空気流れは、互いに直交している。
【0003】
そして、調湿用空気は、吸着要素の吸着通路を流れ、この吸着通路を流れる間に水蒸気が吸着除去され、除湿された調湿用空気が、例えば、室内に供給される。一方、冷却用空気は、冷却要素の冷却通路を流れ、この冷却通路を流れる間に、吸着要素で生ずる吸着熱を奪い、加熱された冷却用空気が、例えば、室外に放出される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、冷却吸着素子において、吸着性能の向上が望まれている。その際、上記吸着要素の枚数を増加すれば、吸着性能の向上を図ることができる。しかし、単に、上記吸着要素の枚数を増加すると、素子全体が大型化する。
【0005】
つまり、従来の冷却吸着素子は、吸着要素の厚さと冷却要素の厚さとを同じに形成していた。したがって、上記吸着要素の枚数を増加すると、素子全体が大型化することになる。
【0006】
一方、上記吸着要素と冷却要素との厚さを薄くすると、素子全体の大型化を抑制することができる。しかしながら、上記吸着要素等を薄くすると、流通抵抗が増大し、処理空気量が低下する。この結果、吸着性能の向上を図ることができない。
【0007】
本発明は、斯かる点に鑑みて成されたもので、全体形状を大型化することなく吸着性能の向上を図ることを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
〈発明の概要〉
本発明は、冷却要素の厚さを吸着要素の厚さより薄くしたものである。
【0009】
〈解決手段〉
具体的に、図1に示すように、第1の発明は、除湿される調湿用空気が流れる扁平な吸着要素(110)と、該吸着要素(110)で生ずる吸着熱を吸収するための冷却用空気が流れる扁平な冷却要素(120)とが交互に積層されると共に、上記吸着要素(110)の調湿用空気と冷却要素(120)の冷却用空気とが交差する方向に流れるように構成された冷却吸着素子を対象としている。そして、上記各冷却要素(120)及び各吸着要素(110)が均一厚さに形成され、上記冷却要素(120)の厚さが吸着要素(110)の厚さより薄く形成されている。
【0010】
また、第2の発明は、第1の発明において、上記吸着要素(110)が2枚の平板(111,112)の間に波板(113)を設けて構成される一方、上記冷却要素(120)が2枚の平板(121,122)の間に補強桟(123)を設けて構成されている。
【0011】
すなわち、第1及び第2の発明において、上記冷却要素(120)の厚さを吸着要素(110)の厚さより薄くした基本原理は次の通りである。
【0012】
上記冷却吸着素子(100)の吸着性能を向上させるためには、吸着要素(110)の枚数を多くすればよい。しかしながら、単に吸着要素(110)の枚数を増加すると、全体形状が大きくなる。一方、上記吸着要素(110)及び冷却要素(120)を薄くすると、空気の流通抵抗が大きくなり、処理空気量が低下し、吸着性能の向上が図れない。
【0013】
そこで、本願発明者らは、永年の研究の結果、例えば、吸着要素(110)における波板(113)は、一定の吸着面積を確保する理由から設ける必要があるものの、冷却要素(120)においては、所定量の冷却用空気が流れればよい点を新たに見出したものである。つまり、上記冷却要素(120)にあっては、吸着要素(110)のように波板(113)を必ずしも設ける必要はなく、所定の間隙が確保されていればよい。
【0014】
換言すれば、2つの吸着要素(110)の間に冷却の通路が必ず確保され、この通路の流通抵抗が、予め設定された値より小さくなる構造であればよい。
【0015】
そこで、上記冷却要素(120)においては、例えば、補強桟(123)を設けるようにした。この補強桟(123)は、平板(121,122)の間隔を保持するのみでよいので、吸着要素(110)の波板(113)のピッチに比べ、多数設ける必要がない。したがって、上記冷却要素(120)と吸着要素(110)との厚さを等しくすると、少ない数の補強桟(123)でよいので、冷却要素(120)の流通抵抗を大幅に低減することができる。逆に言うと、上記冷却要素(120)と吸着要素(110)との流通抵抗を等しくすると、冷却要素(120)の厚さを吸着要素(110)の厚さより薄くすることができる。
【0016】
この結果、上記吸着要素(110)の枚数が増大し、吸着性能を向上する。また逆に、上記吸着要素(110)の枚数を従来と同じにする場合、全体形状が小さくなる。
【0017】
また、第3の発明は、第1の発明において、上記吸着要素(110)の厚さB2に対する冷却要素(120)の厚さB1の比(B1/B2)が、0.4以上で且つ1未満(0.4≦B1/B2<1)である構成としている。
【0018】
また、第4の発明は、除湿される調湿用空気が流れる扁平な吸着要素( 110 )と、該吸着要素( 110 )で生じる吸着熱を吸収するための冷却用空気が流れる扁平な冷却要素( 120 )とが交互に積層されると共に、上記吸着要素( 110 )の調湿用空気と冷却要素( 120 )の冷却用空気とが交差する方向に流れるように構成された冷却吸着素子を対象としている。上記各冷却要素( 120 )及び各吸着要素( 110 )は、少なくとも冷却要素( 120 )の一部の厚さが吸着要素( 110 )の一部の厚さより薄くなるように形成されている。更に、上記冷却要素(120)が矩形状に形成され、4つの側端面のうちの1側端面が冷却用空気の流入口(125)に形成され、該流入口(125)に対向する側端面が冷却用空気の流出口(126)に形成されている。そして、上記冷却要素(120)は、空気流れに直交する横断面が流入口(125)から流出口(126)に向かって漸次大きくなるように構成されている。一方、上記吸着要素(110)は、矩形状に形成され、4つの側端面のうちの1側端面が調湿用空気の流入口(115)に形成され、該流入口(115)に対向する側端面が調湿用空気の流出口(116)に形成されると共に、空気流れに平行な縦断面が冷却要素(120)の流入口(125)に対応する1側端面から冷却要素(120)の流出口(126)に対応する他側端面に向かって漸次小さくなるように構成されている。
【0019】
