JP3835085B2 - 半導体記憶装置及び電子機器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子機器に対して着脱自在に装着される半導体記憶装置及び電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、例えばデジタルスチルカメラといったデータの記録及び/又は再生を行う各種電子機器が普及しており、これにともない、このような電子機器に対して着脱可能であり、かつ携帯可能であるフラッシュメモリ等の半導体メモリ装置に代表される種々の外部記憶装置が開発されてきている。
【0003】
このような外部記憶装置は、例えば、静止画データ、動画データ、オーディオデータ(音楽データ)といった各種データのフォーマットにかかわらず、複数種類のフォーマットのデータを混在して記録することができる。そのため、使用者は、このような外部記憶装置を用いることによって、異なるフォーマットのデータを扱う複数の電子機器のそれぞれに対応する外部記憶装置を用いる必要がなく、一つの外部記憶装置を各電子機器間で相互利用することができる。
【0004】
したがって、使用者は、外部記憶装置を例えばデジタルスチルカメラに装着することによって、外部記憶装置に記憶されている静止画データを再生して閲覧することができ、又は、外部記憶装置を例えばデジタルビデオカメラに装着することによって、外部記憶装置に記録されている動画データを再生して閲覧することができる。
【0005】
このような外部記憶装置としては、例えば図11(A)及び同図11(B)に示すような外観を呈する半導体メモリ装置200がある。すなわち、この半導体メモリ装置200は、例えば、縦寸法50mm、横寸法21.5mm、厚さ寸法2.8mmの筐体201を備えるとともに、外部の電子機器に装着された場合におけるシリアルバスの状態を示すバスステート、各種データ及びクロック等が入出力される10ピンの端子202を備える。また、半導体メモリ200は、記録されているデータの誤消去を防止するための誤消去防止スイッチ203を備える。
【0006】
また、半導体メモリ装置200は、例えば図12に示すように、装着された電子機器からの各種データ等を記憶する例えば数メガバイト〜数十メガバイトのフラッシュメモリ204と、このフラッシュメモリ204の内容の管理等を行うメモリコントローラ205と、電子機器と接続され各種データなどの入出力を行うインタフェース部206とを備える。
【0007】
このような半導体メモリ装置200は、10ピンの端子202のうち、データ、クロック及びバスステート用の3ピンの端子のみを用いて、電子機器との間でこれらのデータ、クロック及びバスステートの送受信を行う。ここで、クロック及びバスステートは、電子機器から供給され、データは、双方向の半2重転送により外部機器との間で送受信される。半導体メモリ装置200は、データとして制御パケットを電子機器との間で送受信する場合には、例えばクロックの最大周波数を20MHzとし、512バイト単位を基本としたエラーチェックコードを付加して転送を行う。
【0008】
半導体メモリ装置200は、メモリコントローラ205によって、シリアルインターフェースのプロトコルにしたがって処理を行い、フラッシュメモリ204を制御する。
【0009】
具体的には、半導体メモリ装置200は、例えばフラッシュメモリ204が複数のフラッシュメモリからなる場合には、メモリコントローラ205によって、各フラッシュメモリを制御する。また、半導体メモリ装置200は、例えばフラッシュメモリ204が種類が異なる複数のフラッシュメモリからなる場合には、メモリコントローラ205によって、各種フラッシュメモリの特性差を吸収して各フラッシュメモリを制御するとともに、各種フラッシュメモリのエラー特性に応じたエラー訂正処理を行う。さらに、半導体メモリ装置200は、メモリコントローラ205によって、パラレルデータをシリアルデータに変換する処理を行う。
【0010】
半導体メモリ装置200は、このようなメモリコントローラ205によりシリアルインターフェースのプロトコルに準じた処理を行うことで、現在存在しているいかなるフラッシュメモリであっても、又は、将来登場するいかなるフラッシュメモリであっても対応可能となる。
【0011】