また、第5の発明は、除湿される調湿用空気が流れる扁平な吸着要素( 110 )と、該吸着要素( 110 )で生じる吸着熱を吸収するための冷却用空気が流れる扁平な冷却要素( 120 )とが交互に積層されると共に、上記吸着要素( 110 )の調湿用空気と冷却要素( 120 )の冷却用空気とが交差する方向に流れるように構成された冷却吸着素子を対象としている。上記各冷却要素( 120 )及び各吸着要素( 110 )は、少なくとも冷却要素( 120 )の一部の厚さが吸着要素( 110 )の一部の厚さより薄くなるように形成されている。更に、上記冷却要素(120)が矩形状に形成され、4つの側端面のうちの1側端面が冷却用空気の流入口(125)に形成され、該流入口(125)に対向する側端面が冷却用空気の流出口(126)に形成されている。そして、上記冷却要素(120)は、空気流れに直交する横断面が流入口(125)から流出口(126)に向かって漸次小さくなるように構成されている。一方、上記吸着要素(110)は、矩形状に形成され、4つの側端面のうちの1側端面が調湿用空気の流入口(115)に形成され、該流入口(115)に対向する側端面が調湿用空気の流出口(116)に形成されると共に、空気流れに平行な縦断面が冷却要素(120)の流入口(125)に対応する1側端面から冷却要素(120)の流出口(126)に対応する他側端面に向かって漸次大きくなるように構成されている。
【0020】
また、第6の発明は、除湿される調湿用空気が流れる扁平な吸着要素( 110 )と、該吸着要素( 110 )で生じる吸着熱を吸収するための冷却用空気が流れる扁平な冷却要素( 120 )とが交互に積層されると共に、上記吸着要素( 110 )の調湿用空気と冷却要素( 120 )の冷却用空気とが交差する方向に流れるように構成された冷却吸着素子を対象としている。上記各冷却要素( 120 )及び各吸着要素( 110 )は、少なくとも冷却要素( 120 )の一部の厚さが吸着要素( 110 )の一部の厚さより薄くなるように形成されている。更に、上記吸着要素(110)が矩形状に形成され、4つの側端面のうちの1側端面が調湿用空気の流入口(115)に形成され、該流入口(115)に対向する側端面が調湿用空気の流出口(116)に形成されている。そして、上記吸着要素(110)は、空気流れに直交する横断面が流入口(115)から流出口(116)に向かって漸次小さくなるように構成されている。一方、上記冷却要素(120)は、矩形状に形成され、4つの側端面のうちの1側端面が冷却用空気の流入口(125)に形成され、該流入口(125)に対向する側端面が冷却用空気の流出口(126)に形成されると共に、空気流れに平行な縦断面が吸着要素(110)の流入口(115)に対応する1側端面から吸着要素(110)の流出口(116)に対応する他側端面に向かって漸次大きくなるように構成されている。
【0021】
また、第7の発明は、除湿される調湿用空気が流れる扁平な吸着要素( 110 )と、該吸着要素( 110 )で生じる吸着熱を吸収するための冷却用空気が流れる扁平な冷却要素( 120 )とが交互に積層されると共に、上記吸着要素( 110 )の調湿用空気と冷却要素( 120 )の冷却用空気とが交差する方向に流れるように構成された冷却吸着素子を対象としている。上記各冷却要素( 120 )及び各吸着要素( 110 )は、少なくとも冷却要素( 120 )の一部の厚さが吸着要素( 110 )の一部の厚さより薄くなるように形成されている。更に、上記吸着要素(110)が矩形状に形成され、4つの側端面のうちの1側端面が調湿用空気の流入口(115)に形成され、該流入口(115)に対向する側端面が調湿用空気の流出口(116)に形成されている。そして、上記吸着要素(110)は、空気流れに直交する横断面が流入口(115)から流出口(116)に向かって漸次大きくなるように構成されている。一方、上記冷却要素(120)は、矩形状に形成され、4つの側端面のうちの1側端面が冷却用空気の流入口(125)に形成され、該流入口(125)に対向する側端面が冷却用空気の流出口(126)に形成されると共に、空気流れに平行な縦断面が吸着要素(110)の流入口(115)に対応する1側端面から吸着要素(110)の流出口(116)に対応する他側端面に向かって漸次小さくなるように構成されている。
【0022】
また、第8の発明は、除湿される調湿用空気が流れる扁平な吸着要素( 110 )と、該吸着要素( 110 )で生じる吸着熱を吸収するための冷却用空気が流れる扁平な冷却要素( 120 )とが交互に積層されると共に、上記吸着要素( 110 )の調湿用空気と冷却要素( 120 )の冷却用空気とが交差する方向に流れるように構成された冷却吸着素子を対象としている。上記各冷却要素( 120 )及び各吸着要素( 110 )は、少なくとも冷却要素( 120 )の一部の厚さが吸着要素( 110 )の一部の厚さより薄くなるように形成されている。更に、上記吸着要素(110)の枚数(n)が冷却要素(120)の枚数(n−1)より1つ多くなるように複数の吸着要素(110)と冷却要素(120)とが交互に積層されている。
【0023】
【発明の効果】
したがって、本発明によれば、少なくとも冷却通路(124)の一部の厚さを吸着通路(114)の一部の厚さより薄くするようにしたので、全体形状を大きくすることなく吸着要素(110)の枚数を増大することができる。この結果、吸着面積が増大し、吸着性能を向上させることができる。また逆に、上記吸着要素(110)の枚数を従来と同じにする場合、全体形状を小さくすることができる。
【0024】
また、第4の発明によれば、上記冷却通路(124)の流通抵抗を低減することができると共に、上記冷却要素(120)における流入口(125)側の厚みの低下分だけ吸着要素(110)の厚さを厚くすることができる。この結果、吸着要素(110)の吸着面積を拡大することができるので、吸着性能の向上を図ることができる。
【0025】
また、第5の発明によれば、冷却要素(120)の流出口(126)側であって温度上昇した冷却用空気に対応する部分の吸着要素(110)の吸着面積を拡大することができる。この結果、吸着要素(110)の吸着量を増大させることができる。
【0026】
また、第6の発明によれば、吸着要素(110)の流出口(116)側に対応する部分の冷却要素(120)の冷却用空気量を増大させることができる。この結果、吸着要素(110)の吸着量を増大させることができる。
【0027】
また、第7の発明によれば、吸着要素(110)の流出口(116)側の調湿用空気の流速が低下すると共に、吸着面積が増大するので、吸着要素(110)の吸着量を増大させることができる。
【0028】
【発明の実施の形態1】
以下、本発明の実施形態1を図面に基づいて詳細に説明する。
【0029】