また、半導体メモリ装置200は、フラッシュメモリ204のファイル管理の方式として、例えばパーソナルコンピュータに標準的に搭載されているFAT(File Allocation Table)による階層ファイルシステムを用いる。半導体メモリ装置200は、FATによる階層ファイルシステムに基づいて、例えば静止画データ、動画データ、オーディオデータ(音楽データ)、ボイスデータ(音声データ)といった複数種類のフォーマットのデータをフラッシュメモリ204に格納し、メモリコントローラ205によって、フラッシュメモリ204の内容を制御する。半導体メモリ装置200は、データのフォーマット毎に、フラッシュメモリ204にデータを記録する際のファイルフォーマット及びディレクトリ管理方式を予め規定しており、この規定にしたがって、フラッシュメモリ204に記録されるデータを管理する。
【0012】
具体的には、フラッシュメモリ204におけるルートディレクトリには、図13に示すように、半導体メモリ装置200の種類を示すファイルである“MEM*****.ind”と、静止画ファイルを格納するディレクトリである“DCMI”と、ボイスファイルを格納するディレクトリである“VOICE”と、オーディオファイルを格納するディレクトリである“HIFI”と、コントロール情報ファイル等の付加情報ファイルを格納するディレクトリである“CONTROL”と、ベンダ固有の情報を格納するディレクトリである“MS*****”とが記録される。
【0013】
そして、半導体メモリ装置200は、静止画データのフォーマットとしてJEIDA(日本電子工業振興協会)で規格化されているDCF(Design rule for Camera File system)を採用し、オーディオデータのフォーマットとしてはITU−T(国際電気通信連合)勧告G.726のADPCM(Adaptive Differencial Puluse Code Modulation)を採用している。
【0014】
このような半導体メモリ装置200を外部記憶装置として用いることにより、使用者は、異なるフォーマットのデータを扱う複数の電子機器間で一つの半導体メモリ装置200を相互利用することができる。
【0015】
ところで、従来、さまざまな電子機器は時刻を刻む内蔵時計を持っているが、その設定方法は機器によって異なり、利用者は時刻を設定する際に電子機器特有の設定方法を考えながら設定しなければならなく、また、正確な時刻を入力することは大変な労力を必要とする。このような正確な時刻入力を容易にするために、テレビ放送の時報を受信して時刻を調整するものや、電話の時報サービス信号を受信して時刻調整するビデオやテレビなどの電子機器が存在するが、これらの時刻信号は世界各国でまちまちで、全世界どこでも使えるような汎用的なものになっていない。
【0016】
また、最近、音楽、映像、PCプログラムソフト、その他データ等のコンテンツは、その利用に関し、時間制限や、再生地域制限を持つものがある。また、このようなコンテンツを再生もしくは実行する電子機器は、小型化されポータブル化されてきている。このような小型ポータブル電子機器は、持ち運びに便利で、海外旅行などにもっていくことが非常に容易であり、再生地域限定のコンテンツを再生する場合、小型ポータブル電子機器の使用地域が限定できず、再生条件を満足しているかどうか不明である。また、小型ポータブル電子機器の内蔵時計は、ユーザが個々に設定したもので、上記海外旅行の場合、使用されている地域の時刻が正しくセットされている保証が全くない。
【0017】
これらの問題を解決するために、GPSを使った測位システムは正確な位置とグリニッジ標準時間を基準に時刻を計算するので、上記時間制限や再生地域制限を持つコンテンツの再生に大変有効な手段である。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、全ての電子機器にGPS受信機能を設けると、そのコストは高額になる。そこで、PCMCIA(PCMemory Card International Association )規格に基づいたGPS受信機能付カードを電子機器に挿入する方法がある。しかし、PCMCIA規格に基づいたカード型半導体記録メディアは、そのサイズ(縦54mm×横85.6mm×厚5.0mm)が小型ポータブル電子機器には大きすぎて、特に、小型デジタルスチルカメラの場合、カメラレンズ、LCDなど、駆動用バッテリーなど沢山の必要部品を実装しているために、カード型半導体記録メディアの挿入場所が非常に限られている。このような小型ポータブル電子機器には、PCMCIA規格に基づいたカード型半導体記録メディアの採用は構造上、非常に難しいものである。
【0019】
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、正確な時刻と位置情報を電子機器に提供し、その電子機器の内部時計を正確に調整すると共に、その電子機器が使用されている地域を特定できる半導体記憶装置及び電子機器の提供を目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る半導体記憶装置は、上述の課題を解決するために、電子機器に対して着脱自在に装着される半導体記憶装置において、上記電子機器に装着されたとき、グローバルポジショニングシステムに基づいてGPS信号を受信するGPSアンテナ手段と、上記アンテナ手段から出力されるGPS信号からGPS受信情報を生成するGPS信号処理手段と、上記GPS信号処理手段で生成された情報を、上記電子機器に装着時のGPS受信情報データとして記憶する記憶手段とを備えることを特徴とする。
【0021】
本発明に係る電子機器は、上述の課題を解決するために、電子機器に装着されたとき、グローバルポジショニングシステムに基づいてGPS信号を受信するGPSアンテナ手段と、上記アンテナ手段から出力されるGPS信号からGPS受信情報を生成するGPS信号処理手段と、上記GPS信号処理手段で生成された情報を、上記電子機器に装着時のGPS受信情報データとして記憶する記憶手段とを備える半導体記憶装置を着脱自在に装着する上記電子機器であって、上記半導体記憶装置から、上記記憶手段に記憶されたGPS受信情報データを取得する取得手段を備えることを特徴とする。
【0022】
具体的に本発明は、近年、ヘッドホンプレーヤ、ICメモ録音機、デジタルスチルカメラ、ハンディビデオカメラ、携帯電話等の小型ポータブル電子機器の外部メモリとして、例えば上記図11に示した半導体メモリ装置200が採用されている状況に注目し、世界中の地域に持ち運びされる小型ポータブル電子機器に小型のGPS受信機能が付いた上記半導体メモリ装置200と略同じ寸法の半導体メモリ装置を挿入することにより、正確な時刻と位置情報を電子機器に提供し、その電子機器の内部時計を正確に調整すると共に、その電子機器が使用されている地域を特定することによって、時間制限や再生地域制限のあるコンテンツの利用条件を完全に満足するコンテンツ再生もしくは実行機能を電子機器に提供する。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
【0024】
図1に示すように、この実施の形態は、小型のポータブル電子機器に挿入されるカード型半導体記憶メディアであり、グローバルポジショニングシステム(global positioning system、以下GPSと記す)信号を受信してGPS受信情報を得るGPS受信部23をメディア本体部21の一端の外部に取り付けている。メディア本体部21の他端には上記小型のポータブル電子機器に接続する端子部22を備えている。以下、このGPS受信部23を取り付けているカード型半導体記憶メディアをGPS受信機能付カード型半導体記憶メディア20と記す。
【0025】
このGPS受信機能付カード型半導体記憶メディア20は、近年、ヘッドホンプレーヤ、ICメモ録音機、デジタルスチルカメラ、ハンディビデオカメラ、携帯電話等の小型ポータブル電子機器の外部メモリとして、広く使用されるようになった上記図11に示した半導体メモリ装置200と、少なくとも横寸法(21.5mm)、及び厚さ寸法(2.8mm)を同じにしている。
【0026】
このGPS受信機能付カード型半導体記憶メディア20は図2に示すように、小型ポータブル電子機器50の専用挿入口64に挿入されることにより、GPS受信情報を小型ポータブル電子機器50に簡単に取り込ませる。ここで、GPS受信部23は、GPS受信機能付カード型半導体記憶メディア20が完全に上記専用挿入口64に挿入された状態にあっても、小型ポータブル電子機器50から露出した状態となり、GPS信号を受信しやすい構造となっている。
【0027】
小型ポータブル電子機器50は、取り込んだGPS受信情報にしたがって表示部61に画像を表示したり、スピーカ62から音声を出力する。これら画像や音声は操作部63での操作信号に応じて色調整されたり、音量調整される。