図1に示すように、本実施形態の冷却吸着素子(100)は、複数の吸着要素(110)と複数の冷却要素(120)とを交互に積層して形成されている。上記冷却吸着素子(100)は、吸着要素(110)を冷却しつつ該吸着要素(110)が調湿用空気の水蒸気を吸着し、該調湿用空気を除湿するように構成されている。
【0030】
上記各吸着要素(110)及び各冷却要素(120)は、扁平な矩形状に形成され、具体的に、薄い正方形の直方体に形成され、冷却吸着素子(100)が全体として積層方向に長い直方体に形成されている。
【0031】
上記各吸着要素(110)は、図2に示すように、2枚の平板(111,112)と、該2枚の平板(111,112)の間に波板(113)が設けられて構成されている。上記2枚の平板(111,112)及び波板(113)は、繊維紙を基材とし、例えば、セラミック紙又はガラス繊維紙を基材としている。そして、上記2枚の平板(111,112)の内側の表面及び波板(113)の両表面には、水蒸気を吸着するための吸着剤が塗布されている。この吸着剤としては、例えば、シリカゲル、ゼオライト、イオン交換樹脂等が用いられている。
【0032】
上記吸着要素(110)は、厚さ方向の両端面が平行になるように2つの平板(111,112)が平行に形成され、全体に均一厚さに形成されている。また、上記吸着要素(110)は、波板(113)の稜線方向が吸着通路(114)に形成され、波板(113)の稜線方向の両端が調湿用空気の流入口(115)と流出口(116)とに構成されている。つまり、上記吸着要素(110)は、1側端面が調湿用空気の流入口(115)に形成され、該流入口(115)と対向する側端面が調湿用空気の流出口(116)に形成されている。
【0033】
上記各冷却要素(120)は、図3に示すように、2枚の平板(121,122)と、該2枚の平板(121,122)の間に補強桟(123)が設けられて構成されている。上記冷却要素(120)は、例えば、プラスチック段ボールなどの合成樹脂で構成され、打ち抜き法によって作製されている。そして、上記2枚の平板(121,122)及び補強桟(123)は、吸着剤が塗布されておらず、単に冷却用空気が流れるように形成されている。上記補強桟(123)は、2枚の平板(121,122)の間隙を保持するために設けられており、平板(121,122)と直交する方向に形成されている。
【0034】
上記冷却要素(120)は、厚さ方向の両端面が平行になるように2つの平板(121,122)が平行に形成され、全体に均一厚さに形成されている。また、上記冷却要素(120)は、補強桟(123)の間が断面矩形状の冷却通路(124)に形成され、該冷却通路(124)が補強桟(123)の延びる方向に形成されている。そして、上記冷却要素(120)は、補強桟(123)の延びる方向の両端が冷却用空気の流入口(125)と流出口(126)とに構成されている。つまり、上記冷却要素(120)は、1側端面が冷却用空気の流入口(125)に形成され、該流入口(125)と対向する側端面が冷却用空気の流出口(126)に形成されている。
【0035】
そして、上記冷却吸着素子(100)は、吸着要素(110)と冷却要素(120)とが積層されているので、1つの側面に吸着要素(110)の流入口(115)が開口し、該吸着要素(110)の流入口(115)に隣り合う両側面に冷却要素(120)の流入口(125)と流出口(126)が開口し、該冷却要素(120)の流入口(125)と流出口(126)に隣り合う両側面に吸着要素(110)の流入口( 115 )と流出口(116)が開口している。尚、上記吸着要素(110)の平板(111,112)と冷却要素(120)の平板(121,122)とは、接着剤などで密着されている。
【0036】
上記冷却吸着素子(100)において、本発明の特徴として、冷却要素(120)の厚さB1が吸着要素(110)の厚さB2より薄く形成されている。具体的に、例えば、上記吸着要素(110)の厚さB2が2.7mmに形成され、冷却要素(120)の厚さB1が2.0mmに形成されている。
【0037】
そこで、上記冷却要素(120)の厚さB1を吸着要素(110)の厚さB2より薄くした基本的理由について説明する。
【0038】
上記冷却吸着素子(100)の吸着性能を向上させるためには、吸着要素(110)の枚数を多くすればよい。しかしながら、単に吸着要素(110)の枚数を増加すると、冷却吸着素子(100)の全体形状が大きくなる。一方、上記吸着要素(110)及び冷却要素(120)を薄くすると、空気の流通抵抗が大きくなり、処理空気量が低下し、吸着性能の向上が図れない。
【0039】
本願発明者らは、永年の研究の結果、吸着要素(110)における波板(113)は、一定の吸着面積を確保する理由から設ける必要があるものの、冷却要素(120)においては、所定量の冷却用空気が流れればよい点を新たに見出したものである。つまり、上記冷却要素(120)にあっては、吸着要素(110)のように波板(113)を必ずしも設ける必要はなく、所定の間隙が確保されていればよい。
【0040】
換言すれば、上記冷却要素(120)における2つの平板(121,122)の間隔、つまり、2つの吸着要素(110)の間に冷却通路(124)が必ず確保され、この冷却通路(124)の流通抵抗が、予め設定された値より小さくなる構造であればよい。
【0041】
そこで、上記冷却要素(120)においては、単に補強桟(123)を設けるようにした。この補強桟(123)は、平板(121,122)の間隔を保持するのみでよいので、吸着要素(110)の波板(113)のピッチに比して大きなピッチでよく、多くを設ける必要がない。したがって、上記冷却要素(120)と吸着要素(110)との厚さを等しくすると、少ない数の補強桟(123)でよいので、冷却要素(120)の流通抵抗を大幅に低減することができる。逆に言うと、上記冷却要素(120)と吸着要素(110)との流通抵抗を等しくすると、冷却要素(120)の厚さB1を吸着要素(110)の厚さB2より薄くすることができる。
【0042】
例えば、図4に示すように、冷却通路(124)の流通抵抗をΔP1とし、吸着通路(114)の流通抵抗をΔP2として、冷却通路(124)の流通抵抗ΔP1と吸着通路(114)の流通抵抗ΔP2とを等しくすると、吸着要素(110)の厚さB2に対する冷却要素(120)の厚さB1の比が0.4となる。よって、上記吸着要素(110)と冷却要素(120)とは、吸着要素(110)の厚さB2に対する冷却要素(120)の厚さB1の比(B1/B2)が0.4以上で且つ1未満(0.4≦B1/B2<1)であればよい。