【0028】
このGPS受信機能付カード型半導体記憶メディア20の内部構成と、このGPS受信機能付カード型半導体記憶メディア20を専用挿入口64を持つ小型ポータブル電子機器50に挿入する概念図を図3に示す。
【0029】
GPS受信機能付カード型半導体記憶メディア20は、GPSアンテナ部41とGPS信号処理部42から構成されるGPS受信部23を備え、GPS受信部23で計算されたGPS受信情報を小型ポータブル電子機器50との接続を実現するインターフェース(I/F)部46を介して通信する機構を持つ。
【0030】
また、GPS受信機能付カード型半導体記憶メディア20は、不揮発性半導体メモリで構成される記憶部43を備え、この記憶部43に記憶されているデータやソフトウェアプログラム等をI/F部46を介して小型ポータブル電子機器50との間で受け渡しする。また、GPS受信機能付カード型半導体記憶メディア20は、クロック部44と内部電池45を備え、小型ポータブル電子機器50に挿入されていないとき、つまり、外部からの電源供給がないときでも、GPS信号処理部42が計算した上記GPS受信情報の内の一つである時刻情報を維持し続ける。このように、GPS受信機能付カード型半導体記憶メディア20は、外部からの電源供給がないときでも、GPS信号処理部42が計算した正確な時刻を維持し続ける機構を持ち、この正確な時刻データもI/F部46を介して小型ポータブル電子機器50に受け渡す。
【0031】
GPS受信機能付カード型半導体記憶メディア20内にある記憶部43には、上記ソフトウェアプログラムとしてGPS受信機能駆動用ドライバソフトや、インターフェースプロトコルデータ等の上記GPS受信機能付カード型半導体記憶メディア20と小型ポータブル電子機器50が相互通信するために必要な通信ソフト等が記憶されている。
【0032】
小型ポータブル電子機器50は、上述したように利用者に情報を表示するLCD等の表示部61と、専用挿入口64を備え、GPS受信機能付カード型半導体記憶メディア20からの通信ソフトデータやGPS受信情報等を得ることができる。
【0033】
GPS受信機能付カード型半導体記憶メディア20が小型ポータブル電子機器50の専用挿入口64に挿入された後の、GPS受信機能付カード型半導体記憶メディア20の動作について図4のフローチャートを用いて説明する。
【0034】
先ず、上記図3に示し状態から上記図2に示す状態のようにGPS受信機能付カード型半導体記憶メディア20が小型ポータブル電子機器50の専用挿入口64に挿入されると、GPS受信機能付カード型半導体記憶メディア20はGPSアンテナ部41で受信したGPS信号をGPS信号処理部42で計算し(ステップS1)、小型ポータブル電子機器50を使用している現在の場所の緯度経度及び高度、時刻、スピード、ヘディング方向などのGPS受信情報を得、このGPS受信情報を記憶部43に記録する(ステップS2)。また、GPS受信情報の内の時刻データを、クロック部44の時間データに反映し、クロック部44の内部時計を正確なものに調整する(ステップS3)。また、受信履歴を残すために、過去のGPS受信情報(緯度経度、時刻など)の集まりを軌跡データとして、記憶部43に記録する(ステップS4)。そして、ステップS5でGPS受信機能付カード型半導体記憶メディア20が小型ポータブル電子機器50から除去されたか否かを判断し、GPS受信機能付カード型半導体記憶メディア20が小型ポータブル電子機器50に挿入されている限り、ステップS1からの上記GPS受信情報の計算と記録、過去の軌跡データの記録を続ける。
【0035】
ステップS5においてGPS受信機能付カード型半導体記憶メディア20が小型ポータブル電子機器50から抜き取られたときには、小型ポータブル電子機器50から得ていた電源供給が止まってしまうが、内部電池45の電源を利用して、クロック部44は正確な時間を維持し続ける(ステップS6)。
【0036】
再びGPS受信機能付カード型半導体記憶メディア20が小型ポータブル電子機器50に挿入されるとき、記憶部43にあるGPS受信情報と軌跡データ、クロック部44にある正確な時間データは電子機器の要求に応じて、カードのI/F部46を介して、小型ポータブル電子機器50に受け渡される。
【0037】
また、GPS受信機能付カード型半導体記憶メディア20が小型ポータブル電子機器50に挿入されている限り、GPS信号処理部42はGPS信号を処理し、新しいGPS受信情報を計算し、上記図4に示したフローチャートに従った処理を繰り返す。
【0038】
GPS受信機能付カード型半導体記憶メディア20と小型ポータブル電子機器50とのつながりを構造的に図5に示す。
【0039】
小型ポータブル電子機器50は、GPS受信機能付カード型半導体記憶メディアとの接続を実現するI/F51と、挿入されたGPS受信機能付カード型半導体記憶メディア20内の記憶部43から、GPS受信機能駆動用ドライバソフトや、インターフェースプロトコルデータなどの通信に必要な通信ソフトをI/F51を介して読み出して実行するCPU52と、小型ポータブル電子機器50の使用地域データを記憶している記憶部53と、内部時刻を保持し続けるクロック部54と、クロック部54に電力を供給する内部電池55と、表示部(LCD)61を駆動するLCD表示駆動部56と、スピーカ62を駆動するオーディオ駆動部57とを備えている。
【0040】
上記図5に示した構成の小型ポータブル電子機器50にGPS受信機能付カード型半導体記憶メディア20が挿入された後の小型ポータブル電子機器50の動作について図6のフローチャートを用いて説明する。
【0041】
先ず、GPS受信機能付カード型半導体記憶メディア20が小型ポータブル電子機器50の専用挿入口64に挿入されると、ステップS11において小型ポータブル電子機器50内にあるCPU52は挿入されたGPS受信機能付カード型半導体記憶メディア20内の記憶部43から、GPS受信機能駆動用ドライバソフトや、インターフェースプロトコルデータなどの通信に必要な通信ソフトを読み出し、GPS受信部23のGPSアンテナ41がGPS信号を受信し、GPS信号処理部42がGPS受信情報を計算できるようGPS受信機能駆動用ドライバソフトを駆動すると共に、GPS信号処理部42が計算したGPS受信情報を、I/F部51を介して取得できるように、インターフェースプロトコルデータ等を用いてGPS受信機能付カード型半導体記憶メディア20と小型ポータブル電子機器50を相互通信状態とする。
【0042】
次ぎに、ステップS12で小型ポータブル電子機器50のCPU52はGPS受信機能付カード型半導体記憶メディア20のGPS信号処理部42が新しいGPS受信情報を取得したことを認識すると、ステップS13でGPS受信機能付カード型半導体記憶メディア20の記憶部43からGPS受信データとクロック部44から正確な時間データを、I/F部51を介して取得する。さらに、ステップS14にて取得した正確な時間データを用いて、小型ポータブル電子機器50のクロック部54の内部時間を正確な時間に調整する。このクロック部54の内部時間は、GPS受信機能付カード型半導体記憶メディア20が挿入されていないときでも、小型ポータブル電子機器50の内部電池55の電源を利用して正確な時間を維持できる。
【0043】
さらにCPU52はステップS15でGPS受信機能付カード型半導体記憶メディア20から取得したGPS受信データの緯度経度データを基に、小型ポータブル電子機器50の記憶部53にある使用地域データを更新する。また、遮蔽物などが原因でGPS受信機能付カード型半導体記憶メディア20のGPS受信部23のGPSアンテナ41がGPS信号を取得できない状況のとき、つまり、GPS信号処理部42が新しいGPS受信情報を取得できない状態の時でも、小型ポータブル電子機器50のCPU52はGPS受信機能付カード型半導体記憶メディア20の記憶部43から過去の軌跡データを取得し、電子機器50の現在位置を過去の軌跡データから類推し、記憶部53にある使用地域データを更新することも考えられる。
【0044】
小型ポータブル電子機器50のCPU52はGPS受信機能付カード型半導体記憶メディア20のGPS信号処理部42が新しいGPS受信情報を取得するたびに、GPS受信機能付カード型半導体記憶メディア20からGPS受信データと正確な時間データを取得し、上記図6のフローチャートを繰り返す。
【0045】
小型ポータブル電子機器50は、時間限定もしくは地域限定の利用条件がついた音楽、映像などのコンテンツを再生する場合、上記一連の処理で得た正確な内部時間と使用地域データを用いて、コンテンツの利用条件を満たすことを判断する。この小型ポータブル電子機器50におけるコンテンツの利用条件を満たすか否かの判断処理について図7を用いて説明する。
【0046】