【0043】
また、例えば、上記吸着要素(110)の厚さB2を2.7mmとし、冷却要素(120)の厚さB1が2.0mmとした場合、冷却吸着素子(100)の積層方向の長さを850mmとすると、吸着要素(110)の枚数が90枚となる。この実施形態では、従来、上記吸着要素(110)及び冷却要素(120)の厚さが共に2.7mmの場合、吸着要素(110)の枚数が79枚であったのに比し、枚数比が114%となる。
【0044】
以上のように、本実施形態では、冷却通路(124)の厚さB1を吸着通路(114)の厚さB2より薄くするようにしたので、全体形状を大きくすることなく吸着要素(110)の枚数を増大することができる。この結果、吸着面積が増大し、吸着性能を向上させることができる。また逆に、上記吸着要素(110)の枚数を従来と同じにする場合、全体形状を小さくすることができる。
【0045】
また、上記吸着要素(110)は、冷却要素(120)より1枚多く積層され、吸着要素(110)の枚数nに対して、冷却要素(120)が枚数n−1に設定されている。つまり、上記冷却吸着素子(100)の両側端に吸着要素(110)が配置されている。
【0046】
−除湿装置−
図10〜図13は、上述した冷却吸着素子(100)である第1冷却吸着素子(101)と第2冷却吸着素子(102)とを用いた除湿装置の1例を示している。該除湿装置は、いわゆるバッチ式切り換え方式に構成されている。
【0047】
図10及び図12に示すように、上記除湿装置は、やや扁平な直方体状のケーシング(10)を備えている。該ケーシング(10)には、2つの冷却吸着素子(101,102)と、1つの冷媒回路とが収納されている。
【0048】
上記冷媒回路は、蒸気圧縮式の冷凍サイクルを行い、圧縮機(91)と、凝縮器である再生熱交換器(92)と、冷媒の膨張弁と、蒸発器である冷却熱交換器(94)とを順に配管接続して構成されている。
【0049】
上記ケーシング(10)の前面(図10及び図12の手前側)が室外側パネル(11)に、背面(図10及び図12の奥側)が室内側パネル(12)に形成されている。上記室外側パネル(11)は、右上隅部に給気側入口(13)、下部左側に排気側出口(16)が形成されている。上記室内側パネル(12)は、右下隅部に給気側出口(14)が形成され、左上隅部に排気側入口(15)が形成されている。
【0050】
上記ケーシング(10)には、第1仕切部材(20)と第2仕切部材(30)とが設けられている。該第1仕切部材(20)と第2仕切部材(30)は、ケーシング(10)の内部空間を前後に仕切っている。更に、上記ケーシング(10)の内部空間は、上下に仕切られている。
【0051】
上記室外側パネル(11)と第1仕切部材(20)の間には、給気側入口(13)を介して室外に連通する室外側上部流路(51)と、排気側出口(16)を介して室外に連通する室外側下部流路(52)とが区画形成されている。上記室外側下部流路(52)における左端には、冷媒回路の圧縮機(91)が設置された閉空間の機械室(56)が区画板(55)によって形成されている。
【0052】
上記第1仕切部材(20)と第2仕切部材(30)の間には、2つの冷却吸着素子(101,102)が左右に並んで設置されている。該冷却吸着素子(101,102)は、それぞれケーシング(10)の長手方向に配置されている。また、図11にも示すように、上記冷却吸着素子(101,102)は、菱形配置で設けられている。
【0053】
上記第1仕切部材(20)と第2仕切部材(30)の間には、冷媒回路の再生熱交換器(92)と、切換シャッタ(40)とが設置されている。該再生熱交換器(92)は、第1冷却吸着素子(101)と第2冷却吸着素子(102)の間に水平配置され、上下方向に空気が貫流する。
【0054】
上記切換シャッタ(40)は、シャッタ板(42)を備え、該シャッタ板(42)は、再生熱交換器(92)の上方の半分を覆う曲面板状に形成されている。上記シャッタ板(42)は、再生熱交換器(92)の右半分を覆う状態(図11(a)を参照)と、シャッタ板(42)が再生熱交換器(92)の左半分を覆う状態(図11(b)を参照)とに切り換わる。
【0055】
上記第1仕切部材(20)と第2仕切部材(30)との間は、上下左右に仕切られている。つまり、上記第1冷却吸着素子(101)の右側には、右上部流路(61)と右下部流路(62)とに区画されている。上記第1冷却吸着素子(101)と第2冷却吸着素子(102)の間の上側では、切換シャッタ(40)の右側の第1中央上部流路(63)と、切換シャッタ(40)の左側の第2中央上部流路(64)とに区画されている。上記第1冷却吸着素子(101)と第2冷却吸着素子(102)の間の下側では、中央下部流路(65)に区画されている。上記第2冷却吸着素子(102)の左側には、左上部流路(66)と左下部流路(67)とに区画されている。
【0056】
上記第1冷却吸着素子(101)は、吸着通路(114)が第1中央上部流路(63)及び右下部流路(62)に連通し、冷却通路(124)が右上部流路(61)及び中央下部流路(65)に連通するように設置されている。上記第2冷却吸着素子(102)は、吸着通路(114)が第2中央上部流路(64)及び左下部流路(67)に連通し、冷却通路(124)が左上部流路(66)及び中央下部流路(65)に連通するように設置されている。
【0057】
上記第2仕切部材(30)と室内側パネル(12)の間には、排気側入口(15)を介して室内に連通する室内側上部流路(53)と、給気側出口(14)を介して室内に連通する室内側下部流路(54)とが区画形成されている。上記室内側上部流路(53)には、排気ファン(96)が設置されている。上記室内側下部流路(54)には、給気ファン(95)と冷却熱交換器(94)とが設置されている。
【0058】
上記第1仕切部材(20)は、第1上部板(21)と第1下部板(24)とにより構成され、上記第2仕切部材(30)は、第2上部板(31)と第2下部板(34)とにより構成されている。
【0059】
上記第1上部板(21)の中央部には、第1中央右上開口(22)と第1中央左上開口(23)とが形成されている。該第1上部板(21)は、第1中央右上開口(22)と第1中央左上開口(23)の何れかが開放した状態に切り換わる。つまり、上記第1中央右上開口(22)の開放状態において、該第1中央右上開口(22)を介して室外側上部流路(51)と第1中央上部流路(63)とが連通する。上記第1中央左上開口(23)の開放状態において、該第1中央左上開口(23)を介して室外側上部流路(51)と第2中央上部流路(64)とが連通する。