GPS受信機能付カード型半導体記憶メディア20が小型ポータブル電子機器50に挿入されると、先ずステップS21でそのGPS受信機能付カード型半導体記憶メディア20内に再生コンテンツがあるか否かを判断する。再生コンテンツが無ければステップS22に進み、コンテンツの再生をしない。一方、再生コンテンツがあればステップS23に進み、その再生コンテンツに再生条件があるか否かを判断する。再生条件が無ければステップS24に進んでコンテンツを再生する。音楽コンテンツであれば、小型ポータブル電子機器50のオーディオ駆動部57とスピーカ62によって再生音が出力される。映像コンテンツであれば、LCD表示駆動部56と表示部61によって映像が再生され、オーディオ付きであればスピーカ62によりオーディオが再生される。ステップS23で再生条件があるときにはステップS25に進んで電子機器が持つ内部時間が時間限定条件を満たすか否かを判断する。内部時間が時間限定条件を満たさないときにはステップS26に進んでコンテンツを再生しない。一方、ステップS25にて内部時間が時間限定条件を満たすときにはステップS27に進んで電子機器の使用地域が記憶部553に記憶された地域限定条件を満たすか否かを判断する。ここで、地域限定条件を満たさなければステップS28に進んで、コンテンツを再生しない。一方、地域限定条件を満たすのであれば、ステップS29に進んで、コンテンツを再生する。
【0047】
つまり、再生コンテンツがあり、そのコンテンツが利用条件を持っている場合、コンテンツの時間限定条件を満たしているか、また、地域限定条件を満たしているかを、小型ポータブル電子機器50のクロック54の内部時間と記憶部53に格納された使用地域データを用いてCPU52が判断する。再生条件を満たしていれば、音楽コンテンツは、電子機器のオーディオ部駆動部57とスピーカ62から再生され、オーディ付きの映像コンテンツであればLCD表示駆動部56とLCD61、及びスピーカ62により再生される。
【0048】
以上、上記GPS受信機能付カード型半導体記憶メディア20を小型ポータブル電子機器50に挿入することにより、正確な時刻と位置情報を小型ポータブル電子機器50に提供できるので、従来、様々な設定方法で利用者が設定していた内蔵時計の時刻を正確に調整できると共に、その電子機器が使用されている地域を特定できる。このため、小型ポータブル電子機器50による時間制限や再生地域制限などの利用制限がある音楽、映像コンテンツの正確な再生を可能とする。ここで、上記GPS受信機能付カード型半導体記憶メディア20は、少なくとも筐体の横寸法を21.5mm、厚さ寸法を2.8mmと同じにできるので、小型ポータブル電子機器にも十分小さいものとなる。
【0049】
なお、GPS受信機能付カード型半導体記憶メディアとしては、図8に示すようなタイプのものがある。
【0050】
この図8に示したGPS受信機能付カード型半導体記憶メディア70も、小型のポータブル電子機器に適したカード型半導体記憶メディアであるが、GPS受信部73をメディア本体部71の一端側に備えている。メディア本体部71の他端には端子部72を備えている。
【0051】
図9にはGPS受信機能付カード型半導体記憶メディア70を小型ポータブル電子機器50に挿入した状態を示す。GPS受信部73がGPS信号を受信しやすいように、電子機器50から露出した構造をとる。
【0052】
さらに、GPS受信機能付カード型半導体記憶メディアとしては、図10に示すようなタイプのものもある。このGPS受信機能付カード型半導体記憶メディア80も、小型のポータブル電子機器に適したカード型半導体記憶メディアであり、GPS受信部83をメディア本体部81の一端の外部に取り付けている。メディア本体部81の他端には上記小型のポータブル電子機器に接続する端子部82を備えている。さらに、メディア本体部81にはスイッチ部84と、時刻情報等を表示する表示部85を備えている。
【0053】
なお、ここまでの実施の形態では、GPS受信機能付カード型半導体記憶メディアを挿入する電子機器としては持ち運びしやすい小型ポータブル電子機器を具体例に挙げたが、本発明はこれに限らず、動かすことが容易でない据え置き型の電子機器でもよい。
【0054】
また、ここまでの実施の形態では、利用条件のついた音楽、映像などのコンテンツを再生する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、利用条件がついたPCプログラムの実行や、PCデータの処理でもよい。
【0055】
また、利用条件が時間限定と地域限定の場合について述べたが、それ以外の利用条件でも良い。
【0056】
【発明の効果】
以上本実施の形態によれば、正確な時刻と一情報を電子機器に提供し、従来、様々な設定方法で利用者が設定していた電子機器の内蔵時計を正確な時刻に調整すると共に、その電子機器が使用されている地域を特定することによって、時間制限や再生地域制限などの利用制限がある音楽、映像、PCプログラムソフト、その他のデータなどのコンテンツの再生もしくは実行条件を完全に満足するコンテンツ再生もしくは実行機能を電子機器に提供する。
【0057】
また、全世界のどこにいても利用可能であり、特に、持ち運びに便利な小型のポータブル電子機器には有効であり、かつ、電子機器それぞれが、GPS受信機能を持つ必要がないので、電子機器のコストが割高になることもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態となるGPS受信機能付カード型半導体記憶メディアの外観を示す図である。
【図2】GPS受信機能付カード型半導体記憶メディアが専用挿入口に挿入された状態の小型ポータブル電子機器の外観図である。
【図3】GPS受信機能付カード型半導体記憶メディアの内部構成と、このGPS受信機能付カード型半導体記憶メディアを専用挿入口を持つ小型ポータブル電子機器に挿入する概念図である。
【図4】GPS受信機能付カード型半導体記憶メディアが小型ポータブル電子機器の専用挿入口に挿入された後の、GPS受信機能付カード型半導体記憶メディアの動作を説明するためのフローチャートである。
【図5】GPS受信機能付カード型半導体記憶メディアと小型ポータブル電子機器とのつながりを構造的に示すブロック図である。
【図6】上記図5に示した構成の小型ポータブル電子機器にGPS受信機能付カード型半導体記憶メディアが挿入された後の小型ポータブル電子機器の動作を説明するためのフローチャートである。
【図7】小型ポータブル電子機器におけるコンテンツの利用条件を満たすか否かの判断処理を説明するためのフローチャートである。
【図8】GPS受信機能付カード型半導体記憶メディアの他の具体例の外観を示す図である。
【図9】上記図8に示したGPS受信機能付カード型半導体記憶メディアを小型ポータブル電子機器の専用挿入口に挿入した状態を示す図である。
【図10】GPS受信機能付カード型半導体記憶メディアのさらに他の具体例の外観を示す図である。
【図11】既に広く使用されている半導体メモリ装置の外観を示す図である。
【図12】上記半導体メモリ装置の内部構成を示すブロック図である。
【図13】上記半導体メモリ装置を構成するフラッシュメモリのルートディレクトリ構成を示す図である。
【符号の説明】
20 GPS受信機能付カード型半導体記憶メディア、23 GPS受信部、41 GPSアンテナ部、42 GPS信号処理部、43 記憶部、44 クロック部、50 小型ポータブル電子機器、52 CPU、53 記憶部、54 クロック部
Claims (17)
- 電子機器に対して着脱自在に装着される半導体記憶装置において、
上記電子機器に装着されたとき、グローバルポジショニングシステムに基づいてGPS信号を受信するGPSアンテナ手段と、
上記アンテナ手段から出力されるGPS信号からGPS受信情報を生成するGPS信号処理手段と、
上記GPS信号処理手段で生成された情報を、上記電子機器に装着時のGPS受信情報データとして記憶する記憶手段と
を備えることを特徴とする半導体記憶装置。 - 上記記憶手段は、上記GPS受信手段で得られた、上記電子機器使用時の緯度経度、高度、時刻、スピード、ヘディング方向情報をGPS受信情報データとして記憶することを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。
- 時刻情報を維持するクロック手段をさらに備えることを特徴とする特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。
- 上記GPS信号処理手段において生成されたGPS受信情報は時刻情報であって、当該時刻情報に基づいて上記クロック手段の時刻情報を修正することを特徴とする請求項3記載の半導体記憶装置。