【0060】
上記第1下部板(24)の左右の端部には、第1右下開口(25)と第1左下開口(26)とが形成されている。該第1下部板(24)は、第1右下開口(25)と第1左下開口(26)の何れかが開放した状態に切り換わる。つまり、上記第1右下開口(25)の開放状態において、該第1右下開口(25)を介して右下部流路(62)と室外側下部流路(52)とが連通する。上記第1左下開口(26)の開放状態において、該第1左下開口(26)を介して左下部流路(67)と室外側下部流路(52)とが連通する。
【0061】
上記第2上部板(31)の左右の端部には、第2右上開口(32)と第2左上開口(33)とが形成されている。該第2上部板(31)は、第2右上開口(32)と第2左上開口(33)の何れかが開放した状態に切り換わる。つまり、上記第2右上開口(32)の開放状態において、該第2右上開口(32)を介して右上部流路(61)と室内側上部流路(53)とが連通する。上記第2左上開口(33)の開放状態において、該第2左上開口(33)を介して左上部流路(66)と室内側上部流路(53)とが連通する。
【0062】
上記第2下部板(34)の左右の端部には、第2右下開口(35)と第2左下開口(36)とが形成されている。該第2下部板(34)は、第2右下開口(35)と第2左下開口(36)の何れかが開放した状態に切り換わる。つまり、上記第2右下開口(35)の開放状態において、該第2右下開口(35)を介して室内側下部流路(54)と右下部流路(62)とが連通する。上記第2左下開口(36)の開放状態において、該第2左下開口(36)を介して室内側下部流路(54)と左下部流路(67)とが連通する。
【0063】
上記第1仕切部材(20)の第1上部板(21)及び第1下部板(24)と上記第2仕切部材(30)の第2上部板(31)及び第2下部板(34)とは、空気の流通経路を変更する流路変更手段を構成している。
【0064】
次に、上述した除湿装置の除湿動作について説明する。
【0065】
図12及び図13に示すように、除湿運転時において、給気ファン(95)及び排気ファン(96)が駆動する一方、冷媒回路は、再生熱交換器(92)を凝縮器とし、冷却熱交換器(94)を蒸発器として冷凍サイクルが行われる。そして、上記除湿装置は、第1動作と第2動作とを交互に繰り返す。
【0066】
そこで、第1動作について、図11(a)及び図12を参照しながら説明する。この第1動作では、第1冷却吸着素子(101)で空気が減湿されると同時に、第2冷却吸着素子(102)の吸着剤が再生される。
【0067】
この第1動作において、第1上部板(21)は、第1中央右上開口(22)が開放され、第1中央左上開口(23)が閉鎖されている。第1下部板(24)は、第1左下開口(26)が開放され、第1右下開口(25)が閉鎖されている。また、第2上部板(31)は、第2右上開口(32)が開放され、第2左上開口(33)が閉鎖されている。第2下部板(34)は、第2右下開口(35)が開放され、第2左下開口(36)が閉鎖されている。更に、切換シャッタ(40)は、シャッタ板(42)が再生熱交換器(92)の右半分を覆う位置へ移動している。
【0068】
この状態において、給気側入口(13)から室外側上部流路(51)に流入した第1空気(室外空気)は、第1中央右上開口(22)を通って第1中央上部流路(63)に流入する。その後、第1空気は、第1冷却吸着素子(101)の吸着通路(114)に流入し、第1空気に含まれる水蒸気が吸着剤に吸着される。第1冷却吸着素子(101)で減湿された第1空気は、右下部流路(62)に流入する。
【0069】
続いて、第1空気は、第2右下開口(35)を通って室内側下部流路(54)に流入し、冷却熱交換器(94)を通過する。冷却熱交換器(94)において、第1空気は、冷媒との熱交換を行い、この減湿され且つ冷却された第1空気は、給気側出口(14)を通って室内に供給される。
【0070】
一方、排気側入口(15)から室内側上部流路(53)に流入した第2空気(室内空気)は、第2右上開口(32)を通って右上部流路(61)に流入する。この第2空気は、第1冷却吸着素子(101)の冷却通路(124)に流入し、吸着通路(114)で第1空気の水蒸気が吸着剤に吸着される際に生じた吸着熱を吸熱する。吸着熱を奪った第2空気は、中央下部流路(65)に流入し、再生熱交換器(92)を通過して第2中央上部流路(64)に流入する。その際、再生熱交換器(92)では、第2空気が冷媒との熱交換を行って冷媒の凝縮熱を吸熱する。
【0071】
上記第1冷却吸着素子(101)及び再生熱交換器(92)で加熱された第2空気は、第2冷却吸着素子(102)の吸着通路(114)に流入し、この吸着通路(114)で吸着剤が加熱され、吸着剤から水蒸気が脱離する。つまり、第2冷却吸着素子(102)の再生が行われる。吸着剤から脱離した水蒸気は、第2空気と共に左下部流路(67)に流入する。その後、第2空気は、第1左下開口(26)を通って室外側下部流路(52)に流入する。そして、第1冷却吸着素子(101)の冷却と第2冷却吸着素子(102)の再生に利用された第2空気は、排気側出口(16)を通って室外に排出される。
【0072】
次に、第2動作について、図11(b)及び図13を参照しながら説明する。この第2動作では、第1動作時とは逆に、第2冷却吸着素子(102)で空気が減湿されると同時に、第1冷却吸着素子(101)の吸着剤が再生される。
【0073】
この第2動作において、第1上部板(21)は、第1中央左上開口(23)が開放され、第1中央右上開口(22)が閉鎖されている。第1下部板(24)は、第1右下開口(25)が開放され、第1左下開口(26)が閉鎖されている。また、第2上部板(31)は、第2左上開口(33)が開放され、第2右上開口(32)が閉鎖されている。第2下部板(34)は、第2左下開口(36)が開放され、第2右下開口(35)が閉鎖されている。更に、切換シャッタ(40)は、シャッタ板(42)が再生熱交換器(92)の左半分を覆う位置に移動している。
【0074】
この状態において、給気側入口(13)から室外側上部流路(51)に流入した第1空気(室外空気)は、第1中央左上開口(23)を通って第2中央上部流路(64)に流入する。その後、第1空気は、第2冷却吸着素子(102)の吸着通路(114)に流入し、第1空気に含まれる水蒸気が吸着剤に吸着される。第2冷却吸着素子(102)で減湿された第1空気は、左下部流路(67)に流入する。