- 上記GPSアンテナ手段がGPS信号を受信していないときにも、上記クロック手段により時刻情報を継続して把握していることを特徴とする請求項4記載の半導体記憶装置。
- 修正された上記時刻情報は、上記電子機器がコンテンツ再生の時間条件を満足するか否かを判断する際に利用するために取得する時刻情報であることを特徴とする請求項4記載の半導体記憶装置。
- 上記GPS受信情報データは、上記電子機器がコンテンツ再生の時間条件及び地理条件を満足するか否かを判断するために取得するGPS受信情報データであることを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。
- 上記半導体記憶装置が、上記電子機器に装着されたときには、少なくとも上記GPSアンテナ手段が露出することを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。
- 上記記憶手段は、上記GPSアンテナ手段とGPS信号処理手段とにおけるGPS受信機能を駆動させるプログラムと、上記電子機器との間の通信プログラムとを記憶していることを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。
- 上記記憶手段は、上記GPS信号処理手段が計算した過去のGPS受信情報を過去の軌跡データとして記憶しておき、上記GPS信号処理手段が新しいGPS受信情報を取得できない状態の時でも、上記電子機器が該記憶手段の過去の該軌跡データに基づいて電子機器の現在位置を類推するために取得する該軌跡データを記憶しておくことを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。
- 電子機器に装着されたとき、グローバルポジショニングシステムに基づいてGPS信号を受信するGPSアンテナ手段と、上記アンテナ手段から出力されるGPS信号からGPS受信情報を生成するGPS信号処理手段と、上記GPS信号処理手段で生成された情報を、上記電子機器に装着時のGPS受信情報データとして記憶する記憶手段とを備える半導体記憶装置を着脱自在に装着する上記電子機器であって、
上記半導体記憶装置から、上記記憶手段に記憶されたGPS受信情報データを取得する取得手段を備えることを特徴とする電子機器。 - 上記電子機器は、該電子機器の内部時間を保持するクロック手段と、
上記半導体記憶装置が装着されたとき、上記半導体記憶装置からの時間情報に基づいて、上記電子機器の上記クロック手段における時刻を正確な時間に調整する制御手段と
をさらに備えることを特徴とする請求項11記載の電子機器。 - 上記制御手段は、調整された正確な上記時間に基づいて、コンテンツ再生の使用時間限定条件を満たしているかを判断することを特徴とする請求項12記載の電子機器。
- 上記電子機器の使用地域データを記憶している記憶手段と、
上記半導体記憶装置の上記GPS受信情報データに基づいて、該使用地域データを更新する制御手段と
をさらに備えることを特徴とする請求項11記載の電子機器。 - 上記制御手段は、上記記憶手段に記憶されている使用地域データに基づいて、コンテンツ再生の使用地域限定情報を満足しているかを判断することを特徴とする請求項14記載の電子機器。
- 上記電子機器内部時間を保持するクロック手段と、
上記電子機器の使用地域データを記憶している記憶手段と、
上記半導体記憶装置が装着されたとき、上記半導体記憶装置からの時間情報に基づいて、上記電子機器の上記クロック手段における時刻を正確な時間に調整すると共に、上記半導体記憶装置の上記GPS受信情報データに基づいて、該使用地域データを更新する制御手段と
をさらに備え、
上記制御手段は、調整された正確な上記時間に基づいて、コンテンツ再生の使用時間限定条件を満たしているかを判断すると共に、上記記憶手段に記憶されている仕様地域データに基づいて、コンテンツ再生の使用地域限定情報を満足しているかを判断することを特徴とする請求項11記載の電子機器。 - 上記制御手段は、上記半導体記憶装置が装着されたとき上記半導体記憶装置の上記記憶手段にアクセスし、上記GPS受信機能を駆動するプログラムと、通信プログラムとを取り込んで実行し、上記半導体記憶装置の上記GPS受信機能を駆動すると共に、上記半導体記憶装置との間の通信を自動的に設定することを特徴とする請求項11記載の電子機器。
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