【0075】
続いて、第1空気は、第2左下開口(36)を通って室内側下部流路(54)に流入し、第1空気は冷却熱交換器(94)を通過する。冷却熱交換器(94)において、第1空気は、冷媒との熱交換を行い、この減湿され且つ冷却された第1空気は、給気側出口(14)を通って室内に供給される。
【0076】
一方、排気側入口(15)から室内側上部流路(53)に流入した第2空気(室内空気)は、第2左上開口(33)を通って左上部流路(66)に流入する。この第2空気は、第2冷却吸着素子(102)の冷却通路(124)に流入し、吸着通路(114)で第1空気の水蒸気が吸着剤に吸着される際に生じた吸着熱を吸熱する。吸着熱を奪った第2空気は、中央下部流路(65)に流入し、再生熱交換器(92)を通過して第1中央上部流路(63)に流入する。その際、再生熱交換器(92)では、第2空気が冷媒との熱交換を行って冷媒の凝縮熱を吸熱する。
【0077】
上記第2冷却吸着素子(102)及び再生熱交換器(92)で加熱された第2空気は、第1冷却吸着素子(101)の吸着通路(114)に流入し、この吸着通路(114)で吸着剤が加熱され、吸着剤から水蒸気が脱離する。つまり、第1冷却吸着素子(101)の再生が行われる。吸着剤から脱離した水蒸気は、第2空気と共に右下部流路(62)に流入する。その後、第2空気は、第1右下開口(25)を通って室外側下部流路(52)に流入する。そして、第2冷却吸着素子(102)の冷却と第1冷却吸着素子(101)の再生に利用された第2空気は、排気側出口(16)を通って室外に排出される。
【0078】
【発明の実施の形態2】
次に、本発明の実施形態2を図面に基づいて詳細に説明する。
【0079】
本実施形態は、図5に示すように、上記実施形態1の冷却要素(120)が平板状部材に形成されていたのに代わり、打ち抜き空間(127)を形成したものである。
【0080】
つまり、本実施形態の冷却要素(120)は、厚さ方向に貫通する2つの打ち抜き空間(127)が形成されている。したがって、上記冷却要素(120)は、枠部(128)と中間部(129)とを備えた日の字状に形成されている。上記中間部(129)は、2つの吸着要素(110)の中間部分の間隙を保持して冷却通路(124)を確保するために設けられている。
【0081】
そして、上記冷却要素(120)は、流入口(125)より冷却用空気が流入した後、第1の打ち抜き空間(127)を通り、中間部(129)の冷却通路(124)を通った後、第2の打ち抜き空間(127)を通り、枠部(128)の冷却通路(124)を通り、流出口(126)より流出する。
【0082】
したがって、本実施形態では、冷却要素(120)に補強桟(123)が省略された打ち抜き空間(127)があるので、流通抵抗をより低減することができる。この結果、上記冷却要素(120)の厚さをより薄くすることができるので、吸着面積の増大を図ることができ、吸着性能の向上をより図ることができる。
【0083】
尚、本実施形態における打ち抜き空間(127)は、3つ以上であってもよく、また、格子状に複数の打ち抜き空間(127)を形成するようにしてもよい。その他の構成、作用及び効果は実施形態1と同様である。
【0084】
【発明の実施の形態3】
次に、本発明の実施形態3を図面に基づいて詳細に説明する。
【0085】
本実施形態は、図6に示すように、上記実施形態1の吸着要素(110)及び冷却要素(120)が均一厚さに形成されていたのに代わり、厚さが変化するように形成したものである。
【0086】
つまり、相隣る2つの吸着要素(110)と冷却要素(120)とにおいて、該2つの吸着要素(110)と冷却要素(120)とを合わせた厚さは全体に均一に形成される一方、上記吸着要素(110)と冷却要素(120)とは、互いの境界面が傾斜するように形成されている。
【0087】
具体的に、上記冷却要素(120)は、空気流れに直交する横断面が流入口(125)から流出口(126)に向かって漸次大きくなるように構成されている。すなわち、上記冷却要素(120)の上面が流入口(125)から流出口(126)に向かって上昇している。
【0088】
一方、上記吸着要素(110)は、空気流れに平行な縦断面が冷却要素(120)の流入口(125)に対応する1側端面から冷却要素(120)の流出口(126)に対応する他側端面に向かって漸次小さくなるように構成されている。すなわち、上記吸着要素(110)の下面が1側端面から対向側端面に向かって上昇している。
【0089】
したがって、本実施形態によれば、拡大ディフューザのように冷却用空気が冷却通路(124)を流れるので、流通抵抗を低減することができる。そして、上記冷却要素(120)における流入口(125)側の厚みの低下分だけ吸着要素(110)の厚さを厚くすることができる。この結果、吸着要素(110)の吸着面積を拡大することができるので、吸着性能の向上を図ることができる。
【0090】
尚、上記冷却要素(120)は、実施形態1の補強桟(123)に代えて波板(130)が設けられている。しかしながら、本実施形態においても波板(130)に代えて補強桟(123)を設けるようにしてもよい。その他の構成、作用及び効果は実施形態1と同様である。
【0091】
【発明の実施の形態4】
次に、本発明の実施形態4を図面に基づいて詳細に説明する。
【0092】
本実施形態は、図7に示すように、上記実施形態3の冷却要素(120)が流入口(125)から流出口(126)に向かって厚くなっているのに代わり、逆に、冷却要素(120)が流入口(125)から流出口(126)に向かって薄くしたのものである。
【0093】
具体的に、上記冷却要素(120)は、空気流れに直交する横断面が流入口(125)から流出口(126)に向かって漸次小さくなるように構成されている。つまり、上記冷却要素(120)の上面が流入口(125)から流出口(126)に向かって低下している。
【0094】
一方、上記吸着要素(110)は、空気流れに平行な縦断面が冷却要素(120)の流入口(115)に対応する1側端面から冷却要素(120)の流出口(126)に対応する他側端面に向かって漸次大きくなるように構成されている。つまり、上記吸着要素(110)の下面が1側端面から対向側端面に向かって低下している。
【0095】
したがって、本実施形態によれば、冷却要素(120)の流出口(126)側であって温度上昇した冷却用空気に対応する部分の吸着要素(110)の吸着面積を拡大することができる。この結果、吸着要素(110)の吸着量を増大させることができる。
【0096】
尚、上記冷却要素(120)は、実施形態1の補強桟(123)に代えて波板(130)が設けられている。しかしながら、本実施形態においても波板(130)に代えて補強桟(123)を設けるようにしてもよい。その他の構成、作用及び効果は実施形態3と同様である。
【0097】
【発明の実施の形態5】
次に、本発明の実施形態5を図面に基づいて詳細に説明する。
【0098】
本実施形態は、図8に示すように、上記実施形態3の冷却要素(120)が流入口(125)から流出口(126)に向かって厚くなっているのに代わり、吸着要素(110)が流入口(115)から流出口(116)に向かって薄くしたのものである。
【0099】
具体的に、上記吸着要素(110)は、空気流れに直交する横断面が流入口(115)から流出口(116)に向かって漸次小さくなるように構成されている。つまり、上記吸着要素(110)の下面が流入口(115)から流出口(116)に向かって上昇している。
【0100】
一方、上記冷却要素(120)は、空気流れに平行な縦断面が吸着要素(110)の流入口(115)に対応する1側端面から吸着要素(110)の流出口(116)に対応する他側端面に向かって漸次大きくなるように構成されている。つまり、上記冷却要素(120)の上面が1側端面から対向側端面に向かって上昇している。
【0101】
したがって、本実施形態によれば、吸着要素(110)の流出口(116)側に対応する部分の冷却要素(120)の冷却用空気量を増大させることができる。この結果、吸着要素(110)の吸着量を増大させることができる。
【0102】
尚、上記冷却要素(120)は、実施形態1の補強桟(123)に代えて波板(130)が設けられている。しかしながら、本実施形態においても波板(130)に代えて補強桟(123)を設けるようにしてもよい。その他の構成、作用及び効果は実施形態3と同様である。
【0103】
【発明の実施の形態6】
次に、本発明の実施形態6を図面に基づいて詳細に説明する。
【0104】
本実施形態は、図9に示すように、上記実施形態5の吸着要素(110)が流入口(115)から流出口(116)に向かって薄くなっているのに代わり、逆に、吸着要素(110)が流入口(115)から流出口(116)に向かって厚くしたのものである。
【0105】
具体的に、上記吸着要素(110)は、空気流れに直交する横断面が流入口(115)から流出口(116)に向かって漸次大きくなるように構成されている。つまり、上記吸着要素(110)の下面が流入口(115)から流出口(116)に向かって低下している。
【0106】
一方、上記冷却要素(120)は、空気流れに平行な縦断面が吸着要素(110)の流入口(115)に対応する1側端面から吸着要素(110)の流出口(116)に対応する他側端面に向かって漸次小さくなるように構成されている。つまり、上記冷却要素(120)の上面が1側端面から対向側端面に向かって低下している。
【0107】
したがって、本実施形態によれば、吸着要素(110)の流出口(116)側の調湿用空気の流速が低下すると共に、吸着面積が増大するので、吸着要素(110)の吸着量を増大させることができる。
【0108】
尚、上記冷却要素(120)は、実施形態1の補強桟(123)に代えて波板(130)が設けられている。しかしながら、本実施形態においても波板(130)に代えて補強桟(123)を設けるようにしてもよい。その他の構成、作用及び効果は実施形態5と同様である。
【0109】
【発明の他の実施の形態】
上記各実施形態において、吸着要素(110)の枚数nを冷却要素(120)の枚数n−1より1枚多くしている。しかしながら、本発明の他の実施形態として吸着要素(110)と冷却要素(120)と同じ枚数を積層するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施形態1の冷却吸着素子を示す斜視図である。
【図2】 実施形態1の吸着要素を示す横断面図である。
【図3】 実施形態1の冷却要素を示す横断面図である。
【図4】 実施形態1の吸着要素及び冷却要素の厚さ比に対する流通抵抗比の変化を示す特性図である。
【図5】 実施形態2の冷却要素を示す斜視図である。
【図6】 実施形態3の吸着要素及び冷却要素を示す斜視図である。
【図7】 実施形態4の吸着要素及び冷却要素を示す斜視図である。
【図8】 実施形態5の吸着要素及び冷却要素を示す斜視図である。
【図9】 実施形態6の吸着要素及び冷却要素を示す斜視図である。
【図10】 本発明の冷却吸着素子を用いた除湿装置を示す斜視図である。
【図11】 図10の除湿装置の空気流れを示す概略図である。
【図12】 図10の除湿装置の第1動作を示す分解斜視図である。
【図13】 図10の除湿装置の第2動作を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
100 冷却吸着素子
110 吸着要素
111,112 平板
113 波板
114 吸着通路
115 流入口
116 流出口
120 冷却要素
121,122 平板
123 補強桟
124 冷却通路
125 流入口
126 流出口

Claims (8)

  1. 除湿される調湿用空気が流れる扁平な吸着要素( 110 )と、該吸着要素( 110 )で生じる吸着熱を吸収するための冷却用空気が流れる扁平な冷却要素( 120 )とが交互に積層されると共に、上記吸着要素( 110 )の調湿用空気と冷却要素( 120 )の冷却用空気とが交差する方向に流れるように構成された冷却吸着素子であって、
    上記各冷却要素(120)及び各吸着要素(110)は、均一厚さに形成され、上記冷却要素(120)の厚さが吸着要素(110)の厚さより薄く形成されている
    ことを特徴とする冷却吸着素子。
  2. 請求項1において、
    上記吸着要素(110)は、2枚の平板(111,112)の間に波板(113)が設けられて構成される一方、
    上記冷却要素(120)は、2枚の平板(121,122)の間に補強桟(123)が設けられて構成されている
    ことを特徴とする冷却吸着素子。
  3. 請求項1において、
    上記吸着要素(110)の厚さB2に対する冷却要素(120)の厚さB1の比(B1/B2)は、0.4以上で且つ1未満(0.4≦B1/B2<1)である
    ことを特徴とする冷却吸着素子。
  4. 除湿される調湿用空気が流れる扁平な吸着要素( 110 )と、該吸着要素( 110 )で生じる吸着熱を吸収するための冷却用空気が流れる扁平な冷却要素( 120 )とが交互に積層されると共に、上記吸着要素( 110 )の調湿用空気と冷却要素( 120 )の冷却用空気とが交差する方向に流れるように構成された冷却吸着素子であって、
    上記各冷却要素( 120 )及び各吸着要素( 110 )は、少なくとも冷却要素( 120 )の一部の厚さが吸着要素( 110 )の一部の厚さより薄くなるように形成され、
    上記冷却要素(120)は、矩形状に形成され、4つの側端面のうちの1側端面が冷却用空気の流入口(125)に形成され、該流入口(125)に対向する側端面が冷却用空気の流出口(126)に形成されると共に、空気流れに直交する横断面が流入口(125)から流出口(126)に向かって漸次大きくなるように構成される一方、
    上記吸着要素(110)は、矩形状に形成され、4つの側端面のうちの1側端面が調湿用空気の流入口(115)に形成され、該流入口(115)に対向する側端面が調湿用空気の流出口(116)に形成されると共に、空気流れに平行な縦断面が冷却要素(120)の流入口(125)に対応する1側端面から冷却要素(120)の流出口(126)に対応する他側端面に向かって漸次小さくなるように構成されている
    ことを特徴とする冷却吸着素子。
  5. 除湿される調湿用空気が流れる扁平な吸着要素( 110 )と、該吸着要素( 110 )で生じる吸着熱を吸収するための冷却用空気が流れる扁平な冷却要素( 120 )とが交互に積層されると共に、上記吸着要素( 110 )の調湿用空気と冷却要素( 120 )の冷却用空気とが交差する方向に流れるように構成された冷却吸着素子であって、
    上記各冷却要素( 120 )及び各吸着要素( 110 )は、少なくとも冷却要素( 120 )の一部の厚さが吸着要素( 110 )の一部の厚さより薄くなるように形成され、
    上記冷却要素(120)は、矩形状に形成され、4つの側端面のうちの1側端面が冷却用空気の流入口(125)に形成され、該流入口(125)に対向する側端面が冷却用空気の流出口(126)に形成されると共に、空気流れに直交する横断面が流入口(125)から流出口(126)に向かって漸次小さくなるように構成される一方、
    上記吸着要素(110)は、矩形状に形成され、4つの側端面のうちの1側端面が調湿用空気の流入口(115)に形成され、該流入口(115)に対向する側端面が調湿用空気の流出口(116)に形成されると共に、空気流れに平行な縦断面が冷却要素(120)の流入口(125)に対応する1側端面から冷却要素(120)の流出口(126)に対応する他側端面に向かって漸次大きくなるように構成されている
    ことを特徴とする冷却吸着素子。
  6. 除湿される調湿用空気が流れる扁平な吸着要素( 110 )と、該吸着要素( 110 )で生じる吸着熱を吸収するための冷却用空気が流れる扁平な冷却要素( 120 )とが交互に積層されると共に、上記吸着要素( 110 )の調湿用空気と冷却要素( 120 )の冷却用空気とが交差する方向に流れるように構成された冷却吸着素子であって、
    上記各冷却要素( 120 )及び各吸着要素( 110 )は、少なくとも冷却要素( 120 )の一部の厚さが吸着要素( 110 )の一部の厚さより薄くなるように形成され、
    上記吸着要素(110)は、矩形状に形成され、4つの側端面のうちの1側端面が調湿用空気の流入口(115)に形成され、該流入口(115)に対向する側端面が調湿用空気の流出口(116)に形成されると共に、空気流れに直交する横断面が流入口(115)から流出口(116)に向かって漸次小さくなるように構成される一方、
    上記冷却要素(120)は、矩形状に形成され、4つの側端面のうちの1側端面が冷却用空気の流入口(125)に形成され、該流入口(125)に対向する側端面が冷却用空気の流出口(126)に形成されると共に、空気流れに平行な縦断面が吸着要素(110)の流入口(115)に対応する1側端面から吸着要素(110)の流出口(116)に対応する他側端面に向かって漸次大きくなるように構成されている
    ことを特徴とする冷却吸着素子。
  7. 除湿される調湿用空気が流れる扁平な吸着要素( 110 )と、該吸着要素( 110 )で生じる吸着熱を吸収するための冷却用空気が流れる扁平な冷却要素( 120 )とが交互に積層されると共に、上記吸着要素( 110 )の調湿用空気と冷却要素( 120 )の冷却用空気とが交差する方向に流れるように構成された冷却吸着素子であって、
    上記各冷却要素( 120 )及び各吸着要素( 110 )は、少なくとも冷却要素( 120 )の一部の厚さが吸着要素( 110 )の一部の厚さより薄くなるように形成され、
    上記吸着要素(110)は、矩形状に形成され、4つの側端面のうちの1側端面が調湿用空気の流入口(115)に形成され、該流入口(115)に対向する側端面が調湿用空気の流出口(116)に形成されると共に、空気流れに直交する横断面が流入口(115)から流出口(116)に向かって漸次大きくなるように構成される一方、
    上記冷却要素(120)は、矩形状に形成され、4つの側端面のうちの1側端面が冷却用空気の流入口(125)に形成され、該流入口(125)に対向する側端面が冷却用空気の流出口(126)に形成されると共に、空気流れに平行な縦断面が吸着要素(110)の流入口(115)に対応する1側端面から吸着要素(110)の流出口(116)に対応する他側端面に向かって漸次小さくなるように構成されている
    ことを特徴とする冷却吸着素子。
  8. 除湿される調湿用空気が流れる扁平な吸着要素( 110 )と、該吸着要素( 110 )で生じる吸着熱を吸収するための冷却用空気が流れる扁平な冷却要素( 120 )とが交互に積層されると共に、上記吸着要素( 110 )の調湿用空気と冷却要素( 120 )の冷却用空気とが交差する方向に流れるように構成された冷却吸着素子であって、
    上記各冷却要素( 120 )及び各吸着要素( 110 )は、少なくとも冷却要素( 120 )の一部の厚さが吸着要素( 110 )の一部の厚さより薄くなるように形成され、
    上記吸着要素(110)の枚数(n)が冷却要素(120)の枚数(n−1)より1つ多くなるように複数の吸着要素(110)と冷却要素(120)とが交互に積層されている
    ことを特徴とする冷却吸着素子。
